ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

鈴木保奈美

「引きこもり先生」1 ☆☆

 不登校の対応に人手が足りない。
そうだ! 元引きこもりを先生にしたらちょうど良いよね? 美談になるし!

 ……という、無責任校長榊(高橋克典)の思いつきで白羽の矢が立ったのが卒業生で近所に住む上嶋陽平(佐藤二朗) 引きこもりの会で過去を立派にスピーチしていたと校長は言いますが、いやいや大して立ち直ったようには見えない語り口調(^^;;;;)焼き鳥屋の店長をしてはいますが、壁にはお品書きならぬ注意書きがいっぱい。注文は客が紙に書き、出来た品を自分でとる。客と店長は会話しない、サービスもしない、それで社会復帰できたと言えるのか(しかも不味いらしいw)

 当然、オファーされた陽平だって断りますがw
実はたまたま、不登校生徒奈々(鈴木梨央)の自殺を止めたことがある陽平。その後もネグレクトで家にに居場所がない奈々と夜に出くわしたり、奈々が焼き鳥屋に現れたり(地名と「焼き鳥 不味い」で検索w) と顔見知りになっていきます。スクールソーシャルワーカーの磯崎(鈴木保奈美)に、中途半端に関わるなと釘を刺されて距離を置こうとする陽平でしたが……。
 11年引きこもり続けて死にたかった、死のうとした、でも今生きている陽平にとって、同様の痛みに苦しんでいる少女を無視して口をきかないでいるなんてできないでしょう!
 最期の挨拶をしにきた奈々を追い「生きよう!」とだけ説得する陽平。
……案外、不登校クラスの教師、向いているのかな??

 覇気も笑いもない珍しい佐藤二朗が見られます。
知人に騙され借金を負ったことからの人間不信、自己嫌悪。更に妻や娘にあたり散らし別れる羽目になった絶望。小さかった娘さんが、今はもう大人なんでしょうけれどずっと会っていません(涙)
娘さんのものだった煤けたぬいぐるみが店に置いてあって、無言で客に抱かせてくるの和みます。それが奈々の大事な品と同じキャラだったり。好きな曲も同じだったり。そんなことから距離が縮まり、奈々がやっと笑顔になるのはいい場面でした。ただ、非常勤講師といえど「先生」になっても同じ関係でいられるのかな。いやその前に、きちんと通えるんでしょうか、先生もw
 「無理しないで、辛かったら帰ってきていいから」
と、もう中年の息子陽平を送り出す老母(白石加代子)の気持ちを考えるとまた辛いです。陽平が娘さんと会える日は来るのかな。
不登校クラスSTEP所属の生徒は菜々だけじゃなくて。がんばれ、とも言いづらい彼らの明日はどっちだ。STEPルーム担当教員深野(佐久間由衣)の一番の仕事は、誰も死なせないこと、ですよ……。


 ちょうど田村正和追悼で「総理と呼ばないで」を見返していたところにきた鈴木保奈美!教育委員会の嫌な感じの視察員に室井滋。 

「35歳の少女」1,2 ☆☆

 柴咲コウが、中身は10歳の35歳を熱演!
……って、重たい予想しかできずに後回しにしていたのですが、見応えはありますねえ。最終回はどうするつもりなのでしょう。

 10歳のとある日、お豆腐を買いに自転車で出かけた望美は、ブレーキの故障で事故をおこして以後昏睡状態に。 25年後突然目覚めて、中身は変わらない10歳のまま「大人になれ」と言われてしまう望美(柴咲コウ)の悲劇と成長の軌跡を描きます。

