ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

薬師丸ひろ子

「泣くな、はらちゃん」3 ☆☆☆

「僕たちは漫画なんです」

と、気付いて衝撃を受けているはらちゃん他漫画世界のみなさん。え?

自分たちが、神=越前さんの考えた台詞を喋り、越前さんの機嫌に左右される小さな世界にいることは最初から分かっていたよね? でもその仕組み=漫画だってことは知らず、普通の人間のつもりでいた=かまぼこ工場の皆もそれぞれそんな暮らしなんだろうと思っていたってことでしょうか。


ともあれ、両思いになろう!と越前さんにつきまとい、隙あらば手助けして喜ばれようと必死のはらちゃんw 迷惑で犬扱いw それでも

「まず、自分を好きにならないと恋ができない」

「諦めちゃ自分を好きになれない」

という、パート頭さんの助言をはらちゃん的に分析すれば、越前さんが諦めずに新作かまぼこを作りあげることで

 →自分自身を好きになる

 →恋が出来る

 →両思い☆

の見事な三段論法が成り立つのでした~やたー


猫かまぼこはアートで可愛かったのですが、確かに切ると絵は分からなくなっちゃうので、選ばれた「レインボーかまぼこ」の方が見栄えがするかも。食欲は知らないけどw

その他、この場面にふさわしく微妙な応募作が(星形に飾ってあるだけ、とかw)並んでいて楽しかったです。


それにしても越前弟は犯罪者だわw 酷すぎるw

「泣くな、はらちゃん」2 ☆☆☆

命令に絶対服従のストーカーって、斬新で安心w


漫画のノートから抜け出す関係で、昼だろうが夜だろうが『神様』の私室に現れちゃうし帰るのも同じ家になっちゃうしで完全にアブナい人認定な、はらちゃん。でも「黙って」と言われれば必死で口を閉じ、「動かないで」と言われれば一歩も動かずに……切々と苦しい胸の内と「神様」への片思いを訴えちゃうのって、なんと情熱的な(><)

こういうありえない設定を全力で表現することにかけて、長瀬の右に出る物無し!


頑だった「神様」の態度がほぐれて来たのも分かる気がします。

でも非実在の人物と恋しても、「神様」的には不毛ですからね……。ここは、彼女を人知れず想っていた田中君にも諦めずに頑張ってもらいたいものですが、でもでも密かに田中さんを好きな「悪魔さん」も「神様」に宣戦布告w かまぼこポスター描きや、新作かまぼこコンテストで対決です。いいなあ、このわけのわかんない感じw


わけが分からないといえば、工場の薬師丸おば…おねえさん。

はらちゃんが目の前で消えても平然としています。えー(><) これは以前にもキャラ具現化を目撃した事があるか、いっそ自分も漫画キャラだったりしちゃうのか?
相変わらず全て受け入れて、特に家族からの仕打ちは漫画に愚痴も書かずに私物を売られても黙って買い戻している越前さん、一体どうしてこうなってるのか。 


決してゲラゲラ笑える場面ばかりでなく、むしろ「働くって何」「愛って何」と説教臭い場面も多いのですが、真直ぐなはらちゃんにクスっと笑えて温かい気持ちになりますね。

その辺は同じ謎だらけドラマでも「サキ」とは真逆w

笑いおじさんがかまぼこ食べられて良かったー。
 

「泣くな!はらちゃん」1 ☆☆

奇想天外、漫画の人物が現実に飛び出した!


自分たちが居る漫画の作者を「神様」と呼ぶ”はらちゃん”(長瀬智也)。

現実世界に出て、初めてあった人の手を握りしめ

「神様に会わせて下さい!」

と頼むかなり怪しい人なのですが、

「じゃあボク個人の女神になら…」

と、連れて行かれたその「女神」が本当に作者(麻生久美子)だという奇跡。ドラマだからねw


そして「貴女は特別な人」「幸せになって」と直訴するという暴挙は、普段から大人しく内にこもるタイプの神様には逆効果で、その夜の漫画は暴力的に荒れてしまうのですが。めげないはらちゃんの努力や巡り会いで、まずは漫画世界のギターの弦が増え、画面に♪が描かれた事でメロディーが生まれて、ただの歌詞が「唄」になる!

