ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

高島礼子

「GO HOME 警視庁身元不明人相談室」1☆☆☆

 はい、泣かせる死因探し!

 白骨死体。自殺か他殺か、はたまた事故か?死因も不明なら、所持品がなければ身元も不明。そんなご遺骨を無縁仏にせず
「家に帰してあげる」
のが今作のお仕事です。

 警視庁「身元不明人相談室」の捜査官、桜(小芝風花)と真(大島優子)の2人は10歳違えど同期のバディ。事件にかける情熱は負けず劣らず、有給や病欠取ってまで「たまたま」事件に縁のある人に会ってきては室長の利根川(吉田鋼太郎)に怒られるのでした…!

 死因を探るなんて鑑識を主役に描くことが多い分野ですが(ex「監察医朝顔」「アンナチュラル」) 今作で頑張るのは、ただの事務員。捜査一課な聞き込みはできないし、証拠品の分析は鑑識の徹夜頼りで自分たちは定時で帰りますよ笑

 それでいて事件はショッキングで
理科室の人体標本が、先生(坂本真)のお手製!←殺してません、山で死んでたのを拾っただけ⁉︎
 実際そんなことがあれば生徒トラウマでワイドショー連日大騒ぎだと思うのですが、ドラマの肝はそこじゃなく。サクッと判明した身元は…プロバスケプレーヤー富田(浅利陽介) で、怪我を苦にして自殺か?となればまたぞろマスコミが…騒がないのかーい。

 自殺じゃなかった、奥さんを恨んでもいなかった、2人で生きるために山に来たはず、とそこまで突き止めて 帰りを待っていた奥さん(仁村紗和)に旦那さんを帰してあげる。ツッコミどころはありつつも優しい世界です。

 桜も真も、その昔何かあった様子。その辺絡めつつひっそり死んだ人の最期を描いていくのでしょう。そこに妄想が少なめなところが見やすかったので視聴継続かな。

 しかしタイトルのGO HOMEは「帰れ!」ですよね。それはなんか違うのでは?

「警視庁考察一課」5 ☆☆

 子供の頃からへの字口、西村撃たれる!

 と、書いてから1ヶ月そのままになってしまいました笑
珍しくリアルタイムで視聴したのに、もう一回見直してから書こうとか思うからですよね〜。せっかくの推し西村さんフィーチャー回で気合い入っちゃったからで、主人公回があったのは大喜びでしたが。今思うと、活躍はしてなくない?だって撃たれて入院してるから!!
 何度も死んだみたいに扱われ
「西村さん死んでません!」
とツッコまれる天丼は何度でも美味しかったですが、それも芸達者な考察課の面々のお仕事で、西村さんは不在よ? せっかくの主人公回なら、もっとこう美女に言い寄られるとか、ヘリから垂らした縄梯子で退場とか(?)  せめて撃たれて崩れ落ちる場面くらい見せてくれても〜
もしやスケジュールの都合で地方でした? ありえるorz

 大富豪のパーティ会場で撃たれた西村刑事。参加者の中には、その幼馴染郷間が。そして現場から消えた時価3億円の壺!
実は贋作を作らされていた郷間、作品を破壊しようとした罠で西村を傷つけてしまったのでした…。壺は割れたのか?割れたなら破片は?

 現場は十二角館、綾辻行人にちなんでいてニヤリ。
 幼馴染とゴマちゃんまさ雄ちゃんと呼びあったり、高島刑事にがっつり殉職扱いされたのを電話で聞いちゃっても
「生きてるよ?」
と軽くいなすの可愛かったでーす。


 

「警視庁考察一課」1☆☆☆

 平均年齢高しw
サスペンスドラマ主演級俳優が揃い踏みです。現場に行かない、考察がお仕事の警視庁考察一課に新人がやって来た?

 お目当て西村まさ彦氏演じる役が西村まさ雄!であるように、名取裕子→名取悠 高島礼子→高島誠子 とふざけ散らかした役名です。名取はテレビにコメンテータで出演し、誠子は元鑑識の死体好き、西村は不真面目を装い毎日わざと遅刻して来る??
 他にも山村楓(山村紅葉)は仕事合間に推理小説を書き(いやご本人じゃなくお母様でしょうに)、内藤昌志(内藤剛志)は京都に長期出張中、船越慶一郎(船越英一郎)は崖が好き!

