盲目画家の事件が1時間で終わって、あれあれ、でも続くよ?
な2時間spの最終回。
その画家の絵が飾ってあるからと始まった夫婦喧嘩で殺人が起き……。
まるで通常の2回分をただつなげただけの様な構成がむしろ斬新~と思って観ていたのですがね。後半事件の容疑者が実は、前半事件での停電を引き起こして死亡していた男だったとはーw
そうつなげてきましたか!
この別事件が2つ起きる構成、第1現場と第2現場での某さんの様子があまりに違うとはっきり分かるところも良かったですよー。
京都らしさも、前半で無理せずに後半の事件で
「その時間は◯◯寺のライトアップに行っていました」
と入れて来るとか上手いです。
1人で行ったって言ってた奥さんが、実は某さんを呼び出していたんですよねー
というわけで、レギュラー出演だった某さんが共犯でシーズン2は幕を閉じました。なんかショック。
前半の事件にも触れると、毒針の仕掛けだの暗闇でそれを片付けるのは難しいだのの推理が無理矢理というかへ理屈に聞こえました。だってそれは衆人環視の、例えばパーティー中にでも起きるからこそ
「どう毒を盛ったか」
「どう凶器を片付けたか」
が問題になるわけで、夫婦2人暮らしの家でなら別にさ、寝てるところでちくっとさせば良くない? 飲み物にいれたってよくない? 逆にどう仕掛けをほどこしたところで、毒を盛る機会はありまくりですものねえ。
……遺体発見者になるアシスタントを、呼んだ状態で奥さんを2階にいかせてから停電に持ち込むべきじゃないかと思うのですが。
そんな脇が甘くて無理矢理なところもこのシリーズらしいかなっと。