なかなか感動的な1話のラストでした(^^)

でも、そこまで我慢できなかった視聴者も多そう(これが死んだ母親の霊が見守ってる程度ならまだしも、本人手書きの漫画なんだもんなー)


奇人乱入譚。

車も犬も、唄も知らなかったはらちゃんの新鮮な目線で神様や周囲の気持ちが変わり、孤独でいいと訴えていた神様が人と触れ合って幸せになるのと引き換えにはらちゃんは消えていくのでしょうか。

まさか、神様とはらちゃんの恋もある?

舞台「すうねるところ」☆☆☆

木皿泉脚本、登場人物は吸血鬼。

この木皿さんの突飛だったりファンタジーだったりする部分がTVドラマでは槍玉にあげられがちなわけですが、舞台という仕掛けにはマッチしててすんなり入っていけました。


『喰う寝るところ』ならぬ「吸う」になるんですね、吸血鬼だからw (寝るは棺桶ならぬ衣装タンスの中でしたよ!)

しかも木皿さんの手にかかると西洋貴族ヴァンパイアではなく、平安江戸昭和からだらだらと死ねずに来た小市民。つい拾ってしまった赤ん坊が青年に育って

「この家は変だ!」

と言いだし、普通のつもりだったのにとおろおろする吸血鬼たちに大笑いでした。

萩原聖人がお父さん、のつもり。

でも薬師丸ひろ子はお姉さんのつもりでお母さんがいなかったよ!!

自称アラフォーOLの篠井英介さんは、お母さんというよりおばあ……(でも美しかったです)


そんな有名どころに囲まれての、子ども(マリオ)役は戦国鍋でおなじみ村井良大くん。1人だけ普通~な感じがナイス。でも、出生の秘密どころか家族が皆「人間じゃない」と言われてすぐ信じるのは普通じゃな……いのか、驚きはしても納得出来ちゃう程ずーっとずーっと「変」だったのかw


生きてるって感じがしない。

就職も上手くいきそうにないし、ヴァンパイア=行方不明者になって死なない方が良くない?


そんな厨2な意見を投げつけながらも、自分の居場所がここではないことを悟っていくマリオくん。どこに帰るんだろう、ドラマ「息もつけない夏」があったところですから、無戸籍で学校通ってたのねとかも思いましたけど舞台だとそんな細かいことはどうでも良いのですよ!


村井ファンの友人に誘われて初めて、木皿さんが舞台脚本を手がけていることを知ったのですが、もしかしてTVドラマを書くよりも向いているのかも。

でも、これが連ドラの一話分になるぐらい、この先の物語を観たいと思ってしまうところはやはりドラマも書いて欲しいのかも。


次回作にも大期待です

そして今作を気に入って3箇所で観たという、TVを観ない友人が木皿泉脚本ドラマを見てくれます様に!(ディープにオタクなので逆に「セクシーボイスアンドロボ」は勧めづらいというw OLだし「すいか」かなw SF好きだから「Q10」かな、むむむ)


「全開ガール」最終回 ☆☆☆

ちゃんとダンゴムシと結ばれて、めでたしめでたし☆


そうなるに決まってるって1話から分かってみていても、やっぱり「どう」そうなるのかは気になるものです。

意地っ張りな2人、周り中が若葉と草太が好き合ってると分かっていても違う違うと別の相手を選ぼうとしてて、特に若葉は結婚式当日、もう対外的に引き返せないところまでひっぱるから!

いくら当て馬と分かってる相手でも、式の最中に逃げちゃ可哀想すぎるとハラハラしちゃいましたよー。


で、いざ式場に向かえばセッティングをしているシェフ=草太しか居ないw


そこでプロポーズ!
いくら当て馬さんが身を引いてくれたからって、即って冷静に考えればどうかと思いますけどー。ドラマだからね!

