ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

香川照之

映画「ゴールデンスランバー」☆☆☆☆

 こんなにデート向きの映画だったとは!

CMでは爆破や地下道の場面ばかりが印象的でしたが、実はビートルズを語りあったあの頃が甦る案外甘い物語なのでした。


 舞台は杜の都仙台。

暗殺犯に仕立て上げられた主人公:青柳(堺雅人)は封鎖された街を逃げ惑いますが、そこは宅配ドライバー。抜け道裏道どんとこいですw

でもこの不思議と他人に警戒されない男は、”追われる”よりも”助けられる”場面の連続です。元カノはまだしも、ほんの行きずりのオッサンにまで!なるほど堺雅人w 追う香川照之がまたナイス(><)

実家に届く書き初めが笑って泣けました。 

映画「鍵泥棒のメソッド」☆☆☆☆

広末婚活映画!


香川照之と堺雅人が入れ替わる。

宣伝はそこをメインにされていて、確かにそれはそうなのですが……『記憶喪失の殺し屋』より『殺し屋になりすます貧乏役者』より、フツーに会社員の筈の広末の役どころが一番『変』で『鍵』でしたw

なにしろ塩舐めるし。初対面の他人の部屋で!
そもそも上がり込んだのすら驚いたのに、片付けながら画面の後ろで塩舐めてるよ! ←でもその行動の訳も、黙ってたけど気付いていた香川もちゃんと後に語られるわけでナイス。


まず映画の始まりだって広末からで

「この日に結婚しますので、誰か紹介してください」

とスケジュール帳に印をつけて告知したのには耳を疑いましたけど、職場の人はそんな変人を受け入れて拍手までしてくれて、暖かいんです(><)

紹介する相手もちゃんと探してくれていて。アラサーアラフォーが豪華に恋にもがくドラマに飽きている私でも、このへんてこな結活は楽しく見ていられました。

でも結局は自力で

”健康で努力家” ”几帳面で前向き”

な香川照之を見つけてしまう広末ちゃん。夫候補の為にぐいぐい突き進む彼女がいなければ、物語の結末は大きく変わっていたはずです。


なので、中年の冒険活劇を見に行ったつもりが、気がつけば素敵な恋愛映画を見ていました。


読み返すとなんか真面目な感じですが、実際は笑いっぱなしの2時間。そしてあちこちハッピーエンドで幸せになれますよ。
「アフタースクール」の監督と知ってなるほどですが、私はこちらの映画の方がすんなりと楽しめました。 

「世にも奇妙な物語20周年スペシャル」☆☆☆

神社の話「はじめの一歩」が面白かったですね!
万城目学の面目躍如♪伊東四朗、遠藤憲一の好演ももちろんですが、実は彼女が……と、落ちにひねりのあったお話そのものが面白かったです。
お願いの効力がいつまでか、という視聴者の疑問にもきちんと作中で答える、かゆいところに手の届く逸品でした。
 
その点、ホテルの話は京極夏彦らしからず、がっかり。
来年また戻ってこい、しかも同じ金額を持って、なんて注意書きを入れられて、今度は自分が殺されると思わない方がどうかしてませんか。鍵持ってたロクロウさんはそれでどうしたって?
ひねりがありませんよねー。原作ではもっと、大越の客のうんちくが入るとかが京極節だったのでしょうか??

 
堀北真希の時空越えの悲恋は、またいつものねという感じ。
 
東野圭吾「殺意取り扱い説明書」は良かった♪
原作も大好きなんですよー。殺意が強すぎても危険、弱すぎたらもちろん実行する意味がない、とかとかめんどくさいよね(笑)生真面目で要領が悪い主人公と、一枚上手のライバルを玉木宏と塚本高史がこれまたナイス好演。

 
そしてトリが宮部みゆきの「燔祭」
発火能力を持つ女!広末涼子と香川照之ですかー。これも原作大好きなのですが、この枠でちょこちょこっとするにはもったいなかったかも。2人の間に疑似だか本気だかの恋心が芽生えるのが急すぎでした。
で、誰かと出かけたことなんかない、というのにバッチリ浴衣着こなしてるヒロインもなんかネー(^^;;;)

 
どうせ作家スペシャルにするなら、もっと万城目さんみたいに書き下ろしてもらいたかったですよね
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「新参者」1☆☆☆

