ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

石田ひかり

「スーパーのカゴの中身が気になる私」1☆☆☆

 子役上がりの売れない俳優十文字雄三(戸塚純貴)は、オーディションを落とされてばかり。人間観察が出来てない、とプロデューサ(大水洋介)に評されてブチギレ、今すぐハリウッドに行ってやる〜とスーパーのバイトを辞めかけた雄三だったが
「スーパーのカゴの中には人生がある」
と語るレジ係チーフ(石田ひかり)の言葉にふと売り場に逆戻り。客の買い物かごを覗いて人間観察、胸熱ストーリーを組み立てる。
結果、男に捨てられたの無職だのは全く見当違いで、役者稼業のためにももっとバイトにきちんと取り組もうと思ってみたり。
 そこに、昔の彼女が買い物にやってきて…

 子供の頃にCMがヒットして、今も自分の顔がカレー売り場に並ぶのに俳優としては売れてないって辛い〜 その割に心折れずに頑張ってる主人公、この先どうなるのか応援してみたいです。戸塚純貴可愛いしね!

『監察医朝顔』1 ☆☆

 地味……。決め台詞もなく、普通です。

 古びた一軒家で、朝食をとる父(時任三郎)と娘(上野樹里)

別々に出勤していきますが、そのうち職場で顔をあわせることになるんですね。娘は監察医万木朝顔 、父は新規に赴任した強行犯係刑事万木平 として。そして父のバディ(風間俊介)は娘のカレシw まだ父はそれを知らないので、カレシだけが未来の義父?の反応に気を揉んで、胃を痛くしている様子は可愛らしいです。それ以外は、ほんともう淡々と、お仕事。変わっているのは娘の名が『朝顔』なことぐらいです。
あだ名じゃないんだ……。朝しか咲かずにしぼむ、名付けには向かない花だと思うのですが。

 さて事件は、街中の倉庫でみつかった溺死体。しかもnot水道水。どこかで殺されて運ばれたのか。手の傷は、そこに残る繊維は何なのか。

 父とカレシは聞き込み、身元を特定、監視カメラ映像を探し、池を攫い、出てきた袋の指紋を調べ、朝顔は解剖し、池の水を検査し、遺体との対面を拒み泣く遺児を慰め……。

 総合すると、ひったくりに遭った女性は抵抗して転落。水辺で意識を失い肺に水が。ただ、遅発性の溺死はすぐには死なないそうで。発見された倉庫までは、彼女は自力で歩いたと考えられます。朦朧とする中、同じ風鈴の音に誘われて、工場を営む家と入口が似ていなくもない倉庫にたどり着いて、そのまま……。
「家に、帰ろうとしたんです」
それだけでも泣けるのに、ひったくりに渡すまいとした買い物はおニューの弁当箱。『弁当がオジさんみたいって友達に笑われた』と、差し出した弁当を振り払った娘を怒るでなく、新しいものを買いに行っただなんて……えーっと、料理が茶色いとか飾り切りしてとか、中身の話だったのでは。そして雑貨屋じゃなくデパートで、更にテイストの間違った弁当箱買ってきた恐れが濃厚ですが……死なれちゃったらもう文句も言えません。別れ際の暴言を悔いる娘さん、しかも自分との待ち合わせに向かう途中の被害。これは辛いよorz
しばらくはトラウマになりそうですが、いつかはその弁当箱に、自分で可愛く詰められる様になるといいですね……。


 推理と再現映像に、昔懐かし「ヴォイス」(弊レビューこちら)を思い出しました。時任三郎も出演! でもあちらは医学生の趣味の当て推量、感傷的な再現映像は妄想たっぷりで辟易としたものでしたので……。プロが淡々と事実をまとめてみた感のあるこちらの方が私は好きです。でも地味w

 そうか、母親(石田ひかり)を大震災で亡くしているのね。重い月9になりそうです。


「SUITS/スーツ」9 ☆☆

西村まさ彦氏ゲスト出演で、初めて視聴w
最近「ラストクリスマス」など、懐かしの織田裕二主演作弊レビューがアクセス増えてたのですが、再放送じゃなかったんですね。旧作ヒロインのゲスト出演で、元カノと再会!と話題になっていたとか。そこで西村雅彦出演といえば「振り返れば奴がいる」、『また、刺されるんじゃないか』とザワザワしてましたよw

