ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

観月ありさ

「離婚しない男」〜最終回 ☆

 元鞘なのかい!

 くだらないながらも結構楽しくみてしまいました。悔しい笑 

 妻綾香(篠田麻里子)の浮気相手マサト(小池徹平)はなんと渉(伊藤淳史)の元同級生で!
復讐のために整形までして妻を寝取って娘を誘拐するほどの恨み、何しちゃったのかと思いきや
『渉父が、マサト母をたぶらかして捨てたから』

はああ?

それ渉は関係なくない?新聞記者なのに記事で傷ついたとかでもなく? がっかり!

綾香を孕ませておいて、再婚どころか渉共々殺す気だったマサトが結局死ぬのはまあいいんですが、死因が渉たちに拘束されて放置の間に部下(玉田詩織)に刺されたのに。血塗れマサトを見つけた渉も警察も救急車も呼ばずに話し込んでて…… 殺人犯に見えすぎますが、大丈夫だったの⁇

そして最後は元鞘で、マサトの墓も作ってマサトとの子を実子として育てるのか渉、いい奴だけど!ちょろいぞ! 

あ、探偵三砂(佐藤大樹)は、弁護士財田(水野美紀)が捨てたと語ってた息子でしたよ!浅いね笑
肝心の体当たり主演篠田麻里子がこれを代表作に以降引っ張りだこな気はしませんし、脚本家に至ってはこれが最後で惜しむどころかホッとしますって

ゲスト女優に藤原紀香、観月ありさが豪華でしたわ。ハニートラップ女藤原紀香(違ったけど!)最高

「私たちはどうかしている」1 ☆☆☆

 ホントにどうかしてたw


 老舗和菓子屋光月庵の当主(鈴木伸之)が殺され、目撃者である息子椿の証言で、母子で住み込んでいた和菓子職人(中村ゆり)が逮捕された上に取調中に急死。
施設で育った娘七桜(浜辺美波)はそれでも長じて和菓子職人となるが、現場の血を思い出させる食紅を使えない。
 馴染み客の結婚式に、と頼まれて祝菓子の競作をすることになった七桜。相手は因縁の光月庵、しかも作り手は母を犯人にした椿その人で動揺する。しかし、勝負は老舗というだけで光月庵に決まり、面変わりした椿(横浜流星)は七桜を思い出した様子もないのに
「俺と結婚しない?」
と言いだし、日時を指定する。訪ねてみれば、なんとその日は椿とどこかの令嬢(岸井ゆきの)との祝言の日。しかし、七桜が持参した羊羹を食べた椿は
「こいつを嫁にする」
と宣言し、花嫁をさしおいて七桜に口づける。周囲はもちろん、母親(観月ありさ)は当惑、激怒するが、光月庵の味と売り上げのためと主張する椿は意見を曲げず、認知症気味の祖父(佐野史郎)も何故か客に詫びて後押しをしてはくれたものの、同時に
「3ヶ月で結果を出せ」
とも命じるのだった。
 さて、あからさまに歓迎されずに光月庵の嫁、いや椿の共犯者となった七桜の運命や如何に。

 いやあ、次々と起こる事件に驚いている間に終わっていましたw
6歳児の証言で即逮捕?
どこで働いても「人殺しの娘」と匿名の通報が。
でも無実を訴える母の手紙を届け、消える謎の男(山崎育三郎)w
そして15年後の再会。
幼かった椿が全て忘れていても無理ないですが、大人はw 短期間とはいえ住み込んでいた子に見覚えありませんか? もっとも、観月ありさが、さもありなんな冷たい女将を好演しています。実は女将が真犯人でも不思議じゃ無いw 次回からさぞ、イジメまくってくれるでしょうねえ。
 祝言を奪われてしまった花嫁のその後は。
でも七桜、椿を憎みながらも惹かれていくんでしょう? そして椿は、「さくら」と呼んでいたあの子が七桜だったといつ気づくというか思い出すんでしょう。事件のこともどこまで覚えているのかな。3ヶ月以内、とされた味と売り上げ回復の方も、連ドラタイマーがセットされた以上もう達成するに決まってますよねw
要するに、安心してハラハラできそうです。

