またもwowowみたいな刑事ドラマ。売れ筋なんでしょうかね。
警視庁警備局長(長塚京三)が「僕の兵隊」と自慢する、秘密部隊。想定外の事件は、規格外の人物にしかまかせられないのだそうで、西に東にとんでもない事件ばかりを解決してまわる5人は『特捜班』なのです!
格闘担当が2名、チャラい小栗旬と無口な西島秀俊。爆発物担当の野間口徹、交渉/取り調べ担当田中哲二に、IT担当が紅一点(新木優子)
ある日は走る新幹線の通路で座席で大立ち回り、挙句橋の上で緊急停止させ、爆弾ごと河に……!! またある日は首に爆弾をつけられた大学生の、大臣である父がもみ消したという悪事の数々を調査に走り、ビルから飛び降り×2、爆破スイッチを持つ男を見つけ出します。
派手かつ目新しいアクションは見ていて飽きません。
狭い新幹線内では座席に阻まれたり荷物を投げたりと、工夫がありました。ワゴンのお姉さん超逃げてー!
ビルの5階6階から降りて先回りする方法にも流派があるようで、西島が各階の手すりをキャッチしながら落ちていく(体操の鉄棒空中技の様にw)のに驚いていたら、小栗は空中にダイブ!……いちおう樹に突っ込んで勢いを殺してはいたようです(^^;;;) そして大学生の首の爆弾を、無事に解除できるのか??
もーどこをとってもメチャクチャ危険な任務。一体どれだけのお手当もらえたら、もしくはどれだけの正義感を持ちあわせながらも刹那的でいられたら、こんな事件ばかりで嫌にならないのでしょう。
警察ものは興味ない、という旦那が最初の5分だけ……といいながら寝もせずに最後まで一緒に見ちゃいまして、引き込まれるものがあります。ただし、次の回が気になるのか、毎週楽しみに観るかというと、それはまた別の話かな……。特に1話は忙しすぎて、どちらの事件も人死にが出なかっただけでスッキリ解決なわけでもないでしょう。その誰も死ななかったことが、偶然でなく『彼らの力あってこそ』と力説する警備局長は頼もしかったですけどね。