ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

香里奈

「100万回言えばよかった」8☆☆☆

 口笛からの、キス〜
いくら佐藤健の美貌でも口笛吹く顔はさすがにおマヌケで、キス顔じゃなかったんですけど! そこにいる筈の直木(佐藤健)に口づけた悠依(井上真央)と、合わせるけれど触れられない直木の気持ちを考えると切ないいい場面でした…  マヌケ面でも…。

 霊同盟も増え、静電気はバチっとするわ口笛も電話越しに曲が聞こえちゃうわ、そろそろ第三者にも霊をプレゼン出来そうです。
 でもするのは実証実験でなく酔い潰した宋先生(シム・ウンギョン)に、亡き夫の幻…を装ったそっくりさん譲(松山ケンイチ)を見せて、もう一度会えた気持ちにさせる罪滅ぼし。うーん。うーんうーん。
 隠れて見守る悠依と一緒に、意味なく隠れてるマーさん先輩(板倉俊之)と加害者さん(菊地凛子)は可愛かったですけど! カタコトな韓国語で愛を囁かれたらむしろ正気に帰っちゃわない?夢にしとくなら日本語でよくない? まあここは、宋先生に償いができた(と思った)幽霊の成仏が大事な場面で、彼女さえ満足したら良いのでしょうけどね!
 しかし成仏の噂を「聞いたことある!」と肯定するマーさん、え、どこで? 幽霊の知り合い居なかったのでは?
 その上、彼女もう一回今度は実体で宋先生の前に現れて、落とし物を拾って渡すんですよ、成仏とは? これ将来の直木成仏の際にも、幽霊としては消えてから実体で悠依に話しかけますよってこと?謎システムだわー。

 組織犯罪の方は、少女買春なんだろうなあと匂わせるだけですが、それでいいのかも。何かされた場面を子役さんにさせる必要ないものねえ。黒幕の武藤千代(神野三鈴)はのらりくらりのまま、告発しようとした息子希也(永島敬三)も莉桜(香里奈)も自殺で処理されてしまいます。……池澤英介(荒川良々)に。ほら〜意表をつくポジション、この人しかいなかったもん笑
 直木殺害の真実が明かされるとともにこの組織を潰して、成仏となるのでしょうか…?樋口マーさんの死因は?成仏は?ハラハラ。

 そうそう、直木と譲が一緒にいても取り殺されない方法が発見されましたよ!マーさんのおかげで!
『霊に近づきすぎても身体が弱らない方法』
ってご先祖様!そんなピンポイントで書き残すほど大事だと分かってるなら赤線引いといて!いやいっそ、表紙に大きく書いといてー!
(霊側の苦手なものを身につけておくといいそうです。直木の場合はアレルギーのある猫の毛!)

「100万回言えばよかった」7☆☆☆

 そうだ魚住は命の危機だった!

 樋口のまーさん(板倉俊之)に気を取られすぎで、莉桜(香里奈)渾身の
「こっちに、来ないで」
に触れてもいなければ、魚住譲(松山ケンイチ)の体調不良もスルーしちゃってましたわ。直木(佐藤健)が魚住にのりうつれるのは、2人の相性がめちゃ良いかららしく?でも確実に器な人間の命を削るのでもうやっちゃダメ!近くにいるのもダメ!と魚住姉(平岩紙)からのお達しです。ソースはご先祖様の覚書。
 でもそう簡単に直木と離れられない理由もありまして…。はい、子守のまーさんがお姉さんのお使いに!2人を引き離しに警察までやってきましたよ〜笑  ちなみにまーさんの子守が危険じゃないのは「いい感じに存在が薄いから!」だそうですよ、ヒドイ笑

 悠依(井上真央)との待ち合わせ寸前に莉桜が連れ去られた先は、直木が追跡して判明済み!でも立ち入るには、幽霊の意見以外の証拠がないとねえ…。

 そんなこんなの間もためらいがちに直木と樋口を見ていた女性幽霊(菊地凛子)は、なんと宋(シム・ウンギョン)の亡夫が交通事故死した原因!宋に謝意を伝えたい…と言われて素直に一席設ける魚住ですが。それ、聞かされる宋さんの気持ちを何ひとつ考えてないよね?せっかく立ち直ってたのに。
まだ生身なら直に文句言うなり殴るなり、怒りをぶつける先もありますが、幽霊からのまた聞きじゃあなあ…。そして幽霊さんまで旦那さんと魚住が似てると言いますが、それやっぱり必要ですか?

