ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

田辺誠一

「私のおじさん WATAOJI 」1 ☆☆

ブラってあんな風には落ちないよ……。肩紐で止血する緊迫の救命場面でも削られてたんでしょうか(違)

不本意な就職先には、おじさんの「妖精」がいた!
スーツにビジネスコートきた遠藤憲一が、女子トイレにいたらそりゃ痴漢w でも妖精なんですよ。それが証拠に、他の人には見えないし、消えるし、家にまで現れるしw

そんな面白さは期待通りだったのですが、仕事がなぜかTV番組の制作会社。え、普通のOLでよくない?
ポンコツ新米ADひかり(岡田結実)が、言い付けられては無駄になる仕事の数々。激辛バラエティ番組のための仕込みが、気分であれこれ変わります。でもひかりも確かに仕事が遅いw 唐辛子を1000個集めろって要は『たくさん』でしょ?何故、唐辛子パックをいちいち全部開封して数えて紙袋に開けて、しかも全開で抱えて持ち歩くの!転ぶ前から、ぶちまけるのが分かってる絵面は嫌~! 
そして箒とちりとりで集められる鷹の爪。あ~あ、もうゴミorz
レイにして首に掛ける予定なら、目を痛くしながら必死で糸に通したのに~ってところまでしませんか。落としてもせめて部屋の飾りか魔除けにはできるでしょw 頑張ったのに感も増しますよ。それがヘッタクソだったら、小道具縫うディレクター千葉(城田優)の器用さも際立つのにね。妖精もそこで「女子力」ってジェンダー意識ない。おじさんだからってさ。

イケメン千葉Dは気になるキャラで、ロケにクレームするおばさん(宮地雅子)をおだてて出演させちゃう手腕もなかなか。取材拒否店の意思も尊重し、入り口で出る出ない(ヒロインは出たいけど妖精が出さないw)のやりとりも楽しかったんですよ。そして奥さんとの介護別居を聞き出したひかりが「TVで見てもらいましょうよ!」と店長(六平直政)情で落とすのも、激辛カレーを必死で試食も(試食の必要も、完食が偉い意味も不明ななりにw)盛り上がったんですけどねえ。
何故ブラが落ちる。

その前の、ひかりの所持品を勝手に差し出す場面もダメですよね。
持ち主が嫌がってるのに「大人になれ」は酷い。実はくれた元カレはもっとクズで、浮気で婚約破棄、手放して正解な感じではあるものの。事情を知ってる訳でもなし……形見でも同じこと言うのかと。目の前で言い争ってるのに平気でもらっちゃう孫と店長まで好感度下がるでしょ。
と、せっかくの楽しいドラマに無神経が多すぎですよ。女性スタッフいなさそう。初主演の岡田結実たんは、まだ『ブラ落ちに意味がない』『ただトイレに行くんでいいじゃん』も言えない立場でしょうしねえ。パパに言いつけちゃっていいと思うよ。

大筋では岡田結実は可愛いし、ずっと他人基準で気に入られようとしてきた娘が初めて自分の足で立つ物語。勇気を出して、自分の意見を言ってみる大切さを押し出すところは奇しくも「ちょうどいいブスのすすめ」もとい「人生が楽しくなる幸せの法則」と一緒なんですよね~。ブスの連呼がないのとキャッチーなおじさん妖精で、予告は絶対こっちの方が面白そうなのに、リテラシーとデリカシーがない分で損してます。
2話は見ないかなあ。
遠藤憲一は「さすらい温泉」で見ます←大阪は放送ありませんでしたorz

あ、「警視庁ゼロ係」のIT担当、戸塚純貴がちゃらい先輩ADで出演。「刑事ゼロ」じゃないのか~w


映画「斉木楠雄のΨ難」 ☆☆☆

ちょーくだらなくて大満足w バカップル両親(田辺誠一&内田有紀)可愛かったし、ヒロイン橋本環奈の変顔にもお腹いっぱいです(^^)

生まれながらに超能力全開の主人公、斉木楠雄(山崎賢人)は、勤めて普通に暮らそうとしているのに、バカすぎて予知ができない級友や自信過剰ヒロインのおかげでトラブルの連続。平和な文化祭(の、間にフケて行く恒例の温泉一人旅)は守られるのか?
いやどーでもいいしw

