ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

要潤

「ラストマン」〜最終回☆☆☆☆

 お父さん…!
我が子のために罪を被って黙って服役して。だったらそれを強いた男の方は、その辺をフォローしながら養育してあげなきゃでしょう〜。我が子同然に、じゃなくて!
心太朗的にも、警察関係ない家で
『きっと何か事情があったんだよ』
とふんわり慰められて育った方が遥かにマシだったのでは。もちろん真実と実兄にたどり着いたのは警察官になったからこそですけどね。

 というわけで、戸籍だけでもかなり明かされる真実。 皆実広見(福山雅治)の思い出の中の優しい母(相武紗季)と、心太朗(大泉洋)の亡母が同じ人なのでした!
 浮気じゃないのよ〜
無理に皆実誠(要潤)に嫁がされた母のお腹には、実は既に、恋人だった料理人鎌田(津田健次郎)の子が。しかも本妻が別に居て、鎌田の元に逃げて心太朗をもうけ、幸せに4人で暮らしていた時期もあったんだわ〜(皆実の食へのこだわりって、父が料理人な伏線だったのかな)

 そこから広見ごと連れ戻したくせに、実子でないと気づくや妻子殺害を企てる誠。クズすぎる。更に鎌田に罪を被せようとするのも非道なら、捜査の誤魔化しを警察関係者に持ちかけるのも極悪! こんなのの子じゃなくて良かったじゃないですか、皆実捜査官〜!
 しかし、出世のためなら汚い商売も見逃してきた護道清二(西将輝、後に寺尾聰)も流石に、殺人の隠蔽は出来ない…!と、灰皿を手にしてガツン!と。
殺すんかーい!
 確かに、ここで協力して一生脅されるよりは誠を始末して。まだ息のある息子と鎌田を助ける方がマシなのは分かりますけどねー。だったら、誠が鎌田のポケットにねじ込んだ宝飾品も出してあげてよ。 強盗殺人犯に仕立てたまま命だけ助けるって非道いわ〜 そして前述のように、心太朗も引き取っただけで配慮レス。ほんとこんなのの子じゃなくて、無実の鎌田の子でよかったじゃないですかシンディ〜(涙)

 再会した父は重病で、ほぼ意識のない状態ではありましたがそれでも。2人で会えてよかったです。

 ただ、何も知らなかったのにいきなり正義エリート道から蹴り出された護道家のご子息たちは可哀想ですが…うん、頑張って。

 ラストは感動の別れ……のはずが、今度は心太朗がアメリカに視察に行くからすぐ会える!
「聞いてないよ〜?」
と本人だけが知らないんだよね笑
FBI視察中の揉め事はもちろん、帰ってきてからの騒ぎもまた見たいぞー!

 終盤、ラストに意味なくいい声で語るお遊びも好きでした笑


「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」1 ☆☆

 動画も真実を伝えないことがある。
合成のない動画でも、作為を持って切り取られたり、何のために撮ったのかを隠されたら真逆の意味になる可能性すらあることを、啓蒙してくれるドラマかも。その先が私刑なのは問題あるんだけどなあ。

 悪を懲らしめ世間に晒す、ミスパンダ。
ビリーアイリッシュのヤバイ名曲「bad guy」(うちではこれが流れると脱力ヘドバン始めるお約束w)をBGMに大活躍です。
仕置き人なのか怪盗か。と思いきや、当のミスパンダは催眠状態で操られているだけなんです。それで宙返りしてトンボ切って、格闘!そりゃ清野菜名ならできても、普通は無理ですって。そんな万能な催眠だったら私もかけてもらって格闘してみたいわ。それか、記憶ない間に夕飯もアイロンがけもプロ並みに仕上がっててほしい(^^;;;;)

 てなわけで、自己評価が低い上に妄想癖があるヒロイン川田レン(清野菜名)は、棋士として対戦中も「あの子は不治の病で」と相手家族の境遇を妄想してはわざと負けてしまう困ったちゃん。とある事故以来のことだそうで、かかりつけの精神科医(山崎樹範)のところで学生霧島直樹(横浜流星)に「またパンケーキ屋行きましょう」と誘われても、自分なんかが行ったら売上げが下がると店の心配をする始末。
 しかし、TVではメンタリストNとして活躍するその霧島直樹こそが、パンケーキをキーにレンに催眠をかけて  ミスパンダ に仕立てている張本人だったのです!(パンダ状態のレンには「飼育員さん」と呼ばれているw) 

 レン本人には記憶がないものの、ミスパンダの活躍はマスコミを賑わせています。レイプ議員が襲いかかる現場を、アルタ前TVでライブ配信。お次は「私は醜い」と遺書動画を遺して自殺したOLの葬式に乱入。動画の続きを公表し、自殺ではあり得ないことを証明します。
 事件のネタは、法務大臣=ミスターノーコンプライアンス(佐藤二朗)からメンタリストに。すごいパイプ! しかし本当にすごいのは、その後の取材力ですよね。証人と接触、よその会社にミスパンダ連れて侵入して撮影、改ざん前の録画も入手して、被害者の本葬までに検証ビデオを編集。果てはミスパンダの白黒和服の手配まで…ってのは野暮としても。  レイプ議員の秘書を誘拐拘束や、おびき出した社長の移動、最後に犯人を竹林に吊るす等々の肉体労働もありますよ、それはパンダも催眠パワーで手伝ってる?
 抱きしめて頭を撫でると、催眠がとけて眠ってしまうミスパンダ=レンを背負って、自宅のベッドまで戻す作業もありましたw やっぱりメンタリストも大変。もう何人かスタッフがいないと、ミスパンダと飼育係の過労待った無しですw

 ああ自殺の件は、連日社長江本(和田正人)に容姿を貶され、セクハラパワハラに病んだ女子社員愛菜(安田マユミ)が整形までして「過去の自分と決別」宣言(動画がここまでだと、整形失敗で自殺した様になる)美しく生まれ変わって(整形後;山口真帆)退社し、今度こそ人生を謳歌するぞと社長に宣言。逆上した社長に殴られ、逃げる形で転落死したのが自殺と思われたのでした。居合わせた秘書(仁村紗和)も「整形の失敗に悩んでいた」と証言しましたし。
しかし追いかけ回して顔を何度も鈍器で殴って、流血。オフィス血痕だらけでしょうが。鑑識仕事して!