 母親(鈴木保奈美)の看護が実に献身的。 25年感も「いつか」の為にマッサージを欠かさなかったおかげで、目覚めた後ちょっとの訓練ですぐ歩けるようになったほど。普通は短くするだろう髪も伸ばしたまま整えくれていたおかげで、望美が観た『35歳の自分』は、老けてはいても寝癖もつかずキラッキラ美しいストレートヘアだったんですよ!
 でもそれだけに妹愛美(橋本愛)は事故後、母は姉しか見ないと不満いっぱいで育った様子。父(田中哲司)ともとっくに離婚済み。……この辺、13年誘拐されていたNHKドラマ「サーティーン/13 誘拐事件ファイル」を彷彿。突然一人が欠けると、やはり家族が歪むのでしょうね。そして、戻った子に負担をかけまいと『昔と同じふりで過ごして』と頼むのも同じなのですが、父の素人演技は穴だらけです。 しかも母、何を思ったか退院後帰宅初日のパーティに、望美の初恋のカレ結人君(坂口健太郎)を召喚! 小学校当時の望美との思い出を語り、「教師をしている」とキラキラ語っていた結人くん(35)でしたが、実際は夢破れ退職、結婚式に嘘の友人役で出席する様な代行屋なんですよ……。だから呼びやすかったのかもですが(^^:::) 
いきなりキレて事実を告げるついでに 「21世紀には世界が平和になる☆」 とその頃の望美が語っていた子供らしい夢まで全否定、目覚めなきゃ良かったんだ!とまで怒鳴り散らして泣かせてしまいます。 酷いよー大人げないよー。  

 その後の母との暮らしは勉強ばかり、突然の出血(月経)に「死ぬ」と驚き、買い物も好みの服は子供っぽいと買ってもらえない、お子様ランチも頼めない。中学も高校もすっ飛ばしてただ突然
「大人になって」
と言われっぱなしの望美が、自分ばかり不幸だと嘆くのはもっともで可哀想です。
しかし母は「豆腐を買い忘れた」父は「自転車のブレーキを直してなかった」妹は「自分がおつかいに行かなかった」から、それぞれ事故は自分のせいだと悔やんできたと知って、望美も思うところあり、改めて家族を集めての豆腐パーティ。
遠回りの坂道で、わざとスピードを出した自分が悪かったのだと、皆に謝って2話が終了。そこからは前を向いて生きてくれそうでホッとしました。

 きっかけになったのは結人くん。
プチ同窓会、昔の大親友2人(お母さん、退院パーティに呼ぶのは普通こっちでしょ!)と会うも、2人とも「夢」は叶えておらず、望美にとっては失われた青春の学生時代を「思い出」として突きつけられるばかりでした。おまけに、あいつらSNSでは哀れんでるぞ、とまた毒を垂れ流す結人なんですけどね。 それでも、自分にとっては望美が目を覚ましてくれて良かったのだ、と。まずは子供っぽくていいから好きな服で好きに暮らして、中学生になって高校生になって、それから大人になればいいと言ってくれて。無い袖を振って望美好みの服や靴を買い直してくれるのでした……。さすがに泣かせたのが後ろめたかった様です(^^;;;;)
 そうやって段階を追って育つコトって、ずっと目覚めていた人にも大事そうです。結人を雇った愛美は、元カレのデート先にわざわざ現れて恋人だと紹介するストーカー状態。それで後悔したカレが戻ってくる……はずがないのに。必要以上に恋人に執着し、重いと嫌がられてきた様ですよ。家庭で愛され足らず、飢えたままなのでしょう。
そんな愛美も、望美と一緒にまた成長していくんでしょうか。25年の介護で笑顔を忘れてしまった母も。再婚相手(富田靖子)の連れ子(流星涼)の家庭内暴力に怯える父も、変われるのかな。結人もね。
 気取らない坂口健太郎が新鮮で、いつもの生真面目くんより新で魅力的です。 

「愛してたって秘密はある」2、3 ☆

セコムしましょうよ。

何度も侵入を繰り返される、奥森邸。
そのうち何度かは妄想ですけどね。父失踪後の母子二人暮しは物騒ですし、母の夜勤もありそう。てか、豪華一戸建て、そもそも3人暮しの頃から警備保障ぐらい導入していませんかー。
そんなことを考え出したら、もうね。
庭から死体がなくなったーとガクブルされても、ハイそうですか、としか思えません。警察が見つけるならともかく、死体を盗んだ奴は自分に殺人の容疑がかかる危険を冒してまで、なんの得がw