 尿酸値が高すぎ船越課長は、間食ドクターストップ!医療物でもないのに検査値に言及しまくりですが、この面子を喜ぶ年齢層ならそこに興味も知識もある想定ですね! 加えてパパ活等の用語も皆が知ってる前提で進むの見やすいです。

 そこに異動になった藤井龍(藤井流星)くん27才。映画は早送りで見る世代だろ?と嫌味言われても肯定でスルーする配信世代w  2時間ドラマは見たことなくて「2時間ドラマの帝王」を怒らせてます。BSとかCSとかで見ろよ!(笑)

 そして起きたバラバラ殺人事件!
宅急便で色々な人に、頭部を始め色々な部位が送られてくるんですよ〜嫌すぎる〜。しかし、一般には身元を不明にするためにバラすでしょうに、なぜ頭部をw
……それは「返品」!
整形の出来が気に入らなかったから「返品」したのだー!
と西村氏が吠えれば、いやああだ、こうだ、と他メンバーも受けて立ち、考察という名の妄想が人数分出てきて楽しいですw
で、すぐ犯人サイコパス説になってしまって
「サイコパス禁止!」
と誠子さま。確かに刑事ドラマにはサイコパス多すぎですよね〜。

 最終的に考察課内で意見をまとめて、捜査一課にお知らせ。途中が突飛なわりに、第一発見者が怪しいと当たり前の結論で、参考にしてもらうまでも……? 楽しいからいいか!

 合間のCMも高麗人参など対象年齢高めで〜す

「春の呪い」〜最終回 ☆

 う、うん。最後まで見ました。
 家に縛られやりたいことも希望もないエリート会社員冬吾(工藤阿須加)が、母の決めた婚約者春(桜田ひより)の死をきっかけに、密かに好意を抱いていたその姉夏美(高橋ひかる)と行動するようになり、家から離れ自由に生きる道を選ぶことになる…。
 と冬吾を中心に見ていれば満足な実写化でした。工藤阿須加では原作より年齢はかなり上がったものの、覇気のない持ち味が親の言いなりで生きてきた男にはぴったりかと。交通事故も、押されてもいないのに轢かれてたしw
 春ちゃんもいたいけ可愛かったですね!
でも実は、自分の死後を思い悩むドロドロした気持ちも抱いていて。特に大好きな冬吾が、家同士の取り決めで婚約しただけに、相手を姉に切り替えてしまうのではないか、それぐらいなら姉を道売れにとまでの苦悩をブログに綴っていたのでした。

 記名はないけれど、通院日や検査日の一致からもう絶対に春のブログ!
と、断言できるほど春の診察には何をおいても必ず付き添って記録して励ましていた姉の異常な愛情をもっときちんと描いておいてほしかったんですけどねえ。
『恋人も作らず、進学も就職も妹の為に選んだ』
とは、するっと冬吾の口から語られるだけ。せっかくの連ドラ、それを印象付けるような交際お断り場面を入れても良かったのになあ…。 繰り返される幼い日の約束
「ずっと一緒に住もうね!」 
これ自体は誰でも通る道だから。それを大人になっても本気で願っていて妹しか好きじゃなくてこれ性的にもやばいのではと本人も思っていて……なのに、妹の婚約者とお付き合いしているところでの罪悪感じゃないですかああああ! その前に、春のことを知りたすぎて、生前デートした場所に連れて行ってくれと頼むトンチキが挟まるわけですが。 ヒロイン夏美が普通に可愛らしく、原作の自転車ヒョイっと担ぐようなガサツ感もないので 益々単にデートでしたわ。 
 原作小西明日翔の真骨頂は、気迫、激情。
「辛い時ほどよく笑う」
ようなギリギリの心理状態の人を演じさせるには、若い女優さんの演技力というよりは撮り方や演出が淡々としすぎていたんじゃないかなあと。

 春がいないなら死にたい夏美、君が死んだら僕も死ぬ、と冬吾。それは春が悲しむから困る……という妙な三竦みでいるうちに夏美は、春を理由にせずとも冬吾の無事を祈るようになってしまうのですよね。
 ラストはそれぞれに家を出て、冬吾は家と母親(高島礼子)から、夏美は父親と春から、解き放たれて生きてみるのでした。

 しかし、夜の待ち合わせで当面の宿泊先を心配しながら終わる原作と、明るい光に包まれて終わるドラマ。それだけでも印象違いますが。ドラマでは手を繋いで歩く2人を、ニコニコと春も見守っていているんですよ。完全に許された感。そんなあ。
 春が生きていたら決して喜ばない選択をした自分たち。ふりかえっても呪う春がいないということは、春が死んでしまったと認めることでもあるジレンマ。そんな決して抜けない棘を抱えながらも、騒がしく逞しく生きていこうとする夏美が好きだったのですが…。 原作知らずに見た方が楽しめたかもしれませんが、その場合最後まで見るほど惹かれたかよくわかりません…。 

「春の呪い」1☆☆

 あまりの違いに原作を読み直してしまいましたよ。どうしてこうなった??

