ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

香川照之

「役者魂!」7 ☆

 あ、妄想が妄想に戻ってる(^^;;;)

 父親を嫌う娘3人。「リア王」ですね。
でも妻との関係さえ良好なら、家に居なかろうがパパはパパだと育つ筈でしょう。これは娘との関係以前に、5年前に死んだ奥さんに恨まれていたんだと思いますよ……怖い。
 サブタイトルの”できちゃった結婚”は、頼みの綱だった3女。でも彼女と会って何が起こるでなく、本能寺パパも妊娠については怒らずスルー。まったく本筋と関係なかったじゃん!

「リア王」演出をやりたがってる社長。
例によって社長絡みの場面になるとメチャ楽しくて……ホントにホントに、ただの「芸能事務所奮戦記」で見たかったー。

 いまや親公認になっちゃったロミオとジュリエットは、
「結婚するって言われたら嫌いになってた」
と、摩訶不思議なことを言って燃えるリナちゃんが別れてくれません(^^;;;)障害のある愛が好きなのね?? …それって、結婚したら冷めちゃうってことじゃなくて??
いやーそれも、「芸能事務所奮闘記」で見たかったって。

 瞳美と子供達が本能寺邸に移り住んで、家族ごっこもしてみたけれど2日で終わり。
だよねー。っていうかそれ続いちゃったら、若い愛人と愛欲の日々、既に子供も2人って報道されちゃうって!!

 ついに桜子まで妄想してみる様に(^^;;;) それでいいのかなー。

「役者魂!」4・5 ☆☆

 うんうん面白くなってきた!
でもそれって、松たか子や森山未来の個人技だよね?

 チュウを引き取る云々はもう無かったことにして。
経理とアイドルのロミオとジュリエット騒動。これを収めるためには、松たか子が無理にでも経理を誘惑してオトスしかない!!・・・って発想もどうかと思うけど、誘われたらあっさりと
「年上好きです」
ってその気になってる経理!いいのかそれで!!

 そこでの松の気のない口説き方(教わったセリフそのまんま)も大笑いなら、以降突然に視線がじとっと湿り気を帯びる経理くんのキモさも上等(^^;;;)
 いやでもそれって、普通の会社の上司と部下でしたっていいワケで、なにも芸能プロダクションのマネージャーが、担当俳優の隠し子の生活費稼ぐためにしなくたっていいワケじゃないですか!!

 「家族」を演じる俳優とマネージャーが変に陽気で、戸惑う子供達。
一方で実の父子は喧嘩腰、照れくさくて見送りもしないわけで
「家族ってそういうものでしょう」と言われても、幼くして死別している松には分からない。幸せな「家族」で育った経理君にちょっと見惚れる。そんないい場面もあるんだけれどもね。
 全編通してあまりにくっきりはっきりと作り事で疲れます。

 まさか最終回で結婚して「本当の家族」になったら笑うよ。誰とって・・・本能寺と??

「役者魂!」2・3 ☆☆

 どんだけ大福が好きですか、シェークスピア俳優(^^;;;)

 ちょっとTVで目立ったからって、即日大入り満員だなんてお手軽。
でもそれ言っちゃったら前回の、やる気ゼロ「リチャード三世」がかえって大絶賛!!ってのもそれこそヒドい嘘だし。もしかして君島さん、演劇になにか恨みでもあるのかもってぐらい(^^;;;)

 そしてご近所のゲイといい、バラエティに馴染まない老俳優といい、実に紋切り型で・・・・何かをワザと表現したくてやっているとしか思えないんだけど・・・・その何かって一体なに?(^^;;;)
相変わらず元俳優の社長は素晴らしく場を浚うので、社長と秘書の出会いの方を本筋で見たかったぐらいです。

 とりあえず、ヒロインが小学生の母、俳優がお祖父ちゃん、経理とアイドルが弟妹ってことで疑似家族オーライ。
 来週は小学生その2が実の父に引き取られるっちゅーことで騒動らしいけど、それをひきとめられるほどの絆が、出来たばかり疑似家族にありますか??

「役者魂!」1 ☆☆

 妄想癖のある、天涯孤独ヒロイン松たか子が・・・・・・何をする話??