 メンタリストは、秘書の「怯えのサイン」で社長に脅されていると分かったそうですが、いつ接触したのか。潜入動画にフェイク凶器を(メンタリストが似たのを探して買ってきてw)仕込む時間を考えても速攻ですけど、社長が目を離さなくない? まあいいけどw

 過去の事故で家族が壊れ、自らも変わってしまったレイと。刑事だった父(田中圭)が殺された恨みを抱き続ける直樹と。似た者同士がタッグを組んで、最終的には直樹父の仇を討つのかな? その黒幕が世話になったミスターノーコンプライアンスだったりするんじゃないのw

 ところで、愛菜整形前の役者名を書こうと探したのですが山口真帆の記事ばかり。タイトルロールからの消去法で残ったのは紅里。でも紅里ちゃんはレンの子供時代を演じる子役ちゃんでした。姉妹の樹里ちゃんもレンの姉妹役で出演、家族写真の消されてた部分ですねえ。もっと細かいゲストリスト見つけての検索で、明らかに年齢が違う方は置いといて、浪江路子はレンの対局相手。 伊藤桃々?ギャルメイクの人なの?どこにいた? からの~安田マユミTwitterにやっとたどり着きました。特定下手すぎ(^^;;;;)  でも改めて、一本のドラマにたくさんの方が関わっていることを実感して楽しかったです。それに、あんな下衆セクハラが続く撮影も、役者さんは楽しかったそうでホッとしたりw 

 

「まんぷく」~最終回 ☆☆☆

 うわー、終わっちゃって寂しいです。

 まさかの鈴さん生前葬w
いつだって目立ちたくて中心にいたくて、でも切り札「武士の娘ですよ」を言うほどスルーされ、入院&手術ですら婿の頭からヌードル開発を吹き飛ばすことは出来なかった鈴さんが、やっと思い切りちやほやされたのが自分の葬式だったとは。そりゃ、生きてる間にやって全部聞けて、お礼も言えて、良かったですよねえw
そして、売り出せどイマイチ世間に浸透しないまんぷくヌードルが、やっとヒットしたのが最後の週の最終回直前というひっぱり具合~。そうか、歩行者天国で売れたんですねえ。もうちょっと進んで、50代視聴者なら覚えがあるプールサイドの自販機で買って食べたあの夏の日を描いてくれたらもっと良かったんですけど!それでもやっと無事に売れて、ホッとしましたw なんなら放送が始まった週から
「で、いつカップラーメン売るの?」
と言っていた半年前が懐かしいですw
ただ小さめのエビ入れたねと思ってただけのアレが、何百種も試した挙句のファイナルアンサーだっただなんてー(はい、まんまと久しぶりに買って食べましたよw)

 ただし不満もあって、元々は忙しい主婦を助けるアイディアだった即席麺なのに、忙しい描写どっかに消えましたよね。終盤克子宅が描かれるたびに特に、お茶の間で座ってるだけ(^^;;;;) むしろ主婦バカにしてんのかと。更には、福子のスーパーアイディアワイフ化! 最初から隠れた助け舟役だったならまだしも、ずーっと関係なく「あなたになら出来る」しか言わずに来た福子だったのに。突然、ナッツの蓋を思い出し、若者にこそ売れと宣託して
「お前のおかげだ、福子」
と抱きしめる場面が繰り返されますよw イチャイチャは何歳でも歓迎とはいえ、これはなんか違う…。おまけに神部も岡も親戚になっちゃう家族経営……。そこは別に他と縁づいてもいいじゃないですか。まあ「半分青い」で抱いた不満に比べたらなんてことありませんけどね。
 
 BS朝は「べっぴんさん」と続けて放映。会議でも親子ゲンカでも静かに語り合う「べっぴんさん」に比べ、何をしてをやかましい「まんぷく」でしたけど、そこも愛しかったです。そして「べっぴんさん」後半、子供が育って大人の役者になったらもう、パッと見の親子関係がわやくちゃになりまして。その点「まんぷく」は安藤サクラのおばちゃんっぷりがいいわあと思ってましたが、よく考えるとそもそも30代の安藤サクラ40代の長谷川博己は源や幸役の役者さんより普通に年が上だったのでしたw 物語始まりの10代、20代の頃に上手く若く見せていたというべきなのでしょう。
そしてまさかの、最終週にもいた咲ねえさんw 2週目で死んだのに、ずっとレギュラーで全ての引越し先にご登場w 亡くした家族を忘れることなどないのね、と思うと私も人の親、涙腺がゆるみますが。いつでもその時の最新ファッションをまとった咲ねえさん、万博にも行っちゃったんですから可笑しかったですよね。
 ああ、半年楽しかったー!

「まんぷく」134~139 ☆☆

 カップらーめん、もといカップヌードルの容器開発&具問題。

 魚屋の発泡スチロールの箱がいいんじゃないか、と福子が会社に電話!いくら主人公でもそこまでしゃしゃるかとびっくりで(家で伝えるの、待てないほどの大発見新素材ですか?)、もう試した、と源が言うんでホッとしましたよ。でも実際は、素材箱をかき回して再考することに(^^;;;;;) で、丁度いい厚さでカップに加工してもらうと……臭! あの薬品臭ね~。

 久しぶりに、ちょいちょい萬平と福子の寝室が映されたわけですが……なんだろうドキドキしない。言ってることにあまり納得できないせいもありまして。その寝室での福子の助言を受け、週初めには、ゆっくりでいいと社員の士気を気にしていた萬平さんでしたが、結局は君たちは何をしているんだと怒るじゃないですか。
開発の苦労も、萬平ならノートにびっしり記録をつけて温度変えながら麺を揚げてる描写がありましたけど。開発チーム側は何を探し取り寄せてどう試したかが抜けているので『苦労=社長に怒られたこと』になっちゃってるのが困ったところです。
 

 特に家でも一緒の源はキツイのに、弱音を吐くとまたヤル気がないと怒られるし。夜の2時に叩き起こされて

「アメリカ製のカップは臭くない!」

と原因追求することにw 明日の朝まで待てないんですよ。そして輸送法を調べて、臭い抜きは立花家で完了w もうこの成功体験に胸を張る偉大でマッドな父と、いつ息子が対決か、つぶれちゃうのかとハラハラしていたのですが。案外ポンと仕事の虫になってきたじゃないですか……。そして『フリーズドライ』加工法を見つけたのは、源!いい頃合いで成果が出てホッとしました。正直、なんでも苦労したら必ず結果がでるってわけじゃありませんものねえ。もしくは、また福子が発見したらどうしようかと!
(カップの直径違いを山ほど作るだなんて、それこそ初期にチームがしておくことなのに。家で福子がする!!!) 