 最近の漫画ドラマ化は、台本に原作のページそのまま貼った様な作品が多いので油断してました。全2巻の短さでそれはむりですね。

 姉妹母の葬式で始まり、妹春(桜田ひより)の葬式で終わる第1話。
春の死後から始まる原作には無かった場面や回想を先に描いたいわば0話(原作母は死別でなく家出、再婚後に生まれた弟もいます)悪い改変では無いのかも。縁戚婚を望む親戚柊家が、まだ小学生だろう姉妹の品定めをその葬式でしていて腹黒さが際立ちます。高島礼子がまるでクルエラデビルw
 で、親が命じるまま高校生の春と交際を始める柊冬吾に工藤阿須加。年齢離れすぎとはいえ、表情の読めないイケメン枠、まあ確かに。

 じゃあ何に憤っているのかと言えば……姉夏美(高橋ひかる)の春への執着が、お母さん亡くなり父は再婚で、寂しかったからに見えてしまうところ? いや原作だって始まりはそうじゃ無いとは言い切れないですが。
友達も作らず男女交際もせず、生活の全てが妹。むしろ性愛すら妹に向いているのかと自分でも戸惑うほどの異常な妹愛……は、1話にありましたっけ?? 婚約反対もデート監視も、冬吾狙いに思われているなど。

 また、春の死で一番の衝撃は、決して起き上がって姉の手を掴む春じゃないはず!だってまだ、そこまでの背徳は起こってない。
『冬吾と夏美の交際』
これよ? 春が死んだなら君と、としれっと申し込んでくる冬吾と、それを受けてしまう夏美こそが1話の締めであるべきでしょう??
まさか、2話の締めはそこ?

 あと、夏美はもっと逞しくてガサツでお願いしたいです。それもこれからなの??

そして細かいですがプリペイドカード。原作と金額が違う…じゃなくてw セルフのパン屋で売上No.1とは一体? 映える職種に変えるのはいいけど、辻褄はきちんとして欲しかったです

 

「医療捜査官・財前一二三」6 ☆☆

 きゃー西村さんカッコいい〜☆ そして高島礼子パンツスーツの美ライン!美脚&美貌いまだ健在ですね。

 事件現場は人気映画「殺意のメス」6作目の製作発表。殺人予告を受けて
「捜査一課、柔道五段の五十嵐鞘次郎が賊を取り押さえてやりますよ」ハハハハハ(段位上がってるw)
と警備に当たる五十嵐巡査部長(西村まさ彦)でしたが、会見中に主演女優永池カオル(香寿たつき)があえなく死亡します。
 倒れたカオルに駆け寄り、死亡判定をしたのは担当ではなかったはずの財前一二三(高島礼子) ? 実は原作ファンなだけでなく、医師で小説家な原作者伊瀬(長谷川初範)は一二三のかつての指導医だったのでした!

 かつてって、30年ほど前では。それで惚れた腫れたって今更ですが。先輩六車(石倉三郎)が伊瀬と一二三の仲を下衆に勘ぐる度にムッとする五十嵐が可愛いですねえ。
 殺され方が未発表の小説と同じで、まず伊瀬が疑われ。助手の遠山(石井智也)がゴーストライターと判明し容疑がかかるやいなや転落死。今度こそ伊瀬が?と疑う五十嵐の再現作業が愉快でしたわ。某ホテルのスイートルーム。伊瀬御用達で、一二三さん実際に鍵見せられて誘われている部屋での
五十嵐「寝た?」
一二三「ネタ…?」
これ日本語字幕がこうなのですが、お誘いを思い出していた一二三の方が「寝た?」と聞こえたでしょうし(笑) 五十嵐はトリックのネタを話しているつもりですから「ネタ」で、逆じゃないのかとw