 恋愛が中心じゃない刑事と幽霊バディもの、コメディタッチの「Border」みたいなので見たかったかなあ。でも悠依が好きだからこそ魚住も、好きに乗り移っていいよとか提案しちゃうわけで。

「恋はつづくよどこまでも」2、3 ☆

 はい、姉でした。
ここまで驚けないのも珍しい…orz

 なんでも天堂家所有のマンションで、病院関係者には安く貸し出しているんだそう。 だったら1話の「なんでついてくる」なんて反応は変でしょうに。下手したら前住者だって看護師だよね、それも魔王のイビリで辞めた、なんて逸話ないのかい。上の階にも「シュークリーム作戦☆」の来生医師(毎熊克哉)が本宅は別にありつつ仮眠用にキープで居たりします(夜にベランダ越しに話さないで、近所迷惑な)
周囲だって、鹿児島から出てきた=あそこ住んでるのかな、じゃないのかい!

 2人の距離が縮まるのは、なるほど患者を通じてでした。

仲良くなった患者さんの死。距離を置け、という天堂(佐藤健)の忠告虚しく手術室の外で待つほど思い入れてしまった勇者ちゃん(ヒマなのか)、有能な同僚はその手術室の中に居たわけで、何もできなかった感も加わりショックで「もう看護師やめる」と泣くほどに。それこそ突き放されるかと思いきや、
「優しく、ぎゅーって」
してくれるんですよ! 実は研修医仲間だった恋人(蓮佛美沙子)を、闘病の末に亡くしている魔王天堂。え、元職場に入院?それ復帰を思って辛い上に、知り合いに身体見られるの若い女性として嫌じゃない?と色々ツッコミつつ、笑わなくなったのはそれからだそうで、見送る辛さには共感してくれる人だったのでした。その分、仕事上のミスにはキツイけど、と。なるほど。

 しかし、その「優しく、ぎゅー」を職場で言うか。
ミキ兄ちゃん看護師(昴生)に聴きつけられて、大騒ぎで言いふらされてorz 飲み会で天堂まで一緒にからかわれるんですよ。口が軽いどころじゃないでしょ。酔いつぶれたサクラ(上白石萌音)を背負って連れ帰る魔王。何それ。迷惑すぎる。
 いくらサクラが「天堂先生が好きです!」と公言してたって、意識ない時まで周囲のお膳立てで天堂の前にほったらかすの、どうかと思うのよ。少女漫画のドリームにツッコんでも虚しいですがw 熱発時には、夜通し看病。寝てる間鼻ほじったりするかもしれないのに、見守られているってうっとりシチュですか? 
そもそも憧れの人が同僚になって、一旦落ち着いてから惚れ直すプロセス無しにずーっと好きでいられて、いまひとつ共感できません。あの顔が好きなのね、ってなる。佐藤健なだけにw
 サクラはサクラで、すぐに天堂相手に妄想が滾っていてそれもキモい。

 それでも、持ち前のコミュ力を発揮して頑張る勇者サクラちゃん。
食欲不振の患者さんを食堂に連れ出し会話するうち「食べようかな」と思わせたり。健康食品オタクの患者さんには、それをよく聞いて看護記録に載せたことで、投薬が効かないのは青汁のせいと判明したり。ある意味有能なのですが、だからって血液検査データを取り間違えるミスは大問題だし、注射イップスを克服!と胸張られても。同じ新人の有能ナースちゃん(吉川愛)は当たり前に全部こなしてて、サクラ担当分の採血も全部回されて自分の仕事がままなりません、と訴えている横でそんな、ゆっくり話ができて偉かったねとドジな方が褒められているの酷いでしょ(^^;;;;;)

 再び天堂を笑わせるのはこんな娘かも、と周囲が変化を待ち望んでいたと言う来生の言い分は分かるんですけどねえ。言葉じゃなく演出でそれを見せてくれないかな。おまけに、そんなこと言うけどどうせサクラを好きなんでしょ?と思わせてた通り、そいつも恋敵に立候補ですよー。いや、だったらシュークリーム作戦とか最初から言うなよとw

 ここまで文句言ってるのになぜ見ているんでしょう私w きっと来週も見ますw なぜだー
3回、患者の妻で青木さやか。決め台詞なしの役者さんとしていい感じでしたよ。 

「恋はつづくよどこまでも」1☆☆☆

 あらやだ、可愛い~(^^)

 東京修学旅行中、路上で救命救急に遭遇してしまった七瀬(上白石萌音)は、勤務先と名前を告げた医師天堂(佐藤健)に一目惚れ! 
看護師になって、天堂先生のいる「日浦総合病院」に就職する!
と、思い詰めて5年。本当に来ちゃいましたよ日浦総合病院に。そしてちゃんと、太りも転職もせず、あの日のままイケメンの天堂先生がそこにいたのですが。
「ずーっと好きでした!」
と、再会するなり公衆の面前で告白をぶちかます七瀬に、あの日と同じように優しく頭を撫で…てくれるわけもなく、鷲掴みで罵詈雑言w   天堂の優しさは患者にしか向かず、同僚には「魔王」と呼ばれる態度の悪さで、それに告白した七瀬は「勇者」とあだ名をつけられるのでしたw

