ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

石原さとみ

「アンナチュラル」6 ☆☆☆

 またも神回、もうこれが通常運転なの?
昏睡強姦は詩織さんもとい山口敬之事件を、集団なところは慶応等バカサークル不起訴を思い起こさせたところに、仮想通貨が絡み、締めは府中の飛行場、次々と実にタイムリー。
「合意のない性行為は、犯罪です」
よく言ったぞミコト!まったくもってその通りだよ!

てなわけで異性間交流会にお出かけの東海林嬢(市川実日子) なんと目覚めたらホテル、横には男の死体!ミコト(石原さとみ)に助けを求めてきます(検死官の友人、心強いw) 死因は意外や、窒息死。
死んだ男は泥酔連れ込みの常習ながら毎度『女から誘った』との証言で立件されずに被害者は泣き寝入りだったそうなのですが、その証人も同日に窒息死! 連続殺人の容疑者になってしまった東海林を、救えるのかミコト?真実はどっちだ?

 酔った方も悪い、露出が多いと東海林を皮肉る刑事たちに
『女性がどんな服装だろうが、酔っていようが、好きにしていい理由にはなりません』
ときっぱり言い放つミコトかっこいいよ!
UDIラボにまで本庁刑事が来ると知り『任意同行に応じたら、犯人にされる』と雲隠れをすすめる中堂(井浦新)実際に経験ある人の言葉はリアルですよねw 所長もごまかしに協力するのはラボのため!
一方でムーミンを餌に坂本臨床検査技師から連続殺人説を聞き出し、ジムでは心拍数など死亡時のモニターデータを閲覧と、今回も素人探偵にしちゃミコトたち大活躍で……とっとと警察の下部組織にしたいぐらいです。その合間にも、おおごとに巻き込んだ負い目も恥ずかしさもあってか
「バカにしてんでしょ」
とつっかかる東海林に、売り言葉買い言葉で
「友達じゃない」
なんて言ってしまうミコト。恋人と別れた理由も、心中事件のことも、話してないんですね。でもなんでもいえるのがイコール友達じゃないでしょう、しがらみなく楽しく過ごせる自分でいるために、言いたくないこと、というのもあるのでは。
そして別働隊、六郎(窪田正孝)情報はなんと。
強姦仲間は仮想通貨詐欺仲間でもあり、仲間割れをしたのじゃないか、と。残るひとりを助けなきゃと思いつつ、あんまりどいつも最低で足が止まるミコトたちなのですが、パイロットという仕事柄、客を巻き込む危険に思い当たっての猛ダッシュー!葬儀屋さん(流星涼)の車でかっとばせー!
この辺の、残るひとりをほって置きたい気持ち、そうもいかない正義感、実際ほっておけないタイムリミットの仕掛けも上手いですよねえ。そうそう、証人としても生きててくれなくちゃですし。 窒息死の仕掛けもなるほどでした。
大騒ぎで飛行機を止めて人命救助をしたあげく、毛利刑事(大倉孝二)がかっこよく見えちゃったり(普段イケメンじゃない前提w)、ただの同僚!と言い合いつつやっぱり笑いあっちゃったり。こちらは女同士の絆を深めて一件落着。真犯人(竹財輝之助)もしっかりつかまって良かったです。


 それにしても、六郎くんたらやはり坊ちゃん。胡散臭い情報屋(北村有起哉)相手に、身分証明を晒す警戒心がゼロですよね。請われるままに学生証と免許証をドゾー。友達ヅラされながらもまんまと、親兄弟が医者なことから何から調べ上げられていて、お堅い商売なことを思えば脅迫されたも同然です。いつぞやのラボの脅迫状もこいつ!そしてもちろん、ミコトが生き残りなことも知っていて……。
物語はどこに向かっているのでしょう。

「アンナチュラル」4、5 ☆☆☆☆

 神回立て続けかよ!
切なすぎて書くのが辛いです。

 4話では、大黒柱の父親が過労死/病死/事故死のいずれなのかと、責任の所在を巡って醜く争う大人たちとそれに傷つく子供を描き、UDIラボの尽力で判明した真相が涙を誘いましたよ。
TVでも大人気「幸せのはちみつケーキ」は大売れで、工場はサービス残業に次ぐサービス残業。その上クソ社長のパーティに、突然ケーキを届けることになってお父さん(坪倉由幸)は余分に運転し、居眠りで事故った傷が後に死亡の引き金になってしまうのです。
届けたケーキは食べられもせず床に落ち、事故ったお父さんは道に横たわる。その空には花火。……残酷にも美しいだけでなく、お祭りで花火の日だったから怪我して帰宅した日が特定できたし、社長もバルコニーで花火観ながらパーティしてたわけです。また、事故の証拠を遺体に探していたミコトたちに『バイクになら跡が……』と閃かせてくれたのが六郎くん(窪田正孝) 彼がライダーなのは初回からミコト(石原さとみ)乗せて葬儀場までぶっ飛ばすなど何度も見てます。そういう随所に無駄のない脚本が素晴らしいです。
事故現場=傷のあるマンホール探しでも、市内に何千個と知って気が遠くなったところに工場の人達が現れたのも感動的でした。ついにクソ社長に反旗を翻し、命より大事なものなんてないって工場を休みにしたんですよ!(限界疲れてた人は帰って寝たよね?)亡父の仕事を恨んでいた息子が、そこで笑顔を取り戻すのも良かった良かった(ケーキ販売店のガラス割るのはダメだったし、工場長に謝ってもと思いましたが) 
そしてこの騒動を週刊誌の記事にする六郎くん。ああ、医学生なのに無知すぎるのって、休学中なのって、そういうことだったんですね。