 レーザーポインタでホテルからかなり遠い現場屋上を狙う検証実験!防護メガネもせずに待ち受ける六車たちw  そして推定映像も転落にかなり無理があり、むしろダメダメな印象←誠実ですね!
 実際は、遠山の相談に乗っていた窓際編集者(斉木しげる)が突き落とし、捜査撹乱にあえての遠隔可能トリックでした!じゃーん!
 女優永池カオルが、かつて伊瀬の専門だったALSを発症していたという悲劇が添え物になってたのは残念でした。患者だから浮気じゃなかった、と言うなら奥様(山口美也子)にぐらい、打ち明けておきましょうよ〜、守秘義務だというならカオルから言っておこうよ〜。健気な妻の本音、は素敵なエピソードでしたのに。

 小野武彦がゲスト課長代理。カオル情報を語りヒントを与える役どころですが、長年大ファンの割に「残念だね〜」「許せないね〜」ってだけ。警察関係者、変死慣れすぎ設定?

 ラスト、横浜の観覧車を背景に屋台飲みで打ち上げる3人。課長代理をそっちのけで、もつ煮こみを取り合い痴話喧嘩です。なのにカバンから出てきた本は、五十嵐が「殺意のメス」一二三が「青春どすこい!」⁉︎   互いの愛読書に興味を持ってこっそり読んでましたのよおおお!いい年して本当もう焦れったいです(笑)



 
 
 

映画「アパレル・デザイナー」☆☆

 古ッ!!!

 王道な物語は飽きずに見られますが(97分だし)ひたすら古臭い。たった1年前に公開された映画とはとても思えません。

 過去一世を風靡したデザイナー、ユージフジムラ(高嶋政伸)が古巣のアパレルHIRAKATAに帰ってきた!猫と新人パタンナーを連れて!
予算も就業時間も度外視、しかもド新人世加田(堀田茜)を重用するユージに社員たちは反発するが、結局はユージの熱意に打たれチームは一丸となってHIRA KATAショー開催を目指すのでした。

 はい、西村まさ彦氏目当てに頑張って見ましたよ💦
 コストコストとうるさい平方社長(西村まさ彦)でしたが、それもHIRAKATA存続のため。
途中、ショーの服を引き裂いてまで藤村チーム解散を叫び、映ってないところで副社長(前川泰之)と殴り合いすらやらかしたくせに、いざショーが盛況に終われば満面の笑み。やだー、やっぱり服が好きなんじゃないですか!

 と、社長には贔屓目もあり、定型の邪魔キャラ納得なのですが。受けて立つ藤村がねえ、優しげでいて中身は昭和の鬼上司ですからねえ。
社長にアパレル愛を教わった、と並べる思い出はどれも勤務時間外💦 部下への要求も残業当然、24時間仕事しろ!猫で誤魔化してもふんわりしないブラックぶりです。
その上、目下の女性はお前&呼び捨て。部下社員ならまだしも(ダメだけど)、靴の発注相手にまで呼び捨てって!お前呼びって!その無礼、親しさ表現だと思ってるの??

 そもそも、藤村デザインの良さが分かりません。作中、誰もがデザイン画を一目みては
「カッコいい!」「素敵!」
と絶賛する、それだけです。ショーで分かるかとずーっと待っていたのに…、いわゆるパリコレ的ファッションショーでなく既製服のお披露目だからか、地味色の普通の服ばっかりでさorz
もっと、色使いがこう違う、さすが!とか。ウエスト位置でシルエットが変わっていい!とか「アマデウス」式に、具体的に褒めちぎって欲しかったです。

 ましてデザイン画はただのイメージで、具体的に型紙に起こすのがパタンナー。なのでパタンナー次第で全く違う服になる、という前提も語られず、世加田の良さはパソコン任せにせず手作業を入れるからだとばかり、ほら精神論。実家は呉服屋でした!ってパターン引く力に関係ないし!
ついでに、藤村がデザインを志した美談。貧しくて服は母の工夫した手作りだったから…、いやこれ、服は買う方が安い世代に分かります? 逆に50代に子供服の手作りは当たり前w でも生地もミシンもお高いですのよ。本当に貧しかったら服はご近所のお下がり…。母上はプロの縫い子だったか、腕前はリメイクで発揮した方が説得力ありましたね!

 高級服も売れ残ればタグを切られて二束三文、ゴミになると、廃棄問題を入れたことだけは今時でしたか。あと、藤村と世加田や靴の岸本さん(西村美柚)、イケメン吉野(飯島寛騎)とラブが始まったりしなかったのは良かったです。

途中、若者を差し置いて何故かショーの服を試着する高島礼子が流石のプロポーションでしたw 





「女たちの特捜最前線」1 ☆☆

え、2時間ドラマじゃないの?