 正直、佐藤健と上白石萌音で恋愛ドラマって! どうかと! 年齢差もイメージギャップも。始まるまで全然うっとりしなかったのですが、あの出会いならなるほど惚れるわー。そしてドジっ子新米ナースな上白石萌音もバッチリです。鹿児島から出てきた感じあるある。そして再会後、あれだけ感じ悪くても勤務態度や女グセが悪い系じゃないわけで。好きなら仕方ないでしょう!
そして最後の大問題、一体何がどうなると、天堂が七瀬を好きになるのか? これ、何話ぐらいで分かりますかね?

 もっとも、ドジっ子新米の黄金の得意技はすでに発揮されています。小児科の子供と仲良くなる!
そして備品倉庫=泣いていい場所を教えてもらい、患児失踪をいち早く感知して飛び降り自殺を止め…たのにぶら下がるorz  崖やベランダから落ちた人を支えるのってドラマでよく見る場面で、でも絶対1分持たないだろと毎度思うんですけどねえ。さておき。高校生のあの日、路上で意識のないおばあさんのために叫んだのと同じように。
「助けて、誰か」
と叫んだら、同じように先生が助けに来てくれた。

 ああもう、惚れ直すやろー! 

 ここでもだから上白石萌音なのか、と思いましたよねw  声量ありそうw  TVだと、聞きやすい声で逆に叫び声の耳障りな感じがしないのですが、あれ撮影現場だと遠くまでビンビン響いているのではw
 そして流石に、あの時のJKかと思い出したらしい天堂先生。ついでに「ド新人」呼びから、佐倉、とちゃんと名字を知っていたことも判明w  やだただのツンデレじゃないですか!そしてマンションが隣と判明して(七瀬ちゃん、お隣に引っ越し挨拶しなかったの?)
 出てきた美女(香里奈)が抱きついて1話の終わり。恋人かと七瀬はショック受けてたけど、絶対姉だよねw

「高嶺の花」~最終回 ☆☆☆

全ての黒幕、悪の帝王のようだったお家元。どんな裏切りで地位も権威も失ってボロボロになるのかと思いきや優しい結末。愛娘には去られたけれど、妻の愛と弟子は変わらず支えてくれるんですと。まあ、いっか。

結婚式で誓わずにぷーさんを置き去りにして、2部開幕。

そのぷーさんは本屋で話の合いそうな地味美女千秋(香里奈)と知り合うし。ももだって、ぷーさんに未練たらたらながらも京都華道家の御曹司(大貫勇輔)を紹介されて、釣り合ってるし。その横で龍一も、妹ななを大事に思い始めた様子。後は母を抱くのを止めて内緒に出来たらなんとかなるでしょと思いきやそうもいかず。
なんと龍一、わざと母とベッドイン中に ななを招き入れましたよ! 全てお家元の計画通り。そうやって ななを傷つけ、心に闇を抱くことで華道家として成長させようと、龍一と取引したんですってよ。ついでに慰めてやることで、裏切った母よりも自分を頼るようになるという一石二鳥。で、龍一が得るものといえば家元の座。月島流じゃなく、京都なんとか流のね。ももと知り合った御曹司は腹違いの兄で、庶子の龍一は後継争いに政治力で負けたと思い込んでいるのですが……。後々再対決の機会を得るもぼろ負け。浮世離れした自信家の兄は、実はきちんと才もあったのでした。むしろ自信そのものが、芸術家を支える才能のうちと嘯く兄w

そんなこんな名言も吐く御曹司が、『もう一人の自分』が戻ってこないと焦るももに、じゃあ自分と寝たらいいと提案するので少なくとも彼の中では本気なのかと思いきや、話を合わせてみただけってw 自分とももの間に子供が出来たらいいと言われたからさーって、避妊もする気なかったってことですよオソロシイ。救いに駆けつけた騎士ぷーさんの「もうひとりの自分=イマジナリーフレンド」説が妥当なら、成長したももにまたそれが見えることは二度とないのだし。未だ見えている御曹司も、そしてお家元も子供か!子供なのか!! それで権力あったらやりたい放題にもなるわと納得でした。
そうそう、なながビッチももの危機に駆け込んできた時も。自転車旅少年がSOS送ってきた時も、ぷーさんを乗せて車をぶっとばしてくれた姉御肌な千秋さん。なんと、ぷーさんを諦めきれないももが送り込んだハニートラップだったのでしたw こちらだって代々医者で名家な高嶺の花なのに、安い服と安い車で偽装までしてぷーさんに近づいて。そのうち誘惑にのったら、ホラ男なんてそんなものよと嗤って捨てる!という計画の筈が、ももは報告に反応しすぎだしw 千秋は千秋で、ぷーさんに本気で惚れそう。何この、本音の癒し系貧乏男の人気!
じゃあ、ももが実は母と運転手との不義の子、というのもその線で運転手にほだされたのかと思いきや……そっちは、愛したのは家元だけなんですってよ!何それ~。もも母の才能と人気を妬んで、結婚後は華道をやめさせたような小さな男なのに、家元ったら脚本家に大事にされすぎでは。