 5話は、自殺か事故死か。……と、解剖依頼をしてきた男は遺体の夫でなく同姓の同居人でした(それは騙されるでしょ!)
さらに遺体は盗まれたもの! え、どうやって?
ただ連れて帰るなら、実家の棺桶開けてどう運ぼうが自由ですけど。UDIラボに持ち込んだ時は??遺体バッグなり棺桶なり、通常の作法で運んでないと不審でしょうに。ついでに目撃証言を偽造した犯人のも、被害者のふりして海に飛び込むって冬の海w 下手したら心臓麻痺だわ、海から上がって濡れたまま帰るところは誰にも見られちゃダメってスゴイ賭けだったのでは。
と、ツッコミどころを先に書きましたが、そんなのどうでもよくなる程物語にはぐいぐい引っ張られましたよ。
両親の同意がない解剖は違法で、執刀医ミコトは遺体損壊罪?
当然解剖は中止ですが、中堂(井浦新)はちゃっかりサンプルを検査に出してるし。警察に『閉じろ』と命じられ、切除していた肺は戻さずにただ閉じて『言われた通り』と涼しい顔ですw

しかも依頼してきた恋人鈴木(泉澤祐希)が訛りも可愛く実直そうで、例によって損得抜きで調査を始めるミコト達なのですが。今回は中堂も妙に協力的。ラボでできないからと、自宅まで提供して試薬も市販品での徹夜の作業が始まります。東海林と六郎も呼び出され、エプロン姿で出迎えたミコトに中堂との仲を誤解したり、違うと分かって六郎がホッとしたり。そんなほのぼので誤魔化されていますが、中堂がそんなイイ人でしたっけ。
恋人の他殺体を解剖した男。そして検死官だから気づいた些細な特徴『赤い金魚』を、未だ追い続けるためにUDIラボにいる男じゃないですか。

結局、次々と集まるデータからいち早く真相を見抜いた中堂は、鈴木さんに丸っとご報告。復讐をほのめかすのに止めもせず、ただ天を仰ぐのです(そこに雪!)
慌てて追ったミコト達が見たものは、私は悪くない、自慢するから、と叫ぶ女に馬乗りになり包丁を振り上げる鈴木さんで……。
ケーキ屋に石投げを見ていただけの4話と違って、今度ははっきり止めたんですけどね。ミコト達の叫びは鈴木さんの怒りを鎮めることは出来ず、刃は振り下ろされてしまうのでした(そこで我にかえるだろう、外して土でも刺したろう、と思うと裏切られるのがこのドラマ!)
土に滲む赤い血、舞い散る白い雪。……天候も撮影に味方した名場面でした。

 幸い、刺した鈴木さんが素人(中堂評)で急所を知らず、ミコトの処置もあってか犯人は一命を取り留めましたが。中堂は恨む相手を知れた鈴木さんが羨ましく、逮捕で人生を狂わせたとしても「本望だろう」と嘯くのです。

そんな中堂にラボを辞めろと迫るミコト。
辞めないのならば、過去の事件について教えろと涙をこらえながらも毅然と、もう解決してしまいましょうと提案されて中堂は乗るのか。
六郎の記事も、そろそろ誰にしか書けないのかわかるでしょうね。
来週が、その先が楽しみで期待は高まりますが、見るのが怖くもあります。

「アンナチュラル」2、3 ☆☆☆☆

 ふーん、練炭自殺の遺体と凍死体って似てるんだ。だからって並べて置いた犯人、大胆w
包丁の刺し傷に残るケイ素。砥石なのかー! 監察医って博識でないといけませんね。

2話では冷凍車に閉じ込められて死にかけ、3話では裁判で証人となってネットを騒がせと、お仕事しながらも毎度違う形で事件に巻き込まれるミコト先生。飽きさせません。しかも3話は、起訴に絡んで「99.9%」のキーワードは出てくるわ、深山ばりに再現実験はするわで「99.9 刑事専門弁護士」を観てる人ならニヤリとしたはず。

実際ドラマ見すぎていると、馴染みの知識ってあって一酸化中毒や凍死でピンクになるのもそれです(同じに見える程とは初耳でしたがw) 捜査中、鍵がかかる場所に全員入っちゃダメってのもあるあるですよね。一人は外で見張りしなきゃ、ホラ犯人に閉じ込められたorz しかしミコトもバイトくんも刑事じゃないし、刑事ドラマ見るタイプでもないと思うと仕方ないですかねえ。

 そして車ごと沈められて絶体絶命。でもそこでミコトは胸まで水に浸かりながらも『巻き込んだお詫びに、明日おごる』とバイト君に声かけてみたり、猛然と水の成分分析したり、水没後も息は何分もつ、蘇生の可能性はさらに何分後とデータ並べたり、更には救出された後サラッと日常に戻っていたりと気丈ながらも不思議ちゃんでした。一家心中の生き残り、というバイトくんが知ってしまった身の上がやはり影響しているのでしょうかね。

 続く裁判では、既に容疑者有罪のお膳立てが何ヶ月もかけて準備されていて、専門家ミコトがそれに反する『事実』をみつけてしまったことで、厄介者扱い。ああこれも、よく見るやつ!

