ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

高橋克実

「無能の鷹」1〜3 ☆☆+☆

 この手のバカドラマはサクッと30分でいいのに。
 ……と、少々飽きながら見た1話で切ろうかと思っていたのですが。2話からはキャラ紹介が終わってテンポアップしたのか、こちらが慣れたのか笑 案外楽しく見ちゃってます。

 で、肝はヒロインが無能。一点突破!

 そのルックス、その立ち居振る舞い。どう見ても有能な上司なのに、実は無能な鷹野ツメ子(菜々緒)は新入社員!
 鷹野をてっきり先輩と思い就活時に憧れていた鶸田(塩野瑛久)は、営業プレゼンが弱気な自分も、出来る仕事がなく社内で動画見てるだけの鷹野の現状も嫌すぎて……。ある日、ダメ元で同期2人で営業に出かけてみると。なんと!
 適当な談笑も、何か高尚な暗示があると思われるほど有能に見える鷹野が安心感を相手先に与え、「私より有能」と彼女が紹介すれば鶸田の話も聞いてもらえて契約ゲット⁈
 その後も、自分の無能をまるで気にしてない鋼メンタル鷹野の行動で、社内外が何かと上手くいってしまうのでした〜笑


 とにかく鷹野が有能そう。
って、女優菜々緒が今までの秘書刑事忍者弁護士暗殺者と数々のキャリアで築いてきた有能感に乗っかってるわけで、キリッとアップで微笑むだけでそりゃデキる女漂いますよ〜。それが実は、ダブルクリックも出来ない笑 菜々緒はそれで良いんですか⁉︎

 そして物語中では、何もできず1日暇でも気にしないヒロインはどうでもよくて。 それを根気よく褒め続け教え続ける教育係鳩山(井浦新)が健気なんです。マウスを「そのカメムシみたいなの」と言い換えるレベルよ?途中で流石に「バカッ」と言いかけただろう「バッ」で口を塞いで悶絶してからの
「バ……バッチグー!」
はもう泣けます笑 ほんとこの優しい人が報われてほしい。 弱気な一般人で振り回される鶸田くんも、華奢で猫背な塩野ナイス配役。
と、3人出てくれば気がつくでしょう。雉谷(工藤阿須加)朱雀(高橋克実)鴫石(安藤玉恵)と、社内の命名全て鳥なんです。朱雀カッコいい笑

「青のSP(スクールポリス) 学校内警察・嶋田隆平」1 ☆☆☆

 教育関係者の旦那、大絶賛(^^;;;;;) 日頃から教師の権威失墜と忙殺を嘆いてますからねー。ドラマの過激な論調にも、そうだそうだー学内の事件も、どんどん警察に関与させるべき!ですってよ。まあ確かに、聖域というなら教師の権限がもっと強くなくてはね。

 夜の街を巡回していた女教師浅村涼子(真木よう子)は、注意した他校の生徒に刃物を向けられる。そこへ現れ、片手間に生徒を倒した不思議な男は捜査一課の刑事だった。
翌日、涼子の勤務先にSPスクールポリスとして現れたのも、その男嶋田隆平(藤原竜也) 米国韓国での成果を見据えたモデル校として……と安心安全な学校生活を説く校長(高橋克実)に対し、壇上に立った嶋田は、警察は生徒を守るだけではない、違法行為があれば
「生徒でも遠慮無く警察に突き出します」
と宣言するのだった。

 はいここでざわつく生徒達。いや違法行為があれば、なんだから、騒ぐコトじゃ無くない? 冒頭の夜の街の事件でも、涼子先生は嶋田が学校でなく警察に連絡したことを『やりすぎ』と評します。イヤイヤあのままなら刺されてて、それ犯罪だから! 私学だからきっと退学になっちゃう……って、刃物で襲ったせいですよね?
 その後も、授業を無視して音楽鳴らし続ける生徒が注意にキレてガラス割って椅子投げて大暴れ。
確かに教師一ノ瀬(石井正則)も、スクールポリスが逮捕してくれるのを狙って絶対怒るセリフで挑発したわけですが。まんまと欺される短慮な子供であることと、実際に授業を邪魔しガラスを割り暴れたことの非は分けて考えなくては。悪いことしたら、ごめんなさい、でしょー。 

 そしてまた今時なのが、嶋田が生徒(真田一樹)を組み敷いて手錠をかける映像がネットに流され炎上、職員室の電話が鳴り止みません。更に同じ『ブルーナイト』名義で暴露されたのが、一ノ瀬の夜の私生活(^^;;;;)   ブルーナイトは誰??