さておき、顔は生き写しだったという亡き母の、華道を初めて意識したもも。双子の婆曰く「私がお花」とよく口にしていたそうで……。凡人には何のことやらでも、芸術家にはピンとくるのでしょうねえ。以来ももは、甘ったるい口上で愛を説きピンクの夢を見るようなスイーツ華道を開眼w 親子連れや老人に公園で講義するより、インスタ映え向きな気がしますが、とにかく月島流を捨て自転車屋を花だらけにして独立です。
「風間 ももにございます!」
妹の方は、華道を捨てた龍一を追って牧場に。うん、どっちもお幸せに!
そして自転車少年は、少し痩せて帰ってきて。町の人に迎えられ、揉めてた級友にも笑顔で挨拶できて。イルカさんも存命。泣きながら迎える母に「もう、大丈夫」と告げるのです。左側から←w  惚れてた女の子にじゃなくお母さんになのねー。

ともすれば浮いていた自転車ひとり旅でしたが、大人の惚れた腫れた部分が特殊すぎてネジ外れていたのでw 彼が走り続けて帰ってきてくれて本当に良かったです!
そういえば少年が荒れたきっかけが、イケてる連中に恋心を暴かれてだったのに。大人のパリピ軍は性懲りも無くプロポーズを内緒で生中継。ハニートラップも聞かせてたり。これってちょっとしたイタズラ心で済ませてはいけない無礼で、ぷーさん怒るべき。ああでもそれなら、あれもこれも許しちゃだめだったし、もう(^^;;;;)

「嫌われる勇気」1××

あれこれ中途半端なのでは。
変人刑事が実は有能って「相棒」しかりよくある設定で、今回はそれをアドラー心理学で教授(椎名桔平)が裏付け。そこがメインで事件の謎解きがおまけなのはちょっと新しかったですが、惜しいかな変人っぷりがぶれぶれです。あれに背中を押されるようでは、芸能人に薦められたらまっずい紅茶キノコも美味しいと言っちゃう流されやすさとやっぱり変わらないのでは。
また、犯人はお前だ!からの長々解説を、お仲間がずらっと並ぶラウンジでするとかw 
『あの人が悪いのよ、せっかくライバルを殺してあげたのに……』
と犯行を認めるまでが長くて長くて、お仲間はどんな顔して聞いてればいいんですか……(せっかくだし動画とってネットにあげるかな ^^;;;)

独立独歩を強調するためか、組織優先男社会の刑事でいながらケータイ不携帯で単独行動ばかりとるヒロイン庵堂蘭子(香里奈) バディを組まされた新人(加藤シゲアキ)は、彼女の居場所探知が一番の仕事なうえに、行動原理がわからずに腐り気味です。

ここで入る空気が読めないエピソードが納得いかなくて。 
ケースにショートケーキは残りが一個、列の後ろには「ショートケーキが食べたーい」と騒ぐ子供。大人なら他のものを頼むだろうに、なんとあの女はショートケーキを選んでしまうんですよーってな画面でしたが、イヤイヤイヤ。むしろ積極的に嫌がらせしたくなるほど子供の態度が酷かったでしょ。あれがおとなしく待ってる可愛い子供になら考えるけどなあw

また、女子会でマダムのコートが素敵でしょと同意を求められた蘭子は
「そうですか、身の丈に合っていないと思います」
それじゃただの悪口w 高価な品が分不相応と切り返すにはブランドの価値を知っていなくちゃですよねえ。もっと興味なくて返事しないとか、本当に着丈が合ってないと指摘とか、季節が合わない(実際ファーを外してたし)ならまだわかるのですが。後から
「蘭子さんはハッキリ言えて羨ましい」
と話しかけられるのだから、誰もが変と思って言えないポイントが欲しかったです。

とにかく世の女子がしそう言いそうなことに逆らわせただけなようで、そこに揺るがないものが感じられなくないですか。
最近なら「ON 異常犯罪捜査官」で波瑠が演じた藤堂比奈子が王道変人で、嫌われても平気いっそ殺されても平気なキャラでぶっ飛んでいただけにこのドラマの詰めが甘く感じてしまいます。


