ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

葵わかな

「三千円の使い方」1☆☆☆

 固定費を見直そう!確かに。

 夢の一人暮らしを始めた美帆(葵わかな)は、家賃9万8千円の広〜い部屋で可愛いものに囲まれて幸せ。 でも会社で倒れた先輩(酒井若菜)の退職などをキッカケに、犬を飼える一戸建て購入資金の貯金を考える様になります。

 てっきり節約の始まりはリストラかと思いきや、先輩は希望退職。美帆も手取り月25万円と悲壮感がないのは見やすいかも。草食べる様な節約は参考にならないから笑

 さて元証券会社勤務の姉(山崎紘菜)に相談すると、とりあえず1000万円貯めろと言われてしまいます。美帆とほぼ変わらない姉旦那(堀井新太)の稼ぎで3人暮らしでも、姉一家の貯金は600万円! 現状30万円しか貯金がない美帆には遠いわ〜笑

 そこで勧められたのが、節約アドバイザー(アンミカ)の講座。まずは毎日100円を1ヶ月貯めてみろ、と。うんうん、1000万円と聞いた後だとますます出来そう!
 毎日100円、月に三千円。
受講料と同額でもある、その三千円の使い方で人生が決まるというのが奇しくも祖母琴子(中尾ミエ)の持論で、タイトルにもなってます。

 お高いドリンクを持って会場入りし
「それ、本当に必要?」
と指摘されてしまう、本気度の足りない美帆でしたが……100円貯金はしっかりやり遂げ、携帯代どころか家賃を見直して実家に戻ってきたところで来週に続きます!

 いやいや、いくら実家とはいえまた住むならまず相談ぐらいはしましょう? 食材からトイレットペーパーの買い置き量まで、大人1人増えたら違うんだからさ! 一人暮らししたのになぜそこが分からないかな。

 祖母琴子が知り合った家持ち園芸青年(橋本淳)とは、節約仲間になるのでしょうか。そこから彼の相続した家で同居かな。恋もするのかな〜。
 

「女の戦争 バチェラー殺人事件」1 ☆☆

 こ、これは視聴者を振り落とす設定w 

 TVの企画で集められた美女たちが、御曹司の愛をめぐって競い合う!毎回の企画勝者とデートした上で脱落者を選び、最後に残った1人と……結婚!
 自然に自然にと演出するドラマとは真逆の、作り込まれた世界でスケジュールに従って結婚相手を絞り込んで行く、見せ物としての恋愛劇「バチェラー」!  これが若い女の子に人気で、去年一昨年に娘もどハマり。元々は外国のリアリティショーでしたが、日本版も作られ出場者の本音やセルフプロデュースっぷりが支持を集めているんですよ。むしろ、結婚よりステップアップを求めて出場していたり。
何じゃそりゃと思ってましたけどね、これが結構ハマるんですよー(男女逆の「バチェロレッテ」を見ました☆)

 と、ここまでは「バチェラー」の説明でして、これは類似番組を舞台に起きた殺人事件をめぐるドラマですw  普段「バチェラー」を好む、でも連続ドラマは見ない層を取り込みたいんでしょうねえ。そう上手く行きますかねえ。

<ものがたり>
 挙式直前、花婿が殺された!
被害者鳴戸哲也(古川雄大)は鳴戸ホテルグループの新社長。テレビ東洋の恋愛バラエティ「ゲットザバチェラー」に出演し一躍有名人になっていた彼を、一体誰が??
 画面は三ヶ月前、番組第一話の撮影前に巻き戻る。


 ……ってことは、出場者の女性が選ばれず恨んでいるのか。それはミスリードで仕事上のトラブルか、昔の女か、撮影スタッフか?

 女性陣には、黒髪和服美女(成海璃子)長身セレブ美女(真飛聖)アイドルグループ出身ゆるふわ嫌味美女(寺本莉緒)世話焼き看護師(北原里英)可愛い(トリンドル玲奈)他
と、各種取り揃えられてございます。え、役名を書く気なかったけど一応公式確認してたら、須崎利子=成海璃子、遠藤星=真飛聖 と、全員下の名前は役名と芸名を揃えて一体感を出そうとしてるんですね〜
(ちなみにトリンドルちゃんの肩書きに悩みましたが、役名は海外ルーツになっていない上に整形疑惑、本当に「可愛い」が最大の特徴でしたよw)
 全員で争いバチバチ…というよりは、元アイドルが1人で嫌味三昧、空気を悪くしている上で衣装に剃刀が仕込まれ、斧にオイルが塗られと参加者に悪意が向けられます(そんなんスタッフの方が怪しいのではw)

 元々の「バチェラー」は、実際の人間と感情が絡むものだけにSNSを含めたリアルタイム視聴が至高。撮影と放送にタイムラグがある場合、結果を言えない参加者がSNSにあげたポエムからファンは色々推理したり、応援メッセージを送ったりするわけですよ。
そんな楽しみがドラマでは薄い部分をどうするのかなー。