いざ一緒に暮らし始めたらアレコレ不一致で離婚とか、そんな可能性は忘れて。相思相愛の美男美女の嬉しげなキスシーンは眼福でした。草太がお姫様だっこしてのキス、いいわーされたいわーw


そして一年後。

あれ、即結婚じゃなかったんだ(^^;;;)

フランス修行から戻った草太が、今度こそ自分の店「ル・シャトー」を開いて若葉を招いたところで終わり。実際に弁護士とシェフが結婚してどうなるのかの一年後は見せないという、上手いごまかし方でした。

(初回に、こぶ付きかーと思わせたビー太郎もお母さんとNY。こっちも上手くごまかしましたよ!)


恋が実ってゴール、でなく。

結婚がゴールだってことにするのなら、その結婚が幸せなんだと見せてほしいものなんですけどね。

とりあえず久々に面白くて全部ちゃんと見た月9でした!!

「全開ガール」8.9 ☆☆☆

若葉のお父さん(神戸浩)って、実の父親?

あまりに強烈でダメ親父としては完璧鉄壁なのですが、才色兼備の若葉母が恋をした相手かと思うとキツ~。いくらいい人でもキツ~(><)そしてこのドラマには、元妻の連れ子を育てているカッコウな男が実際にいるわけで、実父じゃない可能性あるよねー。


と、そんな打ち明け話を期待してた8話だったのですが、最後まできっちりいいお父さんで泣かせてくれてお帰りでした。あれれ。

おまけに、ダメ父の借金も調べがついたのに責めるどころか清算してくれる新堂家。リッチでハイソなだけでなく、懐も深い!ますます、別の人の方が好きかもなんて言えなくなる若葉なのでした。

えー、うそつきー。


9話でやっと告白したら、今度は草太(錦戸亮)はそよ子(蓮佛美沙子)が好きだと言うよ。

えー、ここでー?


9話冒頭の草太は、もう結納までした若葉(新垣結衣)には告白しちゃ迷惑だと言い続けているのに。いくら仲間の危機に駆けつけてくれたからって、さっさと気が移るなんて草太にがっかりー。

もちろんドラマとしては盛り上がりますけどね。そよ子さんだっていい子なんだから、ここで喜ばせて最終回では結局若葉に負けるんじゃ可哀想すぎます。


園長(竹内力)と日向ママ、保母先生とリーゼントパパ、あと美人弁護士(青山倫子)と荒川良々。脇のカップルにフラグが立って終盤になってきたんだから、主役がめでたくゴールインなだけでなくそよ子さんもどうにかしてあげて……って、まさかセレブ新堂とそよ子が??


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「全開ガール!」1、2 ☆☆☆

久しぶりに楽しい月9!

いつかヒロインが、身近な愛に気づく……というのは恋愛ドラマの王道ですよね!

弁護士なのにベビーシッターという無茶な設定も楽しいスパイス。高飛車ガッキーは嫌な奴だけど、一途なところが可愛くもあり。へなちょこ子持ち男の錦戸くんだって、反面懐の深い優しい男、しかも料理上手だ! 若い2人が意識しあう様子が微笑ましくってニヤニヤです。

保育園のパパ仲間に荒川良々(一発変換!)や皆川猿時(無理!)がひしめくのもずるい。


でも贅沢さやドリームはないよねえ。

極貧育ちで奨学金=借金を返済しなきゃいけないヒロイン若葉、部屋もボロボロ。錦戸くんも小汚い定食屋で妻に逃げられ連れ子を育て……。

今はまだ酔ってキスしたとか「あんな男!」フラグ程度ですが、さて恋となったら、実ると同時に子持ちですよ!うわー、怖い。でもガッキーが弁護士として夢に描くDINKS「マンハッタンの鷹」な成功よりは、家庭のささやかな幸せが素敵に見えるのも確かです。

弁護士事務所の社長@薬師丸ひろ子は、成功しているのに余裕もないし幸せそうじゃない。ハンサムな先輩弁護士の描写は完全に当て馬だしw 恋の行方に、年収が関係ないドラマになるのは決定的です。


こーいっちゃなんだけど、前月9「幸せになろうよ」は相談所として結婚を扱っていた割に、結婚したその後のビジョンが全くなかったでしょ。今回は、離婚家庭も多いんですけど、親子でいる幸せだけはしっかり見えていますよね。そして社長の娘が寂しがっているように、お金で愛情はまかなえません。

そこでイクメンかー!

