ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

芦田愛菜

「最高の教師」〜最終回☆☆

 うーん鵜久森(芦田愛菜)だけ貧乏くじ引いた感

 一周目で死んだ日には、どうしても死ぬ?
 …と、謎の強制力を予感しながらも危険な待ち合わせに応じ、「あなたを変える」と不安定な場所で掴みかかって落ちて死んだ鵜久森さん。
いやせめて場所変えるとか。安全策講じておくとかさー。

 それは先生(松岡茉優)もそうで、落下先が鵜久森事件の後コンクリから土の花壇になってます程度で良かったのか?二周目は離婚しなかった旦那さん(松下洸平)に助けられ、結果オーライではありましたが。
 明かされた真犯人の弁も
「何も心に響かない」
的などーでもいい独白で、てめえ努力したことひとつも無いのかよ42.195キロ走るとか富士山登山とかとりあえずしてみろ⁇とムカつくばかり。
でもそんな、貧困も家庭不和も対立も被害も…良くも悪くも特別なことは何ひとつない目立たない生徒も制作側はターゲットにしたってことなのかなあ。
 更に、助かったと思ってから刺されるダメ押しまで笑

 そんなわけでタイトルの
「生徒に■された」
は、「殺された」から「託された」に。
二周目で死ななかった先生は
この世界をこれからも生きて、変え続ける
事になったのでした。
正直、尻窄み感は半端ないし。卒業式の日にクラスメイトに囲まれて目覚めるのは鵜久森でも良かったじゃんとはまだ思ってるけど。
そして来年度の先生は、同じテンションの全力投球はもう出来やしないと思うのですが(燃え尽き症候群で退職しても不思議じゃないよね)

とりあえず卒業おめでとう!

「最高の教師」〜7 ☆☆

 文化祭あたりから印象下り坂。
生徒不審死への教頭(荒川良々)の記者会見ではがっかりしましたよ……
「向き合う」
を連呼。外向けの大人の発言としてはそれ無意味ですからね。責任は自分にある、と明言したとはいえ教育に携わる大人の語彙じゃない。
会話劇なのに、人物ごとに違う言葉を選べないのだめなのでは。それとも徹頭徹尾、子供の視聴者にしか届ける気無いのかな?

 てなわけで見ていますが。
人生2周目、がすんなり通じる世界観はまあさておき。文化祭準備がぶち壊されたら、=芸能人のピアス娘ニカ(詩羽)のせい?はあ?実行犯のせいだろがい!
そこを正さない九条先生(松岡茉優)にも驚きましたが、今回は中止にならなかった文化祭当日、急に歌わされるニカが長々したスピーチにも辟易。いやいやそこは歌で語ろうや。
語るほど届かなくなることもあるって……。

 そこへ、鵜久森さん(芦田愛菜)も2周目と判明。しかも強制力w で校内不審死。
自殺でも事故でも無いなら、文化祭の用具と同じで壊した、殺した、犯人がいるわけで。見て見ぬふりをやめる決意表明が次々される教室で、誰を追い詰めているのかの方が今度は、見て見ぬふりされている気がしますですよ。

 旦那さん(松下洸平)との仲が良くなってるのは安心しましたが。鵜久森さんと同じシステムなら九条先生もやはり、卒業式に死ぬことになるのでは…。

「最高の教師」〜4 ☆☆☆☆

「私、今2周目の人生なんだ」
って、打ち明けたあ!
旦那、信じたあああ⁉︎

 鵜久森(芦田愛菜)を籠絡後、次は下っ端苦学生、そして居場所を求める女子……&その親友や惚れてた奴をセットに1組ずつ地道に「なんでも」しながら説得していく九条先生(松岡茉優)です。
 1周めでは学費払えず転校してた瓜生(山時聡真)に、今世ではバイトまで先生が裏から紹介し笑 母親との対決をセッティング。 そのうち彼氏を刺してしまう江波(本田仁美)には、出来立て彼氏とのお別れを強くオススメ。