 1人が寂しいとは知らなかった、という前フリで家に子供が転がりこんだということは、この先同居コメディがスタートするのか??(それにしては、子供達があまりに・・・可愛くな・・・モニョモニョ)

 シェークスピア役者藤田まことの過去でまさか3ヶ月ひっぱりはしないだろうし?
経理の森山未来とは別に恋にはならなさそうだし?
朝ご飯をつくってくれるオカマとの友情はどうでもいいし(^^;;;)
事務所独立したら潰されるし(香川照之社長ステキ・笑)

 いろんなことがどうでも良くて不明のまま、「人生思うようにはならない」が座右の銘のヒロインとともに漂った第一回。視聴率悪そう〜。でも、退屈はしなかったなぁ。
 初日の幕は無事に開くのか??は、どうでもいいけど次回も見ます!

「アンフェア」最終回 ☆☆

 だから雪平には麻酔銃持たせとけってば。

 愛する者を失う哀しみを、自分と同じように与えようという殺人の動機。
語り出されたときにはチープでしたけど、最期の場所に横たわって唄うという雪平の儀式まできっちり見せられればもう、文句ないや(何かありげに光った雪平の目・・・・まさか、愛してて、結局復讐が成功しちゃってたことにやっと気がついたとか。鈍いんだし・笑)

 タイトルバックでは、各死体を殺した映像をみせてくれるサービス付♪・・・っていやん、そんなエグイの要らないから。
鑑識カオルちゃんのその後とか、オジサンが安藤君にもらったパソコンの中身だとかやって欲しかったかな(^^;;;)・・・ ハスミの動機とか。

 前回まで見終わったところでは、ローマ数字の話数が「×」になっていて『上手い!』とヒザを叩いたものでしたが。そういう映像美以外には・・・・どの人もこの人も怪しいって描き方にもう、マルチエンディングかよと推理する気をなくしてました。 それでも、最後まで楽しめたかな。再放送で前の方みたら『こいつ犯人のクセに』と思えるわけですね。

 ただし。あの警察の不祥事てんこ盛りが管理官更迭だけで済んじゃ嫌だ。
雪平を筆頭に、刑事採用基準を考え直した方がいいと思います。ロボット三原則みたいな矯正刷り込みでもしておいて欲しい。

「アンフェア」9 ☆☆

 雪平の親友、ハスミさんがもう悪丸出し(><)
みおちゃんも完全殺すつもり? こりゃあ悪い男に手を貸したとか、金が目的とかいうレベルではない黒さですよ? ってことは、雪平と知り合ったのも何か企んで近づいたってことなんでしょうか??

 ゴミ箱からみつかった牧村さんのメールのプリントアウト(何でそんなものが?)
『アナタの正体をしってるわ ハスミさん』
を手に、ハスミに詰め寄る雪平元夫。
・・・・だから、撃たれた時の安藤といい、どうして1人で行動するのかなー(><) 元妻には、親友への嫌疑を知らせたくなかったのかなー。

 ・・・そして、死体が。

 その他ゾロゾロ、今週だけで何人死んだっけのマヒ状態。もう警察の仕事越えてるよね、こんなの。
推理からは程遠い気持ちになりつつも、見届けたい気持ちで見ています。

「アンフェア」8 ☆☆

 狙撃、雪平を狙ったのに牧村さんに当たったなら笑える。

 ・・・だって、すごい距離あったよ。誰が撃ったか知らないけど。

 前回予告といい新聞の粗筋といい、普通なら誤魔化すだろう安藤死亡をやたらアピールと思ったらやっぱり、偽装工作でしたよー。だよねー。
 それでも、当の牧村に安藤生存をみつかっちゃった時はまさか、とどめさされちゃうかと心配しましたけど、さすが「アンフェア」、まさかの社長襲撃!それもカメラクルーに囲まれて、と来ましたよ!
 この世界のワイドショー、視聴率もの凄いんじゃないだろうか・・・・。

 とにかく、まともに何考えても無駄そうなので、雪平の相変わらずの部屋ときちーんと美しい元夫の家を見ながら、一体雪平と彼が夫婦していたころの家の中はどうなっていたのかと想像してみたりして。

 雪平の娘が、いくら喋らなくて筆談だからって耳は聞こえているわけでしょう?
犯人と牧村さんとの電話の内容だの、匂いだけじゃなく分かってることはいろいろあるんじゃないかと思うのですが。さて。

「アンフェア」〜7 ☆☆

 もうどこから感想書いてないっけ。
毎回みてはいるのですが。フェアって何?という状況です。だって、
警察署の地下に監禁って!!

そりゃ、警察官でも誘拐犯になれる訳ですよー。

 おまけに
「ボクに策があります」
とまで言わせておいて、その策ってただ侵入してコピー(っていうか、丸ごとコピーしたダミーを置いて、オリジナルを持ち出すんですけどね) まぁそっちはいいや。
 地下に突っ込む前に、何故電話するなり手近な警備員を連れていくなりしないのかね青年。

 最後は雪平のお父さんの事件を解決して、娘さんとも和解して言葉が戻って、といったあたりがハッピーエンドなんでしょうか?
 青年の死亡は罠か予告マジックであって欲しいなぁ。

「アンフェア」1 ☆☆☆☆

 うわー面白かった!かっちょえー!!

