ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

風間俊介

「それでも俺は、妻としたい」1☆☆

 うーん可哀想で笑えない!

 セックスレス夫婦の攻防を描いた深夜ドラマ。それもよく見る妊娠を望む妻がお断りされている系でなく、誘う夫(風間俊介)をカラッと妻(MEGUMI)から断る予告に、旦那と一緒に笑うつもりで見たのに。妻が罵詈雑言で剣もほろろすぎる〜。
 小学生の息子には
「愛してるよー」
と声をかけるのに「俺は…?」と尋ねる夫(風間俊介)には
「お前は愛してねえよ!」
ひどいー( ;  ; )

 とか言って実はラブラブってこともなく、ずっと「それくらい(子供の寝かしつけ)しかできねーだろ」「仕事もないくせに」と人格攻撃の嵐! でもそんな夫を捨てないのは…不登校の子をみる在宅の同居人がいたらとりあえず便利だから〜?

 旦那も旦那で、愛してる!ではなく、金もないので妻しか抱けない、と後ろ向きなんだよねえ。ダメならAVで抜こう〜って、え、子供が隣の部屋にいる真っ昼間に? こんな奴なら、妻を怒らせるようなとんでもないことしでかしたのか…?

「監察医朝顔2025新春sp」

 つぐみちゃんがお姉さんに〜!
ダイエットしたりパパ(風間俊介)にツンケンしたりしつつも、妹里美ちゃんをさりげなくお世話する姿に成長が嬉しいやら悲しいやら……。

 さて今回描かれるのはじいじこと平さん(時任三郎)の偉業と闘病と死。

 連続不審死の共通点は、小1女児の誘拐殺人⁈
なんと平さんの捜査ノートには犯人の目星まで書き込まれていて正解だったし!弁当のデザート枇杷が芽吹くのを想定して万木家の庭に育てられていた枇杷の木のサイズを参考に、遺体が発見されましたよおおお 遠く老健施設に暮らしながらも捜査に大きく関わっちゃう名刑事ミラクル!
 しかも「なんかじいじに似てた」とつぐみちゃんが会ってた男が、被害女児の父親で復讐のための連続殺人犯。「あんな大きな人滅多にいない」と朝顔笑 でも酒向芳でしたから〜大きさは確かに〜 そして当時の娘と同じ年頃のつぐみちゃんに会って自害をやめ、生きていれば同じ年頃の朝顔から遺骨を見せてもらう巡り合わせにまた泣かされるのでした。

 そんな間にもじいじは1人施設で闘病し、内緒で死んで行こうとしている。あんなに仲良し一家だったのになんで?黙っててと頼まれてる桑原くんも可哀想よ!と視聴者にも気を揉ませるわけですが、そうかーお母さんは1人で死んでいったんだから自分も、となっちゃうのかー。そしてどうせ桑原くんが我慢できずに言っちゃうのも想定内かあー。

 吹き抜ける風に、母が父がいるかのように話しかける朝顔。そうだね、心の中にみんないるね。それがわかる年齢に私もなっちゃったなあ〜
(線路に自ら横たわった若者の自殺の一件だけは、最近のとんでもブラック会社での自殺強要案件がよぎって事実はドラマより奇なりでしたぞ)

「初恋、ざらり」〜最終回☆☆ 

 物語では夢見たいよね。

 親御さんとの顔合わせでも
「子供に遺伝…」
と有紗(小野花梨)ちゃんの障害が不安材料になりましたが、むしろ口にしてしまったお義母さんが責められて反省もして。息子の幸せのために家族応援状態になったのに。綻びは仕事からやってきたよね。

 配車担当に挑戦⁉︎
いや無理無理無理、他の「健常者な」パートさん達が手を上げない仕事をなんで有紗ちゃんに振るのよ! ドライバー達はそりゃ、可愛い若い子の声で言ってほしいだけなんだけど、有紗ちゃんは頑張り屋で期待には応えたい。それを知る身近な人ほど、じゃあ頑張らせてあげたいと思ってしまうのも分かるんだけど……結果、キャパオーバーでそれまでの仕事も出来なくなり実家に逃げ帰り同棲も解消で、別れることになっちゃったじゃないですか〜。