 次々と出てくる和菓子も、美しくて美味しそう(^^) 意匠に込めた意味と銘を説明してくれるのも楽しいです。

「アロハ・ソムリエ」1 ×

 これはもう、ドラマっぽい何か……。
ヒロインの心の声が切れ目無いんですよ、副音声かってぐらいにorz

 フジTVで「新」とついていたので、すわ連ドラか!と録画したのに。大阪では初放映でも、世間的には昨年末に放映済みらしいです。それも4夜連続で放映して連ドラでござい。観月ありさの連ドラ主演記録が28年連続に更新されましたよ!ってずいぶん無理矢理な。まあいいけど。ファン層の女子は年の瀬は忙しかったのでは。それともその母役浅田美代子あたりがターゲット?? その割に日本語字幕はついていませんよ。(耳の悪い主人はそれで視聴を諦めてました。中身的にも興味なかったでしょうけどw)

 母(浅田美代子)を連れ、ハワイに母娘旅行に来た響子(観月ありさ)ですが、はしゃぐ母に生返事で上の空。別行動で、昼からビールをあおってやっと人心地。周囲の会話につい耳をそばだててしまう響子に、男児が
「僕を誘拐してください」

と言い出して?

 もちろん大した事件じゃありませんからw
やもめの父を、恋人と二人きりで過ごさせてあげたいんですってよ。いや、そんな状況の二人きりでデート気分にならないって!もちろん響子も断りましたけどね。つい気になって後をつけるところが観月ありさっぽいのかな。男児の悩みを聞いて励まして、保護者と合流して怒られるのを見届けて。そして最後は安定の、いっけな〜い待ち合わせ!お母さんは待ちぼうけw 期待通りです(^^;;;;)

 甘党の母が行きたいパンケーキ店は実在する有名店らしく。ビールソムリエだという響子がビールを頼むテラスも素敵なところ。そんな飯テロやハワイ観光も楽しめるお得なドラマって感じなんでしょうねえ。それはそれでいいのに。なんで副音声みたいに全部語るんでしょう。
『私と母はなんでも正反対なのだ!』
それはエピソードで十分通じてますよ~

「インハンド」3 ☆☆☆

 不老不死の矛盾。今回も面白かったです。

 原作との大きな違いは、不老不死研究団体の代表瀬見(観月ありさ)を紐倉の恩師にしたこと&早老症の妹(松本若菜)がいたことです。

大学生紐倉可愛いじゃん、はさておき(^^)
瀬見の若さが実年齢標準との比較だけでなく、教授と生徒だった10余年前当時と変わらない、いやむしろ若くなっている……と、財団が勧める治療の効果を実感させることに。しかもイケメンで珍名で懐いてた教え子を覚えていないことは、記憶障害の伏線になりましたよね。あれだけ愛した妹のことまで、忘れかけている? そこに、謎治療の真実が隠されていたわけですが。

 団体に潜りこむため、二人で一晩ででっち上げた論文の名義はドクター高倉w  さすがに瀬見に向かって名乗れなかった紐倉は、助手山田の偽名で顔も隠して潜入して家探しに励むわけですが(ここも原作だと高家が紐倉博士を名乗らされて、紐倉は助手の高家にと入れ替わるんですよねー) 助手の不埒がバレて、拉致される紐倉博士、もとい高家(^^;;;;;)  なんだかんだで情報を集め救出に駆けつけた紐倉は財団の隠れ家に火を放ち、瀬見の『テロメア治療』の真実が、ただの違法な輸血。若者のタンパク質注入によるものだと看破します。それでもまだ紐倉を思いださない瀬見先生の物忘れは、その輸血でヤコブ病ウィルスのせいだったのですね……。
「死にたくない」
と言い続ける瀬見に、死ななくなった種は変化への適応を失い滅びるのみと紐倉。でも先生はそんなこと勿論知っていた筈なんですから。
「そんなこともわからなくなっちゃったの?」
といつになく優しい問いかけが悲しいです。
ところで、ちょうど不足していた輸血用にと2Lも血液抜かれ瀕死の高家さん……。紐倉に背負われ救出されて、救急車に乗せられていましたが、治療に抜かれた血を戻せないものなんでしょうか? あの2Lがどうなるのか、捨てられちゃうのか鑑識行きなのか、気になりました(^^;;;;;)

 火災に見せかけたのは、発煙筒。違法血液を斡旋してたブローカーを、警察が逮捕しようとするも紐倉のリークで逃走、泳がせておいて利用するのね。そんな喰えない紐倉が……米軍と揉めてクビになっていた?義手になったのもその時でしょうか。義手の技術者が訪れて次回に続いて楽しみですね。

「櫻子さんの足下には死体が眠っている」2 ☆

現場保存がぁぁぁぁぁ!