 現状では争われる若社長が、父親の言いなりで宣伝のために番組参加。本人のモチベーションとしては愛した人を亡くした傷心から立ち直るため……と、健気なばかりで覇気がないですよね。実は彼なりに腹黒く何か企んでいるぐらいの引きが欲しかったですが、さて。


 ところで、ひっそり目立たない勢の中に葵わかなも。
男子が思い描く和服美人ってむしろこういう大人しい系らしいのですが、実際に着物で自己主張してくるのは気が強くて、薪割りでも「えええい!」と大声で気合入れてくる成海璃子w   和服好きあるあるで笑いましたw

「年の差婚」1 ☆☆

 いやあああ竹財さんがオジさん! 
デートの間ずっと後ろ手組み。髪型も時々ぺったり地味スーツorz 年の差を強調するために無理に老けさせてます? ヒロインが一目惚れする44才なんだから、「マイラブ・マイベーカー」社長のような貴公子っぷりスタイリングをして欲しかったです……。  『声が素敵』と思う場面には私も同意(^^)

 箱入り娘の麻衣子(葵わかな)24才に、父親(吹越満)が決めた見合い相手はバツイチ44才の花里春海(竹財輝之助)
取引相手の顔をたてて1度会うだけ、すぐ断られるだろうと思っていた春海は、乗り気の麻衣子に困惑。はっきりとそう告げるも、男女交際に不慣れな麻衣子が必死に寄せる好意に押し切られ……3ヶ月後、めでたくゴールインと相成りました☆

 とあらすじだけだと、キスで子供出来るとでも騒ぎそうなうぶうぶ感ですがw 冒頭から春画で初夜の予習ですし!遡ってデートやプロポーズを描いて、また初夜!
だったら夜のドラマらしくがっつりセックスしちゃうかと思いきや、バスローブの下の可愛いキャミを見せて寄り添った後は、もうずっと肩までシーツw 「あ」とか「やめないで下さい!」とか何かしてる風でありつつ全部シーツの下の出来事でした。中途半端なんじゃーい!

 翌朝、春海が作る朝ご飯に感激する麻衣子(^^) でも
落とし卵:ポーチドエッグ
ミックスジュース:スムージー
と、呼び名に世代差が出てますよw 

 麻衣子リサーチ、10才年下夫を持つ先輩曰く
*カラオケはお互いしらける
*体力、肌の潤いが違う
なんてのもあり、これからそんな年の差あるあるを描いていくんでしょうか? 春海の前妻や、麻衣子の同期などが現れてひっかきまわしてくれそうです。

「舞え!KAGURA姫」 ☆☆☆

広島発地域ドラマ。
若者が迷いながら打ち込めるものを見つける王道ストーリー、いいですねえ。

両親の離婚で、東京から母の里広島に連れてこられたJK児玉咲子サクコ(葵わかな) 転校早々はじけた同級生タマキ(中村ゆりか)に付きまとわれとまどうが、結局はタマキが誘う神楽部に入部。共に神楽甲子園を目指し……咲子は広島が好きになっていく。

神楽部? 神楽甲子園? と耳慣れない言葉が並ぶんですけどw それも地域発ドラマの良いところ。全国大会といいますが、東京大阪は出そうにないですよね、故郷埼玉にもそういうのなかったなあ。検索してみましたが、広島県安芸高田市にて行われた第6回神楽甲子園に出演したのは広島、島根岩手鳥取高知静岡宮崎より16校。豊かな文化を引き継ぐ若者が頼もしいです。お国自慢物産展も同時開催。

途中タマキが怪我をし、新参咲子が主役滝夜叉姫の代役を射止めた時にはタマキがあんまり可哀想だと思いましたが。その後の言い争いから
『そーだよ、代役が回ってきて嬉しかったよ!舞台に立ちたいもん!』
と本音をさらけ出すことができたことで、二人は本当の友達になるんです。部活動を受験からの逃げと謗る母(大塚寧々)にも
『逃げてるのは母さんだ』
と、はっきり告げることができて、サクコは変わったんです。まず、別れたお父さんがすすめる剣道部に入部しなかったところで一歩解き放たれて自由に。親が思う「良かれ」や「こうなって欲しい」が子供にはどんなに呪縛か。私も親だから、良かれと道を示す気持ちもわかるとはいえ、若者には親が喜ぶことより、自分がしたいことを選んで笑顔で生きて欲しいですよね。

そして迎える神楽甲子園、必死で舞う咲子はじめ神楽部の面々。途中、咲子まで足を痛めてしまいますが舞台を下りません。
「神様にみてもらう、今ここで生きてるってこと」
と、踊り続ける健気な咲子には、もう涙腺が……(><)でも舞台ラスト、斬られて息絶えるはずの滝夜叉姫がニッコリと、やりきった笑顔を披露する段では笑っちゃいましたよ。若いっていいなあ。

ちなみにタマキの幼馴染に加藤諒w 田舎の高校生がまだ似合って、若いヒロインの横で画面をキュッとしめていました。母の同窓生マキタスポーツもね。


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