 季節が過ぎ、別々の場所であの出会い、髪についたゴミを「桜…」とつまんだ素敵な時間を思い出す2人。
 特に有紗ちゃんはね、スーパーのレジ打ちを立派に務める今、相変わらずの友ちゃんに新しい恋を勧められ、実際誘ってくる同僚もいるけれどそんな気にはなれなくて。
「あれは、確かに、私の初恋でした」
もう美し過ぎて、泣けたわ〜。
その気持ちも。少し大人になって桜色をすっきりと纏う有紗ちゃん自身も。

 偶然の再会に、未練たっぷりな岡村(風間俊介)さんを拒んで去る有紗ちゃん。大好きなのに。
一緒にいると、自分のダメさが目立ってツライ。しかもコンパニオン時代に客と寝てたことまで打ち明けた上に、当時の不満、悲しみをやっと言葉にできて背を向けられたら…。
 ちょうど入ったCMに、このまま別れて終わりかと思ってしまいましたよ〜!

 でもCM明けには、恥も外聞もなく泣いて追いかけて縋りついた岡村さんの勝ち〜!
有紗ちゃんのいない人生なんて無理〜有紗ちゃんが必要!と、復縁のハッピーエンドなのでした〜!
 お幸せに!(いろいろ心配な老婆心はありつつも)
 

「初恋、ざらり」2〜7☆☆

 わー、岡村さん(風間俊介)も愛に飢えた人なんだ…。
裕福そうな戸建ての実家。でも両親(尾美としのり、熊谷真実)は天才肌で手のかかる兄(浜中文一)しか見ておらず、それは30歳を越した今もそう。
 そこで、自分だけを見てる有紗(小野花梨)にグッときちゃうのは分かる、分かるんだけどそれは一生ちゃんと続く気持ちなの?

 なんだかんだ同棲が始まり、キス止まりからちゃんと身体の関係のある「恋人」になっても、岡村にとっての有紗は守るべき弱い者で、家事だって何もしなくても良くて、いるだけで良くて…素敵なフレーズでもあるけど全く対等じゃないよね。
 知的障害があること。処女じゃなかったこと。どちらもサラッと受け入れた岡村さんは柔軟ですが、障害については何が困ることか「可愛い」だけで済まないことなのか、分かってないだけなのでは。

「支え合うべき」
と母(若村麻由美)に言われて有紗がしてみたのは、先輩のやらかしを自分がしたことにして庇うこと。うーん、うーん、支えるってそういうことかなあ?と頭を抱える岡村さん、違うよねえ。
 応援したいのに、次から次へとちょっと無理めな出来事が襲ってくるんですよ。

 アイドル志願の友ちゃん(高山璃子)が暴れ出すところもキツかったわ…
 いかにも騙されていそうな撮影会。
連れ込まれそうだったけどああ助かった〜な展開なのに
「アイドルにしてあげる」
を疑わない友ちゃんからしたら、救いに来た両親が邪魔なのよ…。友ちゃんの方が重度、私はああならないと言う有紗だって、ご両親がGPSまで駆使して何を守っているのかはピンと来てないじゃないですか(不同意な性体験がかなりあるのに!)   

 親に紹介できるのか。
普通のカップルでも多少腰が引ける場面で、即
「私に障害があるから!」
と握り拳打ちつけて泣かれちゃうの、可愛いと思えるのは今だけなのでは…?
 

