ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

遠藤雄弥

「封刃師」〜最終回 ☆☆☆

 うわああ 駆(早乙女太一)が、駆があああああ!

 なんかもう毎週クライマックスで新事実発覚で、大変でした。穢刃を産むフードの男は駆に剣を教えた元封刃師悟堂(坂口拓)だったし、駆も穢が溜まって死にそうだし、五百津堂家の相棒ってのはそんな封刃師を祓う=ちゃんと死なせる為に帯同してるんだったし!
 だから五百津堂父(橋本じゅん)も、きっちり悟堂を殺して埋めた筈なのに身体を乗っ取られて手先=鬼噛にされている非道。

 色々絶望の中、それでも鎮冥鞘師のカレン(中村ゆりか)は『穢れだけ祓って、人を残す方法』をついに発見。鞘に血を垂らすといいんだって☆ 復活の駆、元恩師鬼噛に挑むも歯が立たず、バキバキ折られてしまう鎮冥鞘!
どうする封刃師、どうなるのか日本〜!
 なんと最終手段は、駆自らの身体を鞘にしての封刃でした。心得た五百津堂(遠藤雄弥)がまさかの介錯ですよ。か、か、駆うううううう!

 そして、ずっと全てを見守っていた記者さん(深川舞衣)が、なるほどこうやって彼らの力になるのかというラストで大納得でした。 こんな化け物のような災厄が実在すると知らしめてもパニックになるか信じられないだけ。そこでフィクション、小説として世に出し警鐘を鳴らすことに…。
いつもマスコミを邪魔にする刑事さんたちが、亡き神代刑事(武田梨奈)が作中に居ることには礼を言うところでぐっときましたよ(忙しいのにちゃんと読んでくれてる……w 自分達も登場してそうだもんねw)

 途中、別流派の封刃師として二刀流の伊吹(山本千尋)登場。 武田梨奈に続いての山本千尋とは分かってる! 口元が隠れるコスチュームも似合ってましたが、いやあ殺陣がかっこ良かったです!! もう少しで駆が祓われちゃうところでした。
最終決戦での助力を期待していたのに、もう出てこなかったのは残念でした。

「封刃師」3、4☆☆☆

 か、カッコいい〜!
穢刃(けがれやいば)鎮冥鞘(しずめさや)と専門用語が厨二でナイス。これ世界でウケるのでは。

 早乙女太一が黒コートで日本刀……の、鞘を!振り回すファンタジー東京。受けて立つ女刑事も本格空手家武田梨奈で殺陣が見応えありますよ!

「穢刃、封刃つかまつる」
 の決め台詞と共に、封刃師駆(かける、早乙女太一)が手にする鎮冥鞘に黒い妖刀を収めれば、それを振るっていた殺人鬼=穢刃(けがれやいば)は黒い塵になって消える。
 祓っても祓ってもまた現れる穢刃を追い続ける、駆と五百津堂たち(橋本じゅん、遠藤雄弥、中村ゆりか)

 ある日、女刑事神代(武田梨奈)が穢刃となり、ヤクザ事務所を殲滅。死んでいい人間しか殺してないと嘯く神代だったが、そのうち狂うと知る駆との激闘の末、彼女は塵になった…。

 警察は出血しない刀傷という穢刃被害者の特徴も、祓った加害者の消失も分かってて事件を隠蔽してる様子。なんなのか穢刃?

 3話の終わりに黒いフードの男に刺され、死んだはずが穢刃になって息を吹き返した神代。
 え、それ、封刃師的に初耳なの?

 そこからは、そのフードの男を追うことに。しかし男は逆に、神代と連絡を取り合っていた記者(深川麻衣)の背後に迫る……。

「ワカコ酒」とは全然違う顔の武田梨奈の殺陣が見事なんですよ。早乙女太一は逆にびっくりするほど朝ドラのトランペッタートミーまんまな髪型ですが、刀の扱いはさすが慣れたもの!
向けられた刃を、戦いながら自分の持つ鞘に収めるってちょっと不思議な殺陣ですがカッコいい〜。

「白い春」最終回☆☆☆☆

まさか、こう来るとは。
新しい職場と、居場所を見つけた春男を暖かく見守っていたら急転直下で哀しいことになりました(><)おとぎ話の様なハッピーエンドを待っていたのにー。だから1つ減らして☆4つ。

