ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

笛木優子

「あなたには帰る家がある」1 ☆☆

不倫。それも妻をほったらかしで他所の奥さんを「守りたい」って、どんな欺瞞。

倦怠期にすれ違う夫婦。まあそれはありがちかも。
上から目線な妻真弓(中谷美紀)、尻に敷かれてる年下夫秀明(玉木宏) それでも娘の中学入学まで平穏に暮らしてきたんだから、もうちょっとお互いに、いたわりの言葉をかけられたら全然違ったでしょうにね。
売り言葉に買い言葉で真弓は、授かり婚で寿退社した会社へ12年ぶり?に復帰。今浦島で失敗だらけなのに、様子すら尋ねてくれない夫に意地をはりまくりで平気なふり。
その間にも夫秀明は、モデルハウスを見に来た茄子田(ユースケサンタマリア)に絡まれ、家や飲み屋に呼びつけられ、その度目にする妻綾子(木村多江)の痛々しさに心を奪われて……。雨の中、2世帯分の買い物を下げてびしょ濡れで歩く綾子を車に乗せ、ついにホテルに乗り付けてしまうのでした。
結婚記念日なのに!
妻が夫の好物メンチカツを揚げている頃、夫は他の女を抱いていましたよ。嫌すぎる。

この木村多江が、まあさすが薄幸女優ナンバーワン(じゃすみん調べw)
初対面では、モデルハウスで従業員秀明相手に手料理ごっこを始めるアブナイ女なのですが。そこに暴君ユースケサンタマリアが現れてからはもう、ひたすらに従順。耐え忍ぶ女。なのに家族からは幸せ者扱いで「あなたのおかげです」と茄子田に繰り返す言論統制。


これに比べたら、共働きなんだ皿ぐらい洗え、夕飯に文句いうなとキャンキャン吠えてる真弓なんて幸せすぎて。秀明がつい笑っちゃうのがよくわかります。でも真弓だって強がりで弱音を吐けないだけで、困ったり辛いことはあるんだからねー?
そして綾子にだって、強かな面はあるはず。なにしろ飲みつぶれた秀明の、ズボン脱がせますからね。夫が連れ帰った泥酔客、介抱するにしろネクタイ緩めて毛布かけるぐらいで十分ですよね。なぜ暗闇の中脱がせるのか(^^;;;) ホテルで狼狽える秀明に口づけし、率先してキーを開ける様子は堂々たるものでした。

ハッ、下手したら、夫茄子田の差し金な可能性まで!
「お前が、哀れだから」
と、秀明の会社で家を建てると決めたという茄子田。難癖で一生の買い物を値切れるのなら、何でもしそうですよ。どっちにしろ今後不貞がバレたなら、絶対ふっかけてきますってー!

ところで賞味期限切れは、我が家ではどっちもたいして気にしていませんが。アイロンの雑さとかは見に覚えがw
我が家ではもう少し旦那様を大切にしましょうっと。
それから中学受験。「夜中の1時2時まで頑張った」と娘の勉強を評する真弓なのですが、虐待かと。大学生だってそんな勉強の仕方は止めるわ。てか、そこまでしないと入れない学校じゃ、ついていかれないわ。 

「わるいやつら」〜最終回 ☆☆

 ……それで、工場跡の縊死体は?
『背格好といい髪型といい』そっくりだったのが、偶然??そんなーっ

 ちせさんの男連れ温泉旅行も、下見沢弁護士が行けば良かったのに。
どこをどう見たら米倉が、若い男に見えるのかと!!

 そんな無茶なひっかけ多用な犯罪ドラマでしたけど、素人が起こす犯罪なんて無茶で偶然に助けられるものなのかと思えばまぁいいか。

 結局、結構純真だった弁護士より、貧乏くじ引いた院長より、病院乗っ取りどころか料亭も無くしたおばちゃんより、誰より『わるいやつ』で損をしなかったのはデザイナー嬢では。
 そりゃ計画を立てたのは弁護士だろうし、仮にも自分を友と呼んで信用する院長を、よくも陥れたものだと思うけれども本当に欲しいものを手に入れたのは彼女だけ。そして全編通して一番の衝撃が、彼女の自宅詐称でした(^^;;;)

 ああでも米倉も、自分を殺そうとした男に詰めの甘い復讐をして、何がしたいのかと思ったら
「これで戸谷は私ひとりのものに」
なるほどーっ序盤から言ってたっけ、独り占めしたいって。
こんな男のどこがいいのか、だけ問わなければ彼女も、欲しいものを手に入れたわけですね。

 見終わってナニも残らず誰にも共感出来ずでしたけど、楽しめたかな。
悪女3部と銘打たず、本当に米倉殺されたと思って見られた方がハラハラしたと思うんだけど、まあそこは仕方がないです。

「わるいやつら」3 ☆☆☆

 来た来た来た!

