順列組み合わせ、大団円!
4月に食い込んだ最終回前に一回休みが入るもんだから、もう終わったかと勘違いしてましたよ~。随分ふんわりなエンドねと、それなりに納得w でも本当の最終回では、それこそ初対面で喧嘩してた安井と恵理乃が仕事で再会。ズバズバ言い合う仲でいい感じになって終わりましたよ~。ああ楽しかった。
お洒落レストランのお洒落料理会で出会った男女。まずは順当に当日好印象の組み合わせで後日、安井&沙羅、藤城&恵理乃が急接近するも早々に分かれて。流石にそこ以外の人間関係もありつつ、元カノを誘ったら実は料理会メンバーとお友達だったとか。小説家(真島秀和)があちこち声かけてる女子の中に、モデル沙羅ちゃんのお友達もいて『同じ店に、同じ文句で誘ってた…』と超イメージダウンだったりw 結局は案外世間って狭いんだぞっと(^^;;;;)
「戦略が大事☆」
と主張して、わざと返事を遅らせ焦らしたのが裏目に出て振られたドラマ制作の笹川(坂井真紀)はその後のフォローなし。焦らし自体が昭和でダサいらしいし、仕事でも部下に「その表現、古いです」と言われていてあれこれ心配になっちゃいますけども。その他が上手くいったように、きっと合う人がどこかにいるのでしょう!
まどろっこしい!と恵理乃に切られた藤城くん(黒羽麻璃央)でしたが、食事会当日には高嶺の花で話もできなかった沙羅(筧美和子)とめっちゃ後に再会。やっと連絡先を交換(^^) 控えめで臆病なところをむしろ、誠実と受け取った沙羅と、穏やかにゴルフレッスンなど始めていますよ。あとは小説家を切った決定打『え、今夜誘わないの?』が心配ですけど、同じ若さなら沙羅ちゃんがリードしたっていいもんね。
その沙羅に、自分のことばっかり…と嫌われた安井(古川雄輝)も、恵理乃(大西礼芳)なら自分からもガンガン日常や大変な仕事を発信していて無問題。沙羅やその友人が問題にした安井の自撮りアイコンになんて気づいてもいないのではw その恵理乃だって、小説家にとっては美味しい食事より会話を優先しちゃうことがマイナス。いや、貴方の小説を一所懸命に褒めていたのに? 結果、小説家は恵理乃を2度と誘わずに、パクパク美味しく食べる可愛い編集さんと仲を深め。安井と恵理乃はついに初回のレストラン、グランロッサに戻ってぎこちなく、交際を意識し始めた初々しいご会食。LINEで楽しい相手と、会って話して楽しいのはまた違うかもしれないし、ここはただのスタートですかね(^^)
そして移転するグランロッサ。その先でまた、素敵な出会いを演出して行くんですね~。続編あったら、今度はシェフ(和田正人)も組み合わせの輪に入れてあげて~(^^)
真島秀和
おや案外面白い。
既読スルーになってしまったラインのやりとりを、再度女性側から描き直して、何が悪かったのかやらかしたのを教えてくれますw この男女視点を変えての描き直しは前期「ねえ先生、知らないの?」では退屈の原因、30分が長かったですが。今作ではタイトル通りの「答えあわせ」になって楽しく見られます。w
小洒落たレストランに集う男3女3の美男美女たち。
合コンにしては全員が全く初対面。年齢も20代~40代と幅広すぎで、なんの集まりかと首をひねっていたら料理教室でした。でもじゃあ料理技術向上が目的かというと、やはり出会いが目的な様でよく分かりません(^^;;;;;)
大手コンサルから独立、IT社長の安井(古川雄輝)は、アパレル恵理乃(大西礼芳)をスルーして、モデルの沙羅(筧美和子)をちやほや。シェフ(和田正人)と懇意で常連らしい徳川(真島秀和)は女性に満遍なく優しいけれど、輪の中心はやはり沙羅。TVプロデューサの笹川佳奈子(坂井真紀)は、若造商社マン藤城(黒羽麻璃央)を顎で使い、恵理乃も
「やっぱり男の人は、若い女がいいのね」
と藤城に愚痴るw いや、そういうところが楽しくないのでは(^^;;;;)
最初から、恵理乃に話しかけられても生返事だった安井。料理中も手つきにダメ出し、挙句包丁の取り合い(!)で手を切る恐ろしい事態になりますが、絆創膏片手に紗羅が駆けつけw 女子力を見せつけました。ってことは脈ありに思えるじゃないですか。
その後も、見合いでもない席で言い過ぎなほど「恋愛観」など語っていた安井に、笑顔で熱心に相槌をうつ沙羅。途中まで送っていき、別れてからもラインでやりとりをし続けて、なのに
「来週の金曜日、空いてる?」
と具体的な誘いをした途端、まず既読がつかずに安井モヤモヤw 翌朝からは既読スルーになりイライラw 家で羽根枕破れるほど暴れてますよ。ヤバい奴だな。←なのに、重ねて同じこと聞けない細心さ。ライン文化も大変ね。
そこで時間は巻き戻って沙羅視点に。
自信満々で場をさらった様に見えて、話せないよーなどとずっと女友達とやりとり。ライン交換後は、速攻で安井のアイコンを友達にも見せて、自撮りはキモいだのチャラいだのと評定会議。イケメン故に、遊ばれて捨てられる警戒をされていたw 真面目に交際したいための警戒なのですが…。さて。
相手によって態度を変える安井くん。ワインや香水などうんちくを語りがちで、自分を大きく見せるのが好きそうですが、間違えることもw そして枕を破る大暴れ。身近にいたら、少々地雷かな。それでも次回また沙羅と合っている様で、思い直して連絡があったのか、自分から行ったのか? 他のメンツとまためぐり逢うのか? 逆に恵理乃と初対面最悪からの何かが芽生える目もあるのか?
