ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

銀粉蝶

「コールドゲーム」1 ☆☆

 SFなのか!

 零下45度という過酷な環境下、何故か小学校に群れて住む人々。防寒機能の低い建物なのにね。
突然始まった運動会、「なんとしても必要」と鬼の形相で狙う景品は…カップ麺⁉︎  滅多に食べられない贅沢品なんですね。

 どうやら避難所暮らしが常態化した模様です。数ある避難所の中、ここだけが地熱を用い電気と水と排気によるある程度の暖房が保証されていて……え、じゃあ他に人類は? 
食料は、遠征隊が凍ったスーパーなどを巡って集めてきたものと、避難時にたまたま持っていたジャガイモ等を細々と育てているそうでジリ貧ですね。しかも生活環境が家族単位優先。家族はひと教室が与えられるのに、単身者は性別分けの雑魚寝? 冒頭のカップヌードル争奪戦にも家族しか参加できないとは。
 不満を募らせた単身者(避難時に家族とはぐれた既婚者もこの枠!)がついに、少女を誘拐監禁してアジテーションを行いますが? 結局制圧されてリーダーは極寒に放たれます。あーあ。

 でも問題はそこじゃないw

「娘を離して!」
と代わりに人質になる木村家母祥子(羽田美智子)の気っ風はは大したものですが、咳き込みだした娘陽菜(久間田琳加)が喘息だ危険だと騒ぎ始めたのは、むしろ監禁側。父親(ずんのやす)は「そうだっけ?」てなもんですし。兄大輝(結木滉星)だって、後から「家族ノート」とやらの覚書を取り出して既往症を確認ですよ。
 そう、この家族は偽物!優遇措置目当てに、赤の他人が寄り集まって暮らしているのでした。回想によれば、祥子は幼い息子と引き離されて……服役囚だった?
そういえば運動会でも、積極的にライバルを妨害w  弱肉強食の現在、他人は蹴落とすと公言するタチです。悪い人じゃないんですけどねえ。
 きっと他の家族にもそれぞれ背景があるのでしょう。
あと一般人がストレスフルに粗食に耐える中、別棟では政治家?(中村俊介など)が優雅に贅沢しています。何か情報か資源を握っているのかな。そのうち放り出されそうですよ。
 その他、祥子の同僚に椿鬼奴。家族が偽物と知る老婆に銀粉蝶。 

 天候激変の理由は隕石ですって。「隕石家族」思い出すなと思ったら、スタッフ同じでほぼ続編ですw  また、エンディングにチラッと見えた「神はサイコロを振らない」 あら、往年の胸熱SFドラマ(弊レビューこちら)と何か関係が?と調べましたら大違いでw  その名称のバンドが挿入歌を歌っているのでしたよ!やられました。
で、エンディング歌ってるのはファーストサマーウイカ。へえバラエティでよく見るあの、上手いじゃんと記事見てたら、え、曲は霜降り明星の粗品! いやびっくりですね。

 さて物語の続きを気にするかどうかは、他のドラマ次第かなあ…。
節水でシャワーが週1と言ってるのに、陽菜はサラフワなロングヘアだったり。雑なんですよね。

「都市伝説の女」5☆☆☆

ミニスカ議員wもうほとんど出落ち!

元ヤンでキャバ嬢出身の議員の出身地が土浦(ヤンキーの名産地として知られるw)だったのにも笑わせてもらいましたw そしていちいち議員のファッションにうっとりする月子w 仲間がいて良かったねー。


山口紗弥加の足もきれいでしたね!

「国民の代表が脚だして、どこが悪いの!」パン!っと太もも叩く心意気w でもキャバ嬢メイクはちょと辛かったかな……

そして出生の秘密!!どーん!と、出産直後のミニスカ議員母が映るのに、現在と同じ役者さんの髪が黒いだけ(><) もちょっと照明とかフォーカスとか! ←いちおうネタバレ配慮してみました。って、相応の年齢の女優さんは1人しかいませんでしたけど!


国会議事堂が舞台になって、画面は「ダヴィンチ・コード」も頑張れば思い出せるよい雰囲気だったのですが殺人の経緯は、まあその、どうでもいいやw

ただ、あまり報道されないなど国会議員が関わるが故にうやむやに終わったらしく、この事件そのものがそのうち『都市伝説』になりそう、かも。

『都市伝説』に原因を求めるばかりでなく、たまにはそれを生み出す事になるのも楽しい変化球でした。


「タイガー&ドラゴン」 粗忽長屋 ☆☆☆☆

 「俺にはもう代わりはいねぇんだよ」 ここでぐっときました。

 無頼だったSPの時とはもう違う。帰る家があって迎えてくれる家族(みたいな人達)がいる。
良かったねぇ・・・・小虎っ!!

 先週、高座があるのに殴り込みに行ってしまったりして、落語家小虎の前にやっぱりヤクザだ、という流れになるかと胸を痛めておりました。それが逆に、ヤクザからもうお前はヤクザじゃないと言ってもらえる存在になっていましたよね。

 ・・・でもなぁ。
 先週の「裏は花色木綿です」・・・には、待てっ古典知らなかったら(客席のメグちゃんとかね)そこで笑えないよっ!と思ったわけですが。
 今週の粗忽長屋は・・・・笑ってる場合じゃない!!

