ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

福山雅治

「ラストマン」〜最終回☆☆☆☆

 お父さん…!
我が子のために罪を被って黙って服役して。だったらそれを強いた男の方は、その辺をフォローしながら養育してあげなきゃでしょう〜。我が子同然に、じゃなくて!
心太朗的にも、警察関係ない家で
『きっと何か事情があったんだよ』
とふんわり慰められて育った方が遥かにマシだったのでは。もちろん真実と実兄にたどり着いたのは警察官になったからこそですけどね。

 というわけで、戸籍だけでもかなり明かされる真実。 皆実広見(福山雅治)の思い出の中の優しい母(相武紗季)と、心太朗(大泉洋)の亡母が同じ人なのでした!
 浮気じゃないのよ〜
無理に皆実誠(要潤)に嫁がされた母のお腹には、実は既に、恋人だった料理人鎌田(津田健次郎)の子が。しかも本妻が別に居て、鎌田の元に逃げて心太朗をもうけ、幸せに4人で暮らしていた時期もあったんだわ〜(皆実の食へのこだわりって、父が料理人な伏線だったのかな)

 そこから広見ごと連れ戻したくせに、実子でないと気づくや妻子殺害を企てる誠。クズすぎる。更に鎌田に罪を被せようとするのも非道なら、捜査の誤魔化しを警察関係者に持ちかけるのも極悪! こんなのの子じゃなくて良かったじゃないですか、皆実捜査官〜!
 しかし、出世のためなら汚い商売も見逃してきた護道清二(西将輝、後に寺尾聰)も流石に、殺人の隠蔽は出来ない…!と、灰皿を手にしてガツン!と。
殺すんかーい!
 確かに、ここで協力して一生脅されるよりは誠を始末して。まだ息のある息子と鎌田を助ける方がマシなのは分かりますけどねー。だったら、誠が鎌田のポケットにねじ込んだ宝飾品も出してあげてよ。 強盗殺人犯に仕立てたまま命だけ助けるって非道いわ〜 そして前述のように、心太朗も引き取っただけで配慮レス。ほんとこんなのの子じゃなくて、無実の鎌田の子でよかったじゃないですかシンディ〜(涙)

 再会した父は重病で、ほぼ意識のない状態ではありましたがそれでも。2人で会えてよかったです。

 ただ、何も知らなかったのにいきなり正義エリート道から蹴り出された護道家のご子息たちは可哀想ですが…うん、頑張って。

 ラストは感動の別れ……のはずが、今度は心太朗がアメリカに視察に行くからすぐ会える!
「聞いてないよ〜?」
と本人だけが知らないんだよね笑
FBI視察中の揉め事はもちろん、帰ってきてからの騒ぎもまた見たいぞー!

 終盤、ラストに意味なくいい声で語るお遊びも好きでした笑


「ラストマン」〜8 ☆☆☆☆

 グループ痴漢、親ガチャ、ギャラ飲み、インフルエンサー、アスリート盗撮、密造銃、送迎バス置き去り、ネットの犯罪者特定etc
 昨今の日本事情が出るわ出るわ…!

 そしてどれも被害者に寄り添いつつも犯罪者に厳しく!ストレスなく観ていられます。
 むしろ皆実(福山雅治)さん、久しぶりの日本で
「親ガチャ」
なんて特殊な言葉を聞き返しもせずに会話が続いちゃうとは詳しすぎる笑 ツイ廃だったりします⁉︎   途中で観なくなっちゃったうちの旦那はきっと、知らないですよ「親ガチャ」!

 そんなわけで国民的俳優(石黒賢)は不倫より殺人を選び、痴漢冤罪で婚約者を亡くした准教授(伊藤歩)が売るチカン撃退スタンプに針が仕込まれ(安全ピンで自衛宣言、バズったよね〜)、料理系インフルエンサー殺人では聞き込みついでに嬉々として食べて回る皆実の動画があちこちでアップされ、立てこもり犯(高嶋政宏)は脅されていて、後妻業疑惑の女(岡本多緒)に見惚れる皆実の離婚理由は、ワンナイトラブの即バレ? そしてバスジャック犯(京本大我)の犯行の動機は…?

