ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

黒川智花

「MIU404」~9 ☆☆☆☆

「間に合った……!!」
そう絞り出した伊吹を、ハムちゃんごと抱きしめる志摩。もちろんBGMに「感電」もう胸熱×胸熱でしたね!

 伊吹(綾野剛)が志摩(星野源)を闇からすくい上げた6話。
でも以後、それが尾を引いたのは
「俺が眼を離したから」
「それは俺が電話をしたから」
と盗聴器問題であったり、『相棒殺し』への反論だったりと、改めて感謝を述べるような繊細なことでなくw 反面、立ち回りの共闘などバディみは増し増しで嬉しくなっちゃいましたよね。
7話、逃げ続けた10余年を服役にあてていたらとっくに新しい人生を踏み出せた、という逃亡犯の吐露に、視聴者は隠れ続けるハムちゃん(黒川智花)の無念や、3話以降逃亡中の未成年成川(鈴鹿央士)を重ねたり。そして8話、猟奇連続殺人と、伊吹の恩師ガマさん(小日向文世)と。次は伊吹のターンとは予想できたものの、過去のやらかしでも、志摩のような後悔ですらなく、まさかのガマさんが(直近の一件だけとはいえ)犯人だったとはorz
 何が出来たのかな、と泣きじゃくる伊吹。
伊吹がもっと無能なら、聞き込みはガマさんに及ばず。志摩ももっと無能なら、騙されたままだったでしょうにね。気付いてしまったら、見過ごせない。悲しく辛いエピソードでした。

 そんなこんなを!たくさんの点を、どんどんとつなげて線にしていっての9話!
沈む伊吹を、今度は自分から盛り上げ励まし、共に前に進もうとする志摩がいるんですよ!

 久住(菅田将暉)に拾われていた成川がいっちょまえな顔で裏社会に足突っ込んでしまっていて。『女詐欺師』を探して賞金ゲット!と、何も知らずにハムちゃんを追い詰めていく。
『孫を探しています』
と、善意に偽装しネットに拡散されてしまう写真。接触してからも、
『不登校で』
『住むところも、未成年は契約が』
と、家出人としては決して嘘じゃない哀れげな相談で気を引いて、善意のハムちゃんをおびき出そうとする卑劣。それでいて、探されている女の命の危険は想像も出来ない無邪気さorz
挙げ句、
『狭くて暗くて冷たいところ』
にハムちゃんと一緒に堕とされてしまう成川なのでしたが。
そもそも、出歩けないハムちゃんが成川と出会えた理由がエトリ証言が疑われ警察に再度呼ばれたからなのだから。とっととエトリを捕まえられないことに端を発し、元から全て警察のせいだろうがよーorz
 とはいえその警察にだって、全力で誰かを救おうとしている人たちがいる。

 ハムちゃんの危機に野獣と化した伊吹と、冷静に監禁場所を探った桔梗(麻生久美子)と志摩に、以前成川にした対応を猛省する九重(岡田健史)も加わった必死の捜査で……見事!無事に!井戸の底の二人を発見!!!

「間に合った!」

それは実際に死に瀕した二人だけでなく、今度こそ救いたかった機捜メンや成川家も含めいろんな人のためになったんです(><)
そして本名不詳実存不明のエトリも、ついに逮捕され……。

 た、と思ったら爆破かい!

 気さくな大阪弁で家出少年を取り込み、使えなくなると切り捨てる久住。クズを見捨てるからクズミ、とうそぶく顔のいつになく不細工なこと。演技力で美しさって消せるんですね。そしてまさかのエトリ殺害。そんな大それた悪人だったのね?

 そういえばUDIラボまで出て「アンナチュラル」世界と更につながり、連続殺人犯はまだ野放し。ナウチューバーがどうしてたっけ、とこの先の展開も気になりすぎる今作。やっとこれ書けたから、さあ今から10話観るぞー。怖いけど観るぞー。

「Tomorrow 陽はまたのぼる」3,4 ☆☆+☆

病院に残す=親切でもないよね。
いっそ航平の仕事をケースワーカーにすれば、医療費の適切な補助金の申請とか退院後の生活の手助けとかをメインに出来たのにー(親が失踪のぜんそく子供は特に、病院にズルズル置くより施設なりでしっかり生活&通学させてあげるのが周囲の大人のつとめだと思う)

でもおばあさんを説得する場面は素晴らしかったです(><)
航平先生相変わらずな滑舌で、トツトツと語ります。台詞覚えてる?と心配になりましたが、あの癒し系の声で長台詞聞いていると段々、立て板に水じゃないからこそ心に響くのね!!と思えてしまいます。

そうかー。全国バイクでさまよってて、たまたま立ち寄って居着いた街だったんですね(え?それで市役所勤めって、バイト??)
そして更にたまたま、自分のミスで死なせた人の娘と出会うと。
たまたま。

愛子ちゃんをまともに見られない。
屋上に呼び出し。

これ妹じゃなくたって、もしかしたら愛子自身だって ”告白??”とか思いながら呼び出されたかもと思っちゃうんですけどー。
その内容は”キミノオカアサンガシンダノハボクノイリョウミスデス”って!