 ミスリードでもなく本当に生徒の仕業。それも休み時間でも勉強している真面目ちゃん三村(吉柳咲良)の犯行でしたよ。
先に誹謗中傷を書き込んだのは向こう、自殺した親友の仇を取っただけ!との主張なのですが。問い詰めた嶋田は高笑い。嘘だ、書き込みが始まったのは自殺より前、自分勝手な犯行を美化するなとまあ身も蓋もないことを。 クラスメイトがいる教室で、そこまで言う?(呼び出しても席を立たなかったのは本人ですけども)
 そこで学内に暴漢が乱入。
ブルーナイトの暴露で職だか家族だかを失った男が、1年C組三村を名指しで殺しに来たのでした(え、ブルーナイトを呼ぶんじゃなく三村を?嶋田のリーク?)阿鼻叫喚逃げ惑う生徒達の波に逆らって三村を連れてきた嶋田は
『責任をとれ』
と、暴漢の前に三村を押し出すのでした。

 もちろん、危機一髪刺される前に止めましたけどね!

キツいお仕置きが功を奏して、三村は自ら望んで逮捕されるほど反省。でも男の罪に殺人未遂が加わりましたよ?? それでいいのかスクールポリス?
校内に盗聴器を山ほど仕掛け、生徒が語る彷徨う霊の話にまで反応。
「この学校に何があったんですか?」
と涼子に問う嶋田ですが、何か知ってて来たのでは?
中学生が「守るに値するのか」知りたいと、スクールポリスに志願した嶋田。その過去と赤嶺中学の関係は?

 その他教師に、須賀健太や山口紗弥加。そうそう山田裕貴が教師でなく警察側ですw

「夜がどれほど暗くても」1、2 ☆☆☆☆

 岡田結実がとても印象的。

 週刊誌『時流』の副編集長志賀倫成(上川隆也)は、夜討ち朝駆け。スクープを嫌う部下(加藤シゲアキ)を叱咤激励、生き馬の目を抜く業界で戦っていた。ところがある晩、大学生の息子健輔(葉山奨之)が恩師夫婦を殺害し遺体横で自殺を図って逮捕されたと警察がやってくる。
駆けつけた病院を、自宅を、囲むマスコミ。ゼミの女性教授に横恋慕しての狂気の犯行と報道される中、意識を回復しないまま健輔は死亡。どうしても息子の反抗だとは思えない、と志賀が手記を綴った週刊時流は完売するが、社には非難が殺到。不人気月刊誌時流に異動となった志賀を、妻(羽田美智子)までが責め立てる。息子の何を知っていて手記を書いたのか、と。
 父の仕事を嫌った健輔とは、もう何年も別居。父子は断絶していたのだった。

 一夜にして追う側から追われる側になってしまった男の苦悩と、マスコミ・ネットの功罪を描いて目が離せません。部下にまでマイクを突きつけられ、あっという間に自宅や顔写真が流出、街頭アンケート取材では若者に囲まれ動画を流され、不倫取材でもターゲット(袴田吉彦)に逆に撮影されて脅される始末。
 被害者夫婦の遺児奈々美(岡田結実)もまた、報道や手記に振り回されて怒りを募らせ夜道で志賀夫婦に斬りかかり、両親に詫びろ!と叫びます。娘さんだと分かりつつ、警察には彼女をかばう志賀ですが、高校でも事件を発端としたイジメは過熱し……。
 一方で、事件に違和感を覚える捜査一課宮藤(高嶋政伸)は被疑者死亡での送検をためらっています。そこに届いた科捜研分析は、遺書メールが本人のものでない高い可能性! 
志賀健輔は冤罪なのか? 真犯人はどこに? そして健輔を犯人だとして志賀一家を非難した者達の責任は。

 wowowドラマらしい高い完成度。緊迫した展開に眼が離せません。
その中でも眼を引くのは、上川隆也の頬とw 岡田結実の目力!
受験大学の下見でと、事件当日不在だったところを、長澤(原田泰造)ら担当刑事に保護され不安げな表情から、死亡を知らされてギラギラと眼を光らす様子! コメディで見ることが多かったのですが、追い詰められても魅力的です。「負けるみたいでイヤ」と、清掃されたとはいえ殺害現場の家に戻る気概!しかし独りでは絶叫し、志賀の手記を読んだ店頭で暴れ……。両親死亡後に、頼る親戚もないんですよ、この子どうなっちゃうんだろうと心配です。
しかし警察すら奈々美の滞在ホテルを手配してくれるというのに。志賀はなんだって頑なに事件当日から自宅マンションに戻るんでしょう。入り口にはマスコミが殺到し、いたずら電話、FAXが鳴り止まず奥さんは病むわ、理事会には出て行ってくれと迫られるわorz ネタ元を匿ういつものホテルとかあるでしょうに~