「結婚式の前日に」1 ☆☆

結婚が決まってヒロイン(香里奈)幸せいっぱい、なのに

1、死んだと思ってた母(原田美枝子)が生きてて、会いに来た
2、脳腫瘍で余命宣告

本来2の方が大問題のはずで、早くセカンドオピニオンを!婚約者(鈴木亮平)だけでなく父親(遠藤憲一)にも言った方が……と気を揉ませますが、騒動としては1の方がはるかに破壊力大。なにしろ28年ぶりに現れても事情通なのは、<釣り仲間リカちゃん>を詐称してSNSでずーっとヒロインの相談に乗ってたから!
彼とのデートも初キッスも、それとは知らずに実母に報告してたって……きっついわ……。瞼の母と心の友リカちゃんを同時に失ったんだよねorz

実は『病気もの』らしき予告で敬遠気味だったのですが……案外面白かったです。
鈴木亮平からの不器用なプロポーズ、いいわあ(><) ああ幸せになってほしい、と思える素敵なカップルです。なのに病魔が二人を引き裂く……のか、実母騒動で揉めるのか。香里奈のキャラクターと母のあまりの不思議さで悲壮感が薄いです。
特に冒頭が衝撃。
「私、死ぬんだ!」と病気で自棄になるヒロインでなく、なだめてたおばさん(実母)の方が何故か橋からどぼーんと入水w(しかも着物でw) な、なんでー?
一週間巻き戻ってあれこれ大騒動の末そこに戻ってきても、やっぱり母の行動がわけわからないw まあ3才の娘を置いて出奔できるような、その後28年間死んだことになってたのに平気で笑顔で現れるような人のこと、わからなくて当然ですか? しかし、母が自分で語った過去『浮気の末、夫と子を捨てた』はどうやら本当じゃないような。父と口裏合わせなきゃいけないことがあるそうです。……もしや、罹病で迷惑をかけたくないと失踪したのに案外死ななかったとかw? いや、その時点で戻ってこれるしw

破談にしようとする娘を、必死に止める母です。
「病気だと結婚しちゃいけないの?」 うーん……これは自分より相手が決めることかも。
しかも、娘の破談発言を止めるために来た、母の「実母でーす、生きてました☆」騒ぎの方がむしろ、縁談お断りの理由になってますよ(><) 人生を諦めるな、生存率3割って意外と高いよ、という無謀とも思える前向きさで、娘を励ましてあと100日だそうで。え、なにまで100日?ヒロイン死亡までだったらイヤンですよ。
100日後に幸せに結婚してくれたらいいなあ、病気もうまく落ち着いて。それとも実は母の方が余命100日とか?


「SUMMER NUDE」1 ☆☆

まあ人物紹介。


別れた女(長澤まさみ)を忘れられない男(山P)と、そいつをずっと好きな女(戸田恵梨香)と、結婚式で相手に逃げられた女(香里奈)と。はいはい。

正直、物語にたいして興味が感じられません……。

道でぶつかって出会おうが、文通だろうが、知り合い方なんてなんでもいいのに。よりによって『新郎が逃げた結婚式の写真とDVDを請け負っていた縁で、ひと夏海の家で働いてくれと頼む』んですかー?凝り過ぎでしょう

その海の家だって、今年休んだら困る困ると皆でこだわる意味が分からない。しかも頼む態度が悪い。

ふらっと訪れた海の町で、求人のビラを見て店に入ってくる美人シェフ、彼女は毎夜砂浜でなぞの投球練習を繰り返す……てな自発的な導入だって別にいいとおもうのになあ。まだ立ち直っていない人を引きずり出すのはどうだろうと思ってしまって居心地が悪かったですよ。 


海、空、盆踊り。

海の家店長もどうせ引き受けるんだろうから夏らしい画面のドラマになりそうですけどー見るかなーどうかな。


メガネで文系君な窪田正孝って、もったいない。せっかく脱いだら凄いのに(><)←だから腕の筋肉がわからないように長袖なのかー。

「priceless」最終回☆☆☆

ボールが戻ってきたー!!!