今回は犯人がすぐわかったことと、隠れ場所で死に掛けていた生存者を発見救出したお手柄で、櫻子たちが勝手に他人様の家に入ったことはお咎めなしな様ですが。本来はダメでしょう~。
「血の匂いがした」
ら通報、刺されてうずくまってる人を見つけたのなら尚更、通報しましょうよ。凶器拾って指紋つけちゃダメ orz

しかし標本士櫻子さんが医師でもあるとは今回初めて知りました。だったら脈をとっての死亡判定もあり……いやいや、警察医として臨場する気もなく気まぐれで現場荒らしちゃやっぱりだめw 警部も部外者に捜査協力を頼んでる場合じゃないですよね。
それに、一昼夜放置で弱った乳児に心臓マッサージ?? 脱水酸欠にも効くんでしょうかそれ(><)

<夜のコンビニで裸足の幼女を拾ってしまった櫻子と正太郎。仕方なく世話をやくうち、治療しなかった骨折跡や背中の傷をみつけ虐待を疑うのですが実は>
その幼女に、延々と骨の解説をする櫻子さんw でもちゃんと聞いてくれましたよね。別れ際にも、全く幼児向けではない励ましの言葉をかけるわけで、変な人なりの思いやりを表現できていたとは思います。そして幼い者、若い者は生きなくてはいけない!と息巻く様子から、幼い弟を亡くしてでもいるのかな、と。飽きはしませんがツッコミのために見るのもなあ……
(途中、字幕では『翔太郎』と呼びかけていて亡くなった人の名前かと思いましたが、単に字幕が誤字の可能性もw)


「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」1 ☆☆

鑑識に仕事をさせてあげてください……

動物の骨の中から人骨を見つけた標本士九条櫻子(観月ありさ)は、博物館の新人館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)を急き立てて森へ向かい、白骨死体をみつけます。骨からわかる特徴で、遺体の性別年齢、死因をどんどんと推定する櫻子を警察は怪しみますが、本人は全くとんちゃくせず。どこでも踏み込み、事実だけを告げ、ついに真相に迫ってしまうのでした。

櫻子さんの変人っぷりが全てですよね。
前髪がシシド・カフカ並みのギリギリラインでデコも眉もみえない観月ありさ。輪郭もシュッとして見違え、ツン9割で骨とケーキに1割デレる姐御を好演しています。

骨を愛で、骨が褒められると喜ぶ美貌の変人科学者vs常人館脇くん。
本来視聴者は館脇くん側なのでしょうが……私は『動物の死体を煮て骨を取る』側、生物学部出身なのです。本棚に骨の写真集も、冷蔵庫が骨と動物の死体でいっぱいの人の本もありますよ。なので櫻子さんの方に親近感。さすがに死体の歯のお土産は要りませんが、ドラマのあのきれいに横たわる白骨には、なんで指先齧られただけで……と思ってしまいますね。もっと食べるでしょう。原作では土中から指先だけ出てたとか?
推理も雑ですよね。
生前の部屋からベラドンナが消え、現場にポツンと咲いていたからって、イコール自殺になる意味がわかりません。顎の骨が折れた状態で、鉢抱えて遠くの山まで死にに? それにベラドンナの毒は錯乱して嘔吐窒息するそうですよ、遺体が見苦しくなって嫌じゃないかな(そう、最後苦しんだのにきれいに仰向けの白骨死体変なんですよ。誰かが整えないとああならないでしょ) もしくは、妹や恋人が無理に食べさせることだって出来ますよね。

あ、ベラドンナ触った指を食べたからキツネ死んだってことなのかな。左手中指だけどw キツネには効かないかな。

と、ツッコミどころありすぎですが肝はそこじゃなくて。
『先入観は、見たいものしか見せなくなる』
という櫻子の持論でしょうね。

遺体の女性が知人、三島多香子だったとわかるなり「優しい人だった」と感情に溺れる館脇は、それは願望で根拠がないと諭す櫻子を
「人を人だと思わない」
と責めますが、
「それはお前も同じだ」
と櫻子。そう白骨も人。多香子と分かる前の遺体を気味悪がった館脇にそんなこと言う資格ないですよっと。そんな対極にいた二人が思い直して歩み寄った1話。この先もっと相棒として共に過ごし、互いに影響を与えあったり、もっと館脇が役に立つようになったりしますかね。

