ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

鈴木伸之

「忍者に結婚は難しい」1☆

 いや忍者関係なくない??笑

 甲賀忍者の蛍(菜々緒)と伊賀忍者の悟郎(鈴木伸之)は、互いに正体を隠したままで恋に落ち結婚し……離婚の危機に陥っていた⁉︎

 との番宣で、もっと仮面生活が無理!的な話しかと思いきや。直接の原因はフツーで
 家事ってゴミ出しだけ? VS 褒めて
 散らかさないで VS 怒るなよ
 トイレ小は座って VS 無理無理w
と、悟郎が昭和のダメダメオヤジみたいに使えないからですよねーうちの旦那より酷い!
片付けだけは確かに、内緒でしている忍者トレーニングを隠すのが優先だから…ではありましたが、あらかじめ気を付けて散らかさなければいいだけでしょーが! 家の壁お互いに改造して、ヤバいもの詰まっているのに気が付かないのはご愛嬌w

 そこにお仕事で伊賀vs甲賀の戦いが勃発し、蛍が飛ばすドローンを悟郎が撃墜!お互いと知らずニアミス!しかもやり直しを約束してのディナーを悟郎がすっぽかすことになって、こりゃ誤解されたまま離婚か〜っと1話が終わるわけですが。
 うん、別れたほうがいいかも。

 ラブラブなのに、何か嘘の匂いがする……と疑心暗鬼で噛み合わなくなるとか。いっそ逆にお互いを殺し合う気満々なのに、好きすぎて結局イチャイチャしちゃう(そんな殺し屋夫婦の漫画ありましたねw)とかなら頑張れーと思うかもですが。そもそもすれ違ってるうえに嘘があるならもう無理じゃん。
 同僚(勝地涼)宅の様に、子供も忍者修行を志すぐらいオープンにできる相手とやり直したほうがいいよ!絶滅危惧種忍者の繁殖のためにも!

 伊賀は新テクノロジーにオープンで蛍の妹(山本舞香)も忍者SNS配信でインフルエンサーとか、甲賀は保守的&郵便局組織を隠れ蓑にしているという設定は面白かったです。忍者マニアな郵便局の新人(藤原大祐)は、この先何かに気がついてしまうのかなw
あと、黒装束の菜々緒!パッと見イケメン! …それだけに、走ると男性としてはへにょへにょで残念。夜闇に走り去る姿吹き替えでお願いしたかったですわー

「自転車屋さんの高橋くん」〜最終回☆☆☆☆

 ええーそこから?と、驚かされた最終回でした笑 そんな出会いを忘れないでよパン子!

 順調に愛を育み、親御さんにもご挨拶。
金髪ピアスの男なんぞと言ってた母(濱田マリ)も、遼平(鈴木伸之)本人と接すれば無事、良い人認定でしたよ!
 友情あついし、同居の祖父(斉木しげる)の世話もこまめに気にかけてるし、パン子も大事にしてくれて、そうそう初エッチもちゃんとパン子(内田理央)が塩梅よく心構えできるまで待ってくれる良い漢なんですよ〜。
 ただし、セクハラ上司にキレて会社の呑み会に乱入!な遼平はやばかったし2人の初喧嘩にもなったけどw  断れない女パン子が、嫌なことをきちんと嫌と言えるようになったのはホント高橋くんのおかげだから!

 ……結果、電撃退社w クズ実父とも訣別。
過激なことにはなりましたけど、傷ついて引きこもった弟の力にも少しなれたし未来の犬猫虐待も救えたよね?
 そうだ、パン子の同僚氏も高橋くんのおかげで祖母にゲイをカミングアウトし見合い攻勢をストップ。なるほど「同じ東京出身だから」なだけで誘ってきた挙句、雑にされたわけだ。
またね、贈り物の相談がいいんですよね。「女子は」と一般論で答える元同僚氏に「パン子が好きなものを聞いてんだ」とキレる遼平!
筋通ってるわ〜惚れてまうやろ〜!
結果、プレゼントが自分と揃いのピアスで、パン子の耳には穴空いてなかったのはご愛嬌?

 しかーし!
そんな素敵な高橋くんと初めて会ったのががパン子が思ってたのよりはるか昔! 8年前まだ学生服だった遼平が会社の制服の綺麗なお姉さんを背負って歩いたことがあったってさ!
退社後、捨ててスッキリな ださピンク制服だったけど(貸与じゃなかったのかなー笑)  あれのおかげで遼平は、あの時の人だーと思って以後見てたかも??

 これからお互いを知っていこう、と言い合う初々しい恋人達。
ずっと胸キュンでした、ありがとう、お幸せに!

「自転車屋さんの高橋くん」1☆☆☆

 地味でおとなしいOL飯野朋子ことパン子(内田理央)が、前髪金髪口ピアスのチャラ男高橋くん(鈴木伸之)と知り合ったことで段々と変わっていく。
奥手なパン子と、余裕で待ってる高橋くんの焦ったい恋愛ときたら応援するしかないでしょ〜
 原作1巻だけ既読。

 断れない女、パン子。
上司のパワハラセクハラ別課の雑務も、飲みの誘いやしたくないLINE交換も流されてつい受けてしまうパン子ですが、壊れた自転車を直してくれた通りすがりのヤンキーにはちゃんと
「お礼を!」
って訴えるんだからコミュ障じゃないんですよね。自分が我慢して済むなら、と我慢するクセが強いだけ。しかし後日再会したヤンキー君の実家『サイクルショップ高橋』で自転車が修理される間、言われるままに高橋家で映画見て過ごしちゃうところや、足りない支払いを
「夕飯奢って」
で了承しちゃうところは、かなり断れてないw
でも、同僚男子との映画の約束は内心かなり嫌がってることを思えば、高橋くんといることは距離の近さや風貌に戸惑ってるだけで、嫌がってはいないよねえ。おススメヒーロー映画を満喫しちゃったのも趣味が合うってことで!