 瓜生くん熱演でした。
というか、言語化が凄いんだよね。いくら普段から親に不満があったとて、さあ言えと言われてすぐあんな理路整然と語れるものかなあ。あまりにも練られた言葉がするすると出てくる点にはフィクション感いや増しです。とはいえそこに惹かれて観ているので痛し痒し。

 また傍観者な地味賢い組にはきちんと意見を伝えるする必要も説いた結果
「きちんとハブってくれ!」
と、クラスを牛耳る奴らに主張できました。君らに迎合するメリットはこちとらゼロだ、と改めて言われた相手は動揺。

 この2つを見てるとこのドラマ、言語化に興味の持てる程度賢い、被害者傍観者になりがちな層に向けて『しっかり伝えろ』『きちんと断れ』と教えるために作られているのかもですよ。「3年A組」の、些細に思えたことの影響を考えさせるようなものとちょっと違う。

 とはいえきちんと言えないのは大人もで、九条夫(松下洸平)が1周目では目して語らなかった離婚の理由がくんだらなくて呆然でしたよ。要は君が完璧すぎて怖かった、的な?
 ちょっと漏らした本音にあれだけ喜ぶって、先生もかなり無理して強い女演じちゃってたのかもですが、待ってじゃあどこが好きで結婚したのかな……。 とりあえず聞いた話は否定するより信じる派、そして妻のクローゼットに未来の日付の怪しい事件簿が張り巡らされてても詮索も怯えもせずそっと閉じる派なのは助かりましたが。

 そして生徒にも、九条先生の未来日付の説得を聞いてピンと来た奴がいて。言われなくても気がついちゃったよ、人生2周目に!流行ってるもんね笑
話早くて助かる〜……のか?
 

「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」1☆☆

 わー先生逃げて〜!戦わなくて良いんだよ?
でもこんな真っ向勝負の人だからこそ、巻き戻ったということなのかな?

 卒業式の日、突き落とされた教師九条里奈(松岡茉優)は、死の直前に犯人の腕のクラスリボンを目にして確信する。担任クラスの生徒だと。
 そこで時間が巻き戻り、気がつけば春の始業式。
 この中の誰かに殺された、と知りながら
「寄り添う、なんでもする、絶対に逃げない」
と宣言した九条先生は、生徒の学費50万円まで請われるままに渡してしまう。
ロッカー渡し!せめて借用書〜と思ったら、そもそも学費にせず豪遊しているところに居合わせて返却になりましたけども。
 記憶の彼は、学費不足で転校していたわけで。

「寄り添う、だなんて簡単に言うな」
と罵倒してきた真面目な女生徒鵜久森(芦田愛菜)は……イジメで自殺する未来かー! 葬式の日付まで覚えている九条先生は、確信を持って「話してくれ」と迫るも本人はダンマリ。なのに、チクったと始まる吊し上げ。
 お洒落な陽キャの主犯たち、他に楽しいことないんか〜い!

 しかし教室に現れた九条先生は
「なんでもする」
の極意を発揮! 盗聴器でも山ほどの隠しカメラでもなんでも仕込むってことでもあったのねえええ!

 イジメ側の改心はまだにしろ、されてた側の吐露は無事にすみ自殺だけは回避できたのかな?
でもそうなるとこの先の未来が変わって避けにくくなったりしませんか。
例えば、先生の離婚はどうなる?(ちなみに夫は松下洸平です)

「3年A組」といい、良い教師は死にかけの教師だけ、なのかなあ…。
 続きが気になるけれど確実に胸くそ悪いので、自分が元気じゃないと観られませんねえ。

「山田孝之のカンヌ映画祭」1 ☆

マシンガントークの山田孝之、珍しいものを見た様な。

「賞を取りたい、どうせなら世界最高峰のカンヌで!」
と決意も固い山田孝之氏。まだ撮影中の「勇者ヨシヒコ」楽屋に呼ばれ、ご指名された監督も気圧されていましたが、え、台本あるんでしょう? もしや本気かと思わせてしまうところもこみで仕掛けなんですよね? 部屋とか名刺とか、スタッフが用意してくれたんですよね? ね?
 