わ、また阿部ちゃんたら、結婚できなさそうな変な男(笑)
切れ者だけれど、切れすぎて周囲に理解されない変な人、しかも刑事となったら「相棒」の右京さんを思い出さずにはいられません。今期も刑事ドラマだらけ。「相棒」のヒットでどこも2匹目3匹目のドジョウをねらいまくりですよね。
それでも、阿部ちゃんの魅力か原作東野圭吾の力か、市原悦子と香川照之の迫力か、2番煎じという感はなく、かといって新作らしくもない安定感(前作を見逃したシーズン2、をみてるみたいだった!)、語りの黒木メイサは何してるか分からないという、不思議なドラマが始まりました。

殺人事件の容疑者になることより、馴染みのおばちゃんに本人の病名がばれてしまう方が怖かった。今時、そんな親身な保険外交員いるんですか!それを、居そうに思わせるのが人形町という舞台設定なんでしょうかね~。
その外交員に、いい人だけど殺しも出来そうな香川照之の配役が絶妙でした(留学する娘とのラブもありそうで、正直殺人よりそっちの行く末が気になります。年の差ありすぎだけど)
限定販売の和菓子も影の脇役(笑)
そうそう、阿部ちゃん演じる所轄の加賀刑事は、父親の葬式にも行かなかったそうでその辺のプライベートなゴタゴタもそのうち描かれるでしょう(その辺は「臨場」っぽい)若きエリート溝端くんが従兄弟なんだそうですよ。ふーん。

「嘘はうまいが、すぐ湿気る。本音は不味いが一生もんだ」
こんな名台詞が毎回聞けるんでしょうか??

次回が楽しみです。

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「龍馬伝」4 ☆☆☆

うわ、下手なラブシーンよりドキドキでした。
道場で鬼小町を組み伏せる龍馬(><)うっかり覗いちゃう兄(←龍馬の励ましが、途中まで愛の告白に聞こえなくも無いところもニクイ 笑)

そりゃあただのデカブツ相手ならともかく、同じ剣術を学ぶ者同士でルール無用に殺し合えとなったら男の方が有利でしょう。剣の道を生きてきた佐那には辛い現実。(ワンピースのゾロとくいなを思い出したり)

「私は弱くない。あなたが強すぎるのです」
貫地谷しほりの涙が綺麗でした。そうか、そんなに強いんですね坂本龍馬は。入門初日にはコテンパンだったし、普段が笑顔で優しい人なので忘れがちですが剣の腕は立つんでしたっけ。いつの間にか道場主に迫る腕前になっちゃったのね。
その前段の、佐那の笑顔を喜ぶくだりも言うのが龍馬じゃなかったらまるで口説き文句。さてここから2人はいい関係に……?と、思ったところで黒船来襲。どうやら次週からは剣術修行どころではなくなる様子です。

『広い世間を見に行ったのに、何剣術ばかりしてるのか』
と、怒ってた乙女ねえやンだけは大喜びかも。

一方の弥太郎も一念発起、私塾を開いて子供たちに教え始めたところなんと加尾が、
「私にも学問を教えて下さい!」
喜んでる弥太郎でしたが、それって結局、龍馬に会いに江戸に行きたいってことじゃなくって??

気がつけば毎週とても楽しみになっています「龍馬伝」。ヒゲの桂小五郎(もう2階で女遊び済みだったのよね、アレ笑)も出てきて、最近の谷原章介はまたこんな役かー!

学生時代、一年だけ履修した剣道は防具が臭いわ、面を全力で振り切られて(上手い人は当てるだけで引くらしい)気絶するわ、ろくな思い出がないのですが。手ぬぐいを頭に巻くのだけは覚えました。ツレも習ったことがあったと思い出話に花が咲きつつ。秋葉原にあった道場だなんて! 

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「龍馬伝」3☆☆☆

どこまでお人好しなんですか龍馬!!