「この死体が俺なら、運んでる俺はいったい誰だ?」
現代で死体を運ぶのはそりゃ、ヤクザさんぐらい。そこの目の付け所はバッチリですけどねー。いくら「フィクションです」って言い張ったって、実際に人1人死んでたらそりゃ、まずいんでないかい??
 下手人出頭してましたけど、そしたら遺体捜索しちゃうでしょ。身元鑑定でしょ。

 小虎だけでなく小竜の竜二まで死体遺棄現場につきあっちゃって!!ますますまずいだろ、それはー(^^;;;)
 ラスト、死んだはずなのに挨拶状と野菜送っちゃって、とギャグにしてもダメ(^^;;;)

 そこさえ目をつぶればバリッバリに面白いから困ります。
 やりたい放題の田辺さん(北村一輝)に「・・・動物?」と突っ込む常識人、竜二がツボでした。
「お前が居ないと・・・・・オチがつかねぇ」で喜んじゃうのも笑ったわー。

 めぐちゃんが、田辺さんは覚えてたよ!
彼が女にかける『魔法』、素敵だったけどメグちゃんが来ると消えちゃうんだ(笑)

「タイガー&ドラゴン」3 茶の湯 ☆☆☆☆

 2チャンの落語板で話題沸騰、小虎!
・・・って、えええ。寄席の客あれだけの中に、ネットしてる人がどれだけいるっての(^^;;;) 寄席の廊下で立ち話すりゃいいじゃんよー。

 しかしまぁ。自分の為に始めた落語を「きてる」の「終わった」のと評価される虎の戸惑いと、やっぱり好きで作ってるハズの服を、売ろう、売り込もうとして焦る竜二の迷いと。今回も見事に重ねてくれました。 そしてもちろん、『好きなこと貫こう!』と結論でるし。いい加減なカリスマ(大森南朋)にはガツンと恥かかしてやったし!
うーん、快感。

 もっとも、「茶の湯」のさげと現実との重ね方は分かりにくかったかもねー。
リストバンド(「茶の湯」では菓子)が捨てられても、「ドラゴンナイト」自体が『つまんない催しだー』『呼ばれて迷惑』ってことにはなってないでしょう。
まあ、そういうことは気にせずに 話自体を楽しめばいいかな。

「ドラゴンナイト」に乗り込んで因縁つける虎、本業ですからっ見事!竜二作リストバンドのダッサーい感じも見事(^^;;;)

 荒川良々演じる落語オタク、ジャンプ亭ジャンプも。インパクトある見た目だけじゃない、落語の場面も見事でした。師匠と同じ「茶の湯」を高座にかけちゃって、師匠もどーんと同じ演目を続けてやってみせる・・・なんて対決、結構カッコイイよ?

「笑ったのはジャンプ亭ジャンプのだけど、もう一度聞きたいのは師匠の落語」
という、虎の本音の意見も、泣かせるじゃないですか。

 いやー、誉めっぱなし。
 あとは早くもお約束崩し(小百合ちゃんがまだ泣いてなかったり)始まった様子で、この枠組みがどこまで崩れてぐっちゃぐちゃになるのかが楽しみっていうか心配っていうか!

「タイガー&ドラゴン」2 饅頭怖い ☆☆☆☆

 やった!ついにツレが正月spを視聴!!
おまけに1話と2話まで見返して面白いと大騒ぎ。「spみてない奴が連ドラみても意味無い」とまで抜かしています!

 しかし同時に「連ドラを見た方がspが面白い」コトも判明(^^;;;)
だよね、正月にはナンの話で脱落してたもんね。どんな仕掛けをしても結局、クドカンドラマを楽しむには我慢か予習が要るのか、ツレ?? 難儀だわぁ・・・・。

 さておき「饅頭怖い」
絵本にもなっている、「寿限無」と並んで、落語といえば・・・・な話。でもシンプルなだけにどう現代にもってきて若者に絡めるのかと思ったら、結婚式ですかー!

 嫌い嫌いも好きの内・・・じゃ、なくて。
虎児の兄貴分が小娘と電撃結婚! うちの娘とじゃないのかと怒ってる親分さんには嫌がらせと思いこませ、その実ファンの新婦は大喜びな披露宴ゲスト、「抱かれたくない男NO1」どん太師匠の大暴れ!!

さすがに喜んでると悟った親分の
「他になにが怖いんじゃ!」
「新築の一戸建てとぉ・・・」
 饅頭と単価の桁が違いすぎるからそれ(笑) なのにくれてやる鶴瓶親分、男だねぇ!! ・・・後で娘さんには怒られそうでした。 美貌のギンちゃんの姉さんなのに容姿微妙って・・・・娘は父親に、息子は母親に似たんですね。可哀想に(^^;;;)

 そのオチに至るまでも、
「口説き話はまわりくどい」竜、
「顔が普通で(!)覚えてもらえない」竜、
「寝る以外女となにするの?な」虎、
「竜に惚れられたかと思った」虎
いちいち笑わせてくれます。天下の男前岡田くんも、クドカンにかかったら伊藤美咲と並ばされてチビ扱い!一度は惚れられてると思った女なのにこれは、辛いよねー。でも可笑しいんだよねー。

 竜は実家に帰る度、お母さん(銀粉蝶)を泣かせて親子喧嘩。
でもそれが、珍しくて楽しくてもっと見ていたいという虎。究極のホームドラマ肯定じゃないですか。温故知新??

 ああ、枠組みが整ってもやっぱり感想書きづらいわ、クドカンドラマ。
このまま伊藤美咲と虎がくっついたりするんでしょうか?竜二がついに高座に戻る日は・・・最終回かその前っと思わせておいて来週だったりしないんでしょうか??

 とにかく毎週楽しみです♪
最新コメント



   
   

ドラマのあらすじはこちらでね


にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

インパルス関連本

「蟻地獄」文庫

ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

「月の炎」絶賛発売中!

ちなみにじゃすみん「月の炎」評はこちら

カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