終始真顔で淡々としか喋らせてもらえない山崎賢人。漫画の実写化というと駆り出され、もう代表キャラなんてあって無きが如しになってますがw 私の中ではこのピンクの髪と変な制御装置が一番似合ってました。 あと新井浩文のケツアゴ特殊メイクねw
エンディング、撮影現場写真では笑顔がみられてなんだかホッとしました。 

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」2 ☆☆

学校勤務はブラックでやりがい搾取。非常勤講師は更に低賃金。
そんなお上が絡む問題に切り込みましたよNHK!もとい田口弁護士!
2週見てもまだ、田口が「弁が立つ」と思えず看板に偽りあり。ドラマがダメなわけじゃないのですが(^^;;;;)

ご近所との騒音トラブルにはガンガンと判例や法律用語を並べ、それでも不満なら診断書持ってきやがれ的木で鼻をくくった対応の田口弁護士。お、おう。相変わらず貫禄のない。
「誰だお前は」
とご近所さん(渡辺哲)が聞いてくれたので名乗れましたけど。下手したら生意気な生徒会長でも来た風ですよ(舞台が中学校でセーフw)そしてまた、穏便に対話や見学を進めようとしていた学校側の邪魔になる~。

その青臭さのまんま、教師の労働環境を知った途端に策もなく「やめろ」「変えろ」「休ませろ」とキャンキャン噛み付くわけですが……。教師って代わりを立てるのが難しいんですよねえ。「先に生まれただけの僕」櫻井翔校長みたいに、田口が教壇に立てるわけでも、部活の指導や引率してくれるわけでなく。いやいや例え出来てもそれは筋が違いますけどね。

実母の老人ホームへの引っ越しを、有給を諦めて徹夜で済ませたという宇野先生(佐藤隆太)
すったもんだで一旦は認められた有給ですけど、代わりの授業を引き受けてくれたのが、既にギリギリまで働いてる教務主任三浦(田辺誠一)では任せ難いですよね……(引っ越しの方を業者なり便利屋なりに頼めなかったのかなあ) 
上の我慢は下にも我慢を強いる、あなたは人の上に立つのをやめるべきと三浦を面罵する田口。でも華麗にスルーですってば。人さえ増やせればなんとかなるとしても、それを決めるのは現場じゃないのですから……。


昔話「桃太郎」の犬猿キジ労働がブラック、という視点よりも『国選弁護士はくじ引き』に驚きました~。名簿順に電話かかってくるとかじゃなくて、並んでくじ引くの? あと、非常勤講師より田口の年収が低いこと。そ、そうなんだ(^^;;;)

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」1 ☆☆☆

スクールロイヤー制度。なるほど。

新米弁護士田口(神木隆之介)が中学校で、学校ならではの諸問題を法律で切りまくる!……はずが、そうそう上手くはいかない様です。
学校に弁護士。水と油。
信頼関係を元に穏便に済ませようとする教師たちと違い、刑法罰金でいわば脅す弁護士は、一旦は相手を帰らせることができても、後々のことを拗らせる……。米倉涼子「モンスターペアレント」でもあった切り口ですね。でも信頼だけで解決できない問題はどうするのか。

まだ法廷に立った事もない新米田口が、どう困惑し解決し、どう成長していくのかも描くのでしょう。いいですね。

甲子園での松井の敬遠。
最近でも四球で出塁狙いのバッターが激しく非難されましたよね、ルールの枠内で最大限努力してるだけなのに。そんなルール(法律)と教育のせめぎ合いに正解はない気がしつつ。

初回は過保護でモンペな母(堀内敬子)と、そんな親を見て増長している娘が問題。
絶対に手を出せないと分かっていて、担任望月(岸井ゆきの)に泥水かける、挑発する、友達の弁当を頭から浴びせる……。うわあ。せめて自分の弁当にしろや。ここまでのバカを、ぶっとばしたら悪者って、いくらなんでも先生が可哀想ですよねえ……。ギリギリの線で、弁当をダメにされた友達と、その親に謝れともみ合いになると、結局またモンペ母が学校にやってくるw
自分の娘がそもそもクズなことを、この保護者知っているのかいないのか。そこも知りたいです。クズだけど殴るな、なのか。うちの姫がまさかそんな、なのか(^^;;;)

