ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

陣内孝則

映画「超高速!参覲交代リターンズ」☆☆

ザ続編、ベタなつくりに満足。

本来大人数でゆっくり行く参覲交代をメチャ急ぐ、という衝撃でヒットした前作を引き継いで、今度は帰り道を走り出す一行です。
前作事件の後一ヶ月ほど、道場破りや料理、猿の見世物と各自得意技で帰りの旅費を稼いでいた間に、故郷湯長谷藩では一揆が起きていてさあ大変。お殿様(佐々木蔵之介)の祝言も切り上げ、幕府の使者より早く帰らねばですよ~エッサ!ホイサ!


結局一揆も、藩のお取り潰しやら後任柳生の人事も、すべて前作の悪役老中(陣内孝則)の悪巧みと分かり、将軍暗殺まで企んだとあって、ど田舎湯長谷藩に大軍やら奉行やら証人までも大集結w 人を信じない老中は裏切られ、人を大事にする殿は「仲間」や百姓に支えられお国を守り抜いて、大団円なのでした。
お咲どの(深田恭子)とも気持ちを告げあってヨカッタヨカッタ。

荒野に立つ7人カッコよかったですねえ。
優しいお殿様、知恵者の家老相馬(西村雅彦)に腕自慢荒木(寺脇康文)イケメン弓自慢(知念侑李)槍自慢(六角精児)猿連れ(柄本時生)……あ、もう一人の腕自慢(上地雄輔)は療養で江戸屋敷に残ったので代わりに抜け忍段蔵(伊原剛志)で7人ね。この少人数で大軍勢に立ち向かいます。
段蔵、火薬を投げまくり。あれ、味方も吹っ飛ばしそうだわ、煙で見えないわ、兵法としては謎ですが、続編らしく画面が盛り上がったのでありでしょうw 老中がいい声で最後まで高笑い、ナイス悪役でしたわあ。

呑気なやりとりの直後でも、痴話喧嘩しながらでも、斬り合いとなれば容赦なく殺しまくりなのも前作通り。やたら腕の立つ殿がお素敵でした(^^)
しかしキャラの立つ掛け合いがいくら楽しくても、律儀に毎度混ぜっ返しすぎでは正直間延び。城内に家族が捕らえられている相馬に
「死んでいますね」
「戒名は」
とはあんまりですよ。軽口入れずに話を進めるべき場面も多々あったのでは。また逆に、川流れ後の知念が女の着物を着ていることや、前作で殿が段蔵に賜った小太刀が咲の手に渡ったことなど、一言欲しいのにスルーで残念でしたのことよ。
相馬が話しながら寝ちゃったところでも、皆なにも言わずにどけて続けてましたけど普通はそここそツッコむところでは。やっと藩に着いたらまた騒動ですから、ふざける元気もなかったのかなw 


そんなわけで相馬さまがご活躍なら嬉しいじゃすみん。

今回も、3秒で答えろと無茶ぶりされつつ知恵を出しまくりでしたねー。寄せ集めで紋の違う道具は将軍日光参拝にかこつけて誤魔化し、関所の改めは死ぬ気でいこうと本当に棺桶にw どちらも役人を誤魔化す係でもあり作戦の要です。 でも立ち回りは担当外、柳生襲撃ではひとり猿を抱きしめ、斬り合いの後ろを右往左往でラブリー(^^) ……かと思うとすかさず猿をけしかけ、人質の段蔵の娘を代わりに抱えて逃げる!ナイス変わり身の術でした(違)
泳げないのに、川と井戸に落ちるのもお約束!
メガネっ娘の小梅ちゃんは父に似て切れ者な様でしたよ。知念くんの想い人、小梅ちゃんだったら年の頃も良かったのにね。なんとお咲さんでもなくあの人だとは……!!

そんなことより、殿のぶり返した閉所恐怖症が心配だったんですけど。お咲さんと一緒なら大丈夫、なのかな?
お幸せに〜

前作「超高速!参覲交代」弊レビューはこちら


「アウトバーン マル暴の女刑事 八神瑛子」☆☆☆

米倉涼子姐御が未亡人!!