そして「少年!」と呼ばれた館脇が「館脇正太郎です!」と名乗ると、画面にひらりひらりと舞う桜w あれ、何か過去に因縁でも。


「家族ノカタチ」1 ☆☆

等身大のシンゴちゃんをドラマで初めて見てる感じ。いいじゃんこの役、不機嫌で神経質なの似合ってますよ。

主人公大介(香取慎吾)はひとりが大好き。体を鍛え趣味に生き、文具メーカーの仕事も大好き。そこに連日クレームを入れてくるハナコさん(上野樹里)が実はご近所で知り合っちゃうのはまさにドラマですがw でもそのハナコさんも似た者同士のひとり暮らしで……同じ河原の土手が好きで、大介のメーカーの文具愛用者、クレームは愛のムチですって。
出会いは最悪でも、案外これから気の合う友人になれそうですよね。恋はしなくていいかも、向いてないからw

それぞれの会社の様子、大介には荒川良々と千葉雄大、ハナコには柳原加奈子と水原希子という同僚/部下とのやりとりも楽しかったので、その辺の様子や揉め事だけでも見ていられたと思うのですが……。なんとドラマ中盤で起きるような『親が上京!』イベントが1話から早速起きてしまいます!

大介の新居にに父(西田敏行)&再婚相手の連れ子が転がりこんで、ボヤ騒ぎにカラオケにと連日大騒ぎ。こりゃひどい。
ひどいといえば、元カノ(観月ありさ)に会いに行った大介が、今は子持ちの元カノの幸せを理解できずに『俺のせいで、そんなみっともない相手と惨めな生活をすることに』と謝ってたのもひどい勘違いでしたw いやいや、彼女は幸せな結婚生活の相手に旦那さんを(頭が薄くてもw)選び、ウザい大介は振られたの!ここ、ちゃんと思い知らせてやっててスッキリしましたーw ほら結婚しないんじゃない、できないんじゃないよー。
しかし、そんな奴でも父には自慢の息子。褒めちぎっていたと連れ子に教えられ複雑な大介は……。
結局、同居は継続。 
壊したコップの件もちゃんと謝ってきたしね。ずっと口を開かなかった連れ子くんが、父のために大介を叱る場面はなかなか良かったです。この居候父子、何話か滞在して帰るわけじゃなく最後までメインで登場し続けるんでしょうか? 


とりあえず来週も見ます。


「出入禁止の女」1 ☆☆☆

あちこちで出入り禁止になるほど、強引取材が信条のヒロインその名も鉄クロガネw って、また観月ありさにお似合いな。
ただただ取材が好きで記事を書くのは苦手というんですから、今やTVキャスターを務める先輩に誘われたようにTVニュースのスタッフになって特ダネ狙う方が向いていそうですよねえ。

というわけで、その元記者の先輩南条夏生がごひいき西村さん。
ヒロインには慕われ、キャバ嬢にも『ダンディな紳士といえば』と名前出されたりと美人にモテモテ、良いゲスト出演ですよん、でも犯罪ものの1話にゲストって絶対何かしてますからねw
クロガネの元には『キャスター南条を探れ』と匿名で、 何通も告発文が届いているのですがそれは素知らぬ顔で、旧交を温めます。おしどり記者だった奥様はお元気?と、自宅にも押しかけたらアル中で荒れ放題だったりして。不穏。
そのうち遺族と不倫だ偽証だと、キャスター生命終わりなボロが出始め……。
全国区の仕事を目前に任意同行、失意の瞬間だろうに
「何やってる」
「ちゃんと撮れ、スクープだ!」
とクロガネを煽る南条夏生(西村雅彦)、かっこよかったです(^^)

ファン的に、キリッと眉毛上げたメイクやクリーム塗りたくってメイク落とす場面など、 本筋と関係なさすぎる見せ場もあれこれw

ドラマとしては、捜査にかかわるセリフがちょいちょい不自然に説明的です。

例えば夫の居場所を知らない奥さん(中山忍)をあやしんで「いつもつけてたのに」って(^^;;;)
確かにストーカーまがいに浮気現場つけ回してましたけど、その時点ではまだ事情を知らないはず。妻だし元来マネージャなんですから「いつも一緒だったのに」ぐらいでいいじゃないですか。
ホストクラブに潜入させた弟子記者も、怪しい女の名を初日からフルネームでゲットです。「店長がちょっと口にした」って、愛称でも苗字でもなくフルネームで、ねえ。
もうちょっと視聴者を信じてくれていいんじゃないのかな。

