ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

濱田岳

「インハンド」3 ☆☆☆

 不老不死の矛盾。今回も面白かったです。

 原作との大きな違いは、不老不死研究団体の代表瀬見(観月ありさ)を紐倉の恩師にしたこと&早老症の妹(松本若菜)がいたことです。

大学生紐倉可愛いじゃん、はさておき(^^)
瀬見の若さが実年齢標準との比較だけでなく、教授と生徒だった10余年前当時と変わらない、いやむしろ若くなっている……と、財団が勧める治療の効果を実感させることに。しかもイケメンで珍名で懐いてた教え子を覚えていないことは、記憶障害の伏線になりましたよね。あれだけ愛した妹のことまで、忘れかけている? そこに、謎治療の真実が隠されていたわけですが。

 団体に潜りこむため、二人で一晩ででっち上げた論文の名義はドクター高倉w  さすがに瀬見に向かって名乗れなかった紐倉は、助手山田の偽名で顔も隠して潜入して家探しに励むわけですが(ここも原作だと高家が紐倉博士を名乗らされて、紐倉は助手の高家にと入れ替わるんですよねー) 助手の不埒がバレて、拉致される紐倉博士、もとい高家(^^;;;;;)  なんだかんだで情報を集め救出に駆けつけた紐倉は財団の隠れ家に火を放ち、瀬見の『テロメア治療』の真実が、ただの違法な輸血。若者のタンパク質注入によるものだと看破します。それでもまだ紐倉を思いださない瀬見先生の物忘れは、その輸血でヤコブ病ウィルスのせいだったのですね……。
「死にたくない」
と言い続ける瀬見に、死ななくなった種は変化への適応を失い滅びるのみと紐倉。でも先生はそんなこと勿論知っていた筈なんですから。
「そんなこともわからなくなっちゃったの?」
といつになく優しい問いかけが悲しいです。
ところで、ちょうど不足していた輸血用にと2Lも血液抜かれ瀕死の高家さん……。紐倉に背負われ救出されて、救急車に乗せられていましたが、治療に抜かれた血を戻せないものなんでしょうか? あの2Lがどうなるのか、捨てられちゃうのか鑑識行きなのか、気になりました(^^;;;;;)

 火災に見せかけたのは、発煙筒。違法血液を斡旋してたブローカーを、警察が逮捕しようとするも紐倉のリークで逃走、泳がせておいて利用するのね。そんな喰えない紐倉が……米軍と揉めてクビになっていた?義手になったのもその時でしょうか。義手の技術者が訪れて次回に続いて楽しみですね。

「インハンド」2 ☆☆☆

 スーパースプレッダー編。改変、そう来ましたか。

 日本にはないはずのハートランドウイルス感染症を発症した患者、死亡。その後も感染被害は拡大し、全ての患者に接触した不顕性<元気な感染者=スーパースプレッダー>だろう男の家に、さっさと不法侵入する紐倉と高家なのですが……。目当ての彼はすでに病死後4、5日。実は本当のスーパースプレッダーは……、小学生の息子渉くん(込江大牙)だったのでした。

これ、原作では高家登場時のエピソード。親族の女子大生が亡くなり、押しかけてきた紐倉に否応なしに巻き込まれていく高家だったわけですが、ドラマではむしろスプレッダーの心情を思いやる善意の他人です。それ以上に違うのが、世間から『歩く生物兵器』とまで騒がれてしまい絶望する渉くんを紐倉が励まし慰めること!!

確かに、死に至る病を発症しないスーパースプレッダーは医学的に超貴重! 原作ではそれを生きて確保できなかった損失を(人道的にはともかく、医学的に)嘆く紐倉だったわけですから。一歩踏み込んで『君の存在が将来たくさんの人を救う!』とまで鼓舞したとして、キャラ的にも嘘じゃないですw 渉くんの両親が死んだり、恩師や友人が次々倒れた病は彼が媒介した『真実』を、とっとと本人に伝えろと言ってた論理とも矛盾しませんねw 両親を亡くしたばかりの小学生で可哀想、と接する牧野や高家とは、違う次元の話をしていますw

 そして、右手がメカな理由は飼い犬に傷を舐められ感染したから。でも犬を恨んだりしていない…と、これも世間から責められ怯える渉くんを慰める説話になっているわけですが……え、嘘なのかなw その辺、紐倉のつかみどころのない優しさで面白かったんじゃないでしょか。でも世間は紐倉博士のように論理で冷静には動かないので。病気をばらまいた子供としてやっぱり後ろ指さされるのでは。親もなく、これからの人生が真剣に心配です。どうとでも暮らせる医師の高家よりむしろ、渉君を助手として引き取って育ててやって欲しいほどですよ……。

 さて次回は永遠の若さの会!またドイヒーな紐倉が見られるの楽しみです(^^)


「インハンド」1 ☆☆☆

 え、まさかのサシガメ&トリパノソーマがアニメーション!
主人公紐倉(山下智久)が寄生虫学者だというのにこの仕打ちw 資料映像ぐらいいくらでもあるでしょう~。え、虫のアップや顕微鏡映像なんてキモ~いって嫌がられないための配慮なの?じゃあ、なんでヘビはいいのw ヘビはw

 原作漫画ファンでして、「ネメシスの杖」発売当時から 2時間ドラマか、NHK『トトリ』みたいなドラマになったらと妄想。「アンナチュラル」で感染症が扱われた時には、連ドラでこれができるならイケるじゃん!と思っていたのですが。まさかの山Pで(^^;;;) 喜びより戸惑いの方が大きいかも~。でも続刊から登場の高家を初回の話に組み込む改変や、濱田岳、菜々緒の配役はなるほど納得で楽しめそうです。
(それにしても今期、南米の寄生虫二件w 南米在住経験者としては心穏やかじゃなーいorz)

