ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

阿部寛

「下町ロケット」~7 ☆☆☆

佃製作所、ちょろいw 
いえ部品提供云々ではなくて、2部のガウディ編での涙の契約のあたりですよ。

ロケット技術を活かして人工心臓弁に取り組む、その展開はとても興味深くみています。紡績が絡んでくるとかも面白いじゃないですか。しかし予算の苦しい佃さんが、無理なやりくりで協力するきっかけがお涙頂戴とはね。相手の社長が、寝食を投げ打ち個人的に医療機器製作に没頭している、その理由に身内の難病だの若くしての死だのがあるのは、むしろ当然で想定内ではないんでしょうか。
なのにわざわざ佃側から訊ね、娘の写真を手に語られたら即断即決引き受けますって、えええええ。
契約相手の身上調査ぐらいしないのかな。亡き娘に誓った、とか業界では有名な話だったりしませんか。
「私にも小さな娘がいます」
って、それなら亡くなった当時の娘さんと同じJKがうちにもいますからね、感情的には揺さぶられてみてましたけれども。会社経営的にはその即決はどうなのかと。 
大手なんちゃら重工と新興ライバル企業の小泉社長とがあまりにわかりやすく悪で、対する町工場があまりに善では物語が安くなりませんか。娘さんを心臓病で亡くしたのは本当でも、その話を切り札に契約をもぎ取る算段なぐらいのしたたかさは描いてほしいものです。

余談、その弁の話をもってきた元社員、髭を切ったら可愛すぎて誰だかわからないw 会話の中で名前が出ればああ真野いたねって思うのに、画面のすみに時々いる羽鳥アナみたいな可愛い子誰よってなんども思ってしまいましたw
そして今田耕司が医者役ってのは嫌ー(^^;;;) 

「下町ロケット」3 ☆☆

「一億ちょうだい」ってバカ娘(><) 

お友達のパパの会社が経営苦しいの。パパの会社はお金入ったんでしょう?って、小学生の理屈です。
社長の小遣い銭じゃないから。一億が100万円でもそんなわけわかんない融資ダメだし、高校生の娘の友達から「ハイ!」って大金を渡されて喜んで受け取っちゃう経営者いたら困ります。なのにパパ酷いと思うのかお前は! 

なんで別れた妻じゃなくて社長が育ててるんでしたっけ? 
こんな子育ても家庭もメタメタな社長が、会社には精魂傾けて入り浸って開発してたとか。 後半、アットホーム佃製作所が強調され、社員との絆が描かれる場面って感動的なはずなのに、どうにも、あのかわいそうなバカ娘の姿がチラチラしてちょっと悲しくなりました。
部品供給というやり甲斐より、特許料という不労所得での安心が欲しい。解決金でボーナスくれという現場の声を「社長も頑張ってる」的いい話で流しちゃいけないと思うんですよ。職人の手作業はすごいです、それを評価してくれる職場は素晴らしい。でもね。他社からの引き抜きに応える社員がいたっていいじゃないですかねえ。


高視聴率に世間が沸き、旦那が録画でなくリアルタイムで見るほどハマってる中、いまひとつ乗り切れません。

「下町ロケット」1、2 ☆☆

頑張れつくだ製作所。

wowow版を見て大筋はわかっているので、楽しむ旦那の横で家事をしながら見ています。
だって長すぎです。1話が2時間、2話も拡大版。いくら民放はCMが入るとはいえ、これだけ時間をかけたらもっと密度濃く描けるはずでしょうに、案外話は進まないし、つくだ側社員に愛着が湧くエピソードもそうないし。阿部寛社長はさほど切羽詰まった様でもありませんよね。これって筋を知っている私が心配してないからそう見えるのかなあ。ロミオとジュリエットみたいな社員がいたのもwowow版オリジナルだったんでしょうか。
しかし民放らしく分かりやすいキャスティングは結構好きです。
敵側弁護士をピーター。う、胡散臭いw つくだ側弁護士に恵俊彰、ワイドショーでMCしてる時の正当な感じそのまんまで頼れそう。阿部寛だって科学者らしいかはおいといて、絶対主人公なことは間違いない! 

wowowで5話でやった話をこのまま1クールやるならもう結構ですが、どうやら後半からは新聞連載中の「下町ロケット2」を連載と同時進行でやっちゃうと聞きました。そこを見るためにはもうちょっと我慢です(^^;;)
☆ちなみにwowow版「下町ロケット」1話&最終話のレビューはこちら


「ゴーイング・マイ・ホーム」最終回 ☆☆☆☆

スゴイ、何も解決しなかった!