30分1話があっという間に終わりました。田口が立て板に水で法律を語る度、ベテラン教師(田辺誠一)が
「滑舌がいいですねえ」

ってw 長々語った内容じゃなくて、そこかw


他ベテラン教師に濱田マリ他、校長に小堺一機。続きも見るでしょう。
髪型もスーツも垢抜けない神木くんや、可哀想な望月先生のいかにも大人しめなブラウスやカーディガンといった衣装が何気に気に入ってます。

「11人もいる!」でパパと息子だった田辺誠一と神木隆之介が、教師と弁護士ですってー。最近タグ修正で過去記事を読み返したばかりなもので、何かと感慨深いです。大学受験する高校生だったのにねえ神木くん。今でもCMでは高校生してますけどw


「父、ノブナガ」☆☆

郷土愛に溢れる、CBC製作岐阜ドラマ。NHKの地域発ドラマと間違えそうですw

気弱なダメ社員小田(田辺誠一)が、接待の屋台船から転がり落ちて長良川へどぽーんw 川底の御朱印「天下布武」を拾ったせいで、なんと現代に生き返った織田信長(竹中直人)に乗り移られてしまうのでした。
家では妻子をおなご呼ばわり、会社でも気弱なプランを一蹴。諦めてはならん!下請けなど以ての外!と、地元ショッピングモールの建設受注をぐいぐい推し進めますが……その実『しょつぴんぐもおる』が何かは知らない信長さん。 街に出ては歴史映画を鑑賞、猿が天下を取ったと知って凹んだりしていますw
コンロやライターの火を見るとクラっときて(本能寺の焼打ち関連?)元の小田に戻るので、一致しない言動に周囲も本人も大弱りですが、そのうち鏡を通じて事情を把握。協力しあって、少しでも郷土のためになる施設を作ろうと頑張ることになるのでした。

小田が鏡を見ると信長が、信長が鏡をみると小田が映るのです。街でエスカレータに乗った時も、本体は小田だけど上のパネルや横のアクリルに映る姿は戦国武将という芸コマでしたよ。
もちろん傍目からはずっと小田は小田なのですが。認知症の母親だけが、意識が織田信長の時と息子の時をはっきり見分けるというミラクル!そのおばあちゃんの話し相手ロボット カイゴくんも有能で、現在の元号や小売店とモールの違いをわかりやすく教えてくれますよ。 未来にきたとすぐ把握する信長、戦国時代の人なのに適応力抜群。さすが新しいもの大好きな信長です。

そして信長は、岐阜が天下の中心と信じてますからw さびれた商店街を見ても、職人を集め地域の力で乗り込んでくる敵を討つべしと、勝つ気しかない。そのおかげで社内の士気は上がりますが、他社との会議ではやはりお前が仕切るなと揉めたり怒らせてしまったり。その辺の謝罪や交渉は温厚な小田が取りもち、歴女な娘からも楽市楽座について学んだりして、臨んだ最後のプレゼンは……。
ほぼ決定だった、大企業の画一的なプランをひっくり返します!

山を崩さずに作るので、景観を生かすだけでなく経費が半額に。するとテナント料も下がって、地域の商店がモールに参加できるのです。建築資材も冷暖房など諸設備も、地元の気候にマッチし長く使えるものをチョイス。お年寄りの話し相手にロボットも置いて、子供も大人も毎日通う、アットホームな地元のモールになりますように。
そんな小田のプランを見て、地元企業、地元商店のみんなが協力を申し出に駆けつけてくれたのです(だったら会議の最初からいればいいのに。ドラマらしくちょうど良く遅れて到着でしたw)