先週の、しおりがお父さん?に会いに写真館を訪ねるところも、実に丁寧にゆっくりと撮られていて見応えがありました。
細かい表情の変化や、見せるつもりだった思い出の品をそっと隠すところに気持ちの揺れがあふれていて、こう撮ってもらえる役者さんも幸せだなーと思ったり。
そのつながりで、
「さっちゃんの本当のお父さんはね」
と言いたくなる、イジワルでも何でもない彼女の気持ちも分かる気がしたり。

で、その衝撃の告白をうやむやに誤魔化されますが……いかにも騙されそうにあどけなくみえてさっちゃん、ちゃんと大人の話が分かってますよね。そこでは騒がず、ちゃんと事実を確かめに1人でバスに乗って現れるんですから!ここの
「私とおじさんってとっても似てる」
というやりとりも丁寧で、ちょっと笑えて可愛くて、素敵な場面でした。
そして、春男にまでウソをつかれて、曇る表情。
「うん」と答えながらも、ウソだと分かってるな、でもおじさんにウソで通したい事情があるのも分かったんだな、と思いながら見ていました。なんて賢いんだサッチャン!!

ここで、パン屋さんと春男がまた会わなかったら悲劇は起きなかった……わけじゃないのが困りますよねー。
たまたま春男が居合わせなかったら、パン屋さんはただ殺されてたじゃないですか。
同じ「サチの父親なんだ」でも、いっそもっと仲が悪かった頃に襲われて、強くもないのにパン屋が庇って言うのなら春男の心の雪解けエピソードになったでしょうが。

とにかく、仇の顔ぐらい確認しろ!とは思いますが、パン屋さんも殺し屋並に強面な伏線(「湯けむりスナイパー」と続けて録画見たもんだから、あっさり返り討ちにしないのが不思議な位 笑)、間違えても不思議じゃないにしろ、杜撰な犯行です。

「サチの父親なんだ、こいつだけは」
と、目撃者になってしまったパン屋さんを命を賭けて守った春男。サチ家族から離れて生きて行こうとした春男の決意が伝わる名場面だったのですが、だ、だから何もその後死ななくてもーっ
さっちゃん独りにみとらせなくてもーっ
てっきり、さっちゃんの呼びかけで目を覚ますのかとーっ

墓参り、刺された後遺症か足を軽く引きずるパン屋さんに春男を重ねて見てしまいました。
(結局、謎の白石美帆は本当にただのコンプレックス抱えた妹でしたね。サチの心臓病も中途半端だったし、しおりがブログに書いたことも何も波紋を呼ばず←これ見てベーカリーに刺しに来たわけじゃないよね? 途中で何か変更があったのかも)

桜の季節に現れて、たくさんの思い出と海旅行のプレゼントを残して去っていった、本当に天使の様な存在になってしまった春男。
登場時は荒み切っていて、無銭飲食だしケンカ腰だったし。
例の800万円着服だって、サチに会う前に分かっていたらそれはもう暴れて下手したら殺していたんでしょうね。穏やかに幸せになってから他人を助けて死ぬことで、9年の服役以上に何か償えた春男の冥福を祈ります。

それにしても大橋のぞみちゃんが可愛かった……!!

1,2話 3話 4話 5話 6話 9話

「白い春」9☆☆☆

「だって途中で目が覚めちゃったら?」
と手術を怖がるさっちゃん(笑)可愛いんだからー!大人は”目が覚めない”可能性を考えて怖いのに。(そして、そんなことを匂わせるような予告!!ヤメテーッ)

春男もパン屋になって、絶交されたり(笑)子育てに口出したりのんびりとした日々が続く間、感想を書くの忘れてました。
拉致事件もあったけど、その筋の人な割にきれいなホテルに一対一で連れこむ紳士っぷりだしとりあえず治まったし。そういえば「幸は春男の娘」とブログに書かれても誰も読んでないみたいだし(笑)
嵐の前の静けさかなと思いきやずーっと平穏で、このままお父さん2人で楽しく暮らしちゃえばいいよねと思っていたのに。
さっちゃんの心臓に穴が??
ちょっと、ここまであれだけ丁寧に写真探したりパン屋の面接してたくせに、そういうことだけ伏線無しってずるくない??(^^;;;;)

