ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

鈴木浩介

「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」☆☆

 検事から特捜部に配属になった富永真一(玉木宏)の実家は老舗和菓子店富永。
剣もほろろな事情聴取に、素人ですがとお茶を点て実家の茶菓子を添える裏技で、政界大物未亡人(草笛光子)の口も滑らかになったりして。

 そんなある日、幼馴染の左門(鈴木浩介)が失踪。
残した不可解なメッセージを読み解いてたどり着いた動画では左門が、日本の宇宙開発技術が売り渡されると告発していた。そのスパイはなんと元首相橘洋平(仲代達也)と、時の官房長官中江信綱(西村まさ彦)?
 一方、宇宙開発センターの現場では、若い八反田遥(相武紗季)が不満を溜めていた 。表では開発に好意的な官房長官が、実際の予算や成果には締め付けが厳しく、思うように研究が進まない。そんな中、上司寺田教授(勝村政信)の不正アクセスを発見。問い詰められた寺田が『いっそ予算も人手も潤沢なアメリカで研究してもらったほうが』と吐露するのには、
「それは犯罪です」 
とぴしゃり。 遥の父はその昔、データを売られ失意のうちにこの研究センターを去っていたのだった。

 富永が独断で動くうち左門がスパイ容疑で指名手配されてしまう。富永の家も荒らされ、実家は全焼。益々捜査にのめり込んでいく富永は「国は何もしてくれない」と信用薄い八反田から何も聞き出せず。やっとたどり着いた橘から真相を知らされ中江逮捕を目指す間にも、寺田が自殺……。
巨悪の前に、正義はこんなにも無力なのか?

 というわけで、脅されても騙されても動じない正義の人玉木宏でっす。
幼馴染の危機に、小さい頃のスパイごっこの思い出からパスワードを解除する展開は胸熱ですね。しかしそうまでしてたどり着いた動画の告発は半分、嘘。スパイと言われた橘氏は、むしろ宇宙開発を守る立場で左門の味方。中江側に動画が渡った時に富永を守るため&中江逮捕につながる様にと、あえてのミスリードだったのでした。 それを、左門の種明かしの前に自分の頭で解き明かした富永、さすがさすがと橘氏も気に入ってくれましたよ。
 いい場面なんですけどねえ。いかんせん橘氏がご老体で長く喋れず、全て富永の推理と左門の録画動画で語られるのはちょっとどうなんだか。リモートでもない録画って、騙されたり脅されたりしていないのか、富永が難しい顔をする度に『この左門の仕草が、嘘言ってる合図だなんてことは?』と深読みして疲れましたw  富永の事務官五十嵐(萩原聖人)が中江と通じている!のを、いつもしている空咳で示す演出もかっこいいのですが、それを本人がぺろっと富永に告げ、でも橘の配下ですと二重スパイ自己紹介って!盗聴でもされてたら詰むよねー。2時間にまとめたせいなんでしょうか?
 可愛い八反田さんに「僕が、守ります」キリッを意味なく繰り返すのも、少しでも恋バナっぽい場面を入れなきゃイケナかったんでしょうかw

 さてお目当ては中江官房長官〜!
記者のぶら下がりも、研究者との会議も、苦虫を噛み潰したような渋面で強面です(でも切り揃えた白髪が逆光でぽわぽわと輝く様子はちょっと雛鳥w 触りたいw ) なぜ国を売るようなことを企てたのか? 邪魔な特装の実家の火事も中江の指示なのか?そんな内面は何も描かれることのないまま、伸びた背筋、文字通りの上から目線で下々を見下ろす嫌な奴のまま、尊大に逮捕されて退場でした。

 富永検事シリーズには続編があり、五十嵐事務官も出演していますが橘氏は出番なし。八反田さんともと官房長官のその後は出てこなさそうですw


「崖っぷちホテル」~最終回 ☆☆

懸賞に、そんな伏線がw

はい、宇海と佐那ちゃんは子供の頃このホテルで仲良く遊びました~。知ってた~(その宿泊を懸賞で当てて以来の懸賞好きだったのかw)
「ここを夢の場所にしたい」
そんな佐那ちゃんの言葉が嬉しくて、自分もホテルマンになった!
……のだそうですが、それを最終回の台詞だけで流すとはもったいないorz

