ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

貫地谷しほり

「顔だけ先生」1☆☆☆

 非常勤講師は、非常識講師⁉︎

 進学校の勤務初日、学校まで川下りボートでやってきました!と、七分丈ズボンに裸足サンダルで現れるイケメン講師遠藤一誠(神尾楓珠) 
 早速叱られますが、一応履き替えは持ってきたし。女教師のスカートよりは長いし。叱ってる先生方だってデザインは違ってもサンダルですよね?何がいけないか分かりません、と堂々としたもの。うん、強いて言えば準備もその議論もする時間がないギリギリに来た事が1番ダメかな?

 以降も、学校の慣習は全部スルーで爽快です!
ホームルームも職員会議も、その他めんどくさいあれこれ全部、非常勤なら関係ないって書いてありまーすと、川に帰っちゃうw  当惑する学年主任亀高先生(貫地谷しほり)
でもこれは責任感云々よりも、1コマ(1授業)3000円、月手取り10万円の非常勤なのに副担任という雇い方自体が間違っていますよね。

 女生徒水野(田幡妃菜)の突然のスキンヘッドにも、イジメか?非行か?ウイッグを!と隠すことしか頭にない職員室で1人「カッコいい〜 自分で剃ったの?大変だったでしょ」と別次元w   でもさ、確かに髪型なんて好きにすりゃ良くて、女子の丸刈りは校則違反ですらないんですよ。しかも彼女は海外の大学に進学志望、だったら丸刈りぐらいへでもないじゃんね?
 しかし、頑なに理由を言わない水野さん。イケメン先生のアプローチで心を開いて語るのかと思いきや、なんとこのイケメン、名言を語るのは嫌いだと夕飯のきのこ狩りに夢中!
「誰も君の髪なんて興味ないよ!」
と身も蓋もない〜。でも逆に聞けよ!となり、髪はアフリカで活躍する女性に憧れて、ですって。本当はアフリカに行きたい、という気持ちをやっとご両親にも打ち明けて、まず米大学で社会貢献の勉強をしてからアフリカには行くことになりましたとさ。妥当です。

 その間、娘の居場所を気にする親御さんをなだめすかすなど振り回される亀高先生だけは、顔で雇うから…と同僚(三浦涼介)にも揶揄されて心労MAXですが。この先感化されていくのかな?彼、決して間違ったことは言っていませんからね。しかし家もなくして学校に住み着くのはいかがなものか笑

 何でも言うだけ、無責任教頭に八嶋智人は安定のはまり役です。
 これは次も見ようっと。

「珈琲いかがでしょう」1☆☆☆

 イケメンが目の前で淹れてくれる珈琲、pricelessでしょう〜!! え、店長青山さん(中村倫也)て逃げてるの?

 疲れ果てた人が出会ったのは移動珈琲スタンド「タコ珈琲」、タコをトレードマークに8種類の珈琲を出すその店は、一杯ずつ豆をひき丁寧に淹れた、特別な珈琲を出してくれるのでした。癒される〜
 30分ずつの2話で1時間。いい塩梅です。

☆1杯目
 いつも手書きのお礼状を入れ、丁寧に梱包する垣根さん。服も繕い手刺繍ダーニング、堅実な装いに人柄が感じられます。でも上司からは無駄無能扱いorz 
一方、雑で仕事の早い後輩馬場ちゃん(足立梨花)は、人気者でゆるふわでメイクも髪もバッチリなのに…
「いつも靴が汚い!」
案の定発送間違いをやらかしたのに、謝罪に行くのは垣根さんなの? もう手書きやめた!となってる垣根さん(服の刺繍も機械縫いに!)の元に、社長(大石吾朗)がやってきて、字と礼状を褒めまくります!取引先の社長もファンですって! ←いやいや、口だけで褒めてないで、査定上げて月給増やしてよね!
 自販機珈琲上等!適当万歳!だった馬場ちゃんも、ついに「特別」な味を認め、タコ珈琲の前で語らう2人なのでした。

☆2杯目
「死にたい…」
とつぶやいたベランダから、落としたガードルを下のイケメン青山に拾われたお姉さん(貫地谷しほり)orz
 珈琲スタンドだったので、悩んだ末にカフェ・オ・レを頼みつつ、自分の人生はいつもこう!無難!着る服も全部ベージュ!とグレると、なんと青山は手を差し伸べて、彼女を冒険の旅に誘うのでした!
…って、近所まで珈琲デリバリーでしたがw
 すぐ側にあるのに知らなかったカレー屋。激辛カレーに挑戦し、愚痴なら聞くと言ってくれる店主。カフェ・オ・レを違う味に変える魔法の粉、ガラムマサラ! (安全保証に、指を舐めてみせる青山!ひー!)