 ネットで調べた洒落た店で奢ろうとしたパン子を遮り、ホテル街に向かう高橋くん!!えー?
で来週に続く。
 …って、居酒屋とか行くんだろ?と画面にツッコむ旦那。まあ遠くない、友達の営む中華屋に行くはずです笑  それも、毎朝自転車漕ぎながら食パン食ってるパン子だから、気楽な店の方が好きと判断されてるわけで、こう、見た目チャラいし言葉は荒いけど気遣いのできる男なんですよ高橋くんは!

 しかしパン子が年上なのも「おともだち」で足踏みする引け目要因だったのに、鈴木伸之では……と思ったら、内田理央がいつのまにか31才で、30才の鈴木伸之より年上でした。いやそーいうことじゃないわ、もっと明らか年下のイケメンに振り回されるお話ですのに!
 ちなみに原作の舞台は岐阜です。寂しい商店街、本当に岐阜ロケなのかな笑

 パン子の職場の相棒キミちゃんを長井短が好演。怖くていいわ〜。

 

 
 

「ケイ×ヤク あぶない相棒」1☆☆

 ケイヤク、刑・事とヤク・ザか〜 と見始めまして。
導入部ではほぼデートな黒髪イケメンと金髪イケメンw
 場面変われば金髪くん英獅郎(犬飼貴丈)は背中一面に刺青で男娼?それでいてヤクザの頭? 黒髪くん国下一狼(鈴木伸之)は公安刑事で……。
消息を断つ先輩刑事央莉音(栗山千明)、殺害動画を根拠に遺体もなく『死亡』で終息する捜査。それを不満に思いながらの別件潜入捜査で一狼は獅郎に出会いますが、おや、知り合いじゃない様子。
 そして再会は先輩の墓参りで!
何故ここにお前が、と言い合う2人。金髪くんは先輩の弟だったんですってー。えええ、一応苗字違うけどさ、身内に筋モンいて刑事とはw  遺体もなく、葬式はしなかったかもですが墓は建てたんだ?央家の墓じゃなく莉音個人のラブリーな墓を、誰が?

 まあ、姉/先輩の消息に不満がある2人が出会い、立場を超えて手を組むのが本筋ですよね。BL要素も喜ばれるのでは。しかし私には瑣末が気になりすぎて無理無理無理w
 公安部長に徳井義実、獅郎の愛人総理大臣に板尾創路と要所に芸人キャストでした。

「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」2、3☆☆☆

獅子王(鈴木伸之)いい奴じゃん!
途方に暮れるユキコ(杉咲花)を車に乗せて、黒川(杉野遥亮)の家まで無事にお届け。さらって襲ったり怖がらせたりなんて要素ゼロですもん優しい世界…(実際は、知らない人の車になんてダメ!絶対!ですけどねえ)

 映画デート?は楽しかったのに、途中で会った黒川の知り合い女子(生見愛瑠)に
「可哀想だから構ってるだけ」
と吹き込まれ、もう黒川には会わない、と言ってしまうユキコ。でも結局初めて1人でバスに乗る冒険までして(迷って獅子王に助けられてw)会いにいくんだけどね。たかがコーヒー缶を届けに!……あげるって約束した、そんなの言い訳でただ会いたかったんだよね。ああ可愛い。

 しかしヤンキーとの接触に激怒の姉(奈緒)
「もう会わないって嘘だったの??」
なんて問い詰めて、1人で料理は危ない、高い靴もダメ、あれもこれも危険危険って……。
「私を誰よりも腫れ物扱いしてるのは、お姉ちゃんだよ!」
そんなユキコの叫びも哀しいぞ。私も母親として冒険は止めがちなので反省💦
しかし合コンや呑み会も犠牲にしての世話係、母親なら子も当然と思ってしまいがちな滅私を同世代の姉がしているのでは、ユキコの跳ね除けにくさも桁違いかも。
 一方で「声が聞き取りにくい」背が違うから、と言われただけで即、ヒールの高い赤い靴を贈っちゃう黒川。翌日、あ、高い靴危ないじゃないか!と気づくの遅いしw  また、カードもなしに玄関口に放置で、姉に元彼からのプレゼントと勘違いされたのもダメダメでしたけど。その考えなしが、ユキコに新しい世界の扉を開くのは素敵よね。
この靴に合う服を買いに行く。今度はそんな冒険も追加だよ??
店選びを頼んで姉とも和解して、でも店の中には1人で入る!外で見守る姉の涙にもらい泣きよ〜。ユキコの成長は嬉しくて、でも切ないよね。また店員さんと相談して試着しているガラスの向こうのユキコが、可愛いー!!自慢の妹なんだよね、ううう。

 一方で、靴で全財産使い果たした黒川w
ユキコに見合う男になるためにも、と就活!うまく行かずに腐りかけるけど、雇われるきっかけが「ユキコさんがこの店に来たら」と考えた不都合の指摘だったのがまた素敵。ユキコとの出会いが、ヤンキー無職の黒ヒョウに就職をもたらすなんてね!
 もっともその店、獅子王が店長でした笑 黒川が無理せず働ける環境No.1  そして、レンタルビデオ屋の客は老人が多いとの説明に大納得。若い人はサブスク配信だもんね。老人は、黒川の顔の傷なんて気にしない(獅子王祖母談)って人生経験もそうだけど、その前に目が悪いから言われなきゃ見えてないんだと思う……w

 可愛い服に、もらった赤い靴でそのビデオ屋にやってきた可愛いユキコちゃん! よろめいたところを抱きとめて、ずーっと抱きしめたままの黒川、長い長いw  送ってきたお姉ちゃんも苦笑だよ。でも獅子王の
「いい青年に出会いましたね」
には、姉同意でしたよ!おお。

 さてこの先は。ええ、ユキコもバイト??おおーがんばれ!

