ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

満島ひかり

「ごめんね青春!」2 ☆☆☆☆

「先生は処女です!」キッパリ

同伴の生徒達も『もちろん』そうで、純潔ですか、そうですかw もう黙るしかないよね男子生徒w

で、こういうネタがいきなり来るから親子で見られないんだクドカンは(もう少し育ったらねー)


今回は、ひたすらお試し男女共学の顛末をアレコレ。

男子校に乗り込んだ蜂矢先生は初動成功で完全制圧(軍隊か!)、でも女子校にお邪魔した原平助は地雷踏みまくりの自爆で舐められまくりw そうなった時の女は怖い…のは、女子校出身なのでよく分かります。

ホント、あらすじで書ききれない、書く程も無いアレコレがひたすら続いて面白いというやっかいなドラマですw

そんな喧嘩騒ぎからも、段々に生徒たち先生たちの性格が見えて来て楽しいんですよね。

クイズ王2位3位の邂合w

駆け落ちw

なりすましw

猿とサンダルちゃんのみつめ合いw


海老沢くんてちょっと変わった声質だなーと思っていたら、ラジオ相談来たー。それを14年前に平助もしてたんだ。挙げ句、思い切って行動に移したら、彼女が必死で保っていた最後のバランスを突き崩しての退学原因になってしまったようでした。

そんな思い出を訥々と生徒達に語る平助。なんだそれ、意味わからんとツッコミ続けていた学級委員自らが、最後には

『ちゃんと聞こう』

と言ってくれたのは素晴らしい場面でやっと認められた平助でしたが…待てよw

『タレ河童の話、ちゃんと聞こう』

そのあだ名に決まったんだ…w


『今日も言えなかった』

と菩薩に語る平助。そうか、放火はボクだと打ち明けて謝る最終回になるのかな。それともクドカンのことだから、もっと早くにそれが来て、いや俺だいや私だと別口の謝罪がぞろぞろ出てくる様な話になるのか…w

なにしろ親友べーやんが、なんでもない顔してもう居たw 

ガールズバーに居たw

「ごめんね青春!」1 ☆☆☆☆

面白過ぎるw


隣接しながら互いに相容れない名門女子校と駄男子校。

カトリックvs仏教w

純潔vs質実剛健w

生徒同士はつきあってたりするのにね。高偏差値の西高生となら目をつぶっても、お隣の東高とは絶対にダメと取り乱す学長シスター(斉藤由貴)もシスターなら、超ヒステリックな女教師蜂矢(満島ひかり)と気弱な男子校教師源平助(錦戸)のやりとりは圧倒的です。蜂矢、生徒指導に自転車で爆走w


実は平助先生は、東高出身。現代の合併騒ぎ(生瀬さんの適当校長最高w)と平行して、平助在学時代の苦い思い出が語られます。

蜂矢さんへの失恋&親友の裏切り&失火のタッグ。

14年前を錦戸くんは本人が演じてるのに、蜂矢先生は何故他の人が…と思ったら、別の蜂矢さんで姉妹なのね。

あの頑な態度は、蜂矢さんにも何か心に傷があるのかもしれません(姉が、東高生と校舎屋上デート中に全焼火事にあった上に噂まみれの退学で失踪ってだけでも充分かorz)


実は我が家も、男子校出身&女子校出身夫婦ですので『別学あるある』には反応しまくりですし、いろいろ学び損ねたことってあるなと思ったり。

「今は誰ともつきあいたくない」=彼氏はいないけどお前はイヤ

この訳w そうか、あのときこういえば角が立たなかったのかw

「行けたら行く」

これも、自分なら行かれるか半々の時に使う言葉なのですが、子ども達はきっぱりとソフトな断り文句だといいますからw 関西弁な言い回しだと思っていたのですが、そうじゃないのね、私の対人スキルが低いのねw


