ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

長澤まさみ

「ドラゴン桜(2)」〜最終回 ☆☆

 大団円!

 最後は、学園の売却陰謀合戦はあるわ、隠し球にガッキーは登場するわ。製作者自らが、 受験の合否だけじゃ盛り上がらないと諦めていた感w
 仕方ないですよね、時の運である受験の結果がどうなるかは、ドラマでならどうにでも出来ちゃうんだから。

 そんなわけで楓(平手友梨奈)は合格。あの成績優秀羽生結弦ですらなしえなかった東大生オリンピアンになれるのかもw(世界的にはトップ選手のトップ校進学とか引退後医者にってある話なので、日本のシステムの問題だと思われますが)
虫小僧健太(細田佳央太)も順当に合格。一次メンバー最低点、足切りかと思われた瀬戸(高橋海人)も、コロコロと出願先を変えたことで結果オーライの合格!
 一方で、小細工は無しに行きたいコースを受験したい!と直談判してきた藤井(鈴鹿央士)には
「お前の人生だ」
と意思を尊重する桜木(阿部寛)たち。しかし、当日虫小僧のゆらゆら〜と独り言が目障りだと難癖つけてきたグループと揉めて利き手を怪我。 だから言わんこっちゃない、自分のことだけに専念しろって言われてたのにといいたくもなりますが、彼の人生には『友達を助けた』という経験がより大切だったことでしょう。実際、後悔より喜びでその後舞い上がって試験どころじゃなかったそうでしたw  まあ君は来年受けて受かればいいよね。

 そんなこんな、受験に小細工を持ち込んだこのコンテンツw  そうまでして…という思いも湧くし、これやってもダメなやつはダメだろとも思ったりで、ほとんどの視聴者には関係ないことなんですけどね。実際進学校で難関校目指している生徒にこそ役に立つのかも。原作は漫画好きとしては逆にあの絵が受け付けなかったのですが、息子に読ませといたら良かったかなあとは思いましたよ。
何しろ進学校では
『国公立最高峰以外は存在しない』
『滑り止め私立受験は敗北&時間の無駄』
と教育されしたからねー。それでも浪人は絶っっっっ対に無理!と主張していた次男は、2次で合格した大学に(むしろ合格者2名な結果、東大より難関倍率w)行きましたが。作中でもう1人不合格だった早瀬(南沙良)が利用した「共通テスト利用」のだったら、私立大向けに勉強し直す必要もない、どこそこに手続きして共通試験の点数を登録しておくだけ! これすれば良かったのにと見ながら思いましたよ。

 作中では、先生はそんな選択肢を教えなかったから彼女はそれを自分で調べて出願したんですよ…。まさに情報は力!その先就活にも転職にも、起業にだって役に立つかもしれない力は実は、物語の端っこのコレだったんじゃないかと思いましたですw (まあ息子もシステムは知っていたかもしれませんけども。受験料が一学部出願ごとに約5万円、合格したらもっと目玉が飛び出るほどかかるんですから、親がどうぞと言わなきゃ勝手に出来ませんよね)

 そろそろ、就活でドラゴン桜みたいな秘訣を教えるドラマ出てきそうw こんなガクチカ(=学生時代力を入れたこと)じゃだめだ!とかw  

 そうそう 、結局はガッキーだった最後の隠し球。旦那はずっと山田…もとい仲間由紀恵が来る来ると言い張ってましたがw  どう考えたってシーズン1出演者で今回出てなかった新垣結衣が順当でしょうが!

「ドラゴン桜(2)」〜6☆☆

 いや発達障害に夢みすぎw

 例によって煽り、罵倒し、弱みを握って東大専科の生徒を増やしw  現代風にはSNSやらYouTubeで生徒に発信させスタディアプリを使いと、デジャビュな中にも斬新さと納得がないでもない展開が続いていきます。

 生徒家族の借金を過払いで終了させるのは弁護士桜木(阿部寛)水野(長澤まさみ)の本領発揮だとして。「女に学業は不要」と退学させにきた虐待父を、あっという間に改心させたのは…簡単すぎでしょうよ!!
でも、そもそも全てが壮大なファンタジーなので、つつきだしたらキリがありません💦

 東大専科の生徒で、そこそこ脈があるのは、バトミントンで全国レベル選手だった岩崎楓(平手友梨奈)かなあ。自己肯定が強く、結果を夢見て努力する習慣と体力があるわけで。

 しかし、学内トップ藤井(鈴鹿央士)と競う新兵器が、あの虫マニア健太君(細田圭央太)て!まあ登場の瞬間からそんな役割なのは見え見えでしたが、もう少し根拠があるかと思いましたよ。え、天気をピタリ当てただけ? もっと、英語の虫図鑑与えたら丸暗記したぐらいの予兆もなく?
 ゼロから一気に論文を与えたら読んだ!って、いくら事実の表明でも、悪文も多いのが論文……💦 単語も特殊すぎて一般の辞書では誤読したり。専門辞書もセットで渡しました? 数学まで数日で独学マスターって!オタクがエロ二次創作読みたくて頑張るのと根は一緒とはいえハードル高すぎなんだけどなあ。