 死にたい気分で干していた洗濯物を、生まれ変わった気分で取り込むお姉さん。別の色の服も、着てみようかなと呟きながら。
(365日全身ベージュって、逆に無難どころかあだ名つくレベルではw)

 物腰優しい青山の、笑顔がいいですね。人の心に寄り添ってくれる。でも根っからの珈琲屋な訳でなく、タコ珈琲は命を狙う輩から逃げる算段ならしいです。それにしちゃ、目立ちすぎですけど!
次回は立ち回りもある模様。楽しみです!


カフェオレとカフェラテの違いがわからない💦

「捨ててよ、安達さん。」1☆☆

「同情するなら、捨ててくれ!」
これ言わせたかっただけなのではw

 断捨離がテーマの企画にオファーをされた安達祐実。何か私物を捨てて欲しい、んですって。そのまま帰宅し子供さんの連絡帳にハンコを押したり家事したり、密着ドキュメンタリですか~と、ながら見になりましたがw  突然の来客から一気に様子が変わってきました。
白装束でやってきた貫地谷しほりの自己紹介は
「安達さんの代表作のDVDです!」
もっと正確には、安達祐実の代表作と言われているが未発売である「あの作品」が焼かれているDVDw なるほど、だからラベルのない生DVDみたいな真っ白のいでたちで。首の紐は財布が下がっているのかな? そんな人間じゃない宣言に戸惑う安達さんですが、そもそも隣で合いの手入れてる幼女だって娘さんでもなく、どうやらこれは「夢」。
 もうずーっと、本棚に刺されているままで見る気配もない、とDVDさん。
偶然再会した番組スタッフから、良かれと安達さんの手に渡って4年。今日は偶然落ちて手に取られて。旦那が長期出張中の夜、子供が寝てから懐かしく観るのに絶好のタイミング??と思いきや、また本の間に戻されて。そんな宙ぶらりんな気持ちのままでいるよりいっそ
「捨ててくれ!」
と主張するのですが…。いざ、ゴミとして可燃か不燃かと捨て方を調べシュレッダーにかける話になると悲鳴w  で、安達さんとしてもあまりに代表作で「あの作品の安達祐実」扱いが長く、やっと抜け出せたのにという思いで振り返りたくはなかったと言いつつも切り刻んで捨てたいほど恨んでも憎んでもいないわけで、心中複雑。誰かに譲ることに落ち着いて、3人並んでかの名作を鑑賞し、当時の自分の演技を褒めたりしつつ夢から覚める安達さんなのでした。
 雑誌だかTVだかの企画的にもその譲渡でOK。母の出演作DVDをもらった娘さん早速見てくれて、ママ演技上手いじゃんと言ってもらったそうで良かったね(^^)

 ところで、娘でもないのに安達宅でくつろいでいたあの幼女はきっと、幼い頃の安達さん本人(本物のあの可愛さと演技力を望むべくもないですがw)いつかそれも捨てさる話になるのかな。

「テセウスの船」~最終回 ☆☆

 もう元と同じかわからなくなってしまった「テセウスの船」は、事件でなく心さんのことだったんですね…orz

 最終回も案の定文句タラタラで観てましたw 酷いw
 差し入れの本に「家族皆殺し」の暗号って~佐野文吾(鈴木亮平)ですら気づく雑な暗号をスルーして与える小藪刑事もダメですが、
「私が犯人です」
って自白したら世間から家族がどう見られるのか、分かってない文吾にがっかりだよ! 心さん(竹内涼真)何のために過去に来たんだよ! ←こう書いちゃうとまるで狙い通りタイムスリップしたみたいですけど、偶然ですから! なのにこの音臼村、やたらタイムスリップに寛容じゃないですか。なんと文吾を刺した真犯人まで「文吾と心先生は親子だろ」と異常設定を受け入れていて大爆笑w  もうこれ、音臼村周辺では普通に時間旅行頻発してて、河童並みに語り継がれてますよね。霧の日に見慣れない服装の人が歩いてたら親切にしてやれ、とか言われて子供たち育ってますよね。文吾が心さんの正体を、奥さん(榮倉奈々)には頑なに告げなかったのって奥さんはよそ者だったからでは(いや、文吾だって音臼村には赴任しただけで育ってはいないかもですが)

 さておき、ミキオがぜーんぶ分かりやすく喋ってくれた事件の真相。を、録音した機器は令和元年製品でしょ。再生してハイ犯人!ってだけ? 平成元年にはあり得ない小ささを誰も気にしないの?記憶媒体テープじゃなくきっとSDカードだよ?気にならない?