で結局、3年生のひとクラスだけ、半分ずつ入れ替えて共学お試し!ってw

大学合格率や成績がどうなるのかを、我が子で試してokな親がいるもんかと思う現役受験生の親ですが、まあこのドラマにリアリティを求める無粋な人もいないでしょう。

純情可憐な筈の女子校生徒の実態w


これから巻き起こる騒ぎや摩擦や良い話が楽しみです(^^)


「おやじの背中」2 ☆☆

「あなたは病名はないけど病気です。私にも感染ってます」
いやいや病名あります。これは共依存でしょう…逃げてー(><)


今回はかけあいの面白さに目が離せませんでした、でもキモイ。

前回の田村正和と松たか子だって今回の役所広司と満島ひかりだって、脚本演出の意図通りに狙って夫婦っぽかったり支配しすぎたりしてるわけで、なにもプライベートでもそうだろうとか言ってるわけじゃないです。さすがの演技力です。でもだからって気持ち悪さが減るわけじゃないでしょう、気持ち悪いんですよー

隣にいる旦那は普通に見ているのでモヤモヤw むしろ理想的だったらどうしよう〜娘が産まれたとたんに『嫁にやらん』とか言ってたしw

ボクシングに賭ける親子鷹。

『誠』と男名前をつけられ、デートも合コンも父にぶっ潰され、可愛いブラは川に捨てられ(不法投棄だし…)母は出て行き、オリンピック選考会を目前にひたすらこんにゃくだけでがんばる娘27才……の目の前で、もっと若い娘といちゃいちゃしてた父!

実はデートして焼き肉食べてパンケーキ食べた、再婚したいと聞かされた娘のキレることったらw 
自分には許さなかった可愛いブラ女を選ぶのかー!
 

選手とトレーナーな時には敬語と決めているのか、激怒してるのに口調は丁寧ながら、糾弾の内容は主に食べ物でそのうちブラの話だしもうコントですよねw カニパンw
でも 灰皿を振り上げて拳を潰そうとする姿に『結婚しない!』とついに父がいい、満足げに笑う娘はホント怖かったです。
てっきり『ボクシング辞めてもいい』とか、そんな言葉が来ると思ってたのに結婚?自分の拳=人生の目標と取引する対価が父の結婚?何それ?何この父娘?


結局ロンドン五輪に行かれずに選手を辞めて1年半、明日は結婚式という夜に決別の殴り合いを始める父と娘。

うわー。
母は何してるの、クロスワード投げ捨ててリングに乱入するなら今よ! 


邪魔扱いされ、腑に落ちない顔でジムを出て行った婚約者。翌日の誠はきっと顔が腫れるか痣あるかしてますよねー、その状態で披露宴したのか、はたまた破談になったのか(><)


満島ひかりは好演で、彼女の独白はいつまででも聞いていられそうでした。でもだからといってラスト、また2人で身体を鍛える様子をみせられても良かったねとはとても思えませんですorz 

そういえば母がいない話ばかりですよね、そういう決まりでしたっけ?母がいると父と娘は描けませんか?
女性脚本家の物語がどれだけテイストが違うのか、そこが楽しみになってきました。

「若者たち2014」2 ☆☆

落ち着こうよ……(^^;;;)


詐欺で服役してた次男坊(瑛太)ですが、そこのおばあちゃんとは本当に仲良く、疎遠だった実の娘(長澤まさみ)が嫉妬する程本当の親子のように食事したり手伝ったり憎まれ口たたきあったり……という映像が遺品のビデオに残っていました。
それがなんで詐欺になったのか…。


とか、長男が被害者宅に給料のほとんどをずっと仕送りしてたこととか、怒鳴らずに普通に話し合えばいいのにまたプロレスで、捨て台詞で、疲れちゃいますorz


「おめでた婚」の蒼井優が突然訪ねてきても、場面切り替わると兄弟パンツ一丁で宴会w

兄弟がいるって羨ましい ってこれで??