 そんな数々の捜査で皆実を補佐し、スタイリッシュに指を鳴らされるたび周囲に
「ノッてるわけじゃ無いんですよ?」
と解説にもならないフォローをいれる心太朗(大泉洋)もといシンディ笑は、コミックリリーフに見えて犯罪者へのダメ出しは容赦なく、どんどん相棒らしく……なってきたたところで明かされる悲しい真実!

 ほ〜らそんな関係だったじゃん!
というか皆実はもちろん全て知った上で、両親を殺した男の息子である心太朗をバディとして指名していたわけで。
 恨んでいないどころか、同じ事件で人生が狂った同志。同じく警察に関わっていて嬉しそうだった、と元妻デボラさん(木村多江) に聞かされる心太朗の心中たるや! そして心太朗の将棋が弱いことすら「こんな真っ直ぐな将棋を教える人が?」と、父が犯人像とくい違うと分析されましては。

 さて父親は誰の何をかばっているのか。 真実が明かされたら困るのは……護道家ですよねえ?

「ラストマン 全盲の捜査官」1、2☆☆☆

 なんちゅーミスリード!

 盲目のFBI捜査官皆実広見に福山雅治。
それだけでも既にお腹いっぱいですが、物語のキモはどちらかというとバディ護道心太朗(大泉洋)ですね。
 エリート護道一族なのに違法な暴力も囮捜査もどんとこいなノンキャリで、皆実のお供=謹慎中なはずだった刑事心太朗。そのうち実は養子だの、実の父(津田健次郎)は殺人犯だのと外聞の悪い身の上がリークされますが、そんなことよりも本人自らの回想が被害者殺してるんですけど⁇  その上で、今回も10年前のあの事件も犯人は心太朗ではと皆実から声高に疑われれば……まだ序盤すぎて絶対違うとは思ってもハラハラしますって〜。

 案の定、シンディもとい心太朗は囮。真犯人に誘拐されたところに皆実が登場し発砲です!見えてないのに⁉︎
 人一倍、正義の側でありたい心太朗。なのに、優しい父が殺人犯だったならまさかいつか自分も……と抱いてしまう不安が、妄想の殺人を見せてしまう様ですよ。不憫…。
 でもこれからは、日本の法律から自由な皆実を利用しガンガン捜査する宣言!ドラマ的には心太朗父は冤罪が判明するんじゃないのかな?  …その事件てのが皆実家に関わっていたりもしそうですよね。

 ところで皆実の外出や発砲は、リモートやAIで様々に支援されていて興味深いです。て、言ってたら旦那にドラマだよ?とバカにされましたが、どれもそんな無理な技術ではないよねえ。音の反響で物の位置を捉えるエコロケーションも訓練ドキュメンタリーを観たことがあります。その音源として皆実は指を鳴らしたり拍手したりと挙動がスタイリッシュ過ぎるだけ笑(実際は舌打ちでした。本来は両手塞がってても、長時間でも出来なきゃ困るものね)
 爆弾魔を追う時も、盲人なら警戒されないと抱きついて発信機を仕込んだり、実家に上がり込んだりとウィークポイント白杖をむしろ有効活用する皆実、いい根性でいいキャラです。
ちなみにラストマンとは、全てを終わらせる男ということなのだとか?

 心太朗の養父、元警視庁長官護道清二に寺尾聰。その実子、心太朗の養兄で警視庁次長京吾に上川隆也。京吾の子護道泉(永瀬廉)も捜査一課で、その上司佐久良(吉田羊)は心太朗の元カノですってよ! あと操作支援分析センターとやらから引き抜かれて皆実を技術的に支援する分析官に今田美桜。
 

「集団左遷」~最終回 ☆

 新章、盛り上がりませんでしたねえ……。

 不正融資の証拠をつきとめた片岡(福山雅治)でしたが。頭取(市村正親)に預けた証拠の手帳からは、宿敵横山(三上博史)の名前だけが消されていて。勝ちほこる横山は、その後副頭取にまで出世。
もう自浄は諦めた梅原(尾美としのり)たちがマスコミに流そうとアポをとるものの、ドタキャンをする片岡……。

 蒲田編ではスパイだった梅原が、いつ裏切るのかと待ってたのにただのお友達でした。 そして、会議に乗り込んできた片岡、ちゃんと予定通りマスコミにリークしていて、直前のドタキャンは本当にただ『少し待って』欲しかっただけだったのかーいw  そして頭取副頭取とまとめて失脚、ちゃんちゃん。

