ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

科捜研の女

「科捜研の女スペシャル2」 ☆☆

 2010年放映。『恐怖の200メートル狙撃、疑惑の体内弾道?矛盾する発射タイミング! 京都~小豆島、逃げる女vs迫る狙撃者の謎』のサブタイトル通りの2時間ドラマ感でした!

 オフィス街、職場ビル前でいきなり頭を打ち抜かれ死亡するサラリーマン。狙撃現場と思われるビル屋上は遺留品だらけで、容疑者と目された男はライフルで自殺。しかし角度や奥歯の損傷から、自殺に偽装した他殺の疑いが。更に、当時現場に居合わせた女性銀行員(清水美沙)がまた狙撃される。真の狙いは彼女だったのか?

 いやもう、次から次へと間髪いれずに証拠が現れデータが提示され、榊マリコ(沢口靖子)率いる京都府警科捜研には、行き詰まるということがありません! 
狙われた女性の持ち物から宗教団体「神の手」の関与が疑われ、彼女を守ろうとする弁護士(黒田福美)も銃により死亡。どうやら当初の狙撃はわざと狙いを外し、彼女を追い詰めて弁護士をあぶり出すのが目的だった模様です(それで殺された人、めちゃ可哀想~!)
逃げる女性を土門刑事(内藤剛志)と教団の殺し屋(金子賢)が追う一方で、「あなただけは信用出来そう」と呼び出されたマリコだったのに、土門刑事と連絡をとる中で漏洩する隠れ場所。まさか土門が教団の手先?いや他に警察内部に信者が?

 警察は電話番号から居場所を探知し、時に勝手に居場所連絡アプリを容疑者の携帯にダウンロード、追われる側はわざと携帯を捨てて追跡を振り切りと、激しい攻防が。あ、でもスマホじゃなくて折りたたみ携帯なところに時代を感じました。最後は小豆島で、女性は無事に娘と再会し殺し屋は逮捕され、なんだかんだ教団の不正も裁かれてめでたしめでたし!

 お目当て西村さんの役どころは、研修に行った科捜研レギュラーの代わりの文書鑑定士相原辰巳(西村まさ彦)

スケジュール都合の代打出演かと思いきや、終盤がっつり証拠隠滅に走る、警察内部の「神の手」信者でしたよ。みんなと仲良くおやつ食べ~の、白衣で現場鑑識し~のからの、やっと解読した暗号データを消してやったぜと勝ち誇った悪い顔。でもコピーがあって当惑&がっかり、逃げようとして土門刑事に投げ飛ばされる等々と、いろんな西村さんを堪能出来る回でした!当時見逃してましたわ。そして2010年といえばあの「機動捜査隊216」がこの4ヶ月後に放映されて、沢口靖子さんとの絡みが以後10年続くわけで、感慨深いです。


 そしてラスト、内通者はこいつらだった!と放りだされる履歴書の相原の分もがっつり写りまして。富山県立大山小学校→大山北中→北高→東西大学→ロンドンw 昭和35年1月12日生まれ(ご本人は同年12月12日)などなど楽しめました(^^)

「科捜研の女(19)」21 ☆☆☆

 let’s 非破壊検査!

 確かにずーっと続いている「科捜研の女」、いつの間にかシーズン19ですって?
お堅いはずの各種検査の場面でもBGMはポップ、ライトな感じはさながら特撮もの? 主人公マリコさま(沢口靖子)の美しさは変わらずでしたが、側に侍る若いのが随分知らない顔になってるぞっと。

 事件は副社長殺人事件、遺体が発見された部屋にはおもちゃのタイヤが。関与が疑われるおもちゃ修理所ドクターKこと久保井(西村まさ彦)の倉庫のぬいぐるみから、血のついた凶器も発見されます。特殊な形状のそれは、ジュエリー関係者が使うというヤスリ。被害者本城(尾崎右宗)と子供の親権でもめていた元妻(遊井亮子)はジュエリー店勤務で、現場のタイヤもその息子ハル君のトラックのものとくれば、もう犯人決定に思えますが、それじゃ時間がもたないよ…。
 更なる検査の結果、現場ジオラマで走っていたおもちゃの電車から指紋が見つかり、真犯人はハル母が務める宝飾店の店長(松木賢三)

以前ダイヤの鑑定で呼ばれた時に、電車の中に隠されていると知って今回それを盗みに入りましたとさ。それでも、持って逃げて家で開ければいいのに。現場でネジと格闘していて見咎められて刺し殺すっていうorz  『おもちゃのネジは、外れて事故が起きないように特殊』というドクターKの教えがこんなところで伏線になりました~。

 てな訳で、お目当て西村さんは本来遺体の第一発見者。てっきりハル母が犯人と思い込み、亡き孫娘と同じ名前のハル君を、亡き愛娘と同様にシングルで育てている彼女を守ろうとするも空振りだったのでした。
「ドクターKは、失敗しないので!」
とおもちゃ修理を引き受けていたKさん(西村まさ彦)なのにこれは大失敗。そして直せずにいた孫の遺品のうさぎちゃん。凶器探しの非破壊検査ついでにマリコのタメ口部下呂太(渡部秀)が勝手に修理したところ、なんと
「おじいちゃん、遊ぼう」
と、孫のハルちゃんの声がするんですよ…orz  懐かないまま亡くなって、本当に一緒に遊べたことはなかったのに。もういないのに。胸を詰まらせるドクターKの演技もあいまって、泣いてしまいましたよ。でもなんであんな河川敷で渡してるんでしょうw

 そもそも、真犯人が盗んでまでダイヤが欲しかった理由が
『客から修理で預かった品をなくしたので、代わりを作るため』
おいおいおい、なくした? 金庫入れたの?タクシーにでも置き忘れたの?どう探したの? 店長が逮捕されて、その件の責任はどうなっちゃうの? そっちで何が起きたのかが気になりすぎでしょう(^^;;;;;;)  なんで単に金に困ってじゃないのさ。
 そのダイヤ列車も物陰から見ていた、家政婦ならぬハル君の従兄弟君…。

 そしてドクターK活躍の次の番組は「ドクターX」! 笑うじゃないのw
総合的に楽しめましたが、色々気が散る1時間でした~


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