嫌いじゃない、嫌いじゃないんだ!原作漫画も持っているんだ!
理系男子のズレっぷりは可愛い。モテそうにないのもよくわかる。しかし理系にも女子はいるぞー!
ガチガチ理系へ理屈人間の主人公掛田君(小瀧望)は、彼女いない歴=年齢。というより、そもそも愛ってなんなのか?が未履修。食堂の飯島さん(馬場ふみか)が気になっても、彼女への距離と心拍数の相関を測り出すぐらいにピントがずれていますw
でも大丈夫、飯島さんはそんな理系男子を面白がってくれる人でしたよ。
てな訳で、いわゆるダメ男子あるある系のドラマ。次々と科学史の偉人が登場しては名言やその経歴で悩める若人に助言を…与えるんだかますます混乱するんだかw 音楽室のベートーベンみたいなカツラの人が行き交う画面はカオスです。
もちろん掛田君の素顔はイケメンジャニーズ! オタクでメガネな小瀧君もかっこいい~とか言いながら笑ってみるのが本筋なのでしょうけど。悲しいかな私は、掛田君のダメなうんちくの方に興味があったりします。 そうかー、消火器の白い粉は肥料にも。 方程式の解がハートになる図は、女子高時代の数学クラスで流行ったなーとかw 広島の鳥居のうんちく、もっと聞きたいんですけど! もみじ饅頭で流された!
そういえばこのブログを始めたのも、外で言えないツッコミを発散するためでしたっけ! 当時ツイッター無かったからねえ。
4話「女性を褒めるなら、分かりにくいところを褒めると良い」と聞いた掛田君。
「それじゃ、飯島さんには褒めるところがないじゃないですか!」
と、答えたところだけをなんと本人に聞かれてしまって、大ピンチw すったもんだの末、「だって可愛いし、性格もいいし!」まっすぐ褒める以外にどうしろと?と言ってるところをまた聞かれw 回り道ながら、2人の距離は縮まっているようでめでたいです。 飯島さんに着ぐるみを貸したゾンビちゃんGJ。
そう、ゾンビちゃん=着ぐるみの中や戸棚の裏に隠れているのは理系女子なのです。 暴走しがちな男子に「付き合ってもいない男からのプレゼントは重い…」等と有用なアドバイスをくれる彼女の扱い、ドラマだとどうなるのかな。
あれ、もう見ないつもりだったのに続きが気になるよーorz
教授役で石黒賢、マキタスポーツ。
石黒賢
初めて見た、初回2時間拡大放送の途中で『いままでのお話』とまとめがw
主人公村越(反町隆史)は『再建弁護士』と異名をとる、会社を倒産させず、再建を目指してとことん諦めない弁護士。今回も、文字通り崖っぷちの水産会社社長、山谷(石黒賢)からの依頼を受けた村越は、地域に貢献してきた魚市場を救おうと奔走するのでした。
地道で地味なお話。
これが青年漫画原作なら、語呂合わせ名前の弁護士が奇策でひっくり返す系になるのでしょうが、実話ベースのこのドラマで村越がするのは徹底的なお話し合いです。それも、全額は返せません!と銀行に宣言しつつ、会社は潰さない、と無理を通します。弁護士のお仕事的に、倒産処理の方が揉めずにずっと楽なのですが。それでは山谷も崖の上から海を覗いていた様に、経営者は追い詰められて死を選びがち。それに近所に出来たスーパーがいくら便利といっても、魚市場がまるっと無くなったら漁師さん他、困る人がたくさんいますもんね……。
まずは諸銀行に協力を仰ぎつつ、黒字部分だけ形式的に別会社にしてみたり。地域で署名を集めてみたり。奔走する村越が倒れ、シャツには血が……って、別に刺された訳でもなく、ストレスで帯状疱疹が悪化です。痛い辛いと聞きますけど!ドラマ的には超地味(^^;;;;;) そうそう、途中銀行員と密会? 何か裏切り行為を疑われた社員滝口くん(笠原秀幸)が、実は単に同級生同士で飲んで
『俺、社長のことおやじだと思ってるから!』
と、倒産前の転職を勧められても断っていたというオチも、冒頭の『いままでのお話し』をまたいでひっぱるには地味で……。山谷社長夫妻(妻:高橋ひとみ)が慕われて保ってる会社なので、身売りも社長交代もない!という村越の意見を補強するエピソードとして、削って1時間にするよりは盛り込んで延長はいいんですけど、もらい事故での死亡で無理に盛り上げた感。それに、 せめて1時間半にならなかったかなorz