もとい、組織対策課の刑事。裏社会に通じながらも正義の人でカッチョイイー! 事件そのものの解決後も、夫死亡の事情やら警察側の癒着を丁寧に描いて、これは連ドラ化あるでしょう。

でもその場合、お目当て西村さんは敵方ですのでお仕置きされちゃいますよねえ。楽しみなような心配なような(><)


というわけで、事件は黒髪美少女殺人事件。

連続殺人の様相もみせ、被害者の1人がヤクザ組長の愛娘だったもので組の若頭(陣内孝則)が、容疑者の情報を流せ(←私刑目的でしょうねえ…)とヒロイン米倉に接触。自らも危険な目にあいながら3人目になりかけた美少女を救うヒロインなのですが…。

若頭を呼び出して、語り始めたら様子が変。

いかに容疑者が『もう1つの殺人』の犯人たりえないか、むしろ若頭とそのアリバイ証言者と若頭との関係が判明していき急転直下、と。


そこまでに『金でなんでもする女』と印象づけているのに、犯人隠匿のための金は受け取らなかったり。米倉の上司もこそこそと秘密をミスリードしておいて、『2人だけの秘密☆』が、米倉の指示通りの裏付け調査を行うことだったり。例によって激有能な姐御なのです。

ちなみに西村さんは管理官。

米倉の上司(渡部篤郎)とツーカーで内部情報を融通したり、『秘密☆』の調査をさせられてましたよw 更に「3年前とはずいぶん様子が違う…」とキーワードを口にする役どころ。終盤になって出て来た3年前の姿は…今の金髪ヒョウ柄イケイケとは似ても似つかぬ、普通の婦警さんだったんですよ(目張りは派手だけど、ギリ普通w)
それを変えたのは…夫の死。

不審死を『自殺』判断で片付けられ、ショックで流産までしたそうで、今も恨んで調査続行です。
本部長?なのにヤクザと親しい戸田恵子も怪しいぞ〜
せっかくバディになった寺島進先輩がいないも同然の活躍無し、これも連ドラ待ちでしょうか
 

映画「超高速!参勤交代」 ☆☆☆☆

あー楽しかった!


通常は8日間、それも300両以上の経費を要する江戸への参勤を、たった5日&節約モードでこなさねば藩お取り潰し!と、難題をつきつけられてさあ大変。

海外公開のタイトルは『ミッションインポッシブル サムライ!』だそうで、似合い過ぎますw


で、具体的にどうするかというと50人100人の大名行列で練り歩く筈のところを、殿様家老以下たった7人(+1匹)でひた走るのですw 人数チェックの入る要所でだけ人と道具を集めて行列にみせかければOK?更に、役人の前を通過したらこっそりぐるっと戻って列の最後尾に回ればホラ!倍の人数に見えるから!……ってw

更には、街道を通らず山道でショートカットです。


どーせ間に合いますよね。

これで間に合わずお取り潰しじゃ話になりませんよね。

そうは分かっていても、襲われる/惚れる/落ちる/流される/はぐれる/金足りぬ と、次から次へ難題が襲いかかるわけですよw その度、力をあわせ知恵を出し合って切り抜けていくサムライたち、がんばれ! 忍者も出てきて大立ち回り、こりゃ海外でも受けそうです。

藩士たちに各自得意技があって、見せ場が設けられていたのも嬉しいですねー。1度目はギャグだった決め台詞が、後の場面で繰り返されたら今度はカッコ良く決まったりと、効果的に繰り返される台詞が多いのは印象に残りました。
敵役陣内も良かったなあ。 


さて、お目当ての西村さんはご家老相馬!

