ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

門脇麦

「厨房のアリス」1×

 かなり無理。

 そのレストランの料理人は、人を見て体調に合わせた料理を作る。でも人と接することは出来ないし、火を使うことに強烈なトラウマが……。

 というアリス(門脇麦)ちゃん。昔ならキョーレツな変人ヒロインが天才って物語で済んでいたのかも。しかし現代では
「自閉症スペクトラムで」
と解説役をしてくれる幼馴染(前田敦子)がレストランのホール係までしてサポートしてくれてますよ。いや君の人生はそれで良かったの?
 そこにホール係代打で雇われるフリーター君(永瀬廉) そのまま男女の仲になって、一生支えちゃうんだったりします? 怖いわ。

 お客にとっても、説明なしにあっかんべーさせられて。医療ドラマ山ほど見てきたので、ああ貧血か診たなとは思いますけどね。いやただ食事しにきたんだよ? なぜ金払って勝手な料理を食べねばならぬ。それでもお得で美味しいのなら、ご近所の常連さんが行列してるわ!

 病名を出されて異能の人を描くのは、じゃあその病気の人はみんな何か出来ちゃうのかと期待されるだけで……実際に困ってる人が何も得しないでしょう…。

 そしてなぜあの形式。
老人ホームに午前中観察に行って弁当作るとかさ。ケータリング、それも紹介があってこんなシェフが来るよとわかってるお宅の厨房で料理するとかさ。 まあ公式サイトの相関図見ると、本筋はそこじゃなく出生の秘密みたいです。アリス父(大森南朋)が「未婚でゲイ」!

 


「リバーサルオーケストラ」〜最終回☆☆☆

 大団円!

 裏切り者が〜!
とミスリードな予告編の挙句に、実はそれが朝陽(田中圭)その人だったのは流石に、そりゃ団員一同びっくりするよと共感しながら見ちゃいましたねえ。
 玉響のため、と黙って指揮を降りていた朝陽。当日の会場でそんなこと知らされて、連れに戻る初音(門脇麦)
 そりゃ、コンマス初音さえいれば大丈夫とか言われても。そんなの嫌だーってなるのが初音じゃないですか笑 せめて前日行っておけよ〜。あ、大事なこと何も言わないのも普段通りの朝陽だった笑
 とにかく駆けつけ間に合って、見事な演奏に投票結果も万々歳。玉響の存続も朝陽父の市長の椅子も無事で、朝陽が移ると契約したはずの高階フィルもタイミングは朝陽が決めればいいそうで良かった良かった!お気楽ドラマでしたが、そういうところキチンとしてて助かります!

 目指したことが素敵に実現する、最終回らしい最終回でした。

 全てを片付けず、初音の妹奏奈(恒松祐里)とフルート君(坂東龍汰)が付き合ってはいないけど
「今のところは…ね?」
などと含みを残したところも優しい〜。ドラマ=密着取材は終わってもこの世界は続く感、玉響がこのままどこかでずっと活躍してくれていそうじゃないですか〜。
 
 なので初音と朝陽が別に結ばれもせず、微笑ましい2人のやり取りで終わったのも良かったです。ぐいぐい迫る初音、流しつつも受け入れている朝陽。これは押し切られる日も近そうですよね!

「リバーサルオーケストラ」〜8 ☆☆☆

 気軽に見てまーす

 送迎バスの運転手を買収してまでも、玉響を競合の土俵に上げたくない相手がいて。練習場所も老人の囲碁だか将棋クラブに取られて困った困った← 朝陽(田中圭)実家の造り酒屋が空き蔵を提供、むしろより良い環境で練習できちゃって良かったね?

 終始そんな感じで良い方に向かうので見ててハッピー。勿論、仲良し玉響の中でだって家族の無理解や貧困、劣等感に失恋と揉め事は起きるのですがむしろ同時には起きないからね!毎回何かしら解決されてやっぱりハッピーです。
 その分軽いっちゃ軽い。
妻(宮崎美子)の痴呆に振り回される穂刈さん(平田満)のお話は、目の前の夫スルーで常葉を夫扱いなど泣かされましたけど、施設に任せようと決めた途端にハイ入居。いやいや、そんな簡単に済めば世話ないやい! それでもね。
「何もできなかった」
と嘆く若いフルート君(坂東龍汰)が、出来ないなりに自分でも痴呆について調べようとしたように。調べてどうする?と突き放した常葉だって実家のバン運転して入居を手伝っていた様に。
誰かの困りごとに寄り添ってみる。必要な手が差し伸べられるように見守る。それだけでもいいよねと暖かい気持ちになりましたよ。

 そもそも、超天才で10代にして有名人だった初音(門脇麦)に、技術的問題や音楽性でだけ悩まれても困る笑 ブランクに悩み、コンマスの責任に戸惑いながらも団員の生活面の困りごとにも全力で突っ込んでいく初音は応援できます(^^)

 さて恋愛面は、フルート君の告白をキチンとお断りした初音。幼馴染の世界的ソリスト三島(永山絢斗)と熱愛報道されてしまうも、好きなのは朝陽さんです!とこれもキチンと言えましたよ。変に隠したり勘違いだのなくてスッキリ。さて、応じる朝陽はどうするのか?
って、最終的にはラブラブ一択でしょう?