高島礼子/宮崎美子/高畠淳子が最前列に並んではしゃぐ、濃~い保津川下りw 
観光名所、女優、殺人!完璧に2時間ドラマのオープニングです。更には渡辺えりも加わって、わー豪華な……おや、連ドラでしたっけね。

例の旦那の覚せい剤騒ぎの渦中、高島礼子が警察ドラマで主演というのでさぞやクールビューティの上司だと思ってましたのに。メイン3人は総務課/広報課/食堂勤務、逮捕はしない警察関係者がワイワイ女子会しながら真相に迫っていくというコメディでありました(^^;;;)
豪華ゲスト渡辺えりが、昔捨てた娘の無念を晴らすために殺人……かと思いきや、真犯人は他に!

社の備品パソコンにローカルで日記書くなよ、せめてブログにしとけば改ざんされなかったのに、とか。施設育ちでも、あれだけ覗きにいって寄付も出来てるなら親子だとはっきりさせたまま預けられたろうに、とか。ツッコミどころはいろいろありますが。野暮ったくも身近なおばちゃんたちは応援したくなりますね。
しかし予告でも出生の秘密がこじれていそう。女の人生を犯罪に絡めると、そういうネタに偏るんでしょうねえ。観光名所は<京都府警と市民の皆様親睦日帰り旅行>の下見の名目で今回ぶっこんできていて、さて次回以降はどうするのかw 京都なら徒歩圏内でも観光地かな~

今回の名言
『他人に話せるぐらいなら、全然たいした過ちじゃない』
今は明るいツアコン渡辺えりだって、年相応にいろいろ抱えていたわけですよ。「スカートのホック外れて開けっ放しだったー」程度が消えない過去、過ちと騒いでた宮崎美子がお幸せなのか可哀想なのかw

「精霊の守り人」最終回 ☆☆☆

これこれ、これが見たかったのよね。
古代の知恵は口伝や祭りや歌の中にもしっかりと残されていること。

シュガが古文書を読み解いて8割までは解き明かしても、最後の詰めはトロガイが知る部族の言葉で簡単にわかることだったり。ラルンガが火に弱いことも、壁画にも描いてあるけど、毎年の祭りの踊りの中にちゃんと描写があるとタンダが気づいたり。そしてチャグムがついに産み落としたw卵を、海まで届けるのはなんと鳥。この辺、地下でシュガとトロガイのする謎解きと現場の気づきが同時進行で小気味がいいです。事件は現場で起こってるんだー!的なw 現場への伝え方がもちろん電話じゃなく、水盤から呪術でお知らせってカッコイイw

ただし、青く光る卵がカエルのそれ的に柔らかそうで……チャグムが投げた後、タンダがキャッチしなおして再投擲ー!って、ぐしゃっといかないのかドキドキ。そしてあの角度だと壁に叩きつけられる気しかしないのでハラハラw 頭上の鳥に向かって投げるなら、ちゃんと下から!運動会の玉入れ競争カウント時の要領で空に向かって投げてくれないと!
暴投でも、ちゃんとカバーしてくれる賢い鳥でなんとかなりましたw
一件落着〜


バルサの弟子になる!というチャグム。じゃあ異国にでも行こうか! と、仲良く連れ立という矢先に、王宮からのお迎え。
戸惑うチャグムに「ひと暴れしてやろうか?」と問うタンダw これはさせちゃダメだってそりゃ子供でも思うでしょー、姐さん暴れるなら問答無用で始めなきゃw 仕方なく
「タンダがいつか故郷に帰れるように」
と、皇太子に、王になると誓うチャグム。うんうん。いい子だ。成長したよね(><)でも「誰かの為に生きるのは愚か」「誰かの為なら、顔も知らないものの為に」と帝王学を諭すタンダも流石です。

王宮に戻ったチャグムの、王への挨拶はひたすら王を持ち上げる嘘っぱちなものに……これも生きる為(王の霊力でってより、王が強い手下をさしむけてくれたからって論調に最後なってて、あれれでしたがw まあ子供の言うことだから許して。それとも聖導師の台本かな)

そして長い日照りの後、例の祭りにて王&王子の祈りで降り出す恵みの……チャグムの卵が海に届いての、雨。
その雨に濡れながら、憎っくきカンバル王ログサム(中村獅童)に向かって櫛を投げるタンダなのですが。その攻撃、届いたのか?撃たれたのは誰? 来年1月までみんな覚えていられるのか?
この際、各シリーズ放映に間が空くのは、その間に原作を読んでおいてくださいね、というお願いだと思っておきますw