金勘定に細かいしっかり者で、呑気な殿を支えつつ困った時には知恵を出す係です。この無茶な参勤でも『さあどうする』と何度も頼られて、そのうち『さあ』と来たら場内に笑いが起きる様にw 美味しい役でしたねー。

落ち武者姿、ふんどし一丁といろんな姿も見れちゃう大活躍でしたよ!(案外シュッとしたライン、もしかして身体絞ってらしたかもw )


その他、弓の名手知念君、槍の六角さん、猿連れた柄本時生は二刀流、冷静な上地雄輔も熱血寺脇康文も、そして殿様佐々木蔵之介まで、太刀筋はたいしたものです。特に殿様は、この騒動中に閉所恐怖症が治り、愛も手に入れて良かった良かったw 忍びの伊原さんも、信じる心に触れられて良かった良かったw

竹光、泥だらけの銭、家宝の小太刀といった小道具たちもいい仕事してましたね。

途中で拾われた深キョンも、目の前で斬り合いがあっても平気な気丈な娘。武家の養女になって側室にという大出世でもこなしていけそうですよね(妻にはなれないところが、時代劇としてちゃんとしてますw)

 


「獣医さん、事件ですよ」1 ☆

陽気でウザイ獣医(陣内孝則)が事件を解決!

……ってか、単に勝手な人助け。ご近所探偵ですらないでしょうw

それだけではインパクトがないと思ったのか、同居する3代の祖母/父/娘がお互いに血のつながりがない設定です。うーん。


センセイが惚れやすいのもお約束です。

患畜の飼い主に毎回ぽーっとするんでしょうねえ。

女性の側からしたら、業務上の接触を好意だと妄想する専門職なんてハラスメント以外の何者でもないと思うのですが、漫画/ドラマ界ではオモシロ要素の定番ですよね。何故なんだ。


平日の午後にならシニア層にウケる気がするのですが深夜にコレは誰が観るんでしょう。
釈由美子が脱ぐとか娘がいかがわしいバイトに行くとか深夜受付でホステスさんが出入りする獣医とかじゃなくて大丈夫なんでしょうかw 


「地の塩」2、3 ☆☆☆☆

「真実は作るものです」

捏造告白、キター!


当時、あのタイミングで「発見」がなかったら、研究費が打ち切られていた。そんな勝手を熱く語る神村。なるほどですが、嘘は嘘でしょう~。

しかも「君にだけは言っておこう」って、迷惑もいいところです。警察相手同様に、嘘をつき続け信じさせて欲しいものです。だいたい、何故彼女(マスコミ)に。美人だからかw

既に町おこしでハッピーな人たちの笑顔を壊すんですか、とか言われても、ねえ。それはまた別の話だし、いつか本当に本物の遺跡が出て来た時に信じてもらえないのでは…←助手(田中圭)が疑い始めてるので、次回そんなことになりそうな。


そして殺人犯も現場を掘りまくり。

遺体を埋めた時になくした腕時計は、既に神村先生が発掘済みなのに(本当に引きの強い…w)そうとも知らずの夜なべ仕事で、神村の捏造現場を発見かと寄ってきた学者さんを殺しちゃいましたよー。

神村が口を塞ぎたかった男の死。

その手には神村の手袋……って、出来過ぎですからw 発掘現場に置き去りなのも、神村の犯行なら絶対しませんよねw


さて、盛り上がって来ました。


「ボーイズ・オン・ザ・ラン」~最終回 ☆☆

えーっ、こんな終わり方??


シューマイ先輩を虐待家庭から助ける。

そのためにハナちゃんと結婚して養子に迎えるってのはなるほどな解決でしたけど。

その前に服役する必要はあったの?

もちろん、次々と訪れる面会人はタニシがダメなりに頑張ってきた証ではありますが……ご両親(浅田美代子、徳井優)まで世間の非難を浴びるかと思うといたたまれませんってば。そして余命わずかだった筈の宿敵は回復w これもなんかずるいよ。


ただ成長したシューマイが、小学生時代とくりそつだったのは評価w

ハングリーなボクサーとして賞金がっぽがぽ稼ぐの確実で、タニシを雇ってくれるんだそうですよ!密着番組でも組まれたら涙を誘うよ!