最後は、メインバンクの審査部長(高嶋政宏)がツンデレ発揮『べ、別に情で決めたんじゃないからね!』と融資が決まって万歳でした~。
「お金にならない依頼ばっかり!」
と、嘆く秘書に小池栄子。その秘書に「ノブ!」と呼ばれては「ノブシ(伸司)です」と訂正する若造(弁護士浪人中)に堀井新太。
村越がこんなにも人のために頑張るのは、亡き愛娘(田畑志真)と約束したからだそうですよ……。妻に和久井映見、息子に水沢林太郎、家族の話もありそうですかね。
反町隆史の弁護士役は頼もしくて意外やハマっていましたし、「監察医朝顔」同様奇をてらわない良作になりそうです。毎回、最後には再建できるわけで、財産は手放しても家族で暖かく暮らせる様子でホッとできそうです。 でも旦那は1話が2時間なだけでもうリタイアw 2話をみてくれて感触よかったら、継続ですかねえ……どうかなあ……。
尻すぼみでした。残念。
最後、真犯人を逮捕できずに「いつかは捕まえる」宣言。強敵を据えて続編ありますか的な終わりになりましたが……全然そんな器じゃないじゃーん。
現場に残された英字カード、姿を消した社長令嬢(谷村美月)
この時点で既に、連れ去られたのならカードの残し方が変。その後、走る車の窓から別のカードをパラパラと……って、それ、殺人犯に連れ回されてる状況ですることじゃないでしょう~。
結局、連れ去られたのでなく『父(石黒賢)を脅迫する昔の仲間を、もう一人の仲間に殺させた』むしろ主犯。なんなら大元の3億円強奪事件だって計画したのは当時中学生の彼女だったと妄想捜査隊は言い出すわけでw その上、強奪事件の被害者を「念のため」あらかじめ洗脳しておいて利用したとか、本当なら超悪女。ドラマだからそれはいいんですけど~。
だったら尚更、きれいにタイヤにカード並べて『これ並べ直したらHELP RISKになるね』なんて仕掛けちゃだめだったでしょうがー。その後のカードもabduction!そもそも拾われない可能性もあるのに、警察がアナグラム解いてくれると期待してるのかバカにしてるのか。てか、これ撒けるならメモに『助けて、さらわれてます」って書いて落とせるって話でして。
「文字の神様が降りてきた!」
を共有、ライバルを賢く描こうとしたのでしょうが。 結果、目立ちたがりのバカにしちゃいましたよねー。
その前の同窓会殺人も、わざわざ公開掲示板で暗号連絡しあう不倫夫婦めんどくさくて。読み解いて咄嗟になりすます妻の暗号力にもびっくり。
百人一首といい、無理と言ったらどれも無理のある事件w 序盤は無理をねじ伏せる鈴木京香と波瑠の魅力で見ていたわけですがねー。終盤は「だんだん気があう」以上の変化もなく。盛り上げるには、ベタでも魔女がやっと外に出るのは相棒を助けるため、ぐらいの事件が欲しかったですよね。
ああ、辞書が弾を止めて命拾い、はベタでしたw
そこで泣いてた同僚工藤阿須加刑事との進展……も、沢村一樹の復活も、続編につなげるには薄すぎてねえ。もっと面白くなると思ったのになあ。
うん、面白い。
ずっと録画溜めっぱなしだったのを、月曜たまたま見たらやっっぱり面白くて&五十嵐が気になって、ひとつ前、そのひとつ前と逆順で2話まで遡る羽目にw おかげで五十嵐(小手伸也)が身内と知って見ていますから、本来のボクちゃん危機一髪感こそ味わえなかったものの。桜田リゾートに弁天水が置いてあったりする小ネタに気付けて、尚楽しめましたね。
ボクちゃんの存在がまあ魅力的です。毎度毎度、懲りずに騙されるボクちゃん……バカな子ほど可愛いw
自由意志で旅をしたハズがダー子の仕込みに誘導され、計画通りに行動しw もう縁を切る!辞めてやるー!といいつつ結局戻って来るw 1.5億をポンとあげちゃえる人ですが、もらった方がボクちゃんの思い描く通りには動いてくれないのがまた可哀想で、楽しいですよねえ。遺産狙いでダー子が娘になりすました回も、結局設定も他人のボクちゃんが独り残って看取るといういい人っぷり。どう育ったらこうなるんでしょう……って、ダー子とほぼ同様に身寄りなく家庭を知らず育っているらしいのに、この差orz
(でもラーメン屋には金を置かずに帰ってきたあたり、少しずつは擦れてきてる?)
