ナイスな最終回。
どっちかと結婚せねば!となって驚いたのですがw 恋も仕事も住む場所も無くしてシェアハウスに流れ着いたヒロインが、笑顔で自立して巣立っていく大団円で元気がでましたよね。
なにしろ元凶の二股男をお岩さん(松本まりか)の協力でやっつけた後にも、就職を期待して欺されたり幼なじみを結婚詐欺から救ったり。そんな妖怪話を書いたSNSで炎上したりと何かと騒ぎになりがちなヒロイン澪ちゃん(小柴風花) その度に皿屋敷のお菊さん(佐津川愛美)に酒呑童子(毎熊克哉)やぬらりひょん(大倉孝二)にアマビエ(片桐仁)に等々と助けられ、すっかり妖怪達に慣れてしまったうえ、祟られた相手は生きた人間の嫉妬が産んだ生き霊w もういっそ人間たちの方が怖くないですか??
とはいえ、澪ちゃんが妖怪たちと馴染みすぎることで世界のバランスが壊れる云々に陰陽師の家主譲さん(味方良介)は気付いているし、個人的にも澪ちゃんが心配。終いには、澪に角まで生えだしてしまってさあ大変! 澪の妖怪化を止める唯一の手立てが、期日までの結婚、とな。ではボクと!と全てを知って告白してきた譲と、何も知らないけれど妖怪好き&何より澪から惚れた編集長原島(大東俊介)の、どちらを選ぶのか?
天狗のお札を手に助けを呼んで、現れた譲の手をとった澪ちゃん。え、そっち?
トントン拍子に白無垢で式を挙げ、宮司の嫁が板に付き、檀家さんとも馴染んでそろそろ子供が欲しいね、なんてラブラブで幸せだけれど何故か心に吹く隙間風。何かやり残したことがあった気がする……。
と、見つけたお札を手にすると時がまき戻って今度は助けに来たのは原島で、その手をとれば2人で仕上げた原稿が大ヒット!作家として成功し先生と呼ばれ、作品が映画化も決まって誇らしいけれど、次々と仕事を決めてプロデュースしているのは原島。本当に自分が書きたかったのはこれだったかな?
人生の分岐点、選ばなかった方に進んでいたらどうなっていたのかは誰しも気になるところ。でも実際に両方体験して一長一短なのも困りますよねえ~?天狗のお札のお陰で両方分かっただろう、さあどっち?どっちにする?と詰め寄られても答えのでない澪。それよりも、原島の助言を受けて書いていた児童小説のコンペ締め切りが間近! と、生き霊のせいでデータが消えた小説の書き直しに戻ります。おやそれって、原島を選んだのかなと思いきや。 角を出しながら書き切った小説は、原島のチェック無しでさっさと投稿してしまいましたよ。
落選してもいいから好きに書きたい。なるほど。そして角も、熱中したときたまに出るぐらいだからキニシナイ。 何より、何が起こるか分からないスリリングな暮らしが身についてしまった!と言われたら更に納得で、無理に結婚することなんかなかったんですよ! いやあスッキリ☆
分かったところで、あの借金取りに追われている時にも引いていた黄色いスーツケースをお供に旅立つことにした澪ちゃん。小さな喜界島出身の女の子が、世界中を好きに観て回るんだね。あなたのそばにもほら、角が見え隠れする元気な娘さんがいるのかもですよ~
後日、皆の元に届いたのは出版された『妖怪シェアハウス』! 投稿した原稿が本になったってことでしょうか。それなら旅の資金が大丈夫かは心配しなくていいのかなw 装丁は、住民に似たイラストで見たかったなあ。
そうそう、天狗のお札の代わりに皆が差し出した大事なもの、夫にもらったかんざしや金棒とお岩さん酒呑童子はいかにも大事なものなのに、ぬらりひょんでちょっと微妙、座敷童(池谷のぶえ)では完全にそれかーいとツッコミたくなる代物にw そんな、常に細部まで楽しめるところも好きでした(^^) 妖怪に全部注釈ついて入門編にも最適、案外海外でうけるコンテンツなのでは!
片桐仁
4「夜逃げする女」☆☆
なるほど、踏切の情緒って別れの時にMAX発揮されるんですね!高架や地下鉄にして『開かずの踏切』を無くすと便利にはなるけれど、追うに追われず別れる時にカッコつかないよ!