 その合間にも世良はやかましく、鈴さんも面倒くさく、幸ちゃんとレオナルドとの恋は……なんとただの片思いだったんですよ!家まで送ってハグまでしたおいて!幸がいるから日本が好き、とまで言っておいて!←でもそんな気もしてましたw 洋風の具開発に、協力してくれるのかと思ってたのにー。

 克子の家の茶番は、もういいわ……。まさか傷心の幸とあの見習い君がくっつくとか、ないよねー

「まんぷく」128~133 ☆☆

ぽんと時間が飛び、源がまんぷくらーめんに入社!世は大阪万博の年(1970)になっておりました~。

わかってたけど、福子が立派な大阪のおばちゃんに進化w 最近は、土曜にまとめて観るのでなく毎朝BSで7:30から視聴。なんとなくその前の「べっぴんさん」再放送も観るようになり……トーンの違いに愕然としています。これが大阪と神戸の(パブリックイメージの?)違いなのかとw 争っていても静かな「べっぴんさん」に比べ、ただ居るだけで騒々しいんですよね「まんぷく」w いいけどw

そしてカップ麺の開発が始まりました。新しい!
初めて食べたのって、プールサイドだったよなあ…と、旦那とひとしきり思い出話。行楽先で気軽に小腹を満たせる食べ物でした。それも、お湯を入れてくれる自動販売機で買ったんじゃなかったかなあ。嬉しくて、これまた久しぶりに買ってきて実食w チキンらーめんの時と違って売り切れてはいませんでしたよ。まだ「出来た!」ってなってないからでしょうか(^^)

しかし、概ね好意的に観てはいても、またぞろスープから作り出す萬平流には呆れます。そこはプロにまかせましょうよ。そして容器の素材だ形だってことの方こそ、萬平さんの発明の才を活かしましょうよー。せっっかく社長室にキッチンつけたのに、家で煮込み始めるのもなんだかな。麺も、家であれだけ揚げ続けたら家中油でぎっとぎとでしょ、匂いがしみついてとれないレベルでしょうに。まっとうに反対する鈴さんが無視されてて可哀想です。
そして、手伝いは福子がいいそうで。会社に来いとかどうせ暇だろとか、フザケンナよ萬平!
主婦を労わる為に開発した時短料理じゃないんかーい!
しかし、忠彦宅の描写では必ず克子もタカも居間に座り込んでいて暇そうですからね。なにくれ炊事や洗濯を描いていた前半と違って、確かに暇そうに見えてもやもやします。

親の会社に入った源が、何かと周りから「特別扱いしないぞ」「しないぞ」という逆特別扱いを受けている上に、母親が弁当届けにくるw 家でも父親がずっと仕事してる、等々の圧力がかかり過ぎで可哀想です。どうせ頼んで入れてもらうなら、世良商事にすればよかったのにねえ。福子の無茶で失礼な願いを、結構きいちゃう世良さんだったら、源ちゃんの一人ぐらい引き受けて海外連れまわしてくれそうじゃないですか。

女子大生幸ちゃんは、流行のサイケスタイル! でも、あの緑のズボンは……同じ色のコートを福子が10年前に着てましたからね。今更「そんな派手な」と言われてもw いや色彩感覚、似たなあとしかw

「まんぷく」104~127 ☆☆

元のお家に戻ってこられたんですね!胸熱!

ついに開発できた即席らーめん。夫婦の名をとって「まんぷくらーめん」と名付け、包装は忠彦さんの絵で。ああ、画風の変更がここに役立ちましたね(^^) 最初はお金がないから、源や幸まで働かせての一族総動員。いや、そろそろ鈴さんを働かせるのは酷なんじゃ……と心配してたら倒れたのは福ちゃんでしたよw どんだけ丈夫なのか鈴さん。

デパートの実演販売は、見込みほど売れず。
ダネイホンだって、誰も知らない商品だから萬平さんのポスターと福子のレコードを全国の商店街にばらまいたじゃないですか~。その時のノウハウが全く生かされずやきもきしましたよね。試食でも3分の間を持たすために語るのが、苦労話だけでなく実際の作り方って!それ企業秘密でしょ!!
後々、贋作が出回った時に特許出願済みと胸張ってくれてホッとしましたが、この時はまだわからないじゃないですか。またぞろ、悪事にうとい夫婦がのほほんとしてるのかと思いましたって。当世風だったのは、TVコマーシャル!貧しい萬平宅にはTVないんだから、気がつけなくても仕方ないw 克子姉ちゃんのところでお茶して良かったですよねえ。で、子供達も出演して
「美味しい~」「一家に5袋、まんぷくらーめん!」
これ級友には夢のように羨ましいことじゃないですか?家でもまんぷくらーめん買ってくるでしょ!以前はバカにしてごめん、美味しいねって言われる場面を待ってたんですけど……ないのねーorz
喫茶白薔薇でも、宣伝のため「まんぷくらーめん」を原価で出してくれてます。以前声高に悪口言ってたおばちゃんたちが食べて褒めてくれてたら溜飲下がるのにね。出禁かなw そして、休憩に来てる神戸くんたち。君らはちゃんとカレーやら頼まなきゃダメですよw 白薔薇の売り上げに貢献してよw(完成した週は、我が家もおもわずチキンラーメン袋買い!売り場がほぼ空っぽになっていて「まんぷく」効果だと思いますよ~)

