ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

若村麻由美

「この素晴らしき世界」特別編☆

 最終回のすぐ翌週に、回想たっぷり特別編。

 なにしろ最終回が、真由美(猫背椿)の目の前で妙子(若村麻由美)を拉致でしたからw
妙子さんがさらわれた〜大変だ〜と騒いでも、また替え玉で海外ロケと知ってる妙子夫(マキタスポーツ)と息子(中川大輔)はスルー。さては家族もぐる?殺害を隠蔽か?と疑いはじめた真由美があちらこちらで大騒ぎ……は楽しかったのですが。

 じゃあ顔だけ見せて黙らせよう!
となって出てきたのが、本物絹代さん(若村麻由美二役)ですらなく、顔だけ激似で日本語が喋れないイタリア人(若村麻由美三役w)て、ドタバタ!
 
 妙子さんは風邪で声が出ず、奥さんに逃げられた子持ちの甥っ子……という設定の、事務所の独身西條(時任勇気)のハウスキーピング優先でしばらくパート休みますね〜と畳み掛ける間の疑問は、全部『とっても美味しいお土産』でねじ伏せるスタイル笑 海外からの京都土産 笑
 社長(木村佳乃)のお孫さんも西條の息子って事にされましたが、
「この人妙子さんじゃない!」
「お父さんじゃない」
と本当のことを言っちゃう度に
「……こういう子なんです」
と子育てムズカシイヨと誤魔化す天丼や、それを信じて謝ってくるチョロい真由美が充分愉快だったので、イタリア人はやりすぎじゃなかったかな〜。

 でもまあ、絹代の乱入で
「同じ顔〜!」
と真由美が驚くラストは本編でも見たかったところですし(妙子と絹代で、ね?) 広い世界、同じ顔が3人はいるっていうからいいか!

「初恋、ざらり」〜最終回☆☆ 

 物語では夢見たいよね。

 親御さんとの顔合わせでも
「子供に遺伝…」
と有紗(小野花梨)ちゃんの障害が不安材料になりましたが、むしろ口にしてしまったお義母さんが責められて反省もして。息子の幸せのために家族応援状態になったのに。綻びは仕事からやってきたよね。

 配車担当に挑戦⁉︎
いや無理無理無理、他の「健常者な」パートさん達が手を上げない仕事をなんで有紗ちゃんに振るのよ! ドライバー達はそりゃ、可愛い若い子の声で言ってほしいだけなんだけど、有紗ちゃんは頑張り屋で期待には応えたい。それを知る身近な人ほど、じゃあ頑張らせてあげたいと思ってしまうのも分かるんだけど……結果、キャパオーバーでそれまでの仕事も出来なくなり実家に逃げ帰り同棲も解消で、別れることになっちゃったじゃないですか〜。

 季節が過ぎ、別々の場所であの出会い、髪についたゴミを「桜…」とつまんだ素敵な時間を思い出す2人。
 特に有紗ちゃんはね、スーパーのレジ打ちを立派に務める今、相変わらずの友ちゃんに新しい恋を勧められ、実際誘ってくる同僚もいるけれどそんな気にはなれなくて。
「あれは、確かに、私の初恋でした」
もう美し過ぎて、泣けたわ〜。
その気持ちも。少し大人になって桜色をすっきりと纏う有紗ちゃん自身も。

 偶然の再会に、未練たっぷりな岡村(風間俊介)さんを拒んで去る有紗ちゃん。大好きなのに。
一緒にいると、自分のダメさが目立ってツライ。しかもコンパニオン時代に客と寝てたことまで打ち明けた上に、当時の不満、悲しみをやっと言葉にできて背を向けられたら…。
 ちょうど入ったCMに、このまま別れて終わりかと思ってしまいましたよ〜!

 でもCM明けには、恥も外聞もなく泣いて追いかけて縋りついた岡村さんの勝ち〜!
有紗ちゃんのいない人生なんて無理〜有紗ちゃんが必要!と、復縁のハッピーエンドなのでした〜!
 お幸せに!(いろいろ心配な老婆心はありつつも)
 

「この素晴らしき世界」〜最終回☆☆

 はい、生放送で犯罪を告発!