 イヤ実は先週からの後悔するヒロインがうっとーしくってね、人間的にはそっちがマトモでも娯楽としては、ずっとこれなら観れないやとか思っていたところなのですが、やってくれましたねー。
 戸谷先生と愛人ちせ(余貴美子)の企みに、荷担して旦那(笹野高史)を殺す手伝いをする……とみせかけて、ちゃんと治療してる(笑)胸がすっとしましたよー!!

 これでちせにも戸谷にも金が入らずに困窮したところで、ヒロインには痛くも痒くもないんだし(笑)

 いくら「医療過誤」とごまかしたところで、実は人を殺してますなんてことを、お気楽に言いふらすとは戸谷先生っ 本当に実のない男ですもの。ざまーみろっ
 ちせはちせで……旦那を殺そうって相談をなんて可愛らしく楽しそうにすることか(^^;;;) 倒れた旦那にクスリ投与して死を待ってる場面では、まさに看板通り
「わるいやつら」!!!

てっきり
『注射と死亡診断書でどんどん人殺しして、最後掴まる』
だけのドラマかと思っていたのですが、この先がちょっとわからなくなってきました。

 デザイナーの彼女(笛木優子)はここに、どう絡んでくるのでしょう。
でも戸谷先生、愛人で飼っておくならともかく、夫として取り合うほどの男には見えなくて、前半の女のケンカには超疑問。
 弁護士先生(北村一輝)も、意外や純情にヒロインに惚れてるみたいですよね。

「アテンションプリーズ」最終回 ☆☆

 やっぱり試験の前に会ってたのね!会長夫人にっ・・・もとい上司のエライ人に。
そしてJALは翌年も、言葉遣いと服装の乱れた娘を好んで採用することになったらしいですよ(イイノカソレデ ^^;;;)

 乗客の意識不明、というアクシデントも最終回でされたらまさか死ぬわけないし。今更採用不可になるわけないし。何が起きても意外性はゼロ。
 そのかわり、広げた伏線はあっちもこっちもきっちりまとめたソツのない最終回でありました。
 翔太との仲がラブに行かなかったのも、これでよかったんだよね。

 とにかく上戸彩が可愛かった。
それに尽きるよね!すごいや上戸彩。

 個人的には、小日向元機長と真矢教官のラブドキドキ大が嬉しかったでーす。

「アテンションプリーズ」5 ☆☆

「どんなCAになるのか、見たい」
そりゃこっちもそうですって。ここまで酷いと、仕上がりが気になります。
周りと違うってことに気付いてないのは・・・・・散らかし方だけじゃないやい!服装立ち居振る舞い、今までのすべてじゃないかーい!

 1話をみていないので分からないのですが。
アレですか。美咲は採用面接の前に、おじいちゃんに道を教えたりおばあちゃんを背負って横断歩道を渡ったりしましたか?で、それがJALの会長夫婦だった、とかさ。
(架空の航空会社にしておけば、その手でいけたのにねー)

 三神教官に、辞めないでと訴えるところぐらい敬語で!
「CAになりてーんだよ」に慌てて「・・・です」と付け加えるぐらいでいいから、ちゃんとなろうとしている、という意志を見せて欲しかったです。
 でもやっぱり、チョンボに気づいて逃げ去る美咲は可愛いんだけどねー。

「いい女になりたい!」
という美咲に喜んで応えるミス4月。
どんなトンチンカンで酷いことをさせるのか・・・とワクワクしていたら、大筋はいちおうエステにお茶修行。結構イイヒトじゃないですか。

「アテンションプリーズ」4 ☆

 上戸彩鑑賞タイム。
何しても本当に可愛いなぁ。脚広げてぐだぐだ座ってさえも、汚くないの。
 取材にやってきたTVスタッフ曰く
「オーラがあるよ」うんうん。

 というわけで、もう話なんかどうでもいいやの回。

『スッチーなんて空のお茶くみ』
と、かつては自分で言ってたヒロインがやっとやっとやっと、それが失礼だってわかってくれたんだけど。だからってイキナリ殴りかかるとか、反論が「テメーコノヤロー」なのって、やっぱりどうかと思ってしまう。