でもそんなに熱心に挑む作品なら見てみたいと思い始めたところで、主演はしないと山田氏。えー。
来たらビビるよ、という主演俳優はなんと……うん、びっくりな人物でしたよ。それだけ確認したら力抜けました。親殺しの大量殺人鬼を、自信を持ってまかせられる配役だそうで事務所もオッケーとはマジかw
とにかく30分が長くて眠気が。「情熱大陸」的にアイキャッチいれつつ15分にするか、こっちも別のことしながら見るべきものなのかもしれませんw

漫画太郎描くところの山田孝之ポートレートは爆笑でした。保毛尾田保毛男か! 


「OUR HOUSE」1 ☆

愛菜ちゃんの演技力が仇に。もっと可愛く怒ろうよ。

4児に囲まれ危篤の妻の、臨終に立ち会わず屋上でサックス吹いてたパパ(山本耕史)
それだけでも既にとんでもなかったのに、半年後なんと新しいママをアメリカから連れ帰ってきます。ラスベガスでスピード婚w

居間の金髪さんがママだと言われた子供たちもびっくりですが、アリス(シャーロット・ケイト・フォックス)だって4人も子供いることも、妻との死別&たった半年前だったことも、全部初耳で大パニック。

「だって聞かなかったから☆」

じゃないよ!これはアリスだって被害者ですよね。なのに、しっかり者の長女さくら(芦田愛菜)がドスのきいた声で怒る怒る。尻軽だ、どーせ鳴り物で落ちたんだろう、とまあ古めの語彙の豊富なこと。

家族構成、年収、その他、何も知らずに結婚しちゃダメだろうとは実に正論で、母代わりに一家を仕切る可哀想なさくらちゃんが怒るのももっともな筈なのですが……なんだろう、ちっともさくらを応援できない。むしろ黙っててほしい。
眠る兄弟を叩き起こしてグチグチと作戦会議、祖父(橋爪功)を介護で脅して味方につける……してることが陰湿なのに加えて、聞き苦しいんですよねえ。取り乱して責めているんでなく、怒ってるw 名女優愛菜ちゃんは、そこできっちり怒気を声に出すもんだから威圧的で不愉快なのでは。視聴率が悪かったそうですが、納得。楽しい日曜に、なんで延々と怒鳴り声を聞きたいかな。
あとナレーションが蛇足です。
『癒えない傷はない』って半年でw パパの独白で言わせるならまだ意味がわかりますが……。

そんなわけで、一度は心折れアメリカに帰りかけたアリスでしたが、パパの説得で居場所を作ろうと戻ってきます。
まずは料理対決!
肉じゃがvsタコスは引き分け~ キッチンは半々で使えることに。
こんな風にだんだんと折り合いをつけ、歩み寄り、最後は本当の家族になっていくんだろうなあ(途中で死んだりしなければ)とは思いますが、そこまで怒鳴り声を我慢し続けるのも辛いかなあ。

叔母の松下由樹と旦那の浮気騒動は必要だったのかしらん。祖父も叔母も、大人がなにも言わないからさくらが吠えなきゃならないわけで。後半に亡き母の弟(塚本高史)が駆けつけてダメパパを叱ってくれてやっとスッキリ。


「銀二貫」5 ☆☆☆☆

松吉のアンポンタン!(って江戸時代からの言葉なんですねw)


融通が利かない直球男。どう見ても真帆さんなのに違う違うと避けられて『おてつ』と名乗りまでしてるなら、事情を察してもっとそーっと声をかけるとか。住まいのご近所さんに様子を聞いてみるとか!やり方ってものがあるでしょう(><)