そのどちらも、最後は中堂先生がかっさらいます。

2話では走行時間と、ミコトが電話で伝えた水の成分、PH(ペーハー! ミコトがピーエイチと読んでて耳を疑いましたが最近はそうなのかいな。中堂はペーハー読みで年齢差w)分析だけで、見事水没地を言い当てて二人の命を救います。タイムリミットにも負けずにお見事。

3話ではミコトの代わりに裁判の証言台に立って、『これだから女は』とミコトを罠に嵌めた弁護士(吹越満)を、理詰めで完膚無きまでに叩きのめします。職場では、横柄な態度と口汚さがパワハラだと臨床検査技師から訴えられているのですがw ここではその感じ悪さも大活躍。見事誤認逮捕を立証し、『女は信用できない』とミコトの証言を拒否した被告(温水洋一)のことも、叱り倒すのでしたw (そういえば、クソだバカだと言い散らすのは全方位で、女のくせにと言うことはなかったかも)

中堂先生、超優秀〜!でも過去になにかあったらしい??

そもそものUDI、解剖の必要性もひしひし感じられつつしっかり楽しめる脚本で、いろいろ楽しみです。

「アンナチュラル」1 ☆☆☆

 今度の石原さとみは解剖医!
女医ってどんな美人でもすぐ縁遠く描かれちゃいますが、ヒロイン三澄ミコトちゃんは医者の中でも特殊な監察医しながらも、彼氏がいておしゃれしてデートして、結婚話もでているキラキラ可愛い女医さんです(名作監察医ドラマ「きらきらひかる」意識してみましたw 「ヴォイス」より断然好き) そしてキラキラ可愛くも、事件の関係者に
「キスはしました?何回?」
とおかしなことを必死に聞くのは……ウィルス感染が疑われるからですねw

 舞台となる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」にて、日々解剖に勤しみ不自然死の放置をなくそうと努力するスタッフたち。

ベテラン解剖医中堂(井浦新)は検査技師の坂本(飯尾和樹)にキツく、ミコト(石原さとみ)や夕子(市川実日子)ら同僚にもそっけないものの、真相究明のためには情報提供を惜しまない。時には書類を偽造し裏情報を駆使しても。うわーダメ!!
それほど、証拠がなければ隠蔽されてきたってこと……かな(^^;;;)

 今回は、持病もない青年の突然死。

事件性なしとされた遺体を家族の依頼で解剖し、職場でほぼ同時期に別の突然死もあって疑われたのは毒物摂取。しかーし、代表毒物200種検査にヒットせず、家宅捜査や聞き取りで絞り込むしか打つ手なし。恋人(山口紗弥加)は劇薬を扱う研究者、浮気を疑って毒殺か?の線はミスリード。

アレも違うこれも違うなか、出張先がサウジアラビアと知って急転直下判明したのは……MARS!そう来るかー!
名もなき毒疑いから、パンデミックかー!

 しかしイラッとしたのが
「MARSって……火星?」
窪田正孝演じるバイトが無知!医学生のくせに。法医学未履修なだけじゃない、薬品名言えない病名知らないって!ああ窪田正孝なのにうざい(それにMARSは「ドラマの?」って言ってw窪田正孝出演つながりでw)
あけすけな女医トークにドン引きする若造、という立ち位置は可愛いんですけどねえ。

 さて一青年の突然死が、またたくまにマスコミ騒ぎに。愛息子の死がただでさえ辛かったご両親が、感染源と非難され頭をさげ続ける様子には胸が痛みました。真面目な人だったと恋人がどんなに擁護しても、空港の検疫には非申告、後日の大病院受診でますます感染を広げたとネットでも叩かれ。
……ここで、冒頭のキスの話になるのですが。
あれ、忙しくてほぼ会えてなかった彼女さん、帰国の翌日に『濃厚接触』?なのに未感染?え、じゃあ彼は、サウジでなく大学病院で感染していませんか?
しかも、病院側は随分前からおかしな動きを……。

 この辺の二転三転、刑事でない故の自由さと不自由さがたまらなく面白かったです。 証拠遺体の火葬を防げ! と、バイクで駆けつけるミコトとバイト君。その前にスカートの下にスパッツ履きこむあられなさも、ご遺族に真摯に訴える真剣さも、どちらの顔もミコトなんですよね。
でもなあ、その活躍のせいで婚約が流れてしまうのは辛すぎます。
今世間を騒がすMARS騒ぎの急先鋒にいるんだよ?守秘義務で言えないのかな?でもミコトも、せめて今週は予定入れるべきじゃなかったのでは。それとも、常にこのぐらいは忙しいのかな?うう大変です。