 セクハラどころか、無理に飲ませた酒とクスリでのアイドル死亡を揉み消させていたプロデューサ。その父が大物だとかで、事務所副社長安原(西村まさ彦)らは隠蔽に加担していて、YouTubeで告発しようとする社長(木村佳乃)と妙子(若村麻由美)を事前にニセモノとして絹代(若村麻由美2役)に糾弾させる構え。

 結局は、安原側につくとみせかけていた付き人セシル(円井わん)の暗躍でTV局も告発側。絹代自らも選択権のなかった芸能人生と、事件を告発して一件落着なのでした。いや、語ったの妙子でしたけど!絹代命令なので無問題。

 そう、いくら正義の告発だとて、絹代のフリでするのはダメだろ思って見てたのですよー。影武者でCM出るのとはちょっと違う。ホンモノ絹代が築いてきた人生に関わることですからね。そこがクリアでホッとしました〜。
「そうすればこの世界はもっと素晴らしくなる」
演説が長すぎて、放送時間も予定オーバーでしたけどタイトル回収だからまあいいか!!

 あと、旦那さん(マキタスポーツ)との関係はなんかなし崩しに元のままなのね。そして世の中も、犯罪は裁かれたほかは大した変わらずこともなし。

 元通りスーパーパートに戻り平穏な日々…
のはずが、セシルとのっぽになだれ込まれて拉致されて、またもや失踪の絹代の身代わりでLAに?
家に帰して〜

と、美しいテンプレで終わり。いや来週にすぐ続編があるのね笑 見るか!

 しかしセシルが、死んだアイドルの妹だった…までは裏切りの動機としてわかるのですが、更に妙子がヘルパー時代の同僚の娘で、姉妹して可愛がってもらった…は重ねすぎでしたよね。

「この素晴らしき世界」〜7☆☆☆

 ついに本人が帰宅!7話にしてw
呑気に出歩いてしまうので、そろそろバレますねえ。その前に鉢合わせもあるかしら。

 「失踪中」若菜絹代(若村麻由美)、実は旦那(沢村一樹)に殺されているかも…と匂わせておいて、血の染みた箱の中身はBBQの残り物ってなんだよおお わざわざ雨の日に埋めに行くなよおお(クーラーボックスごと埋めてた?笑)
 妙子(若村麻由美・2役)の替え玉に気がついたパート仲間もいたのですが、マスコミに流さずに応援してくれて。優しい世界。

 スタジオでも過労アイドルをつい助けちゃう、主婦ダダ漏れな妙子さん。そのうち業界セクハラ問題にも首を突っ込むし、旦那(マキタスポーツ)には不倫を疑われだすし。

 と、芸能界と家庭問題だけで充分ドタバタ。
なのに妙に人間関係複雑なんですよねえ…
社長(木村佳乃)宅で家事して孫をベビーシッターは、女優業よりお手のものなわけで面白かったですが。社長娘の離婚や元夫の余命とか、要らなくないですか?
 妙子の息子あきら(中川大輔)がハマった起業グループの問題もややこしくて面倒で…。

 その副業、詐欺では?と気がつく幼馴染の素性や絹代事務所との繋がりがあーだこーだとするよりも、素直に妙子が気がつけばいいし。そのうち息子は替え玉を知ってる側にすれば、母子vs父でドタバタできて、テレビ局に潜り込むセクハラ探偵だって息子がしたらいーじゃないと思って見てましたよ。
 息子はずっと無断欠勤、母は芸能界で替え玉。お互い何も知らなかった…と最後に言わせたいんだろうけどさあ〜、と。

 ところが7話にして爆弾がやってきました。ぜんぶ母親のせい⁉︎
 詐欺事件で警察が来て、聴取される息子に動揺した夫が
「だいたいお前がちゃんとみてないからー」
って、オマエモナ?

 この絶望的な言葉を吐かせるために、息子を大学生ですらなく社会人にして妙子の非を限りなく減らしw  旦那には不倫疑惑を確信させw  あと何だ、部下のパワハラを叱責した成功体験で気が大きくなってた?せめてストレートに、今日の事件を自慢すればまだ良かったのに…

 で、出ていけーと言われるまま飛び出した妙子の明日はどっちだ?蓄えはある!
 