「ワケあって火星に住みました エラバレシ4ニン」1 ×

 時は2030年、数千人の応募者の中から、選ばれて火星に赴いた勇者たちの小さな小競り合いが描かれます。

 4人ごとに1チーム。テーマを与えられた何日か後には不適格者を選んで排除。え、片道切符で戻れないって何度もいうのに、行ってから選考してどうするの? 閉鎖空間で暮らすテストは事前にしておきましょうよー。

 また、火星行き志願=何か嫌なことが、の決めつけが疑問。恋に破れたの友に裏切られたのって、何かが嫌で逃げて火星に行くようじゃ、その傷が癒えても、火星でまた嫌なことがあっても、詰むよ? どうせ集めるなら、地球の環境に何一つ文句はないけれど、火星でしか出来ないことがある!ぐらいの研究バカにしておかないとなのにね。

 そんなわけでLABO1。
元刑事の東山(崎山つばさ)は、持ち前の観察眼で他3人のメンバー、イタリアンシェフ鐘近(仲村トオル)ヨガインストラクター竹野(玉城ティナ)後天性肥満荻田(森田甘路)の前職や、そのキャリアを捨てて火星行きを志願した理由をズバズバと当ててしまう。
そこへ届いたのが、アフリカマイマイ!
これからは、肉の代わりにこれを養殖して食べろとの指示を受け、自己満足シェフから脱却した鐘近が腕をふるって数々のレシピを完成させたのだが…。

 これも、片道で送り出す前にちゃんと聞くべき「かたつむり食べられますか?」ってw  私はエスカルゴ平気なので多分大丈夫ですが、どんなに高級店だろうがエスカルゴ食べない派の弟ならきっと憤死ですよw  でも、研究テーマ食材を食べられない&激昂したから不適格、ではなくて。
『隠しておきたいことを暴きたてるから』
と他3人一致での不適格決定(^^;;;;)   他人のことばかりで、東山自身は自分の志望動機は言いませんでしたから、そういうことなのかも。しかしその場で止めることも出来る程度のこと、後から吊るし上げるのも嫌な感じ。

 さて、各チームの不適格者が集められて別チームになる模様。 このドラマ自体が舞台と連動企画だそうで、舞台の出演者が4人。そこに東山役の崎山つばさが入っているところを見ると、舞台版はその不適格チームでの出来事なのかな。しかし上記の志願理由の甘さといい、今回の自己紹介で皆「元○○」と言わずまるで現職のように語っている様子といい(2度と地球に戻れないなら退職してきたでしょうに)、大雑把なことになっていそうです。

 そうだ狂言回しに、航空宇宙センターWASAの部長(高橋克実)と秘書(八嶋智人)が。2人の出番は確実に面白いですが、地球にいながらの指示なのよねー。
 ホント頼むから、事前にテストしておいて。それともそこが、実はまだ地球にいましたよーん的なオチになるのかな? これからの回も役者によっては興味ありますが、さて。

「デジタル・タトゥー」~最終回 ☆☆☆

 大団円。
やっぱり家族はタイガの政治向き素養を見抜いていたけれど。地盤を継ぐ誘いをはねのけたタイガは、父の不正を告発。YouTuberとして今日も行くのでしたw

 2話の痴漢自演以降も、女が妙に悪者な事件が続いて少々辛かったです。
SNSでの名誉毀損にリベンジポルノ。タイガへの殺害予告こそ男性でしたけど、美貌の政治家(矢田亜希子)に粘着するインフルエンサーの正体は地味女(徳永えり)、早紀の事後ツーショットをばらまいたのは映ってる元カレじゃなくて仲良しの同級生女子でした、と女子=陰湿の図式?? 特にインフルエンサーは、自撮りではネイルも髪もファッションもばっちりなのに、普段がおばさんニットで自宅にもブランドもの積んでないだなんて納得いかないや。

 で、プライベート写真流出でアナウンサー内定を失いかけた早紀(唐田えりか)でしたが。炎上しても叩かれても折れないタイガを見習い、自分も諦めない決意をするのでした! いざ交渉となれば、おかかえ弁護士で父登場ですから心づよいですよね(^^)
しかし写真の他にも自殺未遂のデマなど流したお友達、実は小学校で早紀にイジメられたクラスメートだったとか。その回想が、もう勘違いでも偶然でもなく、その子を生贄に自分を守ろうと、めちゃ意図的にマウントをとってイジメ始めていて、早紀ちゃんなんちゅー根性悪だったのかと(^^;;;;;;;) 
父のはからいで事務所で顔を合わせ、お互い絶対に許さない謝らないと言い合いながらもやっぱり、きちんとあって話して区切りがついた、そんな女同士の対決は見応えがありましたが……。その前のミスコンでわざわざ近づいて仲よさげにふるまってた時期が意味わからんのですよ。 ああでも、彼女が流したデマや写真に負けずに早紀がアナウンサーとして活躍すれば、二度と消えない汚点と思われたそれが、結果的に大したことじゃなかったことになる、そうしたらまた笑顔で会える日が来るのかもしれません(そんな経歴ひっさげて入社する新人アナ、ひそひそされるのか弄られるのかw 頑張れ早紀ちゃん)