さておき、脇の男性陣が愛嬌あって興味を引きます。ホストが天職かもしれない中年新米社員(宅間孝行)は、和菓子屋のバカ息子な設定がこの先活きるのか(クロガネからの壁ドンw 何故あえて若手イケメンにせずにこの配役w) 100点の記事を書くけどつまらないと、クロガネのと差し替えられて荒れる胡桃沢記者(甲本雅裕)も気になるじゃないですか。 クロガネの息子(マエダマエダ弟)も、記事に一家言あり。成長が楽しみですね。
でも女性は、上司(財前直見)も観月ありさと似た感じなんですよねえ。

毎週見るかはわからない…… 

「ご縁ハンター」最終回 ☆☆☆

走り去るイモト、かわゆいワンピなのに脚が逞しいよw

お似合いだと思ったのになー、千帆ちゃんと鼻毛君。でもね、
「私といるより鳥との方が楽しそう」orz
しかも、何かと母親が喜ぶ方で決定。自分と結婚したいんじゃなくて、結婚出来る誰かが居れば(&それでお母さんが喜べば)いいだけでしょうと納得いかない千帆ちゃん。そして、それは自分も同じだったかもと反省し、やっぱりお別れになってしまったのでした。
恋人期間もほぼゼロで、『結婚相手』になるのは厳しいですよねー。2、3年つきあってからなら、多少の粗が見えても情がつなぎ止めてくれるかもでしょうが。
普段は太眉とセーラー服で自信に満ちあふれた笑顔をみせるイモトが、男好みのぴらぴらピンクでは借りて来た猫みたいに幸薄そうになって。EXILE成分のかけらも感じさせない松本利夫と共に、衣装がいかに人を変えるのかと 愕然とするキャスティングでした。

一方のヒロインと豆腐やさんも、上手く行っているとは言い難く…結婚したいならアレ変えてコレずらしてソレを合わせて!とガンガン押すハスミンさんに煮え切らない豆腐屋さん。
こりゃダメだ、もしや振られた同士で鼻毛さんとつきあうのかとハラハラしましたが、そうならなくてホッとしましたよ。嫌だ!とか変えたくない!ときっぱり返事をする代わりに、のらりくらりと話題を変えるか決断を先に伸ばす人だったんですね豆腐やさんは。
「そんなだから、前の奥さんに逃げられたのよ!」
と、バツイチに言ってはいけない言葉を投げてしまったハスミンに、
「嫌いなトマトも食べた」
「本当は豆腐屋を手伝ってくれる嫁が欲しかった」
と自分も我慢してきたことをやっとぶちまけていましがた、それって怒りMAXだったわけでもない様で、逆に
「本音で喧嘩が出来て良かったね(^^)」
ですとw

似てない同士の方がいいって、こんな時なのかもしれません。うん。

結局、本当に結婚をするまでは描いていないので、まだこの先に別れはあるのかもしれません。でも、それでも心折れずに生きていけそうな気もする明るい終わり方でした。

(なのにエンディングはやっぱりあの、怖い怖い1人抜け2人抜け取り残されるマッチングゲーム。夢に見そうですw)



「ご縁ハンター」2 ☆☆☆

あああ哀しい。
5才の千帆ちゃんから、29才で結活に絶望している自分にエールを送るところなんて思わず涙ぐんでしまいました(イモトなのに!)

デート相手から5万円のバッグだけ買わされて
「生理的に無理!」
をやられちゃった鼻毛さんも、そりゃ何もかも嫌になるでしょう(エグザイルなのに!)