粗悪品の偽物が多いなか、ちゃんと似た味の「本家まんぷくらーめん」はスパイを引き抜いていました(宣伝のポスターまで福子のニセモノw) これまた偽ダネイホンの時よろしく、世良に連れられて談判に行った真一さんが、ブチ切れて暴れたのはびっくりでした! 開発の苦労を踏みにじる輩には、あれほど怒れる人だったんですねえ、それとも新たな嫁と連れ子との生活が大声に慣れさせたのかw (弁護士、東太一先生の再登場をちょっと期待しちゃいましたが、それは無し)
申請した特許がおりても、「本家」にはスルーされw それなら、と特許を解放して使用料を入れてもらうことにしたのに、やっぱりそれも響かず。正直この辺は、大阪弁ばりばりの商人さん相手に、萬平さんが標準語でもちかけるのがあかん気がするのですが、どうでしょう。
そこで世良に頭を下げに来た福ちゃん。何をどう頼むのかと思いきや、説得でも喧嘩でもなく『世良さんにしかできないことで助けてほしい』と……。萬平さんを鼓舞するのと同様に、あなたになら出来る!と無茶振りで持ち上げてやる気にするスタイルです。ここ、ONE PIECEでルフィが「俺は嘘はつけねえ!」と仲間のウソップの特技wを評価してたのを思い出してしまいましたw それぞれの得手不得手がありますよね。
応えた世良のアレンジは、食糧庁のお偉いさん(安藤さくら実父w)と会合w なるほどw
自社の儲けより食の安全。示唆された『即席らーめん協会』を立ち上げ、協会員には製法を無料で教えると決意する萬平さんなのでした。それが長い目でみたら、業界の隆盛につながる。うん、それこそ福ちゃんが思い描いていたいつもの萬平さんですね。ホッとしました。

福子の旦那はたいした人だ、と改まって萬平を褒める鈴さん。それが土曜日だっただけに、最後に何が起きるのか、不幸の前振りなのかと構えてしまいましたが、鈴さん倒れずw 警察が踏み込んできて逮捕されることもありませんでしたよ。ああ良かったー。
翌週の予告にはカップラーメンがありましたよ!ついに! で、そのヒントは福子が夢にみた、野呂さんのらーめん缶だったりするでしょうかw その時は偽らーめん騒ぎで忙しくて、萬平さんに伝えられてないですもんね。亡くなってる咲ねえちゃんと一緒に野呂さん出てくるから、え、野呂さんいつ死んだの?とお茶の間ざわつきましたってw

「まんぷく」98~103 ☆☆☆

スープが出来て、麺が……出来なくて1週間w

スープを直に麺に練り込む方法は、まずは千切れてしまったりで成形に問題が。そこを1ヶ月毎日配合を変えて変えて試し続けて出来てみれば、
「お湯を注いで出来上がり」
に支障があったのでした。
スープ練り込み麺を、お湯で煮てちゃっちゃと水切りしたら、もう味が抜けているw スープで煮てもだめw いやそれ、完璧な麺をうてるようになる前に、とりあえず切れっ端で試せたでしょう!

麺問題は、8:15分からのNHK「アサイチ」ゲストの中華料理人も一目で「配合がダメですね」とw だから、専門家にまず聞けとあれほど~。せめて毎回作る量を半分で試せばいいのに。そして、失敗生地はいったいどこへ。お好み焼きにするなら、どうにか夕飯としてリメイク出来ませんかね。そこで、失敗麺をどうにか美味しく食べる工夫で、福ちゃんが揚げてたんだったら、面白すぎますけどw

来週にはなんとか、天婦羅を見て揚げ麺を思いついてくれるようです!
掘建小屋もとい研究室で、失意に打ちひしがれて酔う萬平さんもダメ可愛くていいですけどね。福ちゃんにちゅーで癒されようとしていなされてw やっぱり早くしゃっきり開発してほしいです。

その分脇では、真一さんの再婚、忠彦さんの美人モデル再び(壇蜜!)と家族のどうでもいい話をしてて。
源ちゃんと幸ちゃんは、いじめっ子をぶっ飛ばす方向で強く生き、福子はそれを謝りに。えー、いじめてきた方は謝りにこないのに? 世良のおっちゃん、カレーばかり食べていないでいじめっ子の襟首捕まえてガツンと脅してやってくださいよ。まったく。

「まんぷく」92~97 ☆☆

この頃の家事って本当に大変。特に、特に、洗濯機なしで手洗いして干してから、福ちゃんはお仕事に行っているというのに。無職の萬平さんのお昼ごはんまで支度して行くの?いや、自分でどうにかしろよ、むしろ洗濯は萬平がしろ、と思ってしまいましたが(^^;;;;)
そこで家事をまかせてしまっていたら、洗濯機の乾燥機能やら、電子レンジやらルンバの登場が早まっただけで『インスタント食品』が生まれなかったかもしれないのですから。うわ、怖い。福ちゃん偉いぞ。
でも、お子さんがいじめられてるのに『笑ってやりすごせ』は酷い。せめて怪我させたことぐらいはきっちりねじ込んで。うちの旦那は憲兵にもGHQにも喧嘩売ってきたんだぞと脅してきて下さいよ……。

そんなわけで、無職で暇な萬平さんに、どの家事が一番大変か、と尋ねられた福子。なんと「毎日の献立が大変」と答えます。まあ確かに……。考えるの嫌になる日がありますわ。つい慣れた4、5品のローテーションになりがちw 冷蔵庫がない立花家では食材も限られ予算もそうなく。
ここで『今日の夕飯のオススメはこれ!』とレシピを提示する方向の思いつきもアリっちゃアリなはずですが。ダネイホンを作った萬平さんですから、
「何故、ここ(家)でラーメンが食べられないんだ!」
と雷に撃たれたように天啓を受けますw ぱぱっと手軽に、誰でも今すぐにラーメン!