「初恋、ざらり」1 ☆☆

 うわー導入部が胸くそ悪くて我慢ならん。

 軽度とはいえ知的障害のある有紗(小野花梨)は、性風俗では客をいなせず、すぐ本番に持ち込まれてしまう。
『これでしか役に立てない…』
と諦める日々が嫌で、出身校を偽った履歴書で就活する有紗。
楽々運送に採用され、頑張るが失敗続き。気配りのズレている有紗に先輩たちは厳しい。そんな中、社員の岡村龍二(風間俊介)だけは笑顔で優しく
「好きです!」
と告白するとキスをしてくれたけれど…。
障害者の手帳を持っていることは言わなきゃダメなのかな?
岡村は岡村で、年齢の違いすぎる子供のような有紗に手を出したことを後悔する……。

 午前/午後がAM/PMなことを知らず!
職場では髪をくくれと言われて、可愛くちょっと縛るアレンジで呆れられる有紗。
そりゃ岡村さんの様に笑顔で「僕も最近知ったよ〜」とか「危ないからね?」とフォローしながらの説明は優しいけれど、子供扱いでもあるんだよねえ。
 この先は恋愛や、結婚に至るのでしょうか。
幸せにはなって欲しいけど、いろいろ事故が心配ではあるわ。例えば子育てには、支援者が必要なレベルだよね。

 有紗の呑んだくれな母親に若村麻由美。

「勝利の法廷式」1、2☆☆

 僕の考えた最強の女弁護士キャラで架空ブログを書いてたのに、実在の弁護士と同姓同名だった……と、もしなったら。検索もせずに紛らわしいことした作家が粗忽で、しかもその名が世間を騒がせた裁判に関わっていたなら完全に知っててやったとしか思えないでしょうに。なんでか弁護士先生神楽蘭(志田未来)が無名の作家黒澤(風間俊介)に謝罪する流れに笑 そしてブログに来た弁護依頼を責任?もって??引き受けることに?

 しかし自分の力量に自信のないは毎回、裁判はきっとこう進む!と黒澤が準備した『脚本』を丸覚えして法廷に臨むことになり。すると相手の証人や、依頼人を訴えた被害者までまんまと、『脚本』の通りに語りだすんですよね。証言を翻したり、隠されていた覚醒剤使用を認めたり…
 そりゃドラマだからですけど!黒澤の洞察力ハンパないでしょう?

 で、蘭が自信を失うきっかけになった敗訴。親友(北乃きい)が夫殺しと断定され、しかもその夫こそが連続殺人犯だった〜となったセンセーショナルな事件に何か裏があり、黒澤は真実を知りつつそれを隠して蘭と接している⁉︎
 真実は、そして黒澤の目的は?

 どこをとっても奇天烈なのに、納得しながら見てしまうのが不思議です笑 SNSを駆使して日程の齟齬を見つけたり、これが奥さんの裏アカウントね!となる小さな証拠はきちんと積み重ねているからかも。

 ところで蘭が黒澤の書いた長台詞をきちんと演技できる理由は、元天才子役だから! 志田未来になんて役を笑  あと、衣装協力に低身長女性に寄り添うブランドCOHINAが! いいね!
 あと蘭を慕う後輩弁護士流川に高橋優斗

「監察医朝顔2022スペシャル」☆☆☆

 朝顔(上野樹里)は第二子を出産、じいじ(時任三郎)の認知症が進み育児ヘルプどころかつぐみちゃんを泣かせたりしてしまうなかでも、旦那さん(風間俊介)と手を取り合って賑やかな家庭を営んでいます。まだ何もセリフのない第二子里子ちゃんの寝顔にほっこり。
つぐみちゃんが大きくなって、妹赤ちゃんばっかりずるい!と妬いたり、じいじの過去からの手紙に納得をしたりと、ある意味つぐみちゃんスペシャルでしたよね…!