 そこからは、蒲田組のその後を描きつつ『頑張る!』で締めるんですよ。昭和なお父さんなら、それで満足……ですか? 
だって対する横山は、頑張ってなかったんですか? 彼なりに目標があって、良かれと思って……、頑張って賄賂渡したし、支店統廃合をしたんでしょ、それを片岡が邪魔したわけでw 
せめて蒲田編ぐらいコメディを押し出してくれれば新喜劇だと思って見ますけど、新章は真面目すぎましたよね。福山雅治主演だから見た人も多かったでしょうけど、真面目一徹でただ策もなく頑張るだけの主人公が、すっきりイケメンなのはミスマッチで……。

 すぐ職場はなれて尾行を始め、きれいな家に帰れば美人妻とイケメン息子が待ってる片岡よりも、ずっと奥さん入院中の真山(香川照之)の方が、大変そうでしたよ。片岡が来たばっかりに振り回され、最後は奥さんと過ごすために銀行を辞めて、奥さんの実家で経理を手伝うことにした真山さん。もうそっちが主人公の方が『頑張る』は伝わったかも。

 エンディングの曲♪さあ、頑張ろうぜ~♪のPVみたいなドラマでしたorz

「集団左遷!」~6☆☆

 みんな別の支店に移れて、めでたく第一部完。
いやいやいや、町の銀行が無くなったら困ると、子供まで貯金箱抱えて蒲田支店を応援に来てくれてノルマ半分埋まったほどだったのに。結局、閉店てorz それに直前に出向された花沢さんは、戻ってませんよね?酷すぎる……。

 蒲田支店の存続を夢見て、ノルマ100億円達成を誓った片岡支店長でしたが。以来、本部が蒲田支店の邪魔ばかりするセコイ自体に。稟議書は通らない、優良顧客は横取り。更には羽田支店の方が低金利を提示、と同じ三友銀行内で契約を張り合う異常自体に(^^;;;;)  しかしまあ、会社の方針に逆らっているのに今まで通りの訳がないともいえます。

 ノルマを焦るばかりに地面師詐欺にひっかかり。それは防いでも、三嶋社長(赤井英和)が融資金を持って逃亡! 前者はついこの前の実際の事件そのまんまですし、アルアルなんでしょうけども。どちらもつきあいのある行員を指名しての取引だっただけに、誠意が報われるという片岡節が通らなくて居心地が悪いです。
三嶋社長が逃亡なら、新規大口融資だけでなく給与自動振り込み分の契約もパーかと思いますが。それ以上に気になるのは、最初から逃げる気なら何故、羽田支店との契約を反故にしてまで蒲田支店で借りたのか、ですよ~。『借りる方だって、相手を選ぶ権利がある』的な演説までぶっておいてそれって、実は片岡に恨みでもあったかと思ったのに。ただ借金を返したかっただけ……だなんて!

 それでも、頭取(市村正親)の後押しまであってなんとかノルマを達成か……!!
と思わせておいて、ノルマより大事なものを優先する流れはまさにドラマの王道w そうそう、未亡人は工場を潰して駐車場を作る融資より、工場を復活させてくれる人材の紹介の方が嬉しいんですよね。そのためなら、蒲田支店全員失職したっていい……の? そりゃ恐れ入ったわ。
 その紹介するベンチャーも、物が義足だからってイコール善良ですか?1億円の融資依頼に、スーツも着てこないような非常識な奴らなのに(学生かと思ったw)

 さらにはあんな、サプライズみたいな転勤辞令……。まともな神経なら、とっくに転職活動はしていたでしょうに、その辺ももやもやしますねえ。まあいいんですけど。花沢さんを銀行員に戻してくれれば。だって、やっぱり出向の梅ちゃんだって、本部に戻ってきたじゃないですか!
ん?何故に片岡に謝るんですかね……って、ええええ、スパイこの人かー! 確かに片岡の動向、筒抜けw