まずは条件を箇条書きです。
☆美味しい
☆手軽
☆経済的
☆安全
☆保存がきく 

これじゃ雲を掴もうにも、まだ霧もない感じw そして食べ歩き……ってさ。元になるラーメンは素人の自分が作らずに、泉大津のほら世話になったお店とか。プロに頼む方に何故いかないのかな(^^;;;;) 自分は普段から料理しないくせに。で、台所を預かる福ちゃんの漬物講座から、「たくあんよりは、一夜漬け」なラーメン……案がでますが、みんな説明を聞いてもそれだけお手軽、とは受け取らず『塩に漬けるの?』となってしまうのは何故なのか。完成品を知ってる私たちとは理解が違いますよねえ。

それでも、お湯を注ぐとろろ昆布を見て「それだー!」
さあ、だんだん正解に近づいていくのですが、まずは庭の畑をつぶして、研究所を製作です。う、うん。家の台所を使いすぎると夕飯が遅くなるからね。って、平日の昼だけ研究じゃだめですか(^^;;;;) ほら、夜に手伝いに来たい神部くんはタカちゃん妊娠で、来られませんよ?

喫茶店からはメチャ調味料を借りるなど世話になりまくり。そこでカレー食ってる世良が「ダメダメ」しか言いませんが、今に売らせてくれと頼むんだぞ~と福ちゃんw うん、そうなるよね!

とりあえず名前だけは
「即席ラーメン」
で決まりです。反対派の鈴さんが命名してくれる不思議w

「まんぷく」86〜91 ☆☆

やったーついにラーメン作るよ!。
来週からw

今週は順調に、取り付け騒ぎで貸し剥がし。担保の立花家は当然差し押さえられて、家中札だらけにされてしまいます。だと思ったー。
梅田銀行も担当が変わって態度が硬化、池田の産業を育てる気なんかさらさらありませんがな。そこで直談判にいった萬平さん。自分は理事長を退任するので、次の社長は梅田銀行からぜひ出向させてくださいと……。うーん、結局それ『池田のため』でなく『梅田のため』の融資しか行われなくなりそうなんですけど。丸くおさまったからいいのかな。実際、この後すぐに景気は上向いたそうですし。

しかし萬平さんは理事長を退いても、真一さんは残る。
亡き妻の縁で頼られて池田くんだりまで付いてきて、なのに勝手な融資されて、挙げ句の果ては差し押さえの先鋒にされ、義母に『悪の手先になった』とまで言われて(^^;;;) ほんと一番かわいそうなのは真一さんでしたよね。

とりあえず、小田島製作所は自宅まで抵当に入れて思い入れてくれてた立花理事長を、失職後に迎え入れる……なんてこともなく。クールでほっとしました。それでも新理事長から追加融資はかなって、自分たちだけで製品の生産にかかれるようでよかったことですw 商品が完成したら、せめて1台、届けてくれるかな(あのまま融資ずぶずぶで販売始めて売れなかったら、家が担保どころか借金背負ってたかもしれないので。投資は自分で賄える額で、冷静に行ってほしいものですね)

克子忠彦宅での、美女画だモデルだの騒ぎはもうどうでも良かったです。
それをいったらパーラーの場面も毎回白々しくて苦痛で。せっかくの世良さんの好意の皿も、あんな風に「ほら安売りの皿と同じ!」じゃなくて、しれっとカレー盛ってきて裏で気づくだけでいいのに。だって今回ばかりは世良は騙された側、善意の第三者でしょうに(^^;;;)
お友達の敏子さんの胸で涙する福ちゃんでしたが……いやいや、君が持ってきた小田島製作所の件でこうなったんだよと、視聴者は思ったり思わなかったり。敏子ちゃんは紹介したまま、そこまで知らないんでしょうけどねー。

で、必死の笑顔で切り抜けた福ちゃん。借家に越して、裏庭の畑で賢く食いつなぐようですよ。楽しい話になったらいいなあ。

さーあ、ラーメン楽しみ!

「まんぷく」73~85 ☆

やだ、まんぷくが楽しくない……。
8年のブランクを経て萬平さんが発明を始めた、本当ならワクワクする展開でしょうに。どうしても
『それは織田島製作所の発明』
と冷めた気持ちになるのです。分をわきまえずに、出資者の威でしゃしゃり出て。そのうち神部まで合流し、さあ試運転で果物を入れてみよう~って時にも、なんで神部が入れるんですか……orz そこは織田島製作所の人にさせるべきだし、金策だって家を抵当に入れるのだって、本来の発明者がその責を引き受けるべきでしょう。

と、いうわけでGHQの理不尽な投獄からは年末放映分で釈放されて。さーあ次は何を発明するかと思いきや、その知名度で様々な団体から寄付やらデモの旗頭を期待されるやらw そのうちに、池田の信用組合から理事長にと請われ、なんと引き受けた萬平さんでした。

で、年が明けたら8年が経過w
タカちゃんはもう神部タカに。えー、菅田将暉の弁護士先生と揉めるかと楽しみにしてましたのに!それでなくても、職業婦人しつつの奥さんでいて欲しかったかな。咲ねえちゃんみたいに。
理事長夫人の福ちゃんは、サザエさんパーマにリボンタイのブラウスの奥様になり、専業主婦からの、パーラーでバイトw GHQとの経緯とか、いかに夫を支えたかと講演に呼ばれても不思議じゃない体験してるのにねw そして立派な家にお住まいで、当時ならお手伝いさんがいて当たり前かと思われますが。頑なに鈴さんをこき使うのは何故なのか~。

そんな平穏な日々に、帰りが遅くなる旦那様。定時で退社してるのに。
浮気やな~と適当をいうのは安定の世良でしたがw それよりもっとタチが悪い、発明をしに出資先に通っていたのでした!元はといえば、福ちゃんの親友に頼まれた手助け。生き生きとした萬平さんをみれば止めろとは言いづらい福ちゃんだったのですが……。上記の理由で私はイヤんな感じ。
更に世は不景気で、母体の梅田銀行も出資を停止。
なのに「これは絶対に、売れる!」って萬平さん、君に販売や営業の才はないんだぞorz それでも、萬平さん本人の発明ならば、貯金全額はたいても家を抵当に入れても、納得なのですが。何度も言うけど他人様の発明じゃ~ん!