しかも、実は5人兄弟で1人服役もした犯罪者ですよって、婚約者に内緒にしてちゃダメなことでしょう!被害者への仕送りの件も、彼女は知る権利があると思いますよ。宴会でうやむやになっていませんか。


末弟彼女(橋本愛)の妊娠報告は偽物で、彼の童貞は守られてましたw

ついてった劇団員兄(柄本)がさすがの貫禄でコトを収めます。ここに長兄きてたら大騒ぎだっただろうなあ。別れ際に彼女を劇団に誘う兄。確かに女優が似合うでしょう、うん。


その他妹の不倫とかNICUの赤ちゃんとか。

いろんなことが起こっていますがまとまっていくのか、人数分のエピソードが散らかったままなのか不明でやっぱり疲れます。

 3千万円の使い道とか、同居はいつまで続くのかとか、ちょっと気にはなりますが……3話見るのはどうしようかしら

「若者たち2014」1 ☆☆

カンバーバッチ似の日本人ってイヤかな。それとも長谷川博己あたり、そうなのかなw


さて昭和な若者群像。

ってだけでなく、親を亡くした4兄妹(5兄妹?)とか昔懐かしい大家族ドラマが始まりました。


久しぶりの妻夫木君がおっさんでうざくてめんどい(><)

両親亡き後、弟妹のために高校を中退。自分を犠牲にして教育を与えた弟妹に、就職だ結婚だ大学進学だとひたすら幸せを願っては重たいと嫌がられる困った兄です。

おーまーけーにーデキちゃったのもアレだけど

「俺の子だか分かったもんじゃない」

って、言うかorz

しかしお相手の蒼井優もたいしたタマで、妊娠で結婚に持ち込む目的で「妊娠しない体質だから」って誘ったそうよ。そこはせめて「今日は大丈夫」じゃないのw


そしてプロレスも昭和w

兄弟喧嘩はいつもプロレスに発展。他の弟妹がハイハイとちゃぶ台をどかす光景はまるでナイナイのコント家族ですよねー。 
リングにあがって闘う場面はがんばってましたけど、共感は出来ないわー。 


つまらない訳じゃない。でも何か嘘くさくて観ていて疲れる茶の間です、とくに男兄弟ども(柄本兄の演技過剰は劇団員だからでしょうが)満島ひかりが喋り出すとホッとするという。
いつの世にも貧しい若者はいて苦悩してるんだと思いますが、今作はそこに寄り添ってはいないかな。

兄があんな苦労してるのに就職せずに役者くずれの弟1、高校中退の弟2。勝手な期待をして嘆く兄もうざいですが、やはり彼ら甘えすぎでしょう…。

(でも尾行時の10万円がすっと出せるところで貧困度が謎に)


妹はちゃんと看護士に。それもNICUとはエリートですが不倫中。相手がコトー先生なのも不倫なのも勝手ですがね、先生のする言い訳が最低です。そういう仕事の人が全員デキて当然みたいに言うなー!理解し合える者同士慰め合うところまでは可でも、その先は不可なんじゃー


まだまだ瑛太と長澤まさみも出る模様。
とりあえず来週もみますが、疲れそう……。


「Woman」1 ☆☆☆☆

満島ひかり、圧巻(><)


冒頭に出てきた女の子があまりに愛らしくて、舌のまわらない台詞をもっと聞いていたいとTVにかじりついてしまいました。その合間に挟まる、父(小栗旬)と母(満島ひかり)との出会い。でもどうやら現在は父がいないらしい……?


時はたち子どもたちも少し成長し、子役が変わったのも淋しかったですが、あの愛らしかった子が弟に嫉妬して母を困らせたり、絵を描けば母が後ろ姿だったり、仕事の間は2人で放置されていたりと、幸せに育っていない様子がありありと分かってとても哀しくて。今も玄関に男物の靴はあるのに、帰って来ない父親は……電車で死んだって、誰かホームから落ちた人を助けたりしたんだろうかと思いながら見ていたら、な、梨?梨を追いかけて??


