どうしちゃったのNHK
コメディにしてはダメな事件ってあるでしょうに。
やり手にはほど遠い、若き弁護士白沢真実(浜辺美波)
ひょんなことから、成敗するはずの詐欺師黒岩(岡田将生)に言いくるめられ復讐代行業に手を染めて、相手の罠で事務所はクビ、弁護士資格まで失ってしまう??これは本腰をいれて代行業をするしかないのかー?
そして失踪した父(遠藤憲一)の居場所は。詐称で父を巻き込んだ詐欺師に復讐は出来るのか?
この本筋は愉快になりそうなのになあ。何故そこに強姦を絡めてしまったのか。しかも思い切り実際の事件を思わせて不愉快です。更に、証拠映像を披露するのが結婚披露宴て。共犯者でもなかった相手の女性には、晴れ舞台を踏みにじられる謂われはないでしょうに。被害者と新婦でターゲット財津(三浦涼介)を挟んでビンタの応酬って、面白くもないしすっきりもしませんよ。クスリ呑まされて強姦されて、告発したら金で偽証を集めて嘘つき呼ばわりされた屈辱と恨みが、ビンタで済むわけあるかいな(あの男狙ってるのーと、事前に本当に言っていたとしたって、不同意なら強姦なんだってば)
ナレーションで『次々と被害者が名乗り出て、犯人は何年も実刑に』も取ってつけた様でしたよね……今までもみ消してきた親に見放されたのかな。
更に、財津の協力者だった男(本田大輔)を寝返らせたのが、黒岩が授けた秘策。 財津を裏切ったら倒産→家族で文無し。でも本当に嫌われての離婚で慰謝料だったら妻子に贈与できる……。いやそりゃそうかもしれませんけども、後日奥様に黒沢が説明して仲直りさせるオプションは無し?本気か演技か他人からどう見分けるのか謎ですし。財津の言いなりだった理由もまた家族を想ってだったのに、やっぱりすっきりしませんよ……orz
そして三浦涼介は、悪役御曹司なのに美しすぎて気が散りましたw
浜辺美波
ホントにどうかしてたw
老舗和菓子屋光月庵の当主(鈴木伸之)が殺され、目撃者である息子椿の証言で、母子で住み込んでいた和菓子職人(中村ゆり)が逮捕された上に取調中に急死。
施設で育った娘七桜(浜辺美波)はそれでも長じて和菓子職人となるが、現場の血を思い出させる食紅を使えない。
馴染み客の結婚式に、と頼まれて祝菓子の競作をすることになった七桜。相手は因縁の光月庵、しかも作り手は母を犯人にした椿その人で動揺する。しかし、勝負は老舗というだけで光月庵に決まり、面変わりした椿(横浜流星)は七桜を思い出した様子もないのに
「俺と結婚しない?」
と言いだし、日時を指定する。訪ねてみれば、なんとその日は椿とどこかの令嬢(岸井ゆきの)との祝言の日。しかし、七桜が持参した羊羹を食べた椿は
「こいつを嫁にする」
と宣言し、花嫁をさしおいて七桜に口づける。周囲はもちろん、母親(観月ありさ)は当惑、激怒するが、光月庵の味と売り上げのためと主張する椿は意見を曲げず、認知症気味の祖父(佐野史郎)も何故か客に詫びて後押しをしてはくれたものの、同時に
「3ヶ月で結果を出せ」
とも命じるのだった。
さて、あからさまに歓迎されずに光月庵の嫁、いや椿の共犯者となった七桜の運命や如何に。
いやあ、次々と起こる事件に驚いている間に終わっていましたw
6歳児の証言で即逮捕?
