ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

獣医ドリトル

「獣医ドリトル」最終回☆☆

え?ああ、最終回だったんだ。
確かに矢ガモ他の伏線は回収されたけど、それってドリトルは傍観者。獣医チェーン社長一家での揉め事のとばっちりでしたよね。補助金争いの話はもっと関係ないし。
一応はアフリカに行きそうなミスリードもしてたけど、せめて荷造りと勘違いするようなこと(衣替え?押し入れ整理?)でもしてなくちゃ、あすかの早合点すら
『ああ、そんなビデオ観てたっけねえ……』
ですよ。
登場から既に名医、壁にぶち当たりも悩みもしない、結果成長もしなかった獣医ドリトルでした。

全体的には見易くて、イノシシの話(良かれと思った餌付けが、レジ袋を襲う結果に)や、猫やうさぎの正しい飼い方を教える啓蒙部分もなかなか良かったのですが、失敗して悔やむドリトルも観たかったですね。

ドリトル自身の父親の話はスルー。「採算を度外視で治療して破綻した医者」を観てきた、とあすかを叱っていた、それが父親なのかもしれませんね。
……って、続編する気なのかな。
ラスト、とってつけたように顔が近すぎる場面(笑)この上、ドリトルとあすかの色恋を描いてたら散漫過ぎたでしょうからバッサリ切ったのは正解としても。続編があるならぜひその辺がみたいです。
新天地アフリカに旅立った花菱先生も、ヤブな土門兄も腕を上げて帰ってきてね!
 

それにしても……小動物を傷つけて回る行為は、泣いてごめんなさい→完治、とは行かないものじゃないのでしょうか。そっちの解決が簡単過ぎて気になりました。

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「獣医ドリトル」5☆☆

空腹でばったり倒れる、学生ドリトル(笑)
それが弁当屋ヒトミ(りょう)さんとの出会いだったそうですよ。前日の「Q10」の、ばったり倒れられたら惚れちゃう♪ネタを思いだして笑ってしまいました。でも、親しそうな女性が来たからって即元カノかと騒ぐのに違和感。住みこみのあすかが嫁か恋人かと思われるのは道理というものですが……。
ああ、だからそんなあすかに、周囲も唐突にニヤニヤし出したってこと?でも個人的には、恋愛に行きそうにないドリトルとあすかの遠さが好きなのですが(それを補う、先週の犬の純愛かと思ってたのにー)原作ではくっつきそうだったりするのでしょうか?

伝書鳩の件は、待ち続けた母が報われる、いい話でしたー。父を信じなかった息子が頼んだ巣の撤去が結局、父の最期の手紙を見つけさせてくれるという。

ヒトミさんはナンダカンダで、飼い猫をドリトルに預けて消えようとするのにきっぱりとお断りされ(笑)、猫と共に生き続けることになりました。これもまた、ある意味いい話だー。
それからまた花菱先生が持ち込んだ犬の手術があって……えーい、筋立てが多くてめんどくさいぞ!!矢ガモや小犬虐待の犯人捜しはお休みですか(ま、まさか本当に花菱先生でしたってことには ^^;;;)

その花菱先生が、手術ができないことがマスコミにばれて記事になっちゃうかも??

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「獣医ドリトル」4☆☆

まさかの犬の純愛話!
しかも、今度は生ませてやって欲しいって、娘と犬の出産を一緒くたとは!飼い犬を娘同様に思うのは勝手ですが、私が娘なら改めて絶縁します(^^;;;;;)まあ娘の方も、家出して夫亡くしてのシングル子育てライフを、わざわざ実家近くでしていたぐらいで、戻るチャンスをうかがってたのならハッピーエンドですけどねえ。 火事を知らせるうさぎよりも、そっちの方が驚きで笑ってしまいました。

「うさぎは淋しいと死ぬ」
が迷信でなく、群れで暮らすこと適度に運動することなど、あるべきうさぎの日常で過ごすことがどれだけ大事なのかを描いていたのはよかったのですが。
交尾した相手を守るのは犬の日常かなー。うーん。
あとは父と子の確執かー。医者にさせたかったのに獣医学部に行くなんて、と怒る老人。

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「獣医ドリトル」2☆☆☆

「突き落とすこと、なかったと思います!」クシュン(笑)井上真央可愛い~♪

カリスマ獣医花菱先生(成宮寛貴)はやはり、手が震えて手術が出来ないそうです。原因が愛犬を術中のミスで亡くしたから……。本来、家族同様のペットなら自らの執刀は避けた方が良かったんでしょうねえ。
診断に特化した獣医になりたいようですが、後半きっとトラウマを乗り越えてメスを持つ回もあるんでしょう。だったらもう花菱先生が主人公でいいのに。
猫のこともイルカのことも、ドリトル鳥取は全部知ってましたよー、でも言いませんよーなんだもん、ズルイというか、もう獣医として完成してたら成長も描けないじゃないですか。

