ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

西村まさ彦

映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」☆☆

 古……。
もちろん監督はベテラン、ターゲットも熟年、昭和の香りがするのは必然で物語はウェルメイドに楽しめますが、それでも令和にこれ〜?

 男同士女同士、別々に集まっては連れ合いの愚痴を言う老夫、老妻たち。みんな外で文句言うだけで、結局旦那は何もしなくて奥さんが全部やるのね? そして外出中のお母さん(高畑淳子)が脳梗塞で倒れますけど、結局全回復でお父さん(橋爪功)何もしないまま。ただ妻を大事にしなくちゃと思い直すだけでしたー。
 その後仲良く家族旅行は素晴らしいですけど〜もっと毎日の。洗濯機回すとか朝ごはん用意するとかの何らかの家事を自主的にするようになって、案外上手だったりして、この映画見たお爺さんが、じゃあ俺も家事できちゃうぜと思うような作りだといいのになあ。長男嫁にさせてないだけいいのかな。

 ともあれ金婚式を大パーティにして、日頃の感謝を伝えるのは素敵。
葬儀屋が葬式向けに勧めたはずのメモリアルビデオが、生きてる間に本人も一緒に見られる形になったのも素敵で、出来ることなら真似したいなと思いましたです。

 そのビデオを編集した菅野くん(水野勝)の父親が、毎度お目当て西村まさ彦氏。

 菅野くんは、主演大原夫婦の娘亜矢(剛力彩芽)が営むキッチンカーのお客さん。職場のイベント終活フェアwへのお誘いをきっかけに親子共々顔見知りになっていくのですが、彼の家は母親病死以来何年も父子断絶状態。それがいつの間にか自分は葬儀屋、父は介護職となり職域が触れ合い再会します。 当時許せなかったことが今は飲み込める年齢になったのかも。大原家を通し自分の家の団欒(幼児のパパな西村さん!)を思い出していた菅野くんは父に電話をかけるのでした。再婚の予定を息子に祝われ、涙ぐむ菅野父。いいエンディングでした。
このエピソードで、葬儀屋の青年がただ大原一家に終活を紹介する駒で終わらない膨らみが出ましたよねえ。そして続編の結婚にもつながって上手い〜 

映画「祝日」

 西村まさ彦氏がタキシードで社交ダンス!…は誇大広告w でも氏を目当てに見たので赤い蝶ネクタイも手の震える手品も眼福でした(^-^) 


 14歳の希穂は、祝日の校舎屋上から飛んで死のうとする。その腕を掴んで
「明日にしなよ」
と止めてきたお姉さんは自称、天使。無一文でよく食べ、何故か希穂の食生活やクラスメートの様子まで知っている変なお姉さんと、富山の街を彷徨い過ごす祝日。

 天真爛漫な天使がすぐ声をかけ、あちこちで訳ありな人の輪が広がっていきます。寿命1日な天使と明日死ぬ希穂ちゃんなのにのんびりと、ロードムービーならぬお散歩映画でした。

 教室ではダントツ訳ありだろう希穂ちゃんですが、きちんと大人とも話せて食い逃げせず、その場のノリで悪口言ったりもしないいい子で……。出会った他所の親は別れた子をひたすら想う人ばかりなのに、なんでこんな良い子が捨てられて一人暮らしか、切なくて仕方ありません。それとも中華料理屋のお兄さんの横に子供が座っているように。希穂ちゃんの隣には亡きお父さんも実はいるんでしょうかね?
 どうやら児相も担任教師も何もしてない世界(書類上は母がいるんだろうし)、希穂ちゃんを誰も助けてはくれません。それでも実は天使が見守っていたように、1人じゃないかもしれない、と思えたらこの1日は力になる…かなあ。
とりあえず食事はきちんとするようになるかも。うん、そこからだ!

