ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

瑛太

「ヴォイス」5☆☆

「ソヨゴ」、白い花が咲いて赤い実のつく可愛い木ですが、花も実もない時期に見つけられるとは凄いぞ主人公(他の3人、ソレ何?って聞き返さなかったのはもう面倒くさかったからじゃないの 笑)

亡きフリーカメラマンがとった謎の写真は、息子と交わしたしりとりだった。
今回も快調に「いい話」「泣ける話」路線を突っ走っております。別れた奥さんの醒めた感じに、これを泣かせるのは手強いぞと思ったらターゲットは幼い息子。巧いね!

そんなわけで、もう”そういうドラマ”だと思って見てるし、学生同士のおしゃべりも
「こいつめんどくさい」と
「親子の間柄はイーヴン」という
話の流れにリンクした形になってたし(マヨ卵の場面も青春だったよー)いいんじゃないかな。
食堂のお母さんはいつも楽しいよ!

ただ最後の写真展示は、別に坊やは『どっかの知らないおじさんと』しりとりしてたわけじゃなく、父親だって分かってたんだから、今更あんたたちに言われなくても大事な思い出だよ、と思ったり。
あんな幼児に携帯与えて、通信記録も把握してない母親ってどうよ?とか。
遺品を勝手に贈呈って!!とか
いろいろあるけど、まあいいかー。

吹越満、「ありふれた奇跡(母の浮気相手)」「必殺仕事人2009(絵師)」に続いてまた登場(「キイナ」「歌のおにいさん」にも出ましたよ) 先週の田中圭もだけど、脇に同じ人を使いすぎですよ(><)

4話 3話 2話 1話 

「ヴォイス」4 ×

プライド?譲れずにエビ喰うのが??
「嘘つき」呼ばわりの小学生時代も、友人を売れといわれた現在も、明らかに相手が間違っているのにそれを正しもせず告発もせず逃げもせず、黙って死を選んだ男が偉いの??
(ピザがシーフードじゃなかったら飛び降りるか舌噛み切るかしたわけね??)

いやもう今回ばっかりはご機嫌でみてる家族に悪かったけどアレルギーによるアナフィラキシーショックをこんな風に扱われて
「ナンジャソリャー」
と声に出ちゃいましたよ。食べ物ごときで囲んでネチネチ責めるクラスメートなら、持ち物が高価だのテストの点が良すぎるだのモテてずるいだの、難癖つけ放題じゃないのかい。それに負け続けて生きてきたのかい(><)
せっかく
「大麻なんてする奴じゃない」
と繰り返すから、売人の同級生を中毒から救おうとしてたとか、別方向を期待しちゃったよー。

あ、でも彼の妄想だからね、全部。
本当は全然違ったのかもしれないよね。なのに得々と、愛息(田中圭)を亡くしたばかりなのにお忙しいお父さん(小野武彦)を捕まえて妄想語ってんじゃないよー!!

駄目押しに宅急便でした。
そこは普通にママからでした、ワッハッハ!で十分だよー。
(原チャリ2ケツで卒業旅行する親友にチョコ3つって、本気そうで怖い……ていうか、泣いてるよ?みんな気を遣うならここで1人にしてやろうよ。何で微笑んで囲むのー!!)

いっそもっと構成も壊れてたら文句が言いやすいのに。父親と対決する流れはちゃんと前回から続くから余計、何が不満なのか家族には謎でしょう。ううう。
漫才部分(着メロだレタスだチョコだ)はきらいじゃないのになー。

3話 2話 1話 

「ヴォイス」3 ☆☆

うん、やしきたかじんだね!

やはり遺族が直接に事実を求めているのなら、学生が探偵でも見易いです。
今回は久保秋ちゃんの母親(片平なぎさ)の変死を調査。
解剖所見だってみられるし、当時のことを語るオヤジさん(平泉成)の口がどんなになめらかでも、遺族であるアキちゃん&そのお友達に話してるんだから納得です。
その上で、主人公の奇跡の洞察が炸裂しても納得納得!
……アルバムが出るまでは。

そうまでして泣かせたい?甲子園の敗戦投手インタビューじゃないんだから、泣くまで粘るの辞めようよー。
そりゃ15年前の軍手を保管してた工場なら、マニュアルに見えたアルバムを15年ほったらかしもアリかもしれませんが、それならそれで”そんな物が?”と驚いてくれなくちゃ。平然と
「後ろ姿の写真でも買うのはあの人だけ」
なんて解説されても。注文は子供がした筈でしょう?張り出してある学校行事に来てないんだから!!