「クロスロード」〜最終回

工事現場から出た白骨死体。
その身元をめぐって……ではなくて、単独強盗犯だったはずの男を殺して埋めたのは誰かを巡って、ゆっくりと進んだ物語でした。毎回毎回別の事件が絡み、暇な尾関が駆り出され、合間に遺族に合い……さて、すべての元凶『単独犯説』はいつ引っ込められるのかと思いきや管理官貝谷には貝谷の事情があって(西村さん素敵ー!)
結局、東北大震災で死亡した男が被疑者と断定もできない宙ぶらりんのままで人員縮小。それでも25年の時を経て、尾関と板垣がまたいっしょに酒を飲める日がやっと来たのでした。もう酒場の場面はマスターミッキーカーチスの独擅場w

タマ多摩新聞の板垣は、家族と揉めていましたがナンダカンダ仲直りじゃないですか。妻の白昼夢を見ている尾関の孤独が身にしみます。


あと今更出てきた、強盗事件の盗品ね。
亡き母が身につけていた品を、遺児の娘さんが手に取ることができて良かった……。あれ娘さんに返せたらいいのですが、質流れ即売会で3万円払って入手してる主婦が現在の持ち主ですからねえ。そちらに戻るんでしょうねえ。
(遺児千鶴を演じる大後美寿々は久しぶりに見ました。大学生なのかあ、貫禄w)
 

「精霊の守り人」2 ☆☆☆

「なんだか分かんないよ!」
と叫ぶチャグム。うん、1話で居眠りしてた旦那もそんな感じです。

ちゃんと見ていればむしろ、いろんなことがはっきりした回なんですけどねえ。チャグムが精霊の卵を産み付けられたこと。その卵を狙って宿主ごと喰いにくる別の魔物がいること。王宮はその辺の知識を闇に葬ろうとしていること。用心棒バルサはチャグムを鍛え、幼少時の自分と同じように運命に立ち向かわせようとしていること。
バルサに斬りかかるチャグムと、ジグロに向かっていく少女のバルサが重なる場面は感動的で、ああ大量に挿入されてきた回想はこの場面のためにあったのかと思いましたよ。でも、もっと回想だとはっきりしていて欲しかったですねえ。

女の子が出てくるたびに「これ誰?」「これいつ?回想?」と横から質問w
んなの吉川晃司がいれば回想、綾瀬はるかなら今でしょ!でも原作を知らない旦那にしたら、その合間にもトロガイだシュガだ聖導師だと「これ誰?」「星読みって何?」と他の疑問も果てしないわけですからねえ。どの場面でも、それがいろんな年齢のバルサなのか、同じくらい色黒まとめ髪の他の女子なのかぐらいは瞬時に分かると楽でしょうねえ。
せめて回想は色調が明らかにセピアだとか!バルサだけ髪が赤いとか(陽子w)、思い出の髪留めが同じとか、他のすべての女子は髪を下ろしているとか……。見分け方を無駄にいろいろ考えてしまいますw

それでも旦那が見続けているのは、音楽がつけられるまでのドキュメント番組をみたから。いろんな動機があるものです。お気に入りは見間違えようもないトロガイで「この人の方がバルサより強そう」だそうですw

さておき地下に幽閉されたシュガは、それでも王国の歴史の闇を読み解くのか?
村ごと抹殺命令が出たチャグムとバルサの命運やいかに。
チャグムの歌で槍振って踊るバルサ、見たかったですねえ。 


「クロスロード」1 ☆☆

刑事物らしからぬ地味さが癖になりそうな渋ドラマです。

元本庁勤めのエリート刑事ながら、懲罰人事に甘んじ25年!の尾関(舘ひろし)
冒頭、通りがかりにストーカーを取り押さえたのに捜査に加わるわけでもなく、彼の仕事は被害者の見舞いで
『ご相談を受け、見張っていたのに、一瞬の隙をつかれ…』
と嘘をついて謝ってくること。署長賞ももらいましたが、小銭w 賞状だけもらうほうがマシですよねえ。
その後もやもめの義父(平泉成)を訪ね、男料理に茶飲み話と日常ばかりが淡々と描かれます。中福生署、町田南署……等々と、通勤2時間以上の遠隔地ばかり転々とさせられているのは公開肩たたきなんだとか。

