ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

雛形あきこ

「警視庁機動捜査隊216」10 引鉄 ☆☆☆

 新元号発表の夜に放送となったシリーズ最新作。最後の場面に
「平成から令和になったことだし」
というセリフをぶっこみ話題に!(令和のところだけ背を向けるので、発表後そこだけ録音してはめ込み編集ですかね?)遊び心、嬉しいですね(^^)

 またも目黒署に訪れた『当たり』日の始まりは、警官から奪った銃で狙撃されるファンド代表木之元楊一(吉田栄作)しかし被弾したのは秘書の隅田。そしてホームレステント前で見つかった死体のポケットには何故か、土居記者(西村まさ彦)の名刺が! そこからあれもこれも繋がって、二転三転するうちに翌日の朝を迎えるのでした。


 殺されたタクシー運転手が見事なクズでしたねーw ちょっとした追突を、笑顔で示談に誘っておいて休業補償500万円とゴネる輩。更にはタクシーを拾った木之元に、1億円を要求していたんですよ(タクシー内の通話には要注意……)確かに、ファンド代表木之元には1億ははした金、もっと他の脅しなら、出資者が引く悪評を止めるために支払ったかもしれませんが……余命をバラすぞってw ホラ殺されましたよー。しかも犯行直後に来た別の恐喝相手は、救命せずに立ち去る道理w で、その場所が木之元を親の仇と恨む男の住居もといテント前(事件当時不在w)とは皮肉すぎで、さすが当シリーズ!
 名刺の件では、辞令直後の「主任」な名刺(祝昇進☆)を渡した100余名全員思い出して!と軽くいいつける舞子さん(沢口靖子)ですw ボブがお似合い、美貌ますます冴え渡り惚れちゃうのは分かりますけど~ クールすぎて土居さん可哀想ですよ~。

 そのツンがとうとうデレたのは!
ついに舞子が発砲。『二度目の引鉄』を引いたと聞いた土居さんは、心配だった、少しでも力になりたいと思った、近くにいたいと思った、といつになく真っ直ぐに想いを告げて、いつもの様に向けられた背にも
「何時間でも待ってる!聞こえているよな?」
と呼びかけるんですよ。舞子はそれに応えて、少しだけど振り向いて、うなづいてみせたんですよ~ぉぉぉぉぉぉぉ 苦節10作、「飯でも食わないか」の声の震えも愛しい大告白。そういえば撃てそうで撃たなかった8作目「傷跡」でも、安全装置を解除する舞子の脳裏に響いたのは土居の声だったことを思うと、感無量です(><)
 土居さんはグレイヘアに合わせてタートルネックもジャケットも灰色でアウターが黒ダウン。逆に舞子はインナーが黒でジャケットが灰色と、衣装まで統一感をかもしていましたよ(^^)

 ただその告白を「精一杯の引鉄を引いたんだ」となぞらえてしまうのは、どうなのか。土居さんのサブタイトルにちなんだご高説は恒例で「人は心に引鉄を持っているんだ」「でもそれを引けば破滅してしまう」と言うでしょ。
ただし舞子がその指で引いたのは『人を助ける引鉄』だから別、と言いながら、自分も引鉄引いちゃったら話が違うのではw いいけどw

 その他の筋道あれこれ。
 喘息発作の警官から、銃を奪う犯人。でも喘息の薬を手が届くところに寄せてから逃げるんです。いい人だ…。

 500万円恐喝されていた夫婦(妻:雛形あきこ)、それで相手の男が殺され、家に念書があったらそりゃ配偶者が殺したかと、罪を被ろうとしちゃいますよね。って、なんで二人とも念書大事にしまうのw 破いて燃やせ!ホームのオムツと一緒に捨てちゃえ!

 銃を持って逃走する青年、目立つ緑ジャンパーを脱ぎ捨てて、盗んで着替える機転! 同級生隅田が撃たれたニュースに『今、銃を持って脅せば』と効果的復讐を思いつく企画力&即調達する行動力も含め、10年引きこもってたとは思えません。
幸い、舞子たちの介入で怪我人を出す前に逮捕され、銃もモデルガン。同級生の婚約だって、イジメを知った彼女が幻滅。破談な様でそこそこ復讐出来たじゃないですか……。ここで踏ん切りをつけて、新しい人生を生きてもらいたいです。君なら働けるよ!

 あの富田(松尾諭)がデート! 相手は看護師さん!
でも狙撃事件のために、招集がかかれば即出勤!つい上の空の富田が説明する『総員待機』を理解してくれる聡明な人でした。しかも犯罪と遭遇すれば、富田は通報、彼女は怪我人のケア、ナイスカップルですよ!これは上手く……いかなかったのね(^^;;;;;)

 命令を無視しまくる舞子に、イラつく監察官(徳重聡)
誘拐犯より銃を持った逃亡犯を追え、人質に銃を向けていても撃つな。優先順位の理屈は舞子もわかるでしょうが、目の前の誘拐犯追跡をやめられず、狙撃は外して腕を撃ったんですけど駄目ですか(^^;;;) 結果、どんな厳罰かと思いきや、警視総監賞を申請? もう対外的には全部命令通りで、正しい発砲だったことにすると静かに逆ギレですw というか管理官は舞子にツンデレなの?

 他にまだ廃品回収夫婦もいれば、爆走自転車野郎も雛形あきこの裕福な両親も、ホテル買収も、3時間ドラマだっただけあってめちゃ盛りだくさんでした!シリーズ終わっちゃうんでしょうか(^^;;;)

「100の資格を持つ女9」 ☆☆☆

山崎樹範、久しぶり!