主人公のハスミンも、イケメンと楽しくデートかと思ったら相手は複数と結活中で、そのうち他の誰かに決めてあっさり退会…って、普通に振られるよりも傷つくのかも、これ。

どれもこれも既婚で3児の母たる私からは遠い話で、決して気持ちが分かるとは言えませんが。もし婚活となったら受けが悪いだろうオタクでものぐさで理屈っぽい自分を振り返ると(お見合い婆だった祖母にも、あんたの相手探しは嫌だから自分でどうにかしろと言われていたw)人生について考えてしまいます(><)奇特な旦那に感謝。
つまりは割れ鍋に綴じ蓋で、アイドルみたいにもてなくっても誰か1人と選び合えればそれでいい筈なのに、年収だの自己アピールだのと共に広く相手を捜し始めると、「誰か」に巡り会う可能性は広がる様でいて分母が増える程下がっていく気が…。

ドラマに戻って、千帆ちゃんと鼻毛さんの組み合わせはいいと思う!
それじゃハスミンはどうなるのかな…。別に仕事に生きる人生が不幸だとは思わないけれど、本人が結婚を臨むのなら希望に添う様な未来になって欲しいと応援しますが、さて。
年収400万円の豆腐やさんと、新プロジェクト責任者、両方手に入れたっていいんだよ!

ところで鼻毛さんの母、40代未婚の息子が一人暮らしのアパートに、勝手に入って料理して冷蔵庫を満たしてうたた寝して「彼女作りなさいよー」ってね。してることと言ってること逆ですよね。デートが上手く行って連れて帰っても母がいたら台無しじゃん(><) 
これは将来気をつけようと思いましたーw


「ご縁ハンター」1 ☆☆

観月ありさの通常運転。美人なのに恋愛対象じゃないw

しかも婚活パーティやサイトで知り合う最初の人が……鼻毛がorz
いやでも、その最初の人がイケメンなり個性派なり有名どころの俳優さんなら(鼻毛出してくれないかなw)

『ああ、最後はこの人と結ばれて終わりね』

と思えるのですが、申し訳ないけど本当にしょぼくれ系で主役とは思えない方……って、えええEXILEなの?

その後、貧乏な石黒賢と知り合って『一緒に苦労するのもいいかな』と思い始める観月ありさ…。え、じゃあこっちが本命? 鼻毛さんとは励まし合いながら、2人とも別の人とゴール出来て良かったね、となる話?

と、思ったら実は社長だった石黒賢。
条件が良くなってラッキー♪とならず、だまされたと激怒の観月さんです。『年収だけで寄ってくる女より君がいい』って言われたら喜べばいいのに、めんどくさいなあ。

婚活セミナーで知り合ったいもとあやこなんて、上京組だから孤独で、唯一の取り柄『若さ』がある今のうちにと必死です。鼻毛くんだって、老いた両親に孫をみせたいと真剣だし、ネットで再婚相手をみつけた観月の母だって本気だったと思うのですよ。なのに1人だけ、

『誘われたから』

『母さんが使ったシステムを検証するだけ』

とか、ちょっと覗いただけ、関係ないのよ、とほぼ他人事。しかも選ぶのは自分の方だと思い込んでるなんて……と痛々しく描かれています。美人なのにねぇ

そこを、セミナー講師の亀山くんにガツンと指摘されて変わる…のかな。
次回予告でも、知名度ある俳優さんと絡んでいましたけどまた別れるのかな。

『出演者をみたら恋人役(死体役・犯人役w)が分かる』とよく言いますが、そんな半可通には先が読みづらくて、その分興味が湧くドラマとなりましたよ。

「天使のわけまえ」1 ☆☆☆

結構むりやりな導入部。
引っ越し先の新居は契約されておらず、全財産を持って男(細川茂樹)は逃げた!! こ、これで警察に駆け込まないだなんてまさに愛は盲目。彼は戻ってくる、のかなー。

失意ズンドコの中、手料理がきっかけで出会った人の輪で救われていく主人公(観月ありさ)が、その料理で身を立てる決心をする……!!のはまだ次回へ持ち越しな様子です。

詐欺男の息子(野村周平)もひきとって食べさせてやってるとか(何日も泊まり歩いていた割に身ぎれい、オシャレだねー)、ヒロインの不幸を願う元同僚とか、そういう要素はどうでも良いなー。詰め込みすぎのような。

日雇い現場に持っていく弁当が2人分3人分5人分とどんどん増えていくのには、材料費が気がかりでヤキモキしてしまいましたッ向こうからお金を差し出してくれて&ヒロインもちゃんと受け取ってくれてホッとしたー。じいちゃんから米やら送ってもらえたのもホッとしたー!