管轄で白骨死体がみつかり、昔馴染みが本庁から捜査本部の指揮を取りに来ても、尾関は机と椅子を並べる係。挨拶どころか目も合わさず、まあ気まずいのだろうと思って見ていると本庁組曰く
「情報を漏らす様なやつとは口をきけない」
なるほどー、その辺でやらかして左遷なんですねえ。

一方、警察に白骨事件の取材にきた地元紙の記者板垣(神田正輝)が、”尾関”の名に激しく反応して振り返ります。確かにちょっと珍しい名前だし。案の定顔見知りだった2人の昔語りによれば、この記者が記事にしたせいで尾関が飛ばされた様ですねえ……奥さん同士まで仲良くしてた仲だったのに何があったのか。大手新聞から「たま多摩新聞」wに転職したのもその負い目からなんでしょうねえ。

そんな25年ぶりに交錯したオヤジ2人の人生が、互いをどう変えていくのか。15年前の白骨はどう関わってくるのか。

お目当の西村さんは、本庁からくるお偉いさん貝谷です。安心の捜査一課w


「医療捜査官 財前一二三 5」 ☆☆

五十嵐・六車・一二三のそろい踏み捜査!


西村さん演じる五十嵐巡査部長が久しぶりにシリーズ参戦、四郎課長にも「相変わらず仲がいいねえ」とか言われちゃって、独身同士一二三警視とくっつけと言われちゃってますよ。

口では「あんな性格」とにべもない五十嵐さんですが、一二三が接近してくるとぽーっと目をつぶり……髪の香り嗅いでましたか(^^;;;) 仕事の泊まり込みでもイケナイ妄想したりと、実はまんざらでもない様ですが一二三の方は同じ足湯に浸かるのも嫌がるつれなさですw 

えー、パート2では惚れろとばかりにネクタイ直していたくせに。


そんなわけで、海でみつかった溺死体が実は温泉で殺されて運ばれたと判明。

グループ企業の遺産争いに巻き込まれつつも、温泉病院での捜査を続ける3人です。

ここで医者で刑事の医療捜査官、一二三の向こうをはる才媛登場。医者にして弁護士の病院長(戸田恵子)が怪しいですよー!


……と楽しく観ましたが、2時間ドラマとしては微妙な出来です。

五十嵐と六車、せっかくの共演だったのに特に2人居た意味ナッシング。五十嵐が一二三との痴話げんか担当として、じゃあ六車は? 協力も対立もしていませんよねえ(パート3、4を観ていないのですが、六車と一二三はどんな仲だったんでしょう?)

病院長のスーパー女史っぷりもお楽しみでしたが、本来の捜査をぶった切ってかなり長く回想が入る弁護士としての最後の事件(高校生の息子が容疑者)でも、そこから派生しての患者の死亡時間操作も、ダブルで職業倫理ぶち壊しなんです。なのに、弁護士への復帰をほのめかす一二三の発言がラストであってドン引きです。辞めて欲しいわー。

…いや、深読みすると医者としてはもうダメだから弁護士になるしかないってことなんでしょうか


ところでパート1の五十嵐さんは実は、黒髪だったんですよね!

今回も実家に連れて行かれて縁談避けにされていましたけど、すっかり白髪になっちゃってるこの人が3年前に一度きた『事務員の』木枯らし、もとい五十嵐さんだって分かるとは。、お母様スゴイですw

シリーズ次回作はあるのか、

五十嵐との微妙な距離は縮まるのか?


☆パート1、パート2の弊レビューはこちら→   

「医療捜査官 財前一二三 2」☆☆☆

あの財前一二三が帰って来た!

高飛車で自信満々な高島礼子、いい(^^)でも私のお目当ては西村雅彦さんでーす。


何かといがみ合う財前医療捜査官(高島礼子)と五十嵐巡査部長(西村雅彦)。喧嘩する程仲がいいw

でもさっさと嫁をもらえと言われた五十嵐がニヤニヤと思い浮かべるのは、その財前一二三……じゃなくて、解剖医の西田先生(伊藤かずえw)そっかー、ああいうソフトな感じがお好みかー&この人が真犯人かーw