てなわけで、シモキタで古着屋を共同経営するルイ(緒川たまき)と照美(酒井若菜)は、姉妹かと思いきやただの女友達!
怒鳴り込んできた男(山西惇)を、うっかり殺しちゃったら、まず店の片付けを始めるルイw それを非難しつつ、やはり片付けを手伝う照美もまた謎です。そんな2人の共依存は、踏切なしに断ち切れるのか? って、案外男は生きてるし、あっさり別れたし、結局近所に住んでるし、これまた人生そんなものなのかも。 あと志尊淳。衣装のおしゃれ古着感がお素敵でした。
5「最高のSEXをする女」☆☆☆☆
スーベニアセックスw 何言ってんだか(^^;;;;;) 体当たりの夏菜が、めちゃ魅力的でした。
バンドマン彼氏(和田聰宏)が、売れた途端に浮気。そろそろ結婚じゃなかったのかと悔しい麻子(夏菜)ですが、しがみつくより最高の女のまま別れようと、彼氏好みのセックスを仕掛けます。部屋のあちこちから出現した何人もの麻子が、口々に助言する様子がイカれててナイス! また内容がw 突然ギター弾く、伸びたTシャツの胸元から押しつぶされた胸が覗くのがいいんだってさw また彼氏がまんまと反応する情けなさよw 真夜中の騒音に怒鳴り込む隣人(柄本時生)、シャワーを浴びたがる彼、背筋がつる激痛、次々と襲い来る障壁を乗り越えて、いざ最高の!一生思い出に残る!スーベニアセックスを!
いやー笑いました。
売れた基準が、放映枠テレ東深夜ドラマの主題歌採用で、喜びながらも「でもテレ東だよ」と謙遜する自虐w あ、彼氏って懐かし「東京湾景」の人か!
6「未来から来た男」☆☆
ダダッダダッダ♪
ターミネータならぬシーモキータ(佐藤二朗)が、下北沢に降り立ちます。全裸でw
そう、未来の覇権を守る為 田舎者コヤマ・サラ(松本穂香)がビレバンでサブカルにハマるのを防ぐのだ!でも何度繰り返しても、店員の加藤諒殺しても、サラはサブカルに出会ってしまうのだー!
松本穂香の田舎訛りが衝撃ですw 猿w 片桐仁w そして過去を知りすぎて、いい加減サブカルに詳しくなりすぎたシーモネータが、むしろハマれよとサラにサブカル差し出す展開には胸熱でしたw でも出落ち要素も、繰り返しも多くて後半飽きてしまったので要工夫。
こんなマンション住みたくないよー!
新居に越してきた田中圭と原田知世の年の差カップル。いくら原田知世が少女のように可愛くてもラブラブでも、そりゃ、さすがに、年上だろうねとは思いますけども。揃いも揃って
「ご姉弟?」
とか、もっとはっきり年の差ありすぎーとか面と向かって言いすぎでしょう。民度低すぎw てか他人に興味ありすぎです。更にななめ上を行く横暴管理人(竹中直人)は、引越し早々ズカズカ入ってきてのペットなしチェック。
「子供のいない夫婦、猫飼いがちだから!」
うわあorz
そして住民交流会とやらに顔を出せば、ギスギスの怒鳴りあい、居ない人が掃除当番に!でも、普段から住民のゴミ袋開けてる人だから、喜ぶかもよって(^^;;;;) も、もうやだー!それでもまだ視聴者を脅したりないのか
「あなた、私を殺したいですか?」
と原田知世に詰め寄り、『会って5秒で殺意を抱いた』という住民(片桐仁)と怒鳴りあう管理人w 日曜日の晩とは思えない殺伐っぷりですよ。
誰だって、つかまりさえしなければ誰かを殺したいはずなんですってよ。いやいや、会いたくない人はいても、別にどっかで生きてて全然構わないですよ。殺したい人なんていないよーなんだこの決めつけ(^^;;;) そして、無理やり全員が『殺したい人』の名前を箱に入れた挙句に、交換殺人の幕が開けるのでした!