どーんと告訴されて下さい。


運命の出会いと赤字病院再建、どっちを描きたいのか良くわかリマセン。
(それとも、そのぐらい後ろ暗くないと地方市民病院なんかじゃあ働きませんってことなの??)

行き場をなくした患者を心配する愛子と航平。2人とも、他人を気遣う強さとその気持ちを生んだ過去があって、いいスタッフだしお似合いです。うん。
だからこそさー。
あんまりに偶然な直接の当事者じゃなくって、愛子が憎んでる相手と同じことをしてきた、っていう辛さぐらいにしておいて欲しかったんですけど。

来週は袴田君がやって来て何が起こるんでしょう。
見るつもりではあるのですが、かなり食いつきダウン。

「Tomorrow 陽はまたのぼる」2 ☆

「この病院の再建を手伝わせて欲しい……医者として」
ハ?

最後の最後でやっぱり言ってしまいましたよ。
今回は、もう出向してるからだかなんだか市役所らしいお仕事はほとんど無しで手術突入でしたから、普通に彼はお医者さんとして見てた人もいたのでは。 ”市役所職員”としてどう動くのかが興味深かったので、言っちゃなんですが”ただの医者(それもブランク8年)”になられては興ざめです。

ヒロインの妹(黒川智花)の病気は先天性のものだったんですねー(脳に動脈瘤?)
現在は普通に元気なのに、突然死ぬかもしれない。
「金で命を買うのか」
とセレブ病院を批判していたヒロインも、いざ妹に命の危険がとなると金に糸目をつけない方向で頭を下げる。でもその支払い出来るの?とちょっと要らない心配をしていたのですが。

結局そちらに行く前に発作を起こして市民病院に担ぎ込まれました。
動かしたら危ない、と居合わせた主人公が緊急手術。これはなるほど。熟練医が到着するまでのつなぎ処置ならブランク8年でも、何とかなるかも??
携帯電話越しに指示する遠藤先生の技量あってこそ。充電大丈夫か、がポイントですよね(笑)

手術成功で沸く顔見知りの入院患者達。
結果オーライで考えると、セレブ病院行くより安くあがって市民病院バンザーイ(^^;;;)
そういうことなの??

竹野内豊マジックでぽーっとしていた前回から一転、引き気味で見てしまった回でした。
姉とも妹とも、ちょっとしたことで知り合いに……って、狭い街なんですって言いたいならそれこそ、待合室のジジババ子供連れに
「この間はどうも」だの
「あれ?市役所の人がどうしてー?」だの
言われてる場面があればいいのに(あった?見逃してた??)

病院の藪医者(笑)さんが、「帝王切開ぐらい俺だって」と文句言ってたのにちょっと笑いました。でも言いたくもなるよねー。更に今回、勝手に手術始めて「目の前に助かる命があるのに」云々って、他の医者に喧嘩売ってるとしか。
そこで医者として転職って、職場環境良くないぞー。

”医者を辞めた理由”は次回に持ち越し。
医療ミスなのは分かってたけど。ヒロイン姉妹と関係ありませんようにー。
実は主人公の謎よりも遠藤先生の事情の方が気になります。

「逃亡者」10 ☆☆☆

 「そういうことか・・・・」
って峰島っ何??何なの???(後でわかります)

 ホテルには先回り、指紋データのすり替え。
警察側の、あからさまなもみ消しが出てきたと思ったら
「**のお父さんは警視総監なんだよっ」
 病院側でも、隠し事がただの医療ミスどころじゃなくて、違法な生体間移植とかいうえぐい疑惑が噴出です。
 やっと面白くなってきた?!!(って、最終回一回前なのに^^;;;)

 実際問題、警視総監ごときがそんなに偉いのか?って気はします。
しかも本人でなく娘。病院が法を犯すリスクを負うには、あまりに間尺に合わないですよね。

 移植が事実なら、これからの一生を免疫抑制剤と共に生きることになった娘。手術跡もさぞ目立つ身体で、夏の花:ひまわりと抱き合わせで春売ってるそうですひまわり
 自暴自棄になるのは分かる気もする。

 あと一回で、ピースがどれだけはまっていくのか楽しみになりました。
とにかく、りくくんが無事でありますように。

 そうそう、田所の身辺調査があくまで「永井の被害者」として行われているところがツボでした。するってーと、田所邸の銃器は?? 永井が持ち込んだことになるのかなー。
 宿泊者死亡の場合、宿泊代は踏み倒しになるのか遺品の通帳からハラってもらえるのかも気になるところです。
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