 事件は相変わらずミラクルなつながりで、交通事故の被害者がつぐみの同級生母だっただけでなく、加害者も別件の不可思議窒息死事件の関係者…!  毎度ながらそこまで無理に関連づけなくても、ちゃんと面白いのにと思いますが、お約束ですよね。

 で、今回の最大びっくりは、その同級生母が、三階から飛び降りて事故現場まで走ったという朝顔の推理!元棒高跳び選手だから?は?
交通事故死→その前に墜落してるので自殺?育児ノイローゼ? からのまさかの、蛇行運転車から徘徊老人を助けるために物干し竿を得物に飛び降りた??
いやいやいや、いくら棒高跳びがそのぐらいの高さから落ちるからって、マットもないのに?? まあ…強いて言えば、未経験者よりは日々このくらいイケると思いながら暮らしてるかもしれませんが?
検証は「ウルトラマンDASH」を待つしかないのかも…笑

 そして最後は、じいじ自ら準備していた介護施設への入所を一家で見送ります。
奥さんを飲み込んだ東北の海の側で、人生を終えたい。皆を傷つける前に移りたい。そんな本人の気持ちも、それでも一緒に暮らしていたかった朝顔の気持ちも分かるよ…涙

 また新シリーズがありそうですね。

「監察医朝顔(2)」〜最終回 ☆☆

 一家惨殺犯、捕まらず!
逮捕された男(EXITりんたろー)は模倣犯でした。真犯人は、犯行を自慢げに酒飲み話にしているそうですよ…天罰がくだりますように(でも、そう上手くいかないのがこの「監察医朝顔」orz)

 当時のノートと共に、事件捜査に協力したジィジ(時任三郎)、そんな時は大丈夫でも日常の食い違いは日に日に大きくなり。ついにつぐみちゃんの存在を忘れることも……(涙)  
そのためもあってか、今更ながらの結婚式に踏み切る朝顔夫婦。桑原父も、ジィジも立派にスピーチをこなし、良い友人に囲まれて。つぐみちゃんのドレス姿も可愛くて、幸せな1日になりました。

 正直、毎回事件の方が取ってつけた様で、普通の共働き夫婦ホームドラマで良かったのにと思います。事務やパートじゃ介護で朝顔(上野樹里)が退職しちゃうじゃないかというなら、せめて普通の勤務医では?
 第二子が生まれてのシリーズ3はあるのかしら。お母さん(石田ひかり)の遺骨も見つかって、結婚式で大団円。もう続かなくていいのかな。

「監察医朝顔(2)」8〜17 ☆☆

 ついに、お母さんの遺骨が!

 毎回の感想は書きづらい「監察医朝顔」 もうメインは可愛いつぐみちゃん鑑賞だから!

 発砲事件で飛ばされ単身赴任の桑原くん(風間俊介)トンネル崩落に巻き込まれたか??って、そういうのいいから。浮気か?ぐらい要らないから。まして、ママを探しに出て行方不明で彷徨うつぐみちゃん、なんて無理です、無理orz

 保育園のお友達にあげるの!とクッキーを作るつぐみちゃん、男子の名にプンスカなパパw 万木家のピンチはこんなのでいいんです。

 と言いつつも、ジィジ(時任三郎)の認知症は進行し東北一人暮らしは諦めて、元の暮らしに。 まためっきり弱った大ジィジが、鑑定に出した『里子の歯』は別の方のもの、等々と重いエピソードも続きます。

「お母さんだったよ」
という優しい嘘を言い出せずにいるうちに、万木家に届く、本当の発見の知らせ。
綺麗な桜色の布に包んで。雪が被れば「お母さん寒くないかな」と遺骨に気遣う様子は、正直借り物の歯にはなかったことなので(大事にはしてても、ね)、嘘はつかずにいて本当に良かったと思いましたよ。でも、まだまだ身内が見つからずにいる方はたくさんいるんでしょうね…。

 茶子先生はエンバーミングのアシスタントに転職。無理に朝顔(上野樹里)を多忙にした感もありましたが、段々と遺族ケアや、特殊な傷の発見につながるなど物語に食い込んできています。

 そして第2シーズンも大詰め、一家惨殺連続殺人犯が判明するのか!
いやそれより、朝顔の第2子妊娠の方がドラマ的には大注目でしょうw  (つぐみちゃんが、帰ってきたジィジの部屋でしょっちゅう寝てくれてたからですよねー)
 シーズン3あるのかしらん。