 有名高階フィルが暗躍、裏切り者も出るって予告でましたけど、まあラストでは玉響方 勝つもんね?

 

「リバーサルオーケストラ」1☆☆

 「たった4ヶ月じゃない♪」
はい、分かりやすく連ドラタイマー発動です笑

 ハハキトクの報に騙され、帰国したらボロボロの市民楽団を任されてしまう国際的指揮者、常盤朝陽(田中圭)
 4月にオープンする新設ホール2000席を満杯にできなければ、西さいたま市を音楽の街に♪と掲げて血税を注いできた父、常盤市長(生瀬勝久)は辞職することに? それを救えるだろう唯一の鍵が、谷岡初音(門脇麦)
 天賦の才で幼少期からコンクールを総なめにしていたのに、この10年表舞台から姿を消していた初音は奇しくも西さいたま市在住。それどころか、音楽は詳しくありませんと言いながら市役所の広報課で地味に働いていたのでした〜!
 ストーカーな朝陽の説得からは逃げられても、勤続4年目の市役所職員として、市長の呼び出し&広報課オーケストラ担当への辞令は断れない!
 仕方なくボロボロオーケストラの練習に立ち会った初音は、思いの外悪くない音色につい誘われ弾き始めるのでした。笑顔で!

 いちおうはプロな玉響=児玉交響楽団の演奏が、素人にも分かりやすく酷いw そして、初音が加わると途端に揃って上手くなるのね?そういうものなんですかねえ。
 でもとにかく、有名指揮者の朝陽だけでなく、「あの」谷岡初音復活!と銘打てば2000席くらいすぐ埋まりそうです。……その場合も、初音に支払うのは広報担当の月給だけ? どーんと演奏代もあげてほしいものですが、そこにも公務員副業禁止規定って適用かしら。
というか、演奏活動を辞めてすぐ進学し公務員採用試験に受かった初音の学力とその後目立たずにいられた常識力凄いよね! 世間知らずに育っていそうなものですのに(「のだめ」とはそこからして違いすぎるから笑)

 で、その活動停止のきっかけになったのが家族愛。小さな妹が緊急搬送されたショックで演奏を放棄して舞台から逃走したそうですが……。もう大学生になった妹奏奈(恒松祐里)と大喧嘩、悲劇のヒロイン気取りかよ、気遣われる方だってキツイ、我慢せずに好きなことをしてと泣かれては、もう弾くしかないじゃないですか〜。
合奏、楽しかったんだし!

 ただし、やはり帰国中の天才バイオリニスト三島彰一郎(永山絢斗)とも因縁がありそう。市長の政敵(津田健次郎)は、もっと有名なオーケストラに新設ホールこけらおとしを任せようと画策してたりとまだまだ揉め事はスタンバイ!
 いい音聞きながら安心して楽しめそうですね。
 

「親愛なる僕に殺意をこめて」1 ×××

 いや、捜査情報漏洩に人権侵害!!

 自分に意識がない間、どうやら別人格が殺人や強盗をして回っているらしいと気づき狼狽える主人公エイジ(山田涼介)は、仮に別人格をB1ビーイチと名付け足取りを調べ始める…。

 ありがち二重人格もの。
 しかし問題は、栄一の遺伝上の父親(早乙女太一)が連続猟奇殺人鬼LLだったことでした。
 だからって子供時代からイジメられるのみならず、本人すらうっすら自分を信じていない…そのうち大学でも素性がバレ罵倒される……その辺は演出とはいえ、やってきた警察(桜井ユキ)まで
「殺人鬼の息子だよな」
と、頭から犯人扱いはダメダメでしょ??
しかも、アリバイ確認ついでにペラペラと、発見された遺体の身元、どんな拷問痕が残っているかまで言う〜⁉︎

 生前最後に会っていたビーイチ……客観的にはエイジが交際相手で容疑者だとしても! 『犯人しか知り得ない事実』を担保するためにも、遺体の状態なんて言わないってー! 売春してた情報も余計だって〜!

 家にあった三千万円、血まみれのバット!
 いつの間にか加入していた半グレ組織スカルの金を、ビーイチが盗んでいた? スカルリーダーの犯人探しと制裁が陰惨なのですが、演じるのが尾上松也なお陰で、おバカリーマンを彷彿としてしまいます笑

 この先謎解きがありそうで、きっとLLは父真でなく濡れ衣よね? 相関図だけ見たら、育ての父(遠藤憲一)が怪しいか?
他にも実はビーイチの狙いは◯◯だった!とか色々ありそうで、仕掛けが好きなら楽しめるのかも。私はあまり興味ないかな〜。
山田涼介はキュートです。

「ミステリと言う勿れ」」〜最終回 ☆☆☆

 え?ここで終わり??