 物語の始まりは、片目が腫れた救急患者の連続死……。
感染症「シャーガス病」ではないか、という匿名の調査を担当する牧野(菜々緒)が探し当てた『専門家』はなんと、植物園を私有して住む大富豪にして大変人紐倉博士(山下智久) 「天才」を自称する紐倉の、手続き無視の時短調査で、告発した高家医師(濱田岳)も判明、病名も確定。
ただしサシガメが寄生虫を媒介する「シャーガス病」を南米でもらってきたわけでなく、周囲に感染もせず、どうやら過去に「チチクチオイル」とやらをアトピーに効くと売り出して感染禍を引き起こした関係者が死亡していて……人為感染?

 事件の匂いがしてきましたが、紐倉はめんどくさがり、高家医師はクビが怖く、牧野の上司も上層の圧力で解決したくないw(チチクチオイル、特保マークついてたんですってよ!)
ただ一人牧野だけが、正義のために……もとい。よろずクレーム処理な現所属『サイエンス&メディカル対策室』からなる早で元の外務省に、それも手柄をひっさげて戻るために!お偉いさんの過去を暴こうがお構いなしで調査したい! で、紐倉氏へのエサはパスポートw 密輸疑惑の渡航禁止を、牧野の口利きで解いてもらうためには重い腰を上げて協力しますよ~。

 で、結局は「チチクチオイル」事件被害者のお父さん、ファーガス病に感染した娘が自死したという江里口(風間杜夫)が、近所で感染サシガメを飼育。当時の関係者を誘拐しては感染させていたのでしたが……。
犯行を止めようと説得する高家と違い、飼育&実験施設や情熱を讃える斜め上の紐倉(^^;;;;) どうせならそれを復讐に使わずに、娘さんが悩んでいたアトピーの治療薬開発をすればいいのに、あなたになら出来る、と。逮捕される江里口に未来に続く助言をするのでした。
わざと、症状が一番重い写真を遺影にしているエピソードからの、可愛い笑顔の写真を褒められ、亡き娘さんの命名を父が必死に語る場面。グッときました。事件自体は簡素化されていますが、印象深かった場面が上手に散りばめられていて満足です。高家と紐倉、牧野の違いも際立っていてナイスチームじゃないですか。

 そしてお役人の世界は変わらず。チチクチオイル事件の元凶だった倉井(相島一之)は、世間的には特にお咎めなく退職金がっぽりで自主退職、牧野の手柄にはあまりならなかった模様です。
紐倉は念願のパスポート回復……でなく、一往復しか出来ない(仮)を手に入れw 失職した高家医師は、なんだかんだ、紐倉の助手として高給で雇ってもらうことになるのでした~。2話はどの話をするんだろうワクワク。

 あ、ここまで読み返したら紐倉の右手の義手に触れてませんでしたw 義手がなくとも変人でキャラ立ってる紐倉氏なのに、山Pの美貌とあいまって耽美すぎてあざとくてw 原作では筋電義手を入れたばかりでリハビリ中の紐倉氏、ドラマではそんな困った描写が出てきていなかったのでは。幻肢痛があったり力の入れ具合が下手だったりは、高家と同居が始まってからのエピソードのなるのかもしれませんね。


「フルーツ宅配便」~最終回 ☆☆☆

 大団円でホッとしました。

 とりあえず、エミがデリ嬢だったのは小田ちんにもバレたよね~。でも、実際にラブホに呼び出してエミ本人だったら、勃ってない!と言い張って何もせず帰ったのでギリセーフ? てっきり咲田が喋ったと思うエミですが、そこを勘違いでひっぱらずにすぐ違うと伝わるのもいいですよね。
クスリ漬けで嬢を使い潰す様な元の店から、なんだかんだ咲田のフルーツ宅配便に移籍して。何千万円と言われてた借金も、ミスジ懇意の弁護士に整理させたら何百万に減って万々歳。恨みを買った店長(田中哲司)にバレないようにHPに顔は出さないけど、それでも売れっ子になるエミ=グレープフルーツちゃんですよ~ん。偽名で指名しようとする小田ちんw 何がしたいんじゃw

 そんな平穏な日々が続くはずもなくて、警察に踏み込まれたフルーツ宅配便は営業停止!元の上司に東京に呼ばれる咲田。本当ならそこで、デリヘルとは縁を切ってカタギの仕事に戻ればいいだけなのに。さらわれたエミを助けに、当然駆けつける咲田は、これまた当然ケンカで勝てるわけなくてボッコボコですよorz
「俺は何も出来なかった」
と歴代の理由あり嬢たちを思って吐露する咲田。せめて逃げない、と言い張るのですが。エミも言ってくれてるように、そんな何にもなんてことないですよ。話を聞いたり笑いあったり。咲田がそこにいただけで、何かしらホッとして暮らしていけたはず……。そしてあわやでジャジャーンとお仲間登場!決意の咲田が持ってきた役立たずのアレ(金包みかとw)が、GPSとマイクになってましたとさ。悪者がちゃんと逮捕されて法の裁きを受けるようでホッとしました。
ゲスト「上野さん」(大窪人衛)の所業が不明。流しの女衒で、女の子の値をつけているってことは……(^^lllll) これ露骨に描くことも出来たのに、カットで怖さが増したかも。風俗業界を描きつつ、友情と人情を厚めに、エロをソフトにしたことで、いいドラマになったと思います(しかし、マサカネ恋する回でのミュージカルはなんだったのかw)