 屋上から見た海が綺麗。
すぐ海に行ける暮らしってどんなかなと想う埼玉育ちでした。

<蛇足>天使の白いワンピース、羽根らしき飾りも背中にあって可愛いのですが風でピッタリと体のラインが出たり逆光でめちゃ透けていて気になりました。ちゃんとパニエか何かつけてて欲しいような、天使はそんなこと気にしなくていいような

映画「窓MADO」☆☆☆☆


 去年の12月、待望の大阪上映&舞台挨拶の回を見ました♪

 唄う少女と花、童話のような日常が紫煙に侵され窓が閉ざされて泥沼の団地ご近所トラブルが始まります。年金生活故に転居もできず、妻子の病は階下の喫煙のせいだと、訴訟までおこす父親を推しの西村まさ彦氏が熱演。
追い詰められていく看護日記…ツライ。 

とはいえ相手も悪役ではなく、なんと監督はその被告側のご子息。反論の描写に、対話の難しさを思います。
母MEGUMIの態度はふてぶてしいものの、周囲に味方もおり。何より原告父……あんたが喫煙者なのかーい!
真実は家族ごとの窓の数だけあるのかも。

 四角い画面、鮮やかな色彩、普段はCM畑という監督の手腕を感じる、社会派らしからぬ美しい映画でした。

(ところで日々の風向き記録の撮影に、写るんですが山積みに。そのお金でスマホを、せめてデジカメを買ってはどうなのか〜 デジタル映像だと証拠にならないの?)

「この素晴らしき世界」〜最終回☆☆

 はい、生放送で犯罪を告発!

 セクハラどころか、無理に飲ませた酒とクスリでのアイドル死亡を揉み消させていたプロデューサ。その父が大物だとかで、事務所副社長安原(西村まさ彦)らは隠蔽に加担していて、YouTubeで告発しようとする社長(木村佳乃)と妙子(若村麻由美)を事前にニセモノとして絹代(若村麻由美2役)に糾弾させる構え。

 結局は、安原側につくとみせかけていた付き人セシル(円井わん)の暗躍でTV局も告発側。絹代自らも選択権のなかった芸能人生と、事件を告発して一件落着なのでした。いや、語ったの妙子でしたけど!絹代命令なので無問題。

 そう、いくら正義の告発だとて、絹代のフリでするのはダメだろ思って見てたのですよー。影武者でCM出るのとはちょっと違う。ホンモノ絹代が築いてきた人生に関わることですからね。そこがクリアでホッとしました〜。
「そうすればこの世界はもっと素晴らしくなる」
演説が長すぎて、放送時間も予定オーバーでしたけどタイトル回収だからまあいいか!!

 あと、旦那さん(マキタスポーツ)との関係はなんかなし崩しに元のままなのね。そして世の中も、犯罪は裁かれたほかは大した変わらずこともなし。

 元通りスーパーパートに戻り平穏な日々…
のはずが、セシルとのっぽになだれ込まれて拉致されて、またもや失踪の絹代の身代わりでLAに?
家に帰して〜

と、美しいテンプレで終わり。いや来週にすぐ続編があるのね笑 見るか!

 しかしセシルが、死んだアイドルの妹だった…までは裏切りの動機としてわかるのですが、更に妙子がヘルパー時代の同僚の娘で、姉妹して可愛がってもらった…は重ねすぎでしたよね。

「この素晴らしき世界」〜7☆☆☆

 ついに本人が帰宅!7話にしてw
呑気に出歩いてしまうので、そろそろバレますねえ。その前に鉢合わせもあるかしら。

 「失踪中」若菜絹代(若村麻由美)、実は旦那(沢村一樹)に殺されているかも…と匂わせておいて、血の染みた箱の中身はBBQの残り物ってなんだよおお わざわざ雨の日に埋めに行くなよおお(クーラーボックスごと埋めてた?笑)
 妙子(若村麻由美・2役)の替え玉に気がついたパート仲間もいたのですが、マスコミに流さずに応援してくれて。優しい世界。

 スタジオでも過労アイドルをつい助けちゃう、主婦ダダ漏れな妙子さん。そのうち業界セクハラ問題にも首を突っ込むし、旦那(マキタスポーツ)には不倫を疑われだすし。

 と、芸能界と家庭問題だけで充分ドタバタ。
なのに妙に人間関係複雑なんですよねえ…
社長(木村佳乃)宅で家事して孫をベビーシッターは、女優業よりお手のものなわけで面白かったですが。社長娘の離婚や元夫の余命とか、要らなくないですか?
 妙子の息子あきら(中川大輔)がハマった起業グループの問題もややこしくて面倒で…。