手形を偽造してきただけでなく、旅費も持たずに出奔してきた弥太郎。それで江戸まで連れていけってついてきて、宿も食事もたかるつもり、相手にしてたらきりがないのに。それどころか関所で偽手形がばれたら一緒に死罪かも(><)なのに、追い払うでなく咎めるでなく、一緒に江戸まで行こうだなんて笑顔で。いわれた弥太郎の方も驚いてたじゃないですか(^^;;;;;)
実際、行くとなったら豪華に案内人付き(彼の旅費は坂本家持ち?)。路銀に不自由な様子もない龍馬君は、恵まれているので分け与えるのは惜しくなく、施される一方の弥太郎だけがますます卑屈になるのでしょう。橋の上でかばわれ、借金取りから助けられ、と龍馬が分け与えるのは金だけではないのですが、その余裕がまた憎らしいのかも。飢えたこともないくせに、自分と同じだと言ってみせる男。(でも、あの龍馬が困ってたらみんなで寄ってたかって助けてくれると思うので、人に好かれないのは弥太郎自身のせいも多分にあると思うんですけどねー)

関所でも、最後までかばおう関わろうとする龍馬を
「昨日会ったばかり」
と突き放すのは、弥太郎なりの思いやりではあるのでしょうが……。
船に乗って去っていく龍馬たちと、関所の役人からは逃れたボロボロの弥太郎。片や「元気でなー」、片や「馬鹿野郎~」「大嫌いじゃー」と噛み合わないエール?を送りあうのには大笑いでした。

今ひとつ盛り上がらないと家人は言いますが、一年続くと思えば毎回クライマックスにされても疲れるし。地元の人間関係を丁寧に描いてこその終盤の盛り上がりですからね、ここまで十分に面白いと思います。主に弥太郎が(笑)
この後、弥太郎はどうするのかと思ったら予告ではまた鳥かご売ってましたよね、戻ったんだ!どの面下げて!!
これで架空の人物だったら(「新撰組!」での捨吉みたいに)どうにでもなるのでしょうが、大三菱財閥を築く弥太郎さんですから、どこでどうきっかけを掴むのか興味津々です。物語全体の語り手でもあるはずで、龍馬と別れている間の物語はいったいどうなるのやら。
ところで最後のミニ番組で出てきた弥太郎の生家は小ぎれいでしたよ?三菱が建て直しました??

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「龍馬伝」1、2 ☆☆☆

ええー、龍馬と三菱の創始者弥太郎さんってそんな因縁が??不覚にも知りませんでしたわ。(幼馴染みが史実かはさておき、同郷なことも。)
そんな幼馴染み弥太郎(香川照之)が、成功者になって尚、口角泡とばして龍馬を罵るその様子から、逆に龍馬の大きさを浮き彫りにするという……映画「アマデウス」のサリエリを彷彿とさせる冒頭にぐいぐい引き込まれました。

そしてオープニング!大河といえば=空撮、美しい日本の風景を堪能できるという思いこみをぶちこわすCGの龍と海にビックリ。福山雅治のプロモーションビデオみたいではありますが……うん、かっこいいかも。これがどう評価されるかはやはり、今後の物語の面白さにかかっているのでしょう。

「何を考えてる?」
と聞かれて、目尻と目頭と目くその関係で悩んでいると本気で言い出す呑気な男、龍馬。でも同時に、身分制度がなくならないかとも悩みに悩んでいたりする。そして、亡き母に教えられたとおりに命をまず大事に(武士なのに!)したりする。百姓に頭を下げるのも平気。後に人心を掴んで歴史を動かす男が、どれだけ魅力的で変わり者なのかをじわじわと描いてきて、とりあえず納得です。(百姓が味方になる下りは、もっと書き込んで欲しかったです。雨の中俵運んだらオッケーなの?>< 例えばあの母娘が説得する様な場面がカットになったのかしら。)

上士と下士の厳しい身分差、更に同じ下士でも貧しい弥太郎の家。老いて尚続く弥太郎の恨みがその辺から来るのかと思いきや、美しい加尾(広末)を挟んでライバル視されていた様子に大笑いでした~(しかも加尾の片思いで、龍馬のあずかり知らないところなのに)

子供俳優時代があまりに短く、すぐにアラフォー俳優が10代20代を演じるのはちょっともったいなかったと思うのですが……弥太郎@香川照之があまりに魅力的なので仕方ありませんかねえ。とりあえず、福山龍馬は悪くないとして(美声と生演奏の披露も嬉しかった)
弥太郎がどう貧困から抜け出して成功して行くのかの方に興味津々、見続けます。

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「MR.BRAIN」最終回 ☆☆

九十九が2人に??