 そして咲田は東京に、エミは元凶の母親と北海道へ。えええ。ここ結ばれてもいいと思ってたのにな。一夜の関係にすらならない、それでこそ友達なのかー! エミの毒母は、またやらかしそうで心配です。
で、戻ってきてしまう咲田。うーん、東京での堅気の暮らしと、愉快な仲間と営むデリヘル業、私が咲田の親で事情を知ったら、泣いて東京行きを勧めるかもしれませんがw あの上司がどれだけ信用出来るのか。視聴者としては続編が期待できてワクワクですね。

「フルーツ宅配便」~5 ☆☆☆

うわ、デリ嬢だと打ち明けたえみちゃんに「染まらないうちにやめたほうが」とか上から助言した咲田、大ぼけ。そんなレベルの話じゃなかったんですよ。

あの橋の上のJKえみ(仲里依紗)ちゃん、やっぱり自殺しようとしてました。
再婚した親に中学生にして家を追い出され、『新しいお父さん』に紹介された『仕事』で身体を売って生活費稼いで……。咲田の目には勉強もスポーツもできて人気者だった彼女に、そんな辛い事情があったとは。今までずーっと何も知らずにいて、知ってしまった今も何も出来ないことに呆然とする咲田。
でもね『飛び降りるなー』と必死に走ってくれたおバカさんが二人もいて、当時のえみちゃん嬉しかったと思いますよ。その後の幼い友達付き合いも、きっと貴重な思い出。それに今は『言わなきゃ良かったね』状態でも、少し時間をおいたら…肩の荷を降ろしたえみちゃんと業界を知る咲田と、何も知らない小田(前野朋哉)とで、やっぱり元どおり楽しく酒飲めて、打ち明けたら楽になるかも…と思った通りになるかもしれないじゃないですか(^^;;;;;;)
えみのバックに怖い人いそうなのは心配です。咲田の店に移れたらその方がいいの?それとも、移籍はヤバイ?

お店では、娘の学費が欲しいスダチ(中田慈)さんが禁止の「直引き」(=客との直接取引)をしていたことが発覚。怒るミスジからペナルティ料100万円の談判を命じられた咲田、泣きつかれてまたぞろ「じゃあ僕が100万円貸しますから…」w 成長してないなあ、もう。それを見越して見張ってたミスジ登場、ソープ行きが宣告されますが……モノは言い様。そもそも直引きさせないのは、大事な嬢の安全のためともちあげるミスジにかかれば、ソープも「まっとうな仕事」 今より稼げる!じゃんじゃん稼いでおいで!と励まされ、笑顔になったスダチさんには、やる気すら漲っていましたよw
咲田がこの域に達する日は永遠に来ないのでは?

その前の回、ひたすらイチゴ嬢(山下リオ)に貢ぎ続けて連日デート、恋人同士だと錯覚していってしまう72歳(嶋田久作)は切な怖かったです。 イチゴさんの本当の彼氏に「ギターを持ってるのは不良」と別れを迫るw いや尾行してるあなたがストーカーなんですってば。でもそういうこともあるんでしょうねえ。
寂しい独居老人むけデリヘル を考えるミスジさんでしたが……危険だってば(^^;;;;)

「フルーツ宅配便」2、3 ☆☆☆

興味津々。性風俗店が舞台なのに、物語は女性に寄り添っていてエロ控えめ、見やすいです。
働くフルーツちゃんたちにもそれぞれの事情があって、稼いで整形したかったり子持ちだったり騙されて借金背負っていたり。咲田は、戸惑い心配するだけで、何もできません。ちょっと優しくしたら手作りクッキーもってこられたりして、嬢=商品とは恋愛禁止だとミスジに怒られてますよw 惚れさせて仕事増やすって管理術もあるそうですがw 向いてないでしょw

それにしても、いつもの定食屋、客層悪い~!
もも(成海璃子)ちゃんが母親と食事してるのに、源氏名で話しかけてくる常連客orz 「また指名するねー」じゃねーよ! バレたら困るかもって気を使いましょうよ。
4話では更に極悪、食事しながらデリヘル嬢を襲う相談してる奴らが。AV嬢雇うより安く済む上に、リアルな映像が撮れるぞって……それ犯罪。おりしも新井浩文の強制性交罪騒ぎが重なって、胸が痛みます。あちらは風俗よりマッサージ寄りだそうですが、相手の領域に誘い込まれるリスクは同じですよねえ。
みかん(徳永えり)さんの場合、到着したらカメラを構えた客と、奥に男がもう一人。携帯を取り上げられて追い詰められます。でもラッキーだったのは、定食屋で相談を聞いていたマサカネ(荒川良々)が送迎だったこと。車の特徴でそいつらかもと気づいて、みかんさんを助けに来てくれるのです!うわあ、強い!おにぎり食べてばかりのピンボケが、事務所に居る理由はこれだったのねー。警察でなくミスジが駆けつけ、悪い奴らはぼっこぼこに。裏で悪事を働こうって奴は、裏社会なりに裁かれても文句言えないのだ。スッとしましたわー。ざまあみろ。

それでも負けずにみかんさん、この仕事で息子育てているのにね。デリヘル嬢だからってだけで引越しを断られるの、酷いわ。周囲には、事故物件だったーと自分から断った様に言ってみたり。10歳の息子は察してか「本当は引越ししたくなかった」と笑って、ダンボールに詰め終わっていた荷物を元に戻すのよ……切ないです!
 