さて物語はバディもの。やり手弁護士甲斐(織田裕二)は、若い大輔(中島裕翔)の驚異の記憶力を重宝し、無資格なのに弁護士を詐称させ雇い続けているんですね。太輔くん悩んでいるのに『堂々としてりゃ大丈夫☆』って甲斐先生、軽いわ。

そこに来た、詐称がらみの依頼。
無資格のまま会計士として25年働いていた大河原(西村まさ彦)の解雇通告をお願いしたいと、会計事務所社長の百合(石田ひかり) しかし、他人事と思えない大輔が大河原をかばったせいでまんまとこじれ、不当解雇で訴えると騒がれてしまいます。何故社長本人が言わないんだ?って、こんな風にもめない為でしょうに(^^;;;)
しかし無資格と分かった身辺調査は10年も前。何故今になっての解雇なのか…?

再三『何もするな』と言われても、我慢できない大輔は探偵紛いの大活躍、ついには深夜の某所に忍び込んで警備員に捕まって……。呼び出された甲斐先生と、警察に通報しない代わりにと暗に金銭を要求する警備員とのやりとりは見ものでした。甲斐ときたら、警備員の個人情報のみならず奥さんのことから家庭の経済状況まで把握しまくりw それ以上に、大輔が法を侵してつかんだ情報なんて丸っとご存知だったんですよ。だから動くなと言ったろ、ってさ。どう調査したかは見せずに既になんでも知っている、シャーロックホームズ状態ですよねえ。

要は、裏金作りを知られての厄介払い。甲斐たちが務める法律事務所も、ずっと水増し請求をされていたと分かって、百合を盟友と信じていた所長(鈴木保奈美)も大激怒です。
でも証拠がない……。ので、大輔の超記憶力が大活躍!見てきた書類を、一言一句違わずにタイプしたらそれ、コピーと一緒だから!って、乙と甲がどうしたって小難しい書類を何十枚も書式から句読点まで丸暗記かーい(^^;;;;)
そして実は、大河原もそんな写真記憶の持ち主。大好きな野球を語るのに活躍データをつらつら並べていたのが伏線でしたね。開き直る百合の前で、解雇前に見てしまった書類を暗唱します(横で大輔の口も動いてるw)これだけの能力を持ちながら不遇に育ち、機会を捉えて這い上がったものの、無資格に怯えながら暮らしていたなんて(涙)
でもこれで、元に戻れる……と能天気な大輔ですが、違うからw もうこれで、未練なく第二の人生に。不正を告発されて沈む会計事務所になんか戻らずに、少年野球でスコアラーするんですってよ!(ここ、原作米ドラマのままなんでしょうね。大好きな野球に関われて記憶力を活かせる転職!日本だと無給なイメージなんですけど) そして事情ありげな大輔を『君は本物の弁護士だ』と励まして去る大河原……。

この先大輔はどうするのか。まだ若いんだから、本当に弁護士の資格とってしまえば良くない?しかし、夜間侵入への躊躇なさといい、大輔のためにサクッとID盗んでくる幼馴染嬢といい、前科がありそうなのは問題かもしれません(^^;;;;)

西村ファンとしてはスーツ姿の安定の格好良さを堪能しました。銀髪に銀縁メガネが素敵(^^) 書類を丸暗記した長ゼリフが大変そうといっては萌え、終盤のノーネクタイに萌え。極め付けは、大輔に語りかけるところ……誰かを見上げるなんてレアですよね(><)

「掟上今日子の備忘録」~8 ☆☆☆

毎朝の自分確認ルーチンが物悲しい(><)

相変わらず、西尾ファンの息子とみています。原作とは構成が随分変わっているようで「ここでこの話きたかー」などとちょいちょい横でつぶやかれるのが気になるーw 原作はドラマが終わってから読むつもり。
今回はついに、毎朝の今日子さんが描かれ,昔の男(?)も登場。そして記憶が途切れる最後の瞬間は、狭い通路で息を切らせて走るただならぬ状況で……追われているの?大家の絆井さんは今日子さんの生命線なのか、それとも彼女を捉えているのか?原作でもまだ不明ならしい今日子さんの過去を、連ドラ独自に見せちゃうのか。それともそこは映画でってこともありかと期待していますが、さて。
本当に映画になるなら、全裸の今日子さんを泣きながら助ける厄介くんは盛り上がるのでそっちに入れたかったかな?