「麒麟がくる」〜最終回 ☆☆☆☆

 麒麟は…来なかったですねorz

 光安どの(西村まさ彦)の死後ぱったり感想を書けずにいましたが、コロナ休止後もずっと見ていましたよ。亀岡の大河ドラマ館を訪問。昨今のCG技術、月代や坊主の肌表現には驚嘆!作品を倍楽しめました。

 さて物語は、西に東に使いっ走り放題だった十兵衛(長谷川博己)が、出家から武士に戻された将軍足利義昭(滝藤賢一)を支えて大出世、京に上ります。
 しかし慈悲の人だった義昭はいつか変わり果て、駒ちゃん(門脇麦)の救護所積立が戦の金にされる始末。袂を分つた十兵衛はご存知信長(染谷将太)に士官しますが。元々地蔵を石垣の素材にして平気な罰当たり信長、『大きな国を作ろう』とはしゃいだ志はそのままでも、すぐ女子供皆殺しに一族根絶やし!
 初陣では叔父上光安を殺す白昼夢を見た繊細な十兵衛、今度は愛娘殺害にうなされます。女子供でなくバリバリ戦国武将がこんなにも戦いを嫌い続ける様子は新鮮でした…。

 そんな光秀が、また夜毎見るようになった夢は…月に向かって大樹を登る信長。その木を切る自分。
 え、それ信長を殺す夢と思えば穏やかじゃありませんが、今までに照らせばその人が、家族の域で大事な存在ということになるのでは…w

 一方の信長は、光秀の忠義を試すかのようにもしくは光秀だけは大丈夫と甘えるかのようにやりたい放題。衆目の面前で叱責、大恥をかかせておいて
「気にするな!」
実は家康(風間俊介)の反応を見たかっただけ、って君。普通それだけ充分嫌われますけど。妻の帰蝶(川口春奈)にすら、「父道三なら毒を盛る」って言われちゃってますけど!

 忍耐強すぎる光秀への最後のダメ押しが、将軍義昭殺害指令でした。またも試すように、1番それを嫌がる光秀に命じるんだから…。
石橋を叩きすぎて壊すタイプ信長。でも本能寺を、囲んだのが光秀と知ってむしろ嬉しそうで、徹頭徹尾人間関係の築き方が壊れていて哀れでした。
 その直後、駆けつけた太夫(尾野真千子)相手に朗らかに、麒麟を呼んでみせる!と誓った十兵衛…。でもそんな日は来なかったのですよね。まず麒麟より先に必要だった、味方をしてくれるはずの武将が来なかったとは。嗚呼。

 そして秀吉(佐々木蔵之介)の大返しも、ちらっとでた官兵衛(濱田岳!)の出番ももう無く時は飛び。
 明智光秀は生きている。
そんな噂も囁かれる中、市場の人混みにまさかの面影を見るお駒。え、確かに十兵衛、変な変装でうろつくの得意でしたけど…ってそんな姿でも無くまさにいつもの十兵衛の後ろ姿で…(涙)

 1話で麒麟を語ったのはそういえば駒でしたものね。戦災孤児で、医師の手伝いだった女の子が後の武将に麒麟の逸話を説き、義昭と近しくまでなって。夢のような出世物語だったのかも。

 駒は、家康が江戸幕府を開き息子に継がせた時代にも生きて、ああ麒麟は来た、と思ったかもしれませんねえ

「監察医朝顔(2)」~7 ☆☆

 第一章完!