映画化も決定だとか。
変に豪華客船や爆発仕掛けず、普通に作れば面白いものできるんじゃないですか? JPってジャパン? 国際対決編になったりする?
面白いだけ、という評も聞きますが(それの何が悪いのかw)騙されるツボには毎度唸らされます。
高級品でなく、未発表の素人品を発掘させる絵画、化粧水w 無人島の青田買いをさせるリゾート編。見いだすって興奮するんでしょうねえ。逆に家族ごっこ、映画やスポーツでは騙す側も踏み込み過ぎたりw
医者の回はさすがに酷いと思いましたが、蓋をあければ山田孝之の腕前にもっていかれ、スーパードクター(永井大)も望まない職業から足を洗えてwinwin? スポーツや遺跡発掘では、それを憎んでた金持ち(小池徹平、内村光良)が目覚め、かえって人生豊かにまでなっちゃったり(ただし、徹平社長の習い事遍歴は月謝払うの親ですからねえ。本人でなく親の都合でそうなったりするのですが、まあいいやw)
総じて女性は、被害者側も加害者として鴨にされた側もみんなタフw なので画商(石黒賢)だけちょこっと可哀想で、ざまーみろなのが食品会社社長(佐野史郎)かな。
毎度手広くご商売のダー子様御一行、案外下調べや仕込みも入念。「1年後」「2年後」とかテロップ出てる間にどんだけ別のお仕事してるかと思うとわくわくします。続編もいくらでも隙間埋められるし、年表作りがちなファンは色々楽しめますね!(あれ、でも「弁天水」の権利は購入お断りになったのでは?仕込んだ偽物も普段は「捨てて」で終わりなのに売った?それともパクリ品?)
さてさて、最終回も楽しみです(^^)
新米検事の奮闘記!
やる気満々の新米が、効率第一の古参補佐官を振り回して事件を解決! 疲れちゃったと文句いいながら、案外補佐官も嬉しそう……?
てな、スーパーテンプレな初回を楽しく観ましたw
ヒロイン登場するなり「髪まいてみました」「買ったばかりのスカート♪」と、手書き文字が画面に踊ったのは何でしょう。インスタっぽくしてみたんでしょうか。無理しても、若い人はこれ見そうにありませんけど。
2年目検事竹山凛々子(吉高由里子)は、喜怒哀楽の顔に出るかわい子ちゃんです。
被疑者の面談にもつい、怒る同情する、褒められれば喜ぶ(^^;;;) 自然、やりとりに時間がかかります。アポなし警察突撃には、刑事から苦情が。お付きの補佐官相原(安田顕)は
「老婆心ながら」
とダメだしを連発、書類仕事を急かし、冷静に判断すべきと助言するのですが……無理なのかもw
メインの事件はパワハラ&暴行。訴えた部下(浅利陽介)は入院中。でも上司石黒賢は真っ向否認。証拠はないけど悪いやつなのに、許せなーい!って、それ、検事が言っちゃダメなやつですよね(^^;;;;;)
それでも、客待ちタクシーのドライブレコーダーから上司の嘘を看破。加えて先輩情報で、賄賂受け取りが判明。ばっちり逮捕と相成りましたが、毎回そんな見た通り可哀想な方が被害者とは限らないわけで、そのうち騙されて痛い目にあいそうです。
それに、その有能先輩検事(三浦翔平)の指摘通り、この事件にかまけて後回しにした事件にも被害者がいるわけで。
もっと迅速に、公平にね。
他に検事に塚地武雅、地検支部長に寺脇康文。補佐官も皆和やかで、過ごしやすそうな職場です。
実家の豆腐屋も、父生瀬勝久を筆頭に愉快な家族。彼氏もいて、そのうちに揉めるんでしょうけど、まあ滑り出し順調な春ですね。
頑張れ正義の味方!