 検挙率ナンバーワンだけれど、問題起こしすぎ(しかも無駄に美人)な主人公に篠原涼子。これが男っ気なかったりせずに、バツ1子持ちってのがまたいい感じ。作者女性だそうでナルホド。

 連続殺人の経過と予告が、小説形式で送られて続きはネットでオークションでどうぞ、ですって。
あらすじだけだと「相棒」みたいなんですが1話完結ではなく全体で1つの話になりそうです。
出版界の汚い裏だの、ヒロインの過去だの、「お守り=錘」の言葉遊びだの、やっちゃったかどうかだの、途中からちらっとチャンネル合わせてもつい見入ってしまいそうな仕掛けがたっぷり。

 これは観てるこちらも推理してみるのがもしかして「フェア」?
 というわけで、いかにも怪しいゴーストライターはひっかけで、売れっ子作家の奥さん(?)が犯人ってのはどうでしょう。←ヤマカン

 オープニング映像でヒロインが死体然と転がっていたのにドキッとしましたが、どうやらあれは儀式中・・・・父親の遺体発見現場にいた時の様ですね。
 別居中の娘は聴覚障害?それともなにか事件のショック等でしょうか。
 来週が楽しみです。

「救命病棟24時(3)」最終回  ☆☆

 あ、そういえば観たんだっけ。

 22時間ぶっ続け勤務がいつ終わるとも知れぬ東都中央病院。そ、そんな病院イヤだーっ。
しかも原因が食中毒によるスタッフ不足。更にイヤーん(^^;;;)
 で、政治家に頼んでも埒のあかない応援部隊。
 てっきり国際人道支援なんたら・・・・あの進藤先生によく電話かけてくる元の職場から団体で乗り込んでくるかと。それとも静岡に療養に行ってた院長&看護婦さんや、石黒賢が抜け出した病院だの救命旧シリーズの登場人物だのドクター孤島だの、いっそ「白い巨塔」の財前教授でも里見先生でも、どどーんと感動的に押し寄せてくれるんだろうとワクワク待っていましたよ(大好きな西村さんも、きっとそのメンバーで出演なんだろうと)
 ところがどっこい、誰が来るかはどうでも良かったんですね。
 嬉しそうに電話してくる寺泉が、どうやってメンバーを集めたのかも以前のヘリコプター調達同様不明な上に、倒れていたスタッフ快復して、もう応援あんまり要らないじゃないですか。
 そんなこんなで、終わってみたら印象のとっても薄い最終回でした。

 見事復興した神戸に励まされるスタッフ達。それ自体は感動的な場面だったんですけどねー。

 ラストは2年後、ボランティア弟が研修医になって戻ってきた!
うんうん、良かったよ。1話で落ちこぼれ医学生だった時点で、誰もが思い描いた成長じゃないですか!

 後はせっかくなら、1話と同様辺境にいる進藤先生とか、楓先生は亡くなったフィアンセと行くはずだったサンフランシスコ(だっけ?)で救命医してるとか、東京を離れずに元気になった省吾くんとかを観たかったです。
 どれもお約束な未来ですが、でもこのドラマずっとその「お約束」を描いてきたんじゃないですか。だったらとことん「お約束」を貫くのもサービスでしょう?!!

 ドラマにウソはあっていいと思うんです(だって、大震災という前提が既にウソ)
その代わり、勢いと必要のあるウソであってくれなくちゃ。ぐちぐち拘ってたICUの子供達も、『そりゃ、要るねぇ』という気にさせてくれないから言いたくなるんですよ。
 最後、”寺泉寄贈”と額装された絵で、ちょっとそんな気になりましたが・・・遅いのよー。

 そんなこんな、主人公の進藤&楓先生よりも日比谷先生が印象深かったりもして、とても中途半端な気持ちになった番組でした。でも意欲作だったことは間違いない。

シリーズ続きがあるのならみたいです。
 

「救命病棟24時(3)」10 ☆☆

 逆だと思う。
幾度も死線を越え、自らの死を常に意識して過ごしてきた省吾くんこそが『死んだらどうなるか』を千尋ちゃんに教えるのでしょう。年の差じゃないですよ、ここは。
(ちなみに、健康に暮らしている子供が『自分もいつか死ぬ』と悟って衝撃を受けるのって小1、小2ぐらい?)