ヒロイン採用のアシストをする、と店で大騒ぎしたヤマシゲ関根刑事。丸メガネにインバネス、古臭い格好で似合ってましたけど、結局何も役に立っていなくて笑いました。


そんなわけで、潜入捜査な西郷さん(渡辺えり)

殺人現場に漆器があって、遺体の胃には天ぷらと饅頭……それって会津若松名物天ぷら饅頭じゃないですか?

と、会津若松の漆器屋の店員に…でなく、おばあちゃんの介護&話し相手と家事手伝いの女中さんとして採用になる西郷です。あとはもう家政婦は見た!状態で、雇い主の家の事情に聞き耳たてるたてるw

お兄さんは遺体女性とネットで知り合って、弟の治療費だ妊娠しただと言われて大金渡してたのねー。それは疑われても無理ないかも。


結局は女性詐欺グループの存在が判明し、それぞれの動機があれこれ。

田舎の職人後継者の嫁不足とネット出会い系詐欺の掛け算で、珍しくありそうに思えましたね。

こんな犯罪、何故犯すように育ってしまうんでしょうねえ……と、名所で名物食べながら語り合う面々。しっかり子育てしなくちゃね!と結ぶわけですよ。いやでも、潜入中は西郷家の子供たちほったらかしw

今回も、反抗期だという息子が一人でご飯食べてる間、西郷と小山田で延々結婚詐欺話ですよ。未来に夢も希望もなくなるってものではw なのに、そんな息子のケアだって、小山田刑事(草刈正雄)がするさと周囲、それって公認の父親代わりじゃw 

でもさすがにシリーズ9までいくと、当初待ち構えていたように再婚か!はもうどうでもいいですねえ。そのうち娘の結婚話とか出ても、小山田が普通に父親代わりとかしそう。

リストラに備えて、という資格を取りまくる理由も受講料や資料代、連盟登録費やその更新を考えるともう資格に関する費用が家計を圧迫してそうな勢いですよね。でもまだみてしまうw

いちぼ牡蠣食べてみたいですねえ
 

途中手がかりに出てきた会津レッドカウズ。てっきり本当にあるのかと調べてしまいました。架空なんだw サッカーボールを乗せたあかべこ可愛かったのになあ

「富豪刑事デラックス」1 ☆☆

 お金持ち同士って顔見知りじゃないのかしら。
「ワタクシを誰だと思っているの!」byデビ夫人 に、首を傾げる美和子。 それだけ神戸家が成金でつまはじきってことかしらー。

 『中庭』でのランチに象やライオンが侍り、ヘリからジェット機に乗り継いでご出勤のヒロイン・神戸美和子。なるほど、前作よりデラックスに&バカ度UPでしたねー(^^;;;)

 これがTVドラマで出来ちゃうのなら、是非「葛飾区亀有公園前派出所」を実写でやって欲しいと思いますよー。あれに出てくる中川くんなんか正にこんな感じ(笑) 美和子も私服でお仕事じゃなく、ディオールとかシャネルに作らせた制服着てくればいいのにー。成金成金。

 巨大ダイヤをめぐる東京での大騒動と、京都の華道家元での家督争いがリンクするらしいなど、初回は頑張ってこった話になっている模様です。でも別にいいのに。筒井康隆原作がもうない以上、そんなに期待してないのよ。美和子の可愛いずれっぷりが観られれば。

 エンディングがあの唄じゃなかったのがちょっと不満。

「捜査検事・千草泰輔の事件ファイル 赤の組曲」☆☆

「ビゼーより シューマンへ」
いくらクラシック好きな2人だからって、美世(秋本奈緒美)と秋男(勝村政信)がこう呼び合うのはどうかと思います。でも、感性の一致したまさしく『理想のカップルだった』んですね。

 そんな2人の先輩だった千草検事(西村雅彦)は、偶然の再会から夫婦の関わる殺人事件の捜査に乗り出すこととなり・・・・。
 見事、解決はするのですが誰も救えない、哀しいお話でした・・・。

 まず一年前に事故で子供が死んでいる、というだけでも憂鬱なのに・・・現場に花を手向けていた奥さん美世の失踪、発見された男の死体。 捜査するうちに、近親相姦だ、人物偽装だ、口封じだ変装だって、なんかもう、どうしよう。
 それでも、妻の不貞を静かに罵倒する秋男を勝村さんが好演。
しかも自分でもそれを信じていたのかどうか、曖昧な皮肉さにも惹かれました。その抑えた気持ちをどうするのか、後半での感情の爆発に期待をしたのですが・・・・そういう場面はほとんど回想&ナレーションで処理されてしまっていて残念でした。
 ナルホド、原作と大きく外れても、無理矢理でも、崖の上に追いつめる場面が欲しくなる時もあるんだなと思ったり。

 お目当ての西村さんはじっくり堪能できました♪
「真実は ひとつ」
そう呟きながら、考え込む姿、素敵。うふふ。
再捜査を命じてばかりで、刑事からさぞ嫌われてるかと思いきやシンパも居て。
「貴方の足です!」
「私は片腕に」
と慕われている好人物。
 携帯に不慣れで、着信の度に探すお約束もお茶目でした。それでいて、参考人雛形あきこと知り合う場面はそこはかとなくエロい♪

 原作もシリーズらしいので2弾、3弾があるのでしょうか。その度にこんなに救いのない話なのでしょうか。可愛い奥さんとは何才差なのでしょうか。
 仕事優先でドタキャンばかりしていると、容疑者捜索より奥さんの家出捜索をしなくちゃいけなくなっちゃうぞ。
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