 ただ得意分野が抜きん出ても、読解などダメなものはダメなままなところも嘘がなくて良いですね。
彼の潜在能力に気がつかなかった担任の努力も評価はしていて(虫の標本飾るのは、殺したくない彼には逆効果だったにしろw)ナイス。どんな学力でも受け入れた校長の教育方針と、否定せずのびのびさせた教室が、彼の能力を潰さず守ったのでした。

 そして藤井だって敵ではなく生徒なのだから。今まで1人でストレスフルに勉強し、性格の悪さに拍車がかかっていたけれど、集団の勉強の楽しさを知っていく展開もエモいです。さあ、後は素直に仲間になりたいと言えよー?

 ただし、国立受験には共通試験の一次と、各校別の二次があるじゃん。
「東大では」と繰り返し語られる英語の傾向だ作文の過去問だってのは、二次試験でしょう?
そもそもきちんとオールマイティにマークシート解けないと足切りされるんですけど。そこはどうするつもりなんでしょうね。
昔の生徒の復讐より、そっちが気になりますわ

「ドラゴン桜(2)」1☆☆☆

「バカとブスは東大に行け!」
 こんな暴論で一世を風靡したあの改作が戻ってきた!
……って、当時よりもますます東大入学者家庭の平均年収は上がり、学生本人のSNS利用も一般的になり、あんなゲリラ的洗脳と付け焼き刃の効果はもう無くない?
と、懐疑的に見始めましたが、意外や面白かったですわ。というのも、まだ具体的な勉強法の段階ではなく
「トライする受験生の人生を変える覚悟」
「東大合格に意味があるのか」
という、前作でも疑問だった部分にまず切り込んでいるからですね。なんでもかんでも進学校を目指して学力上げたらいいってもんじゃない。実際、成績底辺高は貧困家庭やネグレクトも多いわけで。大阪の西成高校では生徒に社会保障や生活保護、労働者の権利、女子にはシングルマザーへの補助など、生活に直結する支援や相談先をきちんと教える取り組みが評価されています。

「生徒に自由を!」
と、新学長(江口のりこ)が宿題や課題の強制を無くした為に、更に学力を下げ偏差値35で生徒数激減!廃校の危機にある龍海高校。そこで教頭(及川光博)が提案したのは、あの男。伝説の弁護士桜木(阿部寛)を呼び、東大合格者を増やすしかない??
 しかし、代わりに来たのは弟子?の水野(長澤まさみ) 
 3年前のスキャンダル、東大クラスで1人だけ不合格だった生徒が自殺を図って以来、桜木は失踪中だったのだ……!

 ですよねー。
前作時の、最初の生徒たちならダメで元々。人生初めて必死に勉強した経験だけでも糧になったかもしれませんけど。既に実績があって、自分も期待して周囲に期待されてたのに、他は受かって自分だけ取り残されてしまったら、辛いわ…。立ち直れないわ…。

 そんな訳で、始業式に現れた桜木は「東大に行こう!」とぶち上げて生徒に無視されていた水野とは。真逆の演説をかますのでした。
「お前らが東大に行っても価値がない!」
東大の方からお断りだ〜って、あれれ、微妙に合格する前提で煽ってますよね??

 さて、真っ先に東大クラスに来た金髪と赤髪の奴らはひっかけで、覚悟を示すと水田に髪を剃らせたのに、何故か動画は『教師の横暴!』で炎上💦 その後も桜木を海に突き落とすなどやりたい放題でしたけど、そう、桜木は弁護士であって教師じゃない!相手が子供だから我慢するとか、無いからねw
 鉄パイプ片手に報復に現れ、バイクでも元暴走族らしい無茶を披露!大人の本気を見せてくれましたよ。ああ、スッキリ!

 とはいえ、これから東大クラスに来そうな気弱男子(加藤清史郎)には、一緒に海で(スーツのままw)泳いでみたり。生徒に寄り添う面も見せています。進学校に通う兄弟や家族にバカにされているその子、合格して見返してやりたいだろうねえ。
バドミントンで全国レベルの楓(平手友梨奈だった 松潤似w )も、怪我してる様だったし、推薦を失って東大目指すのか?
あと障害ありげな虫好きくん(細田佳央太)も、案外全集中虫の呼吸でいけたりするのかも。

 教育ドラマ好きの旦那と、最後まできっと見るでしょう。


「コンフィデンスマンJP」最終回 ☆☆☆☆

あー面白かった!見たいもの全部見た感じ?

またもや「辞めた!」と出て行くボクちゃん。
引越し屋で知り合った、結婚詐欺に騙された男(佐藤隆太)を根城のホテルスイートに連れてくるも、豹変した男はなんと中国マフィアの息子。手下がなだれ込み、銃をつきつけられて拘束される3人。そいつの父、孫なんとかから15億をかすめとった「子犬」は本当にダー子かリチャードなのか?

