ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

相棒9

「相棒9」#13#14☆☆☆

スーツの下には何と!!!(笑)

しかも映像なし!大げさに驚く人物なし!さらっと流すところが逆に、よくあること的でインパクト大でした。さすが
「尼寺にいるから女とは限らない」
と言い切る人が主人公のドラマです。天下の高視聴率ドラマでのこの啓蒙。思わず目覚めちゃう少年とか、そうか仕立屋に頼めばいいのか!とポンと膝を打つ壮年とか、将来あれこれと波紋が語られそうです。

そして
「男を愛したことが罪ですか」
の大河内さんを、それ以降はまったく同性愛絡みで扱っていないところもジェンダーフリーですよねー。
(「相棒 劇場版2」をめでたく鑑賞、出来のいい映画で楽しかったし官房長進退にはびっくりだし、なのですが。多分同行の友人は、私が漏らした大河内管理官の元カレ話の方が映画ラストよりショックだった様です~。神戸くん目当てに「相棒」見始めたら、わからないことだったのね)

そんなわけで今回は、恐喝→殺人。どんな秘密かと思ったらメガトン級のバクダンでぶっ飛びました(^^;;; ) 
いくら店主を守るためとはいえ、バカ正直に原本をそのまま渡すおばかさんが居ますか!「カルテをくれ」としか言われてないんだから、多少は修正して渡せばいいものを。

右京さんの可愛いスーツマニアっぷりは堪能いたしましたし、忘れがたい一本にはなると思いますが、ドラマとしては一発ギャグ回でした。

刑事ドラマとしては、推理も仕掛けもあって神戸の人情に胸を熱くした前回の方がよかった……と、思うんですよ、多分。正直、ブラのショックで印象薄いですが。
ああでも、証明写真ブースに近寄った神戸が、床を調べる右京さんを尻目に、鏡で前髪直してたのは印象的でした。役作り?素?

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「相棒9」#12招かれざる客☆☆☆

杉下右京、逮捕!(笑)
前回予告でぶっ飛びましたが、それがまさかこんなにわざとらしーく嘘くさーく演じられる小芝居だったとは。
腹抱えて笑いました!!
「ダゼ」とか悪ぶっても丁寧な右京さん、逮捕されたのに助手席に座って、自分でシートベルト締めてましたよね(笑)
神戸くんがみせた「逮捕状」にも悶絶。あれ、横から覗かれたら終わりだったじゃないですか!(しかし、体質って何でしょう。ちょっと心配)

執事、メイド、絵の先生にコックさん。それぞれ絶妙な配役と見せ方でなるほど。人数の多いゲストを上手くさばいてくれました。
しかし、美人女子大生のお嬢様より、慕われる亡き大富豪より、ゴウツクバリ叔母に俄然興味がわいてしまいました。いつか出てきて欲しいです(笑)

別行動で真相に迫る右京と神戸の対比も、時効故に集う分かりやすさも、脅したら金取れると安易に思った犯人のマヌケさ加減も(←店も傾くわけで)実に良くできたお話でした。
前回と大違い。

 

劇場版2、やっと来週見に行けるんだ、楽しみー
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「相棒9」#11死にすぎた男☆

アニメの「コナン」で良くある感じ(><)

同棲中の恋人が、ジュエリーを買って婚姻届を用意。コレ、特命2人で解説してやるまでもなく、私プロポーズされるのねって浮かれるところでしょう??なのに
「あの女に渡すなら」
と殺害を決意って。ネガティヴ思考にも程がある。今回やり過ごしたとしても早晩、似た様な勘違いで殺されていたのでは。
 

だいたい、本筋の筈の失踪やら横領やらと、この婚姻届が馴染まないんですよね。
自ら失踪していた被害者は、自分が死亡扱いな事を分かっていたはず。なのに婚姻届なんて。

あれが『彼女が用意』して、『男が書いてくれない』から疑惑が生まれ、ジュエリーも他の女にと疑うし、殺意を抱いた、とかとかならまだ分かりますが。
死んだはずの男が殺された、という謎はキャッチーだっただけに、面白くなくて残念でした。 

「2度目ですね」の反応、鑑識さんとのやりとり、白骨死体ならなんとか耐えるところ……と、神戸くんの見所しか思い出せません!

 

 

「相棒9」女スパイ?☆☆

着替えは無茶でしょう!化粧はともかく。

遺体に違和感が……とこだわり、胸元が開いたこの服にネックレスをしないはずがないとか、メイクの色合いが不自然だとか、女慣れ(笑)した観察眼を発揮する神戸くん。鑑識さん「達」にはない女慣れスキルの炸裂は面白かったです。
で、どんどん糸をほぐしていくと三角関係のもつれになってくるわけですが。

もみ合って倒れた女の意識がない。そこで服を脱がせるのは、破いていいからどうでにもなりますがねー。寝たままで別の服を着せるのはねー、育児か介護をしてたら分かるけど、それこそ違和感を持たせない状態にきちんと着用させるなんて無理ですよ。(服の裏側に土がつくこともありそう。)
素顔で夫に会っていた女が許せなかった……という女心は興味深かったんですけどねー。

さておき、舞台はそのまま映画「相棒2」へ続く!
警視庁vs警察庁、あの人はここ、この人はここと、メンバーが各所に配置されてスタンバイなラストにわくわくしました!!
我が家にも、もう鑑賞券を2枚スタンバイですよー♪早くみたいな!!

