ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

滝藤賢一

「珈琲いかがでしょう」〜最終回 ☆☆☆

 途中ずいぶん荒みましたが、ハートウォーミングに着地。ホッとしました。

 組織に追われる青山さん(中村倫也)
家出JK(山田杏奈)を助けたあたりから、暴力に慣れた人間だと分かって来ます。金髪ヤンキーでヤバい掃除屋だった回想場面。追う男(礒村勇斗)は当時の舎弟でした。
じゃあ珈琲屋は、逃げるためだけの仮の姿?それにしては本当に人が変わった様、と思ったら。ホームレスたこじいさん(光石研)との出会いで珈琲に目覚めるだけでなく、美味しい楽しい美しいと感じる心が育まれ変わっていったんですね。
ボコボコに〆られてでも
「上手い珈琲をみんなに飲ませたい』
と組を抜ける決意を変えない青山さん。
え、組の金を盗んで逃げたの?? 移動販売車はその金で??

 バーのママ(滝藤賢一)、妻の為に珈琲断ちをしている男(野間口徹)、バリスタチャンピオンのカフェ店主(光浦靖子)と、様々な人を珈琲で癒しながら追い詰められていく青山さん。

 終盤、青山に執着する3代目(宮世琉弥)が登場。
「ヤクザになんかならないッ」と毅然と虐められている(?)幼少期の回想では可愛かったのですが。「ずっと一緒にいる」約束を破った世話係青山への愛憎ねじれて暴力に訴える17才は情けないぞ。素人垣根さん(夏帆)まで巻き込むの、お世話係夕張(鶴見慎吾)は諌めましょうよ?
挙句、3代目と舎弟と、垣根さんの三つ巴で青山愛を競い出してもう訳が分からない(笑)

 結局、お仕置きは青山さんがする羽目に。
金はきちんと組長が与えたボーナスだったし。青山は「約束」通りの代償を置いていったのじゃないですか(グローブには気づいてましたが、まさか利き手の指2本詰めているとは。どの場面でも露骨には写さない演出が上品ですね)

 タコさんの遺骨も無事奧さん(市毛良枝)に渡せて(若き日のタコさん前田旺志郎!奥さんは森迫永依!)、めでたく初志貫徹。タコさんだけでなく奥さんの夢も乗せタコ珈琲は続くのでした。

 舎弟も営業に加わった、タコ珈琲。ちょっと柄の悪い店になってしまうのではw  でも常連な垣根さんも、夕張もいて(ケツモチはバッチリですね!) 青山さんの笑顔と共に差し出される珈琲は極上なのでした。
「珈琲いかがでしょう」
はい!ください!何杯でも!!

「麒麟がくる」〜最終回 ☆☆☆☆

 麒麟は…来なかったですねorz

 光安どの(西村まさ彦)の死後ぱったり感想を書けずにいましたが、コロナ休止後もずっと見ていましたよ。亀岡の大河ドラマ館を訪問。昨今のCG技術、月代や坊主の肌表現には驚嘆!作品を倍楽しめました。

 さて物語は、西に東に使いっ走り放題だった十兵衛(長谷川博己)が、出家から武士に戻された将軍足利義昭(滝藤賢一)を支えて大出世、京に上ります。
 しかし慈悲の人だった義昭はいつか変わり果て、駒ちゃん(門脇麦)の救護所積立が戦の金にされる始末。袂を分つた十兵衛はご存知信長(染谷将太)に士官しますが。元々地蔵を石垣の素材にして平気な罰当たり信長、『大きな国を作ろう』とはしゃいだ志はそのままでも、すぐ女子供皆殺しに一族根絶やし!
 初陣では叔父上光安を殺す白昼夢を見た繊細な十兵衛、今度は愛娘殺害にうなされます。女子供でなくバリバリ戦国武将がこんなにも戦いを嫌い続ける様子は新鮮でした…。

 そんな光秀が、また夜毎見るようになった夢は…月に向かって大樹を登る信長。その木を切る自分。
 え、それ信長を殺す夢と思えば穏やかじゃありませんが、今までに照らせばその人が、家族の域で大事な存在ということになるのでは…w

 一方の信長は、光秀の忠義を試すかのようにもしくは光秀だけは大丈夫と甘えるかのようにやりたい放題。衆目の面前で叱責、大恥をかかせておいて
「気にするな!」
実は家康(風間俊介)の反応を見たかっただけ、って君。普通それだけ充分嫌われますけど。妻の帰蝶(川口春奈)にすら、「父道三なら毒を盛る」って言われちゃってますけど!

 忍耐強すぎる光秀への最後のダメ押しが、将軍義昭殺害指令でした。またも試すように、1番それを嫌がる光秀に命じるんだから…。
石橋を叩きすぎて壊すタイプ信長。でも本能寺を、囲んだのが光秀と知ってむしろ嬉しそうで、徹頭徹尾人間関係の築き方が壊れていて哀れでした。
 その直後、駆けつけた太夫(尾野真千子)相手に朗らかに、麒麟を呼んでみせる!と誓った十兵衛…。でもそんな日は来なかったのですよね。まず麒麟より先に必要だった、味方をしてくれるはずの武将が来なかったとは。嗚呼。

 そして秀吉(佐々木蔵之介)の大返しも、ちらっとでた官兵衛(濱田岳!)の出番ももう無く時は飛び。
 明智光秀は生きている。
そんな噂も囁かれる中、市場の人混みにまさかの面影を見るお駒。え、確かに十兵衛、変な変装でうろつくの得意でしたけど…ってそんな姿でも無くまさにいつもの十兵衛の後ろ姿で…(涙)