あの大きい目でぐいぐい迫ってこられたら怖いんですよー。

しかも、彼女が違う名前で呼ばれる度に横にいるお母さんが取り乱すじゃないですか。大声出さないで下さいよー。


あまりに察しが悪いので、ついに井川屋まで訪ねてきた真帆=おてつさん。大火事の時の嘉平の死を淡々と語り、同時に娘てつを亡くした女性と寄り添って母子として生きてきたというのです。

だからこれからも、おてつとして生きる、と。

もう真帆と呼ばないでくれ、特に松吉は、と。


「おてつとして」「おてつとして」と、何度言うのと突っ込みたくなるぐらい繰り返すのですが、自分にも言い聞かせていたんでしょうね。真帆と呼んでくれてた人たちと会うことは、幸せだった時代を思い出すことでもあり辛い筈ですよね。特に松吉とは。


それでも諦めきれない松吉、おてつとして来いと言い張っての冒頭の「アンポンタン!」

あの小さかった少女がいつの間にか大きくなって、怒られてますよw そう思えば本当に、生きていて良かった、会えて良かった(><) 

旦那さんの計らいで今日だけは真帆として、天神さんを松吉と2人で歩いて。番頭さんにも

「生きていてくれてありがとう」

と泣かれ。

番頭さんの大事な人は火事で亡くなってしまったんですものね。

本当は事情だけ話して帰るつもりで来た『おてつ』でしたが、この井川屋に来たことで火事以来初めて、生きていて良かったと思えたそうですから、ゆっくり話せて本当に良かったです。

またそんな辛い言葉を、『おてつ』ったら笑顔で言うんです(TT)


嘉平の供養に、新しい寒天を作ると約束を交わす松吉とおてつ……鶴之輔と真帆。


指切りでつながる小指と笑顔がね。

抱き合う以上に心通っていましたよ(><)

前回の感想で、らぶらぶを期待だなんて軽く書いたことを後悔するほど心揺さぶられる名場面でした。


また、2人を天神さんに送り出したお咲嬢さんがね、あれは誰とか松吉の何なのとか話題にもせず黙って洗い物して。お里さんも、口で慰めたりせずポンと肩を叩くだけなの、ぐっときました。

その前のお里さん出戻り話の場面も、またたまらない名場面。

おんぶの赤ちゃんが可愛くて、番頭さんの子守りが可笑しくて

「いつの間にお里さんが産んだかと思いましたー」

なんて軽口、私だっていったかもしれませんもん。そこからの子を産めずに離縁という打ち明け話を、終始笑顔で軽く軽く話すお里さん。きいたお咲さんが素直に泣いちゃうのも意外なら「気にしないで」や「いいのよ」でなく、泣いてくれた気持ちに「ありがとう」と礼を言うという。お里さんとお咲さんの気持ちのやりとりが素敵だったんですよー。


いろんな笑顔に泣かされる回でした(><)


「銀二貫」4 ☆☆☆

番頭さんの底力!

いざという時ためのへそくりがあったのでした。 しかもそれって、旦那さんが火傷つくりながら料理してるぐらいの困窮には、出して来ずにほったらかしだったお金ですからねw 

本当に大事な時なら惜しみなく吐き出せる。そういう人たちだと思えば、松吉が死にかけた時に居たのが番頭さんでもやっぱり銀二貫払ってくれたんじゃないかと思えますよね(まあ主人が自分の金の使い道を決めるのと、奉公人が勝手に払って1人連れ帰るのはずいぶん違いますがw)


というわけで、京都の火事で仕入れ先を失った井川屋が、店を畳む代わりに虎の子を吐き出してなんと半分は仕入れ先だった寒天屋さんに見舞金に。残り半分で代わりの仕入れ先をみつけるまで、四散せずになんとか 食いつないでいけるだろうとの算段です。

いつのまにやら時が過ぎ、旦那さんと番頭さんはすっかり年寄り扱いで松吉梅吉がしっかり成長していても、やはりここ一番には亀の甲より年の功ですね。
 

真帆屋の焼け跡で、偽の琥珀寒を売る店がある。

そんな噂を聞いて怒り心頭、ぶっとばしてやろうと駆け出す松吉を「侍になっとる」と止め、才覚で生きていくのが商人ぞと諌める旦那さん。年寄りでもカッコいいです(><)