 そうそう、離婚のためにパートしてた同僚(猫背椿)の不倫夫(佐土井けん太)が、事務所の敵側弁護士でしたよ! 息子側の人物配置はクッション置くのに、こっちは世間狭いんだ笑  で、変なリップ音鳴らすのって『同じ人です』演出なんでしょうか…   佐土井さんなのに!
 
 
 

「この素晴らしき世界」1☆☆

 主演若村麻由美。
パート主婦の時点から美しすぎ笑 そりゃ大女優に「似てる」と事務所まで伝え聞く美貌じゃなくちゃとはいえ〜。その点は、降板した鈴木京香の方が地味な装いも思い切りが良かったかも?

 旦那(マキタスポーツ)の言いなりな、しがないパート主婦浜岡妙子(若村麻由美)は最近、変な男につけられている。
 突然、正面から訪ねてきたその男(時任勇気)の頼みは
「記者会見に出て下さい!」
不倫騒動で失踪した大女優若菜絹代(若村麻由美二役)の代わりの謝罪会見、謝礼300万円⁉︎
 1日だけなら、と承諾する妙子だったが。CM諸々の違約金を払いたくない事務所の副社長安原(西村まさ彦)は、そのまま妙子に影武者をさせるつもり…⁉︎

 ウェルメイドなコメディです。
しかし小田和正の主題歌はさすがに懐かしすぎ。メイン視聴者にその辺の年代を見込んでるのでしょうねえ。
 パート仲間に猫背椿、事務所社長に木村佳乃。絹代の付き人に円井わん。絹代のチャラい夫に沢村一樹。謎のでか男は時任くん、時任三郎の息子だね?

「初恋、ざらり」2〜7☆☆

 わー、岡村さん(風間俊介)も愛に飢えた人なんだ…。
裕福そうな戸建ての実家。でも両親(尾美としのり、熊谷真実)は天才肌で手のかかる兄(浜中文一)しか見ておらず、それは30歳を越した今もそう。
 そこで、自分だけを見てる有紗(小野花梨)にグッときちゃうのは分かる、分かるんだけどそれは一生ちゃんと続く気持ちなの?

 なんだかんだ同棲が始まり、キス止まりからちゃんと身体の関係のある「恋人」になっても、岡村にとっての有紗は守るべき弱い者で、家事だって何もしなくても良くて、いるだけで良くて…素敵なフレーズでもあるけど全く対等じゃないよね。
 知的障害があること。処女じゃなかったこと。どちらもサラッと受け入れた岡村さんは柔軟ですが、障害については何が困ることか「可愛い」だけで済まないことなのか、分かってないだけなのでは。

「支え合うべき」
と母(若村麻由美)に言われて有紗がしてみたのは、先輩のやらかしを自分がしたことにして庇うこと。うーん、うーん、支えるってそういうことかなあ?と頭を抱える岡村さん、違うよねえ。
 応援したいのに、次から次へとちょっと無理めな出来事が襲ってくるんですよ。

 アイドル志願の友ちゃん(高山璃子)が暴れ出すところもキツかったわ…
 いかにも騙されていそうな撮影会。
連れ込まれそうだったけどああ助かった〜な展開なのに
「アイドルにしてあげる」
を疑わない友ちゃんからしたら、救いに来た両親が邪魔なのよ…。友ちゃんの方が重度、私はああならないと言う有紗だって、ご両親がGPSまで駆使して何を守っているのかはピンと来てないじゃないですか(不同意な性体験がかなりあるのに!)   

 親に紹介できるのか。
普通のカップルでも多少腰が引ける場面で、即
「私に障害があるから!」
と握り拳打ちつけて泣かれちゃうの、可愛いと思えるのは今だけなのでは…?
 