ミステリーマニアな翔太(田中圭)と菜奈(原田知世)の夫婦。正確には婚姻届に記入だけしてまだ未提出w 観察眼とマニアな知識で、犯人に迫るのか?いや警察がお仕事してくださいよ。
部屋に持ち主不明の鍵が。管理人さんが落としたのかな? もう帰っちゃったみたいだよと電話をすると、窓の外で着信音。この時点では「覗きか?」と思いつつも、やけにオドロオドロしいBGM。はい、カーテンを開けたら管理人さんが逆さ吊りでしたよ~(この時点では生きてたのにねえ)
すごい、死なれても全く可哀想だと思えない。その点は竹中直人GJですが、ドラマ的には毎回「こいつが死ねや~」と思いつつ殺人犯かと疑いをかけていたかったので退場が残念です。
田中圭がバカ可愛い、というだけで見続けていられるでしょうか。「俺、成長したい!」と言われても、アラサーでまだこんな感じなら15年たって50才になってもやっぱりバカなのでは。妻がそれでいいなら全然いいけどね(^^;;;;;)
週刊バイブス来たーw 表紙は「ドラゴン急流」!消防士は武井壮!
その他、滑舌を疑われるこそ泥役に三四郎小宮には笑うしかないし、今まで佐田が漁夫の利で『依頼者から別の契約とった~』と喜んでた件を週刊誌につつかれるのも愉快でしたね。最終回らしく、前シリーズヒロインがちょこっと登場。そしてラストで差し出された現ヒロイン舞子の手を
「ごめんなさい」
と、とらない深山。ってことは、続編3作目あったとしてもヒロイン交代なのかな?
ってわけで最終回の事件は再審請求。
『母親殺し』と放火で死刑宣告を受けた父(小林隆)の、無実を信じる息子(中島裕翔)が依頼人。深山はもちろん、舞子も家族の絆が熱い息子さんに共感し説明も早々に離席、捜査に着手!もう、どうせ止めたって無駄と悟ってきた佐田の「椅子を直して行けと、あれほど」って愚痴に、いいトリオでほのぼのしますよね。
そして、例によってのしつこい再現で『きっちり5リットル残して灯油を撒く』違和感や、監視カメラの時計のずれを発見。再審請求をかけるのですが剣もほろろ。その間に、班目法律事務所が依頼人を喰い物に儲けてる的な暴露記事を書かれ、依頼をやめられてしまい……。
でも、もちろん調査をやめない深山たちは、更なる矛盾を次々に発見。火元のはずの雑誌&新聞紙だけでなく、厨房の天かすも燃えた? 怪しい男(小宮)の言葉は「燃えてしまえ」か、「燃えてしまう」だったのか? 復元された携帯撮影映像は?
で、無事再依頼され真犯人をつきとめ、再審で無罪になってめでたしですよ。
敵役だった裁判長川上(鶴瓶)は、別に共感や改心したわけでもなく都合のいいように深山たちを利用した的な描き方。確かに最初は無理難題で再審棄却したわけですが……とりあえず、冤罪に公の謝罪ももらえたので良しとするしか。
本当に必要なのは、この先冤罪を生まないためのチェック機構や注意喚起なのに、深山たちがなんど0.01パーセントをひっくり返そうとも、警察や検察の構造改革意識改革にさっぱりつながらないところが続編がいくらでも続けられそうな所以で歯がゆいですね。
続きがあったらまた見ます。でもプロレスネタはお腹いっぱいなのと、青唐辛子味の飴ちゃん包装紙に ”aotougARASHI” はやり過ぎかなw
(そして天かす発火、毎年何十件も起きているらしいので当事者の蕎麦屋うどん屋はちゃんと気をつけて、積まずに冷まさねば)
見れば楽しいのですが、一話完結なこともあり忙しいと結構放置かも。
第2シーズン2話にして、前作からひっぱった深山の父の冤罪が晴れ、6話で舞子が弟の殺人容疑を晴らします。第3シーズンをもしを作るなら、誰かまた身内がどうにかならなくちゃです。
5話の婦女暴行事件は、JKが証言を二転三転、ついには日が違うと言い出しすところまで実在するクソ事件と同じとは盛り上がりましたよね。もう検察も裁判官も、やる気がないの真逆。不良を犯人に仕立てる気満々なんだもん世も末です。そいつらをギャフンと言わせ主人公を助け、かつ別件の殺人犯を見つけてちょっとすっきり。 3話はロック歌手の殺害容疑を、目撃証言の穴から覆し(モアイ像の写真立てw)4話では被疑者自殺で不起訴の事件を、特許絡みの殺人と看破。
そんな数々の事件の調査から、今までとは違う物差しを育てていった舞子。現役裁判官だった当時には、弟の窃盗&逮捕を知らされて、弟の言葉よりも揃えられた証拠を信じて即示談を勧めてしまった。それがどれだけ弟を傷つけ、周囲の評価を歪めたのかを思い知り、今度こそ弟を信じ『証拠』を疑って、深山と共に真実に至るのです。良かった良かった。
毎度の寒いギャグも健在なら、プロレスネタもきっちり、料理に独自調味料ね、はいはい。監視カメラ映像のためには明石が寝土下座w
しかしやっぱり、深山が勝ちすぎるんです。
2話の深山父事件だって、新証拠が今更出てきたのがきっかけではありましたけど。結局のところ、当時の杜撰捜査が明るみに出ただけで、深山ならもっと早く気づけたでしょうに、という気持ちにしかなりませんでしたよ……。更に容疑者は死んでるとかさ。
すっきりしなーい!