最終回はてっきり、”さようなら九十九”なんだと思ってました。
元々賢くはなかった九十九が、頭を打って別人になって始まった話。最後は元に戻るのがセオリーだろうと。それがまさか、もう1人事故後に変身した人が居たとはー!その手があったか!(続編は是非、そっちの彼を主人公で。そして終わりには3人目が……って違うか! ^^;;;)

冤罪だ身内の自殺だと、本筋の事件はさておき。

2個目の携帯電話の出し方は面白かったです♪
君は気づいてくれると思ってた、という九十九の信頼はなかなか萌え。
その前の抱きつきが、最終回だからって無理矢理ラブかーと思わせてミスリードだったとは(普通に”携帯貸して”と頼めるのに。変人だからね)。そして2度目のハグでは耳元でささやくのも萌え〜。

由里ちゃんのコラージュでは大笑いでした。
ラストの終わり方も、あれはあれで九十九らしいからいいかー。

残念なところもイロイロ……事件が陰惨すぎるところとか。山崎樹範と林康文が最後まで”動く背景”だったこととか。キムタクがアップになる度、大きな瞳は魅力的でもお肌のたるみが気になって困るところとか……ありましたけど、割り切れば楽しかったかな。
でもやっぱり、元に戻らないのならホストだったところから始める意味もないわけで。科警研の名物先生、で良かったのにね。

「MR.BRAIN」6 ☆

スカッとしないわぁ……被害者が貧乏くじを引いて終わり?

もちろん殺人は犯罪な訳ですが、そう↑思ってしまうのは見せ方のバランスの問題だと思います。
示唆される激烈な虐待(それこそ別人格が生まれても納得な程の)に比べたら、ただ殺される位は軽すぎて。

しかし、ゴキブリと汚物にまみれた暗闇に彼女を閉じこめたのなら、陵辱する方もそこに行かないといけないじゃないですか。ここも、何かバランスの悪いところ。
どうやって外に出られたのかも、幸運な偶然でもいいですけどやっぱり気になるし。
すると異臭のしない服もさらさらの美しい髪も、金や拳銃の出所以上に気になる〜。

閉じこめていた男を殺して逃げた、んじゃないんですもんね。そしてせっかく自由になったのに、わざわざまた自分からそいつと接触して殺している。再度捕まるんじゃないかという恐怖ってないのかと、ああ、別人格か。うーん。
しかもそれが、東京に出て先生を殺してから鳥取に逆戻り。この優先順位は画面の見栄え順?

色分けドアで判明したのは”人格”同士の情報のやりとりだけですよね。いっそ、監禁と虐待の事実自体がねつ造だったとまで暴いてくれるなら良かったのにね。

15年間、暗闇でTVだけを見て生きてきたというヒロイン。
多重人格偽装という知恵は何時台のドラマで仕入れたんでしょうか。
(このドラマも、これで深夜番組だったなら。ついでにもっと地味な配役で撮られていたら文句少ない様な気もします。これだけ揃えてこれ?と無駄遣い感がぬぐえません)

「Mr.BRAIN」5 ☆☆

ハホイニ→八木仁?? はあ??

書いた字がハホイニと読めたんじゃないよ、彼は音符で書いたのよ??
作曲をたしなむ様な人種が、もっと音に関することで遊ぶのはイメージが出来ますが、この無茶なパズルを”咄嗟に”作るためには普段からそういう遊びをしてなきゃダメなんじゃない?あちこちの楽譜に、何度もそんな意味不明の短いフレーズが出てきていて、それぞれに歯医者だったり八百屋だったりしていたのが分かるとかさー。
まあ謎めかせたいだけで、細かいことはどうでもいいんだろうけどさー。

”九十九と八木、神経衰弱”とメモらなかったのかしら 笑
刑事は外に出すのに、青年は空気の様に居たままだったのも気になりました。下手したら”八木 楽譜かくす”もメモってるよね、とかとか。