 もうホントSFとしてはダメダメでダメ過ぎて、悲しくなるほど。

失踪=真犯人か?と一瞬ミスリードされた校長先生は、単に息子が恋しくなって会いに行っただけ!だって文吾と心を見ているとまるで親子のようで。ってさー。文吾には実子も3人もいるというのに? 肉体年齢10歳違わない2人にそこは「兄弟のよう」でないと可笑しいでしょうに。

あと、佐野家が今更思い出した心さん来訪理由「父親を探す」!「見つかったの?」と聞いて、うなづかれたら次は「誰?」じゃないの?こんな小さな村でw  もうツッコミどころがありすぎるー。

 でもドラマとしてはきっちり毎回泣かせどころがあって
「俺は家族が大事だー」
「お父さんを信じる!」
等と異論の出る隙もないことを、感動的な主題歌に乗せてお送りするので何かいいもの見たような気がしてしまうという罠。 最終回では、佐野家タイムカプセルから文吾の「家族への手紙」を掘り起こし、その家族愛溢れる内容に、一時とはいえ文吾を疑ったことを後悔する家族…。「お父さんゴメンなさい~」って子役の演技に泣けましたよねえ。
…なんで妻でなく他人の心さんが読み上げてるんだって気づくと涙引っ込みますけど!

 真犯人が、心さんと同じように「人殺しの子」と後ろ指さされて育ち、捜査した文吾は幸せに暮らしやがって、と逆恨みした設定は、皮肉で成る程でした。ただ終盤5分にセリフだけで全部言われて。妹いたことも唐突で。ベテランが演じても難しいだろう場面を、ドラマ初出演の芸人さんに任せるとは無謀な。原作と犯人変えたそうなので、配役した時にはまだ犯人決まってなかった疑いがw

 さてラストは30年後、無事犯人にならずに初老を迎えた文吾を囲む一家団欒。子供達はそれぞれに伴侶を迎え…(成長したイガグリ兄が澤部で、話題をさらっていましたけどねw 芸人キャスティングしすぎ~)思い出の中の心さんそっくりに成長した「息子の心」は、上野樹里な嫁を迎えて。その名前が、結婚指輪に刻まれた人と同じなことを文吾だけが知っているのです。
えーっと、その妻が父親を信じろと言ってくれたことは文吾も聞いていましたっけ。でも、出産で死んだことや、赤ちゃんの名前は? それこそ平成元年の心さんが今際の際に言い残したのなら、時間旅行の渦に飲み込まれて可哀想ですし、これから奥さんが亡くなるだろうとただ1人予見してしまう文吾の心情たるや、ですが。だったら逆に胎児に遺児の名を提案しちゃダメダメ~! 

 てか、その「息子の心」がいかに異常に過去の心さんに似ているのか、ひっそりと確認するためにも当時の写真が一枚は残っているべきでない? せっかく過去に持ち運んだ新聞記事スクラップも早々に捨てたまま、犯人たちが拾ってどうしたのかも語られず(配信見ろとかやめてね)全く気が利かないというか。
 せっかく放映日にリアルタイムで観たのに、自分の中で消化するのに随分かかりましたw このダメさが原作由来なのか、どうなのか。うっかり読みたくなってしまっている今日この頃です…。くううう。

「テセウスの船」5、6☆☆

 ほら死んだorz
そして皆タイムスリップに理解がありすぎて驚愕w

 証言を申し出た松尾さん(芦名星)の死までは、ああ殺される~とハラハラ見ていましたが、その後続いた人死にには驚くよりも頭が痛かったです。心(竹内涼真)、迂闊すぎ。 殺人犯の息子として、自分が疑われる!と怯えてしまう心理はわかりますが、だったら常に目撃者を連れておいて。次善の策は素早い通報でしょ! どこでも監視カメラがあるご時世に、通報せず逃げるのが最悪手では。

 その合間、取材で由紀(上野樹里)と距離を縮めながらも、「友達が」と過去の由紀へのプロポーズを語る切ない心。
祖母の形見の指輪を失くして探す彼女に、ほらあった!と別物を見せてのプロポーズは微妙で、聞いてる岸田由紀も『なんで今その話?』だったかもですが、心にとっては、妻由紀と岸田由紀が別人だと区切りをつけるための大事な時間だったのかと。