玄関広くてよかったね……(^^;;;)
ご近所案件は元AV女優への恐喝&嫌がらせ。
習い事の目的が夫婦生活の充実とはw
着付け教室から苦情がきそうw それも内心機すならともかく、仲間内で励ましあい、新しく知り合った先輩に秘訣を聞きたがるって、知り合ったら距離置くわ……。まして知り合い出演のAVなんて鑑賞御免、その上ご自宅に押しかけて「観ました!」だなんて鋼鉄の神経、もう訳わからないのですが。その分、町内会で問題になった時にだって、反対意見をバンバン言えるのでしょう。うん。
「男のヤンチャは勲章でも、女のそれは黒歴史」
「女は渋くてかっこよくちゃイケナイのかな」
「所詮かわいい人形でいることを期待されてる」
若奥様たちが口々に披露するジェンダー論も、全編これだったら重苦しいし男性は見る気をなくすでしょう。そこを軽いエロでくるっと丸めて口当たりよく見せる作戦かな、とも思います。
嫌がらせ現行犯を追う夫。ヒロイン菜美が先回りしてサクッと肘鉄で気絶させ、倒れているのを見つけて不審がる夫には『慌てて電信柱にぶつかったんじゃ…』って苦しい言い訳に笑いましたw
捕まえたのは下っ端で、それでも恐喝を諦めない首謀者の態度に決意を固める菜美。探偵社勤めだったからと、もっともらしいことで被害女性(高岡早紀)を言いくるめて要求額を渡させます(私なら犯人とぐるなのかと疑うけどなw)
受け渡し現場で恐喝発言を録音・GPSでアジトも判明。そこで警察に引き渡すのが正しい一般市民かもしれないけれど……奥様は乗り込んでいっちゃうのです。そっちの方が早いしきっちり済むし、とは表の理由でその実、強い自分というアイデンティティを失いたくないのかも。
今回、アジトに家出少女も拘束されていて、悠長に警察にまかせていたらこの娘は何をされていたことかという免罪符をくつけてきて、次の機会にはもう躊躇せずボコボコにしに駆けていくのかもw
菜美は通報だけして去った様ですが、現場に指紋も微物も残ってるし犯人側の口は塞げないしで、以後警察に探されないのかな……。
とりあえずスカッと度は前回より上がりましたね。
ザ・2時間ドラマw
検死もすればスキー場の衝突事故にも駆けつけちゃう、パワフル医師石ノ森に高橋英樹。彼が気にするTV星占いのキャスター役で愛娘真麻も特別出演ですよー。
解剖はせずに外観所見で死因を判断するポジの警察医故、自殺で処理したい刑事には現場で
『事件になりませんように』
と拝まれたりもしますが、もちろんお構いなしに真実追求です。
20年の時を経て、工事で掘り起こされた白骨遺体。
石ノ森がプライベートで知り合ってた人たちと、遺体の男性が元々知り合いだったとはさすが地元民と思うべきなのか、2時間ドラマだからなのかw 不自然に大きなペンダントを、しかも友人とお揃いのものをうっかり遺体脇に落として一緒に埋めてしまうのもお約束だわー。
アナフィラキシーショックなどアリバイやトリックに取り入れてきたのは今風でしたが、ジュースにピーナツオイル混入って。液面に脂浮いたりしないものですかね(^^;;;)
ヒロイン櫻井淳子と中山忍が、20年前の自分の役をそのまま演じていましたが大丈夫おきれいでしたよ。