「初恋、ざらり」1 ☆☆

 うわー導入部が胸くそ悪くて我慢ならん。

 軽度とはいえ知的障害のある有紗(小野花梨)は、性風俗では客をいなせず、すぐ本番に持ち込まれてしまう。
『これでしか役に立てない…』
と諦める日々が嫌で、出身校を偽った履歴書で就活する有紗。
楽々運送に採用され、頑張るが失敗続き。気配りのズレている有紗に先輩たちは厳しい。そんな中、社員の岡村龍二(風間俊介)だけは笑顔で優しく
「好きです!」
と告白するとキスをしてくれたけれど…。
障害者の手帳を持っていることは言わなきゃダメなのかな?
岡村は岡村で、年齢の違いすぎる子供のような有紗に手を出したことを後悔する……。

 午前/午後がAM/PMなことを知らず!
職場では髪をくくれと言われて、可愛くちょっと縛るアレンジで呆れられる有紗。
そりゃ岡村さんの様に笑顔で「僕も最近知ったよ〜」とか「危ないからね?」とフォローしながらの説明は優しいけれど、子供扱いでもあるんだよねえ。
 この先は恋愛や、結婚に至るのでしょうか。
幸せにはなって欲しいけど、いろいろ事故が心配ではあるわ。例えば子育てには、支援者が必要なレベルだよね。

 有紗の呑んだくれな母親に若村麻由美。

「警視庁ゼロ係 生活安全課なんでも相談室(2)」1 ☆☆☆

イチゴ野郎から、スイカ野郎に! 夏ですねえ。

オリンピック競技場予定地で殺人が!
なんとそれの第一発見者になったスイカ警視小早川冬彦(小泉孝太郎)ときたら、浮かれてTVで警察批判(^^;;;)と、またも虎三さんを筆頭にまともな署員を悩ませますw 捜査に来た一課の同期の伊達(駿河太郎)を、
『あの難しい国家公務員一種試験で8000人中2位だった人だよ!凄いんだよ!』
と紹介。……ご自分が1位だったんですよねえw

そのうちに、某作家のデビュー作と殺し方が一緒と看破し、小説の通りならあと二人殺されると捜査会議に乱入するわ第2の殺人も第一発見者になるわのやりたい放題です。なのに新任副署長(若村麻由美)が叱るどころか捜査権をくれたのは、期待しているから……でなく、失敗の責任をとらせて追い出すため??
フリーダムな警視は、自分から言いだした模倣殺人説を、細かい部分が似ていないと突然引っ込め、第3の殺人現場へ。小説に合わせたにしては最後の白骨死体だけ古そうですよ。さあ犯人は誰なのか?現場から思わせぶりに去る元総理の目的は?

これを通常の時間で終わらせて次回に続いてくれてほんと助かります。初回2時間とか拡大枠は見る前から疲れちゃう、お馴染みゼロ係はお気楽に見たいです。
ゼロ係のカレー(TKO木下)が黄色、事務の安達祐実が紫、新人ハッカーくんがピンク、虎三さん(松下由樹)が青、警視は赤系の柄(スイカのシャツ☆)と、各人色分けされたのも見やすいですね。初回は警視が死体をみつけちゃいますが、普段は公園でお年寄りのメガネを探すのがお仕事。もっと役に立たないっぷりを発揮して、なのに事件を解決しちゃう回が早くみたいです。カレーの桜庭が副署長にホの字な様で、その辺のエピソードもありますか。

それにしても、真似された作品の知名度が微妙。警視も発見してすぐでなく後から読み返して『似ている』と言いだし、虎三も知っている風ではない作家のデビュー作w まさにツイッターでザワザワとするのにピッタリなのですが……多分SNSしない層がターゲットなので、世間のつぶやきなんか出てきませんw
そうそう卓球の伊藤美誠ちゃん本人役で出演!いつものハキハキ元気からしたら声ちいさかったぞーw

「鴨、京都へ行く」最終回 ☆☆☆

やったー、こう来なくっちゃ!


上羽や改め「梅垣屋別館」を海外富裕層にお披露目するパーティまで企画され、にっちもさっちもいかない鴨。

なのに最後に招待客をもてなしましょう、と鞠子さんが選んだ客は、峰岸夫婦以外は変な客ばっかりw スケベ親爺に、妙に若い女性3人連れ?

でも『上羽やを家だと思ってる」実業家や、今はデザイナーだ作家だ声優だって出世払いが出来る様になった人で……恩返しに借金を全部払ってくれるとか?と思ったらさすがに違いましたw


でも、先代女将の懐深さに改めて感じ入った鴨。

なんとパーティーの席上で別館専属契約をお断りしやがりましたよ、ノープランでw だから借金をどうするのw でもそこが鴨スケのいいところなんです。

今や従業員は全員、鴨スケの味方で鈴風でなんて働きたくないって。

女将の為なら、伝説の埋蔵金をみんなで掘るってw

一話での嫌われ鴨スケがこんなに慕われるなんて、誰が想像したでしょう。ううう、感激ですよ。


そこに現れた衣川、憎まれ口をずけずけ叩いて、後の無い鴨を更に凹ませて。でも君はこっちの人間だとみんな思ってたって!今度こそ番頭で採用です!やったー!


