またもや新たな刑事物。
くしゃみが出そうな髪型の松田翔太、前髪がある松岡とヘアスタイリストがいい仕事してますw 


「潜入捜査係」として、警察が探偵を外注することにしているという設定。

元刑事トカゲ(松田翔太)の潜入捜査に、ヒロインかおり(蓮佛美沙子)が助手として毎度同行。邪魔にされながらも時々役に立ち、彼の隠された内面や辛い過去を垣間みて行く、そしてその過去は彼女自身の探し人へとリンクしてい……くのかな?途中からかなり想像です。


トカゲと呼ばれる表面の所以が『どこにでもスルッと入り込む』からで、陰口では『シッポ(=味方)を切り捨てて自分だけ生き延びる』からなんだとか。

でも繰り返される回想の中ではヘリから函詰めで海に落とされて、トカゲの函が開いたのは偶然。もう一つの函を求めて何度も潜るけれど、夜の海に一人、いかんともし難く。あれでそんな裏切り者の様に言われるのは酷すぎで、いつか真相を語れる機会があるといいのですが。トカゲ自身も自分を責めている様子なので、何を言われても黙っているのでしょうね。


探偵事務所の伊東四朗が既視感(「ファーザーステップファーザー」?)。

その死んだもう1人の遺児のため、好きでもない豆乳を飲んでポイントを集めるトカゲはきっと結構いい奴なのですが、同時に目的の為には手段を選ばないタイプ。組織壊滅のためなら児童誘拐ぐらい、後で助けるんだからいいとかで刑事だった当時の捜査を思うと怖いですw


と、そんな設定をふまえるための1話。

事件は児童の臓器売買と胸くそ悪いのですが、情報が入る度、犯人の条件に合わない人物を視界から消して行く、まさに「消去法」な説明映像は面白かったです。写真記憶を持つトカゲには、本当にあんな風に世界は見えているのかもw

そしてすったもんだの末、当然違法な臓器売買は摘発。

待ってた病児が可哀想……と思ったら、なんと父親は適合するんですよ!でも大臣の仕事が大事だから嫌って、そんなバカな理由(><)法律改正に動くならともかく、自分が嫌なら小さな女の子誘拐して臓器盗っちゃおうって、そんなのもらう娘さんも可哀想ですよ(まさか、臓器盗られた後の子は殺すつもりだった?)
 


次回は学校に先生で潜入とか。潜入先でドラマの雰囲気も変わりそうで楽しみではありますが、より重苦しくなる様だったら辛いかも。