「集団左遷」2、3 ☆

 片岡新支店長、まさかの無策orz
本当にこの人、本部でちゃんと仕事できていたのでしょうか……。ただ頑張れ、日参しろ、で全てうまくいくなら苦労しないよね。

 2話では、取引先社長の夢「エコ発電」を利益度外視でバックアップ。その結果、利率がお得な方でなく損になっても蒲田支店で借りてくれて本部の思惑と逆に。それドラマとしては盛り上がりますけど、あまりに結果オーライではorz
それに、去年関西国際空港を破壊した台風では、太陽光発電パネルがあちこちで吹っ飛んで大騒ぎでしたよね。山を伐採してパネル設置、元々は森林が支えていた表土や水が流れて地滑りした上に、崩れたパネルは感電の恐れがあるから片付けもできない始末。今回主人公がみつけてきたのは農地でしたけど、そこにパネルがズラッと並ぶ功罪の罪の方を全く考えていないのは能天気すぎです。

 3話はエステ会社。年間パスポートの過販売でキャパを超え、予約がちっともとれない状態。週刊誌にもすっぱ抜かれた会社に片岡は『支社を増やして、予約をとれるように』と融資をするんですよ。確かにそしたら詐欺じゃなくなるけど!既にパスポート買った客がどれだけ来ても収入なしですよね。新しい客は、週刊誌をにぎわせたクリニックに来るかしら……(^^;;;)

調査中、ポンと10万円のパスポートとやらを自分も買って妻にあげちゃう片岡。ああこいつ全く生活の苦労はしてなくて、その上で能天気に頑張れ頑張れ言ってるんだなーとがっくり来ました。

 その間にも、本社は容赦なく嫌がらせを仕掛けてきますw よその応援に10人よこせ、顧客も取り上げられ実質ノルマはマイナススタート。でも例の経営が怪しいビューティークリニックだけは残ってるのを、見落としだラッキー☆って、いや、どう考えてもわざとですよね。本当に仕事できないでしょ、支店長orz

 挙句、毎日定時で帰る副支店長を尾行。奥さんが入院中と知ります。いや暇か、暇なのか支店長が尾行って!毎日定時帰りが怪しい、スパイだろうって……スパイこそ目立たない行動とるのでは。莫迦なのかなorz
調査会社の報告を、副支店長に隠そうとする場面も。とにかく隠れろと相手をテーブル下に突っ込もうとして出来なくてご対面……これ、笑うところなんですかね。本当に見られたくないなら銀行外で会えってだけでしょうに。毎度そんな調子で、いい加減脱力しながら見ていたのに、ついに副支店長まで『ガンバる団』に入団しちゃいました。
 その副支店長と妻のやりとり自体はいい話でね。早く退院して、夫に仕事を思い切り仕事をしてもらいたい、朝見送って、ちゃんと家を守って帰りを待ちたい。健康な頃に戻りたい……というだけなのに。それを『ガンバる』を繰り返す言い回しで表現されただけで、もう泣きながら自分も頑張ります、ってなっちゃっててorz 頑張る=無策で突っ走る、じゃないはずなのに。

 もしかして、片岡がこんな無茶言いだすのも想定内で、蒲田支店ごと辞めさせたくての人事かなと思えてきますw あ、そう思ったら楽しいかもw

「集団左遷!!」1 ☆☆

 まるでお気軽な「半沢直樹」、動機が恨みでなく「だって頑張りたい!」って斬新かもw

 三友銀行員片岡(福山雅治)は50歳にして支店長に。昇進に浮かれる片岡でしたが、横山常務(三上博史)は新支店長たちを集めると『廃店』を言い渡します。業績の如何にかかわらず、行員をクビにする目的は予算の大幅カット!君ら支店長だけは本店に戻すので、安心して「何もしないこと」「頑張らなくていい」と。

 これが、楽チンなようで案外大変ですw
新支店長が赴任。普通は早々にノルマを掲げ、支店一丸となって達成だ~等と尻叩くのでしょうに、嘘をつきたくない片岡はそういう訓告を先延ばし先延ばしw
某社倒産、社長が金持って逃げた件でも、自分の責任だと探し回る担当行員を止めるわけにもいかず。結局は一緒に全額回収してきてしまうし。町工場から融資引き上げの件も、親身に通う滝川(神木隆之介)の手前、つい本部に掛け合うと約束してしまったり。