唯一気になるのは、観月ありさ=料理上手というイメージに慣れないところなんですけど……まあ食べることが好きそうには見えるからいいか。
一度は追い出した息子を警察に嘘までついてひきとった理由が
『お腹が空いたから』
というのも。自分の都合の様に言ってやる気っ風の良さと優しさが似合うよね、姐さん!でも少年というには大きめの子と同じ部屋で寝るのはどうかと思うよー。

次に料理をつくってあげる相手は、今回の仲間たちとは違って公園で暴言を吐いてきたイヤな奴??そんなひねり具合にも興味を引かれました!! 
全5話でコンパクトなNHKドラマ、期待してます。 


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「おひとりさま」〜最終回 ☆☆

ついに想いを告げた秋山先生!

そこに邪魔が入るのも、やっぱりまだキスも出来ないでいるのも予想通りというか。前回は、元カレと見合い相手が何度も2人一緒に置き去りにされて、うっかり友情が芽生えそうだったのは笑えましたが、どうもモヤモヤ。その分今回冒頭の、
「さとみちゃん、サトちゃん」「さとみ
「シンイチく……く……」
この辺の嬉し恥ずかしなやりとりは、そうそうそれが観たかったのよー!!!名前呼ぶだけで盛り上がれるんだから、おつきあい初めって新鮮だわー☆職員室で目と目を合わせてウフフフ、も良いわー(こっちが照れる ^^;;;;)
なのにチューもしてないのに駆け落ちだ、職員室で交際宣言だって、真一くんが突然バカになっちゃいましたよ(><)定職にこだわらないところはそりゃありましたけど、いきなり秋山先生の立場も何もかも無視って!君はもっと出来る子だと思ってたのに、これじゃ金持ちを2人もふった意味がない~~!!キミカ先生だって、あそこまで恥をかかされるわけが分からない~~!!
そしてまさかの、離職宣言。
真一くんの未来のために自分が身を引いてしまうという、秋山先生ったら勝手にかっこいい大人の選択。そんなの、キミカ先生が言ってた事と違わない??真一くんだって怒ってるじゃない。いくらただの同居だったとか言っても、世間はそんな風に思わないよ(><)まあドラマですけど……一夜も過ごさずに一生を決意するのは勇み足だと思ったり(笑)絶対別れないで!とエールを送った生徒の方が2人より大人かも?←ここが唐突過ぎるンだけどね。

そして武者修行。ひー!!
そこまでジュブナイル!!
でも逆に、結婚を迫られないスタンスは女性に心地よいかもね。理事長が親子の名乗りを上げられるのは、彼が大人になってから。いつだ!!
ラスト、クリスマスに戻ってきて、さあここから本当の交際はスタートするのでした。

特に破綻はなく中盤からは盛り上げてきてくれましたけど、ずーっとラブラブな回も両思いになってから欲しかったかも。さあキスしようと思う度来客があるとか、もちょっと強引に男らしい真一くんも観たかったぞ??キミカ先生と金髪くんの歩み寄りはデフォルトで、むしろ遅すぎ。
教頭先生の奥さんが教え子だったこと、それが一番のサプライズでした~どうでも良いけどね!

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「OLにっぽん」最終回 ☆☆☆

株式会社SOMU(SUMOじゃないよ)起業。
惚れた腫れたより終身雇用!お仕事のドラマをお仕事で締めくくりつつ、ほのかにラブも成就の兆しで嬉しいラストシーンでした(^^)
悪者元上司達にも、クビになって落ちぶれるような仕返しラストは用意していない(せいぜいピーナッツぶつけるぐらい笑)、悪人のいない『優しい』ドラマでしたね。

前回小旗がクビになって。
てっきりもう失踪から始まるかと思っていたら、一夜のデートとは!!
パチンコしながらのチラ見も、立ち飲み屋でも、公園の酔っぱらいでも、間近の島子を嬉しげに恥ずかしげに見つめるチビ太のまなざしがもう……甘酸っぱくて直視出来ませんでしたよ(><)
挙げ句肩にもたれられて、勇気をふるって告白……したのに、寝てたのかよ!は、定番のボケですが。
直前までの会話、
『世界を変えたきゃ、貴女が変わるこってす!』
はきちんと覚えていた島子さんでした。酒強い!

