育ての親丈一郎(藤井直人)が射殺され、なのにニュースでは事故死と報道されて呆然とする柊(中川大志)
しかも家族同然に家に出入りしていた詩織(水野美紀)が言うことには、丈一郎は警視庁所属の殺し屋で! 自分はそれを監督する係だったと! 容易に信じない柊が見せられたのは自宅の隠し部屋と、そこにずらっと並んだスーツに銃に……(「キングスマン」か!)
だったら自分が後を継ぐ!
と敵討ちを決意する柊だったが、困ったことにこの男、幼少期よりずっと天才的に巡り合わせが悪いのだった……。
敵方の殺し屋、と教えられたのは人気漫画家の鳴宮美月(新木優子)
ずっと顔を隠してきた彼女が、突然インタビューに応じ表舞台に出てくるようになったのは何故なのか。
人知れず彼女を殺すため、毒薬を渡されて授賞パーティ会場に潜り込んだ柊だったが、納得がいかないと勝手に計画を変更。丈一郎が殺されたのと同じ銃殺にしようとするのだが、ちょうどいい距離で向かい合えば清掃の人が来た挙句、女子トイレ覗きの変態呼ばわりに!
叱られて、ちゃんと毒針を使うべくまた近づけば、天井から落ちてきたシャンデリアについ。反射的にターゲットを助けてしまい……(持ってた毒針どうしたよ??)殺せずにパーティは中止、顔は覚えられ、変態ストーカー容疑はそのまんまw
実は別のベテラン殺し屋も彼女を狙っていたと知らされて、絶対そいつより先に俺が殺す!と、タワマンの自宅に忍び込めば、その殺し屋の芸術的計画とやらに居合わせてしまい、やっぱり反射的に(まあ自分も巻き込まれるし…)爆発を回避!
それどころか転落した彼女をまたつい助けてしまい…、何しにきたか分からない以上に住居侵入! 変態ストーカー疑惑は高まる一方じゃないですかw え、来週からはアシスタントとして顔を合わせるの?
丈一郎と柊ののんびり美形清掃業で始まった冒頭はなんだかなでしたが、走り出したら次から次へとツッコむ暇もないおバカ具合で笑いっぱなしですw 警視庁がどう殺し屋を飼ってるのかはぼんやり、敵の殺人計画は、プレゼントのキャンドルを『本人が即日使う』と決めつけるガバガバ。でもまあ、そんな細かいことはいいんだよ!と笑える人向けですねw
締め切り抱えた人気漫画家が殺し屋もしているだなんて、漫画家の暮らしなめてんのかと思いますけど。本当に彼女が殺し屋なのかもこれから分かるんじゃないのかな?
養い子柊には裏家業をいっさい気づかせなかった丈一郎でしたが、折に触れ生活の中で、危険を見逃さないよう、対処できるよう、自然に鍛えられていた! という気づきは胸熱。両手で車磨き……「ベストキッド」ですねw