女がバリバリ働いてもいいじゃない。でも一人だと余裕がない、子どもも淋しくて可愛そう。そうだ、育児も家事も出来る優しいイクメンをゲットしてパートナーになってもらえばいいや!……うん、共稼ぎor一人で子育て中主婦のドリームにストライクかもw

「やまとなでしこ」の時代、ヒロインは玉の輿だけ狙っていたけどガッキーは自分で稼ぐ気満々なのが今時らしいし応援出来ます。


2話で、草太(錦戸)が元フレンチのシェフ修行をしていたと分かります。ただのお人好し貧乏人じゃなかった!

そのうち、連れ子のビー太郎を置いて逃げた妻が戻ってくるのでしょうか。そしてビー太郎がいなくなれば草太はまたフレンチに戻れる。でも淋しくて心にぽっかり開いた穴を、さて若葉が埋められるのか。今の調子では励まそうとして逆鱗に触れそうですが、初めてみる草太の荒々しい一面にドキッとするなんてことも……

うわー、妄想が広がりますよ


ツレと、じゃあこのドラマを黒木メイサと香取慎吾でしたらどうだ?とか、メイサと錦戸、ガッキーと慎吾では?それとも「しあわせに」をガッキー錦戸では?と暇なシミュレーションをいろいろしてましたw 結果、戦犯は慎吾な気が……

まあそれはまた別の話。


地面に落としちゃったキャラ弁。拾いながら拭く動作に「?」だったのですが、詰め直して届けたとなってどん引き。見続けて、食べる為でなく『若葉さんの努力だけでも』見せようと持って行ったと理解できましたが、だったら逆にもっと汚れていないと……食べられそうじゃ怖いでしょ~


さて3話が楽しみです!

「うぬぼれ刑事」5 ☆☆

こどもたちが食べてたシュークリームは、手作りじゃないってこと??

とうとう自白に来ましたかー。
プロポーズも受けちゃいますかー。

今回はパティシエ要潤のスイーツ教室から殺人犯が。でも影の黒幕?は別にいたのでした!
「運命の人が!」
……って3人もいたり(笑)メレンゲもクリームも嘘つかなかったり(笑)案の定パティシエ松岡も利用されていただけでモテてなかったのには笑いましたが。その分うぬぼれの出番がなくて物足りなかったデス。
婚姻届と手錠を出す場面がドラマで有名になって、ギャラリーの前で犯人までワクワク。そんなパターン崩しはクスッと面白かったのですが、そこにカタルシスが不足(><)押して押して押しまくる、いつもの愛だか捜査だか分からない暑苦しさが楽しみで見ているのにー。
輝く薬師丸ひろ子を見つめていた、それだけで結婚??
「私のどこが好き?」
「笑顔です」
も肩すかしかなー。輝きが曇った=嘘をついた、と見抜くうぬぼれは流石でしたが。

一方で、うぬぼれとリエ姐さんの元鞘はちょっと進展。冴木さんの昇進は立ち消えになりそうだというし、もしや最後にはそっちで収まっちゃう?(でもそれって、リエ姐さんが犯人に? ^^;;;; )
来週はザラメ、もといサダメくんがクローズアップだ!
抱かれちゃうのか?? 

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映画「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」 ☆☆☆

アメリカに来る飛行機の中で見ましたよーん。
昔はNYに行くまでに3本観れるからって、座席を取る時にスクリーンの見やすい席を指定したものですが、今時は各席に画面がついているのねー。ええ、国際線は15年ぶり。
中国語と英語の字幕付きで日本語音声。
……バブル期の日本へ時間旅行して、携帯がつながらないのはいいとして、まだ売れない飯島直子やドーハ前のラモスに声かけるだのっていう小ネタ満載のこれを、外国の人に見せてどうするんでしょう(笑)
やー、面白かったです。薬師丸ひろ子の娘が広末(しかも父親あの人)ってのだけは、どうかなーと思いつつ。
携帯がなかった頃の待ち合わせは大変だったよなーと数々の思い出に浸ったりして。

劇団ひとりが美味しい役でした。

「木更津キャッツアイ」5・6 ☆☆☆☆

 5回は、丸ごと哀川翔レスペクト!