だいたい凶器のトロフィーを死体と一緒に埋めるところから、笑止。ゴミに出しましょうよ。

と思うと遺体だって、なにも庭に埋めなくともバラして生ゴミ収集に出すのが一番安全。なにしろ母は医者で……あら、看護師なんだ。あの豪邸生活を支えるのなら女医だとばかり。外科なら解体もできるよねと調べてみたら、看護師でしたよ。そうか、それじゃあ……。

解体も無理だけど、夫の収入を見込んだ豪邸ローンはもっと無理そう。本来なら安い賃貸に引越ししたいのに、庭にヤバいもの埋まっているから引越しもままならずw 母親がメインのサスペンスなら、シフトを増やし、生活を切り詰めても豪邸に住み続ける苦悩を描写してくれるでしょうけどねえ。子供が主人公なのでその辺はかっ飛ばし、犯罪者心理と更正には心砕いても学費には気を使わずにお勉強です。もっとガツガツと就職に意欲を見せて、早く母さんを楽にしてやろうとか思わんのかと。


でも、その母さんがそもそも元凶でクズなんですよね……。

救急車も呼ばすw 隠せば大丈夫、バレなきゃ事件はなかったことになると言い張る。償う機会を無くした息子が苦悩し続けていることはほったらかしじゃないですか。どうせなら、トロフィーひったくって2、3回余分に殴ってやって
『殺したのは私だから!』
と罪をかぶる方向だってあったじゃないかと。


今更父の車が海からみつかったり、母親と爽の父が知り合いだったりとばらまかれたヒントが気になりますけど。見るたび腹が立つばかりで、せっかくの福士蒼汰くんも川口春奈ちゃんも楽しめていないので今回はリタイアで。

実はお父さんは生きていて自力で穴から出て隠れたとか、病んだ母の別人格が……とかは、やめてくださいよねw

「愛してたって、秘密はある。」1 ☆☆

穴が浅い!もっと掘らないと腐敗臭が漏れるわ虫がわくわ、カラスや犬も来ますよね。その後も土壌の富栄養を反映して生える植物が変わりますから、えらいことになるんじゃないかと……。

そんなわけで、DVの父を殴り殺してしまった中学生の黎(福士蒼汰)
通報を止めた母(鈴木保奈美)の企てで死体は自宅の庭に埋められ、失踪を工作して11年。司法修習生になるも、妙に加害者に肩入れをしてしまう黎は、恋人爽(川口春奈)と結婚の運びになっても、秘密を抱いたまま幸せになることに不安が募ります。
しかし爽の方にも何やら秘密があるようで……
「あの親父の息子なんて絶対無理」
と言う爽の兄。は? 爽は元々男なの?何? ……違ったw 父親が鬼検事(遠藤憲一)だったのね。

挨拶に来た黎を、取り調べさながらにあれこれ問い詰めるお父さん。父親のことは、4年前に<病気で>死んだと答える黎。え、4年?失踪7年で死亡宣告が出たのが4年前ってことですかね。そして、検事裁判官でなく、弁護士志望。犯罪者の味方になりたいと言うと、きれいごとだと責められます。 まさかそこに自分を重ねているなんて思わないでしょうからねえ……。黎も、わざわざ自分から犯罪に近づかずに、それこそ県庁にでも務めてたらいいのに……。

研修でも、犯罪者を見下し理解ゼロな同期と違い、我が事のように考え、聞き込みや調査の手間を惜しまない黎。そして傷害事件はでっちあげだった、と救ったはずの青年が同じ日に目撃者の少女を殺していたと判明し愕然とします。更にその殺人者は言うのです。
「死体も罪も、沈めたのに」
沈めて、みつからなければ罪は無かったこと。それは、父を埋め車を海に沈めた母が、黎に言いきかせた言葉そのもの。

確かにお母さん、おかしいんですよね……。悩む息子を尻目に、まるで何もなかったかのように暮らしていて。爽に逆プロポーズをそそのかしたりと後ろめたさの欠片もない様子。え、それでいいの?庭に旦那が埋まってるのに??