二人の思い出はタイトルバックの映像だけ。その時渡した思い出の石とか、二人で埋めた何かとか、沙那も思い出して何か気持ちが動くような仕掛け(伏線ともいうw)があっても良かったのになー。
イケメンに目もくれず、仕事一筋なのも佐那ちゃんいいところではありますが、一緒に見た思い出の花火、宇海は花火師の資格まで取って再現を目指してたのに、沙那ちゃんは『そういえば見たなー』程度うっすらのままなのが悲しいの(^^;;;;)

謎の制服嫌いの原因でもなくw もっと言えば年齢の合う同性な沙那兄とはなぜ遊んでないの。

さておき、雨の花火大会も無事に?終え、TV取材も好意的に放映されて、集客上々インヴルサ。人生の目標をなくしそうなので別の崖っぷちホテルに移りたい、と宇海くん。寂しいけどね。いいんじゃないかな。
(といいつつ、大事な初恋を思い出してももらえない失意がちょっとぐらいあれば深イイのになー。口にする以上の心情はないからな、このドラマ ^^;;;;;)

送別会は、イイ感じに湿っぽく盛り上がりました!

宇海まさか逃げたんじゃ……との誤解、罵倒から始まって、宇海と出会い自分がどう変わったか、どんなに宇海の笑顔に励まされ感謝しているかを一人ずつ語る語る……出るに出られない着ぐるみ宇海&聞こえてますよーと言えない佐那も含め、各キャラの見せ場です! 渡辺いっけいも鈴木浩介もさすがの芸達者、よ、日本一!

そして最後仕方なく出てきた宇海のいうことにゃ、
『お客様より、皆さんの方を好きになってしまいました!』

のでホテルマン失格、もうここには居られないんだそうです。そ、それじゃ誰も結婚できないし、宇海さんに永住の地はないじゃないですか~!名言ぽいけどヤバい奴ですよこれw
(しかも、次に行くホテルのダメスタッフはインヴルサ勢といちいちそっくりw ←楽しい小ネタですが、宇海が何を求めて別天地に行くのかがぶれたのでは。別の回でしてほしかったです)

ともあれ、そんな宇海を快く送り出したインヴルサは立派に経営し、次の崖っぷちホテルの指導もうまくいっているようでしたよ。宇海がまた訪ねてくる続編はfuluで、ですってよ!見たいような、欲しかったのはそれじゃない様なw
最後まで不思議ちゃんだった宇海:岩田剛典。無事初主演完了。上手い起用だったと思います。いつかもっと感情のある普通の役どころで見られるかなw

「崖っぷちホテル」5〜8

王女7人お泊まりです!

毎回やたら大騒ぎしては、ど真ん中に収まるほのぼのドラマ「崖っぷちホテル」w 良かったねーと終わって特に感想ないのが常ですが今回は書きたい!
七輪は上から吹くんじゃない!(下の方に小窓がありますw)
そして、テーブルに置いた七輪の上に更に鍋を乗せては、着席したら料理が見えませんよねえ……。テーブルを下げるか、七輪も背丈半分の横長タイプをチョイスして欲しかったです。……旦那が七輪マニアで我が家では日用品なもので、まあ気になる気になるw ←そこかい!

特別な日に、特定の部屋での天体ショーが思い出に……というのは夕陽と月で2度やりましたから。今回のマラヒナ国王王妃の「忘れられないディナー」もその系統か?と思いきや。別にどこででも食べられるものでしたよーw これはあれかな、国王だけに。
『カニはインヴルサに限る』
って、目黒のさんまパロディだったのかなw

結婚式準備、の回は依頼が二転三転。ついにはキャンセルで、宣伝動画だけ完成してめでたしって、宇海の陰謀じゃないか説は確かにw 今回の停電だって、宇海の演出説も……。本人は笑顔で即否定ですけどね!
失踪兄(佐藤隆太)は、筆頭株主になっていきなりの帰還。全スタッフ配置換えを指示。でもそれ宇海にもされましたっけw おかげで誰も動じず、いっけい元副支配人がいなくても誰も気にせずw 兄のインヴルサ売却案に対抗し、沙那ちゃんがついに弱音を封印(元副支配人の暗躍で過半数株を手にして)自分こそが総支配人だと宣言するのでした。じゃーん。