母の弁当を売る理由を「なんとなく」と言っていた娘。その真意が分かったわけでも、猛省してもうやめるとなったわけでもなく(解決してたらすみません、途中で船こいだかもしれないw)

もちろんクーナはみつからず、妻も不倫せず。

でもとっても面白く満足して見終わることができました。ドラマに事件って起きなくていいのねー。


いや肉親が倒れて亡くなったんだから大事件と言えば大事件。

そして今まで知らなかった故郷での父を知り、「もっと話せば良かった」と見送ることができたことは主人公にとって大きな変化だった筈だけれどやっぱりいつもの生活がある。ふむふむ。


一家団欒で食べるお餅ピザ、良かったです。

なにも雑誌で紹介するようなレシピじゃないんだけど家庭の味、大好物ってわけじゃないけど思い出の味、ありますよねー。それを共有している時間や空間をどう思うのかは、懐かしく羨ましく疎ましく……それそれの人生で違うのでしょうが、血のつながりよりもその思い出の共有を家族と呼ぶのかなと思ったりしました。

お姉さん役のYOUが、ズバズバと言いたいことしか言わない奴でまあ腹が立つやら憎めないやら。でも弟に対しての自分ってああかもしれない…w
今年の帰省では家族に優しく出来そう。

音楽もとっても素敵でした!



「ゴーイング・マイ・ホーム」2 ☆☆☆

とんがり帽子!!

赤い!!

仕込みじゃなかったら何なんですかあれは(><)本当に「いる」ドラマなの?


プロ母弁当のおかずを、同級生に売る萌ちゃん…。なんと一週間の謹慎です(小学校でそんなことってあるの?)その同じ週に母にロケ同行の仕事が入り、父に有給休暇消化の勧めが入る都合よさ。

「学級閉鎖でね」

なんて言って、おじいちゃんの入院先に、そしてクーナの森に父子で訪ねることになるのでした。


相変わらず淡々と、いい感じに眠くなる大人のドラマwなのですが。今週の出色はバカリズム演じるご近所さん。

平日に旅支度の父子に

「夜逃げですか?」w

「そういえばお母さんも大荷物で」

どんだけ他人の家庭の事情に首突っ込むねん、それも嬉しそうにw いい味出してるわーw


それでも毎週は見なくていいんじゃないか…とか思い始めた森散策の頃に、まさかの帽子発見ですよ!可愛い赤いとんがり帽子。どんぐり避け&裏返して座るとキノコに見えるように、だそうですがw

仕込みかなー。どうなのかなー。


「ゴーイング・マイ・ホーム」1☆☆☆

料理がどれもこれも美味しそう!


TVCMプロデューサー阿部寛とフードコーディネーター山口智子の夫婦。

それだけ聞いたらどの月9かと。

なのに何故かバブルな香りでなく、まったりした空気が漂うのは主人公の阿部ちゃんが全然もてていなくて、部下には「まーくん」とバカにされ(マヨネーズのマ?w)、妻には何でもマヨネーズを漬けて食べると怒られ(せめて一口目はお手製ソースで食べて、って分かる!分かるよ!)、実家の姉には「役立たず!」とないがしろにされ、とイケテナイせいですか??