どこで働いても「人殺しの娘」と匿名の通報が。
でも無実を訴える母の手紙を届け、消える謎の男(山崎育三郎)w
そして15年後の再会。
幼かった椿が全て忘れていても無理ないですが、大人はw 短期間とはいえ住み込んでいた子に見覚えありませんか? もっとも、観月ありさが、さもありなんな冷たい女将を好演しています。実は女将が真犯人でも不思議じゃ無いw 次回からさぞ、イジメまくってくれるでしょうねえ。
祝言を奪われてしまった花嫁のその後は。
でも七桜、椿を憎みながらも惹かれていくんでしょう? そして椿は、「さくら」と呼んでいたあの子が七桜だったといつ気づくというか思い出すんでしょう。事件のこともどこまで覚えているのかな。3ヶ月以内、とされた味と売り上げ回復の方も、連ドラタイマーがセットされた以上もう達成するに決まってますよねw
要するに、安心してハラハラできそうです。
次々と出てくる和菓子も、美しくて美味しそう(^^) 意匠に込めた意味と銘を説明してくれるのも楽しいです。
警察のお仕事とはw
車にはねられ、今際の際に
「人を殺した」
と言い遺した男(丸山智己)
果たして自供通りの場所には女(森矢カンナ)の遺体。だが男が自宅マンションにて宅急便を受け取った時刻から、現場に行って、殺して、交通事故現場まで戻ることは車でも不可能な距離。さて死者のアリバイは破られるのか?
はたまた、美人医師(星野真里)が殺される。
犯人と目される元夫(忍成修吾)にはずっと居酒屋にいたアリバイが。席を外したたった5分で、殺して戻って来れるのか?
そんな謎を、時計屋を継いだ小娘美谷時乃(浜辺美波)が解決してくれるファンタジーですねえ。
「時間に関することは、全て仕事の範疇」
と、祖父(森本レオ)の代から時計の修理だけでなくアリバイ崩しも請け負っていたそうで、店内に古めかしい張り紙がw そして時計の部品になぞらえて推理を語るのは、登場人物の時繋がり命名と合わせて微笑ましくはありますが、いやあ結構無理だらけw 1話はそれでも、美谷時計店が元々地元市警の出入り業者で警察に顔が利く以上に、時乃も事故の目撃者なので、多少は何とか。でも2話は完全に部外者でしょw
一緒に事故を目撃し知り合った察時刑事(安田顕)は、なんと美谷家の新しい間借り人!(名が「美幸」で女性と誤解w)何とベタな!
有能だけれどアリバイ方面はからっきしな察時。かといって、捜査協力をしつこく申し出る時乃をちゃんとずーっと断り続けていたのに。
「アリバイ崩し承ります」
の張り紙を、屋外に貼る!←それ、絶対頼んだと思われるじゃん、の脅しに屈して専属契約の運びに。1回5000円也。
と、致し方ない風に描かれてもやっぱりそれ守秘義務違反w そう突っ込まれないための専属云々が余計に気になって困ります。そしてそれ以上に、推理がねorz
1話、死んだ彼の自供を裏付けるためにも、マンションの監視カメラぐらい確認するでしょ。そしたら彼は来ておらず、殺された彼女が出て戻ったことが分かるはず。それぐらいは警察にも仕事してもらいましょうよ。さてその上で、誰が殺したのかは『自宅に侵入できた誰か』であって、あれだけの情報での真犯人断定は、全く納得できませんよ。
2話は更に酷いw 元夫(忍成修吾)が職場に来て人払い、揉め事に見せかけて実は、早弁してました…ってorz
臭うから!
10分廊下で待たされて戻ったら、ほんのりハンバーグの香りw 変だよw 検死の死亡時刻推定に、そりゃ胃の内容物も見るでしょうけど…死後硬直等はどうするの。今日死ぬって分かってるストレスで消化悪そうだしw 駄目押しに、殺された女教授(星野真里)が実は余命わずかって、え、それ逆に殺人依頼なんて必要なくない? 借金を負った弟のためって、えええ そこで呼ばれて推理の最後聞きそびれましたけども、まあいいか。これも、マンションのカメラをまず確認案件だよねえ。
それにしても、教授が接客する部屋もなく実験中の生徒たちを外に追い出して人払いって…いや自分が廊下行け。白衣着たまま弁当広げる実験室って、健康も検体のコンタミも心配。色々だめw
あとどうでもいいけど、姉杏子が医学部教授で、美容師の弟の名が安嵐。この命名のテイスト違いは異母弟なのかが推理より気になるかもw
時乃に惚れてる議員の息子刑事(成田凌)や、その太鼓持ち(勝村政信)のやり取りはお約束で楽しみましたが、もう1人花を添えてるんだかの鑑識(柄本時生)のオカマ演技は…辛いです。今時もう無しでは。
浜辺美波は可愛いし安田顕はかっこいいので、TVついて流れてたらツッコミながら楽しく見るでしょうけど、録画したくないです。
懸賞に、そんな伏線がw
はい、宇海と佐那ちゃんは子供の頃このホテルで仲良く遊びました~。知ってた~(その宿泊を懸賞で当てて以来の懸賞好きだったのかw)
「ここを夢の場所にしたい」
そんな佐那ちゃんの言葉が嬉しくて、自分もホテルマンになった!