ついに金田一本人に明かされた出生の秘密と、ミラクル社長との血のつながり。……ってことは、数々の嫌がらせも、家の炎上も、機密漏洩の冤罪も「兄弟喧嘩か!」と、もの凄い納得をしてしまう金田一さん。いやそれって、違…わないのね金田一的には。しかも赦すw


人間関係を大事にしつつも、”目的のためには手段を選ばず”で突っ走るハピネス流だと、もう魔法瓶が作れるんならミラクルでもいいじゃん、で社長は元通りに兄社長でいいじゃん、になるわけです。それは違うと渋る工場長さんたちも、金田一の影響で変わり始めた兄を認め…いい話でしたー。


終盤、ライブ映像があるというので今か今か、この映像がまさかライブなの?と気が散った感じもありまして(演説とかで入れてくるとばかり)、雪の中の映像は楽しかったけれども全部録画で構わなかったのにね。


そして1つだけ気になるのは。

昨日のコーヒーが温かいのはいいけど。一週間経ったコーヒーって飲んでも大丈夫なのかしら……スープだとしたらもう具は全部ドロドロなのでは? 雑菌の繁殖は(^^;;;)


「PRICELESS」〜8☆☆☆☆

面白いよね。


貧乏暮らしから始まっても、そのうち仲間増えるよねー社長になるよねー町工場巻き込んで味方につけるよねー「究極の魔法瓶」記事になって売れるよねー……と、予想通りに展開していくので特に記事は書いていませんでしたけど、その間もずっと主人公金田一をぶれずに

「熱い男」

「いい奴」

「でも変」

と魅力的に描き続けてずっと面白いって、話数が重なれば重なる程なかなか出来ないことなので、実はすごいドラマかもと思い始めてきたところです。

来年の年末には一挙再放送とかしてるんじゃないのかなー。とんとん拍子の出世物語、まとめてみたら釘付けだと思います。


兄社長が切った町工場を集めて自分の魔法瓶を作ってもらう。律速段階になってしまった工場も切らない。そこで金田一が能率が悪い工場を抱え込むだけでは根性論ですが、経理ちゃんが作業割り振りを考えてみたり、接待巧者モアイさんが◯◯社と××社は付き合いが長いから一緒にやりたがってる等と現場の声を足してみた結果スムーズに作業効率が上がるなど、ちゃんと3人居る意味があるところも素晴らしい。

一昨日のタイ企業と提携では、接待にバッティングセンターと、まさかの…炊き出し(><)

『なにを演じてもキムタク』

とは主演木村拓哉への定番揶揄ですが、当て書きがピタリとハマって魅力全開の金田一を見せられたら、もうそれでいいよと思ってしまいます(><)

一度出て行った経理ちゃんも、1回分でもう帰ってきてるしw
来週は魔法瓶で仕掛けるそうですが、なーにハピネス魔法瓶が結局は勝つでしょw 

 


ただ、兄社長の描き方は可哀想。

先代社長が実父とは知らないまま、あとを追う様に魔法瓶に入れ込む金田一を褒め讃えるドラマになっていますが、兄だって彼なりに父の残した会社を更に大きくしようとしてのリストラでありCI。やり方に情がないとか攻撃されますけど、そう育てたのは誰だよw

先代が魔法瓶に拘った「理由」が商売抜きにちゃんとあったことを、兄は知らなくて弟の庶子金田一だけが知っているなんて。そこはちゃんと教えておこうよ先代社長!

『実は金田一はお前の弟』とか

『時期社長はお前でなく金田一』とか

死ぬ間際まで黙ってるからこの大騒ぎなんだしさー。

でもそこも、最後には兄弟対決でお互いに能力を認めあう展開になるんじゃないかと、これまた安心してみていられるわけですよ。
先週今週と、最終回でもないのに延長版にしている意味はよくわからなくて、年末になる最終回を2時間3時間spにするのだけは見られないからやめてほしいと思いますが、とにかく毎週楽しみなドラマです。

「PRICELESS あるわけねぇだろ、んなもん」1 ☆☆☆

タイトルのひらがな部分は必要?

学生時代、ホントに野草つんで食べてたの思い出しましたw 部屋代込み月5万円で暮らすの貧乏だったなあ。でも寮生活で少なくとも部屋はあったのって幸せだったのね。
 

突然の解雇、爆発、携帯水没w

何の祟りか踏んだりけったりで、身ぎれいな会社員からあっという間に一文無しのホームレスになっちゃう主人公金田一キムタク二三男くんが悲惨です。本人だけじゃなく見てるこっちも

「どーして?」

と思っていたわけで、最後に明かされる理由が

「社長の隠し子だったから」

は?

二三男を次期社長にと遺言された義兄の副社長(藤木直人)が、全てを指示しているというひっどい話でしたよー。でも金や地位を守るためでなく、自分が父と出来なかったキャッチボールを二三男はしたんじゃないかと嫉妬にかられてなのは、副社長も可哀想な人なのかも。

確かに二三男の宝物は北別府サインボールで、それをくれたのは北別府ファンだった「父」社長で……。

でもだからって、機密漏洩までねつ造して解雇って犯罪ですから!