終わりよければ全て良しってことでしょうか。

「ボーイズ・オン・ザ・ラン」~5 ☆☆☆

やばいw


録画を貯めたまま、もう観ずに消そうと思っていたのに操作ミスでつけちゃったら滅法面白くてハマりました。もてない男の空回り、変なこだわり、変な正義漢、ダメ男好きにはたまりません。

力みまくった変な顔も熱演ですが……丸山隆平くんジャニーズですよね。キメ顔はカッコいい筈なのによくここまで見栄を捨てられたもんです。偉い!


で、会社のマドンナ(南明奈)と両想いになりそこない、彼女を騙した男を殴ろうとボクシングを始め……なんてあらすじを描いた所であのみっともなさと惨めさは1ミリも表現できないし、そこまでしてるのにマドンナちはるちゃんは振りむいてはくれなくて報われず。練習したパンチもひとつも当てられず。

田舎に帰る彼女にお別れを言いに行くも、やっぱり格好良くなんて見送れずに泣く主人公田西。

もうどうしたらいいんだろう、何かしてあげたいw


5話からは会社も辞め、引きこもった半年後で第2部始まりな感じ?

こんどはボクシングトレーナーの花ちゃん(平愛梨)に恋を??やっぱり目が離せませんが、ちょっとはハッピーエンドの可能性があるのかなw

耳の聞こえない花の為に手話を覚え、乱闘場面や逃げてきてからの愛の告白を手話で引き立てるシリアスさと、う◯こまき散らして逃げるお下劣のミックスが壮絶。 


パンチドランカー鈴木さん役の陣内孝則もいい味出してます。

「任侠ヘルパー」〜最終回 ☆☆☆

このドラマで最後泣いてしまうと思いませんでした(;;)

「今日は忘れちゃってるみたい」
と、母の病気を受け入れてる涼太も健気でしたが、
「ここは全面禁煙よ」
と一瞬、社長さんだった当時に戻って煙草を取りあげる笑顔の羽鳥さんと、彼女を見つめ返す彦一に、もう!!
はっきり何があったわけでもない2人なのに。もしあっても(だって、封鎖前日、部屋に勝手に入れた仲だし)忘れられてしまっているのに。出所後一番に会いに来た彦一の気持ち、切ないです(><)

それを言ったら、突然のキスも(びっくりしたよー!!)、何を求めるわけでもないリコ組長の気持ち。

介護とは何か。どうしたらいいのか。
そこに正解はない、でもあきらめない、という姿勢を行政・福祉に向けて描いたように、登場人物達も人生に正解はないまま、もがき続けているところで終わったことで、とても心に残る最終回になりました。

エリートヤクザ六車さんが施設運営に乗り出すのは予想がついたし、本人も折り合いがついていそうですが。リコちゃんの幹部昇進は、本人も望んだ様な望まなかった様な。彦一がなってくれていたら、リコはヤクザを辞めて(その場合小指は無事なのー??)グレープフルーツハイを片手にガールズトークする生活も選べたかもしれなかったのにね。
そして彦一はこれからどうして行くんでしょう。再開する(?)タイヨウで働いたりするんでしょうか。その頃には、涼太くん父(陣内孝則)の働きかけで、国の支援制度が変わってきたりするんでしょうか。
正直青年漫画チックに突飛な設定で、毎回刺青がばれた詐欺を捕まえたのなんの、主人公がヤクザなこと前提、彼の成長=出世の方向でエンターテイメントに進むんだと思っていましたので。こんなに真っ向から老人問題を描くとも、最後にヤクザを放り出すとも思っていませんでしたよ。

前回での彦一と所長さんの会話。
「ヘルパーが我慢すればそれでいいのか」
「だって目の前に利用者さんが居るから」
云々は、本当は「救命病棟24時」が描きたかったことだったんじゃないかとまで思いました(あちらは医者、資格が尊敬され高給や好待遇も期待できるので逆に、もっと立場が不安定なヘルパーよりも、我慢して当たり前と思われてしまうのかもしれませんが)