それぞれの性格や関係を、言葉でなく座る位置や挨拶の様子で見せていく、演出の気遣いは好みです。答えあわせ、と行っても恋愛指南されるわけじゃなし。考え過ぎも考えなさすぎもダメそうで、返信に悩みすぎるたちの私としては勉強になるかも?
タクシー呼ぼうよ。
歩かない3才児と、姑の手料理タッパーで重い手提げの両方持つなんて女の細腕じゃ無理無理無理。
可愛い子供、素敵な旦那さん(田辺誠一)、優しい姑(風吹ジュン)やママ友にも恵まれ、幸せな専業主婦里沙子(柴咲コウ)は、ある日裁判員候補に選ばれ、嬰児殺し事件を担当することになります(ただし補欠)
子育て、という共通項で事件にのめり込み、我が子を手にかけた母親(水野美紀)に憤ってみたり、翌日は父親(真島秀和)を非難してみたり。最初こそ「無理しないで」と気遣い話を聞いてくれた夫陽一郎でしたが、段々と出来合いの惣菜に文句が増え、会話も嫌味なものに。「俺の世話をきちんとする為」の無理するな、だったことに傷つく里沙子。またイヤイヤ期の娘が、祖父母に預けられて三文安で益々ワガママになっていくのに、その対応も虐待だと責められorz (子役の松本笑花が上手すぎて、駄々こねる度にまあ腹が立つことw あれで殴らない里沙子、菩薩の様なのに何が虐待じゃ)姑が料理くれたのも夫のリクエスト!
あら……冒頭では幸せいっぱい、愛されママだった里沙子なのに。いつの間にかダメ母ダメ妻、姑の助けが必要と決めつけられて反論もまともにさせてもらえません。解決策は『夫の実家に母娘で泊めてもらえ』って、また甘いジジババに逃げて、ママの躾を聞かなくなるでしょうに。この追い詰められ方が、子供の年齢こそ違えど被告と同じなんですよ…。
可哀想な被告の批判をしていたはずが、いつの間にか足元の砂が崩れて全部わが身に降りかかってくる恐ろしさ。背筋がゾワゾワします。角田光代原作だそうで、なるほど。ちなみにタイトル「坂の途中の家」は、坂を上り下りしている間中ずっと、途中にある被告の家から赤ん坊の泣き声や怒鳴り声が聞こえていた、という証言からなんですよ。具体的すぎて、これから坂道を歩くたび思い出してしまいそうですorz
ところで、裁判でずっと「友人のアドバイスで」「友人が」と言っていた被告夫、その友人って元カノ(佐藤めぐみ)なんですよ……。浮気かな。てことは、何かと重なる里沙子の旦那も? また、他の裁判員もそれぞれに抱えていた闇が事件に触発されて溢れ出します。曰く、『あんな女だって母親になれたのに』と、不妊治療熱がぶり返す女性(伊藤歩)やら。セレブ育ちな妻の要求に稼ぎが追いつかず、怯える男性(松澤匠)やら。
震えながら次回も観ます!