 それだけに終盤、大スクープ!事件直前の音臼村にタイムスリップしたんだよ!と唐突に打ち明けられた岸田由紀が、その件に登場する「妻」だけに反応して
「私…?」
と、そもそもの真偽を問わないのは謎すぎですorz  妄想扱いしないんだ。差し出される指輪の刻印 SHIN TO YUKI ぐらい注文できるし。飲み物の好みを熟知=監視や盗聴の可能性ぐらい、記者なら疑ってw
そうならず由紀に心との絆を信じさせるエピソードは、『珈琲より紅茶が好き』程度のことでなく、教えなければ知らないはずのもっと大事なことじゃないのかな、まさしく『その指輪は祖母の形見』みたいな!(岸田由紀が落とした指輪を拾って紛失を未然に防ぎ「形見でしょ」と知らないはずのことを言った上で「プロポーズをするつもりの日に、彼女が指輪を失くして」と自分のこととして語っていた、ならまだ「それ、別の世界の私?」と思えなくもないかなあ…)

 とりあえず由紀に喝を入れられ、また音臼村慰霊碑に向かう心。
車椅子のみきお(安藤政信)とばったりw出会い、犯行を高らかに謳う彼に殺されかけるわけですが…三たび忍び寄る白い霧。またまたまたタイムスリップかーい!

 真犯人が来ると見越して録音機器を準備し、警察も呼び寄せてある手際良さ。しかし「俺が犯人だ」の自供で呼んでは、後々絶対面倒なのにorz そして、格闘に備えて防刃チョッキか新聞紙の腹巻き(ヤクザ映画参照)ぐらいは仕込んでおきたかったですよ。
 そして過去では、事件の何日か前。
当時小学生のみきお君が、本当にそんな大それたことを目論んでいたの? 優しいさつき先生も当時から実は? ユースケサンタマリア刑事はもう死んでいる日付なんでしょうか?
予告に、未来の自分の声をきくみきお君が流れていましたが…『僕と同じ名前の人だー』としか思わないんじゃないのかな。それとも、既に心のタイムスリップを確信していたら…。って、いやいやいや、未来日付の新聞記事だって免許証だって、TV用の小道具だと言われる方がまだ
「未来から来ました」
より絶対マシな言い訳だって!

誰か1人ぐらい、絶対タイムスリップを信じないマン居てくださいよー。

「テセウスの船」3、4 ☆☆

 えー、現代に戻ったw

 音臼村から心(竹内涼真)が消えて、事件は止められず毒殺犯はやはり父文吾(鈴木亮平)のまま。でも母と兄は心中死と、心のタイムスリップは事態を悪くしちゃってましたよ。でも、過去が変わったなら妻生きてたりする?と自宅に駆け込めば、赤子はおろか2人暮らしの跡形もない殺風景。結婚してなかったことになっているのね。

 なのに心の左手には結婚指輪orz  そういう齟齬がこのドラマ気になるのよ!

 その後も、獄中の佐野文吾に会いに行けば覚えていて、自分を無実と信じる「心さん」がいつか会いにきてくれることを支えに生きてきた、と。その父子のやり取りには泣かされるんですよ。文吾の老けっぷりはさすがで、老けメイクの自然で良いし、鈴木亮平のことなので村で警官だった撮影から老けメイクまでに痩せたりもしてるかもw
 しかーし!
 だとしたら文吾が新生児に心と名付けたの? 獄中から頼んで?
「あなたの息子です」と告げた心を信じた文吾には意味あることでも、妻和子(榮倉奈々)や兄姉には無断で消えた短期同居人の名前。どう納得したものか。 

 更には、この世界の心=佐野心は、母を亡くして施設育ちで独身。30年前に文吾と知り合った、教員志望で既婚者の田村心とは全然別人に育っているはず。生後1度も面会に来てないなら、文吾には違いが分からないでしょうけどね。佐野心はどこに? 彼も同じように廃村の音臼村を訪ねたのだとしたら、何をきっかけに?

 妻由紀(上野樹里)に会いに行けば結婚どころか知り合いですらなく、姉の鈴(貫地谷しほり)に会いに行けば「もう帰って」と。親しいはずの関係が消えていて切ないのですが…。
由紀ったらこの世界では雑誌記者!音臼村事件を取材し、心のことも『佐野文吾死刑囚の息子の』という認識です。愛する夫のため、と文吾の事件をスクラップしていた由紀が、そもそも調査向きだったとはw なんか愉快ですw
そして姉鈴は整形済み!
記者に追われずに生きていくため、名前も顔も変えたのだとか。そこも泣き所なのに「そうかー1話の顔にアザがある鈴が貫地谷しほりっぽくなかったのは、そういうことかー」と要らないことを考えてしまいますw

 そしてなんと、鈴の夫は音臼村事件の生き残り!義母は、彼を引き取って育てた、小学校のさつき先生(麻生祐未)!

