ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

白石隼也

「闇の伴走者 編集長の条件」最終回 ☆☆

最終回は本当に二転三転。

社長が醍醐に言うことにゃ、覚えのない画稿転売で責められて憤り、南部の進退に関わらず契約社員も全員クビと言い渡してしまったと。

それが自殺の原因とする醍醐さん。下山事件の総裁自殺説を借りて納得するのなら、部下にも上司にも裏切られた時、絶望で人は死ねる、のだそうですよ。

でも『敬礼のポーズで落ちていった』という、目撃証言で納得はひっくり返ります。ええ、それって「パシリ刑事(ポリス)」の決めポーズじゃないの。てことは、南部お得意『決めポーズで揶揄』する相手だった担当編集者がそこに居たはず!更にその人は、バイトくんを突き落とした『靴に減り癖のある男』で……。
「平気で契約社員をクビにする南部が許せなかった」
と泣き崩れる、その某氏ですが……。あああ、南部氏のひねくれ具合が分かっていなかったんですねえ。実は「社員の幸せこそが編集長の仕事」と語る人なんですよ。
なのに「全員クビだ」なんて嘘、ワルぶっただけなんですよお……。

リサーチ依頼としてはここで一件落着。
水野さんは依頼主のプロダクションに報告して〆。醍醐さんは編集長の座を後進に譲り、南部氏が発見した青年誌バカ売れノウハウは社長ではなく、わざと契約社員の皆にだけ教えて想起社を去ることになりました。あの転売野郎も、別の会社で漫画編集としてやり直すそうですよ。頑張れ。
そうそう「水色」は、やっぱり青+白でしたねw ブルーカラー向けエログロバイオレンスが主流だった青年誌に、ホワイトカラーを取り込む知性物語性を加えると。更に時々読む派を取り込める様に読み切りを、とか。現実にはそこにネット配信が加わってあれこれあるのでしょうが、原作刊行時には卓見だったのでしょう。

と、落ち着きかけたところで出てくる、南部氏の電話帳。そういえば2件、確認漏れがあったっけなとケーキ屋だというその1件にかけてみる醍醐さん。また、留守電メッセージを残したもう一件からは水野嬢に返信が。総合すると、なんと!
縁のあったKiwi社に漫画誌創刊を頼み込み、クビになる部下達を呼び寄せる腹積りだったんですよー!ケーキはその祝いのために発注済み。ただ日付だけ、後日連絡する予定で……亡くなってしまっていた。
kiwi社長はその南部氏の死をニュースで知ったそうで、なのに無駄になった立派なオフィスを何日遊ばせておいたことに?と思いながら見ていたのですが……。上で『犯人は自首したのかな』と書こうと考えていて、やっと思い至りました。南部氏転落死のニュースでなくて、改めて殺人として報道された、そのニュースを見たのでしょう。
親会社との調整云々で、創刊決定は亡くなった二日前だったとか。kiwi社長はずっと、連絡取れないなと思いながらも依頼通りにオフィスの準備を進めていたのでしょうねえ……。

水野と醍醐に呼ばれ、ピカピカのオフィスや「水色」のケーキ(熱いメッセージつき)を見て涙にくれる編集達。ホワイトボードには、編集員候補として自分たちの名前。まさかここまで、自分たちを想ってくれていたなんて。なのに調査では南部の悪口言って。南部にも『来るかどうかは分からない。俺、嫌われてるから』と思われてもいたなんて。
しかも全面ガラス張り最上階、見晴らし最高のお洒落オフォス!受付にpepperくん!
南部さんが生きてたら、皆ここで正社員として働いてたかもと思うと、犯人が何重にも恨めしくなること請け合いですw(え、これ見にきただけですよね? まさか「ブレイブ」捨ててきました? そこ、あまりはっきり描かれていない様な)

「闇の伴走者 編集長の条件」4 ☆☆☆

ま、まさか水色って青と白の混合、ブルーカラーとホワイトカラー両方を読者にとりこもうってことだとか?
亡き南部氏が、青年誌の分析にページ毎コマ数平均を各誌数えてみたり。帰宅時漫画何本読めるか編集者に試させたりしていて、案外データ派で感心。ヒット漫画=掲載誌売れる、ではないのもまあ分かります。単行本派は雑誌買わないよね。
ところで、隔週発売誌が隔週な意味とは?