ついに来た追手w どっかで恨んで探してる人絶対いると思ってたw

そして明らかになる3人の過去!
3人とも馴染みのない普通の名前で呼ばれちゃってね。天才営業マンが、なんでも売りつけるうちに詐欺に手を染めたというリチャード。ボクちゃんは美人母(戸田菜穂)が詐欺師。 孤児院で寡黙に育ったダー子は、そのボクちゃんの母の教育で天賦の才が花開いたと。ほほーう。
それぞれに尋問され、どこかの定食屋母娘の写真に動揺するリチャード。ボクちゃんには、足を洗ってバーを切り盛りする現在の母の姿が。
さすがのダー子さんは、孫父の生前の様子や、妻子を愛するからこそ遠ざけたてなことで精神攻撃を仕掛けるも、結局金を振込まされることに。なのに金だけで満足せず3人を射殺して去る孫なのですが……。

いやあダー子さんの方が一枚上手でしたね。

「唯一の心残り」とダー子言っていた視聴途中の探偵映画。律儀に孫がみてやれば、あれあれ、聞いたことのある名前。リチャード、ボクちゃん、ダー子の本名だとぶちあげた名前が全部この映画の登場人物じゃん!銀行からかかってきた電話は、15億の入金でなく30億の出金! 
『だって、駆け付けた警察は偽物だったんだよ!』

という映画のセリフに、現場に戻って警察におらつけば本物で逮捕されちゃうしw えええ、そこは違うんだw

今回は、ボクちゃんも全部承知で孫に騙されてふりで連れてきたんでしたねー。そして孫たら、3人を尋問しているつもりで問わず語りに母の誕生日だの昔の住所の手がかりだの、パスワードにしているような重要なことを漏らしてしまっていたという。でも途中、手下の銃が暴発、脚を撃っちゃってた時点で心配してやってたら。五十嵐が血糊銃とすり替えたのがばれていたはず。それを「しくじりやがって」とボコって風呂場に捨てといたりする悪人だから、そのまま罠にかかっちゃうんですよ(3人、そこでヒヤヒヤしたろうなあ)ザマーミロ!

それより何より、この事件の後に第1話になる仕掛けが楽しかったですねえ。
仲間でも家族でもない、危なくなったら捨てるなんて常々いいつつも、この時点でもう、互いに「子犬は自分だ」とかばい合うほど立派に仲間だったじゃないですかー。孫に情報を流した五十嵐とボクちゃんが出会うのはもうちょっと先w そうそう、暴発で置き去りにされた男はそのまま、スイートで料理を配る専属ボーイに採用に。そんな仕掛けもまた楽しいです。

しかし危ない綱渡り。この世界にようこそされるなら、ダー子の子猫ちゃんになりたいです!高収入で楽しいお仕事!是非!

「コンフィデンスマンJP」~9 ☆☆☆☆

うん、面白い。

ずっと録画溜めっぱなしだったのを、月曜たまたま見たらやっっぱり面白くて&五十嵐が気になって、ひとつ前、そのひとつ前と逆順で2話まで遡る羽目にw おかげで五十嵐(小手伸也)が身内と知って見ていますから、本来のボクちゃん危機一髪感こそ味わえなかったものの。桜田リゾートに弁天水が置いてあったりする小ネタに気付けて、尚楽しめましたね。
ボクちゃんの存在がまあ魅力的です。毎度毎度、懲りずに騙されるボクちゃん……バカな子ほど可愛いw
自由意志で旅をしたハズがダー子の仕込みに誘導され、計画通りに行動しw もう縁を切る!辞めてやるー!といいつつ結局戻って来るw 1.5億をポンとあげちゃえる人ですが、もらった方がボクちゃんの思い描く通りには動いてくれないのがまた可哀想で、楽しいですよねえ。遺産狙いでダー子が娘になりすました回も、結局設定も他人のボクちゃんが独り残って看取るといういい人っぷり。どう育ったらこうなるんでしょう……って、ダー子とほぼ同様に身寄りなく家庭を知らず育っているらしいのに、この差orz
(でもラーメン屋には金を置かずに帰ってきたあたり、少しずつは擦れてきてる?)

映画化も決定だとか。
変に豪華客船や爆発仕掛けず、普通に作れば面白いものできるんじゃないですか? JPってジャパン? 国際対決編になったりする?