いやそれ、どっちも鈴をよく知っている上に、心の顔にも見覚えが(あちらは30年ぶりとはいえ)ある筈(^^;;;;;;)   そして事件の話になるたび、文吾を早く死刑に!と叫ぶ人たちと家族でいるなんて。贖罪のつもりか、なんとも辛い道を選んだ鈴なのですが。
久しぶりに会う、一緒に育ってもいない弟心が突然、30年も経った事件を調べたいとか言い出して、鈴の暮らしはますますハードですよorz

 現代で当時の証拠集めをして(心と由紀はまたそれで親しくなり)、またタイムスリップした過去で事件を防ぐんでしょうか?
元々はジュースに毒物が入れられた事件が、心の干渉で汁物に毒が入れられることに。でも多分、心が未来から持ち込んだ新聞記事は日付やジュースのこともそのままなんでしょうねえ、残っていれば。
 何しろ、見られてはならない!と謎の決意で早々にノートを捨て、証拠ゼロで「未来から来ました」と言い張る羽目になったのに、文吾もユースケサンタマリア刑事も、信じましたからね…。ノートの意義は、むしろ誰かが拾ったことで発揮されるのでしょうよ。そして最後は、文吾が捕まらず心は教師で、母も妻子も無事で幸せな未来になるのよね、きっと!
頼みますよ!

 タイトルからして「修正を繰り返したら、それは別のものでは」というパラドックスにまつわる
「テセウスの船」
 てことは、心はまだ何度も事件前の音臼村に戻っては修正を繰り返し、事件は全く違うものになっていくのかも(事件を防ぐより、文吾を殺して犯人扱いにならなくする方が簡単そうw)  そして心も全く別人に?でもそれって誰から見てかって話で。元々の佐野心と親しくて、急に変わったねと思うような人は…、いないのかな。殺人者の息子として日陰に行きてきたものねorz  むしろ、田村心時代に由紀とどう結婚にこぎつけたのか。

音臼村から戻って以来、仕事もしてなさそう。大丈夫なのかw

「かんざらしに恋して」☆☆☆

長崎発地域ドラマ。
ヒロインが探し求めた幻のレシピを、作中で公開してくれていますよ。太っ腹~。白玉が浮くかんざらし、食べてみたいです(^^)

舞台は長崎県島原市。
地域おこし協力隊として、島原に越してきたヒロイン瑞樹(貫地谷しほり)は、島原の家庭の甘味「かんざらし」復興の担当に。
食べたこともないかんざらしの、それも幻の名店「銀流」の味を再現して◯日後に開店ね!と無茶なことを言う、市役所の八田さん(遠藤憲一)は
「意外といけっとさ!」
が口癖で、試食を頼んでも内装工事が遅れても適当なことばかり。挙句、当時の「銀流」を知るご近所からは、瑞樹のかんざらしはニセモノ呼ばわりをされてしまいます。

そもそも「銀流」を再現するなら、地元の人が作ればいいのに。

と思ったら、他所から協力隊に人がこないと助成金が出ないんですね(^^;;;;) 島原市に呼ばれて来たのに『よそ者は帰れ』と言われてしまう矛盾を、正面から描いています。
売り上げが懐に入るわけじゃないのに、土地の名産で金儲けと責められる。お役所仕事で、断水でも営業日は変えられない、味を研究する休日もなし。ラジオ出演で炎上、東京に残った夫(黄川田将也)との仲もこじれてしまった様で、つらいことばかりの瑞樹ですが、くじけません。この20年失われた「銀流」かんざらしの味を求めて、聞き込みに励み試作を続けます。
蜜がゴクゴク飲める
白玉が浮いていた
手がかりはたったこれだけ。そして押入れの大量の空き瓶……。

途中、店に顔を出さなくなった八田と溝ができ、粉をぶっかけあっての大げんかまでしてしまいますが(^^;;;;) その八田の人脈で「銀流」関係者にたどり着き、レシピを教わりながら、いつもヘラヘラ笑っている彼が普賢岳の噴火で友を亡くしていると知ります。あの「意外といけっとさ」は、地域活性化を語り明かした親友の口癖、八田にも島原への熱い想いがあったと知る瑞樹は、ついに再現できた「銀流」の味を、いの一番に八田へと届けるのでした。