暴漢に襲われたバイトくん。上司として、もう調査からは手を引こうとする醍醐とは逆に、こだわり続ける水野嬢。それは父の自殺絡みの感情でもあり、もう事件を忘れたい姉とすれ違う原因でもあり。

紙芝居作家校条(めんじょう田中 泯)を訪れると、南部も生前訪れて、しかも連載を頼んでいたと判明!
下山総裁を事件当時目撃し『総裁は自殺』説の漫画を描いていた校条。ただし『殺し屋を頼んで自らを殺させたのではないか』と言い出す校条は、自らも突き落とされて死にかけたことが。それは殺し屋の仕業なのか。南部も、そして水野の父も、その『落とし屋』の手に自らかかったというのか?


見覚えのある踵が減った靴を社内でみかけるバイトくん。突き落とした男??

水野の元夫(野間口徹)再登場。相変わらず雑な扱いを受けていて可哀想ですよ。優しそうなのにねえ。

「闇の伴走者 編集長の条件」2、3☆☆☆

うわー紙芝居!それも漫画に入りますか。
『白土三平』の名は読めるし貸本屋はぎり使ったことありますけど、移動紙芝居はさすがに世代じゃないです。紙芝居の版元が貸本屋になり、出版社になって今に至るんですねえ(^^;;;)

そんな漫画のルーツを紐解きながら、現役青年誌も描くこのドラマ。
1話で連載陣をボロクソけなした醍醐の修正指示を、こわごわ伝える編集者たちですが……。漫画家さん案外OK。冒頭に前回の説明コマを入れろ等、具体例は納得なのかも。

大御所には、主人公と警視総監が飲み友達になる新展開☆を提案、釣りバカ日誌か~い!でも『先週のモブキャラが、1話の警視総監に似てる』と、熟読した上のアイディア出されたら、大先生ノリノリで了解ですよ。
そしてできあがった新刊「ブレイブ」は、見違えた、面白いと社内でも評判に!これで売り上げも上がるといいですね~。

そんな中、綿貫の担当作だけは修正でなく不掲載。作家の罵倒にただ耐える綿貫……このストレスが殺人に?
社史を調べれば、実は関東オール社(画稿の流出元)社長も綿貫姓であの顔w 縁故入社綿貫、系列社長の孫だったんですね。 そして、闇ブローカーを呼び出せば、ピシッと綿貫本人が、現れた~!
どこまで怪しいの。
と、思ったらあっさり吐きました(^^;;;;) 
なにしろ社長の孫で倉庫はフリーパス。未返却原稿が売れる!とサイドビジネスwを思いつきました。っておい!せめて複製にしましょうよ orz 死んだ南部は、自分が買うからもう売るなと諌めていたそうで、もちろん殺人は否定。じゃあ一体誰が。なんで?
(綿貫の言い分をうのみ。警察ならダメでしょうけど、ほら、調査員だから)

そこで、あの『鉄道の絵』は紙芝居の原稿……と醍醐が気づいたのを受け、当時を知る人に話を聞きに行く水野とバイトくん。
下山事件や津山三十人殺しのような、実在のヤバい事件を題材にする作家がいたと、名前を聞いて帰るのですが。バイトくんは階段を突き落とされ、水野のマンションには「手を引け」とメモが。
そしてまたあの靴。誰なの、なんで?

