朝ドラ、実はずっと見ています。でももう辛いのです。偶にツッコミ入るなら愛嬌ですが、素でイヤおかしいだろ……とドン引きすることが増えてしまいました。
だいたい週末に、週の6回を旦那と並んで続けて観ます(^^)
旦那は片耳失聴で私は漫画描いてた時期があって。お互いにうんたらいいつつ、星野源のオープニングもとばさずに6回見てw 永野芽衣ちゃんが可愛くてねえ。そうか漫画家になりたいのかと、応援していたものです。
それがプロポーズ断った(ことになった)あたりから、ストーカーなど鈴愛の奇行に戸惑うようになり。断筆しての第二の人生だって暖かく見守っていたのですが……。クズとの結婚はともかく。離婚も……『映画を作りたい』ではなく『別れて欲しい』から持ちかける旦那がやっぱり酷いとも思いつつ。
出戻ってからの鈴愛は、ずっと「変」じゃないですか?
いくら実家でも、自営業で必ず居ると分かっていても。ひと言の連絡もなく子連れで住みにやってきて、営業中の店内でいきなり喧嘩を始めるって。地上げ屋の嫌がらせより酷いわ。そして、大昔のプロポーズを蒸し返したり『律を支えたい』って、はあ?
どれもこれも、離婚話から即日泣いて帰って不安定というならまだしも、季節が変わるほど婚家に世話になってからなのに? そして実家でのんびりと家事もせず、むしろ娘の世話は家族に丸投げで楽チン楽チンと朝寝してるのに?
そのうち考えついた仕事は、雇われるのがイヤだからと2号店。元手は両親の世界旅行貯金 ← 鬼か。
そこからは、仙吉さんに五平餅特訓されて、速攻でマスター。拍子抜けしてたらなんのとこはない。開店したら習ってない弟子も焼いて客に出してるじゃん!特訓の意味ない~! そういう雑さが随所に見られてもうイライラしっぱなしなんですよ。 仙吉さん急死で、カフェの名前が決まらない騒動も長い。それより、やっと命名ができて喜ぶ仙吉さんが見たかったなぁと思ってたら、なんだ。カンちゃんから仙吉案を聞き出すために、人形に携帯仕掛けたかったんですねえ。その延長に、カフェのアイドル岐阜犬が喋るアイディアがあって、それが懐かしの糸電話を彷彿とさせ……って、待ってよー。
店名案は仙吉さんとカンちゃんと愛狐ココンタ3人の秘密だったのに、家中の大人が教えろ教えろと騒いで、知ってるはずのココンタまで『忘れた、教えろ』と言ってきて。気が付いたら店にはその名がついてるんですよ、非道くないですか。カンちゃん怒っちゃうのかな、と心配したのに、店名に反応する場面なし。そもそも「センキチカフェ」と聞き出してからほぼ登場しませんorz
律(目上を呼び捨て!)の家に上がり込み、病気のおばさんに歌をきかせ(迷惑…)、漫画借りてと、野放し状態を延々見せられた挙句に用済みですか。あ、ママお手製の岐阜犬と陽気におしゃべりしてました。喋るココンタの裏切が響いてないのかと。『世界はひとつ』『パパとは心が通じてる』などと壮大なことをよく語るカンちゃん、携帯電話のギミックなどお見通しのこまっしゃくれた子供だと思ってたのに、逆にあのお題目はお莫迦の証拠で、丸っと言われたまんまを信じちゃうってことだったんですか?
どんなに頼んでも、一度もお絵描きしてくれなかったママが描いた岐阜犬。カンちゃんのためじゃないんだよね……切ないなあ(その設定も、断るエピソードの積み重ねでなく『一回も描いてない』と言うだけ)
またその岐阜犬の中の人が、和子さんorz
開店時間内、ずっとスタンバイしてるの? 余命宣告された病人が? 殺す気か。仕事があると張り合いがあっていいわねーって、それは元気な人に言うことでしょ。
サンバのサトエリさんが来て、仙吉さんの五平餅の思い出を語ったというのに、センキチカフェで鈴愛のを食べさせるでなくお父さんが作っちゃってびっくりですよ。
てかね、五平餅ですよ。オープンに秋風羽織を呼ばないの?