驚異のドローン撮影!という触れ込みで録画、なるほど風景の映像に見応えがありましたが、ドラマ部分も楽しかったですよ。
<鳥の様に空を飛びたい、と思ったことはあるか?>
と問いかけてくる主人公坂口雅彦(真島秀和)はアプリで成功したIT社長。誕生日パーティにキャバクラで部下と大騒ぎ。なのに晴れない心を見透かしたカラスに『体を交換しよう』と提案され、受けてしまう……。
そりゃ酔ってるし、カラスが言ったことなんて真に受けやしませんよね。ところが目覚めると目の前には、はしゃいでいる自分の顔をした男。口を開けば出る声は「カア」そう、本当にカラスになってしまっていたのです! とりあえず空を飛んだことは素晴らしい体験でしたが、そのうち妻(野波麻帆)の不倫、自慢の息子の不登校にイジメ被害、部下(渕上泰史)の反乱計画と夢にも思わなかったことが次々に発覚。ろくなことがありません。
でも逆に故郷まで飛び、疎遠にしていた老母(江波杏子)に会えば、カラスの姿なのに名で呼んでくれ、長年の行き違いが解けていきます。そして何度も回想される高校時代、目の前で飛び降りた女の子。
友人だから、と打ち明けてくれた秘密を学校中にいいふらすようなことをして、彼女を自殺未遂に追い込んだことをずっと謝りに行きたかったのです。でも今は本人カラスなのでw 主人公の身体使ってるカラスが案外協力的で、陸路ちゃんと来てくれて主人公の代弁をして謝罪。今は幸せな彼女は許してくれました(川で水浴びはしても風呂に入っていないので、臭かった様ですがw)
実はカラスは、あの時もその時も主人公の側にいてその人生を見守ってきたのでした……。って、27年前もか!カラスの寿命ってw(検索した結果10~30年!野生では短くなるものの、飼育下で60年生きた個体もいるとかwびっくりw)むしろ、実は癌の告知を受けた主人公の方が余命わずかでしたよorz それを知ったら、キャバクラでの乱痴気騒ぎもちょっと許せるかも……。
そんな中息子の反撃を見届け、妻の不貞も(肉体関係はちゃっかりありながらもw)会社は守る方向で相手を裏切っていたことが分かり、妻を利用してデータを入手しようとした部下は失脚。中身がカラスになってからは失踪したまま、何を助言したわけでなくても家庭はいい方向に舵を切ったじゃないですか。……どうも全て主人公に都合よく描かれすぎな気はしますが、まあいいか。
さあこの先の主人公、カラスとして家族を見守っていくのか。元の蝕まれた身体に戻るのか……。いちおう最後は内緒にしておきましょうw
カラスが宿った時の無邪気な声と、病む主人公の疲れた声との演じ分けも見応えがあり、真島秀和ファンは必見です。ドローン撮影のメイキング番組も気になりますね。
楽しみました、BLパラダイスおっさんずラブ!
部長(吉田鋼太郎)のまさかの告白から始まった話が、部長が背中を押して片がつく。なんかもう可哀想で終了直後はもやもやしたんですけど……思い出すのは楽しいことばかり、と本人が思うんならいいや! 一緒に暮らして、フラッシュモブのプロポーズまでして、YESの答えももらったならもう、思い残すことはなくてやりきったんですね!レゴのウェルカムボードも、可愛かったですよ。これから結婚式なら真似したい!
周囲も理解がありまくり。春田(田中圭)の突然の交際宣言に、同僚は一呼吸とまどうだけで拍手で祝ってくれるし(部長を除くw) 牧(林遣都)の実家でも「許さーん」と騒ぐのは父親だけ。母親も妹も交際相手の春田に平然とアドバイス。まあいいか、ドラマなんだから!
ただし、やっぱり牧は知らんぷりしましたよねw 自分から相手や時と場所を選んで打ち明けるならカミングアウトですが、勝手に公表されるならそれはアウティングで非歓迎。こそこそ交際を隠すことは不満でも、イコール声高に宣言しろってことじゃないんですよ…。さすが春田、その違いがわからないorz
少なくとも影響はほら、春田のお断りに泣いていた部長に、また希望を与えちゃったじゃないですか。静かにおつきあいしてたら、そんなことはなかったのにー。
そして、今更なちず(内田理央)まで春田に告白。それを知った牧ったら、結果も知らずに身を引こうとするんですよね。バカ~!
「春田さんなんか、もう好きじゃない」
って、泣きながら。それどう見ても大好きって言ってるのに。春田相手には絶対通じないんだから(><) そして一年後……なぜか部長と同棲しているハルたんorz
流されるよねー。一人できちんと暮らせないって大人としてどうよ。挙句、フラッシュモブのプロポーズに(山盛りの演者だけじゃない、通りすがりの人たちからの視線w カミングアウトで牧に何したか、ここで理解したんでしょうか。してないかw)なんとなくの「あ、はい」ってー!ほんと流されるにもほどがあるよね……。
迫る上海赴任、結婚を控え乙女倍増な部長に反比例してブルーな春田w こんなにはっきりしてる自分の気持ちに、誓いのキッスになるまで気付けないってどうなの。部長フィルターを通してみるアイドルハルたんは最高に可愛いのですが、人生を共には絶対したくないわ(^^;;;)
最後にやっと、牧に結婚を申し込んで。同居を軽く提案した時もこれも、春田が自分から誘ったのは牧だけという構図が美しくきまってのハッピーエンドになりましたよねー。自分で荷造りもできない男でいいのか、牧(「火花」といい、林遣都ってお守役 ^^;;;)そして孫を待ち望んでいた春田の母には、この先どう告げるのかとか問題は山積みでしょうけど、まあいいか。続編あったりするんですかw
まろも蝶子さんも、兄貴もマイマイも、ちずと誰かも、部長もメガネさんも、みんなお幸せに~(^^)
(でも、全員が男女カップルになってたのは整えすぎでは。ダメンズ育てがちなちずがイケメン白人と? 女友達たくさんや「彼女」と一緒でも良かったじゃない。ハルタの母なら外国紳士といても良かったかなー。あ、まろがハルタを下の名前だと思ってた件、最高でしたw)
「ちょっと、待ったあああああああ!」
だよねw
ハルたんに振られた部長、「なんで?上司だから?男だから?」って、尋ねる順番おかしかったですけど、それでもしっかりお断りを受け止めて、会社では泣かずに頑張ってたのに。まさかの、はるたんが牧とお付き合いをカミングアーウト!それは見過ごせませんでしょう!