白玉に少し砂糖を入れて捏ね、茹であがったら、30分も水につけるんだそうですよ。それで比重が変わるんですかね。空き瓶は名産ハゼの蜂蜜でした。そしてキザラも。熱心な研究と観察眼であと一歩まで迫っていた瑞樹でしたが、セオリー通り白玉はすぐ水から上げるものと思っていたら、永遠に正解には辿りつけませんって。そんな風に、自分一人ではわからないことがある。話あわなければ見えてこないことがある。そんなことも描かれていましたね。最後、ご近所の偏屈オヤジもやっと「また来る」と味を認めてくれて。旦那さんとの話し合いは、さて白玉のように丸く柔らかくまとまるのでしょうか(^^)

メインが貫地谷しほりと遠藤憲一、よく見る役者さんで見やすくもあり、地方らしさ薄くもあり。難しいところですね。それでも水路に人が集い野菜を洗う水の町島原や、そびえる雲仙が美しく郷愁をそそります。そうそう、白玉を茹でるのも晒すのも、シロップも、すべて湧水で作ってこそのかんざらしなんだとか。どんなに美味しい水なんでしょうね。

市長に前野朋哉。市役所職員の宮崎花蓮が、島原出身。


「リピート 運命を変える10ヶ月」1 ☆☆☆

おや面白い、見せ方がいいよね

地震を予告する怪しい電話をきっかけに、某中華料理屋に集う老若男女。
『10ヶ月前の過去に戻してあげよう』

と、戻れば稼げる証拠?の札束を全員に渡して去る男、風間(六角精児)


現在に不満もないヒロイン鮎美(貫地谷しほり)は無視する気でいたが、なんと恋人(松田悟志)に別れを切り出され、原因は誕生日デートのドタキャンでプロポーズし損なったことと言われてしまう。その誕生日が、戻れる10ヶ月のぎりぎり翌日じゃないですか!

結局全員が過去に戻る『リピート』を希望してまた集い、怪しい光に包まれるとそこは……10ヶ月前w


無事職場での事故を回避、デートに駆けつけ、挙動不振ながらもプロポーズにこぎつける鮎美。やったね!

他のリピート仲間も、虐待女のヒモになりかけていた圭介(本郷奏多)は初デートから逃げ帰り、受験生も専業主婦もリケジョ(安達祐実)も皆明るい顔で約束の時間に集まってきましたよ。ただ一人、現れないトラック運転手の死を風間が告げ……。


えええ何ででしょう。リピートの瞬間、鮎美が本を落とし、圭介は階段から落ちたようにちょっと意識が飛ぶ模様。その時トラックを運転している最中だったせいでの事故でしょうかね。でも1話冒頭の逃走をみるだに、この先命を狙われたりしそう?

「トドメの接吻」とタイムリープかぶりw

でも、なんだか分からず繰り返し襲われる「トドメ」とそもそも「リピート」が違うのは経験者風間がいて、皆を説得しリピートに誘おうと説明もしてくれることですよ。おかげでずいぶんわかり易いでしょ。

ただし、リピートの仕掛けも風間の目的も実は何もわからないままですけどね。


誘われた8人全員、リピートしに来るのも怪しいです。

だって私、人生のどこにも戻りたくありませんよ。幸せな現在につながらなかったら大変。まして10ヶ月前なんて長女の受験まだ修羅場中、現在幸せに通ってる学校に最後ひっかからなかったらどうしましょう、絶対にリピート拒否なんですけど。

鮎美もあんな男とは縁切ったほうが。恋人がデートに来ない時に、怪我でもしたかと心配もしてくれない奴でしょ。ほら予告で浮気してるしさ。
視聴決定! 


「女くどき飯(2)」1 ☆☆

なんとシーズン2!
でも前とまったく同じw あ、仕事ふってくる編集長(安藤玉恵)が占い効果で婚約、化粧もフェミニンになってたのが違いますか。その占いで30年に一度のモテ期だと言われたヒロイン(貫地谷しほり)が、多少焦ってきているのも違うのかな、でもどうせ毎回その気になっても、食われちゃいけないお仕事デートですからねえ。
昨今妙に増えた食事ものドラマ。でもこれが一番、食事がどうでもいい系ですよね。そして自分の懐痛んでないから、紹介される飯が高いw どうせ大阪からは行かれないからいいんですけど。

あ、私は爪がピカピカの男、気にしませんよ。体育会系でもピッチャーは爪きれい。美魔男弁護士(戸次重幸)、どっかで見たと思ったら「火村英生の推理」でマジシャンしてた人だー

「女くどき飯」~最終回 ☆☆

喰われちゃっていいよw

と、編集さんからお墨付きのバースデーくどき飯!