「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」1 ☆☆☆

 これはいいドラマ。そして杉咲花が可愛い!

 札付きの無職ヤンキー黒川森生(杉野遥亮)と、盲学校に通う弱視の赤座ユキコ(杉咲花)がひょんなことから知り合ってまずは友達に。ここから恋になるのかなw とりあえず黒川はもうベタ惚れですけども。

 棚からメロンパンを選ぶのも一苦労、外出に白杖は必須のユキコに世界はこう見えています、とぼんやりに切り替わる画面。クラスメートの視界もそれぞれ違って誰々はこんな風、教科書は拡大機を使い、写真はルーペで、スマホはこう使う等々、ユキコの暮らしを追うことで視聴者は、知らなかった視覚障害者の暮らしの端々に触れることになります。またRー1チャンピオン弱視芸人濱田祐太郎のコーナーまであって、啓蒙しつつもお勉強な堅苦しさにしたくなかった意気込みが伺われます。

 そしてユキコちゃんの笑顔もふくれっ面も可愛いんだこれが……。
 化粧だって慣れれば手探りでバッチリ、と導入部で見せてくれますが、そこだけじゃなくダボっと緩いながら色の綺麗なファッションに、常にピシッと切りたて染めたてのショートカットが似合うこと。そのうちに仲良しの姉イズミ(奈緒)が美容師と分かり、なるほど納得。父(岸谷五朗)と共に、定位置にものを整え、食事を用意し、雨なら迎えに行きと、家族の愛がユキコの暮らしを支えているんですね。

 そこに現れた黒川ですが、いや素直。
好きだから待ってる、好きだから点字ブロックや白杖についても知りたい! これもユキコに邪魔と、点字ブロックを塞ぐ放置自転車を、不良仲間とお片づけ。ちょっと前まで上に座り込んでたくせにねw  恋がダダ漏れ、でも誰もそれをからかわないんですよ。いいですね。
 そしてなんと、初対面で蹴り倒したユキコの方が立場が上w  
強くてカッコいいっす姐さん!ってこんな可愛い女の子相手にw  でも普段から避けられ怖がられ、家族とも不仲な黒川に、こんな近距離で接して、怪我を気遣ってくれる人いなかったんだろうとわかってくると切ないんです。
 黒川を探すユキコが道ゆく人に、
「顔に傷があって…でも怖くない、いい奴で」
と説明しているのを聞いて泣いちゃうんだもんなあ。そんなこと言われたことないんだろうなあ。
(また、そのユキコの近さを「積極的だなって」と口に出す素直さもナイスで、ただの怪我の確認、ただの誘導手段!とちゃんと説明できて良かったですよね)

 しかし、黒川を紹介された姉はドン引き。白杖が折れたユキコを助けてくれたと言われても、歴然と不良ですものねえ……。警察にも目をつけられて、自転車整理のはずがしょっ引かれてるし。高校は中退、バイトも採用にならない、無職(生活費はどこから?)
なので黒川が
「住む世界が違う」
と言い出すとき、家族と仲が良くて学校で勉強しているユキコの側が『普通の人』なんですって。これもまた、段々と視力を失って障害者になったというユキコにとっては久しぶりの、切ない分類なのでは 。

 20枚もの便箋に切々と綴った……んじゃ、ユキコが読めないと気づいて書き直してきた恋文は、ドンと一枚に一文字で
「恋、です!」
そんな真っ直ぐな気持ち、実ったらいいですよねえ。でも無職は困るなあ、どうにかならないかなあ。

 ヤンキー仲間に戸塚純貴、盲学校の全盲クラスメートに「ドラゴン桜」で虫大好きだった細田佳央太。あと黒川の因縁の喧嘩相手に鈴木伸之w   主演の「お茶にごす。」も始まった週になぜこんなヤンキーがかぶるゲストを!

「お茶にごす。」1 ☆

 鈴木伸之主演、ヤンキーコメディ!
……とラテ欄にあり「また不良ものかあ」と見始めたら、OPは可愛く茶道部。始まったら傘がぶつかったぶつからないでミュージカル?? やっと遠くにヤンキー御登場になってもまだ、避ける避けないでうだうだ迷ってた長髪リーマンが結局は吹っ飛ばされて、独白がヤンキーくんの心の声に変わったと思ったのに

 まだ何センチ避けるかで時間使うの???

 で、あのリーマンは今後も登場するの??

 結局、絡んできた他校生をボッコボコにして、助けたはずの同級生夏帆(萩原みのり)にまで妄想で怯えられ逃げられて3分の2経過! CM明けはもうクラス分けに部活勧誘で、主人公を避けまくる部ばかりの中、茶道部部長だけが声をかけ入部も歓迎してくれましたよ。って、もう1話終わったー! 