ともあれ、15年待った証言も現れてクラッシュ症候群だった事実が判明しました。
捜査と涙で、主人公とアキの仲が縮まる……かな?
その間に、親友くんが父との対決を心に誓ったり。
不良とオタクくんが絆を更に深めつつ、法医学のなんたるかを教えられたり。沖縄料理屋も面白いよねー。

次回はまた身内もの。友人変死の謎を探るようです。それなら安心してみられそう……でもやっぱりどこかで過剰に泣かせが入るんだろうなあ……。

あ、そういえばタクシーの死体は??ネタフリに使っただけ??
そういう無神経さが嫌なんだってばー(><)

2話 1話 

「ヴォイス」2 ☆☆

瑛太のコートがいい色だねー、以上。みたいな。

つまらない訳じゃないのだけれど。
奥さんが泣くまで続く主人公の語りも、瀕死の旦那さんの映像も、どっちも裏付けのない妄想じゃん?なのに”泣けーさあ泣けー”と迫られると醒めます。アマノジャクなのでそりゃーもうテコでも流されないぞ。

デッキで漏電、というならコンセント回りに形跡を見せてくれたらいいのに。
強調するべき旦那の特徴は無口、よりも几帳面、では。だっていちいち指輪を外し、瀕死なのにボウルにラップして奥にしまう人だよ?一方の奥さん(鶴田真由)たらその何日も前の牛乳漬けパンを、食べちゃう猛者なんですから(卵あったんですか奥さん!!)あのメチャキレイな家を片付けていたのは旦那だったかも。
ていうか友人!旦那の職探し話は、ちゃんと葬式に行ってちゃんと奥さんに直接いいなさいよ!!

この辺、相手が学生だと逆に気がゆるむということかもしれませんが、前回からとかく大人が口が軽いし、奥さん達は家に招き入れて平気。もっと冷たくあしらって社会の厳しさを見せてやれー(><)
そうこれ、主人公が学生だから軽率でも妄想でもまだ許せるんだろうなあ。

もちろん家族は、私のそんな不満にはさっぱり理解なく面白がってみています。一緒に「クレイマークレイマー」観たのも忘れてそうです。まあ理不尽な離婚の話で、好きな作品じゃないからいいけど。
実は私、ツレとよりフィギュア貧乏くんとの方が話が合いそう……。でもね、自分と違う趣味の人と暮らすって、世界が広がって面白いのよ、うん。そのうち分かるよ。

今回一番興奮したのは、主人公が「クレイマークレイマー」を……DVDでみてたこと!!(そりゃそうだろうけどー名作のレンタルってVHSなイメージが…)
それと不良くんとオタクくんの会話。
「じゃあ俺が作ってやるよフレンチトースト」と、続くかとドキドキしました(^^;;;)

1話 

「ヴォイス〜命なき者の声」1☆☆☆ー☆☆

えーっこれ駄目でしょう!!

いやドラマは面白かったです。”憶測だけど多分真実”な出来事もいいんじゃないでしょうか。でもさ、それを伝える相手は20年も会ってない妻じゃないよ!
人殺しになっちゃった子供だよ!!
でなかったら、子供にはおじさんの死を知らないままでいてほしかったよ!!(自殺を図って助けられ、相手が死んだのに黙ってる様な人非人が自分の子だったらワタシャ憤死する)

そういう意味では、飛び降りた子の泣き顔や、イジメ痕らしき汚れなんて要らなかったよね←どうせ、妄想の映像化であって真実の回想じゃないのだから。名探偵コナンで、推理中は犯人を全身タイツで表現するように……顔も理由も分からない形にしておいてほしかったです。