いつも見せすぎな予告なので、本当に大丈夫なら逆に心停止場面ぐらい見せるんじゃないかと思うとハラハラします。……さっちゃんは幸せに大きくならなきゃダメなのにー(><)

お医者さんに、なけなしの給料を握らせようとする春男が切なかったです。それで頑張り度が変わる様な医者じゃ困るんですけど、春男に出来ることはそれぐらいだものね。

それにしても、命日には墓参り。病気なら神社にお参り。もちろん入院患者には家族が付き添います。
そんな地に足のついた描写に、作り手も対象も年齢高そうだわーと思いつつホッとするのでした。


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「白い春」6 ☆☆☆

前回のおさらい、長い(^^;;;)
詳しすぎる予告編と共に、『分かり易い』秘訣なのかも。ちゃんと覚えててみている身には余計なのですが。

で、今回は”逆上がり”の回(なるほど、これがあったから予告で春男inパン屋を見せても大丈夫だったわけね)
男の子ならキャッチボール、女の子相手に距離を縮めるには逆上がり。そういえば草なぎ君の子育てドラマでも逆上がり練習を手伝うのは、印象的な場面でしたっけ。
それがこのドラマでは更に、
”人殺しの手”
で触れないようにと、あくまでカバン越しで補助する春男が可笑しくも哀しかったり。
”パパにできるって見せたかったの”
と言われてしまったり。
実父でありながら”パパ”じゃなく”おじさん”である春男のジレンマを盛り込んで実に上手いです。
……逆に、初めからできるところだけ参観するなら一瞬。実際の出来事を知ったら、パン屋パパだって絶対に練習につきあって、喜びを分かち合う方を選びたいだろうと想わせるところもまた、上手いんですってば。

そんなわけで、春男はパン屋に就職。
例の金髪バカ君も犯罪よりワッフル屋をなんとか目指す模様。
でも、彼女のブログから春男と幸の関係がばれて大騒ぎ?
あんなブログ、誰もみてないだろうけど……パン屋の実名とセットなら検索でヒットしちゃうかな。その昔、引っ越し先で駅名&美容院検索かけたら顔見知りのHPが出て(8年前、ブログなんてない頃デスヨ。個人HP珍しかった)、彼女の写真入り詳細近況だけじゃなく、自分まで背中映っててめちゃビビッたのを思い出したりして。

きっとまたゆっくりと丁寧にじわじわ描いてくれるんでしょう。
白石美帆、姉と比べられるのが大嫌いですって。何があったんだー。

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「白い春」5 ☆☆☆

「俺には、娘がいたんだ」

もう会わない。”お父さん”の言うことを良くききなさい、とサチに告げることで、実の父親としては敗北宣言をした春男なのですが。何故か幸せそうでした。
恋人の死を知って感じた孤独が、忘れ形見の存在で癒されたのかも。今更ひきとって育てられなくても、幸せだと分かっていたらそれでいいのかな。

今回も、写真を佐倉が見るまでまあ引っ張る引っ張る。ハンカチからはらっと落ちたあとも、まだお茶乗せて粘る(笑)更に斜めに刺して日付を隠す!!
……その間に前科者として嫌な想いをするわけで、真相を知って呼び出したパン屋パパに
”人殺しの汚れた手でサチに触って欲しくない”
と言われると、グウの音も出ません(><)
(しかし遠藤憲一、声を張ると声量ないんですね。聞き取りづらかったー。リアルではありましたが)

訪ねて来たサチから隠れるばかりか、寄ってきたら飛び退くなんてどうしたかと思ったら
”オジサンは汚いから……”(涙)

ここ、視聴者としてはそんなことない!と思いますが、実生活で自分の可愛い4年生の娘が、殺人で服役した40男と廃屋で2人きりだなんて知ったら卒倒するでしょう……。心が狭くてすみません。
それぐらいなら、毎日食べに来てもらってパン屋の店内で会ってる方がなんぼかましなのに。会うな会うなって止めるから、こんなことになるんじゃない。と、お茶の間で騒いでいたらどうやら次回から、そうなるらしいですね。フムフム。