 タイガ殺人未遂は、『主人公がタイガに似てる』ゲームをクソと貶めたことが伏線でしたよw 酷評で打ち切りにって、恨まれてましたが。知名度上がって、ユーザー増えるでしょ、その上での好き嫌いはゲームの実力では……。

 自死したタイガ兄が遺した、父の不正の証拠。貸し金庫のパスワードがtaiga_ganbareだったのは泣けました。YouTuber活動も見ていたそうじゃないですか。自分より政治家向きで父にも期待されている、カリスマを備えた弟が、その証拠を握ったらどう使うと思っていたんでしょうね。告発か出馬か、その可能性はどちらもありかもしれませんが、まさか自分を追い詰めた検事にそれを、最初にみせる仲になっていることだけは、思ってもみなかったことでしょうw

 さてこの年の差コンビ、続くのか。その時はもう少し女性蔑視な感じ和らいでいて欲しいものです。

「デジタル・タトゥー」2 ☆☆

 殺害目的の誘拐?
……とも見える動画をネットに流し、身を隠すことにしたタイガ。 ほとぼりが冷めた頃にVtuberで返り咲く、といいつつ岩井の事務所に居候。岩井の娘にみつかる場面では、父岩井の挙動不審と相まってBL的勘違いはさまれたらどうしようかと思いました(^^;;;) 娘さんタイガ知ってたのねw

 居候の代金にと勝手に、岩井をネット犯罪対策エキスパートに仕立てたHPを開設するタイガ。 送信防止措置請求、裁判、仮処分!早速タイトル通り、『デジタルタトゥー』=過去の犯歴にお困りのお客様がいらっしゃいます。痴漢の前科がネットで広まり塾が生徒ゼロに、それも冤罪だったのを検事時代の岩井が有罪にしたと主張する大野(中村靖日)なのですが……。

 法律ドラマで痴漢って、女性の偽証をひっくり返して冤罪になるケース多くないですか。それ以上に日々痴漢っているのに、男性はまたこれ見てほら冤罪と思っていそうでちょっと不愉快に。被害女性の現在が、痴漢の言いがかりで金を巻き上げる常習者だとしても。花の女子高生だった8年前にもそうだったとは限らないじゃないですか……ねえ岩井さん。まるでバランスを取るように、書き込み女性は性犯罪の被害者で『許さない』『一生GPSつけて過ごすべき』と息巻いてますけども。うーん、そこに痴漢の冤罪被害を挟んできちゃうと、いまだに夜道が怖いこの人の主張まで『でも冤罪が…』と薄まっちゃうじゃないですか。
被害者加害者双方に嘘の可能性がある痴漢じゃなくて、盗撮など明白な犯罪で『僕じゃない』の主張だけしてもらいたかったです。
 また、岩井にしてもらいたい主張も『だから冤罪だってば』などという、過去の自分の仕事を貶める発言じゃなくて!前科一犯だとしても更生している人に協力してやってくれ、という落ち着いた発言でしょうに。それに、大人相手の日本語学校でそこまで『教育の場』云々を言うかなあ……。

 さておき、書き込みIDとネットオークションの紐付けを見つけたタイガが、子供服を落札して書き込み女性(中越典子)の住所氏名をゲット。わあ、書かずにやりとり出来るアプリにしなきゃですね〜(^^;;;;)  で、岩井の説得より、大野が手作りした教材のすばらしさに心打たれてくれた様で一件落着しますけどね。この教材ネットにアップして話題になれば、大野も教育系Vチューバーへという道もあったなあと思ったりしてw とりあえず生徒も戻ってよかったですけどね。書き込み削除されたからって、読んじゃった人の記憶や噂はリセットできないから戻るの早すぎではあります。

 岩井の娘さん(唐田えりか)がミスコンで優勝。アナウンサーにも内定とめでたい限りですが、ミスコンの優勝インタビューでポイント稼ぎに言ってみた『国境なき教師団に入るのが夢』が一人歩きして、嘘つき呼ばわりで炎上です……匿名の攻撃に怯える娘さんのメンタルが心配ですね。 