 ヒロイン旦那が浮気? そして相手女性を射殺??
……と煽られても。桑原君(風間俊介)ですよ? ほら浮気はミスリードだったし。現場でも、後ろに居た男が撃ったんじゃないですか~。そして桑原君の撃った弾は男の脚に。早く誤解が解けたらいいねーと呑気に観ていたのですが、なんと監視カメラ映像には男が映っておらず。解剖結果が
『ご遺体は正面から撃たれている』
と出ちゃうわ、桑原が居たと証言した男は遺体で発見され事件前に死んでいたとなるわ。 いつもなら真実を語るはずの分析が桑原君の不利だらけorz 容疑者家族の朝顔(上野樹里)が解剖を担当できないのは分かりますけど~、もっと腕利きに、せめて茶子先生(山口智子)に解剖して欲しいと思っちゃいますよねえ。そして最後に導き出された真実は。別の場所でもう頭を撃たれてた!それでも現場までふらふら歩いて、しかも桑原に危険を警告するほど喋ってた!と。 そ、そんなことあります~?
 人間て、案外丈夫なのかなorz
あ、男の方は暖かいコンテナで腐敗が進んでから埋められて、死亡推定時刻が狂ったそうです。日本にいない虫の筋から犯人判明。志田未来の虫分析が役に立っていていいですね!

 以上が判明すると、あれだけ桑原を責めていた監察官は無言で退席。お仕事でしたこととはいえ、何か言うことないものか。

 そんなこんなの間、新キャラ桑原姉(ともさかりえ)が陰に日向につぐみちゃんを面倒見て朝顔を助け警察の様子も伝え、助かりましたけど。やっぱり唐突感は否めないかな……。つぐみちゃんとの接し方も「パパのお姉ちゃんなんだよー」ってそれ、初めて会った時の自己紹介orz

 実は春先にみつかっていた朝顔母里子(石田ひかり)の歯。もとい祖父浩之(柄本明)が『娘里子のものと思いたい』歯。鑑定などすることなく、自分にとってはもう、これがそうだと思って遺体捜索を終わりにしたい。それもまた分かる気がします。実際に親族が見つからずそうやって区切りをつけて生きて居る人はたくさんいるのかも。
福島で物件を探す朝顔父(時任三郎)に、同居を持ちかける浩之。もう先はそう長くないからと。……これはまた泣かされますね。

 辛い物語の中で、つぐみちゃんの可愛さが癒やし。

「監察医朝顔(2)」3 ☆☆

 農具倉庫に、タキシード蝶ネクタイのミイラ遺体が。

 すわ、20年前正装のまま逃亡した指名手配犯か?と県警が色めき立ちますが、歯の治療痕がそれを否定。もっと最近死亡したものでした。それぞれの専門から骨年齢、服薬などの情報が寄せられ、光子(志田未来)が勉強中の昆虫分析からも、死亡時期は5,6ヶ月前とまで近日と推定。諸々から身元が判明し、ご遺族の娘さん(佐久間由衣)にご遺体を引き渡して監察医チームの仕事は本来終了なのですが……。
 納得のいかない朝顔(上野樹里)は、まだまだ調査を望みます。
何故農具倉庫に、それまで何をしていたのか。もっと知りたい。……自由時間にご自由に、と茶子先生が黙認を表明するとなんと、チーム一丸となって自由時間の自由研究を始めるのでした!そして判明したのは。

 あらすじとしては心温まるのですが、その結果には捜査の必要を感じるんですよ。なのに警察が動く様子はなくてもやもやします
胃からみつけた『何かの骨』は、カエル!
地域で唯一カエル料理を提供しドレスコードがあるフレンチ店に、娘さんを招待し、お父さんが生前最後に食べただろう料理をふるまう朝顔と茶子先生(山口智子) 支払いは今回も自腹で、しかも娘さんにはご馳走してさしあげたんでしょうねえ。それはさておき。店側はお父さんの来店と、同じ年頃の女性と一緒だったことを記憶してました。え、その人容疑者じゃないの?
 自殺をほのめかした逃亡犯が、農具倉庫にたどり着いて果てるのとは訳が違いますよ。今日は友人と夕飯食べて来るから!と同居の娘に伝えたまま消えた父親が、財布もスマホも持たず正装のまま他人の倉庫で死ぬの異常ですよね。なのに娘さんも『母の死後1人で私を育ててくれた父に、そんなお相手と楽しい時間があって良かった』とか言ってる場合? 父親の名義で借金されたりクレカ使い込まれたりしてません?