とはいえ、牧と春田まだつきあい始めたばかりで、職場で周知する必要、なくない? 昨日までの春田が、出社や買い物ごときに人目を気にしてこそこそしてたのも過剰反応なら、突然のカミングアウトも、牧にとっては勝手なアウティングかと思われますよー。
そんなわけで、見てます。おっさんずらぶ。乙女部長が可愛い。
でも、いざ離婚となったら部長より奥さんの立場に味方してしまいます。口説き落とされて結婚してやったのに、他に好きな人(男)ができましたとか嫌すぎるでしょorz しかも振られてくるなんて。もっと押せ!と逆に応援し始めてる気持ちは、わからなくもないようなわからないようなw
さてまだ部長は諦めてくれないのか?牧の元カレはどうする? てか、現状男にばかりもててるハルたんですが、幼馴染嬢だってそろそろ自分の気持ちに気がついてきてますよ?
で、このドラマ案外お仕事の描写が好きなんです。どんなにラブがバタバタもめようと、仕事は別ですよね天空不動産(「宮本から君へ」も見習うべき)
物件探しで仲たがいした新婚さんには、更地を。部長の奥さんにだって全力サポート! PC入力ミスはねっとりと密着で修正してくれてw 極秘で物件探しの芸能人カップルには「僕たちもつきあってるって周りに言えなくて…」と境遇を共有しての後押しです(で、交際宣言の報道につられてカミングアウトってw)
いつもの居酒屋(?)が詐欺にあったピンチには牧が、悪徳不動産に乗り込んでの直談判。店長(アンジャッシュ児島)の「あ、曲が下りてきた」とTPO構わず録音する悪癖が、役に立つなんてねえ。
野間口徹=イケメン説!
あちらもこちらも収まるところに収まって、大団円。これからの続く幸せが確信できる素敵な最終回でした(^^)
ずっと楽しく見ていたのですが、途中で書くことはあまりなくて。だって大器の浮気なんて絶対ミスリードだしw 逆に妊娠や受験や離婚やカミングアウトはどっちにどう転ぶか、何が幸せなのか、可能性がありすぎて着地点が見えずにはなんとも言いがたいものが。
大器と奈々は、体外受精にまでトライして一度は妊娠を喜んだものの、結局流産に……。
『大器を父親にしてあげたかった』
と想い悩んだ奈々は家を出るわ離婚を言い出すわ……orz 驚愕する大器。でも確かに、不妊治療前も、授からないなら夫婦で暮らそうとは言わず、そのうち出来ると楽観的だっただけでしたものね。やっと戻ってきた奈々に、それでも奈々と夫婦でいたいんだと言えて(知ってたけど!)、奈々は奈々で仕事で子供と関わっていきたいとキッズダイビングを企画。休日も子供のいるイベントを避けずに2人で楽しんで。
このまま可愛いラブラブ夫婦でいるも良し、案外そのうち自然に妊娠するかもしれませんよねー。めでたしめでたし。
同性カップルのところは、同僚女性のちょっかいにも負けず、実母の無理解は実の息子より朔ちゃんの愛嬌で切り抜けて。夫婦に準じる様な形で自治体にも届け出て認められましたよー。お母さんも祝ってくれるいい関係に。え、養子をとったら孫も出来るかも?
小6男子亮太をひきとったセレブカップルも、案外すぐにいい関係に。主に甘やかす実父はともかく、”成人の同居人としての責任”だけと言う ちひろも「うちの亮太」と庇って喧嘩をするぐらいにはちゃんと保護者じゃないですかw この、母親になる気がない距離が逆に良かったんでしょうね。
亮太の誕生日のエピソードが好きです。
サプライズでちひろが作った人生初ケーキを、なんと叩き落す亮太。 でもちひろは怒るより「どうして?」と、とっ捕まえて聞くのです。そして誕生日=実母の命日(亮司パパもこれは教えておこうよ……)、祝えないと知って謝るちひろに、高ぶった亮太が続けて吐露した子供らしい後悔
『自分が帰って来るなと言ったから、お母さんは死んだんだ』
を聞いた時には、きっぱり怒る!そんなわけない、我が子が寂しくて言った我儘を、母親がわからないわけがない!と、いつになく抱きしめてまで慰めてくれるんです。
……こうして書いてると泣けてきますけど初見時は、誤解もすれ違いもないスピーディな展開に圧倒されましたねw 毒親に育てられたというちひろ。きちんと親になる自信がないから子供いらない派でしたけど、この人間力なら大丈夫、立派にやっていけると思いますよ。
その初ケーキ、指導したのはインスタ命の深雪ママ。
子供のことで対立、気まずい深雪とちひろ。だからこそ仲直り☆という奈々の発想もナイスだし、深雪も得意なことを教えている余裕からか、自分の境遇を語っちゃったりします。受験に失敗して以来、家ではずっとダメ扱い。褒められたのは子供を産んだ時だけだったのでつい、皆にも出産を勧めてしまった、のだとか。
実家を訪ねた時も、上品で穏やかだけれど確かにダメ出しされてたしw 旦那の失職も言えてないしw 娘の受験に拘るのも、そのせいなのねーと深雪を見る目が変わりましたよね。そして
「そんな親、捨てちゃえば?」
という、実際に絶縁済みのちひろの言葉もまた、深雪の人生を見る目を変えたのかも。違う物差しがあるんだわ、と。
SNS絡みの浪費、受験や仕事に関する価値観の違い……等々と、野間口徹演じる旦那さん慎一郎とはすれ違ってばかりで離婚話も出ましたけど、最終的にはやり直すことに。そこには、受験一辺倒から娘の希望を聞くよう変わったことも大きいでしょうし……。いやはや、驚いたのはそこに愛があったことですよねー。てっきり、エリート商社マンで稼ぎがいいのが取り柄とばかり思われた慎一郎が、深雪には超イケメンだったとは。 松ケン真島秀和、平山浩行と体格にも恵まれた美男揃いの中で、野間口徹一人ごめんなさいガリ勉メガネ系だと思ってたのに。イケメンだったのかーそうかーw
亮太から言い出しての、亮司とちひろの結婚式を中庭で。手作りのヴェール、ブーケには中庭の花。深雪お手製のケーキに、神父役は慎一郎w 4軒仲良く勢揃いして、記念写真で締めくくり。どの家も幸せですね、めでたしめでたし。
大器が浮気??