しかもその梨をたんまりと持たせて返した、いわば夫を殺した人は、20年も会っていなかった母親(田中裕子)なんですね。どんなに困窮しても頼ろうとしなかった、それよりむしろ生活保護費を受け取りたいのに邪魔をするなよな間柄の、母親。

でもこちらの方も「捨てたわけじゃない」と、再婚相手(小林薫)に語る訳で……こっちにはこっちの事情がまたありそうです。


一緒に、最初の子役が可愛いと見始めた娘が「ありがとう」「ありがとう」と私たちに連呼(><)いや、日常の生活への感謝はいいから子どもは10時半には寝なさいというのに。

「やっぱり大変だったの?」

いやいや、楽しいよ子育ては。

まして小さな頃は可愛くて可愛くて。でもそれはやっぱり、一緒に可愛いねー嬉しいねーと言いあう仲間もとい家族がいてこそで、一人きりだったら淋しいし手は足りないし、気持ちの余裕を持つのは大変なことは想像に難くないです。まして懐にも余裕がなかったら尚更。

片親&収入が少なければ公立保育園は無料で優先入園だと思うのですが、あの様子では非公認系。それだと有料なのかなー。

東京なのもつらいんだと思う。
大阪の子育ては「くつしたを履かせろ」とか「3人ともあんたの子か」とか、通りすがりに声をかけられることが本当に多くてw ましてじっとしてる電車内なんて格好の標的! でも帰省で東京に行くと、本当に電車内で舌打ちされるんだよね。
大阪なら同じ様子でも「ええ子やから飴ちゃんやろう」と褒められまくり、例えばリュックでも当たってしまっても
「邪魔やで」←「すみません」
「リュック上にあげてやろか」←「次で下りますから」
的なやりとりが出来るものなんですか、東京の環状線は無言で舌打ち(><) 


思わず名作「それでも、生きてゆく」を思い出す淡白さ&目が離せない具合なのですが、でもこちらは何が終点なのでしょう。旦那が行方不明なら現在地を探し当てて戻ってくる来ないも考えられますが、死んでるし。

順当に考えて、母親との和解かな。
「Mother」 が辛くて最後まで見られなかった私はこれを最後まで見られるのでしょうか。


「それでも、生きてゆく」最終回 ☆☆☆☆☆

こう来たか!なラスト。タイトル通りかもw

もっとシリアスないい場面、届かない手紙を延々結び続けているところで終わったって構わない筈なのにー。あえてかっこ悪い日常をもって来るところも好きです、このドラマ。
 

家族が殺されても、実る筈の恋が結ばれなくても、それでも、あの日のビデオの延滞料は刻々と時を刻んでつもり続けていたのでした。 あえて返却にいくってめちゃ勇気ある。

(最期の言葉が「砂肝…」だった草なぎ君を思い出してしまいました。)


前回、プールに沈んだフミヤを助けてしまったこと。

それも殺そうと持っていた刃物を使って助けてしまった皮肉や、更には『もう殺そうと思わない』と泣いて語りかけるのにフミヤには通じない空しさに唸って、正直最終回を見るのが気が重くて日が経ちました。

それから考えたら、それともドラマ初回頃から考えたら、これでもずいぶん希望に満ちた最終回だったのでしょうか。

大事な人が出来たし、デートもしたし。

フミヤが死なないと終わらないと思っていたけれど、死なずに自首して、今度こそきちんと償う機会が与えられて、本人にも家族にも良かったのかも……。サトエリの脳死だけはやはり、取り返しがつきませんが。


なので双葉は、果樹園でゆりちゃんのお母さんになる決心です。そんなー。

(一度止めた筈の延命治療を、再会出来るのかも気になりますが、それはさておき)お母さんになるのなら、自分が産む子のお母さんになればいいのに。

洋貴も、抱きしめたまま離さなければよかったのに。

でも決心や「忘れちゃいけないこと」は、変わるかもしれないから。届かない手紙を結ぶだけの2人が、また出会って同じゴールを見る日が、来たらいいなと祈っています。


進め。


「それでも、生きてゆく」7 ☆☆☆☆

うわ、マジキチ。どん引き。


当初から、反省していない、また殺すと加害者家族側から断じられていた文哉。

でもいつか彼の側から描かれれば、彼の気持ちが語られれば、そんなことなく何か理解や同情が出来て被害者家族に寄り添えるだろうと思って待っていたのにー。そんな甘い話じゃありませんでした。