主人公が活躍すればするほど、タイトルが嘘になるってどういうことw もう「モブサイコ100」みたいに、毎度パーセンテージ表示したらいいと思うよ。99パーまであと何勝!ってw
「深山、と書いてミヤマです!」
そっか、裁判官界隈で『ふかやまって奴がめんどくさい』と噂になってるんですねw 我らが深山くん(松本潤)が、笑顔で耳いじりながらめんどくさく帰ってきました!(前作の記事は↓『刑事専門弁護士』のタグからどうぞ)
今回も殺人事件の弁護依頼で、終始無罪を訴える父の、無実を娘(谷村美月)は信じてる。でも付き添ってきた元弁護士の尾崎舞子(木村文乃)は、友人に聞こえないところでこっそりと
『このままでは無期懲役。罪を認めさせ情状酌量で20年を狙ってくれ』
と、もちかけるのです。いやいや『ふかやま』さんがそんなお仕事するわけないですから!
班目(岸部一徳)法律事務所の愉快な面々。深山の上司が居つかないと佐田(香川照之)が戻されて、ゴールデンコンビの復活です。榮倉奈々が抜けた穴の、プロレス好きは馬場園ちゃんがw 同僚弁護士としては(今回だけの契約で)舞子が埋めて、パラリーガル明石(片桐仁)は相変わらずパラのままスマホカバーがまたグレードアップしてましたよ(片桐仁の個展記事はこちら)
現場と同じ間取り家具配置で、 再現ビデオ撮影スタート!
くだらないとフテてた舞子ですが、始まってしまえば熱演w 頑張って起訴状通りに持ち込もうとするのですが、一撃で脳挫傷、死亡の重傷を負った人がそんなに頑張って動けるかなと言われると、確かに。
続く調査は、容疑者の横で従業員がかけていた電話の録音。その数分後に容疑者が撮った、別の従業員の写真。
どれも警察に提出され、時刻確認もされた、舞子にとっては容疑者が真犯人な確たる証拠です。なにしろ、容疑者が主張する時間とは1時間のずれがある。ここ、いいですね。前作と違ってちゃんと警察が捜査してます。証拠があります!
でも深山のしつこい検証にかかれば、雑音が気になり撮影角度(=撮影者の身長)が気になり、写り込んでいる人がいて……。おまけに、映ってた従業員が可愛いからとその娘のインスタをしつこいほど観るパラリーガル、キモいだけじゃなくちゃんと役に立ってて感激でした。
結果、ちゃんと証拠のある無理ない起訴を、地道な実証からひっくり返しましたよ!
やったー、この世界の警察もやれば出来るじゃないですか。これは続くシリーズに期待が高まりますね。
そして、深山の父の事件にも進展が。
『犯人のものを持ってたなんて』
と、遺族に呼びつけられ突き返されてきた根付は見覚えのないもの。現場に居た、別の人物の遺留品では?