しかし、パパと白石美帆は、義兄さんと義妹じゃなくなっても全く色っぽい感じになりませんね。お互いその気ゼロ??(するとやっぱり、何目当てで同居なのか悩むところです)
最初は、暖かい親子3人と、奇妙な同居生活春男&カップル……に見えたのですが、なんと両方とも寄せ集め3人組だったとは、ですよね。
まさか春男だけじゃなく、ブログ娘も金髪バカもそのうちパン屋に転がりこんじゃうのかな。

今回も、詫び金30万円をポンと渡して
「ヘンな金だ」
とうそぶくところや、「沈め沈め〜」(笑)、苦し紛れのキリンを見に行く嘘、それを信じてキリンを描くさっちゃんと、好きな場面たくさんでした。
そうそう、さっちゃんに向かって
「なんでも言いなさい、実の親子だろ」
と言うパパさん。実の親はわざわざそんなこと言いませんよ(^^::::::)

ところでタイトルの「白い春」ってなんなのでしょう。最後で分かるのかな。

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「白い春」4 ☆☆☆

うわー、じれったい(><)

前回でもサチがお母さんの写真を見せるまで、気をもたせたけれど「見せろよ」で解決だったのに。
今回の写真、生まれたばかりのサチを抱いたお母さん=日付で佐倉が親子関係に気づくきっかけは、はらりとあらぬところに落ちましたよー、来週まで引っ張るのね(><)
その前の
「あたしの誕生日はねー」
でもニアミスだったのに!(クリスマスが誕生日って、確かに子供は話題にしそう、上手い設定だと思いました)

墓参りして、佐倉的には納得しもう会わないつもり。
逆にサチには親近感が増す。
この辺の流れも自然で、やっぱり上手かったですよねー。連絡を取り持つことでカップルの存在意義にも納得。
そして、パパとおじさんを仲良くさせちゃおう♪という、サチの子供らしい気持ちが裏目に出る「こどもの日」。
「お父さんなんか大嫌い」
あー!それだけは言っちゃ駄目ー(><)でも、思わず言いたくなるだろうエピソードで、ここも上手い!
今週もハラハラワクワク&お風呂ののぞみちゃんが激可愛くて、時間の経つのが早いです?。

ただ、短い愛の日々を想像していたのは肩すかしでした。
パン屋の父さんが語る日々は、彼が一方的に尽くすばかり。……お母さんが本当に嬉しかったのかどうか、サチを託すつもりだったのかどうか、もの凄く大切なところが不明でした(^^;;;;;)
「サチは俺が幸せにします!」
はいいんだけどー、独身の男が養子縁組なんてできるの?
お母さんと彼が例えば入籍していてすら、親子関係はまた別の手続きがいると言うのに、未入籍(というか、あれはただの近所のお節介さんでは……)

確かに、サチにとっては立派なお父さんでしょうけど。フォローしづらいデス。

そして白石美帆の存在も、未だ謎。
”私にも知る権利が”とか言ってますけど、姉にヤクザの恋人がいたことも、時期的にそっちが父親なことも知らない「妹」に、いったい何の権利が?
さっちゃんをかわいがっているのは本当でしょうが、何かぶちまけそうで怖いのでした。

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「白い春」3 ☆☆☆

なるほど、こうでしたか。
ヤクザが去りパン屋に救われた、彼女。それも妊娠故で、最初から誰か他の男の子を身ごもっていた女性を、それでもパン屋さんは愛して妻にしたんですね。そして生まれたときから観てきた彼女の娘は
「俺の子だ!」
と言うんですね。うん、その資格は十分にありますよお父さん!!

なのに突然現れた”よその男”はしょーもない嫌がらせをするわ、”娘”は何故かそいつに懐くわ。
ドラマ的には血のつながりの不思議を描きたいのでしょうが、育ての親としては凹みますよね。

それにしても、あの怖い阿部寛に良く懐けるものだと思っていたら、今回もう一つのなるほど。
お父さんの顔が怖いから、怖い顔に慣れてるんだー(笑)
小学生と一緒に録画を観ていたら、子供を脅す主人公だけじゃなく、普通にパン焼いてるお父さんにまで
「怖いーこの人怖いー」
と大騒ぎ(^^;;;)確かに刑事か殺し屋がはまり役の遠藤憲一、怖いよね。亡きお母さんの男性の趣味も一貫しているということ?

小学生を脅す主人公(笑)怖いけどユーモラスでした。
「お前らの想像もつかないようなこと」
という文句も上手い!