故郷の父が倒れて意識不明。

でもまだ死んではいないわけで……。悲しむよりも、淡々と保険証を探したり、見舞いの女性は愛人か腹違いの妹かと騒ぐ家族コントと、東京での夫婦コントが交互に織り交ぜられて、ぼへーっと観ていると時々ハッとさせられます。

「僕、他人ですから」

と口を挟んでくる、姉の旦那さんとか。確かに配偶者の実家ってアウェイ。


娘の小学生萌江ちゃんの行動が謎なのですが……。

父の日常が息子に謎なのなら、娘が謎でも不思議じゃないし。かと思うと『小人を観た』という父と『見えないものでもいるんだよ』とフロドくんが居るという娘はなんか共通点があるし。
 

そしてあーんなに美味しそうなお料理も、完璧なお弁当も、娘はちっとも喜んでなさそうなことと、美人な嫁さんも「毎日観てるからどーでもいい」という阿部ちゃんもシンクロw


そして東京のご近所さんに『揉め事が大好物』バカリズムw
でも父入院先のタクシー運転手に『暮らします?家ならもらえますから』阿部サダヲ。 逆でもいけそうな2人のバランスをみるだに、そのうちに駒ヶ根に引っ越して田舎暮らしが始まりますか??


初回から2時間じゃなかったらもっと見やすかったのに。旦那は途中で2回寝ましたよ。声出して笑ってた場面もあったのにね。

映画「テルマエロマエ」☆☆☆☆☆

風呂に継ぐ風呂、入浴に継ぐ入浴、ビバ裸!
いっそ「海猿」より水に浸かってる時間が長いのではw 


原作大好きで映画化を危ぶんだものですが、実に見事にテルマエロマエでした!いちいち驚いたり泣いたりのルシウスに、こっちは笑ったのなんのって。

深いですね、お風呂。

(いやもちろん、深度の話でなくw)

社交と娯楽のローマ大衆浴場もまた良きかなですが、和風の銭湯に家風呂に湯治場にバナナワニ園に露天風呂ハイテク風呂とついでにシャワートイレw ここまで風呂にこだわった映画も古今東西そうないと思うと、いやあ是非世界中の人に見てもらいたく、協賛の風呂メーカーには頑張ってほしいです。お風呂売れるよー、それとも日本向け銭湯巡りツアーが流行るとかw


いちおうあらすじは、テルマエ(=風呂)設計技師のローマ人ルシウスが、風呂の事で悩む度に現代日本の風呂に何故かワープ。平たい顔族(=日本人w)の独創性と技術に驚愕し、模倣しか出来ない事を苦悩しつつもローマの風呂に脱衣かごやフルーツ牛乳w、シャワーなどなどを取り入れて皇帝の風呂も作る様になり……。


映画では、現代日本で現れる先が必ず上戸彩の居るところ、という仕掛けがしてあり、彼女の仕事の邪魔もしまくるけれど結局はお互いに励まし合い高め合うことになるというwinwinな関係が素晴らしいです。

そして特筆すべきは、ルシウス=阿部寛の濃い顔……もそうですがw

上戸彩が美しい!!


うるうるの瞳、つるつるの肌、ぷにぷにの唇、ローマの衣装ではだけた肩もまたセクシーなこと!

他に若い女性の1人も出て来ない、まごうことなきヒロインですし、冗談抜きで代表作になりましたよね?

(ただ、あの絵と同じ表紙の本が本屋に山積みだということまで知らないと、ヒロインの成功は分かりにくいかな?)

そうそう、あんなにたくさん爺ちゃんの裸を見たのも、初めてw 


突拍子もない仕掛けで笑わせながらも、やるべき仕事とは、充実した人生とは、ときちんと語りかけてくれる正当派コメディでした。

私ももうちょっと、「もがいてみる」かな!