『解剖は未来のため』
というキーワードもナイス。所長(松重豊)頑張って!
ミコトの不幸な過去はどうでもいいけど、来週も見るぞー

「地味にスゴイ 校閲ガール河野悦子」~最終回 ☆☆

大団円、最終回みたい!
……と思ってたら最終回でしたw だって最後にいつもの次回予告もあったからてっきり(^^;;;)

幸人と悦子の交際は、告白のお返事前からご両親もウェルカムw
作家是永是之としても、小説を書くよりノンフィクションライターが性にあうことを発見してハッピー。社会を地味に支えるスゴイ人を紹介する本を出したよ、それってえっちゃんのおかげ☆ 森尾と三角関係疑惑も解け、やっとラブラブかと思ったら、今はお仕事が楽しすぎるからおつきあいは……になって肩透かしでした。最初からあらわにお互い好きで告白もスムーズ、本田翼や編集部のタコも邪魔ポジションに来ないなあと思ったら、そういうことでしたか。
でも女子向けお仕事ドラマとしては、それってとってもアリですね。彼もすんなりイイよって待ってくれるんだから、忙しい時は恋人未満のまま楽しく友達以上なおつきあいできたら最高でしょう、うん。

最終回の事件、盗作捏造&脅迫なんて犯罪行為で最低なんですけど……この作品的には作家本人が納得してて犯人と話もついてたらいいやーだそうなので、いい……のか。なんだかなあ。私が校閲なら、まさにこの部分に付箋貼って『無理です』って指摘しそうです(^^;;;) 
それに先生が犯人を訪ねる時に、悦子がついていく必要はありませんでしたよね。序盤に、ショーだか展示会だかの誘いを自ら断るのはわかりますが、あれこれ片付いてさあファッション誌の企画考えるぞー!ってなったところでの『先生を尾行中』というタコの連絡は正直いらないお世話だし、悦子も断ろうよ。
もっと別の騒ぎでドタバタして欲しかったです。いつかあったブログ本の表紙に訂正シール貼る的な、校閲部全体で取り組むお仕事な何か。悦子じゃない人のミスのフォローでもいいじゃないですか。

という具合に、ちょこちょこ「ん?」と引っかかる作品ではありましたけど軽く楽しく見てました。石原さとみは元気で可愛くて、菅田将暉もぼんやりかわいい。勘違いな奴はいても真の悪人は特にいない、頑張れば報われるかわいい話じゃないですか。夢中になれるほどのことはないものの全話見ましたよ。
あれ、でも本田翼の不倫相手って結局どうなりましたっけ? 

「地味にスゴイ 校閲ガール河野悦子」5、6 ☆

 貝塚タコ八郎と復活作家が……無精髭、天パー頭、似すぎでしょw

 シリーズも進み校閲室にはすっかり溶け込んだエッちゃん。今回も順調に企画に難癖つけまくりです。
子供が読書を楽しむため創刊する雑誌に『寡婦が』って、言い回しの前に物語の設定が謎なのは確かに!でもエッちゃんの主張する、全部易しいわかりやすい話だけにしてしまうのは、子供をバカにしていると思う、私は本好き。ずっと対象年齢以上のものを、分かったって分からなくたって読んでたものです。何度も辞書引いたと騒ぐなら、英語の教科書みたいにページ内に脚注載せる提案をすればいいじゃない『寡婦=旦那さんが亡くなった女性、未亡人』て。
依頼を受けた大御所先生だって、やっつけ仕事や八郎の発注ミスや勘違いのせいじゃなく何か考えがあって『楚々として』と由緒正しく古めかしく書いたわけでしょ。原稿が挿し変わるならせめてそこを解決し、大御所先生本人が翻意するなり別原稿を出してくる話にならなくちゃ意味なくないですか。

 なのに、貝塚が昔作家を潰したエピソードと合わせるもんだから大御所作家はセリフだけの説明で企画から降り、その無名の元作家のジュヴナイルが載りますってさ。音楽と徹夜仕事で画面は盛り上がっちゃってますけど、力注ぐ場所が間違ってる感じでモヤモヤします。
更にそのモヤっと場面で、交互にどアップで映る貝塚と復活作家(安藤政信)が似てるんだもーん。 まあさすがに私は青木崇高は見分けるけどさ、横にいた家族が『一人二役?』と言いだして吹きましたw ちょっと配役か髪型考えたらスッキリするのにね。
鉄パンツ女史の既婚ネタや、家模型くんのプロレスデートネタも、賑やかしにはいいけれど、さあ笑え!とばかりに強調されるのでうざいです。そこ深めるなら、5話スタイリスト(川原亜矢子)本の校閲回でせっかくファッション誌の仕事に一歩踏み込めた、その後の悦子と編集部の関係を描いてくださいよー!