と、幸運にもスタッフのスキルも士気も高まったところで迎えた国賓接待(^^;;;;)
不仲な姉に胸を痛める王女に自らの兄妹ゲンカを 語る総支配人。他人なら二度と会わない、でも兄妹だから。次に会ったら抱きしめるつもり、と。その会話あっての

「私が、王になります」
ですよねー。じゃーん。

日本語喋れる王女たち(王妃が日本人:ジャガー横田w)なのでクレームがただのワガママに見えがちですが、そういえば初来日。異国で心細いせいだったんだーと気づくや一致団結で対応するところも、ホテルマンらしくなっていて良かったですよね(^^) そして大問題「忘れられないディナー」は、天才パティシエ☆が食べてもらいたいものを作って結果オーライにw 次はこの王女たちの子が来て「アレ」を食べさせろって言うのかもしれませんねw

第一王女に恋しちゃうフロント(くっきー)ったら、あの顔でピアノも弾けて案外上品という、イケメンには絶対不可能なインパクトでおいしい役ですよねえ。 天才パティシエ☆に押され気味なギャンブル狂シェフ(中村倫也)も、朝ドラで演じてるふにゃっと優しい正人くんとは全然違う顔でいい感じです。


てなわけで、順調にいいホテルになってきたインヴルサ。最後はどうなるんでしょう。
提供文字のうしろに毎回流れる、ホテルで遊ぶ男の子と女の子。あれ宇海と沙那ちゃんですよねえ、普通に考えて。子供の頃に滞在した楽しい思い出が彼をホテル業に向かわせた的な思い出話には、いつなるのかと。そして宇海は去るのか残るのか??

さてさて。

「崖っぷちホテル」~4 ☆☆

手取りいくらなんでしょう……。
不払いの描写はないから、とりあえずまだお給料、払えてるのよね?

名ホテルから宇海がやってきて、まずは客室の水栓交換。掃除の徹底。ふむふむ。
宿泊を断っている間のスイーツフェアで、亡父との思い出のケーキに涙ぐむJKがいたりして。いい話路線、悪くないです。でも顧客名簿へのフェアのお知らせでそんなに連日人が来るなら、崖っぷちといってもまだ大丈夫なような。

あ、今までの副支配人とシェフを降格したので復帰をかけて「お客様満足度勝負!」もしましたよね。
スイート泊で特別なおもてなしvsシェフとフルコースを作ろう。 結局はお子様の希望で「パパを元気にする料理」になっちゃって、スイートのお客さまもそれ食べて元気に。ええ話やー(^^) 
そして勝負ではないけど、ベッドメイクを教える企画に応募してきた熱血お嬢さんは……なんと4話で入社希望だし。近所に建つはずの競合ホテルを、一声でやめさせるほどの実力者だったし。 いやあ、人の縁って大事ですねえ。
……って、そこで働くつもりだった人が、このホテルの経理、掃除、フロントの3人以外にもたくさんいるはずだったと思うのですが(^^;;;) その他にも企画や工事や宣伝で動く大勢の仕事を「パパやめて!」でコロッと中止ってすごい話でびっくりw

で、フルコース用の山菜をロビーでぶちまけた時にも。消えたすっぽん(すぽ太郎w)がいる、と庭からキッチンに急いだ時にも。あれっと思ったのですが、このホテルのキッチンに搬入口はないのでしょうか? ゴミは裏から出しますよねえ。畑仕事後の汚れた格好で大丈夫な裏口が普通あるでしょう。どうしても、他の客とぶつからせる必要があるならせめてテラス席で、庭からテラスをぬけて厨房に行けばよかったんじゃないかなーと思うのですが。

さておき、大筋は楽しく呑気に見ています。
「王様のレストラン」に似てるとぷーぷー言われてるみたいですが、語りで始まりもせず名言もないのに、そんなに似てるかな。厨房を含むシステムの、人物配置が似るのは当たり前w むしろあれを目指して似てると言われるなら上出来では。私は「高原へいらっしゃい!」を思い出していますが、あれよりは運営ましですよねw
渡辺いっけいの憎まれ役は安心して見ていられるし、りょうのツンデレ、空気が読めないシェフ、顔が怖いフロントに英語がダメなベルボーイって、びっくり人間大集合をちゃんと動かしていますよね。あと経理に料理人、掃除がふたり。そんな人数でよくホテルを動かしているし、ホテルが人気ないのならよく給料払えているものです。