寒天場見舞いでの再会に「鶴之輔です」と名乗った松吉。その当時はそうだったんだから、当然の名乗りではありますが。やはりまだまだまだどこかで侍が残ってるんですね……。


しかして、覗くだけと約束させられて偽真帆屋に立ち寄る松吉。

そこで暴れてた女性と一緒に逃げて、「離して、松吉!」と彼の手を振りほどいたその人は、じゃーん!真帆お嬢さん(嬢さん=いとさん、という大阪弁の響き素敵ですよね)
火傷の描写がソフトで、あれなら通行人に後ろ指さされる程ではないだろうと思ったりするのですが、まあそこはそれで。

あの小さかった真帆ちゃんも大きくなって、もう傍目にもお似合いなお年頃ですね 

井川屋には松吉に惚れてる別の嬢さんも出入りしていて、松吉のぴんと伸びた背筋が好きなんだそうな。そちらに婿入りすれば店を継げると周りはいうでしょうけどねえ。
らぶらぶな展開が楽しみです。 


「銀二貫」3 ☆☆☆

「琥珀寒」食べたーい(><)


とうとう左前の井川屋は、料理の女子衆も雇えずに寒天づくしで食いつなぐことに…!

って、あの散らかった台所に謎料理。 まるで少年漫画のドジっ娘弁当そのものじゃないですかw 旦那様萌えw


美味いと思えない寒天を商い、腹も減り過ぎでやさぐれる松吉。いえいえまだ鶴之輔、だったんですね自分の中では。

折れてても使う時には同じ

などと、売る側からは決して言ってはいけないことを口にして料理人嘉平にぶっとばされるやら、松吉ラブの真帆ちゃんに介抱されちゃうやら。「あ~ん」ってw


おかげで商売の厳しさを知り、家庭の温かさを知り……

井川屋でも両方与えようとしてくれてた筈なのになw 嘉平の店、真帆屋が松吉の第2の家のようになってしまっています。
嘉平役のほっしゃんは「バンビーノ」でのパティシエとか今回の料理人とか職人が似合いますねw 芦田愛菜も恋する真帆ちゃんを好演。真帆の屋で油売るパートは楽しいのですが……売るのは油じゃのうて寒天だっせー!


寒天場の辛さときつい匂いが思い出されて、寒天を食べられない松吉でしたが、本来はほぼ味が無い寒天。

でもその味がなさこそが肝心で、他の素材の邪魔をせず固めてくれるんだと嘉平はわざわざ実演で教えてくれます。その嘉平考案の寒天料理、琥珀寒の大ヒットで店も繁盛、卸してる井川屋も繁盛~万々歳~


と、思いきや好事魔多し。火事です。

必死にかけつけるも焼け崩れた後で……以下次週(><)

ムック本まで出版されているんですね。
近所の商店街の本屋でみかけて、買おうかどうしようか悩み中。 

「銀二貫」2 ☆☆☆

食品偽装だー!


高級料亭の嘘に巻き込まれ、他の取引先に怒鳴り込まれる井川屋。

最後には嘘つき料亭との取引を辞め、長い付き合いの市井の乾物屋を選んだ井川屋さんかっこいー!という筋ではありますが……。


まずは、悪評が広まり町中からひそひそされ、取引先が減る井川屋。それもこれも全部、誰よりも先に料亭の産地偽装を聞かされていたのに、黙っていた松吉のせいなんですよ。

旦那さんに言わない、という『約束』を守り通してしまって。

でもそんなおのれ大事の『正しい侍魂』より、商人(あきんど)にとって大切なのは店の暖簾を守ることなんだと、騒動の末にやっと教えられる松吉なのです。

……遅いよ!