なるほど、別館には廃業になった別の旅館をあてるんですね。街中の、すぐ渋滞に巻き込まれるらしい立地で手狭な上羽やよりも、郊外で広大な土地を誇るらしいそっちの方が外人さんも喜ぶでしょうねえ。上羽やを狙い撃ちで落としたかった鈴風と違って、ワイズコンサルティングは使えるものがあるならそっちでいいわけで。上羽やが上羽やとしてそのままおいておく方がいい、衣川がいれば借金はすぐちゃらに出来ますよー…って、それはどうだか。

そもそも上羽やが通常営業で積み重ねた借金を、そう簡単になくせるマジックなんて無い筈なんですがw まあいいや。衣川の京都大好きと鴨の京都大嫌い独白で始まったドラマですから。2人が一緒に働くことになって終わり、でよいのでしょう。
 

埋蔵金はあったのか?そこは函だけでうやむやのままニヤリw


名物女将と調子のいい番頭さんを見に、行ってみたいな上羽や。ウェーバーさんと写真撮りたいなw

気持ちのいい最終回でした。

「鴨、京都へいく」10  ☆☆☆

「結婚したら加茂鴨ですねん☆」言うなw


ブラック鈴さん、ついに発動の回でした!


時間をとっていたのは、笹野高史演じる男衆さんの結婚退職。しかもちゃんと花もってプロポーズしろとか余計なお世話ですw もう他に女が居たり、よそに子どもが…いやまごだっていても可笑しくないのに、そういう2人の事情はろくに聞きもせず応援だけしちゃうところが、なんとも鴨らしいというか。

その間に、板長さんはヘッドハンティングされてたんですよ!


昔は同じ上羽やの男衆で、今やホテル王になった男からの引き抜き。自分と峰岸(笹野高史)のどちらになりたいのか、と。

そりゃあ目先の豊かさではホテル王でしょうがね。幸せなのは上羽やに残ること、そういうドラマですよね。 そして、そっちとの面談をキャンセルした人間国宝が、峰岸の結婚披露に来るんですよ!


初回から何かと優しかった鈴風さんでしたが、実は上羽やを自分のところの別館にしたいからつぶれて欲しくなかったらしいです。そして最近は上羽やの番頭でしたが、途中まではワイズ・コンサルティングとして上羽や転売を狙っていた衣川。そんな2人が手を組み腕を組み、ついにはっきり、上羽や乗っ取り側に組した様ですが……。

まだまだ衣川の真意は分からないし。さっきの人間国宝みたいな人脈や、京都若手社長の会や、今まで泊まったお客さんやらが集結して上羽やを救う、そんな最終回になるんじゃないのかな?


どうまとめてくれるのか楽しみです(^^)


「鴨、京都へ行く」7、8 ☆☆

ボンバー体操、出たーw

1話だけの話題作り出演かと思ったら、毎回毎回どっかでしつこく出ていたボンバー体操。それをついにお客様におすすめしていっしょにするの図w しかもマツケンサンバの松平健演じる大臣ですからね!ちゃんと踊れてるw


そんなわけで今回は『先代とは違う良さがあるね』と言ってもらった女将。

若いんだから、常連客からは普通年下。自分の未熟さを知っている…のはむしろ当然で、何かすすめようと思えば先代と違うものになって当たり前という感じもしますが、お客様から認められたと鴨スケが喜んでいるんだからいいかー。

借金も返すめどがついたそうですよ。


でも、そんな矢先に大臣がお忍び宿泊。しかも鈴子さんの旅館に泊まっている総理と会談を持ちたいと、メンツを賭けて場所はどっちにするの、時間はどっちが決めるのと揉めまくり。