 絡まれては仕方なくケンカしてきた中学時代、デビルのまーくんと異名までとってしまった船橋雅矢(鈴木伸之) もう喧嘩はしない!と決めた高校生活、茶道部に入って 本当に人生変わるのかな?
先に茶道部に入部してた夏帆とお友達智花(永島聖羅)←NobRockTVで板さんが操ってた元アイドルちゃんじゃないですか!そこは応援したいけど、2話を見るのか微妙ですw

「G線上のあなたと私」1 ☆☆

 ショッピングモールで、響く生演奏のバイオリン。曲は「G戦上のアリア」
行き交う人が聞き流す中足を止め、自分も習うと心に決めた人がいた。運命ですね。

 ヒロインの也映子(波瑠)は、「他に好きな人ができた」と一方的に婚約破棄してきた男をグーでぶっ飛ばして来たところ!なのに寿退社を祝われた花束を抱えて演奏に出会い、ふらふらとバイオリニストにそれを捧げる拳には、傷が〜! 壮絶ですねえ。
 同じ演奏を、座ってうっとり聞いていた幸恵(松下由樹)は、途中で家族に呼ばれて中座。もっと聞いていたそうだったのに、妻の様子に気づきもしない旦那。愛がない。

 そんな2人が早速「ヤマハ大人の音楽教室」に入会すると、モールで弾いていた久住先生(桜井ユキ)の初心者クラスには男子がもう1人。熱心に復習もして上達の早い理人くん(中川大志)、先生と個人的にも親しいの? って、先生の破談になった元婚約者(鈴木伸之)の弟!という面倒な立場でしたよ。そして先生に恋しちゃってる?ヒューヒュー!

 と、ついからかっちゃうおばちゃん達ですが。クラスを辞めて欲しくはないわけで。発表会に向けて頑張ろう!とお仲間の結束を固めたところで1話の終わり、さて。

 趣味の友達って、いいですよね。
 会社の同僚とは否応なく毎日顔をあわせるけれど、共通の話題がなければ退社してまで会いたいわけでもない。まして寿退社後、破談と知られて憐れまれていたら尚更。そんな事情もある也映子さん、理人くんの兄が、別の人を妊娠させて破談と聞いては他人事でなく。見も知らぬお兄さんをクズだ人でなしだと責めながら泣いてしまいましたよ。無職で家にも居づらいしね。
そういう意味では理人くんも、妊婦のお義姉さんが可愛がられている家に居たくないかも。
幸恵さんも、近所に悪口言いふらす姑が同居だわ、旦那は浮気するわ、やっぱり家の居心地悪そうで、ああこれは教室に通うのも、その流れで練習しようとカラオケで食べて飲んで歌ってちょっと練習もするのも、楽しくて辞められませんよねえ。あれ、なんだか後ろ向きな。


 傷を舐め合うような導入に疲れました。もっと普通に習い始めちゃダメなのかいな。
将来何になるわけでもない、と大人の趣味をムダムダ言う也映子の自虐。いや、子供の頃から習おうがほぼプロにはならないよ?スポーツでも手芸でも、99パーは役立ったりしないじゃん。その時間楽しめて、世界が広がる幸せを素直に楽しもうよー。
 中川大志と鈴木伸之が兄弟という眼福があっても辛いです。

 そして「ヤマハ」と出るたび、旦那が宣伝だ宣伝だ騒ぎますが、 実際バイオリンを習える場所がそうそう街にあるわけなし、ヤマハでなら出来るんだからむしろ親切じゃん。
カラオケボックスで楽器練習するというのは、なるほど納得。

「今日から俺は!」~最終回 ☆☆

毎回楽しかったけど、ちょっと長かったかな。

「勇者ヨシヒコ」系の脱力ギャグながら、時に過剰な暴力。でも翌週にはだいたい完治の丈夫な高校生たちw 正直、ストーリーは毎回あって無きがごとしでその場その場のノリを頭空っぽで楽しむ系じゃないですか~。だったら気軽に、ちょろっと見て寝ようって思える30分だったら録画溜まらなかったのになあ(^^;;;)

そんなわけで、最後の開久との抗争やっと見終わりましたわ。
主人公なのに属性が『卑怯』な三橋w 大変なことは周囲におまかせで、自分は楽に目立つところに出てこようとするじゃないですか。例によって言いくるめられた今井(太賀)と、今井についてった谷川(矢本悠馬)が、ガッツガッツ喧嘩しながらも
「もしかしてミツハシは来ないんじゃ……」
と不安にw だよね、そういう奴だよねw だいたい二人とも廃ビルに監禁されたことまであるのに、なんでまだ味方側なんだか(^^;;;) 図星をつかれて焦る今井ですが、それでもきっと奴は来る!と力説。そうも思えるのもまた事実なんだよね~、なにその矛盾w ここで、来ないかもとは全く思っていないのが相棒の伊藤。さすが、相手の言いなりルールで最後まで目をつぶって喧嘩し続けられるまっすぐ野郎です!
本当ならそっちが一人で主人公でしょうにね。味方を卑怯者にしたハラハラ感で盛り上げる作者の慧眼w

そこで、倒れてる金髪みつけました~!と、血まみれの三橋が引きずられてきても、ああ、トップ相良(磯村勇斗)に楽に近づく策略だなと視聴者は既に慣れてますよw そう来たか、来た来た来た、やった~!とTVの前で盛り上がりましたわ。
その後のヤクザ絡みの仕返しも、伊藤とのタイマンで失脚した番長智司(鈴木伸之)がきっと出てくると思ったのよ。ほらほら、来た~!ああ楽しかったw