「忘れただろうが、君が殺したんだ」
この台詞自体は、卑怯でミステリアスで面白かったのですが。


そんな前回の謎解きはごく冒頭で、仲間由紀恵が人を殺したり大食いしたりという謎がまたほったらかしで次回に続きます。”解答はCMの後で!”形式なんですね。
科警研の講演会は、私も認知心理学の被験者で似たような実験をされたことがあるので面白かったです。
字を見てからボタンを押すまでの時間でしたけどー。赤い字で「青」って書いてあると本当にコンマ単位で戸惑った結果が出ていましたよ。更に、本当にとりたかったデータはその実験結果じゃなくて、待たされている間の座る位置や他人との距離だったというオチも今回のトイレの件と似ていてニヤニヤ。心理学系はそういうことするのが好きなんですね。

しかしあれ、「声」を判断する脳はどうなってるんでしょう。いくら内容が爆弾仕掛けたとか言っていたって、それこそ意味を考える前に
”あ、○○さんだ”って絶対分かるって(笑)

このドラマの効果で、バナナが売れているんだとか。ふーん。

「Mr.BRAIN」4☆☆☆

「刑事の勘なら信じます」
なるほど!!
ここでこれを言うのなら、前回”いつから俺を疑っていたのか”と問われて、”希望”云々とどんなにわけ分からないことでっち上げてでも、『勘です』と答えるわけにはいかなかったんですね。九十九には、長年培ってきたものなんか何もないのですから。

そんなわけで、永遠の弟@佐藤健を迎えて、電王ファンならニヤリとしないわけのない記憶障害キャラ(まあ、電王の場合は時間旅行の混乱のせいで海馬は関係ない&お姉ちゃんの方が重症でしたけど)
捜査の方も、後から見つかる血染めのハンカチだなんて、警察何やってるの!と突っ込ませ、そこはひっくりがえして以下次週。
薄幸のお姉さま@木村多江を助けられるのか??

科警研の面々も、暗号マニアだ耳は俺の命!だの、実はこっそり資料揃えちゃっただの、……だったらボクも……だの、いきなりキャラ立てて楽しくなって来ましたし。

期待値下げるのに慣れて来ましたので、これで充分面白かったです!

来週が最終回なんでしたっけ?
血まみれの仲間由紀恵なんていう飛び道具も有り、ッてことは今回の後編だけじゃなく広がる模様。どう締めて来るのか、楽しみでーす♪

「Mr.BRAIN」3☆☆

優しい、というか生ぬるい?

”ためらったんですね”
だなんて、九十九が褒め言葉の様にいいましたけど。普通ためらうでしょ!殺人ですよ!!
その手を鈍らせた気持ちなんて、ただの保身だったかもしれないのに。イヤそれ以前に、彼女を襲う理由がもう自己中心的すぎて
研究>自分>>>越えられない壁>>女
呆然です。

言わないでくれ、と頼むことすらしていない。相手を人間と思ってないよね。
誰よりも大切な筈の婚約者を殺せる奴なんて人間の屑以下じゃないですか??いっそ地位財産目当ての婚約だとか、彼女が浮気してたとか、愛がない方がましだと思うのですが。

……ここで「古畑任三郎」での木村拓哉と比べるのは、反則だと思うんですけどねー。どうしても。あの悪役は鮮烈でした。彼なりに筋が通っていたし。そして古畑も「正義」として犯人を叱責する、その爽快感。

九十九は、謎を解くだけで「正義」がないンですよね。
その代わりに「優しい」のですが……。殺人者にまで優しくする必要があるのかなと(あー、ここでまたもや反則、右京さんに怒ってもらいたいー)

<居ない>ことこそが証拠、というトリックは面白かったです。
その証明のきっかけになったネズミ追跡や、大げさに怖がる丹原さんも(^^;;;)
また、しりとり療法が
「少なくとも1人には効いた」
と、さりげなく九十九自身の過去に触れるのも興味深かったです。誰がそれをしてくれたんでしょう。

大怪我、入院している彼女の家族が出てこないのは、若者向けの番組では良くあることですね。親よりも彼/彼女に世話してもらいたいのねー(^^;; )

「Mr.BRAIN」2☆☆

左手ですれば良くない?(←物証を握り隠してのじゃんけん)
まあそれも、元猿だから仕方が無いですか?