お目当西村さんは安定の強面刑事さん。長野県警強行犯係係長で、現場を回る巡査部長石黒賢などにお仕事指示しておりました。
猫背椿に、竹財輝之助も出演です
合体!……はまだでしたw エロい顔する濱田岳なんて初めてみたかもw
社長令嬢に惚れられ(勘違い)死期の近い上司を励まし(勘違い)母が上京で浮気(勘違い)と、定番大騒ぎを毎週楽しく見てました。わかりやすくていいの。吉本新喜劇みたいなもんで、本当に惚れられる浜ちゃんや本当に痩せ細る課長や両親の危機が見たいわけじゃないもーん。
あれこれ大騒ぎする間に距離を縮め、浜ちゃんが釣りの日は「体が冷えてるだろうから」と熱々の豚汁を準備して待つようになるみちこさん!これは脈あるよ(><)
そ して締めくくりは、みちこさんの父(石黒賢)上京。秋田に連れて帰る!と息巻く父に「彼氏がいる!」と言っちゃうみちこさんですが、浜ちゃんには彼氏役を頼み損ね……まさかのスーさん登板ですよw
ホテルの不手際であれこれぶっかけられ、着替えに一室あてがわれる二人。いやいやスーさんがいくらおじいちゃんでも、男女着替えるのに同室ってないでしょ、バスローブでクリーニング待つのもなしでしょ、ホテルのショップからカジュアルウェアぐらい届けろ!ってとこですが、勘違い的にはインパクト大なのでいっかw 浜ちゃんとみちこ父で乱入してスーさんの首を絞め、気絶のふりで慌て、スーさんが喋りだすとまた締める繰り返しには大笑いでした。
そしてついに連れ帰られてしまう日……二日酔い明けに追いかけて走る走る浜ちゃん!
夜行バスの出発に間に合ってのプロポーズじゃなく、間に合わなかったけど戻ってきてくれてのプロポーズがまた間抜けで似合ってて、拾われた子犬のようにしょぼくれかえった浜ちゃんに
「あなたを幸せにできるかはわかりませんが、僕は幸せです」
って涙ながらに言われたらもうキュンキュンですよね。 でもその間、人助けのつもりで浜ちゃんの秋田転勤を決めちゃった社長スーさんは後から怒られまくりw 浜ちゃんがバスに間に合わなかった時、てっきりこの辞令でパート2は秋田が舞台で釣りしながらみちこさんを口説くのだとばかり思ったのですがねえ。続編もまた、東京で進行する様です。ええ、これはもう続編あるでしょ? お正月に映画もいいけど、お茶の間でのんびり楽しませてくださいませ。
婚約中にもめたり結婚式に遅刻したり新婚旅行も釣り優先で怒られたりと、いくらでも事件は起きそうですよねー!頑張れみちこさんw
利己的遺伝子の使い方、間違ってると思いますorz
<ネタバレあり>
毎度問題提起が興味深いwowowパンドラシリーズ。最新作は連ドラでなく二時間sp、でも堺雅人でクローンだと聞いて楽しみにしてました。
女性が死亡し、遺された子どもを引取れと呼び出される妹に尾野真千子。
その子の父と名乗り出る医師堺雅人に、商売女だった姉がつきあう相手として(しかもその後玉の輿を捨てて逃げるとか)違和感を覚える真千子でしたが、子どもの為に共同生活をするうちに違和感はいや増し、不審者には狙われ、ついには
『息子でなくクローンだ』
と知り記者魂が燃え上がるのでした。
バイクの真千子ちゃんカッコいー!
