ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

能年玲奈

「あまちゃん」~最終回 ☆☆☆☆☆

素晴らしい朝ドラをありがとうクドカン、毎朝が楽しかった!!


漁協のおばちゃん達、駅や役場や飲み屋のおやじ達をこんなに好きにさせておいて、後半は震災が絡むとなれば多少は覚悟していましたよ。誰か死ぬんじゃないかと。

それがまあ、あの海沿いの街で誰1人行方不明にもならずに物語を描ききってくれたじゃないですか。ああ、誰か1人退場で安く泣かせる脚本家じゃないんだよと、クドカンへの信頼を改めて深くしましたね。津波を直接に描かなかった演出にも感心しました。そこを殊更に描く必要なんてないものね。


そして、世間の自粛モードに

「東北の人間が働けって言ってんの!」や、

「思い出すね、だから何か?」という台詞で物申してくれましたよ。


歌詞がどうこうと要らない気を使わなくたって、どうせ忘れてない。そんな夏バッバの

「おかまいねぐ」は、

どんな説明台詞や涙ながらの告白よりも腑に落ちました。


それでもめげずに、歌詞を替えてきた鈴鹿ひろ美w

「三途の川の」「友達少ないマーメイド」→「親譲りの」「三代前からマーメイド」

いやはや。

どこが5分で作った唄ですかw あからさまに可笑しかったところは、最初からラストでいじるつもりだったんでしょうクドカン!!「寄せては返す波の様に」も、津波を思わせて自粛、の原因にするつもり満載だったんでしょう!やるよねー。

何も知らずに、毎日聞いてたら覚えちゃったよーなんて口ずさみ、ついでに流れる古い唄を懐かしがってるおばちゃんたちをはめるなんて、赤子の手を捻るようだったでしょうねえ。まったく、まんまと術中にずっぽりはまって、毎日何度も観るわ、能年ちゃんが可愛くて仕方がないわ、まめぶ食べにいくわ、大変ですよ。

おまけに鈴鹿ひろ美は音痴じゃなかったかもって、かもってー!!


思うにクドカンと週6日15分ドラマ&長丁場はとっても相性がいいのではないでしょうか。

今までも楽しくあれこれ観てきましたけど、1時間みたらお腹いっぱい。そして、各話の冒頭と終わりで登場人物のキャラや立ち位置が激変していたりで、1週抜かしたりしたらもうわけわからんことになってました。

それが15分なら、1話抜いてもなんとかついていける(&朝ドラはめちゃリピートする)し、ギャグの繰り返しも日をまたぐので薄まって、熱心に覚えてる人へのお楽しみ感が増し増し。ユイちゃんとアキちゃんのアイドルと海女が逆転現象も、小刻みに観てきただけに、ああ昔は逆だったのに…とよりノスタルジックに思い出せたりして。


まあ、その寄せては返す波のような構成で、じゃすみんの様なズボラ者には毎日なんてとてもレビューしてられない大変な作品になったわけですが。幸せだったー。


年末の紅白では絶対にコーナーが出来てるよねw

そこすらも、最初からどうすれば紅白に呼ばれるかを狙ってアイドル話にしたとしかもう思えなくなってきてますよ。恐るべしクドカン!


そういえば夏目漱石の昼ドラも、めまぐるしくてレビューどころじゃない作品でしたっけー。そして歌ってましたっけw

この調子で唄にあふれた大河ドラマも作って欲しいものですが、毎週1時間で1年は胸焼けがする予感w

「あまちゃん」〜第9週 ☆☆☆☆

まめぶ汁(一杯300円)食べました!!

大阪は城北公園で土日に行われていた区民祭り?で北陸フェアもありまして、もちろん会場ではオープニング曲がかかっておりました。里芋コロッケ(一個300円)と一緒に買ったまめぶ汁、浮いてる白くて丸いのを里芋だーと口にいれたら甘くてびっくりw これがまめぶなんですねw 汁自体はけんちん汁系でおいしかったですよ。(作中でさんざ微妙だと聞かされて警戒してた分、評価アップです)行かれなかった家族にも水筒で持ち帰りましたってw
いちご煮(さすがうに入り、一杯800円→特価500円!)も美味でした!