誰から聞いたと言わない機転ぐらいきかせば『伊豆産』の話は伝えられたのに。それに、侍が実(じつ)を大切にするというのなら、丹後産を伊豆産と嘘ついてる料亭を正さずに放っておいていいわけないじゃないですか!

といいつつも、亡き父の教えとして『約束』を大切に思う気持ちには泣かされます(><)


1度広まった噂はなかなか消えず、事件後1年たっても左前の井川屋。

手代と丁稚一人が夜逃げする騒ぎで、さて松吉が巻き返しを図るのはこれからですよね。


貧乏神払いの儀式にかこつけ、出ていけー出ていけーと迫られる松吉の胸中を思うとまた辛いのでした(><)

(しかしあのめんどくさい儀式、年一かと思いきや毎月恒例行事だとはびっくりですw)

「銀二貫」1 ☆☆☆

大好きな原作のドラマ化。満足です。


侍の子、鶴之輔10才。

仇討ちで殺された父の後を追わされそうなところを、居合わせた天満橋の寒天問屋当主(津川雅彦)に助けられ……もとい銀二貫で「仇討ちを買い取る」と場を納められ、丁稚松吉として奉公するしかない人生大転換で物語の幕が開きます。


寒天場はねー、凍らせて寒天作るんだから寒いんだよねえ。おまけに臭い。天草ったら小鍋で煮ても臭うのにあの量(><)10才やそこらで肉体労働だけでもつらいだろうに寒いわ臭いわ、おまけに侍として育てられた誇りも奪われて。

それでも生きている今の松吉は何を思うのか。待て次週!


津川雅彦が貫禄。仇討ち侍の風間俊平や鶴之輔時代の子役も良かったです。成長後、松吉の林遣都は今回は出番わずかでしたが、丁稚に馴染まない感じはよく出てたかもw

ピンと背筋の伸びた侍らしい姿勢はともかく、返事が今でも「へえ」でなく「はい」って、4年経っても直りませんかw


犬が喋る狂言回し演出にはびっくりしましたが、まあドラマ的には楽しくていいんじゃないかなw 実は天神さまの狛犬だそうですよん。

「明日、ママがいない」1 ☆☆

上手いけど。
子役は上手いんだけど。
上手過ぎて、アニメの絵が演出通りに表情を変えるのを見ている様な気になりますよ。口元をゆがめたり胸ぐらを掴んだりなんて、その年の子どもがするのを見たことない(><)
もちろん、それだけの経緯があって大人びた子どもらしくない子どもに育ったといわれればそれまでですが…… 。

ごめんなさい、楽しいドラマが見たいです。もうダメorz


<追記>何か、何か似てるものを知っているとひっかかってました。「はみだしっ子」だ! 

「マルモのおきて」 〜8 ☆☆☆

学童保育に預けるべき!


なんて、ご近所ならすすめに行きますが、ドラマ的にはそれじゃ毎週事件が起きなくなっちゃうw

今週は日曜参観&振替休日の会社訪問でした。

段ボールに隠れて廊下移動(笑)可愛いったらもう!

双子と護の生活が会社にばれても、皆好意的で一件落着です。あこがれの彼女も理解してくれて。4人一緒にデートだぁ!


‥と、上手くいくわけなくてやっぱり振られちゃいましたけど(やっぱ双子の食事はくじらで、上で2人きりになるべきだったよね。結果は同じだったにしても)

「だったら双子を親戚に返す」

と言いかける護の気持ちも分かるし、でも途中で踏みとどまったし。

そしてそんなマルモの事情は関係なく、会社探検をまとめる双子ちゃん。

通勤途中のところも、謝ってるところも、お金稼ぐだけじゃない料理も裁縫も、全部のマルモの『お仕事』に「ありがとう」って言える素直な2人にもう直球でやられました。全米の母が泣いた(><)護だって子育てくじけかけたこのタイミングでこんな可愛いこと言われたら、泣くしかないでしょー。