そして父の社長もさー、不慮の事故や突然死じゃないのに、そんな大切な話はもっと前からしておこうよー。


いつも影の薄ーいモアイ部長(中井貴一)が裏工作を聞いてしまい、経理部のお固い女史(香里奈)が漏洩日の二三男の出張伝票は不正出張だと……いえいえアリバイだからそれ!

さあ彼らが二三男の名誉を挽回してくれるんでしょうか?


寸借詐欺兄弟との触れ合いや、サバイバル生活指南も楽しかったです。
1日500円を稼ぐのがどんなに大変か……。
「銭ゲバ」主人公ですら持っていた携帯があれば、バイトサイトに登録も出来たのにね。ていうか飲食系は回ってもガテン系の求職はしてなかったね二三男さんw 一番手っ取り早いの男ならそっちかと思うのですが、肩が悪いからなの?
 

貧乏なまま、ライバル会社でも起業して対決するのかなあ。遺言書や全てを知る顧問弁護士でも出てきて相続の運びになれば来週でもう解決ですけどw

「ダーティ・ママ!」1 ☆☆☆

ここまで邪悪なヒロイン、滅多にいないw


装甲車ベビーカーに赤ちゃん乗せて登場したチリチリパーマ刑事永作博美)が、どこでも子連れで突入しては

「授乳がしたい」

と容疑者のオフィスに不法侵入。

「子どもが触りたがってる」

と被害者のUSBをちょっと拝借、データをコピー。……だけならまだしも、証拠が無い相手を縛り付けて石投げで脅して吐かせるとかひどーい(あの後、どう家まで返したんだかw てか、どう捕まえて縛ったのw) 違法捜査にちゅうちょがない!裏金も平気でもらう! 
上司も一課の男どもも皆敵に回して、どこまでやるつもりなのでしょう。 


しかもその間、愛息橋蔵くん(1)の世話は部下に丸投げ。

交通課から異例の刑事抜擢で張り切る香里奈だったのに、まかされる仕事は橋蔵くんのおむつ替えてミルクやってお風呂入れて絵本読んで寝かしつけw 職場に子どもって、往年のアグネス論争を思い出しましたけどね。検挙率1位だから辞めさせられないの? いくら犯人逮捕してても、同時に訴訟と始末書も大量に抱えていそうなのにねー。 


扱いの酷さにブチキレ……る前に、クビを宣告されてしまう香里奈。だって普通にマトモな人なんだもん。そのマトモさ故に、逆ギレでまた子連れ捜査に戻ってくるところも予想通りです。さてこれから、マトモじゃない永作博美に感化されて行くのか?


1話私は楽しくみたのですが、不安もあり。
凶悪ママ刑事が無愛想すぎ、上司同僚に嫌われすぎでしょう〜。これに指導されたら香里奈チャンの出世は真っ暗ですw 聞き込み先ではよく笑うけど何故か『関西のおばちゃん』で可愛くありません。
せっかく、天海祐希じゃなく小柄な永作博美が演じるのなら、小動物なママ刑事さんでもいいのに。
『ほら、子守りの刑事連れて来たよ☆休んで☆』とか
『個人へのクレームも組織で受けて立つ』
って皆に守られてる可愛い人が、笑顔で暴言、笑顔でガンガン違法捜査って方が萌え〜(あ、でも「アンフェア」の脚本の人なら無愛想が好きなのかな。それとも「家政婦のミタ」に乗っかったとかw)
 

香里奈の恋人はお巡りさん(上地雄輔) 自分も目指している刑事に無試験でなった香里奈を応援しながらも嫉妬を隠せない描写がグーでした。あと、刑事課にこそっと林康文がいるのも嬉しい。
あ、犯人側にアンジャッシュ児嶋。普通に馴染んでいて、ひな壇に座ってるより向いているかも役者。 

橋蔵くんの父親や、その母親との揉め事もそのうちありそう……だけど、そっちはいいや。


「美咲ナンバーワン!」1☆☆

腕に覚えのないヤンクミ。
職員室も歓迎会の風景も、定番のうっかり具合も何もかも既視感!サブタイトルに「ごくせん4」とか入ってないのが不思議なぐらいでした。


元六本木ホステスが、私立高校の先生になり不良を更生させるんだそうです。生徒を恐喝してきた店に単身殴り込み。裏情報に詳しいのも、気っ風がいいのもキャバクラ仕込みなわけですが。殺気立つ相手をどう収めるのかと思ったら、なんと街のみんなが駆けつけてくれて数で勝利!(ほんとに人数勝負で、花屋は花束持っているのに笑ったー、そこは裁ちバサミじゃないのね 笑)そして警察に通報。えーっと、生徒さんの飲酒、深夜徘徊はうやむやでいいんだ……あんまりすっきりしませんね(^^;;;)
 