そしてついに来た、庭に埋まる父をほのめかすメール。
その埋めた場所に置かれる黄色い薔薇。あの晩、色が違う、と薔薇が黄色だったことで狂ったように母を殴打していたことを知る人なんて……母しかいなくない?
更に翌朝、掘り返されている庭! 
重機もなく音もなく忍び込んでこんなこと出来なくないですか(^^;;;) 夢遊病状態で黎がしたとか?
(実際、父を埋めた時にだって夜に穴掘ってたらご近所に目立ちそう。海に車捨てに行っても、そんな辺鄙なところから徒歩で帰る親子が目立つでしょ。11年前が杜撰すぎて謎です)

罪は暴かれるのか?

「SMOKING GUN〜決定的証拠〜」1 ☆☆

民間の科捜研。美人所長(鈴木保奈美)と愉快な仲間達。はいはい。


痴漢免罪が導入になるのって「ガリレオ」でもありませんでしたっけ?
石灰に雨で発火もよくあるー。いいかげん梱包を防水にするべきですって。 

その他、何故か子どもがいるとか、仲間達にそれぞれ過去があるらしいとか、ドラマ的にはよくある味付けで、既視感・作り物感がハンパないです。

でもまあ、香取慎吾主演にリアル感なんて求めせんしー。


過去に恋人を殺され、自身も大けがをしていたけれど記憶がない香取慎吾。その事件のことを、少しずつ思い出したり犯人につながる事実とであったりして、最終的に対決するんでしょうねえ。

(12時間の記憶消失をネチネチ言われてましたが、短期記憶→長期記憶の移行に邪魔が入ると「忘れた」ということになるので、頭打ったりすると逆行健忘ってフツーにあると思うのですが)


所長:鈴木保奈美が超美女扱いをされている違和感と香取慎吾に耐えられるなら、楽しめるのでは。うーん。


「家族ゲーム」最終回 ☆☆

先生が殺したのは、田子雄大。

吉本荒野になりきることで消してしまった自分自身だ…!!


なるほど。でも蛇足だったわー。

夜の教室でなにやら叫んでた場面も、荒野になりきるための気合い注入でしたと説明されちゃった途端に狂気が失せて興ざめでした。なんでお嬢さんがそれ知ってるの、田子さんに聞いたの?見たの?夜の教室で?他の場所でも良くない?…と、別の疑問が湧いてしまうだけです。

記録ノートの朗読に至っては(><)

いちいち振り返っての解説にげんなり。そんなの後日スペシャル番組での回想&あらすじ紹介場面か、DVD発売時の付録ぐらいにしておいて下さいよ。


慎一ポスト荒野説には結局、荒野がモンスターすぎて納得できません。万引きや弟イジメ放置どころか、荒野ならもっと積極的に傷つけていたのではと思ってしまうし。


荒野母への今更の糾弾も微妙。

息子の異常を知ってて放置したならともかく。そして母親だけじゃなく父親も叔父の教頭にも責任あるはず。育て方の、具体的に何が悪かったのかもお得意の調査をするべきでしょう(荒野って命名がまず変かもw)


茂之のイジメ卒業もね。

さっきまで殴ってたやつと、もう談笑って!キモ!


山小屋まで殴りにいった慎一の「ありがとうございました!」は良かったのになー。


楽しいエンディング後の続き

『たどりついたと思った真相も、誘導だったのでは…』

あああああ蛇足(><)

浅見の昔話を丸っと鵜呑みに信じてたくせに、今頃そんなこと正面から聞いて、どんな答えなら信じられるというんですかw そこは視聴に「信じちゃダメだよ」とツッコませてよー


そして最後まで、「いいねえ~」と言う時の櫻井くんの声がイヤでした。ああ、言う言う、と分かっててざらついた声が耳の届くのが(><)

しかしそこも含めての「家族ゲーム」、あえて居心地悪く描いてきた意欲作というか、つまらなかった訳じゃないのだからこそ、全部全部解説しなくても良かったのに。言葉を重ねる程ボロが出るんですよ。


8年前の事件も捏造ならその方がいいや。
生徒を虐める狂気の教師も、教師に虐められて絶望して自殺した生徒もいなかったんだから…(あ、でもその場合慎一は気まぐれで挫折させられたってことにw)

「家族ゲーム」〜8 ☆☆

ついにネタばらし!