父の仇(奥田瑛二)に一泡吹かせ、私怨がらみのご高説を法廷でぶちまける主人公。
きっちり盛り上げたし、その仇も父のラグビー仲間だったと最終回で明かしてきたってことは……父の冤罪の真相が(そいつが真犯人で?)明かされる続編を匂わせての終わり。ナイスでしたね。
でもじゃすみん的に大事だったのは「私もこの事件だけを扱ってるわけじゃない」という検察官のセリフ。ですよ、それをね、普段の回からこつこつ入れてってくれないと、毎度毎度主人公側が勝訴で全然99.9パーセントじゃないよってなるんじゃないですか~。
社長殺しの凶器のツボにはシリアルナンバーが、それこそ見逃すはずのない大きさでどーんと入ってるしw
深山が殺人犯?と逮捕された事件では、毒殺だと主張するわりに彼のマイ香辛料ボトルからは毒が検出されてなくて証拠弱すぎ。
「犯人はこの橋で目撃され…」
と報道してる画面に深夜通行止めの看板w 当時もご近所や工事してる社内で変だ変だってならなかったんですかね。
最終回はまだましでしたが、やはりあれこれ。
次々に殺された女性の接点が5年も前の入院、は分かりにくく興味深い設定でしたが、そこで共有されていた秘密がねえ。4人部屋でわざわざわいせつ行為を実行する変態医師、余罪がもりもりありそうなんですけど! しかも現在は現職都知事!!犯行時に自由に出歩けたんでしょうかw 都内の殺人はともかくも、他県まで遠出は流行りの公用車の私用かw そして、容疑者側が海外旅行でも行ってたらどうするつもりだったんでしょう……。連続殺人である必要もないんだから、もっと何人分も盗んでおけばいい……のかな、生き血飲んでる噂がたったりしてねw
そうそう現場に血痕があったなら傷は?容疑者に防御創ありましたか? せめて刑事ドラマで逮捕の決め手にするところぐらいはは抑えておいた上での起訴にしてくださいよ
と、毎回ツッコミどころ満載で文句たらたら、誰も一緒に見てくれない……のに見てしまうのは、主人公深山が魅力的だったからですねえ。
いつも嬉しそうにニコニコ、ツボがわからないタイミングでニヤニヤな深山、気になりすぎるw 質問は必ず生い立ちから。 真実は一つ! いつも耳をいじくりまわしていたくせに、なんと無自覚だったことも最終回でわかりましたよー、なくて七癖w 「ぼく耳さわってますか?」じゃないよw
料理で謎解き、はあまり活かせてない気がしましたが、超味覚は料理人だった父親譲りとなると必要な伏線設定だったわけですね。
続編があるなら大歓迎で見ますから、お願いだからもうちょっと警察と検察を有能に、深山がひっくり返す事件がバカ丸出しじゃないようにしてくださいませ。
<メモ*NYから帰国した元患者役は上田遥>印象的でしたねー
3話、若い女の子の部屋に1千万円のタンス貯金。
盗んでない、と言い張るのならそりゃ宝くじか風俗でしょうよ。警察もそっち調べないのかな、現金払いされたらわからないのかな。現金を盗難の証拠にするなら、札束から社長や専務の指紋ぐらい探せないのかな。
2話も、行きずりの喧嘩で正当防衛のはずが実は、強姦の加害者と亡き被害者の婚約者という恨んで当然な関係だったと深山たちの調査でわかります。もやは捜査。せめて同郷なことぐらい、警察は掴んでいないのかと。
2話3話で、主人公の『絶対味覚』は強調されてました。
常に調味料を持ち歩き、まずい弁当もちょいちょいと味を足せばホラ美味しく。他人の愛妻弁当だけどw カフェ飯だって、せっかくの美味しさを引き出せないのは許し難いとやはりちょいちょいと…他人の分まで勝手に味付け。う、うん。好き嫌いとか、店員以外に触られたらもう食べられない場合もありますので許可はとろうよと思いつつ、奇矯な主人公という味付けはしっかり出来てきたかも。
文句いうだけだった同僚の彩乃(榮倉奈々)も、3話にしてリーダーを任されたら『自分なら』という視点で容疑者を支えてみせました。所長班目(岸部一徳)も、毎回しれっと情報を提供、部下の調査に裏付けを加えます。そして片桐仁、香川照之のコミックリリーフ。