主人公が「天王寺」美咲、その他先生も鶴橋、南方、玉造。学校が「御堂」高校ならキャバクラも「south sea=南海」と、ネーミングが大阪の電車路線&駅名ばかり、字幕表示で観ていたので誰かが喋る度に「○○だってーw」と楽しめましたけど、それだけで毎週はつきあいきれないかなあ。

美脚の香里奈はいい感じでした。(←昨日の「CONTROL」、香里奈でもよかったなとかまたぞろ思ったり)

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「フリーター、家を買う」2☆☆

良い職場!
作業員の安全がまず第一の建設現場なんて(><)
遅刻する奴はもう帰れだの、主人公にはムカツク指示でしたが、そこには全体を考えた上司なりの優先順位があると教えてくれる人も居て。今までぶーたれて辞めてきた数々の職場でもそれぞれの理由があったはずだと、気づけたら主人公も変われるよね。そして、自分は金をもらえるだけの人間なのか?と。
(事務員さんの結婚願望、大手正規社員以外は話にならない!という態度も、世間の正直な声。笑っちゃったぞー)

納期直前の無情の雨。バイトならとっとと帰っちゃっていいだろうに、全員で止むのを待って、待って、深夜に始まる突貫工事。そんな連帯感に仲間として加われたことで、彼も一皮剥けたかな。
でも正直、帰るに帰れないのはその間にお母さんの病状が悪化しているという伏線のためかと思って見ていたのですが。最後は達成感が描かれるだけ。
お父さんに「残業だから」と連絡した日も、イヤミを言われるだけで、母親側ドラマとしては肩すかしだったかも。まあ、これからかな?不倫?(^^;;;)

ゴミの分別は、わざと別のものを混入させて突き返してくるイジメだったのねー(買ってないものが入ってたら分かるじゃん。専業主婦なんだから、トラック来るまでずっと座って待ってたらいいじゃん)それで、家を買って引っ越す話になるのね。それは居丈高な父親の、唯一のコンプレックスを刺激することになりますねー。また揉めるぞ。
まったくあの父親、今回も非道かったー。母親の明らかに異常な状態に思いやりもなく我関せず。例えば原因が本当に息子だろうとも、それはさておき妻を思いやるって姿勢がまるでありません(><)その息子が折れて、就職の世話を頼んできたのに、どうせすぐ辞めるんだから二度恥をかかされるだけだとにべもない、それって前に言ってたことと違うじゃないですかー!(こんな父がいて、どうして息子はこう育ったのかが不思議になってきましたよ)

頼みの綱だったお姉ちゃんも、医院で孤立してるし、PTAでもたかられてるし。上手く行っていないのね……。妊娠を盾に結婚して院長夫人になったのが許せないとか、真顔で言ってますが義母さま。その彼女を妊娠させたのはあなたの可愛い息子さんですよ。あーあ。
他の税金取り立てドラマの様にズバッと解決してスッキリにならないのでみていてちょっとストレス。でも早くダメ人間を脱出した主人公がみたいよ!

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「フリーター、家を買う」1☆☆☆

新人研修、懐かしい~(笑)
電信柱にこそならなかったものの、泊まり込みで似たようなことしましたよー。
で、無茶を言われて苛つく主人公は3ヶ月で会社を辞めちゃいましたけど!!後に他社の面接で「変」を連発、でも下手したらその会社でだって同じ様な研修してるかも。同じように嫌な上司だってどこにでもいるんですよ。
というわけで、
「どこかに僕の能力を評価してくれる上司がいる」
と、次の仕事も決めずに退社し、バイトも続かない主人公はおばかさん。いくらニノでもこれは駄目だわ(><)
そんな息子を正論だけで追い詰める父親に竹中直人。板挟みのお母さん(浅野温子)がとうとう心を病んでしまいます。姉さん(井川遥)だけが救いだけれど、嫁いで子育てしている身で……。

気がつけば、殺人もロボットも出てこない、超貧乏でもない、普通の家のホームドラマを久しぶりにがっつり観てしまいました。
こども側の論理で主人公を擁護してみたり、親の立場で非難してみたり、どちらかだけが悪者とは描いていないので、いろんな見方が出来るのでは。 

ガテン系バイトで香里奈にガツンといわれて、さあ次回から目が覚めるのか??(レギュラーだよね?ってことは、ここの仕事は長続きするの??)
まだまだ家を買う日は遠そうだけど、いっそそんな突飛なことせず、普通に彼が再就職して地道に暮らすまでを描いて欲しいと思ってしまいました。それじゃタイトルに偽りありですがw

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