 ・・・と思ったらその裏で、哀しい事件が進行していたのでした・・・。なのにそのサブタイトルがドラマ「さよなら小津先生」のもじり(^^;;;)
 中身は「ミッションインポッシブル」もといチン、だし(^^;;;)
 哀しいけれど笑っちゃう。それが人生?

 1話から、死ぬ死ぬと言われつつ元気に野球と犯罪やってるぶっさんなのに身近な人に先を越されて、本当に死ぬことが怖くなる・・・。深いなぁ。

 木更津のどこかに、瞳にサファイアのはまったスキー帽かぶってビール呑んでるタヌキの像が本当にあるのかもしれません。ニャー。

 アニは収まるところに収まった気がするけれど、猫元監督はどうするんでしょう。ヤクザに弟子入りするのかな。ていうか甲子園本当に、行くの??

「木更津キャッツアイ」4 ☆☆☆☆

 やっさいもっさい♪

 前回の犯行が、マジ犯罪でちょっと引きました。
アニったら何度でも殺されかけてるけど、だからって女の子のクビにナイフ突きつけてレジから金とるってのはー。
 その分?今回はお気楽だわー。こそ泥でも被害はリモコン(笑)

マスターの奥さんのお姉さんが盗癖を止められないんだとか。
万引きだったりパチンコだったりクスリタバコ酒と、ダメと思いつつ止められないっいう人はゴロゴロいるだろうから、小さな犯罪は逆に身近で、観ていて身につまされる人はいるだろうなぁ。
 ・・・みれい先生みたいに(生徒の下駄箱にカエル ^^;;;)

 そんな風にシンクロしつつ、「第一回ミスター木更津」コンテストも進行しつつ、木更津を讃えてるんだかバカにしてるんだか分からない状態で話は進みます。
そっかー、木更津人の血には、やっさいもっさいが流れているんだー。
 これ放映中の、木更津の反響が知りたかったわ。

 そしてお姉さんの盗んだ物をいちいち返して回る。どのリモコンがどの家からだなんて、よくも覚えていたのもんです!!しかもお姉さんキャットウーマン衣装(^^;;;)
 ナイスバディでも、カッコヨク見えない服装ってあるんだと初めて知りました。

 最後は衝撃の告白手紙!ハト便!!
みれい先生がレズビアン・・・・・ぶはっ この先の話にも生きてくるんでしょうかこの設定。来るんだろうなぁ。クドカンだし。

「木更津キャッツアイ」1・2 ☆☆☆☆

 若いってバカでいいなぁ・・・と笑いながらも結構深い。
深夜週一の再放送で、今更初めて観てはまっています。

 古田新太に岡田くんにあいつもこいつも、クドカンドラマでお馴染みの面々。「一回表」「裏」の間の巻き戻しだって「マンハッタン」で観ちゃったし・・・って、自分が逆に観てるわけだけど既視感があるのは正直なところ。
 それでも若さのパワーと、妙な所帯臭さでぐいぐい引き込まれちゃってるんだなぁ。

 若い連中が集まってぐだぐだ呑んでる。そこに赤ん坊いてオムツ替えてるって何(^^;;;)
みんな親がいて、親の生業があって、出身校があって恩師がいてっていう「街」なんだよなぁ。都会の独り暮らしで自分だけ何かしているのとちょっと違うっていうか。
 それでいて、主人公が死ぬと告げられても結局カラッと
「よく考えたら死ぬのぶっさんだけだし」だの
「こういうのうざい」だの
お行儀のいいドラマだったらタブーな本音がポロポロで。でも仲間。