しかし智司『誰も俺たちを知らない遠い街で、二人で働こう』ってなんの誘いw 高校生なのに! ほぼ廃墟の開久高校で、授業が成立してる気もしませんが。

とにかく賀来賢人が凄かったw 踊る歌う闘うw 真面目にもなる。振れ幅の大きい三橋役を、無理してる感ゼロでこなしてましたよねー!そして京子ちゃん(橋本環奈)のぶりっ子はもう芸風w オープニングの曲も不良のコスプレ感も懐かしくて、最近のドラマには珍しく周囲の奥様も話題にする大人気。案外パート2に続いても驚きませんが……。そこでサイズダウンってこともないでしょうけど…。次があるなら30分枠になったら嬉しいですよ。
山田孝之だ堤真一だと、豪華ゲストも毎回話題に。中村倫也の回からうちの旦那は見て、シリアス武闘ドラマと思っていた様で(あの原作人気漫画を知らない派w)コメディパートになる度とまどってましたけどw 私はただただ今井が騙される様な、地元でほのぼの不良やってる回の方が好きでしたわ~。
今井と谷川のコンビ、癒されるわ~。で、やっぱり今井や智司は胸板に詰め物してますよね??

映画「東京喰種トーキョーグール」☆☆☆

悪趣味で、満足。

流血や死体描写は納得づくで鑑賞の、原作既読派です。それより喰種(グール)になった窪田正孝が食事が出来ず、でも飢えてあれこれ口に入れては吐き散らす場面の方が、すると分かって見ていても辛かったですね。なにしろ死体は作り物でしょうが、吐かれるハンバーグやサンドイッチ、牛乳、野菜は本物ですもんねえ……。
戦闘場面も、決め技は生身よりCG触手(赫子かぐね)がお仕事するのでむしろガチバンシリーズより動かないぐらい。飢餓や狂気は熱演ですが、ただ窪田正孝を鑑賞したい向きにはお勧めできないかもです。作者が推しただけあって、はまり役で素敵なんですけどねえ。血まみれですからねえ。そして人肉を囓る清水富美加には、これで出家しちゃったのねえと複雑な気持ちに。

というわけで主人公金木(窪田正孝)は読書好きの非モテ大学生。
憧れのお姉さまリゼ(蒼井優)にやっと声をかけ、初デートにこぎつけた……と思ったら、彼女の正体は喰種。抱擁から肩を食いちぎられ、逃げ惑う金木を笑顔で狩る彼女の、背から生えた触手に貫かれた刹那。リゼは落ちてきた鉄骨の下敷きになり死亡。病院で目覚めた金木には、損傷した部位の代わりにそのリゼの内臓が移植されたというのでした……!
その後、人間の食べ物を口にしても吐き、目が赤く光り、段々と喰種になっていく金木は、喰種対策局の捜査官たちに追われる身に。金木の他にも、ヒトを殺せない喰種は存在し否応無く狩られていきます。ヒトと喰種、世界を歪めているのはどちらだというのか?

もちろん大喰いリゼや、裏路地を喰い場にし大学で金木たちを襲うような人殺し喰種がいるから対策局があるわけですが。
喫茶『あんていく』に集う喰種は穏健派で、飢えた金木を匿い雇い、珈琲で飢えをまぎらわす術を教えてくれます(金木のウエイター姿最高)
店にはヒトの客も喰種の客もいて、平和。喫茶バイトの喰種トーカ(清水富美加)なんて高校に通い、少食を心配して手料理を作ってくれるヒトのお友達までいるんですよ……。吐かずに頑張って喰べていて泣けます。また、店が都合するブロック肉も自殺遺体由来。それで暮らしている客、笛口母娘なんて優しげで、罪がないじゃないですか。
花柄ワンピの娘喰種ヒナミちゃん(桜田ひより)が素直で可愛くて、なのに自分の食事に胸を痛めていて可哀そう……。
家族を悼む気持ちが喰種にだってあるんです。なのに、それを利用して番いを捕まえようだの、笛口母(相田翔子)を、その夫の赫子由来の武器(クインケ)で殺そうだのと、人間の捜査官の方がよほど人非人です。特に真戸(大泉洋)が、白髪と相まって変態度増し増しで好演ですね(そして相棒捜査官亜門は、綺麗な麒麟川島。ウソ、鈴木伸之なんですが、いつにない髪型とスーツで漫才師感がねw)

母が命がけで助けたヒナミを、それでも追う喰種対策局。

「寄生獣」では死ねばお終いでしたが、喰種の死体はクインケ等に利用していると聞くと、君ら素材欲しさに喰種殺しているのでは、とちょっと思ってしまったり。勿論、真戸の指輪や墓石などに示唆される、それぞれの歴史もある筈とはいえ……とりあえず映画版においては対策局の方が殺し屋にみえます。
捜査員草間(前野朋哉)の殉職に、泣き崩れる母上はお可哀そうですけど、笛口家は遺体を持ち去られ加工され、弔うこともできてないのにと思っちゃうじゃないですか。挙句、ヒナミちゃんを今度はお母さん由来のクインケで狩ろうとするなんて、また真戸は。

結局、作中でヒトが倒す喰種は共存を望んでいた優しい人ばかり。もっと培養人肉を提供するとか、喰種対策局も方針を考えないと潰し合うばかりなのにそんな未来は示さずに終了。リゼ→金木への無茶な移植の背景とか、みんな大好き高槻泉の小説についてとか、入れたくなりそうなのに、よく我慢しましたよね。それでも、病院で目覚めた親友ヒデは、金木が返したノートを見て何を思うのか。続編に余地を残し……でもこの先は金木もヒト離れしグロ度跳ね上がりますしねえ……。
「生きてていいのかな」
と問うヒナミちゃんを肯定し、自らも亜門にトドメを刺せない優しいカネキ。平穏を取り戻す『あんていく』……映像化はこの辺まででギリでしょうか(^^;;;) 