 そういう意味では寺泉さん。
「これ以上人の死ぬのを見せたくない」なら、重病人の省吾君と一緒に娘を置いておくのは・・・っていうかもう本当に、連れて帰れぇぇぇぇぇぇ!!
 個室でも無いのに朗読しますか(イイ声ですがやはり迷惑 メイシーチャン ジャナイノカ ^^;;;)
 どうしてもICUにもう1人子供を置いておきたくて、寺泉出入りの理由も欲しいなら、いっそ何故千尋ちゃんに怪我をさせなかったのか。

 本筋の、死の受容、息子の独り立ち、父と子の熱い絆は良かったんですよー。
震災につけこむ悪徳商人と対抗する安売り王の大往生! わざわざトラックの商品を父に見せに来る息子、浪花節でエライじゃないですかー。
 その『仕入れ業者の横っ面をはたいた』札束は、父親の枕元に置き去りで手ぶらで帰ったよなーとか、あんなトラック入れるならコンビニもスーパーも復旧してるだろうとか、息子の眉のお手入れは気合い入ってるな、とか気にしつつ 臨終の場面では祖母を思いだしてもらい泣き。
 日比谷先生の他人に迎合しない台詞も、もう待ってました!

 そして、同じようにお馴染みになってきた日比谷先生の好き嫌い! いくらやツナマヨネーズおにぎりは駄目で、梅干しか焼肉なら食べられるそうですが・・・・・。

 そこでまさかの”賞味期限切れ”援助物資による食中毒ですよ。(日比谷先生が食べられなかった方の食材であたったんですね!!)
 ・・・急な人手不足によるチェック漏れということでしょうか。
 えーでも、ボランティアたくさん居たときならともかく、あの倒れてた人達の分の何百個のおにぎり、残った3人でラップ剥いて盛りつけて出したんですか?? そんな莫迦な。

 まるっきり呆けていた研修医:兄が、患者さんとの会話をきっかけに立ち直り(早!!) 食中毒で修羅場と化した病院に戻ってくるそうです。
 でももう最終回なのに??

『もう、俺がいなくても大丈夫だな』と、進藤先生が去っていって終わり、となるその前の一波乱ってなんでしょう。
ピンクの何かに包まれて横たわっていたのは誰なんでしょう??
来週どうやって終わるのかちょっと不安です。

「救命病棟24時(3)」9 消火活動の優先! ☆☆

 消防士もまた被災者だった。

 医療の場でトリアージのように、火災現場でも救命を捨てて消火を選ばなくてはいけない状況があったんですね。ここで入る回想が悲惨で・・・うなされるのも無理はないです。

 でも彼らはマニュアルに従っただけで、阪神淡路大震災での教訓を活かそうと作成されたマニュアルだった・・・というなら、現場の消防士達を非難するマスコミはまったくもって勉強不足としか言い様がないです。
 しかしまぁ、非難ゴウゴウを一喝してこそ 寺泉が『ウルトラマン』になれるわけですから。手堅い演出ですね? その演説をTVで聞いて涙を流す、入院中の消防士たち。BGMも相まってうるっと来ました。イイ場面でしたわ〜。

 もっとも、うなされだした途端「実は」とサクサク事情が説明されて進んじゃうところとか、対で描かれる熱血ドクターの燃え尽きが唐突なところとか、例によって何か足りない感じでした。

 これを、
「いつまで震災を言い訳にするんですか」
と言われた次の回に持ってきたのは何故でしょう。甘えや慣れとは別の部分で、過酷な体験に耐えきれずに壊れてしまうモノがある、ということなのでしょうか。
今回は大人しかったですよね、進藤先生。

 次回、癌宣告!?
ええ?、医局長が???とまずおもっちゃいました!!誰なんでしょう(^^;;;)

 そろそろ、寺泉の娘が
『お母さんに会いに行きます』
と書き置きを残して消えちゃうエピソードなんて・・・・ナイナイっ

 コマネチ!!

「救命病棟24時(3)」8 ☆☆

 寺泉議員は早く娘を引き取ってください。妻の実家とか無いの?
喘息の子は同じパジャマを着たっきりです!!
京野ことみはすっかり看護士してますが、小学校の校医としての仕事はないのでしょうか。

 ・・・震災直後ならともかくも、25日目、と言われれるといろいろ気になりますよね。

 そこで緩んだ気持ちを引き締めろ、と促す進藤先生なわけですが、どうにも・・・1人で何カリカリしてるんでしょう?