文哉の日記に綴られる殺人への欲求はもう、更正もなにも完全に理解不能。

正直ドラマで殺人者が描かれる場合、完全に「敵」側で化け物な場合をのぞいては、やむにやまれぬ事情があったり、正当防衛や誤解えん罪偽証の結果で悪人ではなく、悔いて償ったのに周囲に理解されないなど、同情や理解を示せるものなのに。こ、これじゃ双葉ちゃんたちが可哀想。


人間はみんな金魚鉢の金魚で、殺したい。

これで出所出来ちゃうなんて。

そんなのと笑顔で暮らして、結果殺されかけた女も可哀想でした。もちろん医療少年院時代から誘惑して追いかけて同棲しちゃう看護婦というのもろくなもんじゃありませんが……すくなくとも妊娠するまでは支えや抑えにはなっていたようなんだし……。


殺意を封じるスクワット、怖いです。そして

「生まれて来なければよかった」

が地雷ワードの様でした。亡くなったお母さんにそう言われ続けていたのでしょうか?そして義母は、この危うさを知って嫌っていたのかしら。


今まで「女」として文哉にすりよっていたのに、幼女殺人を知って途端に「母」となって噛み付くサトエリ。あれって、あれって殺されちゃったのかしら~~~(><)


すべての間の悪さの元凶が、文哉父の訪問だというのもこの父子の悲しい巡り合わせで。次回を見るのが怖いです。

瑛太じゃなく、父が殺さなきゃだめなんじゃないかな文哉は。でもそうも上手くいかなさそうな。


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「それでも、生きてゆく」6 ☆☆☆☆

いや「悪い」よ。

殺人犯のお金だって、盗ったら駄目!


他人様の金を盗って当然の女にめちゃくちゃ腹が立つのですが、ここは女の思惑通り、窃盗問題より「幼女殺人犯」という言葉の影響が勝ってしまいました。だよねー、「幼女」殺人犯に娘を抱いていて欲しくないよねー。


でもその文哉も、やっと事件について語ると思ったら

「あの子は天国にいる」だの

「生まれて来ない方が良かったんだ」だの

反省には程遠いマジキチ発言。
も、もっと共感できる何かじゃないのね(><)

突き飛ばされては追いすがり、謝りに行こう、悲しんでいる人が居るんだよと説得を続ける双葉ちゃんがただひたすらに可哀想でした。


その時にも兄に、洋貴は自分と同じ、という双葉。

でも他にも「私は貴方と同じ」と洋貴に言う人が居て、だって同じく家族を殺された側だから。だから洋貴の悲しみを半分にしてあげられる、と。でも双葉さんは悲しみを倍にする人だ、と。

どうなんでしょ。

彼女の悲しみは、本当に洋貴と同じなんでしょうか。けなげな双葉ちゃんを悪く言うなんて嫌いになりそうです。


双葉と文哉の母は因島出身だそうで、その辺の話はまだ出てくるのでしょうか。


文哉を知る看護婦さん(酒井若菜)が、逃げる。

捕まえたところで今回終わり。え、もう??と声に出てしまいました。そうめんとスイカが精一杯の冒頭からテンション下がることなく、毎回まったく息詰る素晴らしさです。

(だから疲れている日には見たくないの……)




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「それでも、生きてゆく」4☆☆☆☆

大竹しのぶ、独擅場。


娘が殺された現場を訪ねた。

今までずっと目を背けて来たことに立ち向かった、大事な局面とはいえ、右に曲がるだの大きなモクレンの木がだのと訥々と語りだしたところでは内心、回想映像でも挿入すればいいのにと思ってました。だってまさかそこからずーっとずーっと、独り語りが続くとは。しかもそこから目が離せないほど鬼気迫るとは!!
 