てか、先生が癌だったことは忘れていいのかな?
忘れるといえば、ママが漫画家だったこともカンちゃんはもう忘れちゃったかな。
夫の映画が完成して、試写会もしたのに評価はなにか流れてこないのー??
律の嫁が敵みたいに描かれていますが、あんな変な幼馴染そりゃ警戒するでしょ。和子さんも、遺品を鈴愛から律に渡してとか、自分の死後の律が心配とか、嫁をないがしろ。ほんとこのドラマ、巣立って親と違うコミュニティを築いている子がいないんですよ……。
さて今週は旦那の出張もあって土曜を待たずに見ちゃったら、ほらやっぱり和子さん、岐阜犬中に具合悪くなっちゃってる(あのオープンスペースで浮気だ友達がいないだと、ぺらっぺら相談するのも不自然ですが)
その後イチゴを頼まれて買いに出た律くん、当然のように閉店後の「センキチカフェ」に入り込み(戸締りは??)売り切れ閉店を知らずに復活した岐阜犬に向かって、『あなたの子で良かった』を繰り出しますよ。う、うん。20代ならそれでいいけどさ。もうアラフォーで人の親だよね律くん。家に帰って直接言えよ、それ。その前に、閉店を知らせるシステムが無いとは、病人を待ちぼうけさせるのか最低だぞ鈴愛。
爽やかなオープニングの、無邪気で可愛い鈴愛ちゃんを見るたびに悲しくなるんです。平凡な日常に、明るい落書きで彩りを加えてくれたこの娘はどこに消えちゃったんでしょう……。
豊川悦司
コンコンコンコン♪ 腰コシ腰、ニャア!(注:これは猫です)
いや、どう見てもキツネだから!
作中で何度も繰り返されるクソCMが耳について離れないしw むしろ賞取ってたTOYOTAのより好きw
クライアントが猫と言ったらキツネも猫!という無茶振り広告業界を、誠実さで切り抜けていく主人公を妻夫木くんが好演しています。世界中から優勝を目指して集ったCM製作者たち皆に好かれ、でも危なっかしくて助けにはいられないw いいやつだよねー。
もっとも、脚本上では序盤の合コンで
『キモいダサい』
と嫌われまくり、からの後半での株急上昇。『ほくろに毛が生えてた』とまで女子に言われてましたけど、それ画面でわかんないしw 一人だけ嫌われるほど酷く見えない時点で軽くミスキャストだったか、冒頭はのび太君レベルに丸メガネでもかけさせておいて、海外コンペに行く途中でメガネ割るとか、ガラッと髪型変えるとか「電車男」レベルの変身を挟んでも良かったのかもしれませんね。
それとタイトルで損してる。
なんの映画かわかんないもん。
でもそこ以外はもう言うことなしでブラボー。ちくわw かまきりw オタクw ペン回しw
What I’m about to say… is very important. w
リリーフランキーの怪しい窓際おじさん最高。
おおた きいちろう と おおたき いちろう は海外だとほぼ一緒だからお前代わりに行ってこい、ってw
横暴上司の豊田悦司も良かったし、北川景子もきれいでキツくて英語うまくてはまり役。
なにかときっちり回収されていく伏線は要するにベタなわけで。世界に通じるウェルメイドなコメディだと思うんですけど、よーく考えると肝になるCMがきつねうどんでコシでコンコンとかダジャレだわ、ちくわってなんだそれだわ、謎だらけかしらん。
近所の2本立て映画館でリバイバルされていたので見てきました。(旧作未見)
空調やオヤジさんのイビキがうるさくて居心地悪し。それでも、椿の花で合図といい、のんびり屋の母娘といい、最後の三十郎の不機嫌の苦さといい、話には引き込まれて最後まで飽きずに見られました。
勿論、松山ケンイチ目当てだったので、彼がずっと出ていただけで点が甘いです。……全然アップなくても。
ただねー。母娘のゆーっくりしたしゃべりが、わざとらしくてイライラ。(ユウコリンやDAIGO、大竹しのぶを思い出しても全音均等に引っ張ってるワケじゃないのに)
やっと登場した大目付さま藤田まことも、存在感はバッチリとはいえ別に馬面じゃなくてなんだかなー。
何しろ同じ脚本の「お手本」が存在するわけですから、ちょっと何か気になる度に、旧作はもっと面白いんじゃないか、こんなニセ椿使わないんじゃないか、馬面はどれだけ凄いんだろう?と、オリジナルへの期待ばかりがふくらむばかりでしたよ。
同脚本別監督といえば、三谷幸喜の「3番テーブルの客」。あんな風に、うわー全然違うよ!!と驚けるんでしょうか??