確かにイルカ飼育係の若造(増田貴久)は、
「無理です」
「僕には無理なんです」
言い過ぎで(ルフィーだったら何となくぶっとばしてるレベル)、じゃあ誰なら出来るんだ、連れてこい!とドラマみながらイライラ。あれを諭すのに自分から気づかせたい、というのじゃ逆に飼育員想いでしょう。その間イルカは苦しいんだから。
飼育員の成長とか無視して「その行動は○○ということだ!」とさっさと言えばいいのにと思ってしまいましたよー。
でもまあ、猫もイルカも治療が出来て良かったです。
(「誉めたんだ」「そうは聞こえません!」は可笑しかったデス)

で、ラストに傷ついたわんちゃん。そういえば前回も最後は矢ガモ。忘れてたけど、小動物を傷つける危険な奴が地域にいるようです!ツレは、それがストレスのたまった花菱先生じゃないかとか言ってます。そ、そんな斬新な(^^;;;)

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「獣医ドリトル」1☆☆☆

都内なんだ!

予告の広大な風景で、てっきりコトー先生的な地方開業かと。なのに患者が押しかける名医なのかと思ったら、東京は井の頭の開業医ですよ。だったら他にいくらでも、獣医の選択肢はあるでしょうに……と、高飛車で失礼な鳥取=ドリトル先生をみていたわけですが(あだ名の元になる児童書「ドリトル先生」シリーズ大好き。動物と話せるドリトル先生は優しい紳士なんですぞ?)

なるほど、訴訟が増えた経緯などあって、リスクの高い診察は拒否or安楽死をすすめるケースが増えているんですね。そんな社会的視点や、移送費やえさ代等、ケンカついでみたいにさらっと語る高額医療の内訳も納得いったりして、予想外に興味深くみられました。
小栗旬のもう十八番ともいえる「イラっとさせる役」で、今度もはまり役です(そして結局、優しいいい人なんだろうけどねえ)
 

そんなわけで、鳥取医院に押しかける行き先のない患畜たち。
骨折した競走馬、脳挫傷の猫、白内障のマーモセット。人間の医療ドラマで病気が3種出て来ると混乱しますけど、動物なら違い過ぎるので大丈夫ですね。そして、まさにそこが獣医の大変なところで、全て直せる獣医なんていないといわれて納得でした。対比も、大きいが故に治りにくい馬、小さすぎるが故に手術が困難な小さなマーモセット、そして身近な猫と上手い配置だったかも。

同様に、人間ドラマの配置も面白かったです。

息子のために、猫の手術費を払うものの結果が不満な父に、西村雅彦さん♪
その訴訟を請け負った弁護士が、ペットの急病で鳥取医師に頭を下げるしかなくなる皮肉。更には、息子の必死な看病が奇跡を呼んだことで西村さんも、会社での効率第一主義を考え直します。……と、ここまではまあベタ範囲内ですが。
何故かその猫のいる家族に、再婚の義母(紺野まひる) 確かにここで実母だと、息子の愛猫を助けるかどうかが父vs母になってしまいますよね。看病も母子一体の取り組みになりそう。でもなさぬ仲の若い母親は、不登校にも治療の判断にも一歩引いて。ただ、介護にくじけそうになった義息に、それだけはやり遂げなくちゃいけないと諭す。それって、彼女の再婚への覚悟にも聞こえて興味深かったです。

ドラマの最後、息子が「お母さん」って付け足すように呼んで笑うところも、ありがちながらとても自然にみることが出来ました(ただねー、2週間以上意識不明の猫、食事も出来ないのに別の医者で点滴してましたかとか。そもそも、原因になったラグの干し方は高層階であれはダメとか、ツッコミどころはありますが)

やっぱり家族ものの泣かせには弱いです。男の子が泣くとぶわっと可哀想になっちゃうし、弁護士さんが亡き息子(マーモセットはその息子の代わりなのよー!!)を想う場面ではもうもらい泣きだし。まさか獣医もので泣くとは思いませんでした。不覚。

本当は、馬を連れ治療費のカタに、鳥取医院で働くことになるつくしちゃんこそ、メインの人物なのですが特に印象なく。まあボチボチ活躍してもらいましょう(まさか、恋バナになる??) 馬の骨折が難しい治療で、馬も辛いだなんて常識ですよね。飼い主のくせにそんなことも知らない小娘、視聴者の視点の代表ということで仕方無いでしょうか。

手術の場面、医療ドラマでチームであたるのを見慣れているだけに、たった独りで(裸の足で機器操作しながら 笑)挑む姿は新鮮でした。大学vs開業医の難しさも出てきそう。どこまで話が広がるのか、楽しみです(西村さんはもう出演ないのかしらー)

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