励まされると死にたくなった。

幸せな母子を妬んだ。

何故自分だけ。みんな自分と同じ目に会えばいいのにと呪った。

「母親から子どもを取り上げると、ヒトでなくなってしまうのかもしれません」
怖い、怖いよ。 


でも、寸でのところで我に帰った。これでは憎い殺人者と同じ闇に落ちてしまう!


だから元少年Aに会いにいきます
という結論までは、聞いている側からは飛躍があるので次男一家は戸惑うわけですが、こういうのは本人にとって理屈が合えばそれが答えだから。事件に触れない生活でしか今までは生きてこられなかった。でも事件に向き合う為には次男宅は出て行って長男と住む。違う立場をとった息子が2人居て良かったねと言ってあげるしかないのかしら。

そしてすべてが終わったら、この『被害者家族』は一つに戻れるのかもしれません。


じゃあ『加害者家族』の方はというと。

出生の秘密で砕け散ったかと思いきや、父も変わって母も秘密がなくなって妹も他人面から一歩歩み寄って。意外に再生への道があるように見えました。ただ1人、戸惑う双葉を残して。

家族の前でも泣けず、『被害者家族』洋貴の励ましでやっと涙を流せるけなげさがもう可哀想で。彼女こそ、家を出たらいいのに。誰も自分を知らない街で化粧して自由に生きたらいいのに。

急接近してくる東京の『被害者家族」さん(倉科カナ)はきれいな白いサンダルを揃え、双葉は小汚いズックを雑に脱ぎ捨てる 。
そっとそのズックをそろえる洋貴
が優しくて、いい場面でした。
しかも双葉が『加害者家族』なことをつきつけてくる東京女なんか!!あちらはきっと洋貴に親近感を抱いているんだろうけど、違うから!


さて、スコップを荷台に女を連れ出した元少年Aは。

なーんだ、脅しをかけただけで終わりましたよ。

「夜のところに置いていくから」

詩人じゃん!


そして祖母病室で再会する双葉と兄。

いやこれは夢だよね?

次回も目が離せません!

「それでも、生きてゆく」2、3☆☆☆☆

出生のヒミツ、そう来ましたか!!辛いわ……。


結局毎回、次に泣くのか怒るかも分からないぎりぎりの場面の連続に息を詰めながらTVに釘付けです。いったいこの人たち次にどうするんだろう、何を言うんだろう。みんなどうなっちゃうんだろう。


被害者の家族。

加害者の家族。

世間から見れば両極で決して交わらない様に見えるのに、それぞれの家族の中でも「事件」との接し方が一人一人違って。たまたま正面から向き合いたいと思った被害者の兄と加害者の妹の方が、ある意味痛みを共有しあえる皮肉。

ぎこちない交流が密かに深まっていくのかと思ったら、すぐさま母親にバレちゃうし。その母ときたら、他人を雇ってまで加害者家族に嫌がらせをしていたし!(大竹しのぶの内なる闇が深すぎる)

それに比べたら、もう一方の母(風吹ジュン)の息子の切り捨てっぷりは酷すぎるなーと思ったら。そうか、実子じゃなかったんだ。道理で末っ子ばっかり可愛がると……

ここで、あれ、私は?と双葉が言い出した時の居たたまれなさがまた半端なかったです。

また、双葉の父を責める町の人。
少年A本人にならともかく、家族をあんなにも責める正義の人って何様なんでしょう。 


ともあれ、検視報告など手に入れて殺された子は性的いたずらなどされていなかったことが分かりました。ホッとしました。 そんなところも、もっとあおったりひねったりいくらでも下衆に出来る筈を淡々と描く調子にとても惹かれます。


ところで、過去を隠して働く元少年Aに近づく、本名を知る女。

殺されちゃいそうですよ??他にも彼の身近に失踪事件が! ぎゃーどうなるのー!!