大橋のぞみちゃんはずっと可愛くて、そりゃ助けたくなるあどけなさで、そこに声をかけようとすっころぶところもまたいい息抜き。
お母さんの写真も、来るぞー来るぞー、え、見せずにしまう?と思ったら
「見せろよ」
と阿部ちゃんからさらっと言うところとか。
学校の先生のツンケン具合とか。どこを取ってもちょっと面白いのです。

まだフリーターカップルの配置が謎ですが、とても自然に楽しく見られるドラマです。最後はきっと幸せに終わるだろうと、思えるところもいいのかも。


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「ヴォイス」〜10☆

『死に別れより生き別れに嫁げ』
あくまでも後妻に入る場合の助言ですが、美しい思い出を抱えたまま前妻と死に別れた夫より、何かで揉めて(時には憎み合って)別れた生き別れの夫の方が、これからの人生仲良くやっていけるという先人の教えだそうですよ。

そんなわけで、”妻が可哀想”なんて余計なお世話なのでは。
潔く迷惑かけて、看取られて、葬式の席の妻が思い残すことなく
「ああ、せいせいしたー」
とつぶやけるのもまた別な意味の思いやりかもしれないってば。
更には”内緒で”安楽死って、どんだけ子供扱い? というか不倫も同然?? 私なら、他人の医者より妻の私に何故頼まないの、キー!!と暴れることでしょう。
(まあドラマの奥さんには感謝されてましたけど)

前回の自殺も理解不能でねー。
保険金が例えおりても、それで家族が喜ぶ”いない方がましな親父”であるためには、事前に根回しがいりますよ。曰く、女連れ込んで妻子を雨の浜辺に追い出すとか、子供の貯金取り上げて酒を買うとか!!……ってそれは「銭ゲバ」の父(笑)

単に主人公側の試練として
”遺体の声を届けたのに喜ばれない”事例が欲しいなら、逆のパターン”自殺と思われたが事故だった”でもいいじゃないですか。
で、「保険金もらえますよ、よかったですねー」
とでも声をかけて、ぶん殴られて来たらいいのに。
最期が分かろうが、理由が分かろうが、哀しい気持ちは埋められないという、一番の基本が何故かこのドラマからは毎回毎回感じられなくて、前回今回は輪をかけて謎。

次回最終回には、1人だけ背景が分からない主人公の話が出て来るんでしょうか?
あと久保アキちゃんがラブホに行くとか言ってた初回のつかみはなんだったの??

「ヴォイス」8☆

それは火事場泥棒でしょう??
↑黒こげランドセルからキーホルダーをお持ち帰り。

子を亡くして泣き崩れる親は描けても、子供の遺品に勝手に触られる親の不快はスルーですか(後から許可もらったかも?どころじゃないよコレ)
そこに引っかかるまでは、普通に「いい話」をみてたのになー。

今回も自己犠牲。自分が助かるより、もう息絶えた子供の遺体を焦がさない道を選んだ男の物語。
火事で家族を亡くしたのかなーと思わせておいて、実は元火事現場の鑑識として、火事の恐ろしさを知っていた人。
これと学生のB型肝炎感染か?を絡めて、プロたるもの多大な危険を覚悟してでもやり遂げなきゃいけない仕事がある!という「いい話」なのですが。その危険って、法医学者なら解剖中の感染。でも火事で死ぬかもしれない職業って……鑑識は別に死なないよね…。現場に突入も守備範囲外の筈。
どーしてこれ、元消防士の話じゃないの??
どーして?

「最初は放火犯と間違われる」
「警察関係者でびっくり」
を入れたくて不自然になったような。体格のいい、元消防士さんが火事場で亡くなってもひねりがないものねー。……いや、そんなひねり要らんけど。キーホルダーも、自分が助け損なった子の遺品とかならベタだけど納得なのに。

そして大己の妄想発表、”うちの子は変態オヤジに殺された”と思ってる親には聞いてもらえませんでした。え、そこ大事なんじゃないの??