恋愛方面だけは、幸人の同棲疑惑も悦子がぐっと飲み込んで揉めず、とっとと「好きだ」と告白もされて見易いのが救いです。

「地味にスゴイ! 校閲ガール河野悦子」1~4 ☆☆

 いや派手に可愛いからw 
石原さとみが着替えまくり怒り笑い必死に働く、まさに石原さとみ鑑賞ドラマです。

 話が早いのもいいですよね。
知り合ったイケメンが、実は自社のモデル。兼、覆面作家。その校閲を実はヒロインがしている。どっちかの立場を視聴者に知らせずにしばらくひっぱるとか、登場人物に勘違いさせ続けることだって出来たでしょうに、話してすぐ校閲者が作家に分かり、3話でモデル=作家とヒロインも知り。お互いへの好意もちっとも隠してないわけで、早々にくっつくかと思いきや……本田翼の横槍がはいったかー!
でも直球ヒロインだから、同居やそれ以上の関係を知っても、好きじゃなかったふりしたり諦めたりしなさそうw

 てなわけで、ひたすら愛読ファッション誌の編集者になりたかった直球勝負ヒロイン河野悦子(石原さとみ)は、何年も同じ景凡社だけの採用面接を受け続け落ち続けw 苦節6年、ついにきた採用通知はなぜか校閲部!いつか来る配置換えのため、仕事に励む日々なのです。
「ファッション誌以外、本は読みません」キッパリ
な女に、校閲が務まるわけないじゃんという技量の問題がもやもやするのですが、そこは我慢で。
膨大なファッション情報を網羅し暗記する頭脳はなかなかのポテンシャル、また目にした小物のブランドを知らずにいられない知識欲は、校閲の確認気質に通じると校閲部部長(岸谷五朗)が見込んだそうですよ。しかも名前が略すとコウエツって、そこ??

 あまりの破天荒と現場確認に走るフットワークの軽さで、私生活に踏み込み大作家(鹿賀丈史)を怒らせたり気に入られたり、ブログ本著者(ともさかりえ)と仲良くなったりのめり込み過ぎて大失敗したり。でも大失敗の結果、校閲部の皆と絆が生まれましたよね。その後も『好きな作家は受け持たない』校閲不文律に異を唱えたり、芸能人の自叙伝担当でパパラッチと揉めたり。事件に事欠かず毎度大騒ぎです。編集者(青木崇高)とは初対面から喧嘩ばかりで、罵倒っぷりは夫婦漫才の域w

 一方ファッション誌編集部には、悦子の後輩(本田翼)が読モあがりでちゃっかり編集者になってましたが、毎日辛そうです。企画出さなきゃクビ、素人男子モデルを発掘しなけりゃクビ、あれしなきゃクビw 校閲部のやりがいある楽しさとは対照的です。
それで見出された新人モデルが幸人(菅田将暉)、就活しない大学4年生。だって実は覆面作家是永是之で、その新作校閲が悦子の担当。個性的な校閲もお気に入りなら、知り合っての立ち話で早速「仕事で読んだ変な小説がつまらない」とぶっちゃけられて、むしろ嬉しそうという相性の良さ。悦子をえっちゃんと呼び出して、もうつきあっちゃえばいいのに~w でも彼のえっちゃん贔屓を面白くない本田翼が急にキスしたりして……ふむふむ。

 悦子の活躍を楽しくみていますが、校閲方面と本田翼方面の話が分離しちゃってる感が否めず、ドラマとして手放しで大好きってわけじゃないかな。
「文武両道って感じでいい!」
と悦子に言われたら、今までどんな説得もスルーだった幸人が一転、覆面作家是永是之が自分だと公表OKに。そういうパワフル悦子ファンタジーに対し、ファッション誌パートは盛り下がるんですもん。悦子があれだけ配属熱望しているファッション誌、校閲部以上にやり甲斐と熱気あふれるキラキラした職場として描いて欲しいですよね。勤務時間ブラックはともかくw
 
 終盤、ファッション誌配属のチャンスをつかみつつも、やっぱり校閲がいい!ってことになるんでしょうか。それまで関わった作家が勢揃いで彼女を呼び止めたりするのかなw

 ところで記者と揉める段。あの悦子に『名刺だせ!』ってびっくりでした。社会人に見えるんだw  抱えてる封筒から景凡社関係と見抜いたとしても、バイトかお使いじゃない? 反面、ファッション馬鹿な場面は少なくて、例えば女優記者会見のブランドに口挟むとか、もっと悦子らしい分析が欲しかったです。細部に神が宿るのじゃ。
 出版前の本の内容がオープンなのも気になります。守秘義務あるでしょうに。

「5→9 私に恋したお坊さん」2、3 ☆☆☆

楽しい月9です。だって石原さとみが可愛いのだ。 

山ぴー演じるところの坊さん高嶺が「あなたは可愛い」と怒涛の誉め殺しで詰め寄り場面があるのですが

「怒っているあなたも」「涙を流しているあなたも」「ご飯をたべているあなたも」

「雑巾掛けをしているあなたも」「英語を教えているあなたも」「家族といるあなたも」

そうだね!

「どんなときだって あなたは可愛い」

知ってた!