 1話で麒麟を語ったのはそういえば駒でしたものね。戦災孤児で、医師の手伝いだった女の子が後の武将に麒麟の逸話を説き、義昭と近しくまでなって。夢のような出世物語だったのかも。

 駒は、家康が江戸幕府を開き息子に継がせた時代にも生きて、ああ麒麟は来た、と思ったかもしれませんねえ

「バイプレイヤーズ 名脇役の森の100日間」1~3 ☆☆☆

 メタですね~w
お馴染みテレ東人気シリーズ「バイプレイヤーズ」最新作、春公開の映画版と連動とあって名も腕もある名脇役がてんこ盛りです。これはこれで豪華……w

 富士山の裾野の巨大撮影所、その名もバイプレウッドでは数多のスタジオで常に撮影中。そこで起きた数々のハプニングを密着ドキュメンタリー番組に仕立て、当時を知る俳優さんが振り返りながらナレーションを吹き込み中というテイで紹介されていきます。
 1~3話のナレーションは松重豊。4話からは光石研に交代ですね。遠藤憲一は何故かフィリピンでホームレス生活w あれ、田口トモロヲ何してたっけ?

 1話の目玉はテレ東放送「チーム7」!
役所広司を主演に刑事7人の固い絆を見せるドラマの筈が、主演降板w ベテラン(勝村政信、渡辺いっけい、近藤芳正)と若者(柄本時生、志田未来、杉野遥亮)どちらをメインにするのかが現場に委ねられた末、泥沼の争いに1話ゲストの濱田岳も巻き込まれてさあ大変w
 ベテラン勢は高齢者アピールにとどんどん老け、若者は派手に?キャラが古いんですけど~w 誰がメインでどんなキャラか、本人のアイディアで決定って脚本家も演出家もプロデューサーも不在で謎ですw 主演を狙った濱田の演説で逆にチームがまとまりいい感じに?
 そしてテレ東ドラマ初、視聴率1位をゲットだぜー!
というのも、首相降板で各局緊急報道の中テレ東だけが予定通り放映したからw 恒例の速報画面がずらっと並ぶ中テレ東だけ別世界のアレですねえ。 

 2話は向井理主演の「大合併」!「銀行王に、俺はなる!」w
「半沢直樹」枠の面子をかけて、視聴率トップ奪回を狙います! それには新『決め台詞』だと、現場で会議w だから脚本家の立場は??

「俺は獅子の子だ!」の台詞を我が物にせんと自主練に励む向井くんでしたが、こういうものは狙うとダメよねえ。小沢仁志の『底っぷち』、大倉孝二の『申し訳訳ござございません!!』がバズって、向井くんが霞むことにw その後も狙えば狙うほど、津田寛治、六角精児と脇だけがバズる~w
 そんな中、つーいーにーバズったタグは #喋れ向井! もうほぼ放送事故なのに、バズりゃなんでもいいのか~! いいんだねw

 3話は医療もの「DoctorZ」シリーズ第5作☆
主演観月ありさを差し置いて、滝藤賢一演じる外科医が人気沸騰で番組はどんどん過激に!
元のドラマが好きだった、という投書に端を発して滝藤は突然の降板。世界の寺島しのぶが加わってセクハラパワハラのないドラマになった筈が、それはそれでコンプライアンスに反する演出があったりなかったりで滝藤も復帰。2派に分かれて非難しあう様子に観月ありさが泣き出して……??
「ワカコ酒」で覚えた森下能幸&「罪の声」で覚えた宇野祥平がこのチームでちょっと嬉しかったですねえ。しかしプロデューサやスポンサーにも直に言えるだろう観月ありさが、愚痴を投書していて笑いましたw 挙げ句コトが大きくなりすぎて怖くなるって新人かw 誰も怒らずに秒で許してくれるって天使かw

 というわけでツッコミどころしかなくて楽しんでいます(^^;;;)
西村さんはどんなドラマ出演でどんな面倒に巻き込まれるんでしょうねえ~。

「君と世界が終わる日に」1 ☆

 王道ゾンビもの。

 今夜帰ったら……。
とプロポーズフラグをたてたまま、トンネル崩落事故でひとり閉じ込められてしまう主人公響(竹内涼真)
奇跡的に脱出するも、たった4日で街は無人に成り果てていたのでした。
 職場にたどり着けば、社長が隅でお食事中。社員をorz
血まみれでよろめき歩き人肉を漁る、いわゆるゾンビから逃げ惑ううち生存者と合流し、老若男女助け合って避難所である響の出身高校を目指すことになります。
 定番の流れ。なのに誰もあれをゾンビと呼ばないことが不思議です。
『病気なんですか?』
じゃないよw むしろ、噛まれてたらああなる、と響の傷を気にする根拠が「映画で観た」なのかもしれない程、ゾンビじゃないですか……。

 さておき、響が初殺人もとい初ゾンビ退治を体験しながら、たどり着いた避難所は無人で荒れ放題。恋人来美(くるみ 中条あやみ)の持ち物も床に。もう死んでいると言われても来美の無事を信じたい響は、二人の思い出の場所、校内の弓道場へ向かうのでした。
この時点で、トンネル脱出時の街と同様に避難所は無人無ゾンビ。都合がいいな、おい。実は講堂にびっしり全ゾンビ集まっていた様に、ある程度コントロールする方法があるということなんでしょうか。  

 走って追いかけてくるゾンビ群を、腕に覚えの和弓で次々と打ち抜きみんなを助ける響!頼もしい!
 皆がギスギスしたら缶詰料理で和ませ。階上で閉じ込められればカーテンを裂いて窓から逃げる機転。その下にもゾンビが集結するピンチは、救急車内の輸血パックを投げて、更にそれを射貫いてゾンビを遠ざける柔軟な発想と天才的射力! そして絶え間なく『諦めちゃだめだ!』と皆を鼓舞する、まさしくヒーローです。
襲い来るゾンビの中には、偵察に行ったまま戻らなかった宅配さん(鈴之介)も……。怯んだものの、女児を守って決意の矢を放つ響。はい、良かった助けられました~。

 そして助けを呼ぶ来美の無線を受信!生きていた……!