学生の仲良しっぷりや、オタク談義(保存用空ケース 笑)は面白いのにねー。

「ヴォイス」7☆☆→☆

お金は気持ちよく払おうよー(><)

いっしょに見てる家族に紅葉おろしの説明したり、雑談する目覚ましにドン引きしたりしながらも、やっっっっっと死者の声を聞く物語に巡り会えたなーと、結構感激してたんですよ。
便利な洗濯機買って、犬飼って、得意料理作って。あとに残る夫(石橋蓮司)の為に、先立つ自分が思いつくことを全部準備しておいてやろうだなんて泣けるじゃないですかー(連れ合いに内緒って自分ならあり得ませんが。痛がりだったそうで、死んでもいいから手術したくないとか?もう本人がそう決めてたならそこはスルーするしかないですが)

なのにあんたら、遺族の旦那さんに特注したオーダーメイド靴の支払いでぐだぐだ揉めるなんて!挙げ句
「無料でいいじゃん」
だなんて、職人仕事をなんだと思ってるの、最低過ぎるー(ので☆1つ減 ><)あんなにきれいな靴なのに!
まずは気持ちよく、有り金はたく姿勢はみせようよ2,000円でも。それなら、約束が違うわよ、と出したアキの財布にも3,000円ぐらいしかなくても、旦那さんの方からローンを言い出してくれたかもしれないじゃない。
そうしたらまた会えるんだから!!←こういうクサさは、このドラマ向きだと思うんだけどなー。

次回はボンボンがB型肝炎に感染?解剖のせいで??
いつも気絶の羽井君のトラウマも、今回語られそうで肩すかしだったのでまあ次回もみると思います。

「ヴォイス」5☆☆

「ソヨゴ」、白い花が咲いて赤い実のつく可愛い木ですが、花も実もない時期に見つけられるとは凄いぞ主人公(他の3人、ソレ何?って聞き返さなかったのはもう面倒くさかったからじゃないの 笑)

亡きフリーカメラマンがとった謎の写真は、息子と交わしたしりとりだった。
今回も快調に「いい話」「泣ける話」路線を突っ走っております。別れた奥さんの醒めた感じに、これを泣かせるのは手強いぞと思ったらターゲットは幼い息子。巧いね!

そんなわけで、もう”そういうドラマ”だと思って見てるし、学生同士のおしゃべりも
「こいつめんどくさい」と
「親子の間柄はイーヴン」という
話の流れにリンクした形になってたし(マヨ卵の場面も青春だったよー)いいんじゃないかな。
食堂のお母さんはいつも楽しいよ!

ただ最後の写真展示は、別に坊やは『どっかの知らないおじさんと』しりとりしてたわけじゃなく、父親だって分かってたんだから、今更あんたたちに言われなくても大事な思い出だよ、と思ったり。
あんな幼児に携帯与えて、通信記録も把握してない母親ってどうよ?とか。
遺品を勝手に贈呈って!!とか
いろいろあるけど、まあいいかー。

吹越満、「ありふれた奇跡(母の浮気相手)」「必殺仕事人2009(絵師)」に続いてまた登場(「キイナ」「歌のおにいさん」にも出ましたよ) 先週の田中圭もだけど、脇に同じ人を使いすぎですよ(><)

4話 3話 2話 1話 

「ヴォイス」4 ×

プライド?譲れずにエビ喰うのが??
「嘘つき」呼ばわりの小学生時代も、友人を売れといわれた現在も、明らかに相手が間違っているのにそれを正しもせず告発もせず逃げもせず、黙って死を選んだ男が偉いの??
(ピザがシーフードじゃなかったら飛び降りるか舌噛み切るかしたわけね??)

いやもう今回ばっかりはご機嫌でみてる家族に悪かったけどアレルギーによるアナフィラキシーショックをこんな風に扱われて
「ナンジャソリャー」
と声に出ちゃいましたよ。食べ物ごときで囲んでネチネチ責めるクラスメートなら、持ち物が高価だのテストの点が良すぎるだのモテてずるいだの、難癖つけ放題じゃないのかい。それに負け続けて生きてきたのかい(><)
せっかく
「大麻なんてする奴じゃない」
と繰り返すから、売人の同級生を中毒から救おうとしてたとか、別方向を期待しちゃったよー。

あ、でも彼の妄想だからね、全部。
本当は全然違ったのかもしれないよね。なのに得々と、愛息(田中圭)を亡くしたばかりなのにお忙しいお父さん(小野武彦)を捕まえて妄想語ってんじゃないよー!!

