ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

wowowドラマ

wowowドラマ「変身」1 ☆☆☆

働く神木くん。彼女と過ごすクリスマス。そんな年齢になったんだねえ……。


さておき、宝石店での発砲事件にまきこまれ、長い昏睡の末に目覚めた主人公成瀬純一(神木隆之介)手厚い看護の中、リハビリは順調に進むのに、いつまで経っても面会謝絶。病室からも出られない。

天涯孤独、がポイントですよね。どんな手術をしようが、さすがに両親がいたら会わせないわけにいきませんが、恋人ならずーっと毎日通って来ようが説明義務もナッシングで追い払えますもの。


情報なしに2ヶ月弱、ついに『関係者以外立ち入り禁止』区域に入り込んだ彼女さん(二階堂ふみ)。偉い先生(伊武雅刀)の英語の電話に彼の名前を聞き取ります。そして小耳に挟んだワードはなんと

「生体間脳移植」

ええええー!

物音をたててみつかってしまうも、医師は妙にニコニコ。では会わせてあげましょう…ってさ、口封じに殺されちゃうんじゃないかと思いましたよ(><) ところが意外にもフツーに面会でき、その後もフツーに友人も同行できて警察の事情徴収も来ちゃう、と。

ただ納得がいかないのは記者会見で、移植のイの字も出ずに『薬が効いた』と発表されて……??


一方、報告書を書くんだかで撃った犯人のその後を調べている刑事さん、屋上で追い詰められた末に自殺したと聞きつけますが、その箇所が「頭部」「胸」と報告によって違うことに。でも運ばれたのはあの病院。


結局これ、神木くんの脳欠損部に犯人のをつなげてみたんでしょうねえ。

そして人格が変わっていくのかな。

既に絵のタッチが違う、根気が続かないと変化を自覚している主人公。でも脳に重症を負ったならそのぐらいのことはあるでしょうよ。帰宅して、隣室の騒音にイラっとするのも。

ただ、愛する彼女メグの容姿に不満が湧いたのは……さて。


大人しくて真面目な、でも少女を救うためなら身体を張れる正義の人神木くんが、どんな悪人に変身してしまうんでしょう。でもあの犯人も根っからの悪人というよりは事情がありそうでしたよね。

「馬は土曜に蒼ざめる」by筒井康隆を思い出しつつ、次回が楽しみです。


「贖罪」wowow 1~3 ☆☆☆

胸くそ悪い系。


さすがあの「告白」作者の原作らしく、細部まで行き届いた居心地の悪さです。


小学生の女の子が殺される。

それだけでも酷い話ですが、母親(小泉今日子)が居合わせた幼い友人たちにかける言葉はまさに呪い。

「絶対許さない」

「償いをしろ」

ひー(><)

また、それに応えて子どもたちも、1人は成長を止め(「フランス人形」)1人は武闘派になって子どもを狙う男を殺し(「PTA会臨時総会」)1人は引きこもり(「くまの兄妹」)……。

それぞれのやり方で償いを模索するけれども誰1人幸せにならず、犯人も捕まらず、どの話でもまた人が死んでいくという。あああ。


15年経っても「いつまでも変わらない」母キョンキョンも好演ですが、どの回も役者さんが熱演です。

1話の森山未來の御曹司具合、壊れ具合、絶妙。

2話の小池栄子の生真面目さ、冷たさ、周囲を刺激することでしょう。

3話の加瀬亮。また気がつかなかった、どんだけカメレオンなのか!


地上波ドラマでは出来ない映像表現がwowowでは出来ると監督がお喜びだそうですが、だからといってエロやグロが過激なわけでなく、主に筋立てがもう気色悪いです。目が離せません。最後で犯人はちゃんと分かって捕まるんでしょうか?むしろもっとひどいことになりはしないかとハラハラです。

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