そんな憤りを脇に置けば、久しぶりにまともに楽しい月9でした。
法医学ゼミに新人5人。
主人公、友達、姫、不良、手下のバランスも良いし、それぞれに訳ありな様子の見せ方も良い感じ。
まあ新入生じゃないんで、不良くん(佐藤智仁)なんて今まで3年間目立ってただろうと思うんですけどー。
「法医学のおかげで、懲役を免れた」
こりゃ、坊ちゃん育ちの医大生ならドン引きですってー(笑)
姫(石原さとみ)は幼い頃に母の不審死。
実家も医者の友達は、親と不仲。
……手下くんだけ背景が弱いかな?でも不良とのコンビで美味しいですよ!「打撃天使ルリ」のピザ配達の子だよね?スキンケアして登場です。一昔前ならヤマシゲの役だねと思っていたら、その山崎樹範は解剖を依頼してくる刑事で登場。嬉しいなー。

主人公(瑛太)は、指導教官(時任三郎)曰く
「法医学に向いている」
じゃあ入学式か受験で何か、エピソードがあったんだろうぐらいに思っていたら、どーんと8才にさかのぼって、しかも死傷者の出る鉄道事故現場が運命の出会いでしたよ!(救命に集中しろー)
以来ずっとストーカーしていた訳じゃないとは思いますが。覚えていた名前と運命の再会をして、別のゼミから勝手に自分のところに引っ張ってきて。人生替えちゃった責任は何でとるんだろう(^^;;;)

さておき、法医学ドラマの金字塔「きらきらひかる」と違うのは、青春群像でもあるところと、学生だけに時間があって責任は何もないところでしょうか。本職の先生達はちゃんと、解剖結果だけで同じ結果にたどり着いていることもきちんと描いてくれて良かったです。
でもそれだけにやっぱり、現場まで1時間かけて出向いた学生達が出来るのは、30kgぐらいの小学生への赦しと、その分強く生きろよという励ましだったんじゃないかと。
(例えそれが本当に助けられた子じゃなくても、それは良いよ)

「ラストフレンズ」〜7 ☆☆

辛いのはお前だけじゃない。

と、首根っこ捕まえて説教してやりたい気持ちになりながら見てます。
先週のルカからの告白がホント、転回の大チャンスだったのになー「大事な話」を遮ってしまったタケル。あれって、大事だからこそ聞きたくなかったんじゃないかと思ってた
ので(他人の悩みまで抱えるのは荷が重すぎるのかと)、後から大事な話はどうしたんだ、と催促するタケルにびっくり。今更そんな。
まあ、「肩抱くよ」の名場面を生んだ思いやりの男タケルも、所詮年若いということですか。

5話ぐらいから、それまでただ殴られてたミチルが意外にちゃんと意見は言える娘だと分かって応援しやすくなりました。
でね、彼女の不幸だけは周囲から丸わかりで心配してもらって介入してもらって。
なのに実は、ああしろこうしろ幸せになれ、と世話を焼くルカやタケルこそが内緒で不幸に耐えているって図式がなんかもう、もやもやします。
ドラマの人物はともかく、「自分だけが不幸だ」って思いこんでる人向けにかかれてる感じ??
もちろん最後に全てを知ったミチルが振り返って反省する話なんだから全くその通りなんだろうけどー。現時点では「それでいいんだよ」って感じでこー、もやもやするんですよー。

で、実は一番のお目当てだった山崎樹範ことオグリンはというと、浮気妻には何も言えないまま。このパートも、別れ話がこじれてオグリンが妻を刺しちゃうとかを期待してたんですけど(鬼)息抜きパートのままなんでしょうかねー。
ほんわかなのに、してることは不倫。なんだかなー。

「ラスト・フレンズ」3 ☆☆☆

専業主婦になったとして、集金や勧誘の人と口聞いたら殴られるんでしょかミチル。悲惨。
(DVで結局離婚した友人が、男に時間を聞いたって殴られてたました。「でも優しいの」が口癖。いやいや、普通の優しい人間は殴らないのに)

暴力現場を押さえられても、すっとぼけるDV男。彼の側に立つミチル。ある意味共犯。
でも、それを非難するルカ自身も、お父さんがやってくると
「何でも無いよ」
って同じ様な言い訳をするじゃないですか。
保身と心配をかけまいとする気持ち、理由が全然違うのに嘘をついているのは同じという場面、皮肉でした。