 低体温で心停止は、つい先日本当に霊安室で蘇生したケースが報道されたところでタイムリー。
 死に慣れるな、命を諦めるな、常に全力で・・・ってごもっとも、でもつい同じ職場にいる人達に同情してしまいます。(自分には出来ないからっ!)
 医局長が出来た人だからいいようなものの。
 進藤先生がアフリカに戻ったなら戻ったなりに、東都中央病院はまわっていくんじゃないでしょうか・・・・。代わりにアフリカで助けられる命もあるじゃない。

 その前向きな情熱が患者を助け、家出人だったおっちゃん達を故郷に戻らせ、さあみんなで生きていこうっというメッセージは分かります。そしてまんまと涙ぐんじゃったりしてるんですよ。でもっ
 前シリーズからの思い入れがない身には、完璧すぎてつきあいきれません、進藤先生。

 次回、研修医の失敗が描かれる様ですが 進藤先生の失敗の方がみたいかも。
(ゴッドハンドファンの方々、すみません・・・・)

 リンク:「トオボエ改めドラマ三昧」さま
 震災を描くのに、病棟が舞台なら予算が少なくていいから「救命」で?という着眼に膝をポン。
 そして、「あの親子、あの場所にいらねー」に激しく賛成ですっ
その後の、蘇生を反対した相手から花を贈られて戸惑うヒゲメガネ先生は面白かったのですが・・・。

「救命病棟24時(3)」7 ☆☆

 ヒゲのドクター、自宅全壊っ!

 しきりと毒舌吐く彼ですから、被災した患者さんの心のケアがどうこうな話に
「家が潰れた者の気持ちが、お前には分かるのか」
「放っておけばいいんだ」
と言い捨ててもいつもの通りです。
 それが画面が変わると電話中で、どうやらマンション全壊ですよ。

 発覚のタイミングがあざといよねー。前振りゼロだしねー。

 またそれを患者に告白なんて似合わないことしだすからびっくりしましたが・・・・途中でセルフツッコミいれて止めちゃうところでチョイ受け(^^;;;)
 その前の看護士と違って同僚も聞いててくれなかったし、肝心の患者さんにも
「不幸自慢しやがって」
と 感激してもらえてなくて可哀想なんだか自業自得なんだか。
 こういう人大好きです!!

 岡山の楓先生は、どこから持ってきたのかきっちり喪服着て(婚約者の遺体もちゃんとネクタイしてるよね)葬式で酌して倒れています。
 過労?PTSD?
でも、彼の産まれ育った土地の自然の中で癒され、彼が見た夢の中の自分も救命医だったから、と。ラストで早速戻ってきちゃいましたよー。早っ

 往復何時間かかるのか知りませんが、滞在日数入れても一週間かかってませんよね?
もうちょっと休んでていいよ。いえ、頼むから休んで。

 今回、揉め事秘め事のある入院中夫婦を、さっさと同室の並んだベッドに移しちゃった進藤先生。さすが、手術の腕は一流でも心の機微は今ひとつ読めないと評判の彼らしい荒療治。
・・・・結果オーライでホッとしました。

「救命病棟24時(3)」6 ☆☆

「霊安室がいっぱいなんです。」
これがひっかかって。

 まず、そんなにあの病院で死んだ人がいるとは思ってなかったです。
 そして婚約者石黒を別室に安置することで、そのたくさんの死と「楓先生の婚約者の死」が分かれてしまいましたよね。

 もちろん、楓先生には泣かされましたよ。
 人前では泣けずに気丈に仕事を続けていたのに、遺体を搬送する救急車の中で、恋人の頬に触れながら号泣するくだりではもう一緒に泣いちゃって。
 でもこれは、前後なくても泣ける場面だから。

 親しい人が死ぬ。哀しいです。そりゃ辛いです。
でも、そこを描けば描くほど、じゃあ親しくなかったらどうでもいいのかと。
例えば”死者2000人”と発表される無機質な数字にも、どれだけのドラマがつまっているか描くかと当初思っていたのに、これじゃ数字はただの数字じゃないですか。

 空になったベッド。
「あの時私が動いていれば・・」と後悔を口にする寺泉。
 そのどれもが、他の見知らぬ患者さんだったらどーでもよかったのか?という疑問を呼んでしまいました・・・・。
 ひねてますかね、私。

 楓先生の戦線離脱には賛成です。ゆっくり養生して戻ってきてください!!

 ボランティアリーダーの弟と、メガネのお医者さん。
スーパードクター進藤先生の説教よりも、今はこの人の一言のほうが素直に聞けそうです(^^)
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