「デジタル・タトゥー」1 ☆☆☆

 毒舌ユーチューバー、タイガ(瀬戸康史)に殺害予告!
年齢差バディものですねw 殺されかけた、でも警察には言いたくないタイガの依頼を受けて、ヤメ検弁護士岩井(高橋克実)はネット民と対峙する羽目になります。

 さて次々と相手を特定しては自宅訪問する岩井! 罵倒、逆ギレはもちろん、格闘にまで。最初のVチューバー(って言うんですって!自分の動きをアニメにさせるタイプの顔出ししないYouTuberを!しかも男が美女キャラをぶりぶり演じてるw)には悪意ある書き込みの削除依頼だけでしたが、明らかに殺意を見せた相手の訪問は、警察にまかせたほうがよろしいのでは(^^;;;;)
タイトルの「デジタルタトゥー」は犯歴や個人情報など、ネットに拡散され消えない履歴。それを示す様に、人物の顔に浮かび上がる『人殺し』『傷害事件』などの文字が衝撃です。また場面を細かく巻き戻してセリフを繰り返す演出も、印象的。

 書き込み犯特定のほとんどの行程はタイガがしても、最終的に身元開示を要求できるのは弁護士だけ。そこで岩井に声をかける関係は面白かったです。また、実は国会議員の息子なタイガ。父親(伊武雅刀)の収賄疑惑を、検事時代の岩井が担当したと知りつつ近づき、親父はどんな奴なのか?と知りたがるのも興味深いです。優等生で秘書だった兄(竹財輝之助)と違い、落ちこぼれの彼は期待されずに、父との接点がなかったのね……。
でも、動画で世界を変えられる、と心躍らせる様子は実に政治家向き、父譲りなのではw いつか父の地盤を継いで、出馬しちゃったりしますかー?

 しかし、闇サイトでタイガ脅迫を依頼したアドレスは……父の選挙事務所?タイガの活動の、選挙への悪影響を心配する秘書の暴走か、それともまさか父本人が?
常に正論まっすぐな岩井は、親父さんに直接聞けとタイガを叱り飛ばすのですが。そんな確認が必要って、既に破綻家族ですよ(^^;;;)それに親父さんは『長男が死んだのは岩井のせい』と、タイガに告げるかもしれませんよ。それでもタイガと岩井は今のままでいられますかねえ……。

 続きが楽しみです。 

「ドロ刑 警視庁捜査三課」1 ☆☆☆

もう刑事ものはいいかなと、見ないつもりでいた私のバカバカ!斬新で面白いです。

まずは主人公班目(中島健人)がまったくやる気なしw
スリ逮捕より映画の予約が大事。定時に帰れる交番勤務で十分で、刑事にはなりたくないんですってw 実は有能で、初対面の紳士(遠藤憲一)が怪盗煙鴉(けむりからす)だとすぐに見抜くのですが、やっぱり逮捕に興味ありませんw
なにしろ殺人=花形捜査一課と違って、空き巣=三課は現行犯逮捕が基本。証拠固めも何日も監視を続けたりと地味で大変で『現場の残り香と同じ香りがした』なんて勘だけじゃ逮捕令状も出なくて、面倒なんですと。あまりの欲のなさに、逆に気になって仕方ない煙鴉。なんと空き巣のプロとして、別の空き巣逮捕に協力すると言い出しましたよ!

侵入の形跡も証拠もない、ただ現場に残るのは香りだけ…とポエムに表現される煙鴉ですが、分類は空き巣w まあ地味ですわね。でも殺人より身近なのは確か。 一方の班目も、面倒や嫌だけど上司に怒られ殴られ、無駄な作業を強要されるのはもっと嫌。煙鴉が揃えた資料と入れ知恵で、簡単に犯人逮捕できるならそれでいいし、協力する煙鴉の方にもメリット=邪魔な同業ライバルの排除、があるというまさにwinwinです。

そんなわけで、言われるままに建物から出てきた伝説の空き巣瀬戸(高橋克実)を逮捕しますが、三課も証拠固めに監視を始めたばかり。まさかの自白でもなきゃ罪に問えないと、逮捕して怒られる始末です(^^;;;;) それでも、拘留期間ぎりぎりに取り調べを許された班目。某所待機の煙鴉に中継し指示を受けながら、煙鴉由来の監視データをつきつけます。
最初は若造がと馬鹿にされ、数々のデータも「だからなんだ」扱い。侵入の手口、窓ガラスに小さな穴を正確にあける「つっつき」実演も鼻であしらわれるだけなのですが。
『瀬戸のプライドをつけ』
と指示する煙鴉を取り巻く刑事たち……。『煙鴉、逮捕!』の連絡にほくそ笑み、戸惑う瀬戸をほったらかす班目は、なんとこれは煙鴉を油断させ逮捕するための仕掛けと言い放つのです。えええ、そういう方向に有能だったけ?バーで愚痴ってたのも、油断させて声を掛けやすくするため?最初からずっと、録音してました? 
そして、もう帰っていいし、なんなら瀬戸の犯行も全部煙鴉がやったことにしとくから~と言われた瀬戸は、俺だ俺だ、俺がこうやったんだと自白&穴あけ実演をしてくれちゃうのでした。はい、証拠確保~w