しかし、憧れの編集員になれたのに。無能故に暇すぎた綿貫。サイドビジネスの必要もなく、漫画愛を撒き散らす南部や醍醐は、近くにいても遠い人なんでしょうねえ。同様に、漫画家と編集者は永遠に友にはなれず、正社員と契約社員も分かり合えない。そんな様々な対立がとぐろを巻く漫画の世界です。
さて、社長は本当に何も知らなかったのか(元編集長で経理のあの人なら、綿貫の側に立ち、専務や社長も知ってるぞと言いくるめることができたかも)

紙芝居の原稿は分厚くて、木枠にすれて角が丸くなるとは豆知識w
今作、芸人の使い所もナイスで、妙に馴れ馴れしい古本屋店主(三四郎 小宮)といい、古い写真に「あ」と思える特徴ある容貌の綿貫(今野浩喜)といい、イケメンじゃなくていい役ってありますよね。

水野嬢、相変わらず漫画に興味なくて可笑しいです。 手塚治虫「寄子」の話題に
「ああ……読んだかも」
「その返事は、読んでないな!」バレバレですw
「ONE PIECE」もまとめ買いで読み始めたようですが、まだ1巻の10pめぐらいw

そうそう、調査先の古本屋で、サインを求められる水野。てっきり誰か漫画家さんに、とかと思ったら『美人まんが探偵』として人気って!
「調査員です!」
と、いつものお返事でしたけど、サインはしたんだw この事件も解決したら、さらに人気になっちゃいますね!


「闇の伴走者 編集長の条件」1☆☆☆☆

漫画にまつわるサスペンスドラマ、待望の第二弾!美女と野獣コンビ再び!

またも見つかる、故阿島先生の画稿。しかし寄贈主南部(岩松了)は転落死。
画稿の発見経緯や転落理由の調査を依頼された水野(松下奈緒)と、南部の後釜として雑誌「ブレイブ」の編集長を務めることになった醍醐(古田新太)は再び相見えるのだった。
南部がみつけた「水色」とは? 消される、と語っていた真意は?

いやあ嬉しいシリーズ続行です。
前作以来、没交渉だったらしい二人。だからダメなんだ、と会うなりポンポンと暴言吐く醍醐に、のらりくらり笑顔の水野w いいコンビです。そして今回、なんと醍醐(古田新太)は編集長に! 連載漫画にダメを出しつつ担当編集たちを呑みに誘う様子に、醍醐なりにタチの向かない編集長業を頑張っている様子がみえて新鮮です。取材費の領収書確認も編集長の仕事なのね。


そして事件性なしの転落死とされた南部が、生前「消されるかもしれない」と語っていたと聞きつけますが……その原因が、青年誌ヒットの法則を見つけてしまった、とかなんとか。え、知りたい! でも「水色」のキーワードからは何もわかりません。
現連載をいくつも終わらせて、サラリーマンものを複数始めようとしていたことと関連が?

潰れかけの青年誌「ブレイブ」の、連載原稿がどれも古臭くて大受けなんですよ。なんとかポリス(「ドーベルマン刑事」の人だ、懐かしい)に、麺専門のうんちくグルメ「極メン!」、取材もしてない商社漫画w
このSNS時代、誰も本気で漫画から学ぼうなんてしないと醍醐が嘆きますが、時代が違えば大ヒット狙えた傑作ならともかく「ブレイブ」連載陣はむしろSNSでツッコミいれられてバズる向きの底辺誌だったのでは……w
若い編集者が石ノ森章太郎を知らず!
「仮面ライダーの人だぞ!」
と叱る醍醐ですが、平成ライダーには名前貸してるだけだしw せめて「サイボーグ009」の人では。そしてじゃすみん的におすすめは、時間を超えて巡り合ったり、滅びかけの世界で空に魚が飛んでいたり、沼にびっしり遺体が沈んでいたりする少女漫画風の作品の方なのですが……話が逸れました。

領収書整理から、何かを気づいて「自殺じゃない、殺されたんだ」と伝えてくる醍醐。え、気づいた醍醐も危なくない?
その領収書の主、綿貫(今野浩喜)は編集部内でも浮きまくりのダーク縁故採用。彼が突き落としてる画面で1話終わりましたけど、犯人確定? ミスリード?