地元の旧友と呑んで、仕事を「フルーツの宅配…」と誤魔化す咲田w その後、街で見かけた咲田が美女といるのを、彼女かーと羨む男友達(前野朋哉)でしたが、車がバン、女性は助手席でなく後部座席に……という様子に何か気づいた様子の女友達(仲里依紗)です。自分も同業だと、ね(^^;;;;)


「ベトナムのひかり ボクが無償医療を始めた理由」☆☆☆

感動の実話。

高難度手術を得意とする若き眼科医羽鳥(濱田岳)は、是非一度ベトナムに来て欲しいと請われ、3ヶ月の予定でボランティア診療に赴く。と、そこには重症の貧しい患者たち。診察費がなく、ぎりぎりまで我慢しやっと受診し、治る見込みがあっても高額の手術代を聞くと諦めて帰ってしまったり。
また英語の通じないスタッフたちは、そんな患者さんたちがどれだけ待っていても決して急がず、時間になるときっちり帰る。準備や手際の悪さを怒ると、激昂。日本語が少しデキる、という看護師がみかねて、ベトナム人は他人の前で怒られるのをとても嫌い、対面を重んじること。家族が大切で、すぐ帰るのも家族のため、と文化の違いを説明してくれます。なので
「まず、褒めてください」
という彼女に「ありがとう」や「上手だね」のベトナム語を習い、早速使いだす羽鳥(^^) そして距離が縮まってきた皆に頼みます。
『待っている患者も、家族のように思ってくれないか』 と。

あれもこれも足りない中の、苦肉の治療を『ベトナム人で人体実験か』と告発されたりもしましたが、最終的には和解。だってそうですよ、賃金もらわないボランティア、足りない精密機器も中古とはいえ、日本で調達し私財はたいて持ってきてくれるんですよ。そんな医者他にいますか。そんな人が患者さんの為にならないことなんかしますか。
そのうち、貧しい患者さんの手術代まで自分が払うとか言い出して、もうどれだけベトナムに貢いだら気がすむのかと逆に心配になってくるほどです(^^;;;;;;;) 奥さん(国仲涼子)に約束していた新居も、頭金が機材に化けてパーです。もちろん予定の3ヶ月が過ぎてもボランティアは終わらず、日本でフリー眼科医として稼いではベトナムに戻る生活になりました。
地方を回る診察ツアーも始め、手術代が払えないと帰ってしまった少女と再会もします。症状が進んでしまった彼女の手術(支払い羽鳥)は難航し、停電にも負けず(悪天候の日に手術して無駄に盛り上げちゃダメだよー)無事に成功。
どれだけの目に光を戻してきたのでしょう。今日も羽鳥氏はきっとベトナムで、治療にあたっているのです。

実は羽鳥氏の亡き父(生瀬勝久)も救済活動に熱心で、家族を置いて出かける背中に子供ながらに罵声を浴びせた記憶もあるのに……「大人になったらわかる」と言い置かれた、その通りになってしまうんですから不思議です。そして離婚にもならず、別居状態で氏を支える奥さんも理解ありすぎですよ~。ベトナムの医療費問題が変わらない限り、個人の資産を持ち出してもなにも変わらないと思われるのですが(^^;;;) それでも動かずにはいられないんですね。そこに患者さんがいる限り。

「フルーツ宅配便」1 ☆☆☆

濱田岳主演のお仕事もの。可愛いタイトルが、実は……デリヘル(^^;;;;) 嬢の源氏名がイチゴちゃんレモンちゃんetcで、なるほど現場までの送迎が社名まんまなわけですね!
「風営法の改正で、世間に顔向けできるまっとうなお仕事になった」
だ、そうですけどw 家族には言いにくいでしょうから、この社名ナイスなのでは。

というわけで、東京の勤務先が倒産し、地元に戻ってきた咲田(濱田岳)

久しぶりの店でねぎ味噌ラーメンを頼むと「ネギミソ!」と昔馴染みミスジ(松尾スズキ)声を掛けられます。本名を知らず
「ネギミソ」
「ミスジさん」
と呼び合う仲、この店でいつもの料理食べてる時に話すぐらいの仲だったんでしょうねえ。なのにグイグイと、新しい店を一軒任せたい、とくるミスジさん。それがデリヘルと聞いて、思わず周囲を見渡し声をひそめる咲田ですが、当のミスジさんは自信満々(^^;;;;;) 断りきれず事務所で紹介されて、見習いとして働き始めてしまう咲田は……。
明日こそ辞められるのか、それとも業界に馴染んで稼いでいけるのか??

カゴにイソジンだローションだいろいろ持たせて、ホテルだ客の自宅だまで社員がお届け。規定のコース時間終了まで待機、チェンジの要望やトラブルに備えるわけですね。そういう仕事があるのは知ってましたけども。心構えなく見てたらそうなったもんで、いくら「うちは本番ないから!」とミスジ社長に胸を張られてましても、むしろ不倫現場よりもイケナイものを見ている気分ですよ。
裸も控えめ、本番も暴力もないんですけどねえ〜。

そのうちシングルマザーの新人(内山理名)がはいり、「ゆず」の源氏名で働き始めます。
幼稚園ぐらいの女の子を連れて事務所にくるゆずさん。子連れで送迎するうちなつかれた咲田は、家にあがりこんでカレーまでごちそうになり、顔の傷が旦那のDVのせいだとか、旦那の借金がとか事情も知ってしまって、つい親身に。突然クビになった彼女に、なんと自分の前職退職金100万円を「いつでもいいから」と差し出すのですが……。
「それより、保証人になってくれないかな?」
と更なる借金の算段をする元ゆずさんの借金総額は、なんと2000万円を超えていて。たった100万円ぽっちでは、焼け石に水なのでした。あーあーあー。だいたい、クビの理由も禁止されてる本番を何人もとして噂になっちゃったからで。

本名も知らないオンナに、100万円渡そうだなんて咲田。いい人だけれどおバカさん。
ミスジさんも事務所のおにぎり男(荒川良々)も、業界にそんな話は掃いて捨てるほどあると鼻で笑って終わりです。あまりに初心いぞ咲田。初めて金を差し出した相手が、黙って受け取ってバックレずに、無茶な要求してくれる優しい人で本当に良かったですよねえ。この仕事続けるなら、借金話には慣れていかなくちゃでしょう「闇金ウシジマくん」の漫画、読んだらいいよw

ばったり道であった同級生えみ(仲里依紗)も、別の会社でデリヘルしてるのかも?