面白いだけ、という評も聞きますが(それの何が悪いのかw)騙されるツボには毎度唸らされます。
高級品でなく、未発表の素人品を発掘させる絵画、化粧水w 無人島の青田買いをさせるリゾート編。見いだすって興奮するんでしょうねえ。逆に家族ごっこ、映画やスポーツでは騙す側も踏み込み過ぎたりw
医者の回はさすがに酷いと思いましたが、蓋をあければ山田孝之の腕前にもっていかれ、スーパードクター(永井大)も望まない職業から足を洗えてwinwin? スポーツや遺跡発掘では、それを憎んでた金持ち(小池徹平、内村光良)が目覚め、かえって人生豊かにまでなっちゃったり(ただし、徹平社長の習い事遍歴は月謝払うの親ですからねえ。本人でなく親の都合でそうなったりするのですが、まあいいやw) 

総じて女性は、被害者側も加害者として鴨にされた側もみんなタフw なので画商(石黒賢)だけちょこっと可哀想で、ざまーみろなのが食品会社社長(佐野史郎)かな。

毎度手広くご商売のダー子様御一行、案外下調べや仕込みも入念。「1年後」「2年後」とかテロップ出てる間にどんだけ別のお仕事してるかと思うとわくわくします。続編もいくらでも隙間埋められるし、年表作りがちなファンは色々楽しめますね!(あれ、でも「弁天水」の権利は購入お断りになったのでは?仕込んだ偽物も普段は「捨てて」で終わりなのに売った?それともパクリ品?)

さてさて、最終回も楽しみです(^^)

「コンフィデンスマンJP」1 ☆☆☆☆

鳥取砂丘は止めてw

内容の分かりにくいタイトル。それが月9で初回拡大枠ときたらもう後回しだったんですけどね。やっと見てみたら面白いじゃないですか。
詐欺に次ぐ詐欺!
天性の詐欺師ダー子(長澤まさみ)と、幼い頃から知り合いならしい相棒リチャード(小日向文世) 更に、二人に騙されては片棒をかつがされる幼馴染のボクちゃん(東出昌大)この3人を核に、訳のわからないレベルに大掛かりな詐欺がバンバンかまされますw
賭場になだれ込む警察隊。それが丸ごと某社の社員だったり。今時大人数が絡むとSNSでばれそうですけどね。そこを日当やら説得やらで丸め込むのも手腕ということでしょうか。

というかダー子!
詐欺のためなら猛勉強して、本当にCAになっちゃうんですよ!その努力を正業にむけたらどうだ……という幼馴染のツッコミは「才能の無駄遣い」と一蹴ですw

後半には、あれも嘘かこいつもグルかと疑いながらみることになるわけで……長らく意識不明だったリチャードがピンピンしてたのは、まあ、そうだよね。令息役ボクちゃんが本当に社長邸にいた件も、どうせそうだと思いましたよー。でもそれ以上に、アレやコレも罠だったのにはびっくりー。

鳥取砂丘に降り注ぐジュラルミンケースと、ターゲットの赤星(江口洋介)!
いやいや、鳥取砂丘無人じゃないし!観光客やラクダにあたるw 逆にゴビ砂漠級のところでやらかしたら、ケースを見つけることもできないぞー。
でも全体からしたらすでにそこ瑣末なぐらい大騒ぎですので、もういいやw むしろダー子の狙い通りに飛び降りた赤星の度胸を褒めておきましょう。毎回こんな感じにやらかしてくれるのなら大歓迎です。そして毎回、手元にはたいして儲けが残らないのでしょうかw ホテルスイート暮らしの支払いが心配!

ダー子の色仕掛けに大笑いw これは確かに止めるレベルw

映画「散歩する侵略者」☆☆☆

まずタイトルが秀逸。

冒頭は猟奇殺人、常識も罪悪感もない犯人は「寄生獣」を思わせますね。
家族を殺したJK(恒松祐里)は姿を消し、事件を取材に来た記者桜井(長谷川博己)は彼女を探す少年宇宙人(高杉真宙)に
「ガイドになってよ」
と声をかけられます。

一方で、病院に保護された夫真治(松田龍平)を引き取りに来た妻加瀬鳴海(長澤まさみ)は不機嫌。浮気発覚からのらりくらり逃げてた奴が、都合よくも記憶喪失とは腹が立つやら嘘くさいやら。 
でも徘徊し、犬と戦い怪我をする真ちゃんは確かにまともではありません。在宅仕事にも差し支えるのに、放っておけないのは何故なのか。とっくに捨てたシャツを「似合うと言ってくれてた」と探し、嫌った手料理を「美味しい」と食べてくれる今の夫は、まるで別人だけれど優しくて嬉しい。
この辺、若年性アルツハイマーや高次機能障害に寄せて考えるとなかなか切ないものがありますよね。
でも真治の中身は宇宙人。
彼らは人類を理解するために『概念』を奪い、奪われた人間はそれを失います。「家族」を奪われた鳴海の妹(大島優子)は他人行儀に去り、「仕事」を奪われた社長(光石研)は職場でふざけだし、もう人生めちゃくちゃでしょうね。でも「ガイド」からは奪わない宇宙人律がある(不便になるしw)ので、安全な傍観者となる「ガイド」はどうしても彼らを危険だと思えないのでしょう。そのうち妙な輩に追われだし、真治が『奪う』現場を見てすら、鳴海は愛する夫を庇い匿い続けます。
でも真ちゃんが口にする
「ずっとそばにいて」
は、教会で誓った病める時も健やかなる時も……ではなく「ガイド」依頼なだけなのに。