赤フンドシで? と思うと笑ってしまいますw どうせ勘違いでしょうし。
5話は精子精子連呼、フンドシどーん。
義妹(伊藤沙莉)の出産に奈々ちゃんが立ち会い、義母にも奈々の不妊治療がこっそり告げられたり。業界カップル仲直りエッチの最中に小学生の息子が『来ちゃった』り、ダンスに夢中な娘をリストラ父がかばったり、ビラを撒いた女から「あなたは彼にふさわしくない」と釘をさされる朔……と新展開はありつつも種まきばかり。どれも6話で本格的にこじれだしました。
『まだ赤ちゃんなんか産みたくなかった!』
と切れる娘の頬を張り、謝りなさいと泣く母。「誰に?」ってそりゃそうだよね、義妹ちゃんは兄夫婦の事情を知らず。知ったって、そのうち出来るぐらいにしか若い子は思わないだろうし。それにしても、キレる原因が無責任に赤ん坊をほったらかしてじゃなく、根詰めて全力で子育てして追い詰められてなのが、泣けます。実家暮らしで人手ありまくりでも、ワンオペでも、それぞれに別の辛さがあるってことでしょう。
不妊治療で休みがちになった奈々に、やる気がないならやめてくれと社長。いつの間にか同僚がおめでたで人手不足。これは辛すぎます。
一方広場では、既婚者と事実婚者と同性愛者が語り合いw リベラルw
法で縛られる安心感の功罪ですって。確かにこの輪から逃げる深雪さんは、安心しきってますよねー、堂々と夫をないがしろにして平気。掃除洗濯や子供の世話で自信たっぷりなんでしょう。でも実は母としても娘の嘘を、ダンス好きを知らず。かくあるべし、と他人を説いてまわる自分が一番問題あって、友達もいなさそうで(SNSのために友達役を雇うとかorz)なんかもう。
ゲイを隠すのは親孝行という広瀬、息子の結婚をあきらめていない母。傷つく朔。
息子を甘やかし続ける亮司、扱いに困り呆れるちひろ。まだ亡き母を恋う息子。
まだまだ、それぞれの事情は外からはわからないままなのでした。
ところで独身の須賀健太が妊活事情に詳しすぎw なにが僕の婚活と一緒、ですかw 最後までこのまま解説役なのか、もしや何かあるのか?
『木村さん』子宝で有名?知らなーい。
「みんな違って、みんないい」
と金子みすゞを呟きたくなってしまうこのドラマ。楽しくみているのですが、万人向きではないですかねえ。並んでみ始めた旦那、ドラマのおよそ半分を占める妊活出産問題に飽きちゃって……。でもそれだけならまだ大器と奈々夫婦のラブラブっぷりを楽しみに応援できるかもしれませんが、重ねてBLでは『役者さんも大変だね』と言いながらフェイドアウトでしたよ(^^;;;)
おまけにオバさんがヒスること。
敷地に同性カップルが住んでいようと大器夫婦は気にしない、むしろ愛妻との仲を大器が妬くからカミングアウトされたんだしw 業界夫婦も勿論気にしない、未入籍の自分たちとなんなら同じとまで言うのに、子持ち家庭の奥さん深雪だけがキャンキャンと
「子供がいないとわからないのよ」と奈々を傷つけ
「子供になんて言ったらいいのか」って、学校でLGBT教育するのにね
いわゆる世間代表、ご意見番を自認してうるさいです。
でも興味深いのは、非難されてる同性愛者の広瀬が深雪と価値観が同じで、我慢してひっそりと後ろめたく暮らさなくてはと思っているところ。なのにご近所づきあい必須な住宅を設計して住む屈折具合は、オープンが身上の恋人朔にも私たちにも理解できませんが、そのうちに深雪は違う生活スタイルに理解を、広瀬は自分らしくある生き方に自信を、つけていくのでしょう。
大体、広瀬が『嘘をついた』と非難していた深雪だって、旦那失職を隠してる。それを広瀬は知ってて黙ってるはずなんですから、誰にだって秘密はある、それでいいのに。
自分が他人にそこまで興味ないので、こうしろああしろ言いたがる人って、よく居るけど不思議です。また、妊娠中子育て中って指南ババアがあちこちにいて、顔見知りですらない人が靴下履けだの母乳にしろだの説教してくるんですよ。本当に!