駄目押しに宅急便でした。
そこは普通にママからでした、ワッハッハ!で十分だよー。
(原チャリ2ケツで卒業旅行する親友にチョコ3つって、本気そうで怖い……ていうか、泣いてるよ?みんな気を遣うならここで1人にしてやろうよ。何で微笑んで囲むのー!!)

いっそもっと構成も壊れてたら文句が言いやすいのに。父親と対決する流れはちゃんと前回から続くから余計、何が不満なのか家族には謎でしょう。ううう。
漫才部分(着メロだレタスだチョコだ)はきらいじゃないのになー。

3話 2話 1話 

「ヴォイス」3 ☆☆

うん、やしきたかじんだね!

やはり遺族が直接に事実を求めているのなら、学生が探偵でも見易いです。
今回は久保秋ちゃんの母親(片平なぎさ)の変死を調査。
解剖所見だってみられるし、当時のことを語るオヤジさん(平泉成)の口がどんなになめらかでも、遺族であるアキちゃん&そのお友達に話してるんだから納得です。
その上で、主人公の奇跡の洞察が炸裂しても納得納得!
……アルバムが出るまでは。

そうまでして泣かせたい?甲子園の敗戦投手インタビューじゃないんだから、泣くまで粘るの辞めようよー。
そりゃ15年前の軍手を保管してた工場なら、マニュアルに見えたアルバムを15年ほったらかしもアリかもしれませんが、それならそれで”そんな物が?”と驚いてくれなくちゃ。平然と
「後ろ姿の写真でも買うのはあの人だけ」
なんて解説されても。注文は子供がした筈でしょう?張り出してある学校行事に来てないんだから!!

ともあれ、15年待った証言も現れてクラッシュ症候群だった事実が判明しました。
捜査と涙で、主人公とアキの仲が縮まる……かな?
その間に、親友くんが父との対決を心に誓ったり。
不良とオタクくんが絆を更に深めつつ、法医学のなんたるかを教えられたり。沖縄料理屋も面白いよねー。

次回はまた身内もの。友人変死の謎を探るようです。それなら安心してみられそう……でもやっぱりどこかで過剰に泣かせが入るんだろうなあ……。

あ、そういえばタクシーの死体は??ネタフリに使っただけ??
そういう無神経さが嫌なんだってばー(><)

2話 1話 

「ヴォイス」2 ☆☆

瑛太のコートがいい色だねー、以上。みたいな。

つまらない訳じゃないのだけれど。
奥さんが泣くまで続く主人公の語りも、瀕死の旦那さんの映像も、どっちも裏付けのない妄想じゃん?なのに”泣けーさあ泣けー”と迫られると醒めます。アマノジャクなのでそりゃーもうテコでも流されないぞ。

デッキで漏電、というならコンセント回りに形跡を見せてくれたらいいのに。
強調するべき旦那の特徴は無口、よりも几帳面、では。だっていちいち指輪を外し、瀕死なのにボウルにラップして奥にしまう人だよ?一方の奥さん(鶴田真由)たらその何日も前の牛乳漬けパンを、食べちゃう猛者なんですから(卵あったんですか奥さん!!)あのメチャキレイな家を片付けていたのは旦那だったかも。
ていうか友人!旦那の職探し話は、ちゃんと葬式に行ってちゃんと奥さんに直接いいなさいよ!!

この辺、相手が学生だと逆に気がゆるむということかもしれませんが、前回からとかく大人が口が軽いし、奥さん達は家に招き入れて平気。もっと冷たくあしらって社会の厳しさを見せてやれー(><)
そうこれ、主人公が学生だから軽率でも妄想でもまだ許せるんだろうなあ。

もちろん家族は、私のそんな不満にはさっぱり理解なく面白がってみています。一緒に「クレイマークレイマー」観たのも忘れてそうです。まあ理不尽な離婚の話で、好きな作品じゃないからいいけど。
実は私、ツレとよりフィギュア貧乏くんとの方が話が合いそう……。でもね、自分と違う趣味の人と暮らすって、世界が広がって面白いのよ、うん。そのうち分かるよ。

今回一番興奮したのは、主人公が「クレイマークレイマー」を……DVDでみてたこと!!(そりゃそうだろうけどー名作のレンタルってVHSなイメージが…)
それと不良くんとオタクくんの会話。
「じゃあ俺が作ってやるよフレンチトースト」と、続くかとドキドキしました(^^;;;)

1話 
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