「釣りバカ日誌 新春ドラマsp」2019 ☆☆☆

始まるなりセンターマイクに晴れ着で夫婦漫才w 
我らが浜ちゃん(濱田岳)とみちこさん(広瀬アリス)、前作は新婚いちゃいちゃ生活の始まりで終わっていましたが、1年たって暮らしも落ち着き結婚式を挙げるそうですよ。
スーさん(西田敏行)に出席してほしいから東京で、仲人は佐々木課長(吹越満)!


ところがスーさん、社長秘書が同日に挙式を決めちゃってそちらに参列しないわけにはいかず。それによーく考えると、浜ちゃんの式にいたらスーさん=鈴木社長ってのがバレてしまうよ? なので、秘書が婚約者と揉めると内心喜ぶし(^^;;;)浜ちゃんには『東京でしなくても…』とごにょごにょ。佐々木課長も、一度は仲人してみたいと去年から挙式をすすめていたのに。得意先のゴルフコンペに出た方がお得かと悩んじゃったりw その挙動不審が逆に、めっちゃ仲人として心配してるように見えて浜ちゃん感激、余計断りにくくなっちゃったりw 例によっての揉め事、勘違い連発で楽しいったらないです。

釣りと仕事に関しては、浜ちゃんお気に入り釣りスポット鬼哭島で、鈴木建設が開発計画。お忍びで浜ちゃんと釣りしていたスーさん、出張中の佐々木課長の目を避け、戸棚に詰められるわ布団かぶるわ面かぶるわw 隠れているのを土地所有者と勘違いした佐々木課長、無理に会おうとして階段落ちw 包帯ぐーるぐる(ちょっと姫リボンみたいに可愛くなってましたw) その後の大騒ぎでは、折れてるところ握られるのもお約束です(^^;;;;)
で、開発計画ってのが社社長令息のアーチスト戸高(小澤征悦)をトップに、作品を飾り付けてアートの島を作ろうというどっかで聞いたようなお話。戸高社の経営が傾くと同時に企画は捨てられ、失意のアーチストは逆に、島の本来の魅力に目覚めたり。系列の結婚式場が潰れて、そこで挙式予定の浜ちゃんみちこさんびっくりがっくり……と、いろいろ無理なく絡んでいくところ、楽しめましたね!

秘書の破談で、じゃあその式場空いてるじゃん…となったスーさん。本来浜ちゃんたちに譲るはずが、出会った美女(浅田美代子)にふらふらといい顔して紹介w でも実はその美女、みちこさんのお母さんだったんですよ~。そういえば、父(石黒賢)は出てきてたけど母は初登場でしたね! 浜ちゃん側も母(榊原郁恵)は出てたけど父(火野正平)が初登場!濱田岳と親子説が出てた人で、納得のキャスティングですねえ。 あれ、兄純友(前野朋哉)はどこへ行ったんだw
スーさんの着メロが「もしもピアノが弾けたなら」でしたねw 


結局、香川の海の上。新郎新婦も参列者もライフジャケット着用でw 船の上で結婚式を挙げましたよ~。浜ちゃんらしいいい式でしたね
船上の屏風は戸高作。もしやこのままパート3が子育て編で、そこで戸高と島のお嬢さん(貫地谷しほり)の仲が発展しますか? ついに鯉太郎くんに会えるのか?

しかしやっぱり実写の『合体』はキツイw 浜ちゃんのがっつき具合がエロいんですよっ 追われて逃げ惑う濱田岳くんの漫画感はサイコーなのですが、アリスちゃんに脚絡め出すとなんか違う~。お茶の間向きにもちょっとソフトにお願いしますね(^^;;;)

「釣りバカ日誌(2)」~最終回 ☆☆

結婚おめでとう~。

魚を守れ~とダム建設反対運動に参加していたら、なんと鈴木建設が建てる側だったという実に似合いのエピソード。でも、その活動がバレてクビ騒動になるというよりは、フランスで料理店を出すというみちこさんについていこうと浜ちゃんが辞表を出す方が先でしたよ。えー、これ組み合わせるなんてもったいない。
勿論、例の近眼教授がプロポーズ絡みで誘ってるわけで突然も突然。
「つきあってもいないのにプロポーズなんて」
とさすがにみちこさんからもツッコミ入ってましたけど、だったら店の件も即断れって話ですよ。スポンサー陣も、たった一回の試食でみちこさんをシェフに決定って。あまりに棚ぼたすぎ性急すぎなので、もっとみちこさん自身が独立を望んでたとか、そもそも教授をもっと生かして恋敵に価する存在に持ち上げてくれてないと……。どーせ最後は浜ちゃんとくっつくとわかっているからこそ、もっとライバル登場にハラハラしたかったですよ(><)
女性ゲストは、前回の就活ガール真野恵里菜といい今回の壇蜜といい美女揃い。壇蜜は混浴風呂でガバのチューまでしてくれる大サービスだったんですよ!……ああ、視聴者におじさんしか想定されてないのかも。そりゃ男のライバルなんてどうでもいいのかー。正直、もう何シリーズか恋人同士で引っ張って、みちこさんを口説く男も何人も出てきて揉めて欲しかったんですけど!