 そんな片岡を横目に「頑張っていいんですか?」と確認しつづけだった副支店長真山(香川照之)、実は前支店長から廃店を聞いていて……。本部に下手に逆らうより、おとなしく廃店になった後、少しでもいい再就職先を斡旋する方向で片岡には頑張ってもらいたいとまで言うのですが。

 横山常務との会食の席。我慢の限界を超えた片岡は、ちゃんと頑張りたい、ノルマを超えてみせると宣言してしまうのでした。ノルマさえ超えたら廃店はチャラですよ! ただし失敗の場合、本来なら片岡だけでも本部に戻れる約束は白紙ということで……うわあ、真山副支店長の目論見がパーじゃないですかorz


 そんなわけで、銀行ものにしては世にも珍しい『頑張らない』第1話でした。あれ、2話からはめっちゃ頑張ってノルマ達成を目指す話になっちゃいますね、普通かw

廃店=クビだなんてーと騒ぐ蒲田支店員たち、「今たまたま、この支店にいるだけなのに」と嘆いてましたが、どうやらちゃんと見越して問題社員が集められている模様。これから一人ずつ、その辺の事情を明らかにしつつ、問題社員ならではのやり方で業績をあげてみせたりしてくれますか?「日本ボロ宿紀行」の高橋和也が行員にいて、弁当の手配したりしています。
 長かった1話に続き、2話も拡大版。とりあえず様子を見ましょう。

「ラブソング」1 ☆☆☆

恋愛要素はなくてもいいかも。

既婚となった福山雅治の劣化が……などと漏れ聞こえての第1話視聴でしたが、逆に期待ゼロで臨んで結構楽しめました。
週2日、企業カウンセラー室に来る臨床心理士の神代(福山雅治)。 パートのおばちゃん高畑淳子さんなどなどがカウンセラー室を訪ねては、ほわんと幸せになって帰って行きますwそりゃあの声でささやかれて励まされたら元気でますよ、ハーブティーなんか無くても大丈夫w


しかし、工場長にひっぱってこられたヒロイン佐野さくら(藤原さくら)だけは一目惚れはしなかったようです。叱責の原因にもなった吃音を治したいと打ち明けたのに、急がないでとなだめる神代にご立腹。
同居の幼馴染(夏帆)が結婚するのをきっかけに、彼女に頼る生活を止めようと努力しているのに上手くいかないんだよね。ほぼ無言の会社から、家に戻ると自分を出してぶーたれたり、怒ったりするさくらちゃんが可愛いです。案外ドスのきいた低音なのもギャップ萌えw 化粧っ気なく、芋くさいところも可愛い可愛い。

そしてついに言語療法士(水野美紀)に紹介され、音楽療法を試してかぼそく歌い出すところなんて一緒に泣きそうでしたよ。
理不尽な世界と戦ういたいけない娘さん、応援したいじゃないですか。がんばれー!

しかしこれは月9。
今はまだ単に、悩める若者と見守るおじさんてだけですが。月9ならラブ進行かと思うと、それはちょっと、うーん、どうなの。

そりゃとっさのギター伴奏もできちゃう神代氏、音楽好きにはポイント高いでしょうし年齢差はあっても素敵ですよ。そして神代の側からも、さくらは亡き妻(かな?水野美紀の姉)に似ているようで、想い出を重ねるような気持ちは生まれるかもしれませんが……。無理に恋愛に持ち込まないでくれたほうが見やすそうです。
同郷の幼馴染、天一(菅田将暉)が、おバカ可愛い勢いで最後にさくらをさらっちゃえばいいんじゃないかなw 
とりあえず見てみます。

「ガリレオ(2)」最終回 ☆☆

いきなりタペストリーをひっぺがして壁に数式書き出したのにはびっくりしました。しかも、消さずに帰ったよね美砂刑事w トリックより何よりあれはダメでしょう。それをみつけた奥さん(天海祐希)も、すぐ

「湯川君……」

って、中学時代からあんなことしてたのかというorz


で、前回も今回も途中で寝てた旦那にトリックを説明する羽目になりましたが、

『一年前に仕掛けた』

という点が納得いかないらしく何度同じ説明を繰り返したやらw なんで見張ってたの?なんで社員が水使っちゃだめ? え、なんで1年も?