そうそう、救命だ種火だと転職歴が案外役にたつ厄介くん。でしょでしょ、その昔アメリカ探偵ドラマで、毎回変な特技で命拾いしては
「言ってなかったっけ?昔、サーカスで」
「昔、スケート選手で」
「昔、日本レストランで」
と、初耳な職歴披露がお約束ってのがありましてw それを彷彿とさせる厄介に、こいつは実は探偵に向いているねと思ってたんですよー。演じる岡田将生の愛嬌もあって、もう可愛い可愛い。同じく可愛い今日子さんが、案外ドライでブラックな分もうますます厄介くんが可愛いですw 

序盤では、無理にその厄介を登場させたせいで穴が広がった話が続いたようですが(息子談。水泳選手に疑惑が向かなすぎるところとか)トリックよりキャラを楽しんでいるので、まあいいです。

そして小説家主催謎解きゲームの回では、こんなに参加を喜んでいる今日子さんなのに、明日になればその憧れのゲームに参加したことそのものも覚えていないのだと戦慄。さらに作家死亡で、それも忘れてしまうのかと呆然としたものですが。その先にまさかの「全作読破!」という無理ゲーw それを同棲ちっくにラブリーに演出しておいての天井のワードだったり『そもそも全部読む必要がなかった』というむごいオチだったりw 楽しいです。 

続く回でも試着室の密室トリックが無理ありすぎるのですが……この回の肝はむしろ冒頭の起きるたび天井の字に驚いている今日子さんだったり、厄介が信用を深めていく様子だったりなので、事件はさほど大事ではないのかも。
毎朝、どのタイミングで腕の文字を読むんだろうとは最初から疑問ではありましたが、もっと穏やかな様子を勝手に想像していましたもので、毎朝あんなに驚いて起き、びくびくと家を捜索して身元を確認した上でサンドグラスにたどりついて1日が始まっているとは思わなかったんですよー(><)
2話3話でならともかく、もうずいぶん今日子さんに慣れて彼女を知ったつもりになってからの披露だったことも大きいです。とてもとても何が起きているのかが気になってきました。この辺も構成の妙なのか。全10話だそうで、終わっちゃうなんて寂しいわ。


「相棒13」 元日sp ☆☆☆

迷える子羊……とても素敵に印象的な夢の場面ですが、干支w

「とても偶然とは思えない」
ドラマでよくある偶然を逆手に取るキーワードで、あの事件この事件がみるみる関連づいていく様子に引き込まれましたよ。フラッシュモブだのネット犯罪予告、ライブ配信と散りばめられる今時なモチーフも自然。そこに右京さんに恋の予感、カイトの七光り利用だの親子の交流とファンサービスも十分です。
最初の誘拐事件、保護された少年が実母の筈の人を「おばさん」と呼んでいて引っかかっていましたが、後から出てきた『そう呼ぶことに決めた(元夫の再婚相手をママと呼びなさい、と)日』に株価暴落というエピソードもなかなかに皮肉で秀逸。

しかし、身寄りのない知識もない人が全財産を投資にぶっこんではいけませんよねえ。万引きJKの逮捕も自業自得だし。

復讐の肩代わり…と言われても、全く同情できない事件にしたのはどういう意図なんでしょうかw

ナンバー2の男も、自分がトップに成り代わるんじゃなくどこの馬の骨ともわからないやつをよく受け入れましたよねえ。まあそこは『神の使い』だって言われちゃ仕方ないですが。

久しぶりに一緒に「相棒」見てた旦那は、あれもこれも作為的すぎるとラストで文句たらたらw いやもう、ドラマってそんなものじゃないの。むしろ「すべてがFになる」の方が作為はすごいと思うんだけどほら、あれは気に入って見てる割に寝てるからね。ドラマはすぐ寝る旦那が、3時間じっと見てたんだから面白かったんですよw