……のだそうですが、それを最終回の台詞だけで流すとはもったいないorz
二人の思い出はタイトルバックの映像だけ。その時渡した思い出の石とか、二人で埋めた何かとか、沙那も思い出して何か気持ちが動くような仕掛け(伏線ともいうw)があっても良かったのになー。
イケメンに目もくれず、仕事一筋なのも佐那ちゃんいいところではありますが、一緒に見た思い出の花火、宇海は花火師の資格まで取って再現を目指してたのに、沙那ちゃんは『そういえば見たなー』程度うっすらのままなのが悲しいの(^^;;;;)
謎の制服嫌いの原因でもなくw もっと言えば年齢の合う同性な沙那兄とはなぜ遊んでないの。
さておき、雨の花火大会も無事に?終え、TV取材も好意的に放映されて、集客上々インヴルサ。人生の目標をなくしそうなので別の崖っぷちホテルに移りたい、と宇海くん。寂しいけどね。いいんじゃないかな。
(といいつつ、大事な初恋を思い出してももらえない失意がちょっとぐらいあれば深イイのになー。口にする以上の心情はないからな、このドラマ ^^;;;;;)
送別会は、イイ感じに湿っぽく盛り上がりました!
宇海まさか逃げたんじゃ……との誤解、罵倒から始まって、宇海と出会い自分がどう変わったか、どんなに宇海の笑顔に励まされ感謝しているかを一人ずつ語る語る……出るに出られない着ぐるみ宇海&聞こえてますよーと言えない佐那も含め、各キャラの見せ場です! 渡辺いっけいも鈴木浩介もさすがの芸達者、よ、日本一!
そして最後仕方なく出てきた宇海のいうことにゃ、
『お客様より、皆さんの方を好きになってしまいました!』
のでホテルマン失格、もうここには居られないんだそうです。そ、それじゃ誰も結婚できないし、宇海さんに永住の地はないじゃないですか~!名言ぽいけどヤバい奴ですよこれw
(しかも、次に行くホテルのダメスタッフはインヴルサ勢といちいちそっくりw ←楽しい小ネタですが、宇海が何を求めて別天地に行くのかがぶれたのでは。別の回でしてほしかったです)
ともあれ、そんな宇海を快く送り出したインヴルサは立派に経営し、次の崖っぷちホテルの指導もうまくいっているようでしたよ。宇海がまた訪ねてくる続編はfuluで、ですってよ!見たいような、欲しかったのはそれじゃない様なw
最後まで不思議ちゃんだった宇海:岩田剛典。無事初主演完了。上手い起用だったと思います。いつかもっと感情のある普通の役どころで見られるかなw
王女7人お泊まりです!
毎回やたら大騒ぎしては、ど真ん中に収まるほのぼのドラマ「崖っぷちホテル」w 良かったねーと終わって特に感想ないのが常ですが今回は書きたい!
七輪は上から吹くんじゃない!(下の方に小窓がありますw)
そして、テーブルに置いた七輪の上に更に鍋を乗せては、着席したら料理が見えませんよねえ……。テーブルを下げるか、七輪も背丈半分の横長タイプをチョイスして欲しかったです。……旦那が七輪マニアで我が家では日用品なもので、まあ気になる気になるw ←そこかい!