そんなわけで、久しぶりの「あまちゃん」感想。ずっと楽しく見てますです。

特に最近は「潮騒のメモリー」が頭をリピートw 紅白歌合戦でアキちゃんユイちゃんの2人があの衣装で歌って踊る姿が既に目に浮かびますw

そんな仲良しの2人だったのに、種市先輩をめぐってバトルになるとはー!しかも一度は交際を断ったユイちゃんの目がきらーんと光ったきっかけが、

「お台場に住むべ」

という種市先輩の言葉だという最低さw 寮が千葉だったらNOのままだったでしょ、お台場に住む彼氏と遠距離恋愛したいだけかーw  なんて正直なw


裏切られて閉じこもったアキでしたが、アキと同じか上で居たかったというこれまた正直すぎるユイちゃんの告白を受けて、逆にすっきりしたとかで和解(青春だ。アキも自己評価が高い娘だったら更に泥沼化した筈 ^^;;;)。さあ、お座敷列車だーと思ったら、今度はユイちゃんが出て来ない(><)

スカウトだって?

と、朝から波瀾万丈の「あまちゃん」ですが、なんか爽やかに見ていられます。

寄せては返す波のように、行ったり来たりのお座敷列車。お客さんを乗せて何往復もして疲れただろうに、乗り損ねたおばあちゃんや、海女クラブや、種市先輩まで乗せて宴会しながら走る列車は本当に楽しそうで見ているこっちまで楽しい気分になりました(^^)

(「純と愛」でも、こういう場面があってこその純の奮闘「夢の国をつくる!」じゃないかと… ^^;;;)


明けて今週は、「海女カフェ」とスカウト問題。

本気のユイちゃんは本当にデビュー出来るのか?
クールかつ小心者のユイちゃんが、切羽詰まるとキレる光景も何度か見て来てキレ芸に見えて来ましたw

呑気な海女たちは「南さ向いてる窓を開け~」「冷蔵庫開け~」とジュディオングだったりw 金にこまかかったりとキャラが立ってる婆たちを見てるのは楽しいけど、相手をするヒロシはそりゃ大変そうです。生気を吸い取られたヒロシの登場BGMが「ヒロシです…」のアレ、漁協からカフェに改装が始まったらBGMがリフォームの匠のあの番組テーマソングw遊んでますよね!
これから週末に向けて、また何かあるのかとワクワクです。



「あまちゃん」~6週目途中 ☆☆☆☆

「るいがとひなきす」

逆から読んでみて!…って、なんで普通に言えないかねw


前に感想書いたのが本気採りの前で、海女シーズンが終わったらどうするかと思ったら高校に潜水土木科があって編入したり、イケメンの先輩がいたり、おじいちゃんが生きてwいたりと怒濤の展開です。


しかしヒロシくんたら何才なんだっけ?

妹と同級の高校生アキちゃんに告るも

「好きなんだ!」「…ママを?」と、完全圏外だったしw

アキが好きなんだと伝わっても

「脳みそ使っちゃいけないんです~!!」

と全力で拒否されてて完全に海女>ヒロシw

それでも翌日平気でアキちゃんの撮影していたあたり、あんなヒロシでもさすが年の功、めげてないなーと思ったら。逆読み「好きな人がいる」を悟っていきなり目が死にましたw

間が悪いとか、別のことに専念したい、というアキの断り文句を真っ正直に受けて待っていただけだったのね…。そして速攻ストーブと友達に逆戻り。あああ。それでもマネージャーを続けるとか、少なくとも漁協の仕事は休まない様じゃなきゃ、社会人としてダメダメです。

小池徹平くんはカッコいいけど、ヒロシはないわー。


その点、イケメン種市先輩は潜水土木のエリート。資格もとって羽田空港での就職も決まってて頼りになりますよねー。

アキの妄想場面が、ウニをパカッと開けたら指輪が入ってたりw キスしようとしてヘルメットぶつかったりw ありえないおバカで楽しくて仕方ありません。


TVでのアキちゃんユイちゃんデビューの話が来て、本気モードのユイちゃんと同じ質問をする春子さん。

「スタイリストは?メイクは?VTRチェック出来るの?」

どうやらこちらもアイドル目指していたことがありそうですよ(キョンキョンだもの!!!)