レギュラーのキャラ付けは順調ですし、2話は強姦被害者の自殺、3話は生き別れの親子といった事情も加えての泣かせもうまくいっていると思いますが、それだけに募る『警察何もしていない感』はどうにかなりませんかね(^^;;;)
2話の何回刺したのか、2回3回なのと5回なのは全然違うだろう…という深山の視点は、ただの喧嘩と処理したらわかりにくいことだったのかも。でも3話では『金庫の番号を知る3人』から、ただの消去法で容疑者を逮捕ですよ。彩乃が導いた解錠番号問題は、トリックともいえない弱さ。むしろ逮捕前にアリバイや指紋、近隣の防犯カメラといった基本捜査は3人全員に対してきちんと行われたのかと。
その事件だけ捜査してるわけじゃない、定型としてこれだけの捜査をしたんだから十分、そんな風にでも警察の慢心を描くでもなしに、主人公の連戦連勝じゃ99.9パーセントのタイトルが泣きますよね。
つまらないわけじゃないだけに、どうにも残念です。
うーん盛り上がりがない。
松潤が弁護士です。それも起訴されたらほぼ100%有罪という刑事事件を専門に、重箱の隅をつついてつついてつついて、のこり0.1%の無罪を勝ちとる男!身なりも髪型もこだわらず、やりたい放題のKY気味……の割には、初対面の奥様にするっと気に入られて朝食ご馳走になってるのが納得の人たらしな可愛さあり(^^)
彩りに、20年パラリーガルの相棒(片桐仁)、ヤバイ橋渡ってる上司(香川照之)に小生意気な同僚(榮倉奈々)っと。
犯罪を再現して撮影するくだりは恒例になる様で、どれもなかなか面白かったです。
決して顔が映らない侵入者=複数の防犯カメラの角度を熟知、服の色が変わる照明=偽証、等々と、検証から導き出される「真実」……ではなくて「事実」を追い求める正義の味方!ジャーン。
でもキャラのインパクトが弱くないですか。
これが古美門なら…、右京さんなら…、こんな風になるだろうなという、人気シリーズにはそれぞれのスタイルがあるじゃないですか。じゃあ深山大翔(松本潤)ならこうするという、それが全然見えてこない。強いていうなら耳を押さえていることで、そこに謎があるのならさっさとみせてください。あと、たくさんの証拠を元に考えをまとめるには料理をするそうですよ。「スペック」の毛筆で書いて半紙を破る決めシーンに比べたら弱い弱いw
常に飴を持ち歩いてて周りにすすめるのは……大阪のおばちゃんかw
キャラとしては主役よりも片桐仁の方が印象が強かったです。
別につまらないわけじゃないです。前宣伝で、トリックやスペック的なと聞いてそっちを期待したせいで上記な感想ですが、普通に弁護士ものをみたいなら普通に面白いのでは。ただ、強烈に続きがみたいかと問われると、別にw
おまえもか、な深夜の飯ドラマ。
ただしメインは惚れっぽい×3オヤジと毎回違うマドンナのデートで、そのついでに町の大人デートスポットをご紹介、みたいな?
1話の今回は、亡き親友の妻と禁断の恋か、in浅草w
今は和菓子屋の主人である卓ちゃん(吉田鋼太郎)も大学時代はバンド活動に精を出し、親友と同じ女に惚れたりしてたそうで。そして自分を振って親友を選んだ女性(草刈民代)が、親友の死から幾年「もうそろそろいいよね…」と新しい恋に踏み出しつつあると知り「俺のことかー!」と早合点で喜んじゃう卓ちゃんw ×3になるほど失恋を引きずった相手がついに想いに応えてくれるとか、そりゃ嬉しいでしょうけども、全視聴者が10秒で察した様に、新しい恋の相手は別の男ですからw 「話がある」って告白じゃなくて、その別の男に合わせたいってことでしたからー。
「植物男子ベランダー」といい、オヤジってどうしてこうかと呆れつつも可愛いですね。
浅草寺周りや矢切の渡し、寅さんあるあるな野球場の風景はなかなか楽しかったです。職人姿の卓ちゃんと、スーツ&コート&ハットさらに一眼レフのよそゆき姿のギャップも堪能。2話では別のマドンナと別の町でデートなのね、きっと。
そうそう、和菓子屋のしっかり者バイトに高畑充希、近所の美容院に片桐仁、蕎麦屋に小栗旬と脇役が何気に豪華です。
一人一台ミニカーって何w
『助けて』と浅見さんからメール!