なので大器の妹が愚痴る、帝王切開ダメ無痛分娩ダメ教の信者の旦那さんも、私は幸い未遭遇ですがいそうなの分かります。辛いほど愛情が湧く、楽するな、が教義なようですが、せっかく進歩した医療をなんだと。
そして妹の愚痴をハイハイと聞いていた大器が、出産を自然のままと言い張るバカ義弟と、妊娠も自然にと妻に言った自分を重ねて何か考え出す場面は(オモチャ素材も天然派だしね!)上手いなーと思ったのですが、どうでしょう。一方、奈々母が不妊治療に反対するのは、孫はみたくても我が子に辛い思いはしてほしくないからだとか。家族が反対なら、と諦めようとする奈々は寂しげで……。
とにかくまず、知るところから!と資料をまとめ、奈々母に渡しに走る大器。そんな風に、すべての不理解や摩擦が、LGBTへの偏見も、業界カップルが引き取るだろう前妻の子とのこれからのいさかいも、互いに知ろうとすることで溶けてなくなりますように。
大器の母も深雪と同じ方向で愛情溢れる、うるさめんどくさい人で、問題は山積みですが、素敵な夫大器と素敵な妻奈々がラブラブである限りすべて大丈夫な気がするんです。夫婦の危機!とか最後までなくてラブラブだといいなあ。
マツケンと深キョンのラブラブ夫婦。でも髪サラッサラの深キョンももう35才なのね。そして、うわー須賀健太が会社員!うわー!
結婚し、まずは貯金&避妊していた主人公夫婦。 憧れの家も買って子作り解禁、して1年3ヶ月たつも音沙汰なし。義妹(伊藤沙莉)の授かり婚をきっかけにクリニックを訪ねると
「検査をするまでもなく不妊です」
と衝撃の宣告を、にこやかにされてしまうのでした。
1年避妊せずにまだ妊娠しない、のが不妊の定義でしたっけ。その後の精液検査なども結構赤裸々に描写されてます(^^;;;) 二人とも機能的問題はなく、旦那の大器(松山ケンイチ)は安心しちゃいましたが、不安な妻奈々(深田恭子)の為に排卵日に合わせた行為&事後24時間以内の検査をしてみることに。でも早朝に目覚ましかけて「ハイ、今から!」と言われても、普段通りにセックスなんか出来やしませんよね(^^;;;;) しかし可愛い奥さんは、レストランで泣いた赤ちゃんに大器が神対応をしたデートの思い出を語り
「この人と家庭を持ちたい、と思った」
なんて甘く囁いて『普段通り』にさせちゃうんですから、ごちそうさまで~す。
と、大器奈々夫婦だけ見ていたらラブラブ妊活コメディですかね。でも彼らの夢のマイホームはなんと、敷地内に4軒が、中央フリースペースを共有して建っているのでした。
子育てこそ至高!な専業主婦&会社員夫婦(真飛聖、野間口徹)と、子供の要らない業界人夫婦(高橋メアリージュン、平山浩行)欲しいけど出来ない大器夫婦、そして独身設計士(真島秀和)……はゲイで可愛い年下彼氏(北村匠海)が転がり込んできちゃってさあ大変って。あざといわー。何も共通点がないw 一生の買い物に他人が3組くっついてくる家なんて、住みたいですか?
例えば『大型犬が飼いたい』とかさ、ライフスタイルの違いに目を瞑ってでもこの物件じゃなきゃダメだった理由がまだわからなくて謎です。ドラマとしては、揉めたほうが盛り上がるのがわかりますけどね!