 最終回、連続殺人鬼のことはさておき、と新幹線の整くん(菅田将暉)を長々映しておいて時間枠拡大w そうでもしないと主人公いないまま終わっちゃうところだったのは分かるし養母高畑淳子の熱演は圧巻でしたけども。なんとも締まらない。菅田将暉続編熱望!と記事。そりゃこんな宙ぶらりんじゃそうでしょうとも。星座アクセの謎も幼女誘拐事件も、次シリーズに乞うご期待、なんですね。

 若造整が偉そうに説教してくるクセに事件が嘘っぽくて見ていられないと旦那は早々にリタイア。そりゃねえ、バスジャックで連れて行かれた先が自宅で洋館、じゃ驚くよね。安アパート住まいの大学生探偵の話だと思ってたのにね。もっと見てたら、ご自宅洋館の復讐者は豪華クルーザーで逃避行ともう一段驚けたのにw  その後も仕掛けた爆弾を忘れてしまった男だの 数字で会話する女だの 虐待親を火事で殺す男だの 友人の死より保身が大事な男だの まだまだ無茶な人が出てきて、そもそもリアルを期待する方が筋違いだと分かったはず。でもそんなアクロバティック犯罪を払うついでに、セクハラパワハラ虐待親やストーカーが炙り出されて祓われていくんですよ。社会的弱者な女子供ではない立場には、そういうのも『片付けちゃえ』殺人や、親子連続殺人鬼同様、ファンタジーの域だったりするようですけどねえ。
(とはいえ、登場人物で1番ありえないのは連続殺人犯よりもむしろ焼肉屋のお姉ちゃん志田未来かも。新年早々強盗に居座られながら、咄嗟に暗号で助けを求めるって!長年温めた犯罪計画を実行するよりもヤバいのでは。通じたからよかったものの!) 

 正直、ガロが瑛太だった時には絶句しました。でもライカが門脇麦で、炎の天使が早乙女太一と来たら…うんガロは瑛太だね! 別荘編で水川あさみや佐々木蔵之介が出せるのに、なんで病人や天使に体幹バッチリ首が太い人を持ってくるかなw 
 逆に、原作の画面がキラキラしている少女漫画らしさを意識的に排除したかったのなら。風呂光刑事から整へのラブ視線も要らんのだろうと思うのですよ。

 続編で誘拐編が作られるのなら。それぞれにライセンス取ったりと刑事さんたちのステップアップも描かれますよね? そこに期待。
 

「うきわ 友達以上不倫未満」1☆☆☆

 淡々と怖い…。

 夫拓也(大東俊介)の本社転勤で、東京の社宅に住むことになった中山麻衣子(門脇麦) 
専業主婦の麻衣子は、毎日料理を作り夫の帰りを待つが残業続きで待ちぼうけ。隣宅の上司二葉一(森山直太朗)の、働く妻聖(西田尚美)がカッコよくて羨ましい。
その聖の勧めでパートを始めたものの、疲れて食卓には買った惣菜が。拓也は気にしなくても後ろめたいよね。
 ……でも実は歓迎会も残業も嘘で、拓也は同期の歩(蓮佛美沙子)と急接近。忙しい聖と朝も夜もすれ違う一も、浮気を疑い爆発寸前。
 お互い寂しい夜に、ベランダの薄い板を挟んで言葉を交わすようになる一と麻衣子。
 そんな折、拓也の携帯に浮気相手からのメッセージが……!!(『自動車修理』と登録した時点で絶対にやましいw)


 社宅に住んだら隣が上司、なだけでも既に波乱の予感でしたがw むしろそこの人間関係は良好でした。
ゴミ出しでベランダで、すれ違えば伴侶の褒めあいで会話をつなぐ一と麻衣子。2人とも控えめで相手と距離があり、一目で惚れた腫れたではない仲です。でも帰りの遅い伴侶たちは、それぞれに浮気、している、のかも。となるともう、どっちかの家に上がり込むのも時間の問題では??


 タイトルは、溺れそうな辛い日々に、浮き輪の様に頼れるのはお隣の奥さん/旦那さんだった。ということらしく、水中のイメージシーンが印象的です。
そして集合住宅のベランダにつきものの
『非常時には破って』
と書いてある隣との仕切りw  作中で本当に破られたりしちゃうのか??