実はその間に介護問題もあってね。小田妻(森口瑤子)はキャリアを諦めて退職し、ワンオペ介護。旦那はのらくら逃げるし、中が信長の時は更に偉そうだしでついに失踪してしまうんですよ。会議はせまる、実母の世話はしなきゃならない……。ここには解決策ナッシングで、妻はただ羽を伸ばして帰ってきましたよ。えー。旦那ったら、ホンのちょっと世話しただけで会議案に老人問題盛り込んだりして、わかってますな態度なのよ。もっと困らせてもいいのに。娘だっていくら受験生だからって食事ぐらいつくればいいのに。
ただ、今まで県内限定だった娘の進路は、どこに行ってもいいぞと広がりました。岐阜の素晴らしい未来は次世代に託す模様です。

「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」1 ☆

もやもやしたまま終了~。

わにのくに市(なんて改名w)市役所市民相談室に勤める倉永晴之(田辺誠一)は元来から穏やかなタチ。各課たらいまわしにされようとも、市民の苦情に振り回されようとも、それで昼飯を食いっぱぐれそうでも淡々とお仕事をこなします。シングルママの悩み『子供の偏食』には料理教室を紹介、クレーマー対応し、公園の金網を修理し、さびしいおばあちゃんのお弁当をお相伴し……いい人です。
でもそれだけで1時間応援は辛いですよね。
バラエティの啖呵きってスカッとしますよ系番組。あれスカッと啖呵切るまでに必然ひどい目にあってイライラする描写が入るので苦手なんです。しかもミニドラマでなく連ドラじゃ、ラストのスカッとまで50分ずーっとイライラ……。そしてたまりまくった鬱憤をバネに、どれだけキレるかと思ったら。断っただけw
それも断って当然の理不尽な要求を断っただけ。相手の反応もほぼなしで、言ってやっただけ。えええー

ブチ切れて暴れて全部ひっくり返した挙句マスコミも来て大騒ぎになって、でも主人公にはお咎めないぐらいなファンタジーな展開にならないもんでしょうか。『Dr伊良部一郎』的にすっきりしたいものです。

ところで偏食坊主、母親のサンドイッチを
「食べて!」
「いらないいらない!」
の真っ最中に横からおにぎりをすすめられ、見知らぬおばあちゃんのエア孫弁当を食べだしてめでたしになっていましたが……。
ええええええ
あれで喜べるとは菩薩ですか母。自作の料理おいて他のもの食べられるなんて屈辱、 通りすがりの婆ちゃんなので耐えて愛想してるんじゃないんですか。

イヤイヤ言ってる子に他のものすすめるなら
「お母さんのサンドイッチ美味しそう〜、これと取り替えて」
とか(息子が拒否して、母サンドを食べたら尚良し!)、まず母親にすすめて励ましつつ一緒に食べてたら息子もつられて食べ出すとか。問題は料理じゃないってアプローチするべきですよねえ。

「地の塩」最終回 ☆☆☆

なんで、なんで今言うのかな……(><)


今度こそ「本当の」遺物を掘り出した神村先生。

そりゃあ嬉しいのに、薄々事情を知る助手は、またやったのかと苦悩を深めるばかりw ほらオオカミ少年になっちゃったじゃないですか。


この助手の暴発でばれて大騒ぎかと身構えていたのですが、なんと別方向。殺人犯が助手を誘拐監禁拷問、神村を脅迫とかいうわけのわからない展開になってしまいました。そこでサクッと殺しもせずに変な罪を重ねてどうするんですか犯人。どうせそれをするならヒロインでしたいんじゃないんですか犯人。


そして斬りつけられた傷を負ったまま、石器発見の記者会見で「捏造」を告白する神村先生……。まだ早いって!

新発見石器の評価が定まって、予算が増えて、更にあれこれみつかってからこそっと言い出すならまだしもさ。新発見と同時に捏造告白なんかしたらさ「これは違います」なんて声、かき消されてしまうに決まってるじゃないですか。嘘つきがいうことなんて誰も信じないんだから

(佐村河内、小保方と偽装捏造が騒がれるなか実にタイムリーな企画だったのかもw)


そして姿を消した神村は、今もどこかで人知れず遺跡を掘っているらしい的ラストシーンで消化不良気味に終わりなり。片棒を担いでいた陣内孝則は逆に出世したのにー。

「地の塩」2、3 ☆☆☆☆

「真実は作るものです」

捏造告白、キター!