なにかと皆を招集し、気に触ることを笑顔で言える宇海。転職を考える人には送別パーティーを!
概ね言いなりな総支配人ですが、やっぱり「行かないでください!」って言いたかった。
そう、宇海が笑顔で言い聞かせているように、決めるのはあくまで総支配人なんですよ。おどおどしてるけど、すっぽんがいなくなったことにはちゃんと気づいてましたよね。そんな彼女の理想が形になりますように。で、銀行の融資を持ち逃げしたダメ兄貴はそのうち出てくるんでしょうかw キックバックを着服してるいっけいさんも、ちゃんとバレて謝れますように(^^;;;)

「崖っぷちホテル」1 ☆☆

フロント(野性爆弾くっきー)の顔がすごいw

看板だけ立派な傾きかけのホテルに、やってきた不思議な男。
プライドだけ高い、やる気のない従業員が彼に影響されて変わっていくよ~。
……という、よくあるお話ですが、そのテンプレ故に普通にこなせば面白くなるはず。

実際、ふらっと来た若造(岩田剛典)、怪しすぎですよねw 1泊22万円也のスイート宿泊って、支払いを心配しても無理ないかも。
靴磨け、雑誌20冊買ってきて、プールに入りたい、と矢継ぎ早に繰り出されるオーダーも、特に4月に水遊びの要望は無茶です。それを断れない新米総支配人(戸田恵梨香)は気弱でダメダメ。でもだからって、総支配人の提案を総無視、彼女が泊めた客もどうせクレーマーって扱いの古参従業員もどうかしてます。
自然と、ダメでも頑張る総支配人を応援したくなるじゃないですか。
そして一人でやりとげたプール掃除のおかげで、『5年に一度、この日に泊まる笹川様(松原智恵子)』は、『プールの反射でスイート全体がキラキラと輝く』という、プロポーズの日の思い出と共に亡き夫を偲び、感謝の言葉を残してくれるんですよ!ああ、がっかりされないでよかった。

いつも夫婦で来てたのに、今年は孫娘となのをスルーで挨拶する副支配人(渡辺いっけい) 前はラム肉をローズマリー抜きで、と分かってたのにローズマリー利かせて出すシェフ(中村倫也)とか。既にやらかしていてハラハラしましたもんねえ。
バー責任者(りょう)は呑んだくれ、ベルボーイ(チャド・マレーン)は英語ができずw 掃除係(西尾まり)はトイレットペーパーをぱくる。君ら、プール掃除手伝う暇あるじゃん。


そして業界雑誌に若造の記事をみつけ、色めき立つ古参従業員。なんと大ホテルの副支配人でした~!


このポジション、「王様のレストラン」なら松本幸四郎「dinner」なら江口洋介と、ベテランは風来坊なもの。なのに立派な勤務先がある若造、宇海くん。そんな人に

「貴方と働きたい!」

と望むならね、総支配人。普通は貴方が大ホテルに修行に行くんですよー! なのに宇海くんたら電話一本、大ホテルをやめて、このダメダメ「崖っぷちホテル」に来てくれるんですって!うっひゃー!


なにやら少年時代、ここにきた思い出があるようです。

記憶の中の可愛らしい少女。それって総支配人佐那ちゃんなのかなあ(^^)


「向いてないのかも……」

と思わず漏らす佐那に、ふーん辞めるんだ、辞めないんなら何それ、と笑顔のまま正論で問い詰めて、絶対に辞めないけど自信がないだけー!という本音を引き出す宇海。その調子で他の奴らもぐいぐいしごいてくださいませ。


「人は見た目が100パーセント」~6 ☆☆☆

しまむらかジェラートピケか、それが問題w
でも何着てもポテチの塩ついた指を服で拭いちゃダメだと思います……しかも肩口って……せめて裾……うーん(^^;;;)