父に見守られて育ったルカと、殴られ顧みられず育ったらしいミチル。
「愛」の定義がずいぶん違います。
殴られても見張られて拘束されても「愛されてる」と感じるらしいミチルには、ひたすら見つめるルカの愛は通じませんよね。

あー、重苦しいから観ないでおこうと思ったのに。なんか気になって家族に隠れて視聴(^^;;;)
ケンタの過去になにがあったんでしょう。
友達居なさそうなソウスケの職場環境とか家族とかどうなってるんでしょう。
癒し系山崎樹範と水川あさみが寝ちゃったらしいのは、共同生活のモラルとしてどーなのよ、とか。不倫じゃん!とか思いつつ。

最後、殴打に顔を腫らして助けを求めてきたミチルに、抱きしめるルカに、ここぞとかかる宇多田の唄に盛り上がってしまいました。作り手の思うツボな私……(しかし、抱きつかれて崩れる2人には、”でかいからね〜長澤まさみ”とちょっとツッコミ。)

「ラスト・フレンズ」2 ☆☆

うー、暗い。歯痒い。しょーもない。
2話目でも結局、外に向かって何かする人物は誰もいず、雨の中泣いて助けを求めたはずのみちるにすら、ルカは何がどうして公園に居たのかも聞かない始末。どこが友達だよそれの。
瑛太やルカの性的かつ個人的な問題と違って、あの時のみちるには事情と状況を聞けたし聞くべきでしょーが。

スッチーの同僚で安全牌@山崎樹範が登場して、シェアハウスに転がり込んだのが唯一の明るい(一応問題は抱えているものの)材料かな?(そのことやみちるや父を挟んで、瑛太とルカの距離が近づく展開は自然で上手いよね)

最後でやっと、恋人の暴力が目撃されて明るみにでたけど。「私のみちる」呼ばわりで止めたことが火種になりそうな予告……。あーやだやだ。一日の最後にイライラするの。

他がたまってきたら後回しになりそうな予感。やましげが恋愛堂々巡りに参加したらいいのになー(って、どこに入るのどこに 笑)

「ラスト・フレンズ」1☆☆

朝起きたら別人に。
2時間の遅刻を待てた男が、同棲始めるなり豹変?? 2人のそれまでの関係が曖昧なままだったので、”処女じゃなかったんで逆上か?”とか深読みをしてしまいましたよ(笑)
だいたい、DV男って交際してたら分かるよね?とお茶の間で議論沸騰。でもこういうこともあるのかな。

とにかくドラマチック。
そこは認めるんだけど。飽きなかったけど。
次から次へと、ほーらほらっ凄いでしょーっと並べられる暗示の数々でなんだかもうお腹いっぱい。あっちの不幸こっちの死の予告。……その割に、あの暮らしから暗示される”母親の男に強姦される”ような不幸だけはないのね(これから??)

未来のヒロイン@妊娠中を最初に見せたのは話が暗くなりすぎない様にバランスをとったのかしらん。でもそれで目立つ後遺症も無く元気な様子をみせられたら、彼氏のDVがこの先どれだけ激烈になろうと、そこそこ平気ってことになっちゃいませんか?
肉体より精神の傷ってことで、それでいいのかなー。

性同一性障害な模様のルカ(上野樹里)はメチャ魅力的でした。悩んで死んじゃうのかー、もったいないなあ、といきなり思える程(でも独白したのにはびっくり。語り部であるヒロイン視点が崩れるじゃん)
長澤まさみのみちるが軽くうざいのと、瑛太が無理してる感じなのも、役作りってことにしておきましょう。
でもスッチー水川はうるさ過ぎ。
せっかくの若者群像、飲んで騒いで登場人物だけが笑ってるんじゃなくて、観てるこっちがつい笑ってしまうような場面があるともうちょっと見やすいと思うのになー。

とりあえず観ます。

「篤姫」1、2回 ☆

「私は、知りたいのです!」あー、はいはい。

なんか朝の連ドラみたい。
いや、「ちりとてちん」にはまりまくってる今、それをいうと褒めてるみたいですがそうじゃなくて、悪い意味で。”ひたすら前向きで、正論が迷惑な主人公が人生を切り開いて行く”てきとーなドラマの始まりを見せられた感じ。
これが大河ドラマ??