 薬師丸ひろこ先生が、『復讐ノート』(って、表紙に書かないよ普通!)に『殺』の字で恨みポイント書いてたり、爆弾作っちゃったりと危ない役どころなのもなんだか素敵。

 あーそれで、毎回何か探しちゃあちゃんと見つけるのに、持ち主に返さないで売り飛ばして野球部に寄付(笑)
 返せよ!と思うんだけど、相手ヤクザだしなぁ。でもお友達づきあいしてるのに、そのうちばれないんでしょうか?。
 毎回キーになってるのが不思議な男の子で、巻き戻しで彼の行動が視聴者にのみ明らかになる・・・・その辺もこれから、回を重ねていくといろいろパターン崩しが始まるんでしょうか(^^)

 映画化もされて、名作の呼び声も高いだけにある意味放映中の連ドラより楽しみ(^^;;;)

「1リットルの涙」9 養護学校入学 ☆☆

 女の友情はかくも脆いのか。電話も訪問も、女友達いっさい描かれず。

 それでも、
「どんなにゆっくりでも、亜也のコトバなら俺は聞く」
という麻生くんの言葉は素晴らしかったし、それを言って当然な人としてずっと彼は描かれていたので麻生君と亜也にスポットをあてた、ということで納得しておきましょう。

 愛、だよね。結局は。家族もそう。
相手に意志があって、それを受け取りたい・・・と切望するところに会話があるのです。

 まあ私が日々相手にするのは知的に障害のある子供達で、言葉は人でなく空に向かって発せられたり前後脈絡なかったりするわけですが。でも意志はあるよね。受け取らなくちゃね。
この麻生君の言葉はコミュニケーションへの気持ちを新たにさせてくれました。

 医者になる、という決意も、
「亜也姉ちゃんの制服を着て卒業する」
という亜湖の言葉に亡くなったお兄さんを重ねるだけでなく、きちんと段階を踏んで描かれていて納得できました(第1話から、あー、こいつそのうち医者になるな、と斜めにみていた私ですら)

 先日小学校3年生にアンケートをして、見るテレビ番組を調査。どうせアニメとお笑い番組だろうと思っていたら「1リットルの涙」が「野ブタ」「ドラえもん」を抑えて一位。
 驚きましたけど。家族で見て何か伝えるのにはとてもいい番組なのかもしれません。でも録画で見てるんじゃなかったら時間が遅すぎるよ、早く寝ようね。

「1リットルの涙」8 ☆

 この展開、口惜しい。
 亜也の演説、意地悪してたヤツらの心にはきっとちっとも届いてない。
今日明日に事故にでも遭えば、自分だって移動に介護が必要になる。そんな視点を是非入れて、我が身の事としてガツンと反省させてもらいたかったのに!

 セオリー通りにお涙ちょうだいで。新学期からは邪魔な亜也ちゃんは過去の人 ・・・これのどこが自発的な選択なんですか!

 とうとう来ちゃいましたよ、お友達が音を上げる日が。ああ、見たくなかった。
それと同じぐらい亜也の立派な演説なんか聞きたくなかったし、唐突な歌声にはゴメン、吹き出してしまいました。麻生くんはともかく、他のクラスメートは追い出したも同然なのに唄うか?

 でも土台、毎日同じ友人が介護するのが無理無理。
亜湖が、来年入学できたら自分が・・・・と申し出る場面は素敵でしたけど、結局家族友人だけに負担がかかるのは同じじゃないの(そして、何もしないヤツらが何故か文句をいうのよね)
 舞台を現代に移したんだから、支援費制度を利用して週に一度でも二度でも、せめて学外の模試の時ぐらいガイド(外出)ヘルパーがつきそうなり!障害者手帳については福祉法まで暗唱したママが、公的支援をきちんと利用しなくてどうするんですかー。タクシー割引だけじゃないよ福祉は。

 もちろん、麻生くんの
「おまえらズルイ」もイイ場面で、彼が自分こそズルイのだと吐露するのには、不幸でまっすぐな若者達をなぐさめてやりたくなりましたが・・・・。もっと早くそれを言わなくちゃ。
 まさかこの後、麻生君は登場しないのでしょうか。