さておき、不機嫌で乱暴者な草なぎヤクザくんが、こんなに魅力的だったことにもびっくりでした。跳び蹴り堪能(笑)
夏川さんも気丈に美しかったですー。
でも一番の功労者は可愛い可愛い涼太くんでしたよねー♪ 最後、飲み物を運んできて豪快にこけてましたけど、大丈夫だったんでしょうか。

「ありふれた奇跡」最終回☆☆☆☆

「俺は1人じゃない!」
この藤本さんの台詞で、不覚にもブワッと泣いてしまいました(><)
彼は家族をまた手に入れたんですね!
何も男女の関係でなくていい、”縁”があって、成長を喜んでいい子供がそこにいることの幸せよ。

そうでした、元々彼の自殺で始まった話であって、不妊だ結婚だはあとから来た騒動だったんでした。すべてのきっかけが藤本さんだったのを忘れてましたよ。
河川敷で、子供は可愛いけど中年男が見つめると嫌がられるからそっと観るんだ、なんて寂しい話をしていましたっけ。
そんな死に場所を探していた男が思いがけず助けられ、意地張りながらも他人を受け入れて、その友人の紹介(?)で出会った親子と、一緒に写真を撮る仲になれた。
確かにそれは奇跡だったのかも。

子供が産める嫁、子孫、と唱えていた翔太の祖父も、結局は神戸さんの家族という疑似家族を受け入れて、それはそれで幸せなのかも。

可奈と翔太の新婚生活はあえて描かれず、ただ今までの仕事を淡々と続ける2人。
よくこういう後日談で、必要もないのに子供抱いてる場面で終わったりするのは、確かに安易なことで、こんな風にただ元気で幸せであるってことだけで充分なのかもとも思わせられました。

独特の会話やじれったさが辛い時もあったけど、終わってみれば真摯ないいドラマでした。楽しいだけじゃない、こんなドラマがもっとあってもいいよね。
そして翔太役加瀬亮のただの人っぷりの凄さよ。連ドラの主役だというのに、人混みに埋もれるあの普通オーラ。逆に普通じゃないですよね。これからは注目します!

「ありふれた奇跡」〜10 ☆☆☆

産めるの産めないの問答が痛々しくて、ずっとみてたけど感想は書けずにいました。
「血でも吐きながら言わなきゃ駄目??」
まったく翔太くんに同情。ややこしい女だよね可奈ってば……。

でもそれがいつの間にか、ホテル行くか行かないかにすり替わってきて見易くなったかな(笑)
ンもー何が
「最後にするつもりだからイヤだ!」
ですか。俺と寝たら別れられなくなるぜ、ぐらいの根拠のない自信はないのか??……ないよねー翔太だからねー。こりゃ、可奈から誘わなきゃどうにも進まないわ(^^;;;)

確かに、不妊=ラッキー避妊いらないじゃん!な男だったら好きにもならないだろうけど。ここまで奥手(草食系?)な30男もどうかと……というか、親と同居同士のおつきあいってこんなに面倒くさいのね?18才で家を出てた身としては目から鱗。

で、真っ昼間のカフェで「さあホテル行こう!」な話がまとまったところで(笑)まさかの捨て子ですよー!!
私も女子高生時代に、トイレ入り口前でだったけど赤ちゃん預かったことがあります。落としたらどうしようかと思った。でも今なら、女子トイレにはベビーベッドも座らせる椅子もあるご時世、そうそうそんなこと頼まないよねー。ドキドキ。

予告をみると、ちゃんとホテルには行かれたらしいのでそこはホッとしつつも。
女装の可奈父と2人のニアミスもあり、藤本の転職成功もあり。いろいろ目が離せない展開です。
2人ともいい年齢なんだもん。愛さえあるのならば、家を出ちゃえば済む話。強がりを言いつつも歩み寄って来たならば、最終回はある意味幸せに終わってくれそうな……。