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「それでも、生きてゆく」1☆☆☆

妹を殺された男と、殺した男の妹が出会ってしまう夏。

そう、夏です。風景が美しく緑が爽やかです。
暗そうな話で見る気がしなくて、家族が見ている横でちらちら耳に入る会話もずんどこ陰々滅々で、やっぱりねーと思っていたのに。きらきら空に舞う凧や、山や河や、妹を思う瑛太が叫びながら走る野原は罪もなく明るいいい季節の長野なんです。
殺した男が書いた事件の絵も、美しい風景だったりして。
それを見た父親(柄本明)は
「反省していない、奴には美しい思い出だ、また殺す」
と激昂するわけですが……。

本当にそうなんでしょうか?

瑛太の復讐の刃から逃げた『元少年A』の日常には、まさに殺された子と同じ年格好の幼女がいました。危ないのかしら?それとも、償いとして守られているのかしら?

この先瑛太と妹はどうなるのか、互いに罪の意識に悩んだり傷つけ合ったり慰め合ったり……
恋に落ちたりするのでしょうか。

それならやっぱり暗そうで見たくない、と思う反面。

この不思議に爽やかな夏の空気が続いてくれるのならなんだか見てしまいそう……。

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「モテキ」6☆☆☆☆

イツカちゃん(><)!!!!!!!

女の子の泣いてる顔がこんなにも可愛いと思ったのは初めてです!鼻を真っ赤にして、それでも健気に語ってるンじゃん。惚れてまうヤロー!
なのに……なのに幸世ときたら
「正直、好きかどうか分からない」
とは。この空気に流されないでいられるとは、ある意味スゴイ。
抱きしめちゃえばいいのに!
幸世自身が受け身で、女の子からの好意をまっている様に、女子にだって押されたら弱い部分が当然あるのになー。

笑ったのは回想シーン。島田との出会いでも、島田の結婚式でオヤジに口説かれてるところでも、フレーム内に幸世がいる(笑)互いに、とことん眼中になかったのねー。
そんなふたりのも、こうして絆が育まれたりするわけで。吹っ切りのカラオケは痛々しくも理解不能でありましたが、イツカちゃんが納得なら、それでいいや。

ところで、ツレがもう腹が立つので見ないそうです(笑) ただエロでゲラゲラ笑うドラマでもないものねー。面白いのに。

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「モテキ」2☆☆☆

カメラ係のイツカちゃーん♪可愛い!!

初対面、処女と童貞で罵りあった思い出にはドン引きですが、まあそんな青春があってもいいよ。誘われてロケ地巡り。イツカちゃんたらハイテンション過ぎて、正直半分も何言ってるか分かりません。でもまあ若い女の子ってこうだよね。この分かんなさが愛しいかもね。
先週のきれい系姐さんの前で無理するよりも、子猫の様なイツカちゃんを見守ってる幸世くんはなかなかかっこいいと思うのですよ……でも、上手く行かないのねー(笑)浴衣でベッドインして、主導権を取ろうと頑張ったチューまでして!なのに『童貞じゃなかった』と蹴り倒される幸世のこの理不尽、イヤもう大受け。(幸世が真剣にイツカちゃん好きなら笑わないけど。据え膳に飛びかかっただけだもんなー。何となく抱いちゃイカンのだって!)

お互いドブに捨ててしまった処女と童貞(原作でのイツカちゃんの無駄捨ては、それはもう悲惨で泣けます)、この人とだったら良かったのに……と別々に後悔する2人を乗せて、深夜バスは東京へひた走るのでした。嗚呼。

タイムマシンシリーズ今週は、上京直後。その頃デブだったんですね(声だけ未来くん吹き替え??)先週の様に未来に希望を持たせるでもなく、どん底の人を苛めて終わりって(笑)いいぞーもっとやれ!!

この枠にしては脱ぎ方抑えめですが、逆に無意味おっぱいがうろうろしているよりも、はだけてるのに見えない方がエロイのでは!?浴衣の腰の前に跪いて見上げてくるカワイコちゃん、危険!!

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