現れた関西弁のイケメンは、さすが恋愛コミュニケーション専門家(なんだそれw)ちょうどいい感じにめぐちゃんの心をぐいぐい揺さぶってくるのでした。相変わらず妄想全力で、押したら落ちる娘だなあw なんで悪い奴につかまって貢がされずに独り身なのかわかんないぐらいにチョロいw


そして今回もきっちりパターン通り、彼の関西弁のくどき文句そのままにくどき返してみるめぐちゃんなのですが……また会える日は、出版パーティw 渡されたプレゼントは彼の執筆したハウツーモテ本なのでした! 要るかそんなもん! 宣伝目的かい!


関西に暮らして長いのに、ドラマで関西弁が出てくるとどうしてこうチャラく聞こえてしまうんでしょうねえ。深刻な会議だって、悩み相談だって、お悔やみだって、関西弁でするのにねえ


ああいつもと同じようにエンド…と思いきやピンポンと来訪者ですが、男のはずもなくw 女二人でホールケーキとワインってきっつーw
「シリーズ化しないかなあ」w
そしてDVD発売決定だそうですが、店の紹介映像や割引券が特典でついていそうで怖いですw


「女くどき飯」5 ☆☆☆

バブルw

50代オヤジが死語を連発、マブい女w シータクw いつもの妄想もトレンディドラマで背景が東京タワーの夜景だよ

でも今までで一番はっきり口説いてきてたのは、やはり年の功かな

とどめのくどき文句が

「俺の、最後の女になる?」……腹筋壊れるw


そして思わず本気になったら(いつも通りだよ!)、これからギロッポンで女子大生と合コンなの!と振られてしまうという可哀想なメグミンなのでしたー。オヤジ56才、元気だな!


毎度、応募者データを送った連絡での『今うちの会社◯◯なのよー』という業界自慢とか、データ見てさーてなに着ようかな☆と企むヒロインの様子も楽しみですよ。

実際相手が違うんだから、毎回同じ服だって全然構わないはずだけど。めぐちゃんいつも違う感じで可愛いですよねー。今回の服より、前回の白いピラピラの方が気合入ってたよねw


「女くどき飯」4 ☆☆☆

ショムニパロw さすがに担ぐ脚立が小さめだw


今回は手強い、もてない男!

腐っても開業歯科医、本人申告ではモデルだCAだとおつきあいしてたそうですけど、どうせ金目当てと斜に構えるし。会った時のテンションの低さw ヒロインが『非リア充』と分かって一転のニコニコw

でも、処女じゃないと知ってまた閉じる心の扉w

処女厨とか最低w

そもそもお仕事じゃなかったらこんな、沈黙の多い初デートいやよねえ


4回目ともなると連載記事を読んでの応募で、ヒロインの上から目線バレてます。その上での「そこそこ可愛い」とか「処女で良かった」だなんてよく言ったなw これも記事になっちゃうのにー

それでも、なんと過去のメルマガも読んでいてそれで猫を飼ったなんて大技出ました!←これが、口説くために仕込んだならスゴ腕なのかもしれませんが、めんどくさい(><)

その猫の写真を置き忘れたまま、先に会計して逃亡w ←これも、追いかけられるためのわざとだったら…と思ったのに、ほんとにただ忘れたのかーい


それでもまた、高度な妄想力で口説かれちゃってる神林ちゃん。やっぱり理解されずにお礼だけ言われてお別れでしたw

毎回、相手が言ったセリフを踏まえての口説き返ししますけど。言葉のプロならぬ彼ら、自分が使った言い回しを忘れてるんじゃないでしょうか(うちの旦那がそのタイプw) いっそ黙ってメアド渡して帰る方が意図伝わりそうです。


今回の料理は寿司割烹in六本木。白木カウンターに並んで味わう美食の数々も麗しく、弾まない会話の隙間を埋めてくれました。生牡蠣いいなあ。


ちなみに前回、20才大学生は息子と同じ年でねえ…圏外すぎるw

例によって羽生結弦で想像してみましたが、食べさせてあげるのはともかく口説きもセットとか笑うw


「女くどき飯」2 ☆☆

ネパール料理でアカン子の相手!


2話目にして早々の変化球きましたー!