 つぐみちゃんは今回も可愛くて、塩ガリガリもとい潮干狩りに行き、雨の日には水たまりにわざと入っちゃう☆ ママと一緒にハンバーグづくりのお手伝い! と、家庭の描写は和むし、福島に行こうとしてるじいじ(時任三郎)も、福島の大じいじの件も文句ないというのに、肝心の事件の捜査が今回立て続けに微妙なんですよ~。困ります~。
 昆虫の習性を利用した鑑識調査の方は、パトリシア・コーンウェル「検屍官シリーズ」や、日本なら川瀨七緒「法医昆虫学捜査官シリーズ」好きなので掘り下げ期待してます☆


「監察医朝顔(2)」2 ☆☆☆

「金網を上ったのは、電線があるのを知らなかった一馬くん」
逆で!そこは逆でお願いします朝顔(上野樹里)さん!!

 双子(池田優斗:二役)の片割れが遺体で発見されて。

野球部のユニフォームで特定した身元が、実は入れ替わっていた設定。いや家族が分かる、の部分は駆けつけ中に事故、意識不明の父が犯人かと疑われたりと上手く処理しておりましたが。捜査側が入れ替わりに気付いたのは、双子が事故現場を描いた絵。美術の授業で並んで描いたのかな~ほぼ同じ場所を、同レベルで描きつつ、金網の上に電線を描いたのは涼くんだけ。

電線と知っていたら握らない、という理由で冒頭の論になるわけですが……いやいや、バランス崩したらつい手が出るかもよ。それよりこの場合、ふざけて金網揺らした涼くんが電線を知っていたことになってしまうでしょ!

当初の死因分析は、落下してバットで鳩尾を打ち心室細動。

『僕があんなところにバットを置いたから』

と告白してきた少年に、あなたのせいじゃないのよと言ってあげている場面だというのにさ。電線に気付いて正した死因は感電で、即死して落下だったら、バットの位置より断然、金網揺らしが原因じゃないですか〜。どちらにしろ一生自分を責め続けるでしょうに、だったらせめて、知らずにふざけたことにしてあげて欲しかったですorz
(これが「相棒」なら、わざとより後味の悪い方にしたのねと思いますけどね)

 一卵性双生児なのに、野球が上手いのは一馬だけだった。それって、視力が違うとか片方小さく産まれてるとか軽く麻痺があるとか、遺伝的には同じでもいろいろあったのかと想像。でも遺伝的には同じ筈だから、今は下手でも練習すればいつかは、って頑張れたのかな。……入れ替わってプレイしたら秒でバレたよねきっと(^^;;;;;)

 万木家の事情は、つぐみちゃんが健気で可愛いのとじいじの東北移住が朝顔にバレたのと。色々あったのに、ラスト帰宅したら朝顔が風呂上がり(?)の男とイチャついてるーーー???ってなった桑原(風間俊介)くんの動揺でふっとびましたw しかもタオルどけたら上司の戸次さんって。一体何がw
 少年野球監督の、鬼越トマホーク金ちゃんは似合ってましたw 子役歴もあるそうで、これからドラマ来るかな?? 

「監察医朝顔(2)」1 ☆☆☆

 朝顔家が皆元気で良かった~。
朝顔(上野樹里)も旦那(風間俊介)もじいじ(時任三郎)も、つぐみちゃんも。誰も無理せず犠牲にならずに幸せで。子育て世帯が、激務3人の連携プレーで回っていく様子がいいんですよね。全員で家事と子育てしている感じ。
監察医チームでは、志田未来がしっかり先輩になってましたねえ。茶子先生(山口智子)は相変わらずです。