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「相棒9」ボーダーライン☆☆☆

出口のない就活……(涙)
遺体の足取りを追ううちにどんどんと、派遣切りやら名義貸しやら、真面目な男が泥沼の様な無職と犯罪に取り込まれていく仕組みが明かされて、鬱々とした気持ちになりました。

またそれを調べているのが、窓際とはいえエリート公務員ですものね。ぱりっとした洒落者2人との対比で、なくなった人の境遇がますます哀れでした。
資格もあるのに職はない……。

結果、その専門知識を駆使しての自殺。
防御創を装うなんて普通は即保険金絡みで、誰かにお金を残したくての行為に思えるのに……保険どころか遺書を残す相手もいない人生だったなんて。ご家族も、死を考えるぐらいなら援助してくれたと思うけどなあ……。それに、とりあえず食いつなぐ仕事ならあったんじゃ無いのかなあ、でもキャリアを詰めない労働はもうイヤだったのかなあ。守ったものはささやかなプライドだったのでしょうか。

先週に比べると事件1つだし地味でしたが、思わず目が離せなくなる1時間でした。

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「相棒9」マトリ=麻取 ☆☆☆

内偵捜査官の命より、正しい罪名が大事。
今回の右京さんたら頑固一徹、ある意味正論なだけに困ったものでした。そして、そんな右京さんに真正面からは楯突かず、うやむやになる方向を探る神戸くん、ナイス。亀山くんには思いつきもしない解決(?)法でしょう。 

前回の陣川くん登場回もそりゃ楽しかったですけどね、同人誌かと。またダメダメ、また犯人にふられ(←「うぬぼれ刑事」の方が徹底してるしね)、酒に酔っての「僕の方が先輩」発言と神戸の名前訂正なんて、ベタ過ぎです。
それよりやっぱり、こういう堅いやりとりで見せてくれる方が楽しめますね!
実際にあんな捜査されてたら怖いですけど…… 

 

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「相棒9」4☆☆

血まみれのお札……。
まさか支払いに使えないし。銀行で替えてもらうにしろ通報されそう(笑)

 お得意、犯罪シュミレーションでした。
時効撤廃に伴ってこんなことも起こりえるかも、と。なるほどー、捨てられない証拠品が増えるのが道理です。そこに横領と、倉庫整理をさせられる特命係を絡めて一本出来上がり♪


ついでに、実は……と最後にひねりを加えてみたものの、着地がすっきりしなかった様な。犯人の失言に瞬時にピンと来る頭脳と、当時の捜査のずさんさが釣り合わないんですよー(身内も捜査対象でしょう?)
普通に隠蔽のために殺してて、右京さんが皮肉な真相を教えるだけでよかったんじゃないのかしら。そして怒って欲しかったです。
まあ充分面白かったですが。

神戸くんが資料を大河内さんに借りていて
「仲がよろしいことで」
とかつっこむ右京さんがなんかやりすぎでしたわ。BL好きが喜ぶだけなのでは。(ボーイじゃない 笑) 

 

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「相棒9」3 ☆☆☆☆

有吉比登治、なんというツンデレ!!
最期に会いたい、すぐに来てくれの代わりにそんなこと(><)

それにしてもあの手紙。
「互いに相手の個展ではもぎりをしよう」
と誓い合ったと榊老人は語り、思い出の中の2人もにこやかでしたが、手紙の文面では一方的に小馬鹿にされていたようにしか読めないじゃないですかー。
てっきり、ありがちな復讐劇かと。あんなに執着する「晩鐘」こそ榊老の作なのかとか疑ってしまいましたよ。
でもそうなると見つかった25点の新作全部もあやしく、生前の受賞作だって誰の作品なんだってことになっちゃうわけで。逆に榊老は、友の遺作をそうまでして守りたかったわけですね……。
絵に傷をつけるな、もう二度と生み出されることのないものなんだと詰め寄る榊老人(米倉)の熱弁には思わず涙がこぼれてしまいました。  

よーく考えるといろいろ、どこから遺作は出てきたのかとか(遺族所持なら、榊は世に出せといわなかったのかとか)。「晩鐘」 を切り裂いて「時代をつける」(注:後述)作業も、個展3日前にまだ出来てないんじゃ発注が遅すぎ。殺したからって作業が止まる意味も分からない等々、おかしなところはあるのですが。
客は切られた絵を、ストーリーを見に来るんだ!と主張した本人の死がそれ以上の宣伝になった皮肉など、実に相棒テイストで好きなお話でした。
冒頭の、仲良しな右京さんとたまきさんや、本を読んだと嘘をつき続ける神戸くんもよかったです♪ 
「晩鐘って、鐘なんて描いてないじゃん!」
な係長、ミレーの晩鐘だって描いてないですよ鐘そのものはー(^^;;;) 

1話2話もね、観たんですよ。でも
「オープニングの神戸ソン細!」
以上の感想が特になくて。前シリーズまでの神戸くん大売り出し的な初々しさ、華々しさもなくて面白くなかったら、いいところないじゃんとがっくり来ていたところだったので今回のいい感じは嬉しかったです。
映画の予告も、凄いね!右京さんが身体張ってますよ!!

☆「時代をつける」←薬品等で汚してわざと古く見せること。作中では専門家同士の場面だったのでさらっと流れてましたけど、家族に訊かれたので書いておきます。
科学鑑定のせいで古そうな色にするだけじゃダメになり、別の古い絵のホコリをつけたりハエを捕まえて絵の上のフンさせてみたり、贋作家も苦労しているらしいですっって、実家に並んでる月刊美術で読んだのか「ギャラリーフェイク」だったのか(^^;;;)
余談ついでに、米倉斉加年と言えば画家でもあり。最近は絵本も有名ですが、個人的にヌードでエロ絵な印象です。持ち込みしていた絵ってあれかと思うと笑ってしまいました。アクが強すぎる(笑)

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