初対面から「結婚してさしあげる」だった高嶺。その前にまず可愛いと褒めなくちゃ、というアーサー先生からの助言の実行なわけですが、それがお義理で褒めているわけでなく高嶺の本心で、見ているこっちもそうだそうだ、っと思える石原さとみの可愛さって凄いです。別の場面で高嶺が思い浮かべる潤子も「カニを食べて」「すっ転んで」と、およそキメ顔でない自然体の姿ばかりなのですが、やっぱりどれも可愛い(><) 母が連れてきた花嫁候補のきちんとしたお嬢様は、そのきちんとさ故に圏外なのかもねえ。

2話の花嫁修行で距離が縮まり、いい感じかと思いきや『正直でありたい』ばっかりにどーんと嫌われてしまう高嶺。潤子の夢だったNY行きの邪魔をしただなんて、そりゃ許せないよ……。でも3話終わりに結局はそれは母親がしたこととわかり、とりあえずは友人となって4話に続く。かと思ったら、いきなり男友達にキスされてましたけど!(人目もあるパーティー会場でよくやるわあ……)毎回ラストでどうなるのー?と思わせる、ひっぱり方が上手いわあ。
 

しかし、どこに行くにも袈裟姿の高嶺、恋愛ドラマの主人公のくせに「サムライ先生」より違和感です。
そりゃお坊さんの正装でしょうけどTPOは無視ですか。そして自分が惚れているくせに「結婚してさしあげる」「あなたには私しかいない」発言w 自信満々故の高慢かと思いきや、だんだん不器用なだけに見えてきて「デート」並みの恋愛不適合者にしか思えません。一方のヒロイン潤子は普通のお嬢さん。普通にアプローチしなきゃ通じませんよ。高嶺がどう生まれ変わって彼女の心を掴むのか。その辺を応援したいと思いまーす。
その頃にはあの母も潤子を見直しているはず。
てか、正社員にしてNYに送り込むの方が結婚の邪魔でしょ、あれは花嫁候補として認めた故の行動ですよねえ。さあ、披露宴に招待するリストを作らなきゃw 
どうせ高嶺にはかなわないGMも女装くんも、紗江子と寝ちゃった三嶋くんも、最終回あたりのクリスマスに向けて相応の恋人ができたらいいですねえ。
BL要素は不愉快。いえ、読みますけどw 半端にドラマに入れてくる必要ないよね。

「5時から9時まで 5→9 ~私に恋したお坊さん~」1☆☆

副題、ダサw でも石原さとみは可愛い、可愛すぎます

小市民育ちの英語講師桜庭潤子(石原さとみ)が、僧侶の高嶺(山下智久)に見初められての大騒ぎ。
石原さとみ&クールな坊さんなら女性側からぐいぐい行くかと思いきや、恋したのはタイトル通りに高嶺の方。葬式でのあまりの失態が、珍しかったんでしょうねえ、可愛かったんでしょうねえ、石原さとみですからねえ(><)見合いの席でも、カニが出てきたら断るより美味しく食べちゃってる様子がエロ可愛いったら。
以後、英語教室で指名し、パーティには正装の袈裟で寄り添い……そうそう、やたらとパーティ場面が多いんです。バブルかw 同僚も上司も生徒もイケメン揃いのおしゃれな職場で、英語講師かっちょいー!の連続から、一転してクレーム。
誕生日だってのに、謝罪に行った山奥でバスなしヒール折れ雨まで降ってきたところに……きっちり現れましたよストーカー王子様、いや袈裟姿だからお釈迦様かw 助手席には、年と同じ数の深紅のバラが、うわあ。 

もういちいち旦那が
「これって嬉しいの?」
「胸キュン?」
「これイケメン?」
「ここでキャー?」
と確認してきてうるさいw 田中圭はゼネラルマネージャで恩師で、イケメンって<設定>なのw そして花束はいつでも嬉しいから明日買ってくるように!あ、年齢分の本数は多すぎるからね。 

そしてなんと監禁して1話おわり! 少女漫画も過激になったもんだと次週が楽しみになったのに、予告で花嫁修行とばらされてがっくりです。そりゃそうだろうけど、ハラハラさせてよお。
石原さとみの英語は、英会話教室のCMよりさらにうまくなっていてびっくりです。よかったねえ仕事に生きたねえ。そして山ピーも流暢に長台詞喋ってましたよ!俳優さんもいろいろ努力が必要ですねえ。
潤子の家が見事にザ・マンション(もしくは団地…)で、カラフルな絨毯に溢れる小物、居心地は良さそうだけど、縁談お断りに来た高嶺の母&坊主sとはそぐわなくて笑いました。居間の机がコタツw 潤子は学生ジャージw

雨の中、傘を捨てて両手で抱きしめてきた高嶺に「袈裟が濡れるよ」と言いながらも抱かれているヒロイン、ベタな胸キュン場面ですが……耳でけさと聞いて分からない視聴者も多いのでは。それとも山ピーファンももういうほど若くはないかなw ちなみに字幕は「けさ」と平仮名でしたw
さて、旦那は今週でリタイアだろうけど私はどうしましょう。
山ピーに惹かれないんですよねえ。特に今回、目が死んでて……原作のクールさを意識した役作りでしょうか? もっと元から眼光鋭い人を配役すればよかったのにねえ。えーっと綾野剛とか……うーん。 