 正直、このテイストなら生きてるだろうなあと。
最後は指輪を渡してプロポーズで大団円、でしょう?? いいじゃないですか。 

 崩落からの自力脱出が既にツッコミどころですが、そもそもゾンビがいる世界。弓道の矢が頭蓋骨貫通しようが、百発百中だろうがそういうもの。と唱えながら観ていたんですよ。
しかしラストでずっこけましたorz
『絶対諦めない男』響が、粘って粘って来美を口説き落とした高校時代のエピソードが、何時間も何時間も、もう辞めたら?と呆れられながらも射続けて、ついに、とうとう!連続で!
 的 に 当 たっ た
だけだったんですよ。はあ? 

確かに弓道ってそうらしいですが、それではゾンビ退治時の命中率と矛盾しますw 女児越しにゾンビを射た場面、これで「俺を信じろ」とか良く言えたもんです。
 信じれば出来る!のなら、いっそミラクルに継ぎ矢(的中した矢に、次の矢が刺さってまるで一本になる)でもさせたら派手でイイじゃないですか! なのに、何故ここだけ地味リアルですか。いやーもう本当にがっかりです。

 こういうこと書くと『嫌なら観るな』勢が湧く昨今ですが、違うでしょ。ゾンビドラマに『ゾンビなんかいない』と文句つけるなら、そりゃ観るなですけども。ゾンビをやっつける主人公カッコいい~と、素直に思える様にちゃんと作ってくれ、と言ってるんです。

アーチェリーなら威力も命中率も高校部活にも十分なところを、わざわざ弓道にしたんでしょうにねえ(弓道着がカッコいいからかしらw ライフル射撃だと「アイアムアヒーロー」ですし)

 一行の内訳は警察官(大谷亮平)と、響の同窓生でもあるその部下等々力(笠松将)、老小説家(笹野高史)、引っ越し屋(マキタスポーツ)と部下ユン(キム・ジェヒョン)、介護士の母(安藤玉恵)とその娘、女子大生(飯豊まりえ)
 警察官ふたりは拳銃を所持。そこに響の弓。寡黙なユンも、実は拳法の使い手と実は戦闘力が高い一行でした。でも等々力は響を『裏切り者』と誹り、遺恨がありそうです。また小説家は噛まれたのを隠してる?? 封鎖地区に安全な場所は、救助は、来美を助けには行けるのか?
 ゾンビを見守る、怪しい研究者(滝藤賢一)は何者?

 主人は日曜の夜にゾンビドラマ斬新と喜んでいるので、観ますけど。もうツッコまないで済むといいなあ……。

「極主夫道」~最終回 ☆☆

 最後までエンタメw 楽しかったですねえ

 そもそもの龍(玉木宏)美久(川口春奈)夫婦の馴れそめからして、勘違い!メニューの子持ちししゃも褒めを、シングルマザーの自分のことだと思うとかw(さすが美久ちゃんメンタル強いw)
その後もずっと、PTAお楽しみ会も町内会BBQも、雅(志尊淳)のデートでも、とにかく聞き間違いや勘違い&乱入が起きてしっちゃかめっちゃかにw いっそ終盤では
「……そんなわけないか」
と、見過ごしたら本当に襲撃だった展開にならないかと思うぐらいの繰り返しで、でも以前のことなど誰も思い出さずに全力でw 特に何も書くこと無く楽しんでました。こういうのはもう、合うか合わないかですよねえ。

 タオルはちまきの虎(滝藤賢一)も良かったわー。竹中直人&稲森いずみの極道夫婦も大きな見所でしたよねえ。

美久のフィギュア(30万円!)を壊しちゃって代わりを探す回では、情報をくれる警官(古川雄大)が朝ドライングリッシュティーチャー、さすがの身のこなしに感心するおまけも。

 ただ、雅が常に虐げられているのはちょっと辛かったかも。それもただ殴られているよりも、美久の計画に従っていた筈が首謀者にされて謝らせられてた最終回は猛然と胸が痛みましたわー。家事は全滅でも仕事は出来る美久さんが、あれを本気で言ってちゃ困るし。おバカさん雅を言いくるめて責任逃れしちゃうのはイケナイよなー。 また、向日葵が
「龍が大事なのはお母さんだけ」
と文句言い出すのも唐突じゃなかったですか? ずーっといいお父さんしてたのに?私、何か見逃しましたかね? その後の、じゃーあ偽装誘拐しちゃうよ、必死で助けに来るよ?? という案もヒドいので奥さんももっと怒られるべき(^^;;;)  つまりは最終回がなんだかモヤモヤしたのですが。まあいいや。
 最後の龍の、〆の口上で終わり良ければ全てよし。来年はきっといい年だ!!

「浦安鉄筋家族」1 ☆☆

 佐藤二朗鑑賞ドラマ……!