 その副業、詐欺では?と気がつく幼馴染の素性や絹代事務所との繋がりがあーだこーだとするよりも、素直に妙子が気がつけばいいし。そのうち息子は替え玉を知ってる側にすれば、母子vs父でドタバタできて、テレビ局に潜り込むセクハラ探偵だって息子がしたらいーじゃないと思って見てましたよ。
 息子はずっと無断欠勤、母は芸能界で替え玉。お互い何も知らなかった…と最後に言わせたいんだろうけどさあ〜、と。

 ところが7話にして爆弾がやってきました。ぜんぶ母親のせい⁉︎
 詐欺事件で警察が来て、聴取される息子に動揺した夫が
「だいたいお前がちゃんとみてないからー」
って、オマエモナ?

 この絶望的な言葉を吐かせるために、息子を大学生ですらなく社会人にして妙子の非を限りなく減らしw  旦那には不倫疑惑を確信させw  あと何だ、部下のパワハラを叱責した成功体験で気が大きくなってた?せめてストレートに、今日の事件を自慢すればまだ良かったのに…

 で、出ていけーと言われるまま飛び出した妙子の明日はどっちだ?蓄えはある!
 
 そうそう、離婚のためにパートしてた同僚(猫背椿)の不倫夫(佐土井けん太)が、事務所の敵側弁護士でしたよ! 息子側の人物配置はクッション置くのに、こっちは世間狭いんだ笑  で、変なリップ音鳴らすのって『同じ人です』演出なんでしょうか…   佐土井さんなのに!
 
 
 

「この素晴らしき世界」1☆☆

 主演若村麻由美。
パート主婦の時点から美しすぎ笑 そりゃ大女優に「似てる」と事務所まで伝え聞く美貌じゃなくちゃとはいえ〜。その点は、降板した鈴木京香の方が地味な装いも思い切りが良かったかも?

 旦那(マキタスポーツ)の言いなりな、しがないパート主婦浜岡妙子(若村麻由美)は最近、変な男につけられている。
 突然、正面から訪ねてきたその男(時任勇気)の頼みは
「記者会見に出て下さい!」
不倫騒動で失踪した大女優若菜絹代(若村麻由美二役)の代わりの謝罪会見、謝礼300万円⁉︎
 1日だけなら、と承諾する妙子だったが。CM諸々の違約金を払いたくない事務所の副社長安原(西村まさ彦)は、そのまま妙子に影武者をさせるつもり…⁉︎

 ウェルメイドなコメディです。
しかし小田和正の主題歌はさすがに懐かしすぎ。メイン視聴者にその辺の年代を見込んでるのでしょうねえ。
 パート仲間に猫背椿、事務所社長に木村佳乃。絹代の付き人に円井わん。絹代のチャラい夫に沢村一樹。謎のでか男は時任くん、時任三郎の息子だね?

「育休刑事」9、最終回☆☆

 久しぶりに見たら蓮くんママ沙樹(北乃きい)も刑事、というか捜査一課長! 個室の執務室まで持ってるお偉いさんでしたよ! 成程、ヒラなパパ春風(はると金子大地)のほうが育休とるわけですね!

 9話のメイン事件は、お隣さんの浮気⁉︎
幼児教室オーナーの旦那(渡辺大)が浮気してる!と騒ぐ奥さん(ソニン)を宥めつつ体験レッスンに潜入し、ハイハイ蓮くんに付着した『お名前シール』を決め手に会ってたママが判明〜(でも浮気じゃなかったよ!)って、どうでもいい笑
 でもその裏で沙樹ママが、昔逮捕した半グレ赤蛇(岡本圭人)に恨まれて、春風パパの知らぬ間に命の危機!だったりするのでした。