あとは、貸本屋時代の古い古い画稿(1950年代、さすがに私だって生まれる前よ)を見せられて、即座に『当社の設立前だし、先生はうちで描いたことがない』と、保管庫探索を否定する社長(平泉成)を、妙に醍醐が見つめている演出が気になりました。詳しすぎるのかも。
編集長業で多忙な醍醐、フリー時代と違って聞き込みに同行できず、水野にはバイトの青年(白石隼也)がつけられてます。こいつも、何か知ってる? それとも南部の前に編集長でボロクソ言われたらしい堀尾(津田寛治)……疑いだしたらきりがありませんね。

冒頭の轢死と、それを描いたような画稿のつながりは? 水野の父の死にもささやかれたという「落とし屋」とは?
とにかく2話以降が楽しみすぎです。


「こえ恋」2、3 ☆☆

各店ショッパー(持ち手つきw)を、こっちの方が似合うかな~、あ伊勢丹はどうだろう☆って、見立ててる緑川さんに衝撃。え、既製品で取り換えあり? そしてやきもきする吉岡さん……って、この状態で普通の恋話が進んでいることも驚きですよね。

緑川さんは理事長の娘。入学後も教師にすら特別扱いをされて浮いてる中、別室受験で一緒だった松原くんだけが普通に接してくれる……ってうん、恋しちゃうよね。クラス委員ふたりセットで更に遠巻きにされそうかな(^^;;;) 
冒頭、放課後の教室で二人きり、緑川さんが近寄って袋に手が伸びる様子を覗き見ながら、教室に入れない吉岡さん!これもキス寸前並みの演出で青春でしたけどw 袋だよw 
彼が素顔を頑なに隠す、その一点だけでなーんか心がざわざわ、全て深読みできそうな、でも笑っちゃう、不思議なドラマになっていますよね。

他にも、吉岡さんが目をつぶって松原くんの声に耳をすます場面。ああ喜んでる、悲しんでる、と顔には出ない彼の気持ちが、声で手に取るようにわかる……って胸キュンなれど、いやその顔が見えない原因が!
屋上で並んでお弁当も、向かい合わなくても並んで同じものを見てるのも楽しい…って彼女の想いは可愛いものの、その見てる同じものって、向かいの校舎の生徒達ですよ。え、袋越しにあそこまで見えるのw またその遠くの生徒にアフレコごっごが唐突でね、突然時代劇喋りされたら驚くよね?ひと言『なんて言ってるんだろうね』的なキューは必要じゃ……。それとも、何もないのに分かりあった、しかも松原くんが吉岡の視線を把握してくれてこそ、ってのが嬉しい場面なんでしょうか。
そして緊張に震える声で
『こんなものをかぶっている理由が気になりますか?』と問われて以下次週。 そりゃ気になるよー!でも吉岡さんは気をつかって、全然気にならないよ!とか答えそうですね。

袋に描く顔は気分でカスタムOKらしいこと。また、帰宅したら自室で袋Off、その後は弟に素顔を見られても無問題なことなどいろいろ小出しにしてきますね。そうそう、吉岡兄も噂のイケボ君を目撃してびっくりw 「乱歩奇譚」影男かと思いますよねえ。
吉岡兄(白石隼也)を幼馴染ちゃんが好きみたいだったり、あちこち恋花盛りです。超ピュア生徒会長も吉岡さんに会うだけで超動揺、ウォッチャー生徒会のニヤニヤも楽しいです。


「彼岸島」1 ☆

オープニング映像以外の掴みがゼロでした。


原作が有名だよね、とか。

あの三池崇史監督だ、とか。

そんな期待でワクワクと見始めたのに暗い画面に眠たくなる始末。深夜なのにエロエロでもグロでもなく、ホラーでもなく、笑えもせずって、何(><)単にTVついてただけだったら絶対最後まで観てないから!むしろ時計を見るw 次回観ようかどうしようか迷うレベル。HK鈴木亮平が出ているというのに。


で、物語は吸血鬼退治な筈です。

失踪した兄(鈴木亮平)を助けに島に渡り、兄が解き放ったという吸血鬼達と対決する……んですよね?

でも、主人公(白石隼也)がもう噛まれちゃって=吸血鬼になっちゃって?? 冷(佐藤めぐみ)は何をしにきたのやら。
 


とりあえずオープニングの丸太の場面まで、観る事ができるかなあ

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