 子沢山な大沢木家の大騒ぎ。タクシー運転手の父(佐藤二朗)は客を乗せたまま家に昼食に戻ってきちゃう破天荒で、小学生の次男(斎藤汰鷹)と同レベルで張り合って喧嘩。乳児の3男が一番可愛いんだよ~って、次男もまだ可愛がって欲しい年齢なのに酷いな(^^;;;) そこに「小遣いアップ」を希望するJK長女(岸井ゆきの)に浪人生長男(本多力)が加わり、ついにキレた母(水野美紀)が吠える「いい加減にしろ~!」

 うん、あらすじもへったくれもないドタバタコメディです。子役も含め皆芸達者、佐藤二朗が好きならぼーっと見て笑っていればいいですが、さて次回を見る気力は湧いてくるのか?この録画をもう一度見ても同じじゃないのか?? 
 おじいちゃんが坂田利夫、長女のオタク彼氏に染谷将太、タクシーの客は滝藤賢一。

「オリガミの魔女と博士の四角い時間」中村倫也、上野樹里☆☆☆

 う…、うさ耳!丸い尻尾! 「月のうさぎ」の中村倫也に悩殺されましたw

 お月見の晩、餅をつくウサギがいる月を見上げて
「お餅食べたいなあ」
と呟いたオリガミ博士(滝藤賢一)のもとに、どかーんとウサギさんが墜ちてきます。つきたての餅を持って。そして帰らないw  月は寂しくてゴツゴツしてて、1人で餅つきも疲れるし腰痛くなるし、とにかくもう、イヤ!なんですってw  駄駄を捏ねるうさちゃん(中村倫也)がとにかくキュートなんですよ。魔女へのオバさん呼ばわりも、可愛すぎるので許す(><)
台詞そのまま、かわいこちゃんに演じさせても問題ない内容を誰がどーしてイケメン中村倫也に当てたのか。それとも中村倫也に何をさせようか会議にうさ耳が出たのか、それが問題です!!!

 月にウサギがいなくなったら、みんな困っちゃうよ!と、何とかなだめたい博士。当のウサギさんには見ることができない、ウサギが餅をつく月がどう見えるのかを教えようと、得意の折り紙でウサギを折ることになりました。もちろん横でウサギさんも折りますが……真剣に教える博士の、耳をつまんで邪魔をする魔性のウサギさん。え、博士がうさ耳触った時には「痛っやめてっ」とクールに拒否しておいて自分はニコニコとそれするんだw   尻尾を立体に折る段では、灰色もこもこスーツの尻尾を見せてフリフリ踊ってくれますorz

 そして自分で折ったウサギと月を重ねて。やっと帰る気になったウサギさんに、折り紙を持たせる博士。 やっと一息、見上げる満月には餅つきをするウサギ…でなく、折り紙を折るウサギさんが映っておりました(耳もスーツも靴も灰色の中、靴下だけ差し色ピンク。それと同じ色の折り紙でしたよ~)


 さてその折り紙を、どこで仕入れるのかが上野樹里ゲストの回「千輪桜」
いやいやカラスも月のウサギも人の姿でやってきて、折り紙魔女も動き回る魔法の森。用紙だっていかにもな商人がお届けかと思いきや、なんと街ロケです! ええええ、あの森、現代日本のどこかだったんだw
 街道に面した老舗をのぞき込むオリガミ博士。
「休業」と張り紙した木枠のガラス戸をガラガラと開け、雑な応対をした留守番嬢(上野樹里)は、店主はいないと言うばかり。しかし博士の熱い折り紙愛と、そのために店主さんがどれだけ真摯に紙を選んで用立てしてくれたかを聞くと一転、プロなら折り紙を折ってくれと言い出します。それも桜の花を。実は入院中、もう来年の桜は見られないだろう店主=祖父に、満開の桜の花をせめて折り紙で見せてあげたいと、泣かせてくれるじゃないですか。
紙だらけの店内から、桜で染めたという和紙を選んだオリガミ博士。奥の和室で、小さく切り揃えた和紙で、一緒に桜を折り始めます。パーツ4つを糊付けして桜一輪を生み出す手法、糊付け部分がしべに見えて綺麗ですが、折っても折っても終わりが見えない…! いつしか机に伏せて眠り込んでしまった2人の頑張りに、魔女(付いてきてましたw)が使った魔法は。

 目を覚ました孫娘が、光る中庭に目をやると。折った桜が中庭の木にびっしりと見事に満開に咲いていたのでした…!
折しも再放送の今は桜の季節。公園を彩る満開の桜と、遜色ない美しい桜に見えましたよ。翌日、孫娘さんと博士で揃って行っただろうお見舞いの手土産の桜の枝。店主さんはさぞ喜んでくれたことでしょう(^^)