見なくちゃだわー、オリジナル。
織田くんは可もなく不可もなく。トヨエツは声がこういう役似合わない。
ネットや口コミで「いいよ」と広まって欲しいのでしょうか?下手したら海賊版が出回ってしまうのでは。それともこれ、映画館でみるとラストにもう15分あるとか???←そんな風に思えないでもない終わり方だったわー。
ともかく、豊川悦司は神奈川県警の刑事。
手柄を狙って、ムリをした挙げ句&記者会見での暴言で左遷になります。
そして6年後、再び起きた相同の大事件に責任者として迎えられ(もろスケープゴート)、TVを通じて犯人に語りかけるという暴挙で再び時の人に。
犯人は呼びかけに応えるのか?事件はまた起きるのか?
いやー、その犯人に呼びかけるトヨエツがもうかっこよくてメロメロですってば。
専属出演のニュース番組が視聴率アップって、そりゃそうでしょう。
終盤では、とうとう襤褸を出した犯人に「もう逃げられない」的なことをいうわけで当人には恐怖の戦線布告、そして捜査に巻き込まれる地域の成人男性には良い迷惑でしょうが、犯人像にまったく合致しない私にとっちゃもう、ただただショータイム!
「今夜は、ふるえて眠れ」
きゃー捕まえて〜♪
それを快く思わない二世ボンボンの上司(石原ユウジ似)が、トヨエツを陥れようとして墓穴を掘るのも爽快。また、「武士の一分」で下働きだった爺ちゃんがトヨエツの味方でいてくれるのも嬉しくて、人物配置がいいですね?。
事件にだけ的を絞った展開が、多少色気はないですがスッキリしていて面白かったです。うん。
ただ一つだけ気になったのは、冒頭で死にかけていた奥さん。
てっきりそのまま亡くなって、一緒に暮らしているのは妹かなにかだとばっかり思っていましたよ。心臓が悪い描写も6年後にはないし。助かって良かったと一言あれば良かったのにー。
「おとうさん!」と、若い頃の九頭の写真(ほっぺが真っ赤・笑)を持って現れた子供。
未婚の母だったお母さんも亡くなって、育ててくれてるオジサンとオバサンも悪い人じゃないけれど貧しくて・・・って、この状況で父親探しまでして触れ合ったら、なにやら養育家の事情を解決して元の鞘に戻るとか。やっぱり最後で『私たちが育てます!』と向こうがいうとか!思うじゃないですか。
まさか本当に、引き取って帰っちゃうとは思わなかったよ九頭さん!
でも、自分を悪い男だとさんざいいながらも、昔の彼女を思っていた気持ちはとても伝わってきたわー。涙まで流して。また実の父らしき男が、金の話しかしないんだもん。
「お前なんかじゃない、俺が父親だ!」
と啖呵切ってしまうまでの流れが切々と自然でしたね。
その言葉に喜んでしがみついてくる子、聞きましたよーと請け負う事務所の仲間(^^;;;)、後悔する九頭の半べそ、いやあ楽しかったです。
一方の、認知だ不倫だで揉める夫婦の方も「血縁より想い出」でカタがついたように。彼女が欲しかったのはDNAだけの父親でも、育てるだけの人でもなくて、
「俺が父親だ!」
と叫んで庇ってくれる人だったんでしょうね・・・。
(でも現実として、こんな独身男が少女を養育だなんておかしいと思うんだけどな。実子認知できるの?それとも養子縁組?)
ジャージ着ててもカッコイイ九頭さんのスタイルに脱帽。
弁護士になる、と熱い夢を語ってたヒモ時代があるなんて、九頭さんますます素敵です!