「ありふれた奇跡」7☆☆☆

無精子症じゃない?とおばあちゃん。

……未婚の男性がそんなこと調べないでしょう普通(オタフク風邪で、系不妊なら親が知ってるだろうし)疑うなら不能の方ですよ! もとい、自分の娘の方でしょう。生理が不順だとか、未婚でもサインがあるのは女性の方ですから。
でも、
「可奈は健康なんだから!」
と、鼻息荒いんですよねこの家族は。
少なくとも、海外旅行直後はしばらく不調だったんじゃないのかなあ。そして死のうとして……結局できなかった直後もおかしかったんじゃないのかなあ。
そもそも日本で堕胎できなかった理由の1つが同居の家族でしょうから、分からないように必死で隠した結果かもしれませんが。この先事実を告白された時、傍にいて気づいてやれなかった自分たちに、
「死のうとしたことがあるんですって!!」
等々の、翔太に浴びせた全ての言葉が跳ね返って来るのにと思うといたたまれません。
(お父さんがボロクソにいうのは、娘をもらいに来られた親の常としてあんなものに思いますが 笑)

全てを知っている翔太の家族。何も知らない可奈の家族。いろいろな形があるものです。

しかしパンフレットは余計なお世話。
藤本の気遣いというよりは、単に親にみせるためのグッズになってしまっていたのもヤな感じでした。

「ありふれた奇跡」6 ☆☆☆

……そういうことだったのね。

現在の可奈さんの生真面目さが(仲間ちゃん自身のイメージとも重なって)、婚前交渉で妊娠して外国でサクッと堕胎する様な娘さんに見えないので戸惑いはあるんだけど、
「自分自身のせい」
という今までの言葉の通りではあって、納得(レイプとかじゃなくて良かったんだか何だか)
相手の男は、妊娠したこともきっと知らされてないわけね。
過剰掻爬?が具体的にどこまでかは語られませんが…。

で、それを伝える可奈も、受け止める翔太も真剣なだけに、もどかしくてハラハラ。
「子供は持たない」
と言うことが誠意だと翔太は思うけど、可奈は
「私は欲しい」
からこそ苦しんでる、このすれ違い。

しかもおばあちゃん(八千草薫)の孫を待つ気持ちに、水を差すなんて!可奈を庇うつもりの暴走が痛々しくて。それが家族間の問題に発展してしまうとは、若い当人は思ってないところでまたハラハラ。
こういうこと、「家族の問題」になっちゃうんだよー。そしてこじれるんだよー(><)
(初対面を装う、父親同士のご対面は笑いどころでありながら、やっぱりこじれたし)

翔太のダメダメな母(キムラ緑子)でも、子供を持つすばらしさは否定しないところがこのドラマらしいです。

5話 4話 2,3話 1話

「ありふれた奇跡」5☆☆☆

人肌が恋しい時ってあるよね。抱きつくぐらいいいじゃん、と思うアメリカ人な私。
……それだけで止めてくれる保証が要るかな(藤本さんも、襲いかかる勢いで走り寄るから獣扱いなんだよー。自分は動かずに嘆いてたら、この前の翔太みたいになぐさめてもらえた……かも)

そんなわけで、突然の訃報=取り返しのつかないこと。
電話があのタイミングでかかって来なかったら、あのまま相談していたのかもね。お母さんが元気なら、そちらに先に言っていたのかもね。
でも結局、翔太に打ち明けることになりました。不妊かあ……ああ、気が重い。今までの映像だと何か辛い事件が絡みそうじゃないですか。そんなこと無しに、ただのホルモン異常や先天性の何かでいいじゃないですか←それだと何故か母親のせいになりがちな訳ですが。
また可奈が生真面目だから。
「俺一人っ子で寂しかったから、兄弟はいた方が」
なんて、言わせておいて絶望する。翔太はどうしていいか分からないでしょう。

そんな娘の深い絶望をよそに、母は恋に悩んで沈み、父は変身願望に浮かれて妻を顧みず……おばあちゃんだって恋をしてたの、なんて過去も語られちゃいましたよ。

家族って何でしょう。
どこか別の街で暮らすなら、傷ついたふたり(あ、藤本さん入れて3人?)が出会って慰め合うだけで済んだのにね。
自分の家族って今どうなってるんだろう、実は何かあって私が知らないだけのこともある??