「制服の、胸のボタンを~」に続く歌詞や、

交換日記の内容が歌詞だったりと、懐メロの小ネタも40代にはメチャ楽しくていやあ毎日幸せです。

余談。
祖父が海軍上がりで戦後もタンカー勤め。七つの海を巡ってホント時々しか帰って来なかったので、まさに夏さんと忠兵衛さんそのものに普段は自由気侭な祖母が帰国の頃にはそわそわ&熱烈歓迎、4日もすると大喧嘩、そのうちまた仲直りしてお見送り〜をやってましたw懐かしいですw 

「あまちゃん」〜4週半分 ☆☆☆☆

すっきり爽やか朝御飯が美味しい!


クドカンと15分は相性がいいんじゃないでしょうか。小ネタも言い間違いも突飛な展開も、15分で治まるとちょうどいい感じです。いやあ毎朝面白くて、面白くて。


2週め「海女になるのをやめる~」の理由が、新人は裸で潜れという嘘w 信じちゃうところが純で子どもで可愛いよねー。

東京から来るなり訛っているのも「嘘くさい」と美少女にツッコまれてましたけど、丸一日コテコテ地元言葉の海女集団と一緒ですんなり影響受けちゃってるかと思うとますます可愛いです(^^)

そしてゴーストバスターズw

お母さんの青春時代が紹介されるとイコールこちらも青春時代、チェッカーズも星空のディスタンスもYMOもど真ん中でキュン☆ なのにカラオケがなんでゴーストバスターズだーw

そうそう、いつも必ず鮮やかな色を身につけている春子お母さん。こっちはアキと逆に東京の水に染まったってやつなのでしょうが、家に出来るだけいて家族サービスしてくれる夫が嫌ってw
母娘の会話が

「だいたいパパの悪口」ってw


3週目 ミス北鉄!

それを決めるまでのごたごた会議もとにかく面白くて、何度も見てしまいましたよ。琥珀押しまめぶ押しw 

「ヒロシです」

の天丼の挙げ句に、その影の薄いヒロシ(小池徹平)くんが「ミスコン…なんてもう出てますよね」とサラッといった一言が採用とか、ミス赤字ミスなんとか、とどめの「運転ミス!」を乗り越えての「ミス北鉄」。記念乗車券一枚につき一票投票とかどこのAKB商法w

クールな美少女が、実は「アイドルになる~』と叫べる程熱いものを胸に秘めていたのも驚きで、ミス北鉄はめでたく彼女のものになりました!

ちょっと前から出てた撮り鉄オヤジ(村杉蝉之助)がHPに動画をアップ→オタク来襲のところも大受けでしたよ~。ああいう人は情熱燃やしてどこにでも来るからね!

(余談:近所にオープンした古本屋。客は2層で、私のようなご近所さんか、どんなに遠くからでも来る古本屋マニアなんだそうです。あんな小さな古本屋に?って、私が居た10分の間にも、フェイスブックで見て朝から道に迷って辿り着いたという人が来ましたよ。恐るべしマニア魂)


今の4週目は、余波で我らが海女のアキちゃんまでブレイクしたところ。

ヒロシがアキちゃんを好きだーと、何故か母親の春ちゃんにうちあけて速攻玉砕してたり(無職のニートじゃなあ)、ウニが自分から網に入って来たりw

(更に余談ですが、最近の昆布消滅=海焼けの原因は、水温上昇で昆布不育←餌を求めてウニが浅瀬に移動、超増殖、だとか。浅瀬で大量繁殖なら海女は楽だなーと思ったら、そんな栄養不良のウニは中がスカスカなのね残念。というわけで、ウニも自力で動くけどね)


そうだ、深みで昆布にからまって溺れかけたのもありましたっけ。いいつけを守れない奴は海女失格とか言われて落ち込んでて。4週目でついに自力でウニを捕れて、立派な海女に…って、そこが落ち武者もとい影武者w付きでも、まあいいかーって流れにまた笑い。


ウニは銭、海女はサービス業!