赫子が出ると、多分破れている喰種たちの背中……
金木マスクの口元ジッパーも実用的でちょっと笑ってしまいましたw漫画やアニメだとスルーな部分、実写だとやはり気になりますね。でも良い実写化でした。

「あなたのことはそれほど」~最終回 ☆☆☆☆

「ディヴォ~~ス」 斬新な乾杯です(^^:::)

確かに涼太の愛は重かった。ちょっと怖かった。誰にもわかってもらえなかったその違和感を、実母や香子ちゃんがやっと少し感じてくれたことは美都に救いだったでしょうね。
でも涼太をそうさせたのは美都だし。美都が有島くんに出会えたように彼だって、運命の人美都に出会えて恋してた。貼り付けたような「笑顔」からだんだんと泣いたり怒ったり、負の感情が露わになっていく様子は見ごたえありましたよね。そして、恋に恋してみっちゃん命の状態からついに、今はもう
「みっちゃんのことは……それほど」

と言い放ってやったのはスッとしました!!
うん、殴ったり刺したりされるよりこれが一番キツイでしょ。自分恋しさに自殺するんじゃないかと走って止めに来た女に、思い上がるなと言ってやれたのは良かったですよ。まだはめていた結婚指輪をついに投げ捨てる涼太。これでやっと離婚届を出せたのかな。

有島家も離婚の危機で、麗華さんは子連れで実家に。取り乱した光軌は涼太に「できればそちらも別れずに……」などと元凶がどのツラ下げてなことを言いやがりましたけど、だからって妻が戻ってくるわけじゃなく。
「会いたくない」
と頑なな麗華は謝罪も土下座も断固拒否。なのにただただ、麗華と亜湖の顔をみるだけに朝晩やってくる愚直さに、ほだされたのか諦めたのか。こちらは元の鞘に収まりました。でも、思い出の初チューを真似て突然麗華にキスして
「気持ちいいね」と笑った夫に
「あの時ほどじゃない……」
と身も蓋もないことを想う妻の独白は、内緒ですよね(^^;;;)

これ、香子も同じようなことを語ってて、若い頃の恋はもう存在しない若い自分がしていたこと、だから今の恋と昔の恋を比べてランク付けしても意味がないんだとか。まあ確かに。10代には10代の、20代30代40代50代……とそれぞれのときめきや図々しさや駆け引きがあるってことで。必ずしも昔だけがいいわけじゃない。

また妊娠を意識した美都は『親は子を選んで生まれてくる』などという都市伝説が突然、気になりだします。実は私はこれ、嫌いな言葉です。耳に優しいけれど、障害や短命を親が受け入れる説得によく使われるイメージ。でも今回は、結局妊娠していなかった美都が
「選ばれなかった……」
と漏らす。ああそういう捉え方もあるのかと目からウロコでした。そして更に罪作りな言葉だと思いましたわ。いくら冷血美都が全然平気で凹んでない!と言い張るとしてもね。
それと、これも前回から妙にキーワードになってた「正しさ」
浮気を許せない麗華は「正しい」けれど厳しすぎる、自分に正直に愛に走った美都はバカで「間違って」いるけれど少し羨ましい、そして当事者でもないのに勝手な正義感で中傷ビラをばら撒いたしょこたんに「楽しいでしょ正義は」等々(そうだ、ビラ犯人かと疑ってごめんね香子ちゃん!) 
最終回とその前二回で、急にそんな考えさせる言葉が増えた様な。うーん、確かに人は弱いものだけれど、そちらを擁護するあまり正しい人がないがしろにされちゃ困ります。なにも「正しい」から嫌々それを選んでいるわけじゃないのにさ。夫を愛する、夫に愛される、家族が大切で幸せ、地味に当たり前のことじゃないですか。涼太だって麗華だって、生涯まっすぐに愛され続ける権利があったのに。

なので、時間がとんで1年後「正しい」香子ちゃんが報われて愛を手に入れられたようでホッ。相手が×2で超年上なのは心配だけど、いい人だし離婚も誠実だったからってことでいいんじゃーんって院長!相手は美都母じゃなかったんだ、いつの間に!
引っ越ししていったしょこたんも無事、対等な夫婦に様変わりしていたようです。そこに声をかけようとする光軌、君懲りてないよね……。しかも手術したばかりの妻に2歳の子を抱かせてるってどうなのよ。でもまあ、無事夫婦は続いているようでなによりです。
涼太はなんと、再婚かー?
結婚式のパンフを持って女連れの涼太とすれ違い、凹む美都。ざまーみろw
と、思わせて実は単に仕事で改築下見、連れの女性も同僚なだけなんですけどね、美都は勘違いしておいたらいいよね。犬連れたイケメンとどうなるかなんて知らんわ。そして思わせぶりな笑顔を交わす涼太と小田原くん……え、ええ、君たちもしかして……。
お幸せに(^^;;;;) 



ところでCM。
ドラマ演者が出てくる車のあれ。ドラマの邪魔としか思ったことないのですが、今回は商品のためにもやめたほうがいいと心底思いましたよ……。メインの4人から浮気する二人と狂いがちな人を除いたら麗華しかいなかったの分かりますけど。そもそも麗華が暗いし。終盤、浮気判明でじっとり怒ってる場面の途中でCM入ると怖くてもうorz 