 あと最近では、オリガミ博士が親戚のおばさんに振り回される「エミおばさんのにんじん」も面白かったです。
いつもアポなしで「ゆきおちゃ~ん(博士のことw)」と、ご陽気に現れるエミおばさん(久本雅美) 勝手に料理や掃除を始めて、作品の折り紙は潰すわ結婚しろと言い出すわ。温厚な博士も流石にキレて怒ると、実は家族にも同じ調子でお節介を焼きすぎて疎遠にされて「誰にも必要とされていない」と泣き出してしまうのです。 他人事とは思えない魔女の口添えで、博士はエミおばさんを折り紙作りに誘います。
 緑とオレンジが表裏の折り紙で、人参の折り方を教える博士。エミおばさんたら案外折り方が綺麗。実は繊細なのかも、と言われて喜んだり。あっという間に形が進んで戸惑ったり、間違えて笑い転げたり…。最初は「折り紙なんか」と言っていたエミおばさんも、博士の
「折り紙で人が笑顔になる。折り紙で人の役に立ちたい」
という言葉がやっと心に届いた様です。博士の凄さ、折り紙の素晴らしさを認めて、益々自分には何もないとまた弱音を吐きますが、おばさんはそのままで、居てくれるだけでいいんだよと励まされて元気に帰っていくのでした(^^)
 そして半年後。なんとあれからオリガミにはまっちゃったというエミおばさん。創作折り紙を手に意気揚々と、またアポなしでやって来たのでした。おそるべしエミおばさん!
ぐいぐいと陽気で、ガサツに見えて案外と繊細、というこれまた久本雅美のイメージにぴったりな役でしたよ。当て書きなのかな。

「コタキ兄弟と四苦八苦」1 ☆☆☆☆

 警察呼ぼう!診断書もらおう! 傷害事件にすれば、離婚届偽造しなくても離婚できるよー慰謝料もらおうよ!

 ちゃらんぽらんが過ぎる弟コタキ二路(滝藤賢一)と、真面目すぎて面倒くさい兄コタキ一路(古舘寛治)
二路の勘当以来8年ぶりに顔を合わせたコタキ兄弟は、現在仲良く無職。通りすがりの怪我人ムラタ(宮藤官九郎)の代役を頼まれて、なし崩しにレンタルおじさんになるのでした。

 しかし待ち合わせた女性(市川実日子)は、まさかの血まみれ。
「これにサインを」と渡されたのが、更にまさかの離婚届で、一路の心の警戒警報は鳴り止みません(^^;;;;;;)

 いやあ怪我の具合にびっくり大流血。ホントまず病院行って、手当ついでに診断書もらって旦那訴えて欲しいんですけども。彼女の怪我の心配より、自分が怪我させた奴みたい~と他人の目ばかり気にする一路にイライラ。
 そして書類も、婚姻届じゃないんだからw  独身男が、離婚届のそれも証人欄にサインなら無問題に思えるのですが、慎重な一路は筆跡を盗まれる可能性がとぐだぐだと反論ばかり(^^;;;;;)  おや、旦那の署名欄までレンタルおじさんが書いたなら、そりゃ流石にまずい。でも、それほど今すぐ離婚したいのに、と血まみれで途方に暮れられると正論の一路が悪者ですw  喫茶店の店長(芳根京子)にまで誤解され、
「離婚してあげてください!」
とバールを突きつけられて……、と書くとドタバタの様ですが、市川実日子の要求と古舘寛治の拒否は何故か淡々と穏やかですw  

 終いに、バッと出てきて署名してしまう二路。 彼は「したいからする」んでいいでしょ。大体、二路がムラタさんと事故ったのが発端なのに血まみれ嬢を見て逃げたから一路が行ったんであってw 最初から二路が話を聴いてたら3分で署名して終わってたよね!そして会計。最初のオーダー通り彼女と一路の分をまとめた店長に
「ミルクティーとレスカで!」
と切り返し、署名をしてくれた二路の注文分だけ支払う彼女のキッパリ具合に乾杯です。

 家族の日常と言い争い、前シーズン「俺の話は長い!」とそこは同じなのに不思議とうるさくないですねえ。おじさんだからでしょうか(^^;;;;)   来週はもっとレンタルおじさんらしく、結婚披露宴に駆り出されるそうです。何が起きるのか楽しみ!

「オリガミの魔女と博士の四角い時間」仕立て屋カンガルー烏☆☆

 折ってみました!む、難しい!

「カンガルーよ永遠に」

 太っちょ助手ノボルくん(小山春朋)と動物園にやってきた折り鶴博士(滝藤賢一)、でもお目当のカンガルーはどこ?と探すうち、博士はなんとカンガルー「ルー」の霊に憑依されてしまいますw ぴょんぴょんと抱きついて、ボクシングまでw
ルーを悼む飼育員さん(小関裕太)の側に、まだルーの霊はいるのに見えないなんて。それにまた取り憑かれちゃう…と、今回はオリガミ魔女の提案で、飼育員さんと一緒にカンガルーを折ることに。
 これが激難しい!飼育員さんは、不器用でも博士がつきっきりで教えてくれますけど!画面だけで追うのは大変ですよ~!
動画でなくストップモーションで折り紙がパタパタと変形して行き……え、どうやって?の連続! いつの間にか裏も折られていたりw 一時停止スロー再生しまくりですw 作中で使われる裏表同色の紙は、合わせ目などが見えづらいですよね。「袋の子供の耳を…」「顔を整えましょう」と、時々アップにもなるので必死で似せてw まあそれっぽく立ったからいいか!(二度と同じに作れませんw)
☆コーナーは、90種の花を折り分ける折花作家さん!カールさせたり重ねたりの工夫で、藤も椿もリアル~素晴らしい。

「仕立て屋のワンピース」
 シャツはオーダーメイドを届けさせている、お洒落な折り鶴博士。ところがいつもの仕立て屋さん(光石研)が様子が変です。奥さんを亡くして、ちゃんと縫えないのだとか。「いつか、貴方のワンピースが着たいわ」と言っていたのにと後悔ばかり。そこで博士は、仕立て屋さんデザインのワンピースを折り紙で再現しようと提案します!
 博士が取り出す、色とりどり、柄も様々な折り紙可愛い~(^^) カンガルーの後でこれは簡単楽勝でした!……それでも、ウエストのすっきり具合が同じにならず謎なのですが、まあいいか! ビーズやリボンを貼って飾るアレンジ案も可愛いです。
そして帰り道、写真を取り出すと奥さんの服は折り紙と同じ生地のワンピースに☆ オリガミ魔女の魔法、ナイスです(^^)