多分、売れずに担保を失いますね。もっと悪くすると、信用組合のお金を私的に流用したとか責められかねませんよねえ。気を揉みつつも、そのどん底で萬平さんが真に覚醒してくれるのだとしたら、それは楽しみです!
塩軍団や、加地谷さんとか助けてくれないかなあw

「まんぷく」 61〜72 ☆☆☆

「美味しい 美味しい ダネイホン 

    萬平印の ダネイホン」

福ちゃんいい声でした〜。本番前の、震えまくりの緊張声にも笑いましたよ(^^)

 進駐軍からやっと解放された、萬平さんと社員たち。一気呵成にダネイホンを増産し、東京に販売会社も作って全国展開です!
その際に重要なのは広告だ、と構想を勝手に練ってきた世良さんw まだTVCMがあるわけじゃない時代。キャッチコピーのレコードを製作し各地商店街に送りつけて流してもらおう、とか。街角にホーロー看板を設置しよう、とかまあよく思いついたものです。しかも経費節約、レコードの声は福子で、広告塔は社長の萬平さんでと地に足がつきつつも丸メガネ蝶ネクタイに派手スーツを着せるそのセンスw(絵が超上手いw) 嫌がる萬平を丸め込み、やりたがる鈴さんは無視する一同の団結力。松坂慶子のホーロー看板はしっくり来るし、既存の食品なら『お母さんの味』と鈴さんで売り込む手もあったでしょうが、新商品ダネイホンですもんね確かに奇抜な広告の方がイケそう。

そして真一さんを幹部に若い連中を送って、夜学に通わせる算段もして。神部くんも行くのでタカちゃんは泣くわ、毎日手紙書くわ、お向かいの定食屋の美女には惚れられるわしつつもダネイホンは順調に売れていきます! 後から語られることには、会長が投資した3万円は4万円にしてお返ししたそうで、儲けたね! 福ちゃんも第二子妊娠といいことばっかり。偽造商品も出ますが、すぐさま世良が真一連れて駆けつけて脅しw さあ、大学の先生に認定のお墨付きをもらえば、更に順風満帆ダネイホン~

なのにまた逮捕ですよ! 3度目なんだから弁護士にコネぐらい作っておいてよ!

どうやら世良が脅した奴らの密告のせいらしいと分かるのは視聴者だけ。何しろ判決文も英語で、とっとと4年の服役を命じられて投獄ですから手榴弾の時よりわけがわかりませんよね。それも夜学の学費を一括で振り込んだのが不正経理で脱税だって(^^;;;;) なんのこっちゃ。

そして有名人、ダネイホン萬平の弁護を引き受ける人物はみつからず、困っているところに食堂の美人さんの紹介で降ってわいたのが……若造弁護士、東太一(菅田将暉)くんですよ! 若いお堅い太一くんと並ぶと、もう福子の大阪のおばちゃん化が激しいことw カバンから無限に飴ちゃん出てきそうです。それでいて、監獄の面会室では金網越しに萬平さんと手を合わせるしっとり妻っぷり……若い太一くんが当てられちゃうからもう少し控えめにねw
さておき、ちゃんと英語の判決文も読み下せる太一くん。これは有能な掘り出し物でした。そして罰金7万円は、東京の販売会社と販売権をセットで売ろうと提案。それで泉大津の本社とダネイホンは守れた……と思ったのもつかの間。追徴課税でまた10万円(だっけ?)って!  あれですか、羽根布団買わされたら、こいつイケるぞと屋根瓦修理やシロアリ駆除から水販売までゾロゾロ集まっちゃうのと一緒ですか。それとも立花萬平がそんなに憎いのか。

それにはもう、会社を畳んで逃げるしかない、と太一。先生には他人事……と責める萬平に、ここで初めて
『栄養失調の妹を、ダネイホンが救った』
と打ち明けるんですよ。えー、さすが人見知り!そんな経緯があったら普通初顔合わせで言うでしょ!でも、そんな不器用な人だからこそ疑心暗鬼の失意の萬平さんを説得できたんですよね。

再就職で散る、塩軍団。涙の別れ!
差し押さえに来たら、もぬけの殻の立花栄養食品。

それでめでたく片付いた……わけじゃなさそうで、えええ、続くんですね。 加地谷さんの時に仲間と憲兵が通じていたように、財務局の偉いさんと偽ダネイホン社の間になにかあるんでしょうか。ちゃんと泊まり込みで一人待ち構えていた太一先生が、今度は逮捕されちゃうんでしょうか~。

お泊まり太一先生が、塩軍団にからまれる様子もみたかったのにw さすがに雑魚寝にはなりませんでしたね。 

心斎橋の母だかなんだか、占い師に入れ込んで『婿は大器晩成』にご不満の鈴さんw 一体どれだけつぎ込んだのやら……。それに多分、監獄で萬平さんに絡んでくる人相見の老人(イッセー尾形)の方が本家本元ですよ? そんな具合に、また楽しい仲間が加わって次週へつづく! 
萬平さんの思いつく、新しいことって何かな。大恩人沢田会長は、それを見届けてくれるのか。さすがに旦那も、もう「ラーメンはまだか」と言わなくなりましたw

「僕らは奇跡でできている」最終回 ☆☆

そう来たか!