山形発地域ドラマ。
誰もが知る名作「泣いた赤鬼」と主人公の学生時代をリンクさせて描く再会と再生。
田園の美しさ、人々の暮らしの豊かさの描写の中に、さりげなく名産のぶどうデラウェアやワイン、更に貴腐ワインを作る苦労も織り込み「飲んでみたいなあ」と思わせるとはニクい脚本です。トンネルを抜けると広がる不思議空間も、採石所かなあと調べたらなるほど、高畠石が有名なんですね。実際コンサートや芋煮会wに使われているそうで、ドラマ内でもトランペットの練習にワイン蔵にと印象的な場所。作者浜田廣介の記念館と合わせて『瓜破石庭公園』是非訪れてみたくなります。そしてお土産は貴腐ワインw
作中イベントで出版されていた中学生作の「続・泣いた赤鬼」も購入できたら完璧ですね
<物語>
東京の出版社で働く主人公辻村莉子(村川絵梨)は、故郷の高畠町に呼ばれ町おこしイベントに協力することに。地元の名士浜田広介作「泣いた赤おに」の続編を募集、絵本を出版しようというのだ。
しかしすっかり東京弁で喋るようになった莉子は、熱心な担当者にも同級生の集いにも心開かず、特に「変わり者」と評される夏目(木南晴夏)の話題になると表情を硬くする。
その昔、いじめから助けてくれた夏目を裏切り、自分は元通りの女子グループに戻れた代わり彼女は学校に来なくなってしまったのだ。今はひとり家業を継いだ彼女と「泣いた赤鬼」の青おにを重ね、自分のせいで夢を諦め不幸に暮らしているのかと、後ろめたく思う莉子。また出版も当初の理想では売れないと、公募作品でなく有名作家を強引に登用するのだが……。
思い出の場所で再会した夏目は目を輝かせてワイン造りを語る。
恨まれていると思い込み、いつまでも時を止めて昔のことばかり考えていたのは自分だったと泣く莉子に夏目は、それも必要な時間だったんだよと、ゆっくりと美味しさを増す貴腐ワインを差し出すのだった。
「辻村さんの時間は、止まっていたんじゃなくて、熟成してたんじゃないかな」
賑わうイベント当日、出版されたのは中学生が描いた公募作。東京へ戻る莉子は、旅人のために置かれた「休め石」に腰を下ろして喧嘩別れした恋人(真島秀和)に電話をかける。土産のワインを一緒に飲もうと。
そういえば、地元出身でもないのに妙に熱心な担当さん(中島歩)とは恋でも始まるかと思ったらサラッと別れましたねw
いじめてたことなんて忘れて夏目のワインを飲んでいる同級生(馬場園梓 他)にはちょっと腹たちましたけど、そんなものかも。かえって、ひとりそこにこだわっていた莉子が前を向けばすべて過去のことになるのかも。なにしろ夏目本人がもう歩き出しているのですから。
高校時代の夏目を演じた上白石萌歌も良かったです。
JALカウンターのコワいお姉様、キターw
出番は今までほんのちょっとでも、かなり印象深いキャラだったお姉様。それがやっと有能っぷりを発揮する場面があって嬉しかったですねえ。
ぐだぐだうるさい若者グループを一喝!リーダーを特定して呼ぶことでグループ全員を素早く動かしちゃう。なるほど。
更に遠藤とサシ呑みに行っちゃうだけじゃなく、酔って暴れて抱きついちゃうようなw しかも翌日シレっと覚えてない様な人だったなんてね。
今回の問題発生は、「心臓病だけどハワイに行きたい」お客様。いやいくら釈由美子でも、それはワガママでしょw
本人と夫はそれで死んでも良くても、危篤になられて飛行機が引き返しでもしたらツアー潰れるし。『専門医が付き添えば』という空港医の渋々の許可をどう受け取ったのか、
「◯◯便のお客様にお医者様はいらっしゃいませんか」
と必死で搭乗前の人たちに聞き回る遠藤と仲間たち。いや、医者だって自分も旅行中にそんなことでアテにされても嫌だろうし。どんな医者でもいいわけじゃないし。結局みつからなくてホッとしちゃいましたよー。
それでも最後まで必死だった遠藤に絆を強める仲間たち。
夫も感謝してくれると思ったら、妻本人が「いいの」と謝意を述べるまで遠藤を責める気満々とは(><)
キャンセルとなったハワイ挙式の代わりに、ふたりだけのための飾り付けと幸運の虹をプレゼント……って、画面はとてもきれいでしたが、空港に来ただけで倒れる手術前の病人をまだ待たせたのかと思うと、豪華すぎるのも変な感じ。医者探しの間、病人な妻に付き添って話を聞いてた人がちょこっと算段して出来る程度のサプライズで良かったのにね。
でもまあ、トッカン作業を通して現場の派遣さんと社員の間もいい感じに近づいたわけで、そこへガーン、衝撃のリストラ通告!
そこよりも、眼鏡のスーパーバイザーと貫地谷しほりの恋の方が気になるかな。
実父は死刑囚でした。ガーン……って。
それって反則。
いくらドラマでも、そんなデリケートな人材を雇う鑑別所なんて嫌すぎます!!当事者も収監中なのに。
ていうか
「お父さんと同じ監察官になりたい!」
と言われたときに養父母も止めるか、せめて出自の事情ぐらい説明しておいてあげましょうよ(そこがあまりに理解不能で、及川夫妻ってもう死んでたかと思ってしまったぐらいですよー!)
もうそこからは、斜めに視聴。死刑囚の娘歴20余年の先輩に向かって
「実は僕も」
とか言い出す主人公には笑ってしまいました。彼女の苦悩の何が分かるんだ君に。
ドラマだから、というならいっそ、死刑囚の子と分かるのが記者の彼女だったらよかったのに。今までの無神経発言の数々も、それなら皮肉な伏線じゃないですか(「あなたがモリのヤツラを選んだのよ!」にもムカツクッたら)
ただし、事件の真実に迫る独白部分は迫真でした。
今まではどんなに熱演でも、もとい主人公が熱心になればなるほど
『お前関係ないだろ』
だったんですが、自分の父親(真島秀和)の事件なら関係者ですからね!!