「新参者」1☆☆☆

わ、また阿部ちゃんたら、結婚できなさそうな変な男(笑)
切れ者だけれど、切れすぎて周囲に理解されない変な人、しかも刑事となったら「相棒」の右京さんを思い出さずにはいられません。今期も刑事ドラマだらけ。「相棒」のヒットでどこも2匹目3匹目のドジョウをねらいまくりですよね。
それでも、阿部ちゃんの魅力か原作東野圭吾の力か、市原悦子と香川照之の迫力か、2番煎じという感はなく、かといって新作らしくもない安定感(前作を見逃したシーズン2、をみてるみたいだった!)、語りの黒木メイサは何してるか分からないという、不思議なドラマが始まりました。

殺人事件の容疑者になることより、馴染みのおばちゃんに本人の病名がばれてしまう方が怖かった。今時、そんな親身な保険外交員いるんですか!それを、居そうに思わせるのが人形町という舞台設定なんでしょうかね~。
その外交員に、いい人だけど殺しも出来そうな香川照之の配役が絶妙でした(留学する娘とのラブもありそうで、正直殺人よりそっちの行く末が気になります。年の差ありすぎだけど)
限定販売の和菓子も影の脇役(笑)
そうそう、阿部ちゃん演じる所轄の加賀刑事は、父親の葬式にも行かなかったそうでその辺のプライベートなゴタゴタもそのうち描かれるでしょう(その辺は「臨場」っぽい)若きエリート溝端くんが従兄弟なんだそうですよ。ふーん。

「嘘はうまいが、すぐ湿気る。本音は不味いが一生もんだ」
こんな名台詞が毎回聞けるんでしょうか??

次回が楽しみです。

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「あべ上がりの夜空に」☆☆☆

あべ一座旗揚げ公演です。
舞台いっぱいに並ぶ、”あべさん”が唄うアベ・マリア。莫迦すぎる(笑)

一般公募の”あべさん”達を率いるのは、阿部サダヲ、阿部寛、芸人あべこうじ、あべ静江もいれば何故か田辺誠一までTAN-ABEだから、といるし。ミニコントが始まれば、誰だか分からないあべさんもちらほら。
”あべ”だから来た仕事。ああ”あべ”で良かったと思った人もいたことでしょう。
そして私も阿部に(安陪に安倍に阿倍にetc)になりたかった!!いっそあのとき阿倍君と結婚しておけば!!(違)
旧姓アベさんだけじゃなく、”5年間で3回阿部サダヲに会った”とかいう人までいましたよー(こういうのも出オチ??)

ABBAをモデルにしたコントもおばかで、さすがクドカン。
見なくても何も損をするわけじゃありませんが、見ている間ずっと無性に幸せでした。

アドベンチャーから、ドとンチャーをとったらアベ……

メイキング番組が7/31に放映済みと知ってかなりショック。
再放送:8月29日(土)21:00〜22:30 BS2

「白い春」最終回☆☆☆☆

まさか、こう来るとは。
新しい職場と、居場所を見つけた春男を暖かく見守っていたら急転直下で哀しいことになりました(><)おとぎ話の様なハッピーエンドを待っていたのにー。だから1つ減らして☆4つ。

先週の、しおりがお父さん?に会いに写真館を訪ねるところも、実に丁寧にゆっくりと撮られていて見応えがありました。
細かい表情の変化や、見せるつもりだった思い出の品をそっと隠すところに気持ちの揺れがあふれていて、こう撮ってもらえる役者さんも幸せだなーと思ったり。
そのつながりで、
「さっちゃんの本当のお父さんはね」
と言いたくなる、イジワルでも何でもない彼女の気持ちも分かる気がしたり。

で、その衝撃の告白をうやむやに誤魔化されますが……いかにも騙されそうにあどけなくみえてさっちゃん、ちゃんと大人の話が分かってますよね。そこでは騒がず、ちゃんと事実を確かめに1人でバスに乗って現れるんですから!ここの
「私とおじさんってとっても似てる」
というやりとりも丁寧で、ちょっと笑えて可愛くて、素敵な場面でした。
そして、春男にまでウソをつかれて、曇る表情。
「うん」と答えながらも、ウソだと分かってるな、でもおじさんにウソで通したい事情があるのも分かったんだな、と思いながら見ていました。なんて賢いんだサッチャン!!