「あなたのことはそれほど」7 ☆☆☆

「家に帰れ」
と美都を諭し、後悔してる、もし最初の日に戻れたなら抱かないとまでいうくせに結局することはしちゃう有島くん。どんだけ意思が弱いんですか……orz
そして久しぶりの夫婦水入らずデートでは妻に自爆w 麗華さん、浮気を承知で泳がせていたわけじゃなかったんですね。回想のなれそめでは、麗華からキスしててびっくり。そんな大胆なところもあったんだ、そして怒ったらこんな怖くなれるんだ……こりゃ、この先大変ですよ。

一方の不倫妻は、ついに実母を頼り大嫌いなスナックを手伝う羽目に。ザマーミロです。
迎えに来た涼太に連れられ帰ると……あの完璧に片付いていた自宅は盛大にワインのシミ、あちこちに転がる惣菜がらとビールの缶。なんだスーパー主夫涼太もこんな人間臭いところがあったんじゃないと胸が痛みましたけど、イライラと片付ける美都はそうは思わなかった模様。 ついに離婚届をつきつけると……笑顔で用紙を破く涼太w あああああ、どうせワインの瓶投げるならもっと早く美都の目の前で爆発すれば良かったし、離婚話も今更で、完全にボタンをかけ違っている二人です。
バツ3の橋本じゅん先生のお言葉が深い!
離婚は、結婚よりも「相手がどんな人間かよく分かる」のだとか。確かに結婚は、なーんにも決めていなくても浮かれて始められますけど、離婚は協議だ財産分与だ慰謝料だと、双方が納得して判をつくまですることがたくさんありますもんね……。

更に今回は、不倫騒動の周辺もざわざわしてきて嵐の予感。
例えば香子。美都に毎度の説教をかまし家に泊め、涼太からの「美都が戻った」連絡に良かったねと返信しながらも、なにか物思う風情。
例えばショコタン。「愛されてない」と夫の愚痴を垂れ流しながら、「愛されてる」麗華を羨むけれど、目撃した光軌と美都の浮気には言及せず……人気メーカーのクッキーをなぜか手作りと偽って渡してくる(まあその方が、何か混入されてる心配はないけどw)
例えば涼太の同僚。わざわざ美都に離婚のすすめ。「欲が深い人」だから涼太には合わないとか、変人の美都だからへーそうかもと受け入れてましたけど普通は失礼で余計な世話でしょう(^^;;;;)

次回予告では、怪文書が!さて誰の嫌がらせなのやらワクワクが止まりませんよ。


「あなたのことはそれほど」6 ☆☆☆

「みっちゃんの好きな惣菜だよ~」
うわ、この前のパーティーで惣菜並べてたことディスってるのかと思った(^^;;;) ただ単に普段から好きな味のものを買ってきたって報告ね?そうなのね?

有島一家に突撃、接触してきた涼太はその足で髪型を変えブティックでチャラい服を大人買い。確かに家を出た時の、野鳥の会メンバーみたいなカッコよりお洒落になったのに
『なんかイヤ』
と心の中でつぶやく美都。いやいや、あんた好みになろうとしてくれてるのに。
争いごとが心底嫌いな涼太さん。浮気に関して妻を責めたり、言い争ったりするのは不毛だと拒否、この先より良く暮らしていくための相談ならいくらでもするんだそうです。イメチェンもその一環の彼なりの努力なんでしょう。例えば夫の浮気を嘆く妻に『自分を磨いて魅力的になれ』とか筋違いのことを言う奴いますけど、それを自らに提案してる感じでしょうか。でも美都は思い出の有島君が好きすぎただけで、涼太にまで有島君になって欲しいわけじゃないようで……可哀想に。
しかも涼太の我慢をいいことに、有島君を呼び出して
「このままでいいみたい」
じゃねーよ!有島も有島で、妻子が可愛いならもうすっぱり別れようよ……orz

そんなわけで、発覚しても浮気はさっぱりおさまらず泥沼です。
二人でいる時は携帯をいじらない、との涼太の提案には「じゃあこっそりする」(^^;;;) 女友達と外食の予定を教えながら、ほーら疑ってる、信用できないでしょ、とつぶやくくせに、本当に疑心暗鬼にかられた涼太が、食事の相手を確認したと告げると動揺する。美都は結局、怒って欲しいのでしょうか。ぶっ飛ばされたら会うの止めるんですか? 逆に有島へと逃げる口実を与えそう。
ただ一人叱ってくれる香子さんにも反抗心むき出しです。
「いったい美都はどうなりたいの?」
ホントに、私もそこが知りたいです。

有島の嫁もまた表立っては責めないタイプ。
公園の不審者が「安藤」で、不振な同級生「安藤」との線も繋がり、夫を問い詰めてみればバレバレに黙り込むw 実家の母は「いい旦那さん」というけれど……急な仕事で呼び出されて一人戻るだなんて、怪しすぎますよね。それを止めずに
「一緒に帰ろうかなー」
と、突然赤ちゃん抱いたまま助手席に乗り込んで、焦る夫をじっと……見つめるだけで責めないのね。浮気者の父を、母がまだ好きで別れないように、自分も好きでこんな男の子供を育てている。それでも今、何か『好きなこと』をしていいのなら
「今の貴方を、一人にしない」

これだけ釘刺されたらきちんと別れられるかと思ったのになー。
早く帰るサインのなんとかティーでなく、強い酒飲んじゃって魔性の女に溺れちゃって。別れ話にならないじゃん。二人で逃げちゃうんでしょうか。
……どこへ?