そんなに子どもが欲しいのに愛人も作らない旦那は誠実なのに、殺されて可愛そう←これは、ドラマ版だとそうなっちゃうよね。自殺した元カノも愛人もどっかに消えちゃってて。


美砂がいきなり泣き出したのにはびっくり。「じょは情緒不安定のじょ」…は、「あまちゃん」だw そこまで逮捕できなくて悔しいような極悪人かな、他の人をまた殺す可能性はほとんど無いだろうし。

彼女が好きで、容疑を晴らそうとずっと頑張ってたとでもいうならともかく、ちょっとお茶した程度の後は普段の岸谷だったじゃないですか。

ま、すぐに先輩を呼び捨てまで回復したし。美砂の精神状態よりヒ素入り土をいじってたハゲ刑事の健康の方が心配な最終回でしたよね。

湯川さんは変わらないし。 

「ガリレオ(2)」10 ☆☆

被害者の奥さん(天海祐希)は、湯川の中学時代の同級生ですかー。そうかー。

あんな2人が同じ教室にいたのかとか、同窓会で集うのかと思うとゴージャスですね。
でも「物理が関係ない」と、捜査依頼をはねつけてた湯川を振り向かせるのが実に面白い事件でなく、同級生だなんてなんか…違和感です。中学時代に嫌いだった花を30年後に好きになってるよりずっと違和感ですよ(><) 


そして犯行動機。
「1年で妊娠しなかったら離婚」
40代女性相手にそんな約束、ご無体なw


原作を読んだのは随分前なので、細かい違いはどうでも良いのですが。さすがにこの年齢にまつわる2つは無茶な改変では…。
ただ、壁の大作タペストリがぼやっとした主張の無い図柄だったことは納得でした。素人だし。こんなあんなテクニックを駆使したいというわけでもない暇つぶし。で、夫だけが凄いじゃないか飾れよーって言ってくれる出来(って実は凄い作家さん提供だったりしたらすみませんw でも原作通りタペストリ作家だったら、もっと派手な作品を用意したでしょ?) 


ひっそりと枯れた薔薇には唯一テンションがあがりました。


あの気の長ーい哀しい犯罪は、トリック説明だけ1時間でパパッと済ませては身もふたもないと思っていたので前後編なのは納得ですが、果たして後半にきちんと盛り上がるのでしょうか。地味なのに。

そして最後はどこに落書きするのか湯川←それじゃギャグだって…。


「ガリレオ(2)」9 ☆☆☆

湯川を恨んでの犯行。


そりゃ、無神経で有能で有名人なイケメンときたら誹謗中傷は渦を巻いているでしょうが、今回動機になった”恨むきっかけ”は、あまりにも単純w  学会発表の質問たった一つでダメになるキャリアなら、悪いのは運じゃなく研究の質ですよね。 湯川じゃなくても、そのうち誰かが同じ指摘をしたでしょうに。


そして事件も、『予言にみえる』ところは不思議でも、『予言にみせかけた』と捉えれば、ほら単純w


こういっちゃなんですが、毎週毎週「遺留操作」「刑事110キロ」の方が何十倍も入り組んで訳の分かんない事件を解いてますよ!勿論、複雑=面白いではないのでガリレオはこれでいいっちゃいいですけども、犯罪捜査と関係ない湯川准教授を巻き込む理由が必要なのがガリレオ。

その点今回は、犯人が湯川を指名して大義名分があるんだから、他の部分に時間を割けたでしょうにー。

でも生瀬さんの怪演で見てて飽きませんでした。 


湯川を恨んでの犯行=栗林だ!となる岸谷刑事、酷すぎるw

そしてついに、個人宅の鏡に口紅で落書きする湯川w
だから岸谷も学習して、模造紙とマジックを持ち歩けとあれほど…!! 拭けばいい鏡より、潰した口紅がどこのブランドで限定品だったりしないかの方が問題じゃないの(><)

「ガリレオ(2)」8 ☆☆☆

名勝負!


憎くて殺したかったし、演技の為に殺人を体験したくて殺したと開き直る女優(蒼井優)

追いつめられて手が震える自分の反応も面白い、これから体験するだろう取り調べも裁判も、留置所や刑務所暮らしでさえもワクワクする!

出所したら人殺しの役を演じる!