なるほどそういうことw

瀬戸を警察のマークより以前から尾行し、犯行前後の動向を記録しながらも通報もしてない煙鴉の不審行動は、犯罪系ライターの取材って上には説明した様ですよ(^^;;;) せっかく怪盗煙鴉を本当に逮捕してるのに、何も知らない刑事たちは捜査協力にお礼言って解放しちゃってるじゃないですか~ あ~あw

さーてそれで正式に三課13係に配属になった班目、吹奏楽隊だった美女(石橋杏奈)も来たし、煙鴉逮捕に燃える皇子山(中村倫也)刑事もいるし、いろんな窃盗事件を捜査するんでしょう。煙鴉はどう絡み続けるのか?楽しみです。

「オトナ高校」1 ☆☆

童貞、処女は高校生活やり直し!
……って、高校生に性交渉しろと言っているようなものでなんだかなー。とはいえ、作中の指摘はかなり一理あります。

どうせおバカドラマ、見かけない俳優がやたら脱ぐのかと思っていたら、三浦春馬に黒木メイサ、高橋克実と普通に連ドラ級俳優じゃないですか。枠も1時間。 誘い方、接し方のどこがダメで何が間違っているのか、自分の勝手なイメージを相手に重ねるな等々、身に覚えがあったら反省すべき駄目出し満載です。外見が三浦春馬であってすら玉砕。じゃあ具体的にどうしたらいいのかは次回からかと思うとワクワクしませんか。
以前から冗談で『少子化対策ドラマ』の分類してましたけど、これは本気でそうかもw

『余計なお世話』になる心配は、そもそもアンケート(どこのw)で童貞/処女と答えた者の中から更に、それでも性交渉結婚子育てを熱望している者を選んだそうなので。同性愛者無性愛者が子作りを強要されるわけではないですよ。

主人公荒川英人(三浦春馬)は東大卒のイケメンエリート銀行員。
仕事も順風満帆、大きなプロジェクトをまかせてもらえそう……という夜、突如現れた怪しい男に『オトナ高校』への入学を勧告されます。第二義務教育法案設立に伴い、30歳以上の童貞処女の中から第1期入学生として選ばれたので、期日までに童貞だったら週3日は強制的に高校に通い性交渉について学んでもらう、と。
もちろん風俗経験はノーカウント!

慌てて手近な女性を誘う英人、下心のばれない昼デートから、部屋に誘おうと人気映画のDVDも準備! なのに話すことは仕事と自慢、映画も見ちゃったと言われてがっくり(面白かった?とか、一緒に見ようと思ってたのに!とか、広げようよ、黙るなよw) その後も順調に盛り下がり、呆れて帰る彼女(松井愛莉)を呼び止めて言うことにゃ「ヤラせてください!」ってw 最低w

見事入学することになり、思いがけない顔見知りには出会うわ、チェリーのエリート=チェリートくんなんてあだ名もつけられてプライドはズタボロ。それでも授業のお見合いパーティでは、選ばれる自信満々で態度悪い悪い。こんな輩が、きちんと心を入れ替えて男女交際できるのかー?


結構前のめりで視聴の1時間でした。
もちろん文句もあって、教師陣の描きかたはどうかと思います……。百戦錬磨のモテ男!って、誰とも長続きしてないのではw でも5人の子持ち、とフォロー。ふーん。 もう一人は低学歴低収入でハゲ、でも妻が美人! それだけで勝ち組認定かw 美人の基準ってw と半笑いで見ていたら後半で
「8人の愛人がいます」
って、それは奥さんへの裏切りじゃん。トロフィーワイフがいてこその自分じゃないのかよ。

あとね、童貞処女って別に可笑しくも恥ずかしくもないでしょう。

男同士で見栄を張るのはご自由にですが、そういう話題だと必ず出てくるクスクス笑う女子。ああいう妄想を垂れ流してはいかんと思うのですよ。女性からしたら、人数や風俗体験を誇られるぐらいなら童貞であって欲しかったりしませんか。ご縁がなくて未経験と言える正直さもまた魅力だったり。

「僕らプレイボーイズ 熟年探偵社」1 ☆☆

油井(石田純一)が62歳で、田浦っち(笹野高史)が66歳? えええー(つい実年齢調べたらほぼ逆でした。でも4、5歳しか違わないとかw)