子どもを挟んでの共同生活、何も甘い空気が流れない関係がナイスですw
知能が高く、母の死にも悲しみを表に出さない子どもは、命を狙われての逃避行になっても平静。そんなところも博士に『そっくり』なんだそうで、殺し屋に追われ、成果を妬んだ同業者に裏切られての逃避行中もイイ子でいます。こちらが思う以上に大人の会話を分かっているんだろうなあとは想像していましたが……。
いやー、まさかスーパーキッズだとはw
そこは『お話』としてはアリなわけで。
未だかつて誰も受けていない『特別な処置』のおかげでテロメアリセット、父の分化済細胞の核が発生を始めたわけですから普通じゃないのはいいんです。いっそ父親の記憶を丸っと受け継ぐ超天才幼児でいいです(松本零士「ミライザーバン」みたいなw 古w)母の死亡理由も、多分そんなことだろうなあとは思ってましたよ、ええ。
でもぴょーんと大跳躍、身体能力までスーパーなのはどうかと~。
(バイオレンスな場面、いちおうぼかしてあるものの子役の目の前で絶叫する演技などは気になりました。そんなの見せちゃ可哀想じゃない…)
そして冒頭でも書きましたが、そうやって何が何でも生き残ろうという意志を利己的遺伝子で説明しちゃうのは完全に見当違い、しかもドラマ上での言い方だと『だから我が侭にも生きようとしている』的に聞こえてませんか?いやいやいや。あれって誰かは持ってて誰かは持ってないものじゃないから。遺伝子というものの働き方を総じて説明してみた一説で、むしろ家族を助けて自分は死を選ぶ自己犠牲すら、その利己的遺伝子で説明されるんだから!(ついでに言うと「セルフィッシュ遺伝子」ってなんやねん。セルフィッシュジーンselfish gene か利己的遺伝子か統一してくださいよ気持ち悪いw)
まあ、80年代のSF映画みたいに目の前であれよあれよと老化して息絶えるなんてラストじゃなかったのは良かったです。
旦那は「続くのか?」とご立腹w あれは含みを持たせただけで、映画が公開されたりはしないと思いますよん。
でももし続きがあるのなら、幼い頃母に捨てられた心の傷を隠して育ち、でもその母に似た女にわざわざ自分のクローンを産ませ直そうとした可哀想な博士を癒してあげてくださいませ。その伴侶として、力強くてちょいがさつな尾野真っちゃんはぴったりかと。繊細で悪い堺雅人博士といい、ナイスな配役でありました。
奥さんとヒロインが鉢合わせ!!
しかし不倫を疑うでも「貴女は誰」でもなく、知らない人を家にいれたことで子どもが叱られてます。殴ってるし(><)、奥さん(長谷川京子)怖いよ。
きっと奥さんも、壊れた旦那(塚本高史)との生活でギリギリだったのね。ヒロイン(栗山千明)から『配達』の話を聞くと、やっと希望がみえたと泣き出す姿が不憫。(走り去ってから泣いたのは、あれかな。涙を子どもに見せない様にかな)
元は戦争カメラマンだったとかで、逆に人一倍アクティブな青年だったらしい主人公。そりゃ治って欲しいですよね。でも妙に明るい鬱患者が出て来た様に、行動力が出るって自殺も出来るってことならしいし。本人には『配達』も死へのステップな様だし。ちょっと治る方がややこしそうな気配。
今回の手紙は元オリンピック選手に届けられる筈だったもので、落ちぶれ果ててた元選手(石黒賢)がやる気を取り戻して、送り主の元TVカメラマン(佐藤二朗)を自分のお好み焼き屋に招く。
そんな感動的な瞬間に立ち会うと元気になるよりも
「何も感じない自分」
に落ち込むんだというのが主人公の主張なんですが……。
こっそり抜け出してもヒロインに連れ戻されるし、妻子もお好み焼きで喜んでるし。
帰りがけ
「希望の光が見えた」
と告げられて喜ぶヒロインに、見えないところで口をゆがめて微笑む主人公。
え、嘘?
治ったようにみせたら、つきまとうのをやめるだろうって?