 さて少し大きくなったつぐみちゃんに弟か妹が欲しいと言われ、同居舅の手前困惑w いやそこは、来るかな~弟妹どっちかな~とスルーでいいのに真面目に困惑するから、夫婦生活にじいじが邪魔みたいになるのでは(^^;;;;;) ほら転居を考えておりますよ(定年でも機に、福島に移住して遺体探しをするのでしょうか)

 事件の方は、群衆雪崩。
雪崩のきっかけ&痴漢野郎の濡れ衣をかけられた男性が、実は既に死んでいた。映画「スイスアーミーマン」か「ハリーの災難」か。 再現映像はもっと混雑度高めでないと、女性にもたれた遺体が倒れられない感が伝わりませんでしたが、実際の事件発生直前はラッシュ時の電車の様だったと思えば、ラッシュなら立ったまま普通に寝られるのでさもありなんです。解剖のお陰で誤解が解け、男性の名誉も回復できて良かった良かった。
(所持レシートから割り出した土産は……本物は雑踏に踏まれてしまったでしょう。自腹購入したのかな。男性の母、泣きながら持って帰っていそう……)
 社会心理学のいかつい先生(片桐はいり)良いキャラでした。また出ないかな。

 毎回特に書くことはなさそうですが、観ます。♪出会う~出会う~の曲もしみじみ好き。

「チート サギ師の皆さん、ご注意ください」1 ☆☆

 本田翼がアイドル!か、可愛い!
でもアイドル稼業は何故か売れないらしく、普段はスーツにメガネでキリッと仁王立ち。2つの顔を持つ配役、ナイスです。とはいえ、凛々しいというより不機嫌、な時が多いかな(^^;;;;)

 若い男女のデート。可愛い彼女にネックレスをおねだりされて、カードを出したところで突然、
「はーい失格」
とダメ出しの上に罵倒された加茂(金子大地)君びっくり。豹変した彼女も店員も罵倒女も撤収。1人残された彼も視聴者も、意味が分かりませ~ん。

 実はそれ詐欺師を騙し返す奴ら、「チート」と称する対詐欺師集団への入団審査。かわい子ちゃん美月(福原遥)もダメ出しした星野沙希(本田翼)もそこのメンバーだったのですが。
加茂の天性のカモ体質(と名前)が、チーフ安斎(風間俊介)にウケ…もとい評価されw ダメ出しを無視して、採用! 不機嫌な沙希の下につけられて、何もわからないまま、詐欺集団への店舗斡旋に不動産屋のふりで関わる加茂くんです。

☆元締めは表に出てこない
という教えの通り、店舗契約もターゲット浪岡(高橋努)の部下としましたが。なんだかんだ、拉致された加茂が浪岡の前でボコボコ寸前のところに、別件で捜査中だと警察官の沙希乱入。詐欺金を回収してきたカバンが、さっきそこでひったくりに盗られたものに似ているので中を見たいと言い出します。
「いや、これは俺のものだ」
と、断る浪岡。高笑いする沙希。
そう、詐欺被害者と手を組んで、あらかじめ印…どころか落書きしまくり札を仕込んでおいたので、それが「自分のもの」=詐欺の主犯告白なのでした。

 そんな具合に、毎回いろんな詐欺の手口を学び、何も知らない加茂が右往左往する様子を楽しみ、沙希が解決してスッキリ、なんでしょうか。 加茂が使えない警察官だったのはさておき、安斎も沙希も刑事?公務員の副業は禁止では…えっと、沙希は警察のふりしてただけなのかな?
 個人的には、沙希が常に不機嫌丸出しで気が荒いのが辛いです。加茂がバカなせいになってますが、バカ相手なりにちょっとは説明してあげればいいのに。その辺、加茂が慣れたら丸くなりますかね。
ところで加茂くんアイドルオタクな模様。チートの仕事後、アイドルしに行った沙希と、オタ活に行った加茂が舞台の上下で鉢合わせして1話の終わりw 他のドラマ1話が優先で録画溜まってますが、もう少し見てみます! 

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