ロシア語に水泳。してましたねえ。その頃から一輝さん的には確かな目標だったんでしょう、宇宙。樫野木先生に怒鳴られたから大学を止めるんじゃない、次のステップに行くきっかけになった、ということなのかな。
「興味のないことを、何かのためにやることは初めてです」
育実のために変わったりはしないけれど、頑張るウサギの影響をそう受けたことって納得でした。そして育実先生も、カメの影響で違う考え方がひらめきます。
できない理由を並べるのでなく、『する』と決めて手段を探る。そしたら自分のクリニックでだってインプラントが出来ちゃうかもでしょ。まず育実先生が苦手な料金計算、歯科衛生士のトリンドルちゃんは得意で医療事務の資格持ちですと。え、なんで黙ってたのって『聞かれなかったし☆』 お給料はどっちがいいんでしょ。でも歯科衛生士が足りなくなっちゃう……って、子育て中で短時間パートをしたい衛生士さんのアテが出てきましたよ。探せば道があるものです。

そしてそれは、やりたいことが見つからない学生への助言にもつながること。
ガラクタ缶の中身がアイディア次第で何かの役に立つ様に。皆それぞれの資質を生かして、生きていけばいい、と鮫島先生。それを説明する過程で、樫野木先生の八つ当たりな相河先生批判が『いいことを言う』と評価されているのも、また愉快でした。曰く、相河先生に憧れて『やりたいこと』を探すのはいいけれど。探しているだけで満足してしまったり。逆にないからダメと自分を責めたりしたら可哀想だと。どれも志望校を決めたり就活したりする頃のあるあるですもんね。
『だから相河先生は悪影響』って飛躍は、言った本人も反省してるからさておきw この時期にこのドラマに触れて救われた、目標模索中の人もきっといたことでしょう。

学生さんたちもそれぞれに、コンチューバーの弟子はコンニャクチューバーになりw 青木さんは今度は樫野木にロックオンw その樫野木先生だって、面白い授業を目指して自分の昔の写真を生徒に晒してみたり、しはじめましたよ(それだけが面白さの道じゃないけどねー) 育実の元カレはあれ以来、山登りにはまった? 虹一くんのテストは低空飛行でも、お母さんはいいこと探しが上手くなった様です。

あれもこれも問題が片付いていく様子が最終回すぎて、正直面白さのピークは6話7話かなw でも大好きになった人たちがそれぞれ幸せに近づいていくラストでホッとしました。なんと一輝さん、本当に宇宙で船外作業までしてるじゃないですか! 通り過ぎた自転車の後ろ姿に、多分一輝を思い出して微笑む育実先生は見慣れないコート姿。何年後?
そしてまたある日ばったり行き合えば「こんにちわ」って挨拶しあうんでしょうね。それとも、山田さん=お母さんが大騒ぎで呼び出してくれるかも。
そんな日を想像して頬がゆるみます。

大河原さん……一輝はああ言うけれど、案外いるのかもしれないしw

「僕らは奇跡でできている」8、9☆☆☆

ヤモリ…そんな怖いかな。
噛まないし乾いてるし。手触りいいよ、と思う私は平然と手づかみして逃がす派ですが。同じく平気で掴みそうに見えて、実はキャーキャーと逃げ惑う育実先生。確かに可愛いかもw 男受けを狙ってるわけじゃなく、誰か来て捕獲してくれないと困るほど、深刻に嫌いなんですねえ。
そりゃ、生き物専門の相河先生が捕獲要員でおかしくないですが。
『僕が水本さんのこと、好きなんじゃないかって……どう思います?』
などというデリケートな話題を直球で振られている現在。一人暮らしの部屋に招くなどという、誤解を受ける行動はダメなのですよ! でも背に腹は変えられず来てもらうし、背中に抱きついちゃうし(^^;;;;) こりゃ、さすがの朴念仁な一輝さんでも、惚れてまうやろ~ と思いつつ見ていたのですが。揺れる自分の気持ちに一輝が下した決断は。
「面白いです!」
好きとか嫌いじゃなくて、嫌な気持ちにもなるけど不思議で発見があって、思いがけないことばかり起きて、楽しいって!そ、それこそ大好きってことじゃないの?とどよめく茶の間をよそに、いうだけ言ってさっさと帰ってしまうところも相河流w そう聞いて育実先生、どうしたらいいのやらw

正直、山田さんが実母だった話の方が、相河一輝の人生には大きなことで。それをご先祖様から命が続いてきた奇跡ってことで割り切ってまた家族として暮らせるようになっただなんて大事件だったはずですが(タコも食べられるようになったしw)……ごめんなさい。ドラマとしては恋話の方が気になるかもw 
家事育児……主婦として関わるより、そりゃ家政婦の方が頑張れるねと思いますが、それはまた別の話。

そうそう、恋話の発端は『結婚してください』と迫ってきた女生徒でしたw 無理でしょそれw 『興味ない』と断り続け、彼女は納得したようですが。それを聞いた男生徒が文句言いにくるんだから青春ですw でもね、蟻YouTuberの正体の方にさらわれてしまいましたよっと。

そこまでだったら、授業も人間関係も家庭も安定で幸せ。ああ良かったねーと終わったところなのですが。突然襲い来る八つ当たり。
樫野木先生は家族のためにフィールドワークを止めたのに、元奥さんはフィールドワーク中のパパが好きだった。その元妻が再婚しそう、でも相手は退職して自営業を始める……と聞けば、無職じゃん勝った!と思う樫野木ですが、また評価ポイントが違うんでしょうねえ。支えたい、とか。なのでやっぱり再婚と聞いて激昂。全てを
『相河先生のせい』
と片付けて楽になろうとする樫野木に怒鳴られて、もう可哀想なぐらい涙目で動揺している相河先生。こうなると、どっちが社会的に問題あるのかって樫野木じゃないかと思われるのですが、鮫島先生は『自分と向き合え』と諭すだけ。

そしてもう最終回です。来年も再来年も、続くと思ったこの幸せが続かないのかな。フィールドに旅立つ方が一輝は幸せなのかな。そして、やっとあの男と別れた育実先生はどうする。クリニックを守りつつたまに合うのなら、相河一輝はそれこそ『楽しい』人(注*慣れが必要w)だよね。生徒たちは、虹一くんは。
ああ、最終回見たいけど見たくないわ。


「まんぷく」55~60 ☆☆

ええ、もう釈放? 全員?

先週金曜、たちばな塩業にMPが踏み込んで男どもが全員逮捕と相成りました。
そして動揺のままの月曜日、とりあえずは普通の暮らしをするしかない残された家族(鈴さんの愚痴がうるさいw) 弁護士に依頼は軒並み断られ、姉夫婦が駆けつけてくれても出来るのはダネイホンと塩の出荷だけ……。新聞には暴動を先導だとか嘘っぱちを書かれてそのうち世良まで逮捕され、心配がつのりますよね。

でも視聴者には、憲兵の時と違って心配の少ない週でしたよ。だって拷問はないしみんな一緒だし。
もちろん罪状がどうなるのか……という不安や、してない知らないといくら言っても聞いてもらえない不満は募りましたが。無実の証拠と同様に、『手榴弾で漁をした』以上の悪事の証拠もでてこないでしょう?