と何から何までポジティヴ・シンキング(^^;;;) こりゃ勝てないな-と呆れた矢先に我らが湯川准教授がガツンと言ってくれました。そんな演技は見たくないと。

♪女優殺すに刃物は要らぬ♪

♪皆で背中をむけりゃいい♪ 

あわや蒼井優の独擅場になるところを、辛くも湯川がセーブ。おかげで気持ちよく見終われましたわw


説明タイムに協力する花火師さん(ガッツ石松)と准教授のやりとりも楽しかったです(^^)

パソコンで花火の画像を見ながら、専門用語バリバリで理解し合う2人w (ドラマ的にはそう見えますが、実際あのパソコンの画面には、台詞が表示されていて読み上げてたんじゃないでしょうかw)


と、大満足で楽しみましたけれど。
あれこれ女優が仕掛ける度に思ったのは「これスマホじゃ出来ないな−」という時の流れですw 原作発表時にはiPhoneとか一般的ではなかったのでは?
だって彼氏携帯をポケットにいれて操作は(コナンでもあったw)、ロックかかってても出来ないけれど、そもそもスマホじゃ無理じゃ無理。そして写真はGPSで撮影地を記録しちゃうw 
彼女がさあ殺そうとマンションにやって来た時、
「やっとスマホにしたんだよー」
とみせびらかされたら、肩を落として帰って行ったでしょうか。せっかっく考えたトリックを台無しにされて、やっぱり逆上して刺したかもしれないw 


そして殺し方が不確実なのも気になりました(><)

あの体格差じゃ警戒されたら終わりなのに、水平にしたナイフで肋骨を避けて一撃で心臓を刺すだなんて難しすぎでしょう。

「肋骨にナイフがあたる感触が」

と本人もメモってる様に、失敗スレスレだったんですよ! 役と同じ様に殺したかったにしろ、例えば彼を刺し損ねて騒がれたら?

更にそのメモ見られたらどうするんですかw

ICレコーダも気味悪がられる程有名だったのなら押収されるかもで、写真のトリックとか準備してる場合じゃないですw


月と花火の写真も、撮影地云々は置くとしても、生前の彼が撮ったとするなら女優さんは存在を知らない筈。つまり、警察自ら位置の矛盾に気付いてくれなければ、容疑者にされても自分から指摘を出来ないんですよw せっかくの二重トリックが、役に立たないリスク高すぎるw

むしろ、その写真を撮ったら遺体の横に置き去りして、通話トリックなんかしない。第一発見者にもならずにほったらかす方がましに思えて…

策士、策に溺れる

の通りに溺れまくりな女優さん、やっぱりガリレオ教授が出て来なくたって解決した事件に思えて仕方ないですw

「ガリレオ(2)」6 密室る ☆

文系が過飽和知ってたらそんなに得意げかw


山小屋で自殺にみせかけた殺人事件。でも、全然湯川を呼ぶ事件じゃないじゃん! 
 

湯船の泡から、入浴をアリバイに殺して来たんだろうと推理が展開しますが女性なら生理中で湯船を遠慮する確率はかなりあるし。その他にも共同の湯船はダメという潔癖性だってありで、鼻高々に過飽和を連呼する刑事さんがみっともなーい。

その前に、お仕事はと聞かれて

「警察系?」

だなんて自分から言っちゃうのが信じられない(><)そこは

「公務員です」

でしょう!おまけに、警察がいると犯人が知っても、だから計画を変更して齟齬が生じたとか、だから特にアリバイに利用したとかでない(鍵の確認なら誰でもできる)のがもやもや~。

ああ再現場面でも、ホログラムシール貼るのにあんなにベタベタ触ったり何か塗ったりしてたら鑑識で分かりそうなものだと思ったし、吊り橋も簡単には落ちそうに見えなくて納得が行きませんでしたよ。索が腰より高いもの、足を持ち上げないと。相手が松下奈緒ぐらい長身ならあるいは…でもその場合も、こちらの背が低いと結局押す部分が低くなるからね。
その前に、後輩が個室で寝たりせず、言いつけも聞かずに「先輩から呼ばれたよー」と皆に知らせて出てくる可能性って考えられていませんけど。天才肌の帰国子女を、がっつり躾けてる自信があったの?