さっそく口を出す鴨スケで、鞠子さんに叱られます。

次の機会には「私は政治のことは…」なんて答えてますが、えええ、官僚だったのに(><)むしろ元官僚らしい妙に訳知りな助言で滑るとかして欲しいですよ。


で、宿泊客を装った記者に騙され、大臣がいつまで逗留か漏らしてしまった中居さん。皆が鴨スケがやらかしたと責めてる中、食欲がなかったりしてw つめかける新聞記者団に鳴り止まない電話。終いにはちゃんと自分だと白状して、なんでそう言わないのかと鴨スケ…もとい女将に問う訳ですが。

だって私は上羽やの女将ですからね!と、背景に「どーん」て擬音がつきそうなドヤ顔でしたw 成長したもんです。


そして衣川の入れ知恵でとった解決策は、総理の泊まってる宿に移って会談もしちゃえ!という身もふたもないド直球。駆け引きなんてやめて、若い頃の気持ちでぶつかりましょう、と言えるのはやっぱり若い未熟な女将ならではですよね。

しかも抜け出るのに使ったのはウェーバー男爵の着ぐるみw これは流石に、記者さんたち気付きましょうよw 総理の前まであの派手な格好で行って大受けとか(オ~レ~♪)今度総理も上羽やに泊まりに来ちゃうよ!


前回の目安箱&落語の回が、動きのある演目ならともかく「手」「足」のいい間違いで延々ひっぱるネタを外国のお客様に聞いてもらうとか迷惑以外の何なんだとのれず。

板場の下っ端や中居さんの成長と、オチがお花のおじいちゃんで主人公の鴨が印象に残らなかっただけに、やっぱり鴨中心の回の方が楽しいです。で、せっかく元官僚でフランス語出来るよって乗り込んできたんだから、そういうところは忘れずに強調しといて欲しいですって。今回やーっとフランス語の宿泊客来てたw


「鴨、京都へ行く」4 ☆☆

「ダメな女将はまわりを育てる」w


何も出来ないのに女将になっちゃった鴨スケ。

お茶を点てりゃ不味い、茶碗は逆向き(それくらい教えとけ母~!)、ちょっと勉強して料理の解説を覚えたら覚えたで、ぺらぺら喋りすぎでお客さまが食べる暇がないw ダメダメだー!

でもそのダメなのが伏線だったりしました。


ある日男性2人の宿泊客が、3人で写った写真を前に料理も3人分を用意させ、居ないもう1人の思い出話を……って、完全にその人死んでるよねー? と、私も仲居さんと同じく陰膳と思い込んでいたので

「おツレさま遅いですね」

と鴨が、料理は後で持ってこようだの電話してみたらどうだの、完全にもう1人急いでくる前提であれこれ言い出したのには仰天w

なんちゅー気が利かない女将で、こいつのせいで上羽やの株ガタ落ちだわーと思ったんだけどなー。

「3人目」は失踪しただけで、約束の日に一日遅れて本当にやってきましたよ!

やられた(><)


経験のせいで見過ごしてしまうことがある。

「お客様に従って」いたのでは、出来ないサービスがある。


資金繰りが厳しい上羽や、鴨スケは偏屈で「待って下さい」「助けて下さい」となかなか言えない奴なのですが、例によって従業員や女将連盟が、鴨の奇跡に賭けて助け舟を出してしまうのです(><)

甘やかしてるなー。
こんな物知らず、天狗の鼻が折れる気配もなくよく平気でいられると呆れたものなのですが、脚本がそうなんだから仕方ないよねw その上で、型破りな困ったちゃんを松下奈緒は好演していると思います(ドラマ中では”賢くて官僚なこと”、松下奈緒本人では”ピアニストだ”という自己肯定と自信が透けてみえるのでしょう)
ともあれ、大人しい優等生より、こんな鼻っ柱の強い高飛車お嬢の方が似合う様です。


そして冒頭の言葉を鞠子さんに吐かれて、

「…褒められてます?」

「皮肉です」

いいなーw

「遺留捜査(3)」1 ☆☆

シーズン1を途中リタイアして以来、久しぶりの「遺留操作」です。

舞台が浅草の所轄に移っても主人公糸村さん(上川隆也)の可愛げなところは健在。だけどお守り係の刑事さんまでいて、ソフトに迷惑がられているのが分かりますねーw

そこにお堅い警部補(西村雅彦)が転任してきて、さあ大変。


殺人事件遺体(小市慢太郎)の手荷物の中の、違和感あるハーモニカ。その出所にこだわっていたら芋づる式に大女優(若村麻由美)の端役映画に辿り着き、小道具の破損や撮影当時の遺体発見談が掘り返され……。