「濡羽色の恋」
 雨の中突然訪れ、びしょ濡れで抱きついてくる黒づくめの少女はなんと烏ちゃん(伊藤沙莉)
手土産の「宝物」は小枝や針金に……生カエルw 博士ったら折り紙のための観察で、美しいと褒めちぎってたんですね。それは勘違いしますよ罪作りな(^^;;;;)
つがいお断りで泣いちゃった彼女を慰めるため、一緒に烏を折り紙。きれいな色で…と彼女はきらきらホログラムを選びますが、博士はあえての黒を選ぶのでした。烏の濡羽色、つやつやの黒って確かに綺麗ですよね! しかし「どうして?ダミ声だから?」の台詞悲しいわ、沙莉ちゃんの声はナイス個性だし、烏の「カア~」もいい声よね。近所に烏増えてきてるんですよ……大きいからたくさんいると確かにちょっと怖いわゴメンね。
 私も黒で折ってみました。鶴のアレンジだそうで……え、違いすぎw 脚の角度がたくましくなって、家族に「恐竜?」と言われましたw 烏だよ!
☆コーナーは木にミニ折り鶴を咲かせる人。これも素晴らしいです

そしてなるほど、博士ループタイにベストを基本にしつつも結構着替えてますね…… w(白衣は「博士」だからでしょうね、折り紙してても汚れないのにw)

「オリガミの魔女と博士の四角い時間」ねずみのお引越し

 なんじゃこらw といいつつ見ちゃう15分ドラマ。もう1年近く放映していたとは知りませんでした。

 オリガミの魔女(紙製w 声:尾上菊之助)が持ち込む揉め事を、髪もじゃ折鶴博士(滝藤賢一)がオリガミで見事に解決!
今回は屋根裏のネズミ姉妹(安藤なつ&最上もが)が人間に変えられて、巣も壊れ、住むところがない戻れないと泣き喚く!寝入り端だった博士はいい迷惑ですが、仕方ない。ネズミ姉妹にも手伝わせ、オリガミの葉を何枚も作り組み合わせて、居心地のいい巣を作ってあげました。その過程で、それぞれの得意を生かして協力することの大切さも学びます。ちゅーちゅーネズミ姉妹がかわいいよ!

 ドラマ後には別のオリガミも紹介。今回は仕切りつき小物入れ、クッキングペーパーで作れば弁当の仕切りにもなっちゃうよ!なるほどですねえ。

 オリガミ&童話、でも子供向けなだけでもないような。 ヘンゼル(瀬戸康史)が釜とお菓子作ってる番組と同じ匂いがしますねえ。
過去作はハライチや東京03、温水さんに上野樹里、中村倫也とゲストも豪華で遡って見てみたいです。


「東京独身男子」~最終回 ☆

 なーんだモテモテか!
呑気なドラマが、八方丸く収まってエンド。そこは想定通りですw でも経過がさ! 結婚したいな、結婚ていいなとは一度も思えないまま、でも別に問題は起こらずに男三人の仲違いも一瞬! もうちょっとハラハラさせられたんじゃない?

 振られた かずなに性懲りも無く再告白の太郎。それも今カレもプロポーズしてるのに「かずなが、好きだ!」は通常むしろ迷惑じゃん。元カノ舞衣の結婚もそれでややこしくさせたのに、繰り返すのかアラフォーが。そして、ダメな太郎ちゃん大好き!なかずなは、文句言いながらも元サヤに……。この場合、悪条件な筈の年収だだ下がり転職も、豪華マンションを追い出される件も、『私が支えてあげなくちゃ』とやる気にさせちゃうのねw 折良く母寿美代(萬田久子)がやってきたのに、なーんだ嫁いびりのひとつもなしか!
最後、引っ越し先で「一緒に住まないか?」と同棲を持ちかけるって……かずなは感激してたけど、だったら部屋選びから参加させろよと思いませんか。どこまでもぐずぐずした男だな!

 一方の弁護士岩倉さんは、バリキャリ彼女と要介護父との3人同居がやっぱり破局。岩倉が慣れない家事もしてたのに、彼女が出て行ったよーって、そりゃそうだろうな展開でしたのに、まさかの彼女が舞い戻りw キャリア確立済みの岩倉が無期限休職で父を診て、事務所は彼女が支える案←じゃあ結婚。 あれ、豪華老人ホームはどうなりましたっけ。彼女が妊娠出産しても、その体制で育児パパと介護を両立する覚悟があるのかな。そのうち痴呆が始まったら……まあ資産があるので、外注も頼めますけどね。
一時は三好と岩倉を天秤にかけてた彼女なんだから、妊娠したけどどっちが父親か分からないなんて修羅場だって用意できたでしょうに。そういうのはお呼びじゃないのねw

 クリニックは経営悪化ながら、三好はご近所の新規同業者とほんのりいい感じに。そのうち共同経営とかしちゃいますか。え、そしたら協力したいかずなの簿記勉強は? あれ、設備投資より人件費を優先にする、それなら太郎ちゃんは出ていかなくて済んだんじゃない? 