そんな穏やかに追い詰められていく加瀬夫婦と違い、高校生コンビは過激です。特にJKが忍び寄る追っ手を殺す殺す(恒松祐里のアクション、見事!)
その度、ガイド桜井が「地球ではゆるされない」だの正論で叱るのがトンチンカンなんですよね。だって君が部品買ってきた通信機が作動したら人類皆殺しなのに、今ひとりふたり殺したからって何w   

そのうち桜井が共犯者に成り下がり、むしろ積極的に侵略に加担するするあたりは長谷川博己の真骨頂で盛り上がりました(もし侵略が実現しなかったら、きっと自分が大量殺人犯にされるしw)

そこで終わって、侵略がどうなったか分からなくても別に不満なく劇場を出られたかも。

「愛」がどうこうは手垢まみれでね……。
だって「家族」が分かるならそこに愛は含まれるでしょ。 真治と鳴海の夫婦関係が壊れかけていたように不安定な男女の愛より、深く無償な親の愛が!
……ただ、生意気盛りで家出中な妹の概念がサンプルなら『親=小煩い年寄り家主』だった可能性も。 なのでホテルでの場面は、ただ愛に驚くのでなく『想定を超えた別物』の愛に驚いて欲しかったですし。特撮のピュンピュンなんて全部要らず、ずっと室内でいいから『鳴海を守らねば』と目覚める新生・真治の覚醒をこそもっと丁寧に描いて欲しかったです。
小泉今日子の説教も蛇足。
とはいえ、ラストシーンは素晴らしかったです。

元になったという舞台を見てみたいですね。所有を捨て去った男の演説など、なるほど舞台っぽいぽいw
wowowで放映のスピンオフも観ます 

映画「アイアムアヒーロー」☆☆☆

大泉洋がかっこよく見えてくる!

突然ZQN(ゾキュン)と呼ばれるゾンビが発生、爆発感染した日本で逃げ惑う中年男英雄(大泉洋)が、たまたま持ち歩いていた趣味の猟銃とささやかな正義で生き残りJK(有村架純)や美女(長澤まさみ)を救うお話。
 こう書くと身も蓋もありませんが、それしかないもんなあ。原作も元々、イケメンでもマッチョでもインテリでもない中年オヤジがどうやったらかっこよくJKと知り合えて仲良くなれるのかなあ~ という妄想から始まったんじゃないでしょうかw 

そんな、妄想する漫画家が自らを投影したんだろう主人公は見事に妄想癖があって、雑談へのカッコイイ返しを妄想(でも言えず)、彼女のヒスへの反論を妄想(でも言えず)、命のかかったSOSのために飛び出す自分を妄想(でも妄想中で殺され出られず)妄想(でも殺されるので出られず)妄想(でも殺されるので…… え-い! って飛び出したらもう敵がいなかった場面、爆笑しましたw 
それでも誰かのために命をかけられるってすごい。ショッピングモールの屋上にわずかに生き残った人々を支配しようとするクズ男(吉沢悠、岡田義徳ら)との対比で、ますます英雄の正義が輝いて見えます。
もっとも、化け物に襲われてるのに当分は銃を使わず「ケースから出すだけでも銃刀法違反です」キリッ ですからw 小市民なだけかもw(私も猟銃等講習会、受けて許可証持ってましたから。規則を守れと訓練されてるとああなるのわかる、わかるんですけどゾンビがー)
そんな英雄がついに銃を抜くとき……彼はヒーローになるのでした。

ZQNいろいろ出てきますが、片瀬那奈の大暴れと高飛びをし続ける陸上選手は出色。あと惚けた有村架純はますます可愛かったですよね。

でもあの終わり方はないわ、どこに逃げても何が変わるでなし。

「真田丸」19恋路 ☆☆☆

「私たちはは同じ日に死ぬの」

何この湿度の高い呪いw

週末は泉大津にて童門冬二の真田丸セミナーを聞き、九度山帰りの友人に合流するなど真田尽くしで気分を盛り上げての視聴となりました。

万福丸串刺し等々、数々の身内の死をさらっと口にする茶々(「江」では万福丸いないことになってなかったっけ)悲惨な身の上ではありますが、

「もう何も感じない」

などとわざわざ自分で言っちゃったらミサワだからw 
誰に相談しても「お前に隙があるから」と言われ続ける可哀想な源次郎を振り回す、魔性の女というより厨二な茶々に戦慄しつつ、呪いの山吹の押し花をみるやパクッと口にいれてしまうキリにも笑うより背筋が凍りました。た、食べるか普通w 返せーって信繁、濡れたの出されても困るよ(><)
二人が蔵に入っていった噂、後先考えずに広めたのはキリちゃんなんじゃw
 

秀吉も秀吉で、どうせ妬くのなら離しておけばいいのに。「信じる」と野放しにしておいて、たかが蔵見物であの反応。まあ、信繁の自制が弱かったら蔵で抱きつかれたまま喰っちゃってるでしょうけど。信繁の面前で側室になれと口説くのも、なりふり構わないのか計算なのか……まあ、茶々は諾と答えたのだから押し切り勝ちで。
おかげで井戸に沈まずに生き延びた信繁なのでありました。 


その頃与力として徳川に挨拶伺いの真田は、源三郎が猛々しい稲(吉田羊)を正室に迎えることに。あの体の弱い嫁と仲良かったのに、お互い可哀想に。稲じゃ膝枕してくれなさそうよね。

一方の稲も、殿のお役に立ちたいのにとこの時代のおなごらしからぬ駄々をこねていましたが、別の役立ち方を示唆されてガッテンやる気に。もう関ジャニでも間者にでも好きにしたらいいですがね、案外愉快な真田の仲間達にほだされていくのではないかな。
(あ、吉田羊と大泉洋、どっちもヨウな夫婦だーw) 

 


「真田丸」〜13決戦 ☆☆

梅ちゃん、何故死んだ!