この糸村お手柄話だけなら、どの刑事モノでもよくある展開なわけです。大女優の告白タイムはロケーションも美しい湖畔で無駄に長いしw

でも今回の「遺留捜査」は二本立て、警部補は正当派な捜査で別の若い女優を覚せい剤で逮捕したり、火薬量の調査で第2の爆発を予想したりと非糸村な捜査の意義も見せつけてくれるので、事件への興味が途切れずにいい感じかも(西村ファンなだけかなw)
ほぼ白髪で老け込んでる西村さんも素敵(^^)……なのはさておきw

両者が捜査で歩み寄り、理解し合って最終回となるのでしょうか?


あと、鑑識さんに毎度見当ハズレで無駄そうな鑑定を、しかも急ぎで徹夜させてまで頼んでいるらしい糸村。
「大丈夫!オレも寝ないから!」
って、どうでも良くて笑いましたw 好物のシャケおにぎりを差し入れしてましたよ、そういう気は効くんだ!


「Wの悲劇」5 ☆☆

「さつきを…返して」

と言われちゃう摩子。元の富豪生活には戻れず、ダンサーとしても「ギラギラした」「覚悟がない」とパブのオーナーに否定されて、さあどうする?


と、なるのが本筋かと思うのですが実際は和辻家殺人事件の方が面白すぎてなんか違う話に。

そこに「さつきのアリバイ」を追う例の刑事(桐谷健太)が東京から来てるんですから、東京の摩子=さつきからの10時の電話を刑事がとっちゃうぐらいの緊急事態が欲しかったですわー。だいたい、摩子=さつきったら芝居もせずに

「時間になったから」電話をしたとか、

「証拠の品は隠しました」とか、

聞かれたら困る内容で喋るのはわざとなのか迂闊なのか。ニュースをみてびっくりして、と言わなきゃダメでしょう~。

居合わせたさつき=摩子が電話をかわり、母を心配して「何があっても味方だから」と励ます声に涙する母親。嘘くさい和辻家のアリバイ偽装のなかで、ここだけが胸をうつ母と娘の触れ合いでした。
……そんな母も、我が子が入れ替わったのに違和感感じてないのが酷いけどね。 


で、乗り切ったかと思ったら次々と出てくる奇妙な証拠品。

医療チューブも、なかった筈の足跡も内部からの密告ですよねー。さてはて。

「Wの悲劇」4 ☆☆☆

和辻家、摩子さまの為に結束w

おじいさまにいたずらされて、という本題をぺろっと明かすことはなく、言いにくそうに小出しに小出しにした挙げ句に泣き崩れるさつき。一同ころっと騙されますが、演技も構成力も桁違いでは無理もないでしょう。


そして摩子さまのアリバイのためなら死体の氷漬けも死体のマッサージも、なんだってしちゃうよ!な主治医(高橋一生)&メイド&親戚たち。なんか楽しげです。そんなにも摩子を愛している割に、誰も摩子の変化に気付いていないって悲しいですね。

摩子のために皆が動くことで、さつきの憎悪は増すばかり。あああ。


さつき的には『自分が殺す→母が相続→やがて自分のもの』と計算したようで、その邪魔も迷惑なのでしょう。でも正当防衛になるとしても殺した本人が相続できます? 『母が殺す→じゃあ摩子が相続』の方がありえたのでは。

これ幸いと黙ってる母親にも、見ていてイライラ。

(自分が犯人じゃ、こんなに皆でかばってくれないと思うと余計言えなさそうではありますが……)


とにかくアリバイ作りで東京に向かわされ、さつき=摩子に向かって宣戦布告する摩子=さつき。

そして双子だと知らされるショーパブのママ。

でも警察も「摩子さま」の写真を見て驚愕し……。


こりゃー来週がまたどう動くのか楽しみですw

(グラタン注文で、「胃の内容物はどうなっちゃうの?」と思ったらちゃんと医者がフォローしてくれてました。そんなやり方があるとは!まあ素人ができることではないですが)

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