ビューティー研究は相変わらず突っ込みどころ満載で続いています。
試供品シャンプーをもらったらシャンプー研究。雨が降ったから傘、入院したから可愛い部屋着! 一応ヒロイン城之内が美容院の榊さんとお近づきになる目的はありつつも、シャンプーエピソードのオチは前田家の夫婦喧嘩だったり。アイテムのためにエピソードがただ羅列されている感じですが、まあいっかw 恋を自覚してからの城之内は、痛々しさが薄まり見やすくなりました。
聖良と丸尾のウォーキング(町田啓太の反復横とびナイス!)、スポーツウェアの研究はしないのかーいと思ったら、まさかの脱毛研究にw 水着より身近に、露出しがちな場面があるんですねえ。


ちなみに、可愛い部屋着代表としてプッシュされていたジェラートピケ我が家にもあります。ヘアバンドが。
作中でも言ってたように、上下揃えて着ようとすると1万超えるじゃないですか~。手触りはいいんですけどね、可愛いんですけどね。店に寄るのは楽しみでも、そうそう買えないわ~。
と、私の様なおばちゃんが無理無理とひきさがるように、女子モドキ達にもブランド実名でディスらせておいて、でもやっぱりいいものはいい!と通販ポチらせてしまうとはw しかもメンズもあると宣伝ぶっこむとはw ゴールデンとは思えないタイアップぶりです。……自分の分はさておき、ダンナの誕生日がもうすぐなのでオム買ってしまいそう。
で、セレブ医院はなんでまた消灯後の女子部屋に男性見舞客を入れちゃってんの。城之内さん倒れて即、ここに運んだぐらいですし、まさか榊くんの実家がこの病院……だなんて伏線ってこのドラマに必要ですか?

入院騒動での見所って実は部屋着より、そこから出てた桐谷美玲の脚では。それ、本当に太ももですか、二の腕じゃないんですかw そういえばダメージジーンズの時にも、スリムジーンズの中で脚が泳いでいて衝撃でした。 あ、あとwithBの特別出演! 高飛車な女社長の入院をお世話&ブルゾンちえみと出くわすサービスカットもあって、結構出てました。良かったねえ。

お目当の堤下はイラストの方が出番多いですが、シャンプーの時に『ハゲの家系なので髪には気を使ってる』と、ヅラでハゲ一家を演じてくれましたw 5秒ぐらい? 今回は、真っ暗な廊下でいきなりアップになって悲鳴あげられる役w


5話の編み込みヘアができない!とキレイ女子に文句言ってブチ切れられる展開は違和感でした。

美人が最初からずるいならビューティー研究をする意味がない。リケジョは学生時代にさんざん『いいなー数学できて、ずるい~』とか言われ『ふざけんなワーク各章100問ずつ解いてから言え』と心の中で舌打ちしてきてるでしょ、研究だって地道な作業の末に結果が出たり出なかったり。編み込みごときに『出来ない、上手いやつはずるい』だなんて言う人は研究員してませんって。

「人は見た目が100パーセント」1 ☆☆☆

そんなに面接ダメダメで、今の会社にはどう入社したんでしょう。学校推薦?

ど田舎で地味放題に暮らしてきた研究員が、突然の吸収合併で丸の内への異動が決定!あ、あんなキラキラした場所に……とおののく理系女子3人城之内(桐谷美玲)前田(水川あさみ)聖良(ブルゾンちえみ)は、早速招待されたパーティーでの場違いさに打ちのめされ、合併先の上司國木田(鈴木浩介)には『人は見ためが100%』と、とどめをさされてしまいます。
無理無理無理……!
とまず転職を試みるヒロイン(桐谷美玲)でしたが連戦連敗。追い詰められた末に始めたのは『ビューティー研究』! 
その1放っておけないうさぎメイク
その2ストール
その3帽子のかぶり方
どれも詳細なメイク手順、巻き方各種、顔の形別に似合う帽子の種類……と HOW TOがですお役立ち……の割には見事に似合わないのがお約束w 濃すぎるうさぎメイクは結膜炎と間違われ、ストールはよだれかけになり帽子は妖怪人間、何かが違うのだー!

でも訪れた國木田のちょっとしたアドバイスで、それぞれに合わせたスタイル、少しの流行を取り入れるだけでほら!こんなにもおしゃれに大変身……!! なのに褒められると謎の逆ギレw 褒められ慣れていないんですってw
女子になりきれてない『女子もどき』な彼女たちが、都心のオシャレに溶け込める日は来るのか?