よくしらなかった宮崎あおいは、なるほど可愛いです。
パーツをちょっと動かすだけでくるくる変わる表情は目を引きます。でもそれだけ?

いわば敵のずしょ様が、抜け荷や偽金づくりのことをヒロインにだけは(瑛太もいたけどね)打ち明けてしまう。
これが、何を小娘がと憎々しい態度から一転、ポロッとつい口にでてしまうわけでもなく。
父親の耳に入れてもらいたいとかいうずしょ側の目論見があるわけでもなく、全く納得がいきません。
本当に最初から好々爺で出て来て、いやその前に抜け荷の棗を茶菓子に出させてるんだから、会う前から言う気満々じゃん!
そして、ヒロイン達が内緒にしてても調査でバレて、城下でも既に噂。なんじゃそりゃ。

色黒でお転婆な以外の何か、”天命の子”たる何か違う魅力、がどこにもみあたりませんよ。
瑛太も瑛太で、がくっと肩を落とすような小芝居(お守り袋の肩すかしのところね)させられて、時代劇のいいところがないじゃーん。
(岡田くんだけは流石、どこでもいい味だしてます。脇役の方がやり易いのかな)

私服でも裃にちょんまげじゃないかという時代劇俳優と同じ画面に入るこの先、あの芝居で太刀打ち出来るんでしょうか。

例によって出演赤ちゃんは激可愛かったですが。もう見ないかも。

映画「どろろ」☆☆☆

 「どろ(泥)ソース」が提携してCMしてます(^^;;;)
さすが関西、ストレート。

 さておき、「どろろ」です。
天下を狙う武将:醍醐が、魔物との取引に我が子を差し出したせいで身体48箇所を失って生まれ、捨てられて育った青年。魔物を一体仕留める毎に身体を一箇所取り返せる…。原作は子供の頃何度も読みました。怖かった(^^;;;)

 で、もしつまらなくても妻夫木くんが観られればいいやーと出かけた映画館。
どろろ@柴咲コウってのが心配だったわけですが、始まっちゃえば意外や悪くない。

 ていうか戦国武将がいるのにビキニダンサーズかよ!…という無国籍?っぷりに驚いてる間に見慣れてしまえば、終始暗い目をした妻夫木@百鬼丸と元気な柴咲@泥棒どろろはいいコンビでした。
 なにより、殺陣がいい!!

 刀の両腕を振らずに(肩を揺らさずに)走る百鬼丸。
ワイヤーアクションで跳ぶ回る以外にも、敵の刀を受け流すちょっとした手業や、敵を倒して着地する決めポーズが美しくて、毎回の戦いを次はどんな動きだろう?とワクワク観ることが出来ました(^^)
 どろろもちょこちょこ、アクション頑張ってたよね。

 旅の道連れになり、戦い→腕再生、戦い→声再生 と繰り返すあたりでは、一体何年一緒に旅してるンじゃいと呆れつつも、2人が仲良さそうでねぇ。
敵を倒す度、身体の部分が戻る痛みにもだえる百鬼丸もセクシーでうふふ。
(ああでも、暴れちゃ腕の刃物で自分切っちゃうよ。どろろも近寄っちゃ危ないよ^^;;;)

 そうそう、この「どろろ」「百鬼丸」という名は途中、自分たちでつけあっています。あまり素敵な由来ではない名前だけれど、嬉しげに呼び合う名前。

 それが後半、家族と出会うと「百鬼丸」を捨てた母は彼を「多宝丸」と呼ぶのです。同じ名の弟(瑛太!)の目の前で。
 母が、自分を呼ぶ度に失った兄を想っていたと知った弟の戸惑いと怒りが哀しかったです。 素敵な名前だったのに。

 そして、どろろが討ちたいと願っていた仇が百鬼丸の父。一族郎党を皆殺しにしたいのなら、百鬼丸も仇。
自分を捨てた親なのに、血縁で縛られるなんて可笑しいような正しいような。
「育ての親がいる」
ときっぱり言えた頃よりも、生きる力を失ってしまう百鬼丸も哀しかったです。
 だから元気などろろが傍に必要なんだよね。