坊やだからさ……もとい親だから、と言われましても(><) 鉄火起請だなんだで上杉に気に入られて帰ってきた信繁でしたのに、愛妻とはきちんと時間を過ごせぬままに永遠の別れとなってしまいました。
女の細腕、それも授乳中。なのに戦場でなにをするのかと。むしろ真田家の嫁として生きて人質要員に数えられ、娘という大事な人質要員を育て上げる立派なお仕事があったじゃないですか。そのうち男も産むかもだったし。
なんか同じ女として書いていて嫌になりますが、ほんとお味噌な戦いでの無駄死にですからしかたがありません。

妊娠が嘘……というか「そんな気がする」レベルで祝言に持ち込んだという告白には梅ちゃんのイメージ急変。旦那以上の策士かとおののきましたが、今回の無茶はむしろ無策ですよね。戦場で信繁に鉢合わせて二人とも殺されかけてた時に、誰か本気で止めなきゃダメでしょう……。真田方、わずか50しか死ななかった戦い、昌幸パパがせっかく策を弄してうまく戦ったのに嫁が死ぬなんてorz

そして何故か「私が育てます!」と亡骸に誓うキリにびっくり。え、いや、薫も源三郎の妻もいるのに?そこはせめて「みんなで立派に育てるから安心して」くらいでは?
こんな感動を呼びそうな場面でもきっちりうざいキリw 狙ってるなら凄いですよ三谷さん。

そんなわけで物語は一区切りな様子。次からはやっと秀吉が出てくるんですね!


「真田丸」11 祝言 ☆☆☆☆

室賀どのぉぉぉぉぉぉぉ(><)

さて信繁の嫁とりです。
身近な梅との縁をみんな喜んでくれましたが、京から正室を迎えたかった母だけはぶんむくれ。説得しようとした信繁、花を贈るのはまだしも天井裏からいい香りを流させるような小細工で更に怒らせてしまいます。母向けの策に出来ないあたり、まだ父には勝てませんってw

身分をわきまえている梅は、側室なのは納得づく。内々に祝えればよし、のはずが突然、大々的に祝言を!となったのはなんと。ネズミをおびき寄せるためだったとは……どこまで鬼畜なのか昌幸パパ(^^;;)
徳川から昌幸暗殺をぐいぐい推されていた室賀どの、葛藤を抱えつつもこの好機を逃す手はなく。懐に匕首を忍ばせ徳川方の供連れでのこのこやってきてしまうのでした……。

笑顔と酒と歌と、賑やかに沸く祝言の席の陰で、昌幸と室賀、静かに碁を打ちながら命のやりとりが始まる様子。震えました。

もう供は始末され、裏切りもばれ、真田の手下にさえなれば生かしておいてやろうという手詰まりな局面で、碁だけは室賀の勝ちなんですよね……(><) 劣っているとは思わぬ昌幸にどうしても勝てずにきて、勝負に出たこの一番。問答無用で斬られるでなく、手下につく選択肢を与えられたことこそ屈辱だったことでしょうよ。
碁盤に小刀叩きつけ「帰る!」と去っていきがてら、わざわざ背後から「おぬしの手下にはならぬ」と囁く下りはもう、西村ファンとしては生唾飲むわ金縛りのようだわと忙しいことこのうえない夢のような時間で……ひいい、脚に仕込が~!!

って修羅場に居る邪魔なキリ。ついでに斬られるなり気絶するなりすればよかったのにw

足掻いた室賀の最期を変に見届けた挙句に、なんでわざわざ信繁を連れてくるんですかー!祝言を利用はしても、せめて信繁には知らせまいとした兄の配慮が台無しですよ(言いつけ通りに、踊りまでした義姉さんの努力も!)まだ宴会場に駆け込んで泣くだけ騒ぐだけなら、怖かったんだねと同情もできたのに。
新郎の手をひいて連れだすなんて「卒業」かと(違)

しかし、出来た嫁の梅が『酷い、せっかくの祝言が』なんて文句いうわけありません。まして信繁はもっと、父の計算も利も即座に理解してしまうタチですからね。

めでたい日になんてことを!だの。嫁が来る=人質資源が増える、なんて思っちゃダメだの。現代人権意識目線を一身に背負って代弁してくれるのがキリなのでしょう。わかっちゃいるけど、うざ~い(^^;;;)
このキリの『自分にはない素直さ』を、信繁が愛しく思う日も来るのでしょうねえ。側室にするんですもんねえ。正室もこれ以上の側室も絶対とらないから梅が実質正室!なんて今は言っていますけどねえ……。