と、思わせておいてもうひとひねりある展開が、なかなか楽しめました。
 

途中、可愛い西田先生に不利な証拠を見つけてしまった五十嵐の困った顔。取り調べながらも

「違うなら違うって言ってくれよ」

なんて温情たっぷりで、逮捕後は失恋だとやけ酒呑んじゃう五十嵐さんが可愛くてたまりません。ふふふ。ネクタイ直してもらっただけで、「俺に惚れてる」ってw

この年齢の俳優さんが惚れた腫れたを演じてくれることって珍しいですもん、嬉しいです。


そんなですから事件なんてほぼどうでもいいのですが、まずホームレスの遺体がみつかります。

そこに連続保険金詐欺が絡み、容疑者が殺され、過去の冤罪事件が明るみに出て……まあてんこ盛り。前作に続いてまたまた移植問題まで絡めて来たのには驚きました。(ある意味、こうこじれる可能性があるからこそ患者家族とドナーを接触させないわけですね)


五十嵐さんの部下の眼鏡青年、ちょっといい感じに目立ってましたけど

「そういえばあいつも剣道部」

なんて唐突なこと言うなら、暴力団で大立ち回りの時にそれっぽいカットでも入れてくれたらいいのにー。


最後、冤罪が晴れても犠牲になった人たちは帰って来ないので事件解決的にはすっきりしませんが。財前と五十嵐の関係的には、わざとネクタイ直すなんておふざけもあって進展あり(?)

この先、財前と五十嵐の中は近づくのか?そのときの五十嵐さんの髪型はいったいどんなことになっているのか? 眼鏡くん(進藤学)はまた出るのか? 
シリーズ3があったら、いろいろ楽しみにまた見ます。
1月の舞台「90ミニッツ」も楽しみだわ〜♪ 


ちなみに前作のレビューはこちら


「どや顔サミットと『医療捜査官 財前一二三』」☆☆☆

毎週、なんでこれに出てるのーwと、西村雅彦ファンがオープニングで悶える「どや顔サミット」
今週も「目をつぶってたら分からない」とかオヤジ丸出し(^^;;;) そしてボイスパーカッションを浜ちゃんにふられ、素直にやってみちゃうんだなー「♫トツカトツカ♫」( こういうところ、浜ちゃんに好かれているんでしょうねーw)



そんな番組と丸かぶりで放映された2時間ドラマ

「医療捜査官 財前一二三」

タイトルは高島礼子の役なので、じゃあ西村さんはちょい役と思いきや、がっつり相棒でしたよー。

医療捜査官、財前一二三警視、独身。捜査に不慣れな彼女のお守り、として配属されちゃった五十嵐警部補に西村さん、やっぱり独身ですw。「どや顔」と続けてみると髪が黒いだけじゃなく、ふさっとスタイリングされてかなり若々しい!(それとも撮影が古い??)


医者と警視の立場を使い分け、常に高飛車&勝手放題な一二三に

「コウモリか!」

と文句はあるものの上司ですから。医者として潜入捜査されれば、五十嵐も患者に変装して院内で聞き込み。互いに有能かつ臨機応変、案外似合いのお二人です。
くっついちゃえばいいのにーw

その昔恋人を医療ミスで亡くし、なのに医者の嘘に警察がだまされて罪に問えなかった過去を持つという一二三。だから、医療の知識を持つ刑事が必要だと医療捜査官に志願したのだそうです(そんな肩書き、本当にあるの?ドラマの創作??)


病院では新参の財前が頼られまくり。院長から看護婦、婦長、誰もが財前先生ばっかり頼るのも不自然な気がするのですが、まあいいか。

笑ったのは雨の中、雷に驚いた五十嵐が一二三にしがみつく場面。五十嵐さん可愛すぎるでしょ(><)で、投げ飛ばされてびしょ濡れに。仕方なく一二三の家で着替える……のがちっとも色っぽい展開でなくて実家です(笑)

『刑事って言うな』
と釘をさされ、お母様はお母様で
「何科のお医者さまかしら~当てさせて♪」
なので仕方なく、
「事務を‥…」
と嘘をつく羽目に。これってシリーズ化したら、毎回実家にきて話を合わせることになるのかしらw 

その五十嵐の「事務」→レセプト、から医療点数がらみの詐欺が判明したり、あっちで不倫こっちでDV、そっちで昔の恋人と再会と二転三転の展開もなかなか楽しめました。
恋人同士お揃いの十字架ネックレスとか、なんか昭和なテイストも嫌いじゃないです。シリーズ化希望!!
 ただ、最後の移植だけは無茶ー!
ちょうどいい死体と病人が揃ってたって、移植は順番待ちのリスト一番の人に届けられなくちゃ駄目ですよね??



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