子供の頃からずーっと、オシャレには興味なかったとの回想場面。子役でなく桐谷美玲の顔ハメで笑いましたw そして当方も理系女子で、あるぞあるぞ身に覚えがあるぞw
「学校でメイクも教えてくれたらいいのに」
確かに。ずっと禁止にした挙句、ある日突然できて当然だろと言われる理不尽。いっそ家庭科にでも基礎メイクの時間あればいいのにね。

パーティでの場違いも笑えましたよね。地味すぎスーツがスタッフに間違われる城之内、ボディコンミニが時代遅れだった前田、聖良はなんと……振袖w 結婚式かw いけてない人って頑張っても何かが違ってしまうのよくわかるw(水川あさみだけは、別に堂々としてれば大丈夫に見えましたけど) なので、城之内が落ち込む演出も軽く楽しくやってくれてもいいのに、深刻路線で可哀想すぎるのが違和感&悲惨すぎてしまいませんか。メリハリなのかなあ。

原作を読んで、面白いけどドラマにするなら深夜で30分、いや15分ドラマかと思ってましたw あくまで就業後にやってるはずのビューティー研究が、これじゃ金も時間もかかりすぎですが、まあいいかw そして八王子が超ディスられていて、群馬や島根はどうするんだとも思いましたけどw 近いのに果てしなく遠い感じが大事なんでしょうねえ。
これまでは就業時間のみの付き合いだったのが買い物や夕飯を共にしたりする仲に。そこから産まれる友情も楽しみですね。
ドラマ初出演ブルゾンちえみが大健闘。いい声してます。
そして、普段の衣装とメイクの方が似合うんだねとしみじみ。 素材が美しい桐谷美玲や水川あさみがいくら地味だ顔が長いと抜かしてもケーッですが、その横に思ったよりぽっちゃりでタヌキになってるブルゾンちえみがいるだけで、あー、あのファラオメイクとタイトスカートにたどり着いたセルフビューティ研究があったんだなと思えますもんね(ただし、原作でも別に城之内や前田はブサイクではないわけで。むしろタイプ的にちゃんと原作に寄せたキャスティング。森三中3人にやらせろよとかいう旦那は筋違いなんだぞ)

いけてない男子研究員役で、インパルス堤下も出演。町田啓太は髪ハネさせているのに堤下はいつものまんまw この先男子たちもビューティーレッスンあるんでしょうか。つっつん私服はオシャレだもんね。

「悪党 重犯罪捜査班」1☆☆☆

プロファイリングも心理捜査もない、というだけで新鮮(笑)

「ウサギはウサギを助けられない」
と、ハイエナたらんとする刑事たちがいて(高橋克典とかw)、お育ちのいいエリートウサギ刑事(小泉孝太郎)は赴任早々おとりにされて殺されかけてました(笑) でも、彼らの理屈も理解したようで…これから感化されていくのかな。上に立つものとして、清濁併せ呑むことも必要よね。

しかし、死体のポケットから覚醒剤を抜き、取調室では容疑者を脅迫wちんぴらを監禁wあれもこれもやりたい放題で、いっそ笑えます。
かといって私腹を肥やすわけでなく、ちゃんと被害者の仇はとってるんですよねー。

お酒飲みながら観る感じ?深夜にやればいいのに! 

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「警部補 矢部謙三」1 ☆☆

あれ、矢部ってこんな男だったっけ?

能なく面の皮厚く、ひたすら運の良い男 矢部謙三。あ、毛もないんでした。彼の活躍を描くと見せかけて、実質主演は貫地谷しほりと鈴木浩介の庶務コンビで、とてもまっとうな推理ドラマです。
事件がまとも過ぎるんですよー!

もちろん、いちいち頭部にかかるモザイクとか、山田の大家さんとか、TRICKが好きなら懐かしいものはあるのですがそれは映画版で見られるし。がっつり矢部だけ見せられて、無能だ横取りだだけ強調されてもなー。と、見せかけて実はキラリと有能だったり……してもそれはそれで違うしなー。
あ、ロープを張る位置は完璧(笑)

むしろ、こんなまっとうな事件の合間に、教祖さまだの消失トリックだのとつきあってた矢部さん大変~と思うべき?

スピンオフだと思わなければ
「普通どっちか切るだろう!?」
は膝を打ったし、楽しめたので見ますけど。

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