相変わらず豪華絢爛に、ぞろぞろ人数多く、推理は無理矢理な展開で、これはこういうものなのだと気軽に楽しく見る方向で納得しました。
小雪のキャスティングが素晴らしいです。
大の男、しかも警官と正面から渡り合って殺せる暗殺能力。小雪なら何だか出来そう(笑)今公開中の映画ではヴァンパイアだし、あんな暗色の小さな珠を見つける眼力で、ぐっと睨んだら動けなくなりそう(^^;;;)

警察関係者3人が結託しての殺人。
だから証拠がねじ曲がり、適当な捜査ですまされてしまったと。お話としては分かりますが、イヤンな感じです。
やむにやまれぬ状況も無く、その後苦悩していた描写も無い3人の殺人者。あっさり殺されて終わり、ただのパズルのピースじゃないですか。
1話のユースケ&高嶋弟に続き、またも身内から犯罪者を出していることに、何か告発や皮肉という狙いなど全くなさそう……それどころか気づいてもいなさそうで情けないです。意外な犯人を狙っただけ、みたいなー。

河原での綾瀬はるか「実・験・台・デス!」といい、楽しいンですけどね。

それにしても「自分の指を食べた」って、1本だと思ってました。指紋をなくすためというなら、10本全部食べたんですかー?その精神力に感服(イヤでも、衝動的にしては不自然すぎ&正気をますます疑われるでしょう??)

映画「憑神」☆☆

 面白かった〜!途中まで。
そこは原作もそういう作りなので仕方がないというか、分かっていて見に行ったというか。
驚いたのは、レディスデイの昼間だったのに場内7割は老夫婦だったことです。さすが原作浅田次郎。
<ネタバレしてますよ>



 運のない武士(妻夫木)が出世を神頼み、のはずが拝んだ先は貧乏神(西田敏行)!それをかわすとお次は疫病神(赤井英和)。もうこの配役だけで関西の爺婆はどっかんどっかん受けてます。
 妻夫木のぐーたら兄(佐々木蔵之介)も、うどん屋(香川照之)も芸達者で素晴らしく、美味しい役所♪

 その調子でひらりひらりと、災厄を交わして逃げ延びる話、だと思って来た人は納得いかないだろうなぁ。
元々堅物な主人公、三度目の正直でやってきた死に神には、四角四面にきちんと死ぬとか言い出すからだんだん話が暗くなるし、爽快感のある盛り上げもせずに肩すかしで終わるし。なんじゃらほいです。

 とりあえず、武士の妻夫木くんが見られて満足。
ただし映画化を知って原作を読んだ時の脳内妻夫木くんの方が、滑舌よくって元妻(笛木)とのやりとりも艶っぽかったり。予想を超えるものは無かったですね?。
せっかくの生身ですから、愛の抱擁をねちっこくやって欲しかったのに抱き合うのも口づけも、生木を裂くように別れさせられた愛し合う2人、って感じではなかったわー。(単にそんな仲じゃないといえばそうかも。子供大きいし・笑)

 物語の後の主題歌(米米クラブ:御利益)に会わせたビデオが楽しくて、いい口直しでしたっ

「役者魂!」8・9 ☆☆

 血が繋がっていなくても家族だ。

 …そ、それを言いたいだけなら別に、芸能プロダクション設定は必要なくありませんか。ああでも、これが会社の社長と女子社員で、隠し子と同居じゃやっぱりまずいか……。
 俳優とマネージャー。
 密接な関係でありながら雇い主は別にいるというパワーバランスがいいのかなぁ。どうかなぁ。

 そんなわけで、前回はヤケ食いで売れた切符が今度は熱愛報道で売れました。はいはい。

 小学生がメールし放題、外で食事してきて相手のご家族に挨拶してないのって、普通にダメでしょう。注意する瞳美に逆らう桜子にイライラさせられっぱなし。アントーニオがびしっと怒ってくれてやっとちょっとすっきりしました。
 親子なら殴れるってのはまた問題が違うと思うんだけど、少なくともダメなもんはダメだよね(誰が払ってるんだ携帯代)
 しかし瞳美、探してもクラス名簿はみつからないと思うぞ。昨今の学校は”個人情報保護”に神経使ってるから。

 たかが誕生日で機嫌を悪くしたシェイクスピア俳優。
子供達が選んだマフラーを次の回で使っていてちょっと笑いました。瞳美へのプレゼントだったって知ってたくせに、構わないんだ返さないんだ(笑)
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