そんな思考力も、実行する気力もあるのに鬱なのね ていうか、配達されなかった手紙の数だけ感動の物語を用意しながら、主人公の視点で感動に水をさすんですよねw いい話より、鬱の啓蒙ドラマがドラマの肝ということでしょうか。 今回も不思議な気持ちになりつつ視聴。
オープニング曲が、よく聞いたら先週の「乳首の唄」で大受け。でもBGMは相変わらずボリューム大きすぎです。演技だけで見せてくれていい場面でもプーカプカうるさい(><)
あのマンションのバルコニーにいつもいる子は、虐待で閉め出されているんじゃないの?通報してー
ずっと「心霊写真探偵」(といいつつ、念写や合成w)だったのに、今回は写真も無しで、あれれ? 誰かからの依頼でなく、花ちゃんの秘密が明かされる回でした。
ピカちゃんが風子の死は自分のせい……と思い込んでしまったように、花ちゃんもそれを自分のせいだと思う理由があったのね。
でも小さかったし、寝ちゃっていたし。
幼くして亡くなった風子ちゃんは可哀想だけれどピカちゃんや花ちゃんのせいじゃないよ(><)ましてお母さんのせいでも、もちろんありませんよ。
ピカちゃんには、花ちゃんが「ピカのせいじゃない」とはっきり言ってあげられて良かった。花ちゃんには……頼めば成海璃子ちゃんがそう言ってくれただろうけど。もうその言葉でホッと出来る程子どもじゃないので。花ちゃんが区切りを付けるためには、あのとき言えなかった言葉をちゃんと伝えなきゃいけなかったのです。
「孫を返せ」だの「母親失格」だのとお母さんを責めたキチガイな親戚たちは不愉快の極みで、今回花ちゃんがはっきりと非難を申し立てられてスカッとしましたです。お母さんお父さんにも聞かせてあげたかったですよ!!
成人付き添い人としてそれを見届けた順子さん(成海璃子)。自分も家族とケリをつけてくる…と逆方向の電車に。
愛されて育った花ちゃんと、殺伐と育った彼女と。つきあっても上手くいかないよねーぐらいに思ってみていたのですが、こうもきっぱり去っていかれると何やら残念なような。そして時折電車を映した写真の便りが届いて無事を知るなんて、淋しいけれど粋ですね。
去り際、持たされたカメラの中には彼女の笑顔。彼女の持った方には花ちゃんの笑顔が。これも若かったら真似したいおまじないですが……何か念写でもするのかとハラハラしたのは内緒ですw
面倒くさいぞ翔くん!小学生のくせに。
今回の心霊写真は……心霊?? どっからどう見てもイラストで、気味悪がる様なものじゃないよね。実際、翔くんが家庭で合成したものなんだし。謝りに回るようなものでも……。
解せないのはその動機で、暴君の父に振り回される母が可哀想だぁ?
あのカモメのイラストが映画「カモメの名前」を観るきっかけになるとは思えないし、観たとして母が問題に気付くのか?
仕掛けが回りくどくて面倒くさーい(><)
まだ小さい小学生だからこその、ささやかな抵抗ですか?「成績はトップクラス」「翔くんのすることには全て意味がある」という証言で補強してはいますが…
学校に行かないことで母親は更に父に責められ更に悩んでもいただろうと思うと、気の使い方が間違っている感じ。我が子にこんな心配のされかたをしたらと思うといやだなあw
さておき、亡き小暮さんの娘さんを花ちゃん&ピカで訪ねて小暮さんの半生を聞き、交流する場面は素晴らしく。
小暮さんを兵隊から遠ざけたという師匠の話を聞いて
「殺さなきゃいけないって恐怖は無い。弟子の心を守ったんじゃん」
と、ズバリ本質をついてくる順子ちゃんも素晴らしかったです。
そうそう、前回「走る電車を正面から見たい」と轢かれかけた順子ちゃんに、クモテツ同好会情報で『安全に正面から電車を観られる場所』を教えてあげるのも良かったです。翔くんのいるフリースクールともクモテツでつながるしで、便利だよクモテツ!