ここで、パン屋さんと春男がまた会わなかったら悲劇は起きなかった……わけじゃないのが困りますよねー。
たまたま春男が居合わせなかったら、パン屋さんはただ殺されてたじゃないですか。
同じ「サチの父親なんだ」でも、いっそもっと仲が悪かった頃に襲われて、強くもないのにパン屋が庇って言うのなら春男の心の雪解けエピソードになったでしょうが。

とにかく、仇の顔ぐらい確認しろ!とは思いますが、パン屋さんも殺し屋並に強面な伏線(「湯けむりスナイパー」と続けて録画見たもんだから、あっさり返り討ちにしないのが不思議な位 笑)、間違えても不思議じゃないにしろ、杜撰な犯行です。

「サチの父親なんだ、こいつだけは」
と、目撃者になってしまったパン屋さんを命を賭けて守った春男。サチ家族から離れて生きて行こうとした春男の決意が伝わる名場面だったのですが、だ、だから何もその後死ななくてもーっ
さっちゃん独りにみとらせなくてもーっ
てっきり、さっちゃんの呼びかけで目を覚ますのかとーっ

墓参り、刺された後遺症か足を軽く引きずるパン屋さんに春男を重ねて見てしまいました。
(結局、謎の白石美帆は本当にただのコンプレックス抱えた妹でしたね。サチの心臓病も中途半端だったし、しおりがブログに書いたことも何も波紋を呼ばず←これ見てベーカリーに刺しに来たわけじゃないよね? 途中で何か変更があったのかも)

桜の季節に現れて、たくさんの思い出と海旅行のプレゼントを残して去っていった、本当に天使の様な存在になってしまった春男。
登場時は荒み切っていて、無銭飲食だしケンカ腰だったし。
例の800万円着服だって、サチに会う前に分かっていたらそれはもう暴れて下手したら殺していたんでしょうね。穏やかに幸せになってから他人を助けて死ぬことで、9年の服役以上に何か償えた春男の冥福を祈ります。

それにしても大橋のぞみちゃんが可愛かった……!!

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「白い春」9☆☆☆

「だって途中で目が覚めちゃったら?」
と手術を怖がるさっちゃん(笑)可愛いんだからー!大人は”目が覚めない”可能性を考えて怖いのに。(そして、そんなことを匂わせるような予告!!ヤメテーッ)

春男もパン屋になって、絶交されたり(笑)子育てに口出したりのんびりとした日々が続く間、感想を書くの忘れてました。
拉致事件もあったけど、その筋の人な割にきれいなホテルに一対一で連れこむ紳士っぷりだしとりあえず治まったし。そういえば「幸は春男の娘」とブログに書かれても誰も読んでないみたいだし(笑)
嵐の前の静けさかなと思いきやずーっと平穏で、このままお父さん2人で楽しく暮らしちゃえばいいよねと思っていたのに。
さっちゃんの心臓に穴が??
ちょっと、ここまであれだけ丁寧に写真探したりパン屋の面接してたくせに、そういうことだけ伏線無しってずるくない??(^^;;;;)

いつも見せすぎな予告なので、本当に大丈夫なら逆に心停止場面ぐらい見せるんじゃないかと思うとハラハラします。……さっちゃんは幸せに大きくならなきゃダメなのにー(><)

お医者さんに、なけなしの給料を握らせようとする春男が切なかったです。それで頑張り度が変わる様な医者じゃ困るんですけど、春男に出来ることはそれぐらいだものね。

それにしても、命日には墓参り。病気なら神社にお参り。もちろん入院患者には家族が付き添います。
そんな地に足のついた描写に、作り手も対象も年齢高そうだわーと思いつつホッとするのでした。