 最後の戦い全員集合では、一国のお館さまと国母に世継ぎの君が、揃ってふらふらしてちゃダメじゃんとちょっとツッコミ入れたくなりましたが。まぁいいか。
全ての元凶だった父:醍醐(中井貴一!)が、最後まで後悔したり百鬼丸に詫びることなく散っていくのはかえって潔くて良かったです。
あれは、ある意味責任はとった…のかな。 長男の額に、自分と同じ傷を残して。
 
 魔物48体のうち、24体をやっつけ残して物語終了。
百鬼丸とどろろのロマンスは、あったようなないような。続編は妄想するほうが楽しそうなので作ってくれなくていいですよ。

「のだめカンタービレ」最終回 ☆☆☆☆

 とうとう墜ちましたね……千秋!!
そうか、「一緒にヨーロッパに行こう」と言うのは恥ずかしかったのか!!変態相手なのに!!
素人のまま、ただ楽しくピアノを弾かれたら「俺が聞けない」じゃないでしょう。『会えない』でしょう!!
うひー。

 九州にイキナリ会いに行けるだけでも懐具合ゆたかですが、確認もせずタクシーに乗るってほんと金持ちだ。さすが千秋様。

 そして、車内から見つけた のだめ を追う目はもう。恋よ恋。
追いかけて後ろから抱きすくめだなんて、どれだけロマンチックですか!
「俺さまを2度もふったら赦さない」
あああ〜言われたい〜。
 何年かぶりに月9のラブシーンで悶絶しましたよっ(その後、父上に発見されて白目むいてましたけどね・笑)

 そして結局、同じパリに留学が決まり、R☆SオケX’mas公演も大盛況。
1話からの想い出をなぞりながら、耳慣れたあの曲で終わり、でもそれが始まり。再会を約束し未来を夢見て若者が散っていく、その前の一瞬の輝きを捕らえた、見事に美しい大団円でした!

 相変わらずキックだパンチだ暴力も激しいし、のだめを育んだ野田家や裏軒、指揮科の彼だミルヒーだホモだ真澄だと笑いどころは満載。でもそれにも増して、才能溢れる若者達の不安と希望を繊細に描いた名作になったと思います(ほぼ原作の力ではありますが、それを殺さずにドラマ化できたことに喝采)
 今、1話から見返したい気分です。どれだけ千秋が変わったことか。
それは、オケの場を作ってくれた清良のおかげでもあるのですが、それだけじゃこうはならなかったから(笑) のだめのキャラ強烈でしたね。
 そうそう、プリごろ太ネタ(ハリセンからのメールと、千秋の土産)も笑いました。

 欲を言えば、留学編・SPとまで言わなくても、公演成功の後旅立つ千秋や、ヨーロッパの街角で再会する2人を思わせるカットぐらい入れてくれたって良かったかもとは思いますが。
 指揮する千秋を堪能してのエンドも素敵でしたね、余韻があって。

 どんな名曲もCMで聞くサビしか知らない私にとって、ベートーベンの何番だかのあの曲は生涯「のだめの曲」になるでしょう(^^;;;)
 曲と回想が進むにつれ泣き顔になっていくオケメンバー、千秋様!! そこで楽器回ります!!(^^;;;)
(のだめオケ公演があるそうですが、ドラマ演奏曲としてこれを演奏する時はやっぱり、回したり上げたりするのでしょうか・笑)

 ああ、来週から見られないなんて寂しすぎます…!

「のだめカンタービレ」10 ☆☆☆

 タクシーに乗っていればぁぁぁぁぁぁぁぁ

 昨日まで熱のあったのだめを連れて、衣装の大袋かついで急ぐのに何故市バス。タクシー使おうよタクシーを。……それでも、運転手のハナ唄で演歌が混じったかもしれませんけど(^^;;;)

 一度もまともに弾き通したことがない、それどころか聞いたこともなかったらしい曲で本戦に挑むのだめ、無謀。
たぐり寄せて音を紡いだ記憶の糸が、バスで響いた『今日の料理』とドッキング〜。こういう部分、やっぱり実際に音が出ると破壊力倍増ですっ。それに、都合の悪い部分だけカットして弾けない、そこを弾かないと次に進めないというのだめの記憶法が体感出来た気もしました。
 ところでコンテストって、譜面みちゃいけないんですか?