 ラストの、日記の言葉
「いかないでって引きとめて欲しかった」
円満な優しさに包まれて、でも誰も行かないでと言ってくれない・・・・その哀しさの方が、長いホームルームや演説よりもずっと心に残りました。

「1リットルの涙」5 ☆☆☆☆

「早く元気になれよ」
善意なのに、辛い言葉。だって治らないから。

 たった一夏なのに、入院が終わっても良くなるどころか目に見えて歩き方が不安定になっている亜也。
通学・教室移動・部活、何をするにも誰かを待たせ、転べば助けられ、迷惑をかけている自分が情けない・・・・・。
「迷惑じゃないよ!」
「友達だもん!」
って、ほんの2,3週間のことだと思ってないかい?でも、治らないのに(先生の説明も悪い。ウソはイケナイよウソは。)

 障害者手帳の申請を勧められて狼狽えるお母さん、怒るお父さん。
特にお母さんは、保険士として普段は取得を勧めてる立場だろうに。特典もばっちり理解しているだろうに。やっぱり我が子が持つのはイヤなの?

 我が家には所持者がいるので・・・提示してアレコレ割引されるメリットに慣れちゃうと、もっと等級あがれば水道代タダでいいなーとか家族で冗談言ってます。でも昔はあんなやりとりもあったっけ。必要ないとか、可哀想とか、治るかもとか・・・・。

(追記:この場合のお母さんの動揺は、『手帳=治癒の可能性無し』という病状に対してか?と、後から思いあたりました。 手帳拒否がイコール障害への偏見に見えるなら、私の心に偏見があるのだわ・・・・反省)


 下の子供達にも丸ぎこえのケンカに、
「隠すならもっとちゃんと隠して」と亜湖が啖呵を切り、結果、家族全員への告知に繋がっていく流れは胸のつかえが下りる思いでした。
 でも、お母さんの説得は頭でっかちじゃない?「身体障害者福祉法」??

 リハビリ頑張って、登下校頑張って、泣かずに頑張って、水呑まずにトイレ行かずに(付き添いの友達を授業に遅刻させたりしないよう)頑張って、あげく脱水症状で倒れて運ばれた亜也なのに。これ以上何をガンバレというのでしょう。
「そのままでいいんだよ」とだけ言ってあげて欲しかった。「亜也は亜也」なんだって。

 もっとも「そのままでいい」という言葉は確かにちょっと危険で、「なにもしなくていい」と受け取るヒトもいるから。向上心は無くさずに、残された能力で目指せる上限を目指そうねという親心でもあるのでしょうが・・・・・。
 「社会経済活動への参加」云々は、手帳の現物や使用の手引きを受け取った亜也が自分で見つけて心に刻むべきだったのでは。

「おねえちゃん、ぺんぎんさんみたーい♪」
このチビちゃんの視点が一番好き。一時固まったものの
「可愛いでしょう?」
と答えてあげられる亜也が好き。

一方「ボクは亜也ねえの味方だよ!」と即答した弟。答えにつまる亜湖。
亜湖ちゃんワルモノみたいですが、それだけきちんと考えている証拠だと思いました。
そしたら予告で、ほら!!
本人に悪気はなくてもね、善意の即答ほど怖いことはないのよー(><)笑顔で教室移動につきあってくれてる友人達も、善意なだけにしばらくしたら「迷惑」だの「いつ治るの?」だの、本音を影で言いそうで怖いです。悪意無く。

 そこで登場、麻生君ですよ!!
憎まれ口を叩く仲。 並んで歩いても、待たせてない。ボール拾わせても大丈夫。 
麻生父が指摘するように、興味本位はあるかも。不治の病と知っていて、彼女のこれからを背負って立つ甲斐性など高校生に求めるのは酷というものですが、とにかく今、麻生君と一緒の時が一番みていてホッとします。

 先輩への別れの電話。
「うそでいいから泣いてやれよ」
だなんて。黙って泣かせてやれよーとも思いつつ、売り言葉に買い言葉で亜也が少し笑えたのでやっぱりホッとしました。
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