……って、みんな全部は偶然じゃないって気付いてた筈なのに。
お母さんが兄の万引きを知ってて目をつぶった様に、お父さんだって浅海さんが別人と気付いても彼女の言い分を信じていたかった。兄も彼女の言い訳を信じていたかった。

茂之だけは、デート後友情を取り戻し、友達が増えたのは自分の力だったけど……今度は虐める側に回ってしまった。最低(><)
挙げ句一千万円の借金だし、それを返そうと横領・即バレで首になったし!


お前らダメダメだろうと荒野に罵られ(久しぶりのメガホンw)、壊れた家族に絶望した面々は口論の末、てんでに家を破壊しまくるのでした。

皿を割る母、テレビを壊す父、壁をソファを切り刻む兄、ペンキをぶちまける茂之……ううう、ただでさえ父無職でもう買えないのになんで壊すの…旅立つ訳でも、立ち去る訳でもない家なのに…片付ける手間を考えると心臓がバクバクするわけで、全然爽快感が味わえませんでした。

きれいにしておかなきゃ売るときにも値が下がる(><)


なんか個人的にはここで終わっても全然構わないのですが。

来週は吉本荒野の昔話がある様です。あの丸顔の生徒がいかにして死を選んだのか、ですか。もう見たくないなあ。


「家族ゲーム」4 ☆☆☆

浮気相手の彼女、来たー!!


「吉本荒野被害者の会」と連絡をとって、きれいごとは見透かされて拒否られたので自分は優等生を演じていて云々と本音も書いて、荒野にバレて殴られそうで出した携帯はフェイクでと、必死でつなぎをつけてやっと会えた『被害者の会』の人が、なんと父の浮気相手の浅海さんだー!
(どうでもいいけど、今期「あさみ」姓の人物多いわ。「みんなエスパーだよ」とあと他にもあった気がする) 


あのしょぼくれ親父に近づいて、もっと大きな仕事ができる人だとか持ち上げて、どうせ荒野の仲間だろうとは思ってましたけどこれでやっと確定ですよね(><) しかしいままで家に上がり込んで夕飯ごちそうになったりしてたのに、その時会ってなかったんだ? あーあ家にいれば良かったのにね。


回想シーンで、自称吉本荒野が元教師だったらしく、イジメを訴える生徒を放置してしなせたらしいことも分かって来ました。

でも当時の教師の立場では、殴り返せと鍛えることも、家庭に首をつっこむことも出来なかったんでしょうねえ。その出来なかったことを全部今している、としたら本気で茂之を守ろうとしていることになるし、さて?

あ、茂之のデート忘れてたw
どうせ荒野の仕込みでしょう。それはいいとして、プロポーズの思い出が嫌すぎでした。ジュースぶくぶくする男と同席で食事も耐えられないのに、そいつからプロポーズとか無理。くちゃらーより無理。なんで微笑ましいエピソードになってるんだー 

「家族ゲーム」2 ☆☆☆

いいねぇ!


一見優しげ、無害そうに見える家庭教師が

「お前らの人生、台無しにしてやる」

と宣言する場面ではぞくぞくしてしまいました(>▽<)


そうですよ、自殺してから遺書がみつかって世間が騒ぎ親が泣いても、死んだコのためには何もならないんですから。どうせならここでしたように

「次に虐められたら死にます!遺書はこれと同じものです!」

と、傍観者を含め予防線を張って『虐められなくない』『暮らし易い』日常を取り戻すせればそれが一番ですよね。見て下さい、茂之君を!

「椅子が壊れてます」

と先生に言えた勝ち誇った顔を!そして一昨日は奴らに追われて必死で逃げた同じ道を、今日は飛行機の真似なんかしておどけながらゆったりと帰れたじゃないですか!