実験室のリアルなホログラムは面白かったし、「優秀な後輩を消せば楽になると思ったけど違った」という犯人の言葉は印象的だったのですが全体にとても雑な印象でした。

数式を書きまくる湯川さんが、前回は病室のガラスに書いて岸谷刑事が2時間かけて消しただの、今回はいかにも高価なテーブルに!だの、ギャグ扱いになってきたのもなんだかなー。本気で困るなら、模造紙でも持ち歩けばいいじゃない。


なんか癇に障ると思ったら、岸谷が「美人じゃない」と自分を下げるせいでしょうか。女優さんの君にそんなこと言われちゃこっちの立つ瀬がないのよ(><)

「ガリレオ(2)」3 ☆☆

桃w 尻w

果物持って入院見舞いにくる湯川もレアですが、研究室で酔いつぶれる女刑事に毛布をかけてやったりと……2人の間が縮まってきた様でイヤンです(><)彼女はいっそ、万年助手とどうにかなればいいのにw


事件は、頭の中に響く呪いの声。

指向性のスピーカーじゃない「何か」を思いつく湯川に振り回される刑事たちなのでした。


3度目にしてやっと、普通の捜査じゃわけわからない事件です。
しかも、湯川の試作品が犯人逮捕に直接役に立つ形だったのも嬉しいですね。犯人が作ったものとそっくりでしたよ、と言いながら、湯川が作った方を大事に大事に扱ってる助手さんいい人だ。

そんなわけで見てれば次々と目を引く場面で楽しいのですが、思い返すと何も残らないというかキャラで流した感じの薄ーい話だったような。だって美砂はもう「オカルトちゃん」の称号も、週刊誌に載っちゃうーと騒いでいたことも忘れて湯川に頼ってましたよ。えー。

教祖の念は信じる、呪いも信じる、美砂自身があまり真っ当な刑事でない分、湯川が何をしても大丈夫そうなんですよね。
地面に数式を書いてる時も止めもせずにただ立ってましたよ(放り出したノートを後で自分で拾う湯川。美砂が外聞を気にする人なら、待つ間に拾ってあげてるか、他人の顔でずっと離れてるよねw)

事件も『呪いの声』の犯人と原理は分かりましたけど、社長の溺死との関連は証明出来るのか??
前回の事件より、こっちの方が実は報告書をまとめるのが大変そうじゃないですか。

あと医者はイケメンの筈では…(><)
 


「ガリレオ(2)」2 ☆☆

オカルトちゃんw

帝都大出のエリート女刑事が超能力で事件解決!って、確かに週刊誌向きのネタですねー「美人刑事」だしw その影には以前から警察との関係を疑われる「イケメン准教授」も。


そんなわけで、殺人事件の証拠物件が超能力~ダウジング~で発見されたんでは報告書が書けないと、湯川に泣きついて来た岸谷刑事。真面目だ…。

本人の主張がどうあれ、鑑識さんみたいに『犬も殺人もその子がしたんだろう』とか、納得のいく説明を勝手に考えるのが普通の困った大人ってものなのに、エリート刑事は女子高生が『水晶に導かれて犬の死骸をみつけた』って話の方を信じましたよ。

相変わらず万年助手にはキッツイですが、案外いい奴なのかも。


でも真実は、死骸遺棄を『目撃したので場所と犯人を知っていた』という、一番分かり易い結果で、報告書にだってダウジングのことなんか何も書かないで大丈夫なのに、何を湯川研究室でうだうだしてるんでしょう。

挙げ句に湯川先生に抱きついたり(違)して…!!


先代湯川係の薫なら、絶対しなかった甘え方をする岸谷。湯川先生のソフトな拒否具合が面白いので、コンビとしてはいい感じに見えてきました。しかし、大教室を埋める湯川ファン学生からは呪われそうw 


メトロノームによる共振の実験は見せ方が面白かったですね!
事件としては、前回に続きまたもマトモな説明が正解という不思議成分足りなすぎですが、その分気軽にキャラを楽しめる感じ。品川に替わって投入のハライチ澤部も、同じハゲでも好感度アップで見やすいです。

このキャラに慣れて来たあたりで、ドーンと大仕掛けなびっくり事件を解決してくれると嬉しいのですが。さて。


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