 10話ではショッピングモールを訪れる休日の秋月一家+春風姉(前田敦子)    狙われている沙樹を囮に、赤蛇の爆破計画を未然に防げるのか〜?
 不自然なベビーカーに、誘拐を疑い追う春風。それがきっと爆弾だよ!
「蓮くんのおかげ」
かどうかはさておき笑 わかりやすいヒールだけでなく、幼児連れにしては少ない荷物、よだれ汚れが目立つ黒ジャケットに違和感を覚える経験値は間違いなく育休で養ったものですよね〜。そういうところが見たかったので満足です。
半グレ達と大立ち回りも、普通に強い春風とひまり(武田玲奈)はさておき。うずくまったり、絡まった上着をなんとか逆に利用して闘うマイクロ豚マニア君(きづき)の殺陣が凝ってて面白かったですね〜。そしてずっと蓮くんは可愛い!

 さて実際に爆発したら被害甚大ですが、そこは爆弾を作る『雑貨屋』(和泉元彌)も実は育児中!赤蛇の無差別殺人の片棒をかつぐのは嫌になった…と、  こっそり警察の味方をしてくれていたのでした〜って、いくら育休中でも囮に巻き込む春風にぐらいそれ、伝えておいて良かったのでは笑

 ご贔屓西村まさ彦氏は、組対こと組織対策課長です。ずっと追っていた赤蛇を、2年前微罪で逮捕してしまった沙樹課長を目の敵にして、チクチク嫌味ばかり。小物ですね〜。最後も、沙樹課長の働きで爆発を未然に防いで被害ゼロ、いい結果なのに渋い顔でした笑

 そして現場に復帰した春風パパは、時短勤務に。育休刑事→時短刑事に⁉︎  
保育園に通う蓮くんが立っちしてめでたく終わり、続編がありそうですね笑

「警視庁考察一課」5 ☆☆

 子供の頃からへの字口、西村撃たれる!

 と、書いてから1ヶ月そのままになってしまいました笑
珍しくリアルタイムで視聴したのに、もう一回見直してから書こうとか思うからですよね〜。せっかくの推し西村さんフィーチャー回で気合い入っちゃったからで、主人公回があったのは大喜びでしたが。今思うと、活躍はしてなくない?だって撃たれて入院してるから!!
 何度も死んだみたいに扱われ
「西村さん死んでません!」
とツッコまれる天丼は何度でも美味しかったですが、それも芸達者な考察課の面々のお仕事で、西村さんは不在よ? せっかくの主人公回なら、もっとこう美女に言い寄られるとか、ヘリから垂らした縄梯子で退場とか(?)  せめて撃たれて崩れ落ちる場面くらい見せてくれても〜
もしやスケジュールの都合で地方でした? ありえるorz

 大富豪のパーティ会場で撃たれた西村刑事。参加者の中には、その幼馴染郷間が。そして現場から消えた時価3億円の壺!
実は贋作を作らされていた郷間、作品を破壊しようとした罠で西村を傷つけてしまったのでした…。壺は割れたのか?割れたなら破片は?

 現場は十二角館、綾辻行人にちなんでいてニヤリ。
 幼馴染とゴマちゃんまさ雄ちゃんと呼びあったり、高島刑事にがっつり殉職扱いされたのを電話で聞いちゃっても
「生きてるよ?」
と軽くいなすの可愛かったでーす。


 

「警視庁考察一課」1☆☆☆

 平均年齢高しw
サスペンスドラマ主演級俳優が揃い踏みです。現場に行かない、考察がお仕事の警視庁考察一課に新人がやって来た?

 お目当て西村まさ彦氏演じる役が西村まさ雄!であるように、名取裕子→名取悠 高島礼子→高島誠子 とふざけ散らかした役名です。名取はテレビにコメンテータで出演し、誠子は元鑑識の死体好き、西村は不真面目を装い毎日わざと遅刻して来る??
 他にも山村楓(山村紅葉)は仕事合間に推理小説を書き(いやご本人じゃなくお母様でしょうに)、内藤昌志(内藤剛志)は京都に長期出張中、船越慶一郎(船越英一郎)は崖が好き!