 毎回くだらなかったアジェンダは最終回も絶好調どうでもよくて

「結婚してもしなくても、今の自分に納得することが 幸せのはじまり」

今更……w

 この2年後あたり、3組とも揉めまくってる続編があれば見たいですw もちろん舞衣も離婚する~と子連れで参入w でもまた、ふわっとたいしたこと起きずに終わるんだわきっとw

「東京独身男子」6 ☆☆

 歯医者の元ヨメが現れた!墓を欲しがっている。歯医者は与えた!
まじかー。

 仲良し独身3人組、互いの健康を気遣うのはいいことですが、まさか同じ墓に入るつもりだとは(^^;;;;)  そして墓用の土地は確かにひと財産ですからね、離婚=財産分与の時にリストに載せないのは隠匿といえなくもないですが、売却金額を折半という道もあるのになぜ丸っと渡してしまうのか……しかも後からじゃ贈与になってしまわないの? という疑問はさておき。なぜ今頃現れたかって、余命宣告でも受けたんじゃないんですか?

 別れても、なお互いの幸せを願いあうって素敵!と、太郎ちゃんが急に結婚賛美しだすのも不思議w 喧嘩腰で現れて財産よこせ、ですよ? 歯医者が文句たれてた『ヨメが酷い案件』は、かなり自業自得で、一緒の墓に入るため彼女も関係修復を頑張ったそうですけども。それでもダメだった見本をまじかで見て、なんでまた結婚したくなるのかなー(^^;;;;)
 そうそう、新婚早々転がり込んだ舞衣もいました(^^;;;;) 太郎ちゃんが、とりあえず据え膳食っちゃう男じゃなくてホッとしましたよ。 


 『太郎ちゃんが一番大事なのは自分』
と先週ふられた かずな に復縁を申し出てみますけど、スルー。披露宴に居た若い男と出会っちゃってますよ! ざまあみろw そうか私、AK=あえて結婚しない、とか言ってた奴らが不幸になるところをみたくて視聴を続けていたのかもw
 で、元ヨメの嵐が去ったら、歯医者の「元気問題」はすっきり解決したそうです。いやはや。


「東京独身男子」~5 ☆☆

 新居に帰れw それともネットカフェとか。なんで元カレの家に転がり込むかな。

 なんだかんだ、つきあい出した太郎(高橋一生)とかずな(仲里依紗)、初お泊まり~☆ってまさにその時に、いきなりやってきて抱きつく元カノ舞衣(高橋メアリージュン)! それを目撃しちゃった かずはでしたが、キャーキャー騒がず招き入れていてホッとしましたw そういえば舞衣の結婚式で、見栄はり太郎が俺も結婚を考えてるし~と勝手にかずはを紹介してたので、舞衣を相手には婚約者として振舞うかずは。 え、となるとますます舞衣の抱きつきが図々しいでしょ。
 海外で旦那と喧嘩し、一人帰国その足で思わず……だそうですが。むしろ旦那がいないなら新居に帰ればいいわけで。なのに、交通費もどっかに泊まる金もないという舞衣(カードは??)に
「泊まってく?」
と、かずは(^^;;;;) 今カノの余裕を見せたかったのか、断ると踏んでいたのかw 以来連日3人で寝泊まり、舞衣が朝食にパンを買ってくればかずはシリアルで張り合い、両方を食べなきゃいけない太郎、嫁ふたり状態で取り合いされて針の筵w これモテてるっていわないよねーw というか舞衣は帰れよ。

 その間、三好(斎藤工)と岩倉(遠藤憲一)も美女をめぐってコイントス(わざわざ外貨でw)で交際を決めるなど、さすがドラマな臭カッコイイことしちゃってるのですが。そっちの三角関係&岩倉父とこっちの三角関係の7人でギスギスと夕食会w 挙句、メインの鳥丸焼きを取り落としちゃった不幸な場面で、突然の
「あ、連絡きたし帰ります」
えー、落ちた具材ひとつも拾わずにそれ言う?片付け手伝うふりぐらいしようよ。まあ結局それ嘘で、あても無く街をふらつく舞衣を後で太郎ちゃんが回収するわけですが。それもさ、もっと遠くでふらつけって話でしょう。挙句「友達じゃ嫌」と、ベッドルームで素裸でお迎え……。ほんと何なのこの人はorz

 そういえば、舞衣の結婚式で若い参加者が「僕ら独身で~す」と学生ノリで、同じ独身でも太郎たちのオジさんっぷりが悲惨にもあらわでした。AK=あえて結婚しない、のワード今回久しぶりに出てきましたが、こんな『なんだっけ』と思っちゃう頻度でしか使わないならいっそ無かったことにしたほうがましではw

 毎回イラつきながら見ていて、楽しみ方間違ってる感(^^;;;;)

「東京独身男子」1 ☆☆☆

 『女はその本質をアイコンに隠している』
いやこれ、相席スタートのケイちゃんの持ちネタじゃん? 「ちょうどいいブスのすすめ」の裏焼きになるんですかね、このドラマは。

 独身イケメンそろい踏み!
高橋一生、斎藤工、そして……滝藤賢一⁉︎ 申し訳ないけれど、お笑い要因かとw それが蓋をあけたらモテ評価AAAで一番高いのが滝藤賢一ですってよー、弁護士だから?収入?収入なのか? まあ、ランク付けしてたのは女性でなく太郎(高橋一生)でしたけどねえw
 そんなわけで、職業は違えど何かとつるむアラフォー独身3人組、メガバンクのアナリスト太郎(高橋一生)、審美歯科医の三好(斎藤工)、弁護士の岩倉(滝藤賢一)は、三好の妹かずな(仲里依紗)にAK男子(『あえて 結婚しない』の頭文字)を気取ってると揶揄されても
『男には、結婚適齢期がないから☆』
と余裕で受け流していたのですが。それぞれに危機に直面。遅まきながら、結婚したい方向へと突然に舵を切るのでした!