 まだ子供もいないのに、専業主婦で無職。転勤で土地勘も知り合いもなし。私自身はそこまで過酷な引越し体験はないので、その上夫に裏切られる麻衣子にとても同情しています。

 

「麒麟がくる」〜最終回 ☆☆☆☆

 麒麟は…来なかったですねorz

 光安どの(西村まさ彦)の死後ぱったり感想を書けずにいましたが、コロナ休止後もずっと見ていましたよ。亀岡の大河ドラマ館を訪問。昨今のCG技術、月代や坊主の肌表現には驚嘆!作品を倍楽しめました。

 さて物語は、西に東に使いっ走り放題だった十兵衛(長谷川博己)が、出家から武士に戻された将軍足利義昭(滝藤賢一)を支えて大出世、京に上ります。
 しかし慈悲の人だった義昭はいつか変わり果て、駒ちゃん(門脇麦)の救護所積立が戦の金にされる始末。袂を分つた十兵衛はご存知信長(染谷将太)に士官しますが。元々地蔵を石垣の素材にして平気な罰当たり信長、『大きな国を作ろう』とはしゃいだ志はそのままでも、すぐ女子供皆殺しに一族根絶やし!
 初陣では叔父上光安を殺す白昼夢を見た繊細な十兵衛、今度は愛娘殺害にうなされます。女子供でなくバリバリ戦国武将がこんなにも戦いを嫌い続ける様子は新鮮でした…。

 そんな光秀が、また夜毎見るようになった夢は…月に向かって大樹を登る信長。その木を切る自分。
 え、それ信長を殺す夢と思えば穏やかじゃありませんが、今までに照らせばその人が、家族の域で大事な存在ということになるのでは…w

 一方の信長は、光秀の忠義を試すかのようにもしくは光秀だけは大丈夫と甘えるかのようにやりたい放題。衆目の面前で叱責、大恥をかかせておいて
「気にするな!」
実は家康(風間俊介)の反応を見たかっただけ、って君。普通それだけ充分嫌われますけど。妻の帰蝶(川口春奈)にすら、「父道三なら毒を盛る」って言われちゃってますけど!

 忍耐強すぎる光秀への最後のダメ押しが、将軍義昭殺害指令でした。またも試すように、1番それを嫌がる光秀に命じるんだから…。
石橋を叩きすぎて壊すタイプ信長。でも本能寺を、囲んだのが光秀と知ってむしろ嬉しそうで、徹頭徹尾人間関係の築き方が壊れていて哀れでした。
 その直後、駆けつけた太夫(尾野真千子)相手に朗らかに、麒麟を呼んでみせる!と誓った十兵衛…。でもそんな日は来なかったのですよね。まず麒麟より先に必要だった、味方をしてくれるはずの武将が来なかったとは。嗚呼。

 そして秀吉(佐々木蔵之介)の大返しも、ちらっとでた官兵衛(濱田岳!)の出番ももう無く時は飛び。
 明智光秀は生きている。
そんな噂も囁かれる中、市場の人混みにまさかの面影を見るお駒。え、確かに十兵衛、変な変装でうろつくの得意でしたけど…ってそんな姿でも無くまさにいつもの十兵衛の後ろ姿で…(涙)

 1話で麒麟を語ったのはそういえば駒でしたものね。戦災孤児で、医師の手伝いだった女の子が後の武将に麒麟の逸話を説き、義昭と近しくまでなって。夢のような出世物語だったのかも。

 駒は、家康が江戸幕府を開き息子に継がせた時代にも生きて、ああ麒麟は来た、と思ったかもしれませんねえ

「麒麟が来る」~17、18 ☆☆☆

 お、叔父上~!!!!
宴会芸は披露損orz お家のため土地のため、とにかく気を遣って生きてきた光安どの(西村まさ彦)でしたのに。斉藤家親子断裂となれば、きっぱり道三(本木雅弘)のために出陣するのですね。それも甥とは別行動。普段から道三にはたてついてばかりの、それに息子高政(伊藤英明)と親しいはずの十兵衛(長谷川博己)に選択の自由を残しておいてくれる。そんな時まで気遣いの人でしたよ。 そしていよいよ城を捨てようという時には十兵衛を上座に据えて「家督を譲るのが夢だった」と。なんて欲のない、叔父上~(嫁とったら譲るんじゃなかったんですか…… 十兵衛がすぐ使いっ走りで家を空けるから延びてましたか)

 今年の大河、前代未聞の撮り直しで放送開始が遅れたかと思ったら、今度は未曾有の緊急事態宣言で撮影中止。生活もバタバタする中で、家族のマスク縫いながらも毎週楽しみに見てはおりましたがなかなか文章をまとめられず。
 尾張では信長(染谷将太)がやたら魅力的&不安定で目が離せませんでした。将来十兵衛がこれに振り回される布石と分かってはいても、信長を主人公で見たいと思ってしまいましたよ。帰蝶(川口春奈)もそんな旦那を操縦すべく大嘘を吐き、金で兵集めと大活躍ですよね。一方の十兵衛の嫁熙子(木村文乃)だって何かしそうに登場したのに……嫁いできたらすっかり姑(石川さゆり)とセットで家で待つだけの人になってしまって……残念な限りです。