 尿酸値が高すぎ船越課長は、間食ドクターストップ!医療物でもないのに検査値に言及しまくりですが、この面子を喜ぶ年齢層ならそこに興味も知識もある想定ですね! 加えてパパ活等の用語も皆が知ってる前提で進むの見やすいです。

 そこに異動になった藤井龍(藤井流星)くん27才。映画は早送りで見る世代だろ?と嫌味言われても肯定でスルーする配信世代w  2時間ドラマは見たことなくて「2時間ドラマの帝王」を怒らせてます。BSとかCSとかで見ろよ!(笑)

 そして起きたバラバラ殺人事件!
宅急便で色々な人に、頭部を始め色々な部位が送られてくるんですよ〜嫌すぎる〜。しかし、一般には身元を不明にするためにバラすでしょうに、なぜ頭部をw
……それは「返品」!
整形の出来が気に入らなかったから「返品」したのだー!
と西村氏が吠えれば、いやああだ、こうだ、と他メンバーも受けて立ち、考察という名の妄想が人数分出てきて楽しいですw
で、すぐ犯人サイコパス説になってしまって
「サイコパス禁止!」
と誠子さま。確かに刑事ドラマにはサイコパス多すぎですよね〜。

 最終的に考察課内で意見をまとめて、捜査一課にお知らせ。途中が突飛なわりに、第一発見者が怪しいと当たり前の結論で、参考にしてもらうまでも……? 楽しいからいいか!

 合間のCMも高麗人参など対象年齢高めで〜す

映画「僕と彼女とラリーと」☆☆☆

 車といえば、な豊田市の意外に豊かな自然を背景に。車を遺した亡き父と息子の心のふれあいを描いた佳作でありました。

 で、父を演じるのがお目当て西村まさ彦氏。冒頭でサクッと急死されこちらまで愕然としましたが……大丈夫(?)  その後の葬式白装束だけでなく、回想で出番沢山ありました!

 実は凄腕メカニックとして車業界では有名人だった父。その分、家族を蔑ろにしたと恨んで家を出たきりだった主人公大河(森崎ウィン)でしたが、子供には分からなかった夫婦の絆や父の想いを亡くなってから知らされて……。
兄(佐藤隆太)は畳もうとした父の工場「北村ワークス」を、続けようと模索する大河。父の出るはずだったラリーにも出ようと決意するのでした。
 幼馴染のシングルマザー美帆(深川麻衣)がラリードライバーで大河が指示役のコパイ。そうして2人の距離が訓練で近づいていくのに郷土芸能を絡めたのも面白かったですし、終盤の父と子で同乗しているかの様な場面にはグッと来てしまいましたよ。

 世界を転戦する父は、母(赤間麻里子)の死に目にも間に合わなかったんですね。でも亡き母は寂しがりながらも送り出していたのだし。大河を産気づいた時なんて山道を、それこそラリーさながらにぶっ飛ばして間に合ったんですよー……って、美談になってましたが危ないよ!!妊婦はシートベルトしづらいのに! 
 その父がぶっ飛ばした道を今度は大河が、美穂の子の救急搬送でかっ飛ばす場面もハラハラ。救急車待てない状況でしたけども、下手したら3人で、いや対向車も巻き込んで死んじゃう〜!
 しかし回想の父が20年は前でもあまり変わらず。大河と兄が幼児の場面では流石にもうちょっと若作りしても良かったのでは…笑

 美帆の上司にガンバレルーヤよしこw 出来るいい女!
 

「剣樹抄」2、3 ☆☆

 だ、大胸筋!!
2話では風呂屋、3話ではもろ肌脱いで捨人衆と相撲と、いやあもう光圀公(山本耕史)の身体がお見事です!