さては敵エスパーに誘拐されたのかと東京の定時制高校に潜入したエスパー軍団(定時制だからマスターも入学可w)
まあ連ドラと同じっちゃ同じなんですけど。
生徒たちはそもそもキャバ嬢だったりで下着/ボディコンスケスケ谷間見せ。制服チームだって大開脚でパンツ見えまくり。もうちょっとチラッと見えるのがいいんじゃないのかな、どうでもいいけどw
なんでこんなものわざわざ見てるんだろうと、情けなくなること間違い無しの出来です。映画化も楽しみですねえ、映画館に行く勇気ちょっとないけどw
相変わらず曲はかっこよく(エンディングのひゅーいさん?笑ったw)敵教師役はナイス胡散臭い片桐仁。変な小物は私物でしょうか、展覧会で見たようなものがアレコレ気になりましたw
なんでこう巨乳かなw
ゾンビが日常に存在し、予防接種もある世界w
駆除するのにも経費がかかるしで、噛まないようにマウスピースつけたら放置な模様です。
脚が速いだけが取り柄の主人公赤羽(林遣都)は、『100m11秒』という採用基準をクリアして公務員になったー!と思ったら、そのゾンビ対策がメインの特別保健課の採用だったのでした。
走る林遣都。ナイス見せ場です。
で、市民の通報で出かけて行くと巨乳ゾンビw 胸元の開いたワンピでサービスカットです。
冒頭に登場のゾンビも巨乳で胸開きでしたよー。まあ深夜だからいいですけど、だったら男のゾンビもパンイチ腹筋割れでどうですよ。
朝起きたら彼氏がゾンビになっちゃってた。
泣きわめく彼女ですが、記念撮影と称して自分から近寄って、写りがいいようにマウスピース外そうとして噛まれてるとかバカすぎてちっとも可哀想じゃないですよねw
とにかくゆるーく進むので、1話中一番驚いたのはゾンビ関連でもなんでもなく、主人公がずーっと口にくわえて走ってた食パンを手に取った上司が、半分を返してもう半分をちぎって…普通に食べたことでしたw うわーw
特別福祉課に吹きだまったダメ公務員が、もっと動き出したら面白くなりそうです。
竹刀をもった美女がラストで加わりますが、殴ってもゾンビはちょっと止まるだけでしょう?何が死体んだろう←変換ミスが面白かったのでこのまま置いておきますw
あのラーメンズ片桐仁の作品展。
wowowドラマで死神役や、西村雅彦さんと共演した舞台。演技のいける芸人さんだと思っていたら。造形の才もあったのですねー。どれも力強くキモくて圧倒されました。平日の昼間、ぱらぱらと居合わせたのは大学生ぐらいの男の子やカップル。片桐ファンなんでしょうね!
お笑い好き美大出の友人と行ったのですが
「ほら、ラーメンズの髪がぼわっとした方」
「中岡?」それはロッチのぼわっとした方ですw
初めて行く味覚糖ホールは、1Fのショコラショップ、2Fのアンテナショップ&ツリーと入り口からひと味違う飾り付けで異世界感をかもしていて、そこからすぐ閉まるエレベータに挟まれながら9Fまで上るとじゃーん、大秘宝展です。
携帯電話に粘土をドーンと盛って、奥さんの好きな鳥にしました……ってw 重いよw
その他、サイで犀フォン、タイで鯛フォンw
ドライヤーもメガネケースもDSも、手足や目が生えてるしで「寄生獣」を思い出しました。
うちもちょうどトースターを買い替えたところなんですが、片桐家ではそういう場合に古い方は早速粘土だビーズだでデコられて手足が生えてしまうのでしょうか。
かと思うとマーライオンのe-maケースとか何それw ←抽選で購入可
雑誌連載で発表しているそうで、増える一方の作品をどう収納しているのか気になります。豪邸住まいだとしても、これがあちこち飾ってあったらイヤですよねー、夜歩いてそうw 一部屋にぎっしり詰まっているとしたら、それはそれでイヤw 喋ってそうw
美術展にはありがちな音声解説、スマートフォン使用で片桐仁本人の解説を聞きながら回れるのですが(無料)、イヤホンを忘れて会場で購入200円orz 面白がって聞いてみたものの、キャラを演じるわ熱が入るわ、一つ一つが長くて。観て回るのと同じ速度では解説されておりませんのでご注意下さい。
友人はグッズコーナーのガチャガチャにトライ。カエルが欲しかったのにカニが出てました。どんまい!