(いやでも、これで終わりの筈がない。無視系のイジメには対応できないし、友達が出来るわけでもないし。その前に、椅子に画鋲びっしりでも黙ってるってどれだけカモですか)


その前の、暴力に暴力で対抗する方法を教え&逃げ道を確保しておいて死ぬ気で逃げ切る方法もナイスだと思いながら見てたのに、狂気の荒野先生にかかったらあんなのただの囮。ていうか、茂之犬自身が囮w

犯行されたイジメ側が怒って、暴力がエスカレートしたところを証拠映像で押さえようとか本人にしたらたまりませんよ。更には、居合わせた兄ちゃんが先生にはヤイヤイ言うくせに、自分はまったく助けに動かないという違和感。この人変です(><)


母も、夫の不倫がどんどん明らかになって悔しがってはいるのに、問いつめたり夫に面と向かって怒ったりしません。ていうか常に敬語。この人たち変です(><)


そしてラストで、東大卒業名簿での吉本荒野は別人と判明。

「あなたは誰なんですか?」

と詰め寄る兄神木くんに家庭教師の答えは……


うわー、もう終わり?もっと見たい、来週が待ち遠しいです!


暗闇から呪う中学生は…荒野先生(仮)の身内でしょうか。それともイジメてた相手とか?

「立ち止まって、また歩き出せばいい」
と弟を励ます兄に、
「Jーpopの歌詞みたいなこと言って、役に立たない」と荒野(仮)が吐き捨てるところもツボでした。

「3番テーブルの客」#2

 ご存知??三谷幸喜の脚本を、いろんな監督が競作したという古い深夜番組です。
 
 台詞や話当然大筋で同じわけですが、舞台設定や衣装、ちょっとした変更で全然違うモノになってしまうんですよね。もちろんキャスティングも違います・・・が、全作に同じ役で登場の岡田真澄氏のお陰で、同じ人なのにこんなに違う感も味わえていたれりつくせり。

 #2 A 岩本仁志カントク( 阿南健治 水島かおり)
    B 片岡Kカントク(田口トモロヲ 鈴木保奈美)

 A:岩本カントクの描く世界はオーソドックスで、どこにでもある県庁所在地ホール横喫茶店な感じ。(とか言ってたら、ロケ地が地元の県庁横ホールだったわ。本当に見たことあったのね ^^;;;)
 対する?Bでは、店のつくりも店員の制服もまともじゃなく宇宙船。なんだこの店。

 ・・・というふうに、見た目からガラッと変わってしまう可能性があるわけですね。この二つが、全体に大してどの位の位置なのか、もっと変な店が出てくるのか、楽しみですよ。

 意外だったのは、小さな台詞は結構違うこと。
 最近どうしてるの?と聞かれた、歌手だった元妻が
Aでは「もう全然唄ってない」と答え、
Bでは笑うだけで返事をしない。
 三谷ドラマにウソつきは必須(?)ですが、この2つのウソ全然方向ちがうじゃないですか。こんなところいじっていいんだ?と思いませんか??

 実は元妻は、向かいのホールで今夜コンサートを開く”ビビ萩原”その人で、元夫がスタッフだなんてウソはバレてるわけです。
 しかもウェイターとしての仕事も、ばれないように(ばれてるけど ^^;;;)こなさなくちゃならない。
この辺りABともあっさり過ぎますが、もっとドタバタと笑わせてくれる作品もあるのかも。

 岡田真澄がねー、コンサートのゲスト。ノーメイクのビビ萩原をみつけて挨拶に寄ってくるところ、寸出で
「調子をあわせて」とメモを渡すのに成功します。
 ここは、3人それぞれに戸惑いながらも、笑ってのりきるAが説得力あったかな。で、「俺に似た奴がいるらしい」と思ってる主人公にクスリ。

 あ、Bでは後、一口のんだグラスを客に出すウェイターが印象的でしたよ。
さてさて、他の作品はどうでしょう。

もちろん一番楽しみなのは、西村さん&黒木瞳の回です!!
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