 お江戸の風呂屋は人と噂が集まるところ。捨人衆を潜入させて、火付け一味の仲間を探す。相撲遊びでは光圀の気取らない人柄や、子供達との信頼の絆を表す。ただのサービスショットじゃないのですがね、それでも目が釘付けでしたわ。お付きの中山(西村まさ彦)だってそこそこ鍛えてるのに、霞むじゃないですか〜

 えーっと火付けの首謀者氷之介(加藤シゲアキ)が、捨人衆の鬼河童了助くんも世話になる仏師(石坂浩二)の息子で。元々は真っ当な侍だったものを、とんでもないお殿様に従ううちにそれぞれ狂ってしまった経緯が悲しかったです。殿を殺めた父と、そんな殿に従ってしまった息子と。 父は息子を討つのか?
しかし崖から川に転落する場面はあまりの高さで、生きのびたことが奇跡に思える……よりは、飛びっぷりの良さ(人形?)に笑ってしまいましたよ、すみません。

 光圀の兄頼重に八嶋智人。光圀にはとっては尊敬できる、家督を継ぐべきだった温かい兄ですが。その兄から見ても光圀こそが後継の器。
上に立つもの次第で下々の暮らしは左右されますよね…

「剣樹抄 光圀公と俺」1 ☆☆

 冲方丁原作、ジュブナイル時代劇!

 まだ諸国漫遊前wの若き日の水戸光圀公(山本耕史)は、大火後のお江戸復興にご熱心。炊き出しなどにも支援しつつ、孤児から異能の者を集め、秘密裏に『捨人衆(じゅうにんしゅう)』と名付けて使役していたのでした!
 大人達相手の大立ち回りで保護された 了助(黒川想矢)も、捨人衆から衣食住&将来安泰だぞと仲間入りを誘われますが姿を消し……。

 なんだかんだ、了助が持っていた詳細な絵地図と捨人衆の情報収集で、付け火集団の存在と居場所が浮かび上がります。
 亡き養父の仇、とそいつらに立ち向かう了助ですが、力かなわず。駆けつけた光圀は、泣き崩れる了助を抱き止めるのでした!

 背を叩いて「大丈夫」と了助を宥める仕草、実は光圀自身が愛妻泰姫(松本穂香)にしてもらっていること……w
 声色の鳩、聞き耳の亀一、記憶し絵で再現の巳助、韋駄天…と揃った捨人衆。今は仲間もやり甲斐もあって元気な親無し子達より、光圀公が時折見せる孤独の方が深げとは如何に?? 孤児たちが立ち直る姿に、助けた光圀自身も癒やされていくというお話なのでしょうか。
とはいえ、刀を持たせれば向かう所敵なしで頼もしいのですよ?

 お目当て西村さんは、そんな光圀に付き添う水戸家の家臣。
「このお方をどなたと心得る!」
の台詞にはクスッとなっちゃいました(^^)
仇には氷ノ介(加藤シゲアキ)

「つまり好きって言いたいんだけど」2〜4☆☆

 はい同居!笑

 旧アパートは建て替えで追い出され、お得物件に入居のはずが詐欺だった⁉︎……とヒロイン千歳(大原櫻子)の事情もとんでもですが。その合間にも再就職をあの手この手で邪魔し
「うちに住めばいいじゃん」
と荷物を入れさせる瀬那(櫻井海音)腹黒い。千歳にそばに居てほしいって、普通に言えば良いのにね、それは言えずに騙すから気持ちが通じないんだよ?

 せっかくの最終面接を、嘘の体調不良で呼び寄せておじゃんにしたのってもう、その場で殴って絶縁でも許されると思うんですが……。その現場というのが、本来は瀬那レベルには失礼な端役のオーディション。でも業界知らずの千歳が持ってきたそれを律儀に瀬那が受けに行き、なんと大役のオファーに繋がってマネージャ千歳の株まで急上昇という、絵に書いたようなめでたさで怒りにくーい。

 またね、このちょろいヒロインの問題点は、信じやすい騙されやすい延長線上の超納得力。
『演技が上手い=嘘が上手い』
だから瀬那はクソ嘘つきのままで良いんだ、と嘘を許しちゃうことでしょう……。認められたのか何なのか、言われてる瀬那も微妙な上に、数多の名優に失礼じゃないのかな、それw 

 さて瀬那が掴んだ大役は映画で、生き別れの母(黒木瞳)に殺人の罪をかばわれてしまう設定??どの場面でも新米瀬那を導き圧倒する一方で、千歳には「もう素人だなんて言わないで」とマネージャ魂を吹き込んでくれる大女優さま黒木瞳がかっこいいー!揺れるピアス素敵ー!