特別な日に、特定の部屋での天体ショーが思い出に……というのは夕陽と月で2度やりましたから。今回のマラヒナ国王王妃の「忘れられないディナー」もその系統か?と思いきや。別にどこででも食べられるものでしたよーw これはあれかな、国王だけに。
『カニはインヴルサに限る』
って、目黒のさんまパロディだったのかなw
結婚式準備、の回は依頼が二転三転。ついにはキャンセルで、宣伝動画だけ完成してめでたしって、宇海の陰謀じゃないか説は確かにw 今回の停電だって、宇海の演出説も……。本人は笑顔で即否定ですけどね!
失踪兄(佐藤隆太)は、筆頭株主になっていきなりの帰還。全スタッフ配置換えを指示。でもそれ宇海にもされましたっけw おかげで誰も動じず、いっけい元副支配人がいなくても誰も気にせずw 兄のインヴルサ売却案に対抗し、沙那ちゃんがついに弱音を封印(元副支配人の暗躍で過半数株を手にして)自分こそが総支配人だと宣言するのでした。じゃーん。
と、幸運にもスタッフのスキルも士気も高まったところで迎えた国賓接待(^^;;;;)
不仲な姉に胸を痛める王女に自らの兄妹ゲンカを 語る総支配人。他人なら二度と会わない、でも兄妹だから。次に会ったら抱きしめるつもり、と。その会話あっての
「私が、王になります」
ですよねー。じゃーん。
日本語喋れる王女たち(王妃が日本人:ジャガー横田w)なのでクレームがただのワガママに見えがちですが、そういえば初来日。異国で心細いせいだったんだーと気づくや一致団結で対応するところも、ホテルマンらしくなっていて良かったですよね(^^) そして大問題「忘れられないディナー」は、天才パティシエ☆が食べてもらいたいものを作って結果オーライにw 次はこの王女たちの子が来て「アレ」を食べさせろって言うのかもしれませんねw
第一王女に恋しちゃうフロント(くっきー)ったら、あの顔でピアノも弾けて案外上品という、イケメンには絶対不可能なインパクトでおいしい役ですよねえ。 天才パティシエ☆に押され気味なギャンブル狂シェフ(中村倫也)も、朝ドラで演じてるふにゃっと優しい正人くんとは全然違う顔でいい感じです。
てなわけで、順調にいいホテルになってきたインヴルサ。最後はどうなるんでしょう。
提供文字のうしろに毎回流れる、ホテルで遊ぶ男の子と女の子。あれ宇海と沙那ちゃんですよねえ、普通に考えて。子供の頃に滞在した楽しい思い出が彼をホテル業に向かわせた的な思い出話には、いつなるのかと。そして宇海は去るのか残るのか??
さてさて。
手取りいくらなんでしょう……。
不払いの描写はないから、とりあえずまだお給料、払えてるのよね?
名ホテルから宇海がやってきて、まずは客室の水栓交換。掃除の徹底。ふむふむ。
宿泊を断っている間のスイーツフェアで、亡父との思い出のケーキに涙ぐむJKがいたりして。いい話路線、悪くないです。でも顧客名簿へのフェアのお知らせでそんなに連日人が来るなら、崖っぷちといってもまだ大丈夫なような。
あ、今までの副支配人とシェフを降格したので復帰をかけて「お客様満足度勝負!」もしましたよね。
スイート泊で特別なおもてなしvsシェフとフルコースを作ろう。 結局はお子様の希望で「パパを元気にする料理」になっちゃって、スイートのお客さまもそれ食べて元気に。ええ話やー(^^)
そして勝負ではないけど、ベッドメイクを教える企画に応募してきた熱血お嬢さんは……なんと4話で入社希望だし。近所に建つはずの競合ホテルを、一声でやめさせるほどの実力者だったし。 いやあ、人の縁って大事ですねえ。
……って、そこで働くつもりだった人が、このホテルの経理、掃除、フロントの3人以外にもたくさんいるはずだったと思うのですが(^^;;;) その他にも企画や工事や宣伝で動く大勢の仕事を「パパやめて!」でコロッと中止ってすごい話でびっくりw