それにしても面白い回でした。
「祝言」と銘うつからには、口吸いだ懐妊だの下ネタなざっくばらんや、キリの涙、梅からの釘さしぐらいまでは予想していましたよ。でも祝言を罠にする腹黒、かと思うと病弱義姉で笑わせにきたりする、いつにも増したシリアスと笑いの振れ幅の大きさは意外で、それが余計に室賀の死を鮮烈にしてくれたかと思います。もう室賀の大舞台と熱演に胸熱。
あの盤面はどうなっていたんでしょう。本当に室賀勝っていましたか?セリフだけでなく棋譜も覚えての演技だったりしたのか?気になりますねー。

ああ、室賀どの肌がつるつる☆もありましたっけ。苦し紛れに何を言うかと思いきや、美肌の秘訣からちゃんと鰻→浜松→徳川とつながるところもさすがでした。 


それと楽しい忍者活用法。私用のムード作りにまで屋根裏で働かされる斬新なサスケから、掛け軸裏隠し部屋の出浦や、襖の引き手から覗ける細工などの正統派まで!


「真田丸」7 ☆☆

キリが嫌なやつだー(><)

戦局に翻弄され、時に別陣営に取引の駒として引き渡されてしまう人質の命運。それをばばさまは黙って引き受けて一益陣に渡ったというのに……おつきのキリがとんでも無作法で、帰りたいのとぶーたれてますよw 松の件での態度は、信繁を励ますためのあえての憎まれ口と好意的にみていたのに……、主君のご母堂、目上も目上のばばさまに対しても口答えですよ!失礼でしょ!
挙句、迎えに来た信繁に礼を言うどころか遅いのなんのと。

忍び込んだ城の中、信繁ならではの機転でごまかしてたどり着いたのに、キリが忘れ物で戻ったせいでほら、捕まったじゃないですか。(城側と一益側の侍双方に、相手の所属と思い込ませる信繁のやりとりが三谷節!「三番テーブルの客」ですかw)
その忘れ物が、信繁にもらった櫛だったところは可愛いですけどね。本当に大事なら身につけていましょうよw

勿論そもそもは、腹芸体質の昌幸が、まさか一益が城を返してくるとはおもわずにとっくに攻め落としていた勇み足のせいですが。それでも、一仕事まかされたのに大失敗でへこむ信繁。それを励ますキリは、あまりに無神経でしたよ。おまけに
「お前のせいだろ!あっち行け!」
と信繁が怒ろうがきゃっきゃと戯れられたら、仲良さげにみえてしまって、逆にすっきりしません。素直じゃないんだから…。

かの清洲会議に間に合わない一益……。
そこは真田家も会議関係ないしね!
徹頭徹尾、本能寺の変後の激動は遠い遠い別世界で起きていて、物語は昌幸以下真田勢周囲の狭いところを濃く描きます。生き抜くために、必死で流れを読む昌幸なのに、裏目裏目に出てしまいますね。百戦錬磨の昌幸の勘すら外れるのに、新米重信なんか失敗して当然と説く父。でも、勘に頼らず間違えない兄が正しいわけでもなく『二人で一つ』とは! 昌幸と信尹の兄弟タッグのように、源三郎源次郎の兄弟もずっと手に手をとって進んで行けというのですね。
しかしパパン……「面白くなければ人は動かん」とおっしゃいますが…それはご自分が面白い方が好きなだけではw

そんなわけで、国衆会議の「黙れ小童!」はお休みw ツイッターでの真田丸イラスト競演、通称『丸絵』にも室賀様が散見されて幸せです(^^)


「真田丸」3 ☆☆☆

真田兄の嫁が出てきましたが、毎回
「あなたは真田の嫡男、ご武運をゲホッゴホッ」を天丼ってコントw

そして真面目で演技のできない性分を利用されての、偽密書配達係。そりゃ嫡男が運んでいるとなったら大切に見えますしね。殺されたと思ったサスケも当然ピンピンしていて、兄大ショックです。
上杉への偽密書は、真田家をひっぱりだこに見せようという父の策略でした。
父ちゃん……お国衆に団結を説いてみたのも、あわよくばそのトップにたってしめしめだったとはw ほんとに一筋縄ではいかない男です。その父が織田詣でには自分でなく弟を連れて行くと知り、ついに反抗する悲しい兄。そんなに弟が有能か、自分はダメなのかと思ってしまいますよね……。それを、嫡男だからおいていくのだ、二人とも殺された時にはお前が真田を継ぐのだといい含める父ですが……今までの言動を見るだに腹の中で「ち、気づいたか」ぐらい思ってそうですからw 
この策略家の父との相性が悪いだけで、一般的には無能なわけではなさそうなだけにかわいそうな兄です。小山田義兄の生還も、腹を召せとしか言えない融通の利かなさで……いえいえ、ちゃんと「昼まで寝ている」と言えるじゃないですか(その目こぼしを分からない小山田もどうなんだかw)
 