当時、あのタイミングで「発見」がなかったら、研究費が打ち切られていた。そんな勝手を熱く語る神村。なるほどですが、嘘は嘘でしょう~。

しかも「君にだけは言っておこう」って、迷惑もいいところです。警察相手同様に、嘘をつき続け信じさせて欲しいものです。だいたい、何故彼女(マスコミ)に。美人だからかw

既に町おこしでハッピーな人たちの笑顔を壊すんですか、とか言われても、ねえ。それはまた別の話だし、いつか本当に本物の遺跡が出て来た時に信じてもらえないのでは…←助手(田中圭)が疑い始めてるので、次回そんなことになりそうな。


そして殺人犯も現場を掘りまくり。

遺体を埋めた時になくした腕時計は、既に神村先生が発掘済みなのに(本当に引きの強い…w)そうとも知らずの夜なべ仕事で、神村の捏造現場を発見かと寄ってきた学者さんを殺しちゃいましたよー。

神村が口を塞ぎたかった男の死。

その手には神村の手袋……って、出来過ぎですからw 発掘現場に置き去りなのも、神村の犯行なら絶対しませんよねw


さて、盛り上がって来ました。


「地の塩」1 ☆☆☆☆

うさん臭~い!さすがwowow。


大泉洋演じる考古学者カミムラが、遺跡に眠る古代人の声は聞いちゃうわ殺人事件の遺骨はみつけちゃうわで大活躍の上に語ることは聖人君子。

でも

「彼の発掘は捏造だ」

とデータを見せられて、神村の成果を教科書に載せた編集者の松雪泰子は沈みに沈み込むわけです。やっと完成した教科書に嘘が載っているなんて。でも、証拠があるなら学会や学者さん相手に訴えればいいのに、何故素人に?


一方の殺人事件遺骨は、神村の神推測から身元が判明。愕然とする元担当刑事田辺誠一。

その犯人は、パチンコ屋の店員板尾創路だと視聴者だけが知っているのです。

いや、13年前に埋めるところを神村は見ていたのかも??


ひたすらに手を洗い続ける殺人者。

それと同様に、神村の手もまた洗っても洗っても汚れて泥にまみれたままなのでした。ううう。

これって遺跡を捏造したと言われているあの「神の手」事件のことなのでしょうが、フィクションの1話のこのつくりでみると、神村もまた遺跡捏造だけでなく人を殺している様にも見えるわけで怖いんですよ。
元の事件では流石に人は死んでませんでしたよね?

とにもかくにも、大泉洋の怖さを引き出していい感じの1話でした。 


「夫のカノジョ」~最終回 ☆☆☆

納得の最終回。


元通りになるタイミングが狙い通り……もとい、ちょっと悪かったけどw 入れ替わっている間に学んだことを活かして、菱子もちゃんと主張することができました(^^) 
子どもは痛みから遠ざけるだけじゃだめって思う様になったのね。

それに、星見だったら罵倒するだけのところをちゃんと理詰めで話してたし。さすが大人。

そして

「おかえり、ママ」

と微笑む息子。これだけで、全部知ってたんだよーとなるわけですねw(冒頭の、完全に事情を知ってるげなナレーションとはつながり悪いですがまあいいです)


で、星見ママの会社は、豪邸を売った金で経営を立て直すから一緒に住みましょう☆って、人気ケーキ屋の資金繰りがそれじゃおおごとだと思うのですが、親子をやり直すには良い機会でしょう、うん。星見も正社員になったしねw

渡辺えり魔女がひっさしぶりに登場でやはり浮いてました。

原作がどうか知りませんが、途中に魔女視点での評価を入れていく気がないのなら、魔女を出演させずにただ不思議な出来事で良かったのにねえ。←周囲に内緒にする理由づけですかね。単に信じてもらえないから黙ってる、じゃ弱いですかね。


主に最低視聴率で話題になってしまったこの作品。

ちゃんと面白かったのに。正直、「東京バンドワゴン」「家族の裏事情」「ダンダリン」と比べてどこがどう悪いってことはない筈なので巡り合わせですよねー。


「夫のカノジョ」5 ☆☆☆

実花タンの心配性は、そうかお母さん譲りなのかーw

今回は、視聴率最低ってどんだけつまらないの?と娘も一緒に視聴。楽しんでましたよ。話題になった分視聴率アップはしないのかなあ。


そんなわけで、麦パパと星見/中味母はデキてる!と思い込んじゃった娘と石黒くん。

そこに降ってわく部長のバーベキューパーティー!