美都が戻らない家で、ついにキレて荒れ狂う涼太。
最初からそうしてればよかったのかどうなのか。さてこの先いったいどうなるのでしょう……。 

「あなたのことはそれほど」4、5 ☆☆☆☆

ざまあみろーー!
不倫を悪びれず反省もない美都に、とりあえずは『会えない』天罰が下りましたよ。ああ生ぬるい!嫌われろ呪われろー!

「ずっと変わらず、君を愛する」
これが新婚早々不倫してた妻への、誕生日&結婚記念日のプレゼント。
勝手にずっと好き、案外似たもの夫婦ですよねw そして美都は有島家玄関に突撃、涼太は公園でコンタクト。そんなところも似てるのかもしれない~(^^;;;)

久しぶりに会うなり「不倫がばれたんだね!」と実母が見破るほど顔に出てる美都w 涼太も仕事のミスは増えつつも、家では責めず話題にせず料理は美味しく、微笑みっぱなし。そして妻が好き。それを
「気持ち悪い」
としか思えない美都ですが、お母さんが言う通りこれは本来、美都が望んだものな筈ですよねえ。『愛』じゃなく、壊れない『幸せな結婚』

それに有島くんとつきあっても別れそう……。愛娘の写真に「可愛くもなんともない」熱を出したと心配しても「ついてたって良くなるわけじゃない」から自分とディナーしよう等々、フリーダムな失言だらけ。

「友達に戻ろう」

と言われて、ハタと気付く美都。再会して即ホテルにGO!だった二人、友達だったことなんて無かったよ!


さあこれで、美都と涼太はともかく有島家は不倫は終わって平和な日常に……戻るのか?

旦那が居ない時間にわざわざ来る『元同級生』も怪しければ、公園でわざとぶつかってくる『子作り中』な男も変、と見抜いている妻:麗華。

そもそも、派手めなフワフワ女が趣味の有島くんが、なんで地味で不幸な麗華と結婚したのか。中学時代三好美都に声をかけたのも、家庭の事情で泣いてる時だったわけで、可哀想な女を助ける俺カッコイー的なことかと思っていましたら。え、妹? 妹が『兄ちゃん本気だね』と見直してくれるからって麗華? シスコン……?


まだまだ揉めますねw

「あなたのことはそれほど」3 ☆☆☆

なるほど運命の恋。クズとクズが惹かれ合うさまが、もうすがすがしいほどで楽しくなってきてしまいましたw

浮気旅行。
幼馴染の香子と行った設定、なのに対策は香子に断られた口裏合わせだけ。過去の写真から旅行先っぽいのを探す気もなければ、途中で『お母さんが意識不明!』と呼び出されたことへのフォローも想定外w 
写真はないの?香子ちゃんにも大丈夫だったって連絡してあげなきゃ……と、気がきく旦那涼太の提案にいちいち「え?あ、ああ~」と杜撰な対応の美都、バレてる、バレてるよぉ

それでも、涼太の同僚を招いて手料理でおもてなし!と美都から言い出したことには大喜びの涼太。
好意を貸し借りで考えがちな美都には、それってギブアンドテイク。やはり浮気を見破っているお母さんには、罪滅ぼしでしていると思われているわけですが、尽くす系の涼太にしたらイコール愛されてる実感でしょう。まさか妻が
『優しいから好きって、餌をもらって懐いてるだけみたい』
などという謎理論をかましているとは、ねえorz

しかし一応は反省して、一応はもう会わないつもりでいたようですが……。結局は、おもてなし当日のお詫びランチにノコノコ参上。きっぱり帰る!と一応は思ってたのに抱きしめられたら案の定、ご休憩じゃーん
「ずるいよ」
じゃないよ。その豪華ランチも、昼間っからいちゃつくための部屋代も可愛い娘さんの出産祝いから出てるんですよorz

そしてこれも案の定、買い物して料理つくる予定なんかオーバー! デパ地下で札ビラ切ってローストビーフも惣菜も丸ごと購入、並べるだけ並べてセーフ……なのか? 嘘の下手な美都、自分で作った設定の料理食べて「美味し~」とつい口に出てるしw  普段から味に細かい涼太さん、それこそどこの店の惣菜かも切り方味付けで分かっていそうw うっかり忘れたデザートも、母が準備してくれていたのが丸わかりでしたよね。
それでも自分のために頑張ってくれている限り、買ったと分かっても怒ったりはしない涼太でしょうに。
「柴犬も美味しそうに食べてた!」
絶望的に脇の甘い美都は、有島くんとのLINE画面のまま寝落ちw ひどすぎる。

いきなり怒ったりせず、翌日自分を柴犬に例え、それが自分のことと確認する涼太。笑顔で会話が続くテーブルの下で、握りしめられる拳が怖いぞ(^^;;;) 子供イラナイ!も、とりあえずは笑顔で了解。いやこれ、怒らないほうが怖いぞ怖いぞ……。
『あなたのこともそれなりに好き』
とか上から目線で思ってる場合じゃないですよ。

そう、あんなに『有島美都』に未練たっぷりで浮気に躊躇ない割に、離婚するつもりはないのが不思議な美都さん。涼太から美都を嫌いになるとかいなくなる方向を希望ですよね。有島くんの方だって、我が子にはメロメロ。妻にも気遣い。離婚して美都とどうこうなんて考えてる様子はありませんよ。
さて次週は涼太が動き、美都と有島妻が接近?
これからどうなるんでしょう。こんなにヒロインに天罰下って欲しいドラマも珍しいですw

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