スパイスの効いたネパール料理。クンビラロールって何w でも貫地谷しほりのリアクションではめちゃ美味しそうです(><)

鳥が丸ごと1匹入ったネパール鍋も、試してみたいですねえ。たまたま近所にネパール料理屋みつけたところなんで、そこのメニューにあったらいいなあ。美味しそうだなあ(^^)

最近流行りってのじゃなく、家族で20年も通ってる馴染みの店に連れてくるというのも味やサービスに保証付きでポイント高いですね


しかし相手の男のアカンっぷりも凄かった

エスニックに長髪、無職。いや起業準備中……といっても、準備の中身は名言集(主に中田の)を読むことな28才w
『中田ヒデに謝れ』w
第2の故郷ネパールには行ったこともなく、無駄に人懐こく、無駄に熱くてめんどくさいw 実は広尾の坊ちゃん育ちなことも、本人には引け目なんだろうなあ~


無難だった前回と違い、客観的には無理物件ですがいい奴さは伝わってきます。これが同じ鍋つついてると情が湧いてくるんでしょう。案外いいパパになるかも…なんて妄想を繰り広げてしまうヒロインです。

ハッ「私はなぜ、産んでもいない子の心配を!」ウケるーw


そして素朴に熱く口説かれて、アカン子アカン子内心でつぶやいていたヒロインも帰る頃にはすっかり本当に口説かれた気になっているのは1話と一緒。 違うから、男はその気ないから!


ここで終わってもそこそこ面白いドラマかもしれませんが、やはり真髄は最後のエッセイです。
イケメンは減点式だが、非イケメンは加点式、なるほど心当たりがありますよーw

次週は年下の大学生かあ。どううっかりまた惚れてしまうのか、楽しみです。 

「女くどき飯」1 ☆☆

一粒で2度美味しいw


「孤独のグルメ」の女性版。ただし、おごってくれて口説いてくれる男同伴での心の声をお聞かせします、てか。


何を食べさせても美味しそうな貫地谷しほり演じるフリーライター嬢が、お仕事の企画として毎回、チャラいイケメンにオススメの美味しい店でおごってもらって口説かれて(男性側はそれを前提に応募してきている)。

お持ち帰りされるわけでもなく、家にかえってすっぴんでそれを記事にするわけですねw

もとになったシリーズ記事を読んだことあるのかも、既視感。


実在の店でお食事しているので、美味しそうに紹介された料理を実際に味わうことだって出来ちゃいます。
味噌パウダー!
今までの野菜が草だったと思えるような美味野菜!  どんなだw
 

イケメンも、今回のが趣味でなくてもゲストで毎回違う人が来るんですからよりどりみどり。それぞれの決めゼリフで口説いてくれるのをバーチャル体験気分で胸キュンですよね。
じゃすみん的には流暢にかっこいいより、不器用で無骨系か緊張のあまりやらかす系の方が好きなのですが、そのうちそんな人も出てくるのかな。でも記事で貶されちゃうのはかわいそうだなw


で、ラストまでには本気で口説いてくれてお持ち帰りも実現するのでしょうか。


旦那にはまったく興味を引く要素がないそうで、わけわからんと言われました。うん、おじさんはターゲット外だと思うよ…w 若い男性ならまだ、デートの参考になるのかもしれません。

「みをつくし料理帖」2 ☆☆☆

原作大好きで楽しみに視聴、何の不満もおきない良い2時間ドラマでした。 シリーズ2作目ですが、丁寧なつくりと絶妙の解説で事情は把握出来るかと。

……
というか、把握出来過ぎて2作目と思うより「これ前にも観た」と、旦那など再放送かと思ってましたよ。ゴールデンタイムにそんなw

でも確かに

☆つる屋で料理

☆登竜楼と喧嘩

☆料理美味しい

☆花魁がチラッ

☆私がんばる!

ぼんやり観てたら同じですかねえw 若旦那失踪問題の手がかりとか、小松原さまの仕事が将軍の料理係だとか、いろいろ新しいことはあるんですけどねえ。

それに、この先恋の話も出て来るわけですが、この調子で馴れ初めから破局までを年に一度でぽつぽつ描いていたらぼんやりしそうです。2時間特番でなく、やはり連ドラで毎週あってのシーズン2シーズン3とじっくり描いて欲しいですねえ。


又次さんも源斉先生もかっこいいのにちょろっとずつしか出ないんですもの。それを言ったら小松原さまもね。今回だけを観てたらこの先、澪が誰と恋するだのなんて、妄想する余地もありません。


ドラマオリジナルとして、澪が主役の戯作が出て売れてました(自分が書かれてないと拗ねる店主可愛いw)

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