退院祝いですからご家族もどうぞ、と誘われ星見と菱子が顔を合わせちゃうわけですよ。更にそこに、星見のセレブ母が自社の有名ロールケーキ山ほど抱えてご挨拶に来ちゃうし←ドラマだもん!
 

「私にはやりたいことがあるの!……て、星見さんが言ってました」

と、お約束の自爆をかます菱子/中味星見ちゃんは学習しないよねーw そりゃあ星見母の目には、娘の本音をただ一人聞き出せてるすごい主婦に映りますって。


そんな間も、星見/母を家族の敵だと睨み続ける実花たん。弟にまで八つ当たりはないよー。

冷静になれば、タンパク質だ親の心だと何かと物言いが婆臭い星見/母は、まるでお母さんみたいに話す筈なのに気付かずw まっすぐ目を見て「パパを信じてあげて」と熱く語られて

「だって、だって怖かったんだもん」

って泣くばかりですがw それを見守っていた菱子/星見ちゃんは「親はずーっと心配なの!嫌がられても心配なの!」という星見/母の言葉に思うところあったかな?

ここでもう、親心爆発でうるうるな私。横の娘「嫌がってないから!」とあきれ顔ですよw


終盤は、謎多い女星見ちゃんに惚れた石黒くんの告白、からの抱きしめ(><)

そんな星見に電話してる菱子に、浮気か?と詰め寄る麦パパw

そりゃあソファーで寝るし、最近冷たいしと心配になる要素たっぷりですよね。菱子/星見ちゃんも、相手は星見ちゃんだよってすぐ携帯開けばいいものを、なんでそこで「絶対言えない」になっちゃうんだかw


今回も楽しい1時間でしたのに、8話で打ち切り決定ですって。残念だわあ。

「夫のカノジョ」4 ☆☆☆

やっと浮気の誤解が解けたのに、ホントに浮気になっちゃうよー(><)


と、いうわけで世間では『今世紀最低視聴率』で話題のこのドラマ、めっちゃ楽しんでます。面白いと思うのになー。40代主婦がターゲットでばっちりじゃないのかなあ?


今回も前半は、『浮気を会社の人にぶちまける!』と意気込む星見(中身妻)と、『入れ替わりをばらすつもりだ!』と勘違いしてる妻(中身星見)がどったんばったん。ああ楽しいw

そしてやーっと浮気が思い込みと分かって、星見と母親との揉め事も

「違うって言ってんだろー!……と、星見さんが申しておりまし、た」

的ぎくしゃくで少し和解して。

1話の魔女が言ってたのってそれこそ、親との和解/夫婦の信頼なんだろうから。元通りになる日は近づいていたのにー(><)


逆に星見(中身妻)が麦パパへのツンケンをやめて、世話焼き女房に。いやいやそっちの方が、傍目には距離が近すぎるし。何より麦パパが惚れられてると勘違いするって。やばいって。

更には抱き合ってるのを(転んだのを支えたら……ってきっかけが、またベタすぎるw)娘と石黒くんに目撃されるというピーンチ!でも石黒君は、星見ちゃんが好きなんだよね。分かってた、1話からずっと分かってたよ(><)

ああ楽しいのに。旦那はもうとっくに一緒に見てくれていないし、リビングで見ていても中学生の娘高校生の息子、リーガルハイや相棒なら見続ける子たちが目もくれません……w


「夫のカノジョ」2 ☆☆☆

早速来ました、主婦のスキルが会社の役に立つ展開w

袋入りパスタソース13種、全部に白みそだアーモンドだとちょっと加えて、開発部を黙らせちゃいました~(情けないぞ、味のプロ)


その前に、ご招待って形で自分の家に帰るOL(中身主婦)さん。

息子を思わず抱きしめちゃったり涙ぐんだりと挙動不審だし、突然おもてなしをさせられて手料理じゃなくピザとる主婦(中身OL)さんにも笑った笑った。楽しいです。

しかも、そこでピザが足りないから何か一品……と言われて、手伝います!と上手く2人で作業したり、そこでパスタソースのちょい足しを伏線で披露したりと見せ方がきちんとしてますよねえ。