  と、仕事は順調で社長(西村まさ彦)はニコニコw
千歳自身も、マネージャの仕事に本腰を入れる決心をしたところで瀬那流のダメ押し、酔って起きたら同じベッドに……! 既成事実を社長に黙っていて欲しかったら、マネージャを続けること! ときたもんですが。

 朝マンションから同時に出るのだってビクビク、同居がバレたら首、それどころかタレント生命を終わらせかねない〜!!と真剣にスキャンダルを恐れてきた千歳にしたら、更に事務所の商品に手をつけただなんて大問題で、むしろ瀬那のこれからのためにと
「辞めさせてもらいます!」
ってなっちゃったじゃないですか!慌てて何もなかったとバラす瀬那ですが、呆れ怒る千歳、ですよねえ。

  でも、スタッフの顔が覚えられない瀬那にメモや似顔絵まで描いて
「息子さんが特撮ファン」
「こんな話題で盛り上がった人」
と教えてくれた千歳。それを元に名を呼んで声をかけると、皆めっちゃ笑顔になってくれる。スタッフ一人一人を大事にする大切さを、それが良い芝居にも繋がることを、ちーちゃんが教えてくれた、もっと成長したいと必死で語る瀬那。そう、最初から騙さずにそう言えば良かったのよ!!
 ちょろい千歳ちゃんは涙を拭い、マネージャとしてこの嘘つきと一緒に歩いていく決意を新たにしてくれましたけど。
 え、敏腕マネージャが入社!瀬那の担当はその人に?って千歳の住処はどこになる?

 セオリーをちょっと外してくる新鮮さを、なんだかんだ言って楽しんでいますw  あれで案外怖い、と瀬那に言われる社長。そんな場面はありますかね。そしてとことん千歳はちょろいね!おばさん心配よw  
  瀬那があのミュージシャンの息子と知りましたが、それより波瑠の弟に見えます。 エンディングのダンス、キャラが違う気がしつつも楽しいですね。 

「白い濁流」7、最終回 ☆☆☆

 TMペプチドにまさかの毒性が!

 柏木(桐山漣)に指摘された問題を、自ら検査して呆然とする好並(伊藤淳史)
でもその後とばした指示は、問題の公表と大ヒットTMドリンクのリコールではなく。問題ロットTMペプチドの密かな回収と廃棄だったのでした。
 隠蔽かー!せっかく社長になってセクトーム被害に謝罪、和解で落ち着いたのに。何を繰り返してしまうのか好並社長!! ここで、先代社長(西村まさ彦)派の部下の指摘が的確でした。先代は会社と社員が大事で、隠蔽もそれを守るためだった。でも好並が大切なのはTMペプチドだけ……ですね! 廃棄に横槍が入ったら、自作の発火装置で倉庫ごと燃やしましたよー(1話のサイレンと燃える街、ここに繋がるんでした) 

 親なら、我が子を守るためになんだってやるだろう!と、智子(佐々木希)の胸ぐらを掴んで吠えていた好並。いやいやいや、親だからこそ、犯罪で子供を守っちゃダメなんだってばさ。 
もうこうなったら、一刻も早く捕まえてあげてと見守るばかりになりましたが、なかなか捜査の手は社長にまで伸びて来ませんよ。
 大学で学生に講演、「人の役に立ちたい」と研究していたあの貧しくもキラキラしていた時代を語りながら、挙動不審になるもグッと堪えた好並社長。しかし、学長の考案サプライズで受講者にTMドリンクが配られてさあ乾杯!となると流石に……いや、言わないかあ。毒性といっても微量で、一本飲んでどうこうじゃない…とはいえ…。
 となったところで、柏木、智子、さらに妻(藤野涼子)が乱入! 公然と毒性の公表を迫った挙句に、大丈夫だっていうなら、私飲むわ、と身重の奥さんがああああ それは流石に叩き落とし、毒性を認めたも同然になりましたとさ。