 そんな信長を道三がすっかり気に入り、そのことが高政との溝を益々深めていく皮肉。
 そういえば主君道三に「どちらかと言えば嫌いです」と面前で言い放った十兵衛。気が利かないにもほどがありましたがw 「我が父は土岐頼芸」と標榜しだした息子の嘘を嘆く道三としては、なるほどそのバカ正直故に十兵衛を重用したなら筋が通っておりましたw そして十兵衛も、ケチだが決して嘘はつかない道三を、好きではなくとも主君としては尊敬していた由。返す刀で土岐頼芸は「人として尊敬できたことがない」とバッサリw 
「敵は……高政殿!」
(って皆が皆、いつか言う「本能寺にあり」を思いましたよね)
と家督を握る高政に楯ついて、籠城をするつもりでいたのに光安どのには逃げろと言われる。
「私も後を追うから」
いや来ませんよね、叔父上orz

<18話>
 そして城は落ち(叔父上~!)、帰蝶の手配で一行は越前へ(市場にカニw)
朝倉義景(ユースケサンタマリア)がくれるという金を断って、廃屋に落ち着きます。父の形見の数珠が生活費に化けるところを良妻が、「質屋というところを見てみたい☆」とお使いに同行し、こっそり自分の帯を代わりにして数珠を守るという機転をみせますよ。熙子の出番という意味でも良かった良かった。その前に、お駒(門脇麦)の命の恩人が十兵衛父だと母にも認められてめでたしめでたし。

 しかしなにより強烈だったのは、信長の涙でしょう……。
見舞いに来た弟信勝と、互いに相手が憎かったのだと心情を吐露し合う。分かりあい歩み寄ったかに見えたのに、結局は信勝死亡。兄信長への見舞いの水が、やはり毒でしたよね……。
「おまえが飲め」
と詰め寄る信長の鬼の形相orz そこはほら、器の方に仕込むぐらいの知恵もないのに暗殺など企んでは駄目でしたのよ。←道三か(^^;;;;)

 そりゃ十兵衛も光安の死に心を痛め、亡父が望んだ麒麟=太平の世を想い、戦いを厭うと口に出す大事な場面がありましたがね。やはり陰が薄いです。
さあ、次回の十兵衛は義景のために使いっ走りかな?

「麒麟がくる」8、9 ☆☆☆

 そうかぁ、十兵衛はこういう不思議ちゃんが好みだったのね。十兵衛を導きたがる帰蝶さま(川口春奈)にも駒ちゃん(門脇麦)にもときめかないわけです。


 とは言っても男の子。わざわざ駒を送る好意はあったのですから、あんな裏読みで
『帰蝶さまを見送らなかったのは好きで別れが辛いから。私との別れは平気だから来る』
などと決めつけず、『私が好きだから来たのね!』と押せば案外言いくるめられて、それなりの進展があったかもしれなかったのにねw

 父と昔行ったお城に、米のお届け。

実は用事は米より十兵衛(長谷川博己)の縁談で、叔父光安(西村まさ彦)の心算ではそちらの城主が姫(木村文乃)によろしく引き合わせてくれる筈が、関係ない園芸の話が延々続く酒宴だったとかw でも大丈夫、若者同士は勝手に出会っていましたよ。子供相手にかくれんぼ。子鬼に花びらを撒き散らす様子に、子供の頃同じように遊んだ思い出や「オレの嫁になれ」と言っていた件など甘酸っぱくも色々蘇って、持ち帰った花びらを見つめて物思いに耽る十兵衛ですよ。帰蝶の昔話や、駒との同衾には平然としていた十兵衛が随分と浮ついているじゃないですか。恋よ、恋(^^)

 一方、淡く想っていた十兵衛の説得ならばと尾張へ嫁いだ帰蝶さま。なのに祝言をすっぽかされて、こりゃダメかと思いきや…。やっと現れた信長(染谷将太)は、キラキラした目で「もののけ」だ「村人の気持ち」だと語り続ける不思議な魅力ある青年でしたよ。端々に支配者としての才気も感じさせつつ、どこへ向くかわからない話に引き込まれます。そして差し出された「干しダコ」を分けて食べ、一気に打ち解ける2人。海のない美濃から来た色白の嫁が、常に波の音が寄せては返すこの城で、ついに海のものを口にして尾張の人間になっていくんですね。
初対面時の小汚い格好だけで嫌うでなく、鉄砲を勧められたら喜んで撃つ帰蝶w 女らしくしろ大人しくしていろ、などと言わない信長とはベストマッチで良い夫婦になりそうじゃないですか!(また、撃ち方指南で自然に寄り添うのも胸キュン ^^)

 しかしこの信長の魅力、実父(高橋克典)には全く通じないどころかマイナス評価です。
忍んできた松平一行を皆殺しにさせていた信長。更には松平広忠(浅利陽介)の首を『祝言の引き出物です☆』と、ご馳走を入れる器に入れて笑顔で渡しますか…orz  喜んでもらえると思ったのに、じゃないんですよーorz  渡し方が頭おかしいのも問題なら、今揉めたら戦力的にあれこれまずい。その辺の父の考えなど、もっと情報共有ができたらよかったのに。母もきちんとした次男の方を推している様子で、なかなか厳しい立場の信長くん…。
 その中で、人質竹千代は次男より優秀な信長に懐いている様ですが、その人お父さんを躊躇なく殺した人なのよ…orz  後々のあんなことこんなことに色々繋がる、興味深い信長像になりそうです。