そうそうご近所の相川さん、前回あんなに子供を叱られて、お食事会でも態度悪くて、朝はツーンとした挨拶返してたのに、この前の不審者に会ったと思い出したら、わざわざ警告に来てくれましたよ!おせっかいだけどいい人じゃないの。


次回は遠足ネタで、主婦(中身OL)さんのスキルをどうみせてくれるのかなー。


パパが本当に浮気しちゃうのか?と予告は煽るけど、部下の石黒君にも惚れられてそうでどうなるかとw

石黒くんが妙にルー大柴喋りで、でも発音いいよねーと思ったら本格派帰国子女でしたよ。

「夫のカノジョ」1 ☆☆☆

楽しめました。


最低視聴率樹立!と話題になってしまった「夫のカノジョ」。

確かにタイトルから物語は分かりにくいし、入れ替わりコメディって今更だし、だいたい鈴木砂羽って上品主婦よりも入れ替わり後のずけずけと物をいう時の方がしっくりきてしまってギャップが少ない(><) 川口春奈もその逆で、お上品がしっくりきちゃうし。

でも、記録を更新するほどつまらなくはないですよね

…と思うのは、40代主婦を狙ったドラマでずっぽり私が対象者だからですかね。


中身がOLになったお母さんは、突然スパルタ&PTAランチで大胆に。

シャンプーは自分で!(下の息子に)

家庭科の宿題も自分で!(上の娘に)

こっちの安いランチで充分だから!

どれもこれも極端なだけで、似た様な甘やかしやしがらみは自分にもあるかもねーと思うのでスカッとしますよ。

……そして、友達にケガをさせてだんまりな息子の口を、叱りとばして開かせる。
これも、本物母のままだったら、相手が悪かったことは迷宮入りで終わったでしょうねえ。
 

そして中身がお母さんになったOLも、相変わらず夫が浮気中と誤解して空回りで笑わせつつ、でも来週あたりはきっと普段の料理の腕前が仕事に役にたっちゃったりするんでしょう?

変な魔女(渡辺えり)さえ登場しなかったらよかったんですけどねえ。

そうか、そこでチャンネル変えられたのかなw どうせ嘘になるんだから、そんな「理由」を無理矢理説明しなくてもいいのにね。

ラストは、お互いが自分の弱点を理解し、相手を正しく尊重することができたら……元に戻るってことでしょうかね。案外途中で一度戻って、中身が違う方がよかったと言われてショック受けたりしますか?

…夫との夫婦生活だけが問題か。
「いつもと別人の妻」が相手でも、「まるで妻と居る様な」OLにその気になっても、どっちでも浮気〜(><) 



「ネオ・ウルトラQ」前半 ☆☆

ぼちぼち観ています。


1話の、ビル街を勝手に移動する怪獣を刺激しない様に自衛隊がガイドする様子が結構好きでした。

「なお、放射能は観測されていません!」

「石を投げないでください」

なんてw そして辿りついたご神木は全てを受け入れてそびえたっているという素敵設定(#1「クオ・ヴァデス」)

なのに先週の香水の話では、絶海の孤島で怪獣が一匹みつかったからって大部隊を派遣して掃討作戦ってバカですかw 税金返せ。ほっといたらいいじゃんよー。(#6「もっとも臭い島」)


高性能すぎたアンドロイドの話は、なんか納得いかず。美しい人たちは観ていて楽しかったですけどね(#5「言葉のない街」)

真っ黒い穴の話は、ラストも丸投げなところは好きかな(#4「パンドラの穴」)

洗濯屋怪獣も、最後に地球の大洗濯だー、でイキナリ終わるしw(#2「洗濯の日」)


説明は多ければ多い程説得力が増すというものでもないので、逆にひっかかりを残して終わる方が記憶に残るのかもしれません。


カウンセラー@田辺誠一がシリーズ全体の説明役の筈ですが、狂言回しですらなく、別にいなくても良さそうなゆるさも善きかな。

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