 バツイチ三好は、もう結婚はこりごり。もてまくって遊びまくって一生過ごすはずが……まさかのED?(場所が悪いんじゃなくて? 職場で普通にできる方が嫌なんですけどw) 相手の女性以外には当分内緒でしょうけどね(^^;;;;) とりあえずは『健康面が不安』
 『親の介護』が問題の岩倉は……脳梗塞で倒れた父を、ひきとり同居と決まった途端にプロポーズってさあ。そりゃ色っぽい彼女じゃなくとも怒りますよ。お金があるなら、高級施設探すなりお世話の家政婦さん雇うなりあるでしょうに。

 そしてメインの太郎は、海外赴任で別れた元カノ舞衣(高橋メアリージュン)が帰国。よりを戻せると思ったのもつかの間、ほかの男と結婚すると婚姻届を見せられて(キスしてきたのに?)取り逃がした魚の大きさに、愕然。
「次に付き合う人と結婚する!」
と、宗旨替えを宣言です!でもその直後に舞衣の結婚取りやめを知り(SNSって!)勢いのまま電話して、即プロポーズですよ!

 うーん、うーん、これ舞衣の術中にハマったのでは? 彼氏を目撃していなかったら、全部狂言かと思うほどですよ。だって咄嗟に太郎に初対面のふりをして、『好きな人が君に似てた』と三年前の本心を引き出してしまう女ですよ……orz
太郎氏、『仕事柄、分析は得意』と自負している割にダメダメですよね。舞衣のSNSアイコン(『手をつなぐ影』で恋人がいると示唆)に気付いていなかったし。かずなが多分、太郎のこと好きだけどそれも気がついてないw

 さて旦那は『地方の普通の独身会社員はドラマにならないのか』と1話でリタイアです。それ『あえて』感がないでしょう…w

「グッドワイフ」~最終回 ☆☆

 えー、浮気してたんだ……。

 裏切り者の正体が部下の滝藤賢一で、涙目で落ちていったのはかわいそうでしたが……。正直そちらの騒動よりも、旦那が結局浮気してたことの方が衝撃でしたわ。それもハニトラ仕掛けた記者(相武紗季、意識不明の後はどうなったの?)とじゃなくて、今は奥さんと仕事している みちる(水原希子)と!
当時は蓮見とみちるは同僚、でも事後すぐに みちるが職場を去ったから、と
「一度だけ」
と念押しされましても。幸せセレブ主婦だったヒロイン杏子(常盤貴子)が、旦那逮捕から世間にもみくちゃにされた騒動の中、唯一良かったのはみちると逢えたこと、とまで喜んでいた相手だったのに、がっかりですよね。せっかく旦那(唐沢寿明)の無実が証明され釈放。家に戻ってきて子供達も喜んでいたのに。こんなに早く追い出す羽目になるとは。

と、信用が更に揺らいだところでの多田(小泉孝太郎)逮捕!

蓮見復職の、初仕事がそれってw 杏子の留守電に愛の告白したの、がっつり聞いた上に削除してましたからねw 小宮検事(野間口徹)と癒着の疑い、収賄容疑、といいつつ私怨丸だしですかー?

いつものフットサルの日と、多田が毎月10万円引き落としている日とが一致w おまけに、みちるの謎人脈は
『店内の他人が偶然、そのフットサル飲み会を撮影』
した謎写真を入手w いや、なんでw  ちょうどよく隅っこの多田が封筒渡してるわ、2枚目で小宮が金数えてるわw 手前のグループがインスタにでも揚げていたんでしょうかw しかも、杏子に避けられたみちるはそれを、敵側の脇坂(吉田鋼太郎)に渡してしまうんですよー!
実は渡すのは本当に渡してたし、過去には金でいろいろ解決もしてた多田! 事件まで旦那のことを何も知らなかったように、同期の多田のことだって何も知らなかったんじゃないんですか……!
ああ、、絶対絶命。

と、思わせておいて、実はその金は『冤罪被害者救済運動』への寄付というまっとうなものでした。←だったらすっと言えばいいものをw
言い逃れだ!と騒ぐ脇坂ですが、検察が出したその写真こそ、地道に救済活動に関わってきた証拠と指摘されてしまいます。なにしろ写り込んでいる店の主人(鈴木拓)は冤罪被害者。その件が裁判中なので、影響を心配して言えなかった、と。ほんと、こういうところ毎回うまいんです。

と、そこへ駆けつける蓮見と検察の大群。多田を隠れ蓑に、本当の狙いは多田が無罪にした正当防衛事件を『二審で有罪にしろ』と指示してた御手洗(中村育二)の逮捕だったのでした。やったー。 蓮見逮捕の時にも、裏であれこれしてましたもんね。追い詰めてやれー!

そんなこんなで一件落着、蓮見と杏子もやりなおせなくはないのですが……。
「もう、いい奥さんはやめる」
と、離婚の意思が固い杏子。弁護士として生きていくようです。うん、これだけ有能なんだもの。それに自分も駒として動かされているとわかってしまったら、あの旦那さんの横にはいられませんよね……。

二転三転する脚本の面白さと、常盤貴子の魅力でずっと見ていられました。原作もずっと続いていることだし、続編あっても楽しそうですよね。でも奥さんでなくなっちゃったら、タイトルはどうするんでしょうw

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