 そして、鉄砲繋がりで「従兄弟」十兵衛のことを帰蝶が語り、面白くなさげに聞く信長。さて信長と十兵衛はどう出会うのでしょうね。

<光安どの>
 ラブリー! 例によって囲碁は劣勢w  息子の縁談が心配な母牧(石川さゆり)に急かされながらも、既に手は打ってあるとしたり顔です。そして十兵衛が立派に娶れば、亡き兄上に誓った様に家督を譲ると本当に嬉しそうに語るじゃないですか。下克上も辞さない世の中に珍しい穏やかなお方です…。自分には妻子がいないこともありますか。 
帰蝶の輿入れを道三と共に喜びつつ、自分の手柄もちゃっかり売り込んでますけどお茶目お茶目。土岐になんて、嫌われたっていいんだから…(ちょっと悔しい)

「麒麟がくる」~7 ☆☆☆

 尾張と美濃の和平交渉で、帰蝶(川口春奈)のいわば人質のような婚姻が決まる…。
このご時世、女に否も応もないでしょうに、拗ねる帰蝶のご機嫌を皆で伺い十兵衛(長谷川博己)に説得しろだのするなだのと言いに来る不思議。気性穏やかならぬので、出奔や出家、自害でもしかねないと思われているのでしょうか。あの斎藤道三の娘ですからねえ(沢尻エリカだったら尚更そう見えたかな)実際の帰蝶の願いは「旅がしてみたい」と、姫である身の不自由を承知しているのに。幼馴染の十兵衛は自由に諸国漫遊し、女の駒(門脇麦)だって十兵衛と一緒に京からまた来ている横で、ですよ。

 せめて、信長という男をその目で見てきてくれと頼まれた十兵衛が美濃に忍び込み、菊丸(岡村隆史)と再会しw   信長(染谷将太)だったらこの浜に毎日来るよ、とレアキャラのはずが情報さえ掴めば実に簡単に会えちゃうんだよというRPGみたいな調子で、キタキタキター! 朝日を背に、ドラマチックな逆光でついに信長がご登場で気分が盛り上がりました。それに何しろ、一緒に見てる旦那から「誰?」と聞かれても、さすがに信長なら名前だけで説明要らなくて楽チン!
 ちょうど「信長協奏曲」を最新刊まで読み直してたところw 大河とは世界観違いすぎるとはいえ、確定した不幸に向けて複雑な思いを抱きながら見守るしかないのは歴史物の常というか。信長が出てこその本能寺ですからね。さていつ頃十兵衛は明智光秀になるのでしょう。

 久々ご登場、今週の光安(西村まさ彦)どのは出番多くてホクホクでした~
 まずは十兵衛の母牧(石川さゆり)と囲碁。亡夫=兄に仕込まれた義姉に負ける光安殿(^^;;;) くつろいだ笑顔が素敵でしたよねー。普段着は登城の時より明るいお色目で蘇芳はほぼオレンジ、小袖なんて茶色地にキュートな白水玉○(この衣装、「黒子の美学 衣装デザイナー黒澤和子の仕事」にて「着心地が、居心地がいい」と応えてらした時と同じですね!) 立膝だった牧、この時代のご婦人の正式な座り方があれなんだとか。確かに、畳のない板敷で正座は痛すぎw 着物の合わせもそれ向けにゆったり仕立てられていたんでしょうね。

 そして十兵衛と揃って道三(本木雅弘)に呼び出され「ハイは一回!」ってw  そのさんざ言い聞かせても聞きやしない甥っ子が
「帰れ!」と主君に怒鳴られて
「帰ります!」と本当に帰ってしまいw
刃物投げつけて怒る道三の前で亀のように小さくなっているのもご愛嬌でしたが、「連れもどせ!」と無茶を言われての顔w フォローご苦労様です(^^;;;;)

 さて「鶴を見にきた」と、十兵衛宅に寄り道の帰蝶どの。
難しい話になる前にと、母にサクッと叔父上塾に送り込まれてきた十兵衛に、鶴なんて口実だとまず初手の初手から説明しなくてはいけない光安ですよ。十兵衛、バカじゃないけどそういう裏は読めないからねえ…。牧でも心得る政治の是非がわかっていない。女相手はもっとダメダメで、寒いから、と他意なく駒を同衾に誘い込みorz  旅をする夢が叶ったら共はお前だという帰蝶の、告白ギリギリな言葉もスルーですよ。えーっと見た目長谷川博己ですがまだ設定上は10代でしたっけ、ぴーぴー泣いてた思い出話されるほど年下でまだかなり若いんでしょうか、でも戦には出て密偵もするのに(^^;;;;)
 そうそう光安の前に饅頭が山盛りでした、案外甘党? 十兵衛にもすすめてくれてましたね。 籠のメジロちゃんにエサやりは食べてもらえずw