中高年による、中高年のための探偵社。

主人公岩瀬(高橋克実)はリストラされて、ひょんなことからこの探偵社に再就職。まずは結婚詐欺の女(田中美佐子)を追うことに。月給50万円……と思ったら15万円!あと10年残るローンを払えるのか、その前にリストラを妻&義母に打ち明けられるのか?8時からこれを見たいのは同年代のお爺ちゃん……もといおじちゃん達なの? それとも釣り合うご年齢のマダムでしょうか。ヒロインは50代。探偵のサウナ場面はサービスシーン?でも秘書は若い巨乳でぽよんぽよんですよ。 ずっとこれ誰が見るんだろうと思いながらの1時間でしたw つまらなくはないのよ、人情ものでいいこと言ってくれてます。悪人がいないのもいい。でもコント見てる様。ドラマとしてこれをどう受け止めたらいいのかw

(そんなこと言ってる私も、もし西村雅彦が出るなら喜んで見るわけで。高橋克実ファンとか石田純一ファンとか角野卓造の笹野高史の、伊東四朗のファンがお喜びなのかもー)


「メイド・イン・ジャパン」1  ☆☆☆

嫌われ者の7人が会社を救う?


”世界のタクミ”とうたわれたタクミ電機も、経営悪化で余命3ヶ月。無能な社長には内緒で、父親である会長が集めたメンバーは矢作(唐沢寿明)筆頭に7人。それぞれに上に文句を言ったり、リストラしてきたり、途中入社だったりでつるむ仲間がいない有能な人たちで、一度状況に納得したら、

「では私は支援先をリストアップ」

「では私はライバル社の製品を分析」

と、得意技があるのがカッコいい(><)


そして見つけた相手の弱み、タクミの技術を盗んだと思われた新素材は……8年前にタクミを去った男が中国企業で「我々が開発した」と生産していたものだったのでした。

昔の仲間に会っても、淡々と中国語で話し続ける迫田(高橋克実)が怖かったです。


予告の暗い画面とサラリーマンたちから、昭和の頃の開発物語かと思っていたのになんと現代の話でした。勢いづいている中国に、日本は太刀打ち出来るのか?

余命3ヶ月と、連ドラタイマー『3ヶ月』がさりげなく発動しているのには笑いましたけど、その期限は取引銀行が撤退してしまい、倒産。何万人もの社員が路頭に迷う日へのカウントダウンなのです。


エンディングが、タクミ電機電機社歌って斬新w(唄:太田浩美)

「ドンキホーテ」3 ☆☆☆☆

刑事と張り合って、少年を救う!

今回も大爆笑でした。


なるほどー、ヤクザさんなら刑事と因縁ぐらいありますよね。そいつが少年課の担当で、保護施設にやってくる、と。

補導された少年は、仲間をかばってる。でもその仲間がネットでしか知らない相手なのが今どきの関係です。しかも、鯖島組のつてで情報を仕入れたら、最初から少年は利用されているだけのカモ(涙)

鯖島の刑事憎しの突っ走りと、城田のフォローが上手く噛み合っていい感じでした。

挙げ句、3人で警察から逃げる場面。

鯖島と城田に両脇から支えられている少年が楽しそうでした。こんな風に、仲間とゴールを目指すとか、力を合わせて何かをしようとしたことがなかったのかもと勝手に妄想して胸が熱かったです。

「おじさん達、仲いいの?」

と少年に聞かれて、異口同音に「違うよ!」と否定するのもまた仲良さげ。
ネット上だけでない、本当に触れ合えていっしょに何か出来る友達っていいなあと少年も思えたことでしょう! 


そうだ、病院に行ったけど相手にされなかったんでしたよね。もうこのままでいい様な気がしてきましたw


でもでも、妻あゆみさんが浮気を疑ってます!!

むしろ確信しています!!

女の子いっぱいの店であゆみさんにみつかってしまった城田(見た目鯖島)!殺されちゃうよー



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「ドン•キホーテ」2☆☆☆☆

久しぶりの共同作業w

家族そろって玄関に群がって、どんどん叩いてる姿には笑ってしまいました。しかもそれをさせている鯖島ろう城の理由が

「マンガを読みたい」って!

そんなに好きなら大人買いしなよ!


本来は扱いがデリケートな『ひきこもり』。

(「鈴木先生」の竹地くんでしたよねー。)

先輩方は、会うまでに1年、2年かけたと丁寧に向き合ったことを誇る様ですが、そんなの知ったこっちゃない素人の行動が思わぬラッキーを生む展開が大笑いでした。

ヤクザの抗争もそう。

何も知らない城田が、怖くて謝っちゃったことで上手くいくなんて!