そして金曜あたりからは続々と、お友達が登場して証言。
牧☆善之介は歯科医師会のトップに!出世してますねえ。加地谷は……え、チンドン屋? 妻の友人の夫だいい人だ、元同僚だいい人だ、というばかりでまったく聞くだけ無駄(^^;;;;) そういう奴ほど裏の顔が、と捜査のABCを説きつつ、『福ちゃん』を呼びだす頃には、もう噂の夫婦の片割れに会ってみたくなってるだけじゃないのかとw
それでもちゃんと手榴弾漁の再実験を、時間を変えてしてくれるあたりMPさん話がわかるわ(そして世良ナイス指摘)


そして土曜にスピード釈放って。
ドラマ内では何日だったのかな。でも結局弁護士もたてず大物も動かずに素人がやいやい言うだけで解放してくれるなんて楽勝で、肩透かしというか。実行犯3人と社長の萬平ぐらいは来週まで牢にいてもいいのにと思ってしまいましたw MPさん、いつかまた出て写真の奥さんの話でもしてくれますかね。チャーリー田中(岡崎体育)だって、あれだけじゃ惜しいキャラでしたよ。

塩軍団は、案外牢では休養と食事が満ち足りて健康になって帰ってきたのではw 新入りの真一さんも、いきなり雑魚寝で親睦深めてきましたよね。

これからのたちばな塩業の食事は、おかずを漁に頼らずきちんと買ってくださいね。そして女中も雇おうよ。


そうそう、タカちゃんと神部に交際の…どころか結婚のお許しが出ましたけどw これからまだタカちゃんの気が変わる方に一票かな。そして、そんな予言をした真一さんだって、新しい恋をしたっていいのよ……。

来週はダネイホンの偽物が出回るとか。そっちの方が美味しかったら笑いますw 


「僕らは奇跡でできている」6、7 ☆☆☆☆

「居てもいいんだな、って思いました」
静かな大熱演。
生きにくさを抱える人でも『得意なことがひとつあれば幸せ』と周囲は思いがちですが、そう簡単ではありませんでした。
大好きなことで初めて褒められた。嬉しい。でもそこから、もっと褒められたい、すごいことをしなければと気負い始めたら、大好きだったことが辛くなった……。その頃、一輝さんも『ウサギ』だったんですね。笑顔で語るのに辛そうで、そのうち目が涙で光りはじめて。もう飛んで行って励ましたくなりましたよ。幸い「やらなきゃって思うなら止めればいい」と笑って言えるお祖父ちゃんがいてくれて、楽になれたんですね。
「理科ができてもできなくても、僕は、居てもいいんだなって」

しかしそれは、既に相河一輝を好きになってる側の想いで、虹一母には下手したら、大の男が泣きながら意味不明のことを(「イー」って言っても眠れない、などw)並べ立てる時間。果たして伝わったのか…と不安はあったので、虹一くんが眼科の診察を受けるきっかけになって本当に良かったです。

親と子は違う人間。違うものが好きで、違う人生がある。それって案外無視されがち。理解できないことを言うと『嘘ついてる』って断じられがち(道に迷って帰りが遅れると、よくそう言われたわ……)でも虹一くんんが『本を読むと目が痛い』のは知覚過敏のせい。勉強したくない言い訳じゃなかったんですよ。そんな誤解をされても
「僕はダメじゃない!」
と自分で言い切ってこれた強い虹一くんが、このまま心折れずに育ってくれたら。もういろんなことを考えて、なかなか感想書くどころでない名場面でした。

その前の餃子パーティw
家政婦さんの画策で、大学と歯医者のスタッフが相河家に勢ぞろいしてお料理を食べる会。実は誕生日の育実先生、元カレがもしや連絡くれるなら…料理教室のキャンセル待ちが…とぎりぎりまで粘ってたけど、来ましたよw 児島演じる蟻の先生、飲み屋でも相河家でも、独り外れた場所にいるじゃないですか。むしろ相河先生よりこっちの方が問題ありそうに思うんですけど(^^;;;;;) 主役だけを外れ者にしない演出でしょうか。
で、いろんな形の餃子をつくる相河一輝と、きっちり揃える育実先生。そりゃ揃ってる方が火の通りが一定で料理しやすいですけど。皮が破けたらスープに入れればいい、食べたら同じ、と自分を赦すこともまた大事と気が付いていくんですよね。そう、行かないと落ち込む料理教室は、スパッと辞めちゃうって手もあるんです。


そして森にて。『ウサギ』なのは、勝ちを証明したいのは、自分に自信がないからだと泣いてしまった育実先生。なのにリスが渡った方が重要で、思いっきり喜んでしまった相河一輝(^^;;;) なんだか分からない関係ながら、その自己分析さえ褒め、『水本先生のすごいところ100』を真面目に並べてくれる相手は、やはりかけがえのない人でしょう。
「歯の治療をします」
「クリニックの院長です」
なんてのもありつつ
「歩くのが早いです」
「よく食べます」
「会った時こんにちわって言ってくれます」
それって…と視聴者も育実先生も思うわけですがw

「誰でもできることは、できてもすごくないんですか?」

反省。すごいです。
とすると、私だってあの人だって誰だって、みんないろいろすごいのかも。そう思えるの、素敵ですね。家出から戻った虹一くんも、『すごいところ100』が嬉しかったんでしょう。お母さんにも100、すごいところを並べてあげるんですよ。これは世界中の母、感涙。そして言われるばかりでなく、自分の100を自己申告で埋めだした育実先生も、ひと皮むけた感じ。そうそう、そうでなくちゃ!

そんな温かい気持ちを吹っ飛ばす、家政婦さんが実の母問題!えええええー。長く世話して情が移ったにしては熱心すぎる、とは確かに思ってました(^^;;;)

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