 豊かな海が欲しい!と語る道三。埼玉出身なのでうなづきまくりです。

「麒麟がくる」2 ☆☆☆

 びっくりしたー!びっくりしたー!
侍大将の首級をあげる!二つ取ったら借金チャラ!と逸る十兵衛が、敵兵を組み伏せてみると…叔父上光安?? えええええorz
でもお顔に古傷が?んん?
 混乱したまま見ていけば『叔父上に似ていた』のですね。止めを刺す手が思わず止まるほど(そっくりどころか、中の人同じですから演出も人が悪い) 腕もたち押せ押せ思考で殺してきた若侍十兵衛が、敵もやはり人なのだと改めて突きつけられて、武士の誉れの虚しさを悟ってしまうこの体験。序盤にして、既に後々を思わされて辛いです。

 声を合わせて攻め合う両軍、エイトウエイ等の掛け声や鳴り続ける太鼓が運動会の様。殺しあいながらどこかのどかです。その中で「侍大将~」と言い続けている十兵衛の武具が赤い双籠手(もろごて)青い錣(しころ)とこれまた美しくて、今までにない戦闘場面でした。

 戦乱の京都を焼け出され、城で小見の方を診る穏やかなお仕事にきたはずの医者東庵と手伝い駒が、戦の真っ只中に連れてこられて手当てに駆り出されていて不憫w

 1話でもケチと評されていた親方様。帰るなり「半額返せ」ですからね…。いやどうよそれ。戦さ場でもあちこち愚痴られていて、人望なくて笑えるほどです。しかし、能がないとは誰も言わない。「籠城」と宣言し、味方すら騙しておいて討って出ての勝利。更には、裏で織田と手を組んでいた土岐を毒殺。娘婿なのに、唄いながら平然と(予告でなんて、暗殺の指摘に心外ぶってましたよw)有能ですがサイコパス。 
主君を敬愛できない上に、武士道にまで疑念が湧いた十兵衛の、明日はどっちだ?

 今回の光安様は、似た人との二役は勿論見せ場でしたが、冒頭の天守閣の下で立ち話の場面も好きですねえ。建物に対して背が高すぎて、鴨居や梁に頭をぶつけそうな明智家二人(^^)  十兵衛の普段着は色が派手なだけですが(染めはむしろ黒に近いほど高価だとか)、光安殿の装束はいかにも高額。この立ち話の時もキラキラしています(^^)  戦で傷を負われたそうで、お大事に…。

「麒麟がくる」1 ☆☆

 衣装が美しい~。そして空撮の発達か。上下に奥行きのある撮影が多かったような。

 新緑豊かな田園風景に散らばるパステルカラーな若侍たち。これから野盗が来て殺し合いになるとは思えない風景ですよ。

農民も色鮮やか。この美濃の村が豊かなことを示すのかとも思いましたが。その後、主人公十兵衛(後の明智光秀:長谷川博己)が堺にて鉄砲を買い求め、京にて名医を探し、と漫遊する間にも、とにかく市井の人の衣装が色とりどりに模様も大胆で美しい。戦国時代というと、奥方の豪華な打掛以外の衣装は小汚いか、とにかく暗い色なイメージでしたけども。そうですね、街中にもこんなお洒落があったのかもしれませんねえ。

 とにかく目立つな、と言うばかりの叔父明智光安(西村まさ彦)にも、商人出でケチくさいお館さま斎藤道三(本木雅弘)にも文句はあれど、だから従わないというわけにもいかないだろう!と酔ってくだを巻く十兵衛。今日会ったばかりの、光秀の懐の金を知って目を輝かせる男松永(吉田鋼太郎)の前で酔いつぶれちゃダメよ~とハラハラ。翌朝目覚めれば、案の定懐の財布がないじゃないですか、ああ~。 と、思ったらちゃんと代わりに鉄砲が置かれておりましたよ。案外律儀な松永w   そうだ鉄砲屋の主人宗次郎がいい声だと思ったら大塚明夫でした~。

 そして京でも戦とつけ火。
名医かもしれない東庵(堺正章)の助手駒(門脇麦)は、自分も幼い頃大火で両親を亡くし「大きな手」に助けられたと語ります。その「大きな手」の人が、いつか戦争のない世の中になる、麒麟がくる、と教えてくれたと。タイトルテーマが語られる盛り上がり場かと思いきや、なんとそれを聞いた十兵衛は
「麒麟は来ない」

と言うんですよ。おお。そんな簡単に胸打たれ、麒麟の国を目指すんじゃなかったんだ。でも心に残る言葉になるのかな。美丈夫十兵衛、これから紆余曲折ありますよねえ。楽しみです。