……そして渡瀬満事件は、ますますどうでもいい感じに。アレー?
「僕がこの手で殺します」
あの判決もこの記者会見も、覚えがあります。ニュースで見ました。反面、私にとっての町田さんはいつでも「遺族」で「被害者の夫」で、彼にも仕事や日常の生活があることを考えたこともありませんでした。ただでさえ気の重い題材であるのに、自らも彼らに好奇の目を向ける「世間」でしか無かったことを思うと情けなくなります。
あの光市母子殺人事件、をwowow が淡々とドラマ化。
殺害や陵辱の現場を描写せず(詳細は裁判用語で解説)、遺骸を抱きしめての愁嘆場も映さない姿勢にとても好感が持てます。代わりに繰り返し思い出される奥さんと娘さんはいつも笑顔で、美しいからますます哀しい。
当初はなんと犯人扱いされ、不慣れな裁判への戸惑いや憤りがまず描かれていきます。
ひとり暮らし、洗濯物を干して、思い出の場所を1人で訪ねて、取材で来た記者を夕飯に引き留めて。注目される身で、より一層きちんと暮らそうとしている彼が、何年も何年もかかる争いに、海に向かって叫んだり遺書を書いたりと壊れそうになっていくのを、時に叱りながら見守り支えていく周囲の思いやりにも胸が熱くなりました。
それにしても「ちょうちょ結び」だの「母のように」だの、最後の弁護団は腹が立つ。本当にどうして仇を討ってはいけないのかさっぱり分からなくなってくるのですが、彼を支えるメンバーの中にも賛否両論がある所は複雑です。
最後、江口洋介記者が書き上げた自らの手記を読んで、礼と共に、ただ普通に暮らしたかったと延々と語る所は私も記者と一緒にただただ泣いてしまいました。陳腐な台詞だけど、当たり前の日常がどんなに大切なものなのか身にしみます。……で、一目散に恋人に会いに行く記者さん(ソウイウモノカナ ^^;;;)
遺族を巡る環境が改められ、死刑判決を勝ち取り、町田さんの戦いには区切りがついたのでしょうか。義母さんが語られた様に、幸せになって欲しいです。
そのバーには、淋しい人ばかりやってくる。
そして奥の不思議なカラオケで想い出の歌を歌えば、幸せだったあの頃に戻れてしまうというのですが・・・・。
歌声を聞きつけてやってくるカラオケ営業マン?NO39が西村雅彦さん。
二束三文の客の持ち物を代金として受け取り、マスター(石田壱成)の取り分として大金を渡す・・・って全然収支あわない筈ですが、そこはなにやらカラクリがある模様。おいおい明かされるでしょう。
プロローグでは、何年もの昏睡から覚めたヒロイン(横山優貴)が記憶のないまま病院を抜け出して、このバーに居着くまでが描かれました。
で、常連というか、やっぱりバーに居着いているバカップルの片割れ:キャバ嬢が連れてきたタクシー運転手(奥貫薫)が#1の客。自分の辛い体験を、何故かヒロインにだけは語れてしまう・・・らしいです。
♪バンザ〜イ 君を好きで良かったぁ♪
うお、懐かしい。
新婚の夫(眞島秀和)を、ろくな知識もなく末期癌で亡くした。妊娠は中絶した。
その過去の選択をやり直して、晴々した顔でカラオケから出てくる運転手さん。店を出ると、タクシーの代わりに新聞配達の自転車が止まってる。だって自分は子持ちなんだから!
・・・・って、ええええ??
カラオケルームで夢を見た、んじゃなくて、現実が変わったんですよねって認識で彼女が出てくるからそこでもうびっくり。そして本当に現実が変わってるから、更にびっくり。
妊娠も、中絶した週数に戻ってるんじゃなくて・・・・・子供産んでもう何年もたってることにって!!
一番大変&幸せな乳幼児期をトバして母親でございってそれ良いんですか?そうですか??
子供の名前もわからないのに暮らせるの??
並行宇宙は??
まともにSFだと思うと頭壊れるので、広い心で我慢することにします(^^;;;)
ハッピーエンドだもんね!
母娘2人の生活でも充分ハッピーだと思ったけどね、奥の部屋でもう1人寝てた人が、再婚じゃなくて亡くした旦那さんだった時には私まで嬉しかったです。
西村さんラブ視点では、分量多めのウィッグがちょい微妙。でも美味しい役です。
ファン以外にはどうでもいいことだと思うのですが・・・・・プロローグでは入院服のままバーに現れ、血飛沫まであげたヒロイン、NO39に抱かれて入ったカラオケ内で着替えているんです。
NO39のワイシャツに!!
素足にワイシャツのヒロインと、背広の下素肌にネクタイ(安田大サーカスか!)の西村さん。きゃーっ2人に何があったのーっっ!!
・・・・その後、ヒロインがずっとNO39のシャツを着続けているのは何故・・・(^^;;;)
もちろん、くっつくなら相手はマスターでしょうけど。あらぬ期待をするのがファンってものです。