 それとあの衣装(笑)
ただ着るのと、着て弾くのはまた大違いだろうに、試しもせずに本番でいきなり着用って!どうでもいいけど女性奏者は、実際だったら絶対、フルメイクでフルドレスアップで一度試し弾きをしてるに違いないと思います。それとも、ピアノのジャマにならない工夫施し済みドレスが並んでる御用達の店がどこかにあったりして。

 R☆Sオケに愉快な(^^;;;)新メンバー加入。
そこでの龍くんと清良のやりとりステキでしたよねぇ。だから、安心して留学してこい!オレはここにいるぞ、てなもんで。青春だねぇ。2人の仲を知らなかった千秋にも嬉しくなっちゃいました。
 そして千秋もまた、出ていく自分の後がま指揮者を手配したりして。R☆Sオケは進化していく!

 のだめに、『一緒にヨーロッパに行こう』と誘う千秋!!!
以前だったら『プロポーズでしゅかぁ』と応じるとこでしょうに、それも出来ないどん底のだめ。コンクール参加も『金のためですよ』って悪ぶってー。

 でもその落ち込みが、ジャンプするための”ため”になりますよねっ
次回最終回が華やかに楽しみです(^^)

「のだめカンタービレ」8 ☆☆☆

 千秋、のだめにはノーガード(笑)
口では何を言ってももう、入浴覗かせちゃうほど心許してる仲ですものね?

 コンクールで優勝した者も挫折した者も、賞とは無縁の場所に居る千秋も、それぞれのプライドを賭けてS☆Rオケに挑んでまとまっていく様子がテンポよく描けていたと思います。
 で、『え、もうコンサート当日?』と思ったら、千秋のトラウマ話。

 これを治しちゃったら千秋は旅立ってしまう。

 悩むのだめが、それでも千秋の音楽を聴いて、彼を世界に送り出す決心をする様子は感動的でした。(せっかくの催眠術なんだから『のだめを妻にする〜』もいれときゃ良かったのに ^^ )
そしてやっとピアノの演奏に本腰をいれるわけですよ!!
 そういう真剣な青春と、「おなら体操」(しかも先生、上手い!)が並列なのがのだめの楽しいところでしょう。

 それから、ゲスト登場の千秋のお母さん。いい配役でした。目立ちすぎず上品で才能のあるお母さん。これで高畑さんとか室井滋が出てきたら、気になり過ぎちゃいますから!シュトレーゼマンと話してる場面を想像するとまた怖いし(^^;;;)

 ・・・朝日新聞大阪版のTV質問コーナーは、
『西村雅彦さんの髪型はとても自然です。特殊なカツラですか?』でした。写真付きで(笑)
不自然でも自然でも、結局注目を集めてしまう、それがカツラ…
(ちなみに質問への回答はこちらに)

「のだめカンタービレ」7 ☆☆☆

 ピンクのモーツアルト(^^)
精鋭ソリスト志望が集結したR☆Sオーケストラとはいえ、若者が集まってたらそりゃ恋は生まれるでしょ。これ、選曲がピンクでOKだったからいいものの、いぶし銀を目指してたなら取り返しつきませんね。
(で、どうでした?本当に音色も変わってました?教えて耳のいい人!)

 担当教師が替わって逃げ回る、のだめ。
3階の窓から飛ぼうとしてましたからねー、どんだけ嫌いですかハリセン(豊原功補)が。
でも穏やかな谷岡先生の優しさが、「生徒へのサービス」であって教育ではなかったと笑顔で語られると(きゃ〜西村さんステキ〜!!)、追いかけ回すハリセン野郎の方が愛情に満ちて見えてくるから不思議です。
 ハリセン捨てて、プリごろ太と弁当を用意(流石だ千秋)して、方針を変えての教育が実を結ぶのか??

「絶対なぐんない」約束でしたけど。ぐーでぶっとばす千秋はいいんですかい(愛?)
ついに清良ちゃんまで瑛太殴り倒してて、皆さん奏者ならもっと指を大切に!
最新コメント



   
   

ドラマのあらすじはこちらでね


にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

インパルス関連本

「蟻地獄」文庫

ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

「月の炎」絶賛発売中!

ちなみにじゃすみん「月の炎」評はこちら

カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