そして大騒ぎの末に左遷、でも綺麗な海の側で地元に溶け込んで暮らす浜ちゃんは楽しそうでした。愛妻みちこさんが居てくれるなら尚更ですよね!
名物「合体」がやっと登場、倒れ込んでつま先で電気消す仕種がかなり際どくて、安心しきって見ていたお茶の間が気まずくなりましたけど(^^;;;) ピンポーンと乱入したのはスーさん!
邪魔にされながらも仲良く釣り三昧でした、さてまたシーズン3はあるのでしょうか。

このスタッフは夫婦を描くのはお手の物でしょうから、関東圏にまた転勤になった浜崎家に鯉太郎くん生まれるまで見せてほしいです。シーズン3終わりで妊娠か?となって4で妊婦をちやほやおもちゃどっさり、最終回で出産命名鯉太郎!シーズン5では子育てで大騒ぎ、でも釣りには行くよーんってことで、是非!


「釣りバカ日誌(2)」6 ☆☆

今度はこっちに「孤独のグルメ」五郎さん来たw

物語は『佐々木課長、惚れられる』
取引先のやり手女社長、異名はアナコンダ(大地真央)への接待に、なぜかハプニングバーを採用。暗闇で五感を澄ませて料理を食べる趣向だそうですが、わがままアナコンダがパニック!
「この店買い取るから、電気つけなさーい!」
と騒ぎ倒れこんだところを……夜目がききまくる浜ちゃんががっしり手をとり、助けられて胸キュン☆ でも「大丈夫ですか」と声をかけたのは佐々木課長だったことから勘違い。 さらに佐々木課長は、照れる女社長が惚れたのは浜崎と勘違い。「恋人を見定める」と呼び出され、佐々木課長の恋人と思われたままディスられたみち子さんは激怒だし。勘違いが解けたら解けたで、既婚と今更言えない課長は、穏便に向こうから嫌われようとデートを重ねつつも段々、扱いの悪い今の家庭よりアナコンダに愛される方がいいような気がしてくるのですが……。
ハイもちろん、浜ちゃんに手をとられる機会があって取り違いが判明。100年の恋は一瞬で冷めたのでしたw

冒頭、ハプニングから結婚指輪をなくした課長。おかげで未婚に見えちゃった一方で、鬼嫁は指輪がないことに気づいてもいないと愚痴っていたり。うまいベタでした(^^) ちなみに店のチョイスは営業三課女子のおすすめで、予約取りにくい店だけど店長知ってるから大丈夫!とは、いろんな意味で使える社員です。 浜ちゃんが夜目が利く理由「夜釣り行ってるからかなあ」には笑いました。
そして、女社長からみち子さんへの無礼のお詫びが、高給でのフォトモデル。浜ちゃんも一緒にとられたウェディング写真を見て、例の近眼准教授がショック受けてましたけどねえ。ショック受けて終わりなぐらいなら、出さない方がいいのに。まさか来週予告のプロポーズ、その続きになるんでしょうか。

と、いつも通りにそこそこ楽しい回でしたが、最後に嬉しいサプライズ。かづさ屋に五郎さんご来店~!
みち子さんの魚料理に、たっぷり間をとり心の中で賛辞を述べていたところ寄ってきた店長(きたろう)が
「あっちでみんなで食べましょうよ」
もうスーさんは「背中が孤独」とか「いつもお食事はお一人で?」なんて、あっちのドラマを意識したアドリブ入れてくるしw 皿も勝手に移動され、ワイワイと取り囲まれる井之頭五郎、勝手が違いますw 心の中で
『うーん美味し…』
と思ってるところで肩ボーン!
「ね?美味しいでしょう??」
と叩かれてむせるし、食べてる口おさえながら返事しなきゃだしw 楽しい場面でありつつもお互いの食事場面を否定しあっているようでもありw 
(「孤独のグルメ」知らない人には、終盤で謎の人登場。どう見える場面なんでしょうねえ)


「釣りバカ日誌(2)」~5  ☆☆☆

「孤独のグルメ(6)」#5とコラボ!
浜ちゃんたら回転寿司屋に釣竿抱えて入ってきましたね(^^) 五郎さんにオススメを聞いて注文するも品切れ。何皿も注文してた五郎さん、心の中で謝ってましたw

本編でも、元気に相変わらずな浜崎伝助くん。
新工法で特許とって大儲け!と社内で一瞬モテたけど、もちろん皮算用はパーw
頭打って優秀に!釣りも魚も興味なし、ももちろん元に戻ります、戻らいでかw 安心ですねー。

でもなんか毛色変わってきた4話5話、ゲストが話を動かす回が続きました。

5話は取引先の社長令息慎平(森永悠希)がコネ入社、よりによって営業三課に配属にw 慎平はおっとりと可愛いのですがやる気ゼロ、伝助に輪をかけたマイペースです。でも営業に連れて行けば目当ての部長と旧知の仲でアポとれちゃうというお役立ち。……って、遅刻上等、釣り仲間に他社の偉いさんがいたりする伝助と被るじゃないですか!むしろ伝助は金もコネもなくフリーダムだから魅力的なのに、諌める方にまわされてすっかり大人しくなっちゃってます。
話が持たないからか、スーさんが余命わずかなフリをして社内の様子をみるも、見事2派に分裂して社長の座争いになってしまう騒ぎ付きw
でもまあ今回だけですからね。『尊敬する人』と出会い(伝助でも、もちろん佐々木課長でもなく現場の頭領w)初めてやりたいことが出来た慎平は円満退社、愛息子の成長に目を細める社長なのでした。