どっちも現場の人(やくざさん見てるかなあw)にしたら噴飯ものかもしれませんが、普段と違う視点が功を奏すのは、入れ替わりコメディの王道展開ですよね!!


そんなわけで、1話に引き続き入れ替わり中の2人。

子どもにジュース買った分を100円返す細かさとか、サルサ愛とか、奥さんとのダンスを「鶴の求愛行動」に例えるところとか、鯖島の意外な一面がどんどん見えて来て引き込まれます。

(城田が、自分の身体に入ったまま奥さんと仲良くすることに、まったく頓着してないのもスゴイw 妬かないんだw)

対する公務員君のまじめさは、一般的なのでそれほど驚きはないかなあ。


タイトルにある様に、ドン•キホーテとサンチョパンサに2人をなぞらえる真意はまだ不明。巨悪に挑んだり、します??成海璃子ちゃんをほったらかしの親をやっつけて、彼女を自由にしてくれるの?

前回のあらすじがスペイン語だったのにも笑いました。でも『yakuza』はそのままかい!w


ヤクザといえば「新宿鯖」、笑いました。このドラマのヤクザ関係全部魚の漢字なのは「新宿鮫」から来てたのか、とかw 漢字の読めない鯖島組長も自分の名前と同じこの字なら、中学時代から読めたんだろうとかw


深刻な家庭を扱いながらもタッチはコメディ。こんな感じは好物です。

これも視聴決定!3話が楽しみです。


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「ドン•キホーテ」1 ☆☆☆☆

顔もあわせずに入れ替わる2人。

えー、普通入れ替わる時ってぇ、一緒に階段落ちたり頭と頭ぶつけたり、不思議な薬飲んだりおまじないしてたりするよねぇ?

いや『普通』ってナニ、お前入れ替わったことあるのかって話ですがw ヤクザの親分(高橋克実)とへなちょこ公務員(松田翔太)が、同時に同じマンションに向かう時点でもう、どう入れ替わるのかワクワクじゃないですか。なのに、不穏なCG雲が湧いて来ただけで(「鴨川ホルモー」みたいw)効果音も派手なエフェクトもなしに、あっさり中身交代で逆にびっくりしちゃいましたよー。

いやそれも、本人達が一番驚いてましたけどw


で、混乱のまま現場から離れる2人。「自分」とどう巡り合うのかと思ったら携帯電話。そっか、そういう時代なんですねー。


お話の方は、児童虐待の保護観察をメインに。

子どもを助けたくても、親の言い分や法律に縛られる児童福祉司@城田。それと勝手気侭なヤクザ@鯖島が組めば、案外上手く行くかもしれないよ?という流れですねー。

競馬中継が見たい!と勝手にマンションに入り込む城田(の身体。中身は鯖島)、それにくっついて入り虐待児童を発見、救い出す鯖島(の身体、中身は城田)。

片や中身がヤクザで口調は板について汚くても、イザ暴力をふるおうとすると鍛えてないからへなちょこw だったり、 片やきゃーきゃー恐がりながらも腕っぷしは負けないw 2人のギャップに見せ方が上手くて大笑いでした。


ただ、入れ替わり前の城田くんはマニュアル人間なだけで、子どもを真剣に思う様には全然見えなかったのですが。まあそこはいいか。組で愛人とドタバタしたり、児童相談所では大先輩小林聡美@「転校生」でくすっと笑えたり。


さて傷ついた子どもを一人保護して、翌朝。元に戻ったのか…•?


案外、戻ってしまってもお互いを理解した記憶があるから、コンビ組み続けてもよし。

始まりが始まりだけに、戻ったり入れ替わり直したり、別のコンビで入れ替わったりするかもしれないし(「リバウンド」方式??)

まあ成海璃子に「ドンキホーテ」をキーワードで語らせているからには、松田高橋両氏のコンビは続くのでしょうが……予告編でみせずに上手くごまかしていたので、ハラハラひっぱられてます。

続きが楽しみ!!




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「33分探偵」1 ☆

うわーバッカだわー(笑)

『こんな犯罪悲しすぎる』など、ちょっとメルヘンなことも最後には言いながらも、結局はありとあらゆるあり得ない可能性をしらみつぶしにヒマツブシ!!
『たまーに真犯人見つかる』
だそうなので、そんな回もあるのでしょう。楽しみ……だけど、毎回見ちゃいないかもだ!!
33分と分かっていても長く感じたンだから、いっそ15分ぐらいでどうですかね。

2階まで届く大きな角砂糖、があれば可能な犯罪って不可能では? それをを手作りしていたりする、六郎探偵の想像映像に登場する人たちの顔が!照明といい表情といい、実に楽しそうに鬼気迫って悪者で笑えます!!
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