総務解散式の後、”一緒に日本で働こう”という島子と、”一緒に中国に”という小籏。
手を握りも愛を語りもしてないけど、とにかく共に生きたいと思っていた2人。これには、抱きあったりされちゃうよりもじんときました。
このまま痴話喧嘩でフェイドアウト→1年後には夫婦漫才で共同経営でも、誰も文句はいわなかったと思うのですが(笑)この場では互い折れずにもの別れ。
その分、1年後の再会は盛り上がりましたね!主題歌
”めぐり会えたのはきっと、運命”
がぴったりでした(^^)
(それにしても、”きっと”で始めた文は断定で終わって欲しい。”かもしれない”なら”もしかして””あるいは”始まりでしょう!!語呂が良くて口ずさんでしまうけど、ずーっとずーっと気になってました!!!)
日本に裏切られて傷ついていたチビ太が、”優しい日本人”を信じてみようと思うまで……彼が世界を変えたいと思うまでに、一年かかったんですね。
…それとも、浅野部長じゃないけど倒産せずに続くのか、見極めてた?(^^;;;)

部長といえば、小旗クビの真相を島子に告げた時の
「犬死にやね」
の迫力。(トイレ発言を真に受ける島子も素直すぎるけどさー)女優浅野の引き出しを見せてもらいました。かと思うと、SOMUが4Fで「階段??」とぶつぶつおばさん丸出し(笑)いいキャラでしたよね。
「ギラギラ」佐々木蔵之介の物まねや、退職都留くんの初歌仕事が戦隊アクションヒーローだったりのお遊びも楽しかったですよ。「ドライヤー」の歌が凄い(笑)更にそれを真似る小旗も不必要に上手い(笑)
そして総務それぞれのその後もありがちながら、キャラのたった脇役に愛着があっただけに、良かったなーって気持ちになりましたね。

よーく考えると、企業は何も変わらず困らずそのまま……
文句があれば出て行け、残るなら従え、のままなのですが。植木等亡き今、そんなものなのかな。
島子も、業種も言わずに「居心地のいい会社」にしたいって、なら「家庭」でいいじゃんとツッコミつつ。働いてたら、家より長くいる場所だものね、会社。

途中、恋愛ものかと思わせたりと焦点がぼけてた構成が惜しかったですが。
井上芳雄君(山崎樹範似)を覚え、阿部サダヲの魅力に改めて目覚めた楽しいドラマでした!


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「OLにっぽん」9 ☆☆

ついに!神崎島子を守るため、クビをかけて大演説するチビ太!!愛だわ。
(島子が退出済みなのがミソ。でも”会社のおふくろさん”扱いじゃ、本人聞いても感激するより怒るかもしれません……^^;;;)
そこに至るまでも、島子心配のあまりの涙目8割で子犬度アップ、キュンキュンしてしまいました。エリート社員→廃人の場面も、なぜかちょっと笑えつつ、私も何か食べさせてあげたいー。

しかし、冒頭の告発FAXはほったらかしですか??
一体チビ太に何をさせたくて(orさせたくなくて)告発なんて??
周りは悪口は言いたい放題でも、チビ太収賄には誰も興味ナッシング。いっそ島子との徹夜レクチャーを激写して「熱愛!」の方が余程波紋を呼んだのでは(笑)
朝比奈が破談の腹いせかと疑われたりして(^^;;)
イヤそれとも都留くん。
いっそ大穴で、チビ太の上司の中国美人さんはどうだ!今時手間暇かけて切り貼りなんて普通しないって!(まあだから、犯人はオヤジ共なんでしょうが)

また歌う都留くん。だから歌の道に戻りたいなら誰も止めてないから行きなさいって。今更また島子に告白って、あんたこのタイミングに他に悩むことはないのか、せめて退職の話題とかじゃないのかー??とぶっ飛ばしたくなりましたよ。

今までのゴタゴタを活かしての対中国レクチャーは、なるほど面白い展開でした。
でも、休日に会議室を利用する光熱費警備清掃&総務課の休日出勤代(←これが一番大きそう)を考えると、ペイする気がしません。
おまけに、社内でも営業相手に役に立っちゃいましたって……!! 通訳も使わずタブーも調べずに商談するレベルの会社だったんかい(><)がっくり。

そんなわけで、チビ太ファン的には楽しく萌え萌えだったのですが、お仕事ドラマとしては今回は穴だらけだった気がします……。
あんな子供の遊びみたいな組織図を証拠に”背任だ”って息巻かれても(^^;;;)
なのに島子は仕事しか頭にない状態。
ちょこっと誰かに妬いてとまどうとか、島子の気持ちもちょっとは出てこないと、恋愛ドラマにもならないわ。

来週は消えたチビ太を追って中国ですか??
見つけても、早速口げんかしてるところしか浮かびませんよ。

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