「失恋ショコラティエ」~最終回 ☆☆☆

1人寂しく旅立つショコラティエ。

自業自得w


紗絵子さんこそ夫のもとに戻ったけど、エレナも薫子さんも別に他の人とくっついたわけじゃない。ただ爽太を想わなくなっただけ。これ斬新でした。

後半は主人公の爽太より女性陣に感情移入しながら進むので、誰も幸せにしないどっちつかずの男が総スカン喰ってざまあみろでしたよね。主人公なのにねーw


誰よりも初回から印象が変わったのが紗絵子さん。

「ショコラヴィ」に転がり込んだ紗絵子さんは

「フキフキ、キュッキュ☆」

とか声に出してガラス磨くんですよーorz

でも最初は紗絵子が大っきらいだった薫子さんが、段々に彼女のハッピー哲学に触れ、デートのアドバイスをもらうようになり自分の笑顔節約な生き方に疑問をもったりするころには、視聴者も一緒に紗絵子を見直しちゃっていますよねー。

そしてDV旦那の前でつい、友人宣言。一緒にお芝居見に行く仲になっちゃうなんて爽快でした。


それに紗絵子さん、爽太と寝てはいても夫のDVにも妊娠にも爽太を巻き込まない。そういう面では男を利用しないところも好印象でした(あの旦那がそれで納得するのかは謎ですが、まあいいや)

もっと錯綜させるなら、えれなとオリヴィエが怪しくなるとか関くんだっけ六道スタッフがまつりちゃんに惚れるとか総当たり大混乱もできたでしょうけど、それじゃアメリカドラマみたいだしね。このぐらいがすっきりかな。

六道さんがゲイっていう今時設定が最後まで浮いてて要らなかったかも。

後半、爽太の妄想が減って来たなと思ったら、チョコが上手くできないのはそのせいでw 紗絵子を手に入れちゃったせいだという言いがかりに展開して笑えました。おいおい。
でもその時のチョコバーがデザインが雑だわ女性の口には大きすぎるわ、本当に売れなさそうだったのも笑いどころ。 


ラスト、爽太の持つスーツケースがふわふわ浮いてましたよね。重くしておくぐらい出来ないのかな。それともそんな男だと言う演出だったりしますか。


さておき、久しぶりに楽しい月9でした(^^)



「失恋ショコラティエ」3 ☆☆☆

「出会った人としか恋はできないんだ」

オリヴェエいいこと言った!

確かに!
ただドラマ内では、妹まつりちゃんの描写が薄くてどこが良くて御曹司が惚れたのかがさっぱりです。手近な年下の娘ってだけだよね。一日中お店でチョコ作ってる中で出会うのは薫子がまつりちゃんしかいないもんねー。


新婚紗絵子さんは実は幸せじゃなくて。

それも、誰かさんが鈍いせいで相手を間違えたとか妙なことを言い出してますよー。ざまあみろw 爽太の悪い男作戦、それも『紗絵子さんがいつもしてるような思わせぶり』がそれなりに効果あるようで笑えます。


それでも好きなんだから不思議よね。

みえみえの媚び媚びでも、それがいい。必死の『可愛い私』演出が可愛いんだよ、と言われちゃあ、可愛くない女代表薫子さんは固まるしかないのでした。あーあー。

こんな鈍い男はやめて、六道スタッフのこの子にしておこうよ。でもやっぱりこっちも、それでも好きなんでしょうねえ。


と、あっちの恋こっちの恋をふわふわと楽しめます。

セフレのえれなも、想い人と再会できるのかも!うわあ、どんな人なんだろう~。そして脈はあるのかしらん。せめてどこかの恋がひとつ、幸せにまとまれば他もいい方に転がるかもしれないけどねえ。


(それが、まさかの紗絵子の夫だったりしたらドラマあるあるで笑うw)


「失恋ショコラティエ」2 ☆☆☆

セフレですと??

最近の少女漫画はこんなことになっているんですねー。


相変わらず可愛すぎる砂糖菓子のような紗絵子さんも、傘の置き忘れがうっかりでなく意図的だというあたり、小悪魔っぷりは偽装とわかってちょっとがっかり……。でも、そんな紗絵子に認められたいがためにセフレ挑戦という、こちらも計算づくめな爽太とは案外お似合いなのかも。旦那さんいるけどw


で、パーティーからお持ち帰りで泊まって来たよーと、お店の薫子にありのまま言うところがまた、おばかさんな爽太なんですが。

「彼女はお前が好きなんだから」じゃなく

「女子従業員とは上手くやっていかなくちゃ」を理由に、
泊まったけど何も無かったよって、言うだけ言って来いとアドバイスするオリヴィエもまた、人心の操り方を知っていて腹黒いw

脇の妹も、なになに、友だちの彼氏と内緒でつきあってるだと?
どうしよう、腹黒い奴しか出て来ないのかこのドラマ。ゲイのライバルショコラティエだの、セフレ相手のモデルさんがむしろいい人に思えてきましたよw


見るにはその方が楽しいよねw さてさて。


「失恋ショコラティエ」1 ☆☆☆

面白かったー!