そして騙された室賀様(西村雅彦)、来週ピーンチ!西村ファンとしてはお髭を愛でつつ画面に釘付けですよ。
 

そうそう、信繁少年の恋も描かれていました。
新府で櫛を買ってきたとな。お梅ちゃん(黒木華)には漆塗り箱入りの櫛に手製の組紐がけ。きりちゃん(長澤まさみ)には木肌の櫛を紙包みw 分かり易すぎるw でもその梅ちゃんだって、足を挫いたと演技して、負ぶってやると並ぶ背中二つのうち、華奢な信繁の方に行くんだからやっぱり分かり易いですよ。さて三角関係? お梅ちゃんもいい子で、争いになれば滅法強い武家の妻向きなだけにどっちを応援したらよいのかw(え、二人とも未来の側室?)
更にこんなエピソードにすら「次男だから暇」と信繁の立場をサラッとだめ押ししてくる。冒頭で叔父に「次男の心構え」をきかせるだけじゃなく世間での信繁の立場を浮き彫りにするとはさすがですよね。

今回も楽しい大河でした。そしてきっとあの櫛はまた何度も出てくるのでしょう(「新撰組」でのコルク思い出しましたw)
そして父昌幸の茶室の壁が、手元操作でガバッと開く仕掛けも楽しかったですw レバーが骨か角製なのも毛皮をまとう山国の武将昌幸らしくてナイスw 


映画「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」☆☆☆

GOOD JOB!


美人目当てで林業体験にきたニート小僧(染谷将太)が、1年でだんだんと山の男になっていく。お仕事もの映画の王道をいくよい映画でした(「銀の匙」と続けて鑑賞w どんだけ現代人が命と離れて暮らしているのかと思いますよね)

先輩山男の伊藤英明がナイス暑苦しい!海でも山でも、筋肉あったもん勝ちですw
 

まずはチェンソーの使い方や太い樹に登っての枝打ちの仕方等、林業あるあるに目を奪われます。大木のてっぺんでの絶景!へっぴり腰でokな染谷はともかく、慣れきって見せなきゃいけない伊藤英明は大変だったろうなあ。

切り出した樹が高額で売れたのを見て、もっとバンバン切って売ったら儲かる…とうかれる主人公ですが、それじゃ山は終わり。100年先、200年先に使う樹を植え山を守りながら暮らす村人たちが、林業とは『自分のしたことの成果を、生きている間には見られない仕事だ』と語る場面には胸が熱くなりました。 


とか言いつつ笑える場面もあって、ヒルw 鹿を轢いたらw 祭りw 山の神様にも愛されて……、こう書き出すと後半に行くにしたがっていくら山奥でもそうそう起きない事件になっていきますけどね、そんな強烈な体験が青年を山に惹きつけたのでしょう。

長澤まさみ、優香と山奥にしては美女が多い村でしたし!


エンドクレジット後に移ったパンフレット、良かったです。


「若者たち2014」2 ☆☆

落ち着こうよ……(^^;;;)


詐欺で服役してた次男坊(瑛太)ですが、そこのおばあちゃんとは本当に仲良く、疎遠だった実の娘(長澤まさみ)が嫉妬する程本当の親子のように食事したり手伝ったり憎まれ口たたきあったり……という映像が遺品のビデオに残っていました。
それがなんで詐欺になったのか…。


とか、長男が被害者宅に給料のほとんどをずっと仕送りしてたこととか、怒鳴らずに普通に話し合えばいいのにまたプロレスで、捨て台詞で、疲れちゃいますorz


「おめでた婚」の蒼井優が突然訪ねてきても、場面切り替わると兄弟パンツ一丁で宴会w

兄弟がいるって羨ましい ってこれで??

しかも、実は5人兄弟で1人服役もした犯罪者ですよって、婚約者に内緒にしてちゃダメなことでしょう!被害者への仕送りの件も、彼女は知る権利があると思いますよ。宴会でうやむやになっていませんか。


末弟彼女(橋本愛)の妊娠報告は偽物で、彼の童貞は守られてましたw

ついてった劇団員兄(柄本)がさすがの貫禄でコトを収めます。ここに長兄きてたら大騒ぎだっただろうなあ。別れ際に彼女を劇団に誘う兄。確かに女優が似合うでしょう、うん。


その他妹の不倫とかNICUの赤ちゃんとか。

いろんなことが起こっていますがまとまっていくのか、人数分のエピソードが散らかったままなのか不明でやっぱり疲れます。

 3千万円の使い道とか、同居はいつまで続くのかとか、ちょっと気にはなりますが……3話見るのはどうしようかしら

最新コメント



   
   

ドラマのあらすじはこちらでね


にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

インパルス関連本

「蟻地獄」文庫

ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

「月の炎」絶賛発売中!

ちなみにじゃすみん「月の炎」評はこちら

カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