 そして光安メモ。愛でていた鳥はメジロですね(^^) 背筋の伸びた細長い家系で素敵です。 

「トドメの接吻」1 ☆☆

 長いw
初回30分拡大と実質長い以上に、主人公が死んでは時間が巻き戻る繰り返しの多さがダルすぎます。門脇麦を見たいとリアタイしていた主人、30分そこそこで脱落していきましたよ。それでも私、1話の最後ぐらいまでは見ようと頑張りましたよ!
おや菅田将暉がいるじゃないですか。そしてセーラー服麦ちゃんの古い写真を所持。そこの事情は気になりますねえ。麦サンタのぎこちない動きはロボットじみていたのに、実は人間なのか、それとも『当時は人間だった』のか?
子供の命は助ける麦サンタなのに、主人公のことは何故それほどに殺したいのか?
……まんま「ターミネーター」で、主人公の子孫を消す為に狙われてるんだったらどうしましょう(^^;;;)

そんなわけで、主人公エイトこと旺太郎(山崎賢人)はNo.1ホスト。
熟女を何人も(釈由美子、井上晴美、ふせえり)手玉にとる爛れた日々の中、資産家のご令嬢(新木優子)が来店。口説こうとした矢先、何故かサンタコスの若い女(門脇麦)にキスされて……死亡! と思いきや、何日か前の熟女との事後に巻き戻り、そっくり同じ出来事が起こるので今度こそ令嬢を口説くぞーと頑張るも、やっぱり結果を残す前にサンタ女にキスされて死亡。→また巻き戻り→またまた巻き戻り→→

えーい、いつまで続くんじゃい!


それでも巻き戻る度にじわじわと情報は増え、警察のサンタ女逮捕を見届け、上流御用達のクリスマスパーティで令嬢との再会を果たすエイト。しかも、令嬢の見合い相手にはハニートラップを仕掛けておいての大暴露、破談に。さあこれでご令嬢は落ちるのか……?

そして襲い来るサンタ女!


ほんと、どうしてこんなにもエイトに死んで欲しいんでしょうねえ。

エイトの過去。船舶事故で弟を亡くし、船長の父(光石研)が負った賠償金を代わりに払っていたり、母(奥貫薫)は弟の死を信じていなかったりという実は重い事情は関係あるんですかね。令嬢も令嬢で、実の兄(新田真剣佑:養子で血縁はなし)のことをずっと想っているので口説いても無理筋だったり。1話の段階では別にいらないんじゃとも思える面倒な設定が、さてどう絡んでくるのか。個人的にはホストは菅田将暉の方が似合うと思いますがどうでしょう。
最後2分でちょっと興味が湧いたので、とりあえず2話も見ようかと。

「ショートショート 木皿泉劇場 道草」1 ☆☆

ひふみんがお散歩するコーナー挟みます。マジかw

元々はエネオスがスポンサーの、月~土連続ミニラジオドラマでした。舞台は必ず車の中。選挙カーだったり子供を送る親だったり、初デートだったり。顔を見合わせないけれど距離が近い、車の中だから言える言葉で紡がれるちょっと不思議なお話を西村雅彦(当時の表記)主演で楽しんでいたものです。おまけに木皿泉脚本だったんですよねえ。

と、元がミニドラマですから今回もてっきり、NHKお得意ショートドラマ(「高梨さん」みたいな)になるものだとばかり思ってましたら、30分枠でお話は2つ。狂言回しの神様(マキタスポーツ)を入れ、間にひふみん散歩を挟んでもかなりゆったりした作りでした。
<さよなら不思議ちゃん>
タクシー運転手(皆川猿時)が深夜に乗せた女性は、電話を受けると話し方が一転! 今をときめく不思議アイドルぴゅあこ(門脇麦)だと浮き足立つ運転手にもローテンションな彼女は、もう辞めたいと言い出して……。
<バンパイアはつらいよ>
河川敷の献血車、実はバンパイアが自分たちのために血を集める手立てだったのでした。人間の恋人が出来たという甥バンパイア(荒川良々)の背中を押す叔父バンパイア(鹿賀丈史)だったのですが……。

ぴゅあこちゃんの不思議っぷり「蛇苺食べたーい☆」と、本当の自分とはを語る冷めっぷりの対比がナイスでした。

木皿さんお得意のバンパイアは、献血募集中ってところでもう笑わせてくれます(^^;;;)
西洋かぶれの弟を『顔が日本人なんだから無理』って、息子の荒川良々で想像するとまた可笑しw(スタイルはいいよね良々) でも老いていく人間の恋人への変わらぬ愛情は切なくて。


実は、世間が存在を信じなくなったら「死」もとい消滅してしまうらしいバンパイア。 世間が信心を無くしたら見目が落ちぶれてきた神様。これ根っこは同じって言ってますか? さすが和風バンパイアですw
 


予定では2回だけなんですよ。また続きを是非。そしてやっぱり、西村さんをどこかで出して欲しいでーす。

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