前回、後半半分しかみられなくても充分面白かったけど。今回はオープニングのトヨエツの細っっい脚に始まってすべてを堪能させていただきましたっ!
九頭のヤダヤダァーも、高嶋礼子の年齢言われてギロリも、サラッと流すその塩梅が余計に笑えるんだよねー。良くできてます。
で、小説家志望シャルロット(笑・片桐はいり)が、自ら仕組んだ盗作事件!
「クリストファー様!!」+馬の人、で笑わされつつ事件の裏は結構シリアスでした。
唯一弱いったら、小説入りCDを拾ったからって、ケースに「未発表」とでも入れておかなかったら盗作を決心するまでにハードルが高いということでしょうか。なにしろ売れないグラビアアイドル、字なんて読まない可能性も大(^^;;;)
反面、だからこそシャルロットにとっても賭けだった、と思えばリアルかもしれないし。
前回、前々回と頭っから依頼人を信用していたくせに、今度はてんでとりあわない高田くん。そりゃクリストファー呼ばわりもイヤだろうけど。結局は君、見た目で判断しているんだよー。シャルロットを拒み続けてきた編集者たちと同じにね。
その点九頭さんは、不細工も美人も同じ扱いで・・・・うたぐってかかる目には真実が見えたわけだ(笑)
シンデレラはワザと靴を落としたんだろう、なんて。さぞ扱いにくい子供だったことでしょう。
しかしなぁ。モノが官能小説だけに、いくらいい小説でもやっぱり美人に書いてて欲しいよねぇ。本人が盗作認めても、ゴースト用意するなりもうちょっと粘れ、編集者!・・・・と、要らない心配をしたりしました(^^;;;)
無事デビューが決まり、でも暴露本は書かないというシャルロット。
それで生き残れるほど甘くない、とまたひねくれたことをいう九頭だけど、作家本人にそう決心させたのもまた、九頭が読んでくれた彼女の小説(クリストファーとシャルロットの・笑)だったというところ、なんて無駄のない。
あ、でも映像的に。
リストカット痕のある手首を、丸出しってありえないっ 衣装に気を遣って欲しかったですよー
昔の探偵ドラマみたいじゃないですか?オープニングで街を右往左往している感じも。タイトル「弁護士のくず」が、チラシを剥がした後ろからでてくるあたりも!
トヨエツと伊藤英明のWのっぽが並んであるいても、意外に似ずにいい感じでしたねー。
トヨエツ演じる「弁護士のくず」さん。本当に九頭さんなんですね!
「弁護士の九頭です」と 自己紹介。
面と向かって「くず」と罵倒されても痛くも痒くもない(^^;;;)
そして視聴者の思ったとおり、徹マンもキャバクラ遊びもちゃーんとお仕事の裏とりに役立ってるという有能さ。ナイス!
一方の新人武田くん@伊藤英明、マジメ一辺倒!
(その武田くんの部屋が安アパートなのに、椅子だけ豪華でちょいウケ。勤勉だね!)
ああいう真反対な2人を組ませて捜査するドラマ、刑事でも探偵でもなく、弁護士にさせるというのはなかなかに新機軸かもです。
今回の事件はセクハラ裁判。
まぁ事件そのものはいいや(笑)。とにかく依頼人は金払ってるんだから、言いたくないことは言わないし。訴える動機も真実どうのこうのだとは限らない、と。
どこへ行ってもオチャラケる九頭さんと、几帳面に反論する武田くんの対比を見せながら、裁判そのものの駆け引きも分かり易くみせてくれていたと思います。
所長の白石さん(北村総一朗)も、秘書のほしのあきも、もうひとりの弁護士高嶋礼子姉御もばっちりはまってて申し分ありません。
そのうちシリーズを通して軸になるような、九頭さんの過去だのライバルだの別れた妻だの、出来たりするんでしょうかね。そして訴訟で窮地に陥った九頭さんを救うため、武田君がついに信条を曲げて、九頭さん流の博打をうつ、みたいな??(ベタベタ・・・)
鼻の絆創膏、ぐしゃパーマ、日焼けだか酒焼けの赤み、とにかく美貌は封印のトヨエツ様ですが面白いからいいや。来週も楽しみです♪