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「白い春」6 ☆☆☆

前回のおさらい、長い(^^;;;)
詳しすぎる予告編と共に、『分かり易い』秘訣なのかも。ちゃんと覚えててみている身には余計なのですが。

で、今回は”逆上がり”の回(なるほど、これがあったから予告で春男inパン屋を見せても大丈夫だったわけね)
男の子ならキャッチボール、女の子相手に距離を縮めるには逆上がり。そういえば草なぎ君の子育てドラマでも逆上がり練習を手伝うのは、印象的な場面でしたっけ。
それがこのドラマでは更に、
”人殺しの手”
で触れないようにと、あくまでカバン越しで補助する春男が可笑しくも哀しかったり。
”パパにできるって見せたかったの”
と言われてしまったり。
実父でありながら”パパ”じゃなく”おじさん”である春男のジレンマを盛り込んで実に上手いです。
……逆に、初めからできるところだけ参観するなら一瞬。実際の出来事を知ったら、パン屋パパだって絶対に練習につきあって、喜びを分かち合う方を選びたいだろうと想わせるところもまた、上手いんですってば。

そんなわけで、春男はパン屋に就職。
例の金髪バカ君も犯罪よりワッフル屋をなんとか目指す模様。
でも、彼女のブログから春男と幸の関係がばれて大騒ぎ?
あんなブログ、誰もみてないだろうけど……パン屋の実名とセットなら検索でヒットしちゃうかな。その昔、引っ越し先で駅名&美容院検索かけたら顔見知りのHPが出て(8年前、ブログなんてない頃デスヨ。個人HP珍しかった)、彼女の写真入り詳細近況だけじゃなく、自分まで背中映っててめちゃビビッたのを思い出したりして。

きっとまたゆっくりと丁寧にじわじわ描いてくれるんでしょう。
白石美帆、姉と比べられるのが大嫌いですって。何があったんだー。

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「白い春」5 ☆☆☆

「俺には、娘がいたんだ」

もう会わない。”お父さん”の言うことを良くききなさい、とサチに告げることで、実の父親としては敗北宣言をした春男なのですが。何故か幸せそうでした。
恋人の死を知って感じた孤独が、忘れ形見の存在で癒されたのかも。今更ひきとって育てられなくても、幸せだと分かっていたらそれでいいのかな。

今回も、写真を佐倉が見るまでまあ引っ張る引っ張る。ハンカチからはらっと落ちたあとも、まだお茶乗せて粘る(笑)更に斜めに刺して日付を隠す!!
……その間に前科者として嫌な想いをするわけで、真相を知って呼び出したパン屋パパに
”人殺しの汚れた手でサチに触って欲しくない”
と言われると、グウの音も出ません(><)
(しかし遠藤憲一、声を張ると声量ないんですね。聞き取りづらかったー。リアルではありましたが)

訪ねて来たサチから隠れるばかりか、寄ってきたら飛び退くなんてどうしたかと思ったら
”オジサンは汚いから……”(涙)

ここ、視聴者としてはそんなことない!と思いますが、実生活で自分の可愛い4年生の娘が、殺人で服役した40男と廃屋で2人きりだなんて知ったら卒倒するでしょう……。心が狭くてすみません。
それぐらいなら、毎日食べに来てもらってパン屋の店内で会ってる方がなんぼかましなのに。会うな会うなって止めるから、こんなことになるんじゃない。と、お茶の間で騒いでいたらどうやら次回から、そうなるらしいですね。フムフム。

しかし、パパと白石美帆は、義兄さんと義妹じゃなくなっても全く色っぽい感じになりませんね。お互いその気ゼロ??(するとやっぱり、何目当てで同居なのか悩むところです)
最初は、暖かい親子3人と、奇妙な同居生活春男&カップル……に見えたのですが、なんと両方とも寄せ集め3人組だったとは、ですよね。
まさか春男だけじゃなく、ブログ娘も金髪バカもそのうちパン屋に転がりこんじゃうのかな。

今回も、詫び金30万円をポンと渡して
「ヘンな金だ」
とうそぶくところや、「沈め沈め〜」(笑)、苦し紛れのキリンを見に行く嘘、それを信じてキリンを描くさっちゃんと、好きな場面たくさんでした。
そうそう、さっちゃんに向かって
「なんでも言いなさい、実の親子だろ」
と言うパパさん。実の親はわざわざそんなこと言いませんよ(^^::::::)

ところでタイトルの「白い春」ってなんなのでしょう。最後で分かるのかな。

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「白い春」4 ☆☆☆

うわー、じれったい(><)