 もうその後ね、濁流濁流と言われてきただけ、もつれる足で逃げる好並が流れに身を投げてしまうのかとハラハラ。そこに逆恨みの山本教授が追いすがり、刺されちゃうのかと……それはそうでしたけどw
 結局ちゃんと自首して服役もして。
「社長に復帰し、お前がメチャメチャにした会社を立て直している」
という北野社長は、文句つけながらもちゃんと出所の日に来てくれましたよー!胸熱。半身麻痺で杖に頼りながらも凛として見えましたよ!責任の一端も感じているのかも。更に、可愛い娘は離婚しないと言い張るし、ですよね(そして孫! 女の子で良かったよ、亡き兄の代わりにさせられなくて!)

 柏木くんが見つけたTMペプチド改良策はどうなったのでしょう。
夫婦の私財は賠償に当て、あのお嬢様が弁当屋で働いて…ううう(心臓悪いのに〜) 研究棟に向かった好並は……清掃でしたか…。ガラスの向こうの研究者たちを見ながら、そこに入って行かれない。それが研究を裏切った罰なのかもしれません。でも可愛い子供との暮らしはあって、小さな幸せはあるのかも。2度と会わない筈の智子と、連れ立って幸せそうな柏木に出くわしてしまって、でも笑えていましたよね好並くん。

「わたし研究者になりたい、どうやってなるの?」
と無邪気に訊ねる娘さん。真っ直ぐに育ってほしいですね…。

「つまり好きって言いたいんだけど」1☆☆

 可愛いラブコメ。 はい職探し、はい運命の再会!
 それって冒頭10分でノットフォーミーと音を上げたドラマ「どうせもう逃げられない」も同様でしたけど。とりあえず「ウソが嫌い!」とヒロインが繰り返す原因だとか。小学校の先生らしさが世話係に見込まれるとか。大筋は通っていて楽に見られました。でもって傍にサトエリに…西村さん出演です。はい、そこ目当てねw

 市議会議員の子を叱りつけ、小学校の非常勤講師をクビになってしまったヒロイン冴島千歳(大原櫻子)は、職探しに走り回る中携帯を拾う。
届けてくれ、と無茶を言う落とし主東山(西村まさ彦)が指定したのは撮影スタジオ。ファンと勘違いした俳優に絡まれ、慌てて辞して履歴書を置いてきてしまう千歳。それを見て連絡してきた東山は、千歳を自分の芸能事務所雇いたいと熱望!
 教師の職が決まるまで……と引き受けた千歳の担当は、昨日絡んできた藤代瀬那(櫻井海音)
連日違う女を泊め、すぐウソで千歳を揶揄うしょーもない男だけれど、その演技には心打たれる千歳でしたが。え、あだ名で呼んだ?小学校の頃の?
そう、彼こそはちーちゃんもとい千歳をウソ嫌いにしたクラスメイト、不二宗純だったのでしたー!

 って、偶然がすぎるw
ついでに低学年で漢字フルネームの名札も付けないと思いますが、まあいいか。就活中のヒロインって、後日連絡を取るのにとても都合がいいのだと改めて納得でしたw
 にんじんとピーマンが嫌いで、業界に不慣れな千歳をすかさずウソで騙す、小学生男子みたいな男! 確かに先生の指導が必要かもしれませんw

 テレビもない暮らしからの、ジャーマネ生活! 業界用語だけじゃなく、人気の有名人も全く知らなくて失礼やらかしちゃってますけど、どんまい。
「メリーゴーランドの様」
と東山社長が称する夢の世界、芸能界。集う俳優たちに「美男美女…!」と感嘆する千歳ですが、いやいやパンピー代表のはずの貴女もとてもキレイよ??
息する様にウソを吐く瀬那と、そのうち恋に落ちちゃうんでしょうねえ。あんなチャラ男、真面目な千歳にはもったいないのになあ。嘘つきになっちゃった悲しい事情、などでほだされるのかも??でもそれもウソなのかも??

 とりあえずは西村さんがいつもニコニコ楽しそうな役所で、私もニコニコ観ています。おや3話ゲストに黒木瞳? 深夜放送の30分paraviドラマとは思えない豪華キャストですよね!

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