ニヤリ。
えーっ、謎を解く側が消えてエンド??ピカレスクでもないのに妖しいラストで驚きでした(でもそうか、榎本は始めから正義とか倫理とか道徳とか、興味ないものね)
月9=恋愛ドラマだった枠に、まさかの犯罪もの。
キャスティングに嵐を持って来たところでどうよ?と思っていたものですが、榎本青砥でじれったい恋愛もほのかに匂わせ、事件は……そもそも主人公が殺人事件に興味ないんだからw 謎解きをふんふんと観ていればいいだけになっていて、仕掛け上手でした!
(オリジナルキャラの芹沢=佐藤浩市がまた上手かったし)
変わった切り口の犯罪もので、楽しく観られました。音楽も良かったわ。
事件を捜査といっても、警察でなく弁護士とセキュリティー会社の社員。
ヤクザ絡みだから…とか、警察に言えない、言わない場合も多くて、『それはない』とツッコんだりw 時に斬新でした。
最終回なんて、通報すると真犯人を脅していた挙げ句に、どういう取引か盗まれたダイヤの何割かを懐に主人公失踪ってw
榎本が過去に何か犯罪を?な伏線はずっと出ていたので、正直ラストの真犯人は榎本の昔の仲間的な、もっと具体的に過去が暴かれるだろうと思ってました。そんな予想に比べれば、盗難事件の度に監視カメラに『偶然』映っていたぐらいの疑いと、やはり『元から偽物』かもしれないダイヤすり替え疑惑なんて軽い軽……いか?
まあ、気になる続編は淡々と再会しちゃえばオッケーでしょう。何を聞かれても榎本が答えなければいいだけですw
ちなみに、最後の電話が事務所でなく青砥の個人携帯宛でちょっと萌えました。覚えてるかメモするかしていたわけね、なんてw
ひとつだけ気になったのは「君の事を調べさせてもらった」という佐藤もとい椎名章。貧乏人がちょいと調べたぐらいで榎本の秘密が分かるなら、警察要らないよね
そして次回作の予告で大笑い。
IT社長との恋w 通常運転の月9だー、観ないかも