と、楽しい「あまちゃん」なのですが、日付が何年かずれているのってまさか途中で東日本大震災来ます?「11人もいる!」でもそこを描いて来たクドカンですからねー。ちょっと身構えてしまいますが、とりあえず今は気軽に楽しんでおります。


「あまちゃん」第1週 ☆☆☆

爽やかだー!

小さな電車がことこと走る横はきれいな川、そしてきれいな海!軽快なオープニングも楽しく、弾けるヒロインの可愛いこと!


暗い、後ろ向きだ、と母春子(小泉今日子)に評されるヒロインあきちゃん(能年玲奈)ですが、初対面の村のおばちゃんたちとはすぐに仲良くなってウニも山ほど食べて、知らずに会っていた祖母(宮本信子)とも打ち解けて、決して暗い子だとは思えませんよ? もう村に馴染んで訛ってるしw

「私の嫌いなものばかり好きになる」

など、祖母と母が上手く行っていなかったように母と娘がまたすれ違い、でも『敵の敵は友』と言う様に祖母とヒロインは気が合う様で、なんと海女を継ぐと言い出しました~

で、1週目終了w


袖が浜では驚いたら「じぇ!」

もっと驚いたら「じぇじぇ!」

もーっともっと驚いたら「じぇじぇじぇ!!」

…と言うそうでw この辺の笑いのツボにクドカンがにおってきましたけど、思いのほかアクは弱めに楽しく爽やかな連ドラになりそうです。


鉄道が開通し、東京から観光客が来る!と地元が沸き立ったその日に、その鉄道で家出をして18年間帰らなかった母。コロンブスの卵でしたが、確かに路線は双方向に開いていて、娘のヒロインのためには海女になるためにつながっていた鉄道だったのでした……。

(でも来週はとりあえず、やっぱり海女やめるーと騒ぐ模様w)


まめぶ汁!

甘いんだかしょっぱいんだか中途半端だそうで、食べてみたーいw

実は前作「純と愛」は最後まで、ヒロインの描く「夢の国」なホテルに行きたいと思えなかったのですが、この袖が浜には行ってみたいです。

「サマーレスキュー 天空の診療所」4 ☆

山シゲオンステージ!


…って、ファンは楽しいのですが要は全体のストーリーを進めない為の番外編、みたいな。

山小屋の笑わせ担当井上くん(山崎樹範)、夏だけの休職かと思ったらリストラされていましたよ。しかも元同僚が登山に来て会っちゃいましたよ(「なんで言ってくれなかったのかしら」って、いくら家族の様な仲でも言えないよ! 旦那さんだって、心臓悪いのに黙ってるよ?)
 

後半、けが人の治療に彼が必要だったって展開になりますが、医学生が頼りなさ過ぎただけで、押さえてただけだしw 


で、ラストに運ばれてきたのは主人公の婚約者。

そして『大病院にいてもっと多くの患者を救え』という上司。忘れてた。忘れてたといったら、主人公が母親を亡くしたばっかりだったはずだけどもうそんなの誰も覚えてないでしょう。


井上くんの就職先、ドラマ中に山小屋でみつかる展開になればいいですが、主人公の描き方すらこれでは、そこまでのフォローは期待出来そうにありませんよw だから本買えってか〜、うーん。


「高校生レストラン」1 ☆☆☆

これぞ王道! どーん。
町おこしを狙い、調理科の高校生が厨房に立つレストランが出来る、という実話をもとにした地に足のついたお話。地味だけれど飽きずに見られました。
学園もの‥…でもあるけれど、板前が料理を教える、という専門性の前には有無をいわせないものがありますね。最初こそ文句をたれる生徒たちですが、どっちが正しいのかはみんなしっかり分かっています。
鍋を磨け
右手で切れ
出汁は大事
‥‥どれもごもっともな基本です。

ただ、基本から学び始めた高校生をよそに、観光課はもっと見栄えのするメニューで商売がしたい。それもまた、ごもっとも。
さて、「とろろうどん」で開店するのか?
それとも特訓や自主連で奇跡的に腕を上げ、松花堂弁当ぐらいは作れるようになって開店できるのか??もうオープンまで一ヶ月なんですけど。

どっちにしろ、
「もう俺がいなくても大丈夫だな」
と、板前が去っていく涙の最終回が今からもう見えるようです(笑)
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