問題は4話の兄さん純友(前野朋哉)ですよ。
結婚する!と突然上京。ネットで出会った女(マイコ)は詐欺師じゃないのか?
AuのCMで一寸法師の人だから、伝助との兄弟ゲンカにもやたら打ち出の小槌だ金太郎だとそれらしいワード散りばめてきますけど、そんな時事ネタ、釣りバカ日誌ワールドに要りますか(前作の母ちゃん浮気疑惑の回で登場した時は、まだ一寸法師は正体不明だったのね……)方言も少なめで、距離ある兄弟なんだわ……。伝助が兄をブス呼ばわりなら、純友もチビって言い返してやればいいのに。『東京で一流企業に勤めてて美人の彼女がいる弟』と、伝助が圧倒的に勝ち組なままで、そんなの浜ちゃんじゃないやい orz
で、他の男といた婚約者を結婚詐欺疑惑で問い詰めれば
「父です」
いやそれ、言うだけじゃ何の証明にも(^^;;;) 高額の保険書類も、ただの契約更新ですってよ、それで信じるんだー。
結局、直前の破談で自棄になっていたと聞いた純友は、元婚約者とちゃんと話し合えと送り出してしまって、フラッシュモブまでしたプロポーズはパー。オチはつきましたけどね、もやっとします。

これから毎シーズン一回は、上京してはフラれる恒例行事になるんでしょうか。その度『鈴木建設勤務』と嘘をつくんでしょうか。嘘つきはスーさんだけで十分なんだけどなー。

そして、せっかくの第2シリーズ新キャラ准教授、全然出番なし!もうちょっと頑張って活躍させて欲しいものです。


「釣りバカ日誌(2)」1 ☆☆☆

我らが浜崎伝助(濱田岳)が帰ってきた……!わーい(^^)

愛しいみちこさん(広瀬アリス)とは無事に恋人同士。だからって釣りを控えるわけもなく、出勤前にもギリギリまで釣り、営業先でも話題は釣りw ただし社食の新メニューにはみちこさんレシピを投稿して見事金賞☆と、マイペースに釣りだらけの日々を過ごすあいかわらずの浜ちゃんです。
なので、奇跡の大口契約が浜ちゃんの功績でとれたとなっても、どうせ人違いか手違いと確信w 釣り中にまた新たな爺さん甘粕(松平健)と知り合ったかと思ったら、そっちも案の定、ライバル会社の社長さんでしたよー。
そしてスーさんこと鈴木建設鈴木社長(西田敏行)と、甘ちゃんこと邦栄建設甘粕社長で浜ちゃんの取り合いにw 特に甘ちゃんは浜ちゃんを優秀社員と信じてますから。夜の料亭で手を握りしめ
「君が欲しい……」
ってw 目撃してしまい、慌てて下がる仲居さんw 今どきのBL風味で笑わせてもらいましたw 給料も今の3倍、結婚を考えてる浜ちゃんとしては美味しい条件ですよね。釣り休暇も保証だし!
そこになぜか同伴の課長(吹越満)、浜ちゃんへのヘッドハンティングのお誘いを自分にと思い込んでぐいぐい来ちゃうのも通常運転なら、厳禁の他社との接触現場を目撃されてしまうのもお約束(^^;;;;;)  査問で、浜ちゃん引き抜きを知って焦るのはスーさん…もとい社長ばかりなのも、またお約束です。ほんと安心して見ていられますよね。

ちょうどその頃、優秀な社員は浜崎じゃなく後輩魚住くんの方だったと邦栄側で判明!転職は単にご破算になりましたが、スーさん的には自分の願いを甘粕が呑んでくれたと大感謝、ハグだわお触りだわ、やっぱりなんかBL臭いのは私の心が汚れているのか、西田敏行の悪ノリなのか(^^;;;) 
さておき、浜ちゃんはやっぱり鈴木建設のダメ社員として、スーさんの心を癒し続ける新シリーズの開幕です!

そして誰もがプロポーズの為と思った箱は、会社の机で頑張ってた手作りの指輪、ですらなくて毛針w 
多分最終回まで、ずっとこの調子なんでしょう。当て馬准教授も登場、早速プロポーズされたり(ど近眼で人違いw)フレンチにぐいぐい連れて行かれたりと、この人も強引なタイプ。「僕の方がみちこさんにふさわしい」くらいの勢いでひっかきまわしてほしいものです。でも最終回では浜ちゃんとくっつく筈(^^)
やーっと浜ちゃんからのきちんとしたプロポーズってことになるのか、それともきちんとしてなくても諦めて結婚になるのかw どっちにしろいつか結婚して鯉太郎くんが生まれるに決まってるわけで、それまでは安心して勘違いやらすれ違いを楽しみまーす。


「視覚探偵日暮旅人」1 ☆

厨2病重症w そしてOP桃李くんの肌荒れが気になります。

探偵日暮旅人(松坂桃李)の目が青く光る時、ヒトの感情がキノコやシダの様な形で目に見えるんですって。でも失明寸前なんですって。それどころか既に聴覚も味覚も嗅覚触覚も失っていて、ほぼ動く死体なんですってよ。
味覚だ視覚だと最近こだわりすぎが鼻に付く堤監督。温泉旅とロマンスを絡めた失敗に懲りず今度は、記憶や親子愛を絡めて泣かせにきましたね。桃李ファンはのってくれるのか?