先週までもマルモの母が来たり、双子の母が来たり、入れ替わり立ち代わり、毎回騒動が起きては双子が可愛くて阿部サダヲがじたばたするのは同じなのですが、なにげに小さな積み重ねが納得で上手いなーと思います。

今回はその発表と、スリッパ。

あこがれの彼女の為に用意する護のロマンチストっぷりも可愛いし、使ってもらえずに去られた失望、捨てよう!という切り替え宣言にと大活躍の小道具でした。


先週ならカシャカシャとぷちぷち。

謎解きでひっぱり、サンタに頼むのが子供らしくて可愛いし、悩むマルモも可愛いし、結局はお店屋さんごっこに使う包装材で、お母さんと遊んだ楽しい時間を双子はちゃんと覚えていたんだね、と泣かせる大活躍(><)しかも実母は、顔を見に来ただけで引き取る気ないんだよね?


可愛い子供のうちだけじゃない、お前らが可愛くなくなっても誕生日を祝い続けてやるぞ!だって。確かにそれが家族だけどね、ちょっと違う。ひげ面になっても小生意気になっても、育てた子はやっぱり可愛いのよ‥…。


これから「くじら」の彼女とくっつくんでしょうか?

双子は返さずに最終回なんでしょうか?

私はそれまでにエンディングを踊れる様になるでしょうか?(うちの近所では小学校でだけじゃなく、中学でまで流行中でマルマルモリモリ踊ってますよーw)


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「マルモのおきて」〜6 ☆☆☆

視聴率が「仁」に迫る勢いだそうで。分かるわー、双子と阿部サダヲが可愛いんだもん(><)

独身男が、まるで考えなしに子供を引き取ってどうなるかと思いましたけど。その分周囲に支えられ、下手すると子供に助けられてw

「好きでも嫌いでも家族!」

と暮らしていく。これがいつまでも続くなんてことはありえないけれど、優しくて暖かい気持ちになりますね。
 

捨てられちゃう?

と心配する回も、ああこんなことあるだろうなーという行き違いでハラハラw

子供のけんかで、どっちが悪いとか、悪いから謝れとかじゃなく、まず謝ってから改めてつきあえというマルモの教えは、さすがクレーム処理の達人!そして日本人!と感服でしたわ。それに、そんな相手とこそもっと深くつきあえるかもしれないという、元クレーマーの相談係も面白い登場人物で、さて1話のクレームから『耳かきボールペン』は生まれるのか??

この話に出てくる文房具、ほんと好きだわー。ジャムのり欲しいわー。


子供がケガ?と聞いて駆けつけた護。

愛菜ちゃんをぽーんと抱き上げてドコドコと探すの、次に相手の子も同じに(背の高い子で重そうだったけどw)持ち上げて検分するところがまた良かったです。うん、自分のところの子だけ心配するんじゃダメですよね。



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「マルモのおきて」3 ☆☆☆

入学式でいろいろ。
‥…本当に、なーんにも考えずにひきとったんですね。まあ独身男ならそんなもんかー。
一人ずつなら引き取ろう、としていた親戚は必要な金額も責任も分かっていたから大風呂敷を広げなかっただけなのに、なんか悪者にされている気がしてもやっとします。
毎月の食費に加えて、ランドセル代ぐらいは親戚からもらってて、でもやっぱり足りないんだぐらいに脳内補完しないと気になって仕方がない。

でもその辺さえ目をつぶれば、子供たちもサダヲも可愛いから楽しいのよー。
イチゴジャムのりって面白い!
(本当にあったら、少なくとも懐かしのネズミえんぴつよりは売れるでしょうw)
返事の練習も一年生だよね!

他の新入生がみーんなおしゃれにフォーマルで、薫と友樹だけ普段着だった入学式には胸がちくちくしたわー、足元スリッパなのよりその方が問題だったでしょう!!

ツレは、あの犬にお父さんが乗り移ってるんだとか言いますがそういう行動じゃないしw子供の声だしw

心の声じゃなく、双子にも聞こえている「犬の声」と分かってさて、話の流れが変わるんでしょうか?
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