前回でもサチがお母さんの写真を見せるまで、気をもたせたけれど「見せろよ」で解決だったのに。
今回の写真、生まれたばかりのサチを抱いたお母さん=日付で佐倉が親子関係に気づくきっかけは、はらりとあらぬところに落ちましたよー、来週まで引っ張るのね(><)
その前の
「あたしの誕生日はねー」
でもニアミスだったのに!(クリスマスが誕生日って、確かに子供は話題にしそう、上手い設定だと思いました)

墓参りして、佐倉的には納得しもう会わないつもり。
逆にサチには親近感が増す。
この辺の流れも自然で、やっぱり上手かったですよねー。連絡を取り持つことでカップルの存在意義にも納得。
そして、パパとおじさんを仲良くさせちゃおう♪という、サチの子供らしい気持ちが裏目に出る「こどもの日」。
「お父さんなんか大嫌い」
あー!それだけは言っちゃ駄目ー(><)でも、思わず言いたくなるだろうエピソードで、ここも上手い!
今週もハラハラワクワク&お風呂ののぞみちゃんが激可愛くて、時間の経つのが早いです?。

ただ、短い愛の日々を想像していたのは肩すかしでした。
パン屋の父さんが語る日々は、彼が一方的に尽くすばかり。……お母さんが本当に嬉しかったのかどうか、サチを託すつもりだったのかどうか、もの凄く大切なところが不明でした(^^;;;;;)
「サチは俺が幸せにします!」
はいいんだけどー、独身の男が養子縁組なんてできるの?
お母さんと彼が例えば入籍していてすら、親子関係はまた別の手続きがいると言うのに、未入籍(というか、あれはただの近所のお節介さんでは……)

確かに、サチにとっては立派なお父さんでしょうけど。フォローしづらいデス。

そして白石美帆の存在も、未だ謎。
”私にも知る権利が”とか言ってますけど、姉にヤクザの恋人がいたことも、時期的にそっちが父親なことも知らない「妹」に、いったい何の権利が?
さっちゃんをかわいがっているのは本当でしょうが、何かぶちまけそうで怖いのでした。

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「白い春」3 ☆☆☆

なるほど、こうでしたか。
ヤクザが去りパン屋に救われた、彼女。それも妊娠故で、最初から誰か他の男の子を身ごもっていた女性を、それでもパン屋さんは愛して妻にしたんですね。そして生まれたときから観てきた彼女の娘は
「俺の子だ!」
と言うんですね。うん、その資格は十分にありますよお父さん!!

なのに突然現れた”よその男”はしょーもない嫌がらせをするわ、”娘”は何故かそいつに懐くわ。
ドラマ的には血のつながりの不思議を描きたいのでしょうが、育ての親としては凹みますよね。

それにしても、あの怖い阿部寛に良く懐けるものだと思っていたら、今回もう一つのなるほど。
お父さんの顔が怖いから、怖い顔に慣れてるんだー(笑)
小学生と一緒に録画を観ていたら、子供を脅す主人公だけじゃなく、普通にパン焼いてるお父さんにまで
「怖いーこの人怖いー」
と大騒ぎ(^^;;;)確かに刑事か殺し屋がはまり役の遠藤憲一、怖いよね。亡きお母さんの男性の趣味も一貫しているということ?

小学生を脅す主人公(笑)怖いけどユーモラスでした。
「お前らの想像もつかないようなこと」
という文句も上手い!

大橋のぞみちゃんはずっと可愛くて、そりゃ助けたくなるあどけなさで、そこに声をかけようとすっころぶところもまたいい息抜き。
お母さんの写真も、来るぞー来るぞー、え、見せずにしまう?と思ったら
「見せろよ」
と阿部ちゃんからさらっと言うところとか。
学校の先生のツンケン具合とか。どこを取ってもちょっと面白いのです。

まだフリーターカップルの配置が謎ですが、とても自然に楽しく見られるドラマです。最後はきっと幸せに終わるだろうと、思えるところもいいのかも。


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