視覚がもうじき失われる、というだけでも悲惨だというのに、既に他4つは失われ済みだとか。だんだんと麻痺していく過程には葛藤もあったのかもしれませんが、ドラマでは既に本人も周囲も淡々と受け入れていて、あれだめこれだめと世話して回る同居人雪路(濱田岳)の叱責が
『兄貴は味覚がないんだからー』
『兄貴は口の動き見れば(TVの音声なくても)いいんだからー』
といちいち説明台詞で苦笑。そこをエピソードでみせる気はないのね。……スペシャルが放映済みだそうで、そっちで披露済みなんでしょうか。だとしてももうちょっと、手を握っても気づかない、腐っててもわからない等の描写あっていいんじゃないかと。

もう一人の同居人は、旅人の血の繋がらない娘で保育園児。
その通園先から20年前だかのタイムカプセルを探して欲しいと依頼され、すったもんだの末にみつかったカプセルから出てきたのは、当時ここの園児だった陽子先生(多部未華子)が映ったテープと……『ひぐらしたびと』と書かれた家族の絵。旅人もここの園児だったのね!

しかしその絵も、当時の名簿の旅人のページもこっそり隠されて旅人の自室に収納。なぜ隠すのか、当時あったという誘拐事件のせい?そんな大事件をなぜ陽子先生は覚えていないの?
あらすじだけ書いてたらなんか面白そうな気がしてきましたが、実際はすったもんだがつまらなすぎてホントどうでもいいです。

女刑事(シシド・カフカ)の暴力は不愉快。
『目』を使うな使うなと言うだけの主治医と雪路は小うるさい。探偵やめさせるか『目』が不要なぐらいサポートしてください。
「パパを守らなきゃ!」

と頑張る幼女は健気でしたが、それを枯れ井戸の底で言うに至る状況がね。弁当を持って走り去る男を追いました、それですぽーんと落ちるならまだしも、なぜ追いついて返せとひっぱっても男は渡さない。さらに陽子先生も来たのに男と別の話をするばかりで弁当は取らないでしょ。あまりにその後3人で井戸に落ちるスタンバイすぎて興ざめでしたよ。

残り少ない時間、娘の笑顔を見るために『目』を使いたいんだそうで最終回は幸せに死んでいくんでしょうか。その時目はまだ見えるんでしょうか(「愛し君へ」を彷彿)そりゃ泣けるでしょうけども。

「釣りバカ日誌 新春ドラマsp」2017 ☆☆☆

きましたザ・昭和w 
<目入ったゴミを探す様子がキスに見えた>だなんて古典すぎて逆に新鮮かもw その他、同局の「妖怪ウオッチ」とコラボ(これは誰得?)や吉田沙保里選手とコーチも本人役でご出演。金目鯛=金メダルをご所望というお遊びも入ってますます新春でしたねー。吉田選手セリフも自然で女優いけてましたよ!

物語は、伊勢志摩の開発計画にフィッシングセンターを提案したハマちゃん(濱田岳)が、調査出張で大喜び。馴染みの釣り宿で昔好きだった宿の娘さん(比嘉愛未)に再会し、内緒でやってきたみちこ(広瀬アリス)さんと鉢合わせして修羅場ですw 
しかし子連れで東京に謝りに来た娘さんいわく
『大丈夫、私は面食いなんです』
ひどーいと笑ってたら、後に判明した夫は荒川良々!作中では流されてましたけど面食いの選ぶ人かとw せめて背の高い人がと言ってwそれだけでも人間関係狭いのに、更に母子とスーさんの会話を漏れ聞いた専務(伊武雅刀)が『愛人と隠し子』と断定w ちょっと落ち着けばわかることで揉めまくるのがお約束ですよw

ところでその良々夫、魚育成ゲームを売ると脱サラ。その上1千万円の借金も抱えていたことが判明します。余計に離婚の決心が固まりそうなものですが、なぜか愛が深まるのが昭和人情ものw 手に手をとって借金を返していきましょう、と泣かせたところで大手メーカーの営業さん(竹内力)が現れて、借金解決ですよ。グッズに文具に展開ですってよ!
じゃあ志摩フィッシングセンターでもグッズ売ったらいいねと思いきや、開発は中止。ハマちゃん夢の釣り出張も終わりとなりました、ちゃんちゃん。

という具合に、あらすじ書いたらしょーもないのですが好きなんだなあ。

前作の後、順調におつきあいしている様子のハマちゃんとみちこさん(^^) 冒頭の結婚式は海辺で、さあ誓いのキスをというところで釣りを優先され大激怒……が夢だったなんて、正夢としか思えませんw
その他も、ハマちゃんの浮気?相手が自分にそっくりとぶつぶつ言うところや、病院からおじさんに仕込みの指示を電話してどうせ客来ないを連発w最悪来ちゃったら、つまみはコンビニで買えというあたりの小ネタもナイス。広瀬アリスったらこの昭和コメディに案外はまっていますよね。 
大ボケ課長も絶好調。前シリーズで社長=スーさんと気づいた描写ありませんでしたっけ?でもなかったことになっているようで、社長室からの内線電話にまで暴言w 愛人の似顔絵を渡されれば、足で書いたような絵なのに 生真面目に持ち歩いていちいち確認(拡大コピーまでw)

スーさん西田敏行は当然盤石で。春からの新シリーズが楽しみですね!

ちょっと気になったのはスーさんと奥さんの映画デート談義。エクソシストを一緒に見たのが誰かは犬も食いませんけどw「一度も見たことない」と最後で言わせるなら、映画の場面に沿った白昼夢なんか見せたらダメなのに。 苦し紛れの嘘ならもっといい方ってものが…あ、スーさん嘘つきなんだっけw 

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