 目の奥に傷があるんだという整備士君。
航空大学まで出て、パイロットにならず尚かつ関連職種についているんなら、心にだって傷があるって分かるだろ普通!!
 訓練施設で2人、パイロットごっことCAごっこをする場面には泣かされちゃった。だって美咲はこれから『それ』になるのに、彼には『それ』は手に入らないものなのよーっ
 なんて残酷。

 来週は化粧の練習をするそうです。
そういう裏話を気軽〜に楽しんで、何も残らないドラマよね。
あー上戸彩可愛い。

「アテンションプリーズ」3 ☆☆

 地獄の救難訓練!・・っていうほどのこと?

 体力勝負なら絶好調の美咲が、かえってそのせいで親しかった子達からも孤立してしまう展開はちょっと面白かったけど。そこから彼女が学んだことが・・・・。
 チームワーク。思いやり。
君、小中高クラスで何してたの(^^;;;) 合唱コンクール文化祭運動会、全部そういうことを学ぶためにあるんでしょうが。

 ていうか、最初から体育会系の娘を採用したいです。

 エレベーターのエピソードも弱かったなー。
極限状態で本音を晒して歩み寄る・・・のは定番ですけどね。
てっきり上の穴から脱出する展開=もうひとつの体力勝負になるのかなーと。で、「出来ない」と弱音を吐く彼女を助けて怪我をした美咲が、翌日のテストで危なくなったら・・・・ちゃんとフォローしてくれたりして(憎まれ口で照れ隠しね!)
 それが実際は、非常電話も携帯も使わずに朝まで話してるだけってさ。つまんなーい。せっかくの癒し系小泉くんが無駄になってるしさぁ。

 素敵な真矢教官が「遅刻はダメ」って言ってるのも、なし崩しに台無しでがっかり。

 美咲=上戸彩ちゃんは魅力的なので、つまらなくはないけど。JAL的にこれでOKなのかは謎です。これみて採用試験の倍率が増えたとしたら、応募者の質が心配(^^;;;)

「アテンションプリーズ」2 ☆☆

 2話からみて正解だったかも。だって最後で改心の兆しがあったから(^^;;;)

 キャビンアテンダント・・・いわゆるスッチー、の訓練所にいるくせに、まったく意欲のないヒロインにイライラ。
接客業をしようっていうのに、笑顔や丁寧な言葉遣いの意味を酌まないのなら・・・家に帰れよー。
クラスメートが苛めてますけど、そりゃ、あれだけ失礼なら私だって苛めたいよ! 何話もこれじゃ我慢できないっ

 キムタクの「グッドラック」では全員既にプロでしたからね、こういう苛立ちはなかったなぁ。でもその分、どんな時でも『お客様が・・・』と言えるプロ意識を分かりかねる部分はあったので、徐々に目覚めていくヒロインと一緒に、視聴者もJALへの信頼感を増していくのかも。・・・いかないのかも。

 先輩の服を着ちゃえ!という無茶なエピソードからは、主人公の破天荒ぶりと共に『制服を着るということ』の意味&制服管理が厳しい事実が分かって面白かったですねー。
 空港内の制服のクリーニング店も観られちゃった(^^)
 そして制服を盗まれた当の先輩が、ヒロインの処分を無しで・・・と取りなしてくれる真意が
(小声で)「覚えてらっしゃい」(にっこり)
だったのが!後でナニされるのかコワイ!!(女の意地悪、かくあるべしデスね)

 この先ヒロイン、なんだかんだ揉めつつも地上勤務でなく飛行機に乗っちゃうんだろうなー。
そして、結構失礼なことをしつつも、それが素朴な善意として受け入れられちゃうんだろうなー。
 一生懸命訓練してきた人に、失礼にならない脚本であることを望みますよっ

 しかし国際線CAしていた姉の愚痴を思い出すに、トイレ掃除はあるし航空性中耳炎にもなったし時差ボケだし、ヤクザの幹部も乗れば泥酔客もいるし、でも笑顔でサービスだし。
 辛いんだぞ、スチュワーデス。私は憧れないねっ(どうせ身長から足りないけど)


 *付録*「グッドラック」レビューはこちら
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