心霊写真探偵、神木きゅん!w
街の写真館の店主亡き後、改装もせずにそのまま住み出した呑気な花菱家。そこには店主の幽霊が出るらしい……のですが、それは後回しで。
写真館が責任とって!と持ち込まれたのは、心霊写真(><)
少しずつ謎がほぐれていく様子が無駄なく楽しかったです。
映っている人たちや持ち主を捜し出す、花ちゃんこと花菱家長男栄一(神木隆之介)の地道な努力も探偵向きですが。途中でいくらでも写真を渡して逃げるチャンスはあったのに、ウソをついてまで写真を手放さず謎を追い続けた責任感?好奇心?こそが探偵の資質なのかも。
霊に詳しい小学生弟もいろいろ手伝います。
霊を助けたい、と思っているらしい栄一くん。
まさか惚れたのか?と思っちゃいましたがw 4才だった妹を亡くしていることも、生きている悪人より霊に肩入れする原因なのかも。
普段は明るい花菱家ですが妹のことになると母(松下由樹)壊れちゃうし。何かまだ家族の秘密はある模様です。
結局顔だけ映っていた女性は生きていて、哀しい気持ちが写真に吸い取られた?的な納得を初対面の高校生に語ってチャンチャン。
なーんだ放火はしてないんだ……宗教団体も殺してないんだ ←すぐこういうこと考えちゃうよねorz
恵まれて幸せに暮らしている自分たちは、不幸や悲しみの経験値が足りないんじゃないかなと分析してみる親友テンコくん。一方の不動産屋の成海璃子は成る程、不機嫌で天涯孤独で不幸で……どう話に関わってくるのでしょう。
さて2話にも期待!
「地図は生きてる……!」
暴走系のヒロインを真矢みきが熱演。もう黙って見守るしか出来ませんね、これはw
捜査地図って他の刑事ドラマで出てくるのは、現場をつないで図形が描けた時だけですからねー。このドラマのヒロインみたいにまず地図、とにかく地図、という姿勢には脱帽です。
◯◯寺から駅は徒歩何分ルートはこう、祭りの臨時バスだと何分、30年前の児童養護施設はこの場所で、◯◯寺で奉ってるのは鬼子母神……そこから浮かびがる真実が、アリバイ以外にもいろいろあって新鮮な驚きでした。
よくドラマや映画の舞台が観光地だと、見栄え優先で撮影場所をつまむのでもの凄く離れた場所を歩いて移動しちゃって興ざめーなんて話を土地に明るい人から聞いたりしますが。このドラマならそこもきっと丁寧に描いているはず??
毎週見てたら京都に詳しくなれるかな。
(でも、ネタがそんなに続くんでしょうか?)
そんな影の主役捜査地図や、ヒロインの変人っぷり、バディ石黒賢刑事の苦労を描きながら勿論殺人があり、新任阿部力刑事が怪しい女とすれ違うミラクルも……って、そんな忙しい中に真矢みき姐さんの実家紹介や家族構成を初回から入れる必要はあったのでしょうか。地図と結婚してる謎の人で別に構わない、もしくはせっかく連ドラなんだからそのうち紹介でいいのに。
キャストも素材も2時間ドラマ。
見てれば楽しめるけど、次週が楽しみかというとよくわかりません。同じ京都の加茂刑事が娘の電話や過去の事件をひっぱったみたいな、シリーズの縦軸になるネタはあるんでしょうか?
そのうち内山理名が温泉に入ったりしませんよねw
なかなかプロになれなくて。
借金まみれやライバルの意地悪は基本設定でしたが、更に襲いかかる障害が様々で、怪我、恋心、家族の病気、イップス……。
これだけ克服したならもう何も怖くないでしょ、何もかもを乗り越え、めでたくプロになったところで最終回ってスタイルか??と思って見ていたのですが、なんと!プロになってからの方がバイトもできずに生活が苦しいとは!!
肝心の賞金レースに、会場までの交通費&宿泊費&キャディ代などが出せないから参加できない!!まったく知らなかった現実にびっくりでした。レッスンプロとかはしちゃ駄目なのかなー??
(映画監督も、新米の一作目が下手に売れるとプロモーションや取材でバイトができずに生活できないそうで、どの業界もスポンサーがいないと大変そう)
王子様、今出川くんが優柔不断なのもいけないんだよねー。
加藤ローサは可愛いし、コーチも借金取りの2人も大好きで、ものすごく楽しく毎回みています。くっだらないパロディーも良いんだこれが。
全13話!今時には珍しく長いのも嬉しいよ。