石原さとみはエロ可愛く、成る程悪女というより妖精さんw


ヒロインの結婚式を主人公が祝うドラマといえば山ピーのタイムスリップもの「プロポーズ大作戦」がありましたが(妖精もいたw)、やせ我慢の結果ラストで披露宴をダメにしたそちらと違って、松潤はキスもしたし、好きダーってちゃんと言ってますから!

それでも「エッチしてない」ので、二股にもカウントされずw

6年も修行した末に「特別なお話」で呼びだされ、ケーキカットのケーキや、お土産の焼き菓子を注文されて受注してきちゃうという間抜けっぷりが涙を誘います(><)


でもさ、あのお年頃の女の6年は長いでしょう。

「僕が出会った時はもう、カノジョは他の男と寝てたよ」(高2で!)

など、刺激的な台詞で尻軽扱いされているさせ子…もとい紗絵子さん(石原さとみ)ですが。ほんとにしょーもない女なら、6年たったら2、3人子ども連れてて離婚歴も2、3度あったっておかしくない筈w

ギリギリのミニで男の部屋に来るのも、うるっとした瞳も、小刻みに振る手も、天然なだけの普通の女の子なのかも……と、女は騙せなくても男なら揺れるだろうなって感じで石原さとみが可愛いです。


松潤演じる小動爽太(こゆるぎそうた)も、大人しいばっかりだと見ていてストレス溜まりそうですが。たまに爆発させる妄想で、紗絵子さん押し倒したり披露宴ぶち壊したりして。夢だwと、分かってはいても少しすっきりしますよねw そこで、実践に移せない小物な彼だからこそ応援したくなるのだし。


ちょっと悪い松潤と、間抜け可愛い松潤が一度に楽しめる美味しいドラマかも。


そんなわけで、惚れた女の鼻を明かすためにパリ修行。チョコの店を開店した主人公は、さて。不倫の恋を成就するのか?(ダメでしょw) 水川あさみの気持ちにそのうち気付くのか? ライバル店と揉めるのか?


ケーキやチョコが出て来ると、その周りのインテリアもスイートで見ていて楽しいです。

恋模様も、童貞が黙ってうじうじしてる感よりはもうちょっと大人で(やっちゃえよ!と助言する友人。フランス育ちとはいえ、いいのかw)おばさん的には見易いのですが、待てよ。原作は少女漫画じゃないんですか。最近の少女はこんなの読んでるのね(^^;;;;)

「リッチマン、プアウーマン」1 ☆☆☆

偽名かーい!


実は、難聴旦那の為にTVは常に字幕表示で観ている我が家。石原さとみの台詞だけ、字幕に人物名が表示されないので『何かあるなー』とはずっと思いながらみていましたw でも耳で聞く分には多分名前が呼ばれていないだけ。いくら連呼が通常の1話とはいえ、そんなこと気付かないですよねー。


てなわけで、自分を捨てた母の名……かもしれない「澤木千尋」をネットの海に探す男と、「澤木千尋」な女がついに出会ったのに、女は偽名。 IT社長として報道される男の「顔」を知っていた様子の彼女は誰なのか?

(その去った母が、新しい家庭で持った娘とか。母のアルバムで彼を知っていたとか。我が家のベタな予想ですw)


石原さとみ、騒ぎ立てて落ち込む感じはお似合いなのですが。創業年度を並べだす場面は”立て板に水”とはいかず、記憶力抜群キャラな感じはしなかったかなー。でもそうだっていうんだからそう思ってみるしかないですよね。
顔と名前。私も覚えるのが苦手なたちです。病名がつくの?自分も過去になにかあったかなーw さておき、何でも覚えてて助けてくれる秘書なら私も欲しいよ。まして石原さとみちゃんならいいじゃんね。

なのに上手くいかない就職活動。それも<東大理学部>と名指して失礼じゃないのかな(^^;;;)

今頃ずーんと落ち込んでる東大理学部生がいそうで心配なんですが。君は大丈夫だよ!ホラこれドラマだから!

「澤木千尋」と名乗ったとき、どうせなら漢字も特定して欲しかったですが。まあそこはいいか。
 

予告から想像してたよりはずっといいです。

「ブルドクター」10 ☆☆

息抜きに歌舞伎w


妻子の海外留学中に、内緒で始めた趣味ならテニスとか。
照れくさい系なら社交ダンスとか、いろいろあるじゃないですか!それをなぜ歌舞伎に、それも天下の市川亀治郎が本職で踊るVTRを称して
「ちょっと習ってた」て!
そんなおふざけは断りましょうよ亀さん。

夫の見知らぬ一面に驚き、やり直しを夫婦ともに誓うといういい場面が台無しですよー。
結局、全体通しても一番印象に残っちゃったのが歌舞伎でした。
2番がゴローちゃんのプロポーズを蹴る釜津田。 


教授の不正とか、命を狙うのは誰かとか、政治家だとか、そんな本筋はスタッフにとってすらどうでもいいのね。


人気ブログランキングへ


最新コメント



   
   

ドラマのあらすじはこちらでね


にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

インパルス関連本

「蟻地獄」文庫

ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

「月の炎」絶賛発売中!

ちなみにじゃすみん「月の炎」評はこちら

カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