で、じゃすみん的にはラストが蛇足。

悟巳さん(普通に聡美でいいのに凝りすぎ)からの告白の手紙だなんてさ。そこはご想像に任せてぼやかせて欲しかったです。悪いけど13年の間に右京さんも老けてきているので、愛だ恋だ言われてもな存在になりつつあります。その前の取り調べも
『彼女は私を愛していた』
が、新井を逆上させるためのハッタリだったことなんて自明なのでやっぱり蛇足。妻の占い云々で終わりで良かったのにねえ。

てか、気持ち的には寺島スナイパーが樹上に張り付いていたところで終わってましたw

「ビギナーズ!」~4 ☆☆

なんか見ちゃってます。

落ちこぼれクラスがメインなせいで、これでいいなら警察学校ちょろいなって印象w
逆に子どもがみるならこれで警察に親近感がわいたりするのでしょうか。5年ぐらい時差で志願者増えたり?そんなに視聴率高くないかー 

でも女子中学生には「この夏はこれ一択!」ドラマだそうで、主人公のジャニーズくんと剛力彩芽が接近する度に娘がこれはあかんとダメだしです。いいじゃんドラマなんだからさーw


でまあ、水泳や外出や夏祭りの万引き騒ぎあれこれで結束が固まったり、警官とは市民のためとはと落ちこぼれたちが変わっていく様子も楽しく視聴。亡き父親の退職の秘密云々はどうでもいい…。


次回からやっと、主人公+1名が上級クラスに編入で警察学校らしくなるのかも。


「ビギナーズ!」1 ☆☆

若者群像 at 警察学校。

でも、主人公達は補欠組だとかで敬礼も教わらずに清掃ばかり。『警察学校あるある』は見られないのね。


石田ひかりの鬼教官は、どうしてそうなっちゃったのかも含めてちょっと興味が湧きますが……。剛力彩芽他の訓練生がどうでもいいので、うーん。

持病のぜんそくを隠してた候補生は、命の危険もあるわけでシャレにならないと思います。

で、持病判明後他のメンバーも全員、監督もつけず水も持たせずに30kmだかを走らせる。そっちも今時シャレにならないでしょう!死亡事故でもあったら、責任の所在はどこだ。

次回どうしようかなー。


「秘密」1 ☆☆☆

ああ、気持ち悪い(><)

原作が確か広末涼子で映画化された頃には、男性向けの悪夢だなあという程度の感想だったのですが、それから幾年月、赤ちゃんだった娘が見上げる程に大きく育った現時点で見せられると、真に迫って肌が粟立つものがあります。
娘の身体で目を覚ますだなんて!
しかも、自分が代わりに死んでもいい、と守った娘の「中身」が死んでいるのなら、もう生きている意味も分からないじゃないですか……←この辺で泣けて泣けて。
幼い子供を亡くすのはそりゃあ哀れで辛いことだとされますが、育てて大きくなってから亡くすのだって同様に、もしかしたら共に過ごした歳月の分それ以上に、辛いものなのではと思ったり。とにかく泣けるわ悪寒がするわで大変でした。
そもそも設定がそうさせるので、どんな低レベルのドラマ化でも気持ち悪いだろうとは思いますが……世界にすっと入りこめたのは脚本や俳優たちの力量かと。
特に志田未来の、「アナタ」と語り出した口調がまさに「直子」だったり。若い担任教師と父親=「平ちゃん」のやりとりをみる目つきが女の疑惑丸出しだったり、という熱演は大きかったですね。立派な女優さんになってきたわー。 

というわけでお話は、バス転落事故で妻直子(石田ひかり)が死に、生き残った高校生の娘(志田未来)が目覚めた……と思ったら、「私は直子」だと言われて戸惑う男(佐々木蔵之介)が主人公。夫婦の思い出のデートも始めてのお泊まり(キャ☆)も克明に語る娘を、中身は妻だと受け入れて暮らし始める主人公なのです。
(納得速すぎ、立ち直り速すぎな気もしますが……) 

来週はいきなり、夫婦生活の問題に踏み込むようですよ!深夜でドラマ化したということは、きっちり表現しますか??(志田未来と蔵之介で???)
娘に実は彼氏がいて、理科室でキスされちゃう1話のエンドも衝撃的でした!

めっちゃ気持ち悪いけどとりあえずまだ見ます。

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