「地球の王様」(10/31 西宮 兵庫県立芸術文化センター)
人類の滅亡した地球に生き残った、たった7人の間の、壮大にもどーしょもない小競り合いw
冒頭から30分程、延々と口喧嘩でしたorz
いえ、西村さん演じる『部長』はそんなつもり無いそうですが、聞いてる方には完全に口喧嘩。そこに一人増えて騒ぎになっても
『和気あいあいの場に乱入者で一転不穏』
ではなく、最初っからイヤな感じのところが更に騒々しくなる感じで、正直息苦しかったです(><)
でも段々と状況が分かってくるにつけ、これだけ騒げる元気があるって凄いなって気分になってきました。
だって人類がほぼ絶滅して2ヶ月だとか。
富士の山小屋に集まった6人はもれなく大切な人を亡くしていて、思わぬ物が形見だったりするんです。町に出て、必需品の他にイチローのユニフォーム持ち帰って喜んだりしてますけど、当然そのイチローも死んでる訳でしょ!哀しいよ!
でも沈み込んでメソメソせず……そんな時期は過ぎたのか、またいつか悲しみはぶり返すのかは分かりませんが……夕飯のカレーの具がどうこうと、元気なことw
そこに現れるのは『宇宙飛行士』の永井大。
ま~あ長い脚、高い腰、伸びた背筋、ほれぼれするいい男でした!
しかし「必死でここまで来た」と簡単に言うけどが、宇宙からの帰還ってたいがい大海原や砂漠にどぼーんと落ちてスタッフに回収されてませんか? 着陸直後は重力に負けて自力で立てなかったり。人類滅亡してたら無理じゃん!
まあ、この世界の技術力では成田あたりに着陸出来るのかもw
そしてこの7人以外世界中が死に絶えているのは『人間の』生体反応がここにしかないんだそうで。動物と区別出来るんだ! そして国際宇宙ステーションにはもう人がいないのかw 昭和基地は??
……etcと、舞台で口喧嘩が続くあいだ無駄な思索に逃避する私(><)
幸い中盤からは加速度的に笑いが増え、タイトル通りに「王様」を選び始める頃にはゲーラゲラ笑いっぱなし。総合すると楽しかったんですけどね。もう一回見るのは冒頭が辛いかな。それともあと60回近く公演を重ねる間に、穏やかな言い争いに変化していったりするのでしょうか。そう思えば見てみたいかも。むむむ。
(西村さんと高橋ひとみさんの役は逆でもいけるかも。料理に文句言ったりへりくつこねたり、部長って女々しいんですもん、いっそ女部長でもいいじゃん!それを淡々とサポートしつつ隠し事もある有能な2番手に西村さんw暴かれる人間関係w はい、妄想ですw)
とにかく、お目当ての西村雅彦さんは器の小さい『部長』をまさに好演、陽気な岡田義徳は好かれるの納得だし、浅利陽介の皮肉、らーめんず片桐仁の人好きのする怪しさ、配役良かったですよねー(声援に、それぞれのファンが来てるんだなあと実感w)
高橋ひとみさんはおきれいで☆大塚千弘さんは愛くるしかったです~(あのニットと花柄のスカートが絶妙!どこのなんだろう)
そしてもう一回書くけど、永井大のスタイルの良さが別格! 終始生真面目だった宇宙飛行士が、笑顔でダンスするとまるで別人でしたから、いつかお茶目で踊る役も見てみたいです。
後半、西村さんの髪がバクハツしててアインシュタインみたいになってましたけど(><)それもまた生の楽しみということで。
ついに出た出たやっと出た、怪人20面相3代目!!
"怪人笑い”をしながら、手探りでメガネや帽子を探すところ笑ったー。
ここまで、何となく殺されたり誰でも良かったりずっと好きだったから殺されたりしてきた、負けチ……もとい明智中五郎なんですが、どうやら子供時代に既に、20面相3代目に恨みをかっていたようです。っって、どんだけ世間狭いんだい!!
ああ楽しい。
で、その20面相3代目がラーメンズの片桐仁なのもいいなあ。wowowドラマ「超人ウタダ」で怪人似合うなあと思ってました。
小林少女のコスプレもファンには嬉しいんだろうし、田辺誠一は情けない&かっこいいの振り幅を存分に発揮。見所満載です、こんなにくだらないのに!←褒めてます
もう発売が決定しているDVDの宣伝Vも毎回面白くて、結構売れちゃいそうな気がする…… くだらないのに!!!(だから褒めてますって ^^;;;)