抱きしめていい家族と暮らす幸せをかみしめつつ、次回を待ちます。

4話 2,3話 1話

「ありふれた奇跡」4 ☆☆☆

え、キス??それも可奈から??

タイトルバックかと油断していたところにいきなり、それも逆光の遠景でしたから!思わず巻き戻してじっくり見てしまいました(^^;;;;)
音楽も相まってとても美しい場面でしたが、驚きが先に立ちます。しかも事後気まずいし。ご近所さんから家族にばれてるし(笑)

色に出にけり我が恋は。
自然とおつきあいが周囲に知れ、愉快な田崎家に挨拶もして写真も見られて、そうか普通のおつきあいになっていくのねーと思っていたのですが(お母さんの浮気は、まあ想定内)
え、パパ??どういう知り合い??

翔太さんの父親と可奈の父親(岸部一徳)が怪しい知り合いです。
しかも妙に言葉を濁して語るから、もしやハッテン場で顔見知りだったゲイ同士??そういう関係??とか瞬時にいろいろ考えすぎて疲れました。予告をみると女装倶楽部であっていた模様(1話でベッドに隠してたのはそれ用のアイテムね?ゴルフは嘘ね?)
おやおや下世話になってきましたねー。1話からこっちを強調してたらテイスト変わっていたでしょうねー。

陣内が素面でも面倒くさい人で笑いました。
そして可奈の母(戸田恵子)も、可奈目線で行くとやはり面倒くさいし娘の秘密に鈍感過ぎるのかも。

つきあいが深まることを恐れて、ブレーキをかける翔太と可奈。そこにはやはり、可奈の抱える”何か”が影を落とすわけで、一体なんなのー(><)知りたくない気もしますが気になるー

2,3話 1話

「ありふれた奇跡」2,3☆☆☆

”死のうとしたことがある人の会”
なんて直球なネーミング、素晴らしい(爆)
イヤほんとに。”生きよう会”じゃなく、”〜した”と過去形でいうことに意味がある気がします。

登場人物達は、死のうとした経緯を語……ろうとして口を開いても声にならなかったり、酒浸りの過去を告白したり、自分も!……と思うのにやはり言葉にならなかったり。
どこをとっても辛くて暗い内容の筈なのに、当人比としてはもう底を打っているからなのか、回復期の明るさがほの見えます。

田崎さん(加瀬亮)なんて、確実に幸せだよね。
「デートじゃない」
と全力否定はされていても、2人の先に恋愛がないのは、自分が労働者だからじゃなくて、可奈が恋愛が怖いからと分かってきたのだし。
父親(風間杜夫)に誤解で冷やかされるのも、まんざらじゃないのかも。2話では辛い声が止められなかったのに、3話では嬉しい声が止められないもの(笑)

陣内さんは依存症だったのに酒呑んじゃって大変でしたけど。
そんな自分を介抱する人が出来るなんて。部屋に自分以外の人が来るなんて、と感激ひとしお。

あとは可奈が、打ち明けられたら少し楽になるのかもしれませんが……踏ん切りつかず。
”好きなのかなあ”ってそれ、生殺しです!!
少しだけ見えた映像は異国の街。
どこぞでエイズ支援してる人と関係があるのでしょうか。『取り返しのつかないこと』が、犬に噛まれたと思って系の過去じゃないといいんですけど(><)

普段なら敬遠する系のお話なのですが、何故か楽しく……というと語弊があるのかな。興味深く見守る感じで見ています。初回は最後5分までがとてつもなく長かったのですが、2話3話と、段々短く感じるようになってきました。

1話
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