で、フルコース用の山菜をロビーでぶちまけた時にも。消えたすっぽん(すぽ太郎w)がいる、と庭からキッチンに急いだ時にも。あれっと思ったのですが、このホテルのキッチンに搬入口はないのでしょうか? ゴミは裏から出しますよねえ。畑仕事後の汚れた格好で大丈夫な裏口が普通あるでしょう。どうしても、他の客とぶつからせる必要があるならせめてテラス席で、庭からテラスをぬけて厨房に行けばよかったんじゃないかなーと思うのですが。
さておき、大筋は楽しく呑気に見ています。
「王様のレストラン」に似てるとぷーぷー言われてるみたいですが、語りで始まりもせず名言もないのに、そんなに似てるかな。厨房を含むシステムの、人物配置が似るのは当たり前w むしろあれを目指して似てると言われるなら上出来では。私は「高原へいらっしゃい!」を思い出していますが、あれよりは運営ましですよねw
渡辺いっけいの憎まれ役は安心して見ていられるし、りょうのツンデレ、空気が読めないシェフ、顔が怖いフロントに英語がダメなベルボーイって、びっくり人間大集合をちゃんと動かしていますよね。あと経理に料理人、掃除がふたり。そんな人数でよくホテルを動かしているし、ホテルが人気ないのならよく給料払えているものです。
なにかと皆を招集し、気に触ることを笑顔で言える宇海。転職を考える人には送別パーティーを!
概ね言いなりな総支配人ですが、やっぱり「行かないでください!」って言いたかった。
そう、宇海が笑顔で言い聞かせているように、決めるのはあくまで総支配人なんですよ。おどおどしてるけど、すっぽんがいなくなったことにはちゃんと気づいてましたよね。そんな彼女の理想が形になりますように。で、銀行の融資を持ち逃げしたダメ兄貴はそのうち出てくるんでしょうかw キックバックを着服してるいっけいさんも、ちゃんとバレて謝れますように(^^;;;)
フロント(野性爆弾くっきー)の顔がすごいw
看板だけ立派な傾きかけのホテルに、やってきた不思議な男。
プライドだけ高い、やる気のない従業員が彼に影響されて変わっていくよ~。
……という、よくあるお話ですが、そのテンプレ故に普通にこなせば面白くなるはず。
実際、ふらっと来た若造(岩田剛典)、怪しすぎですよねw 1泊22万円也のスイート宿泊って、支払いを心配しても無理ないかも。
靴磨け、雑誌20冊買ってきて、プールに入りたい、と矢継ぎ早に繰り出されるオーダーも、特に4月に水遊びの要望は無茶です。それを断れない新米総支配人(戸田恵梨香)は気弱でダメダメ。でもだからって、総支配人の提案を総無視、彼女が泊めた客もどうせクレーマーって扱いの古参従業員もどうかしてます。
自然と、ダメでも頑張る総支配人を応援したくなるじゃないですか。
そして一人でやりとげたプール掃除のおかげで、『5年に一度、この日に泊まる笹川様(松原智恵子)』は、『プールの反射でスイート全体がキラキラと輝く』という、プロポーズの日の思い出と共に亡き夫を偲び、感謝の言葉を残してくれるんですよ!ああ、がっかりされないでよかった。
いつも夫婦で来てたのに、今年は孫娘となのをスルーで挨拶する副支配人(渡辺いっけい) 前はラム肉をローズマリー抜きで、と分かってたのにローズマリー利かせて出すシェフ(中村倫也)とか。既にやらかしていてハラハラしましたもんねえ。
バー責任者(りょう)は呑んだくれ、ベルボーイ(チャド・マレーン)は英語ができずw 掃除係(西尾まり)はトイレットペーパーをぱくる。君ら、プール掃除手伝う暇あるじゃん。
そして業界雑誌に若造の記事をみつけ、色めき立つ古参従業員。なんと大ホテルの副支配人でした~!
このポジション、「王様のレストラン」なら松本幸四郎「dinner」なら江口洋介と、ベテランは風来坊なもの。なのに立派な勤務先がある若造、宇海くん。そんな人に
「貴方と働きたい!」
と望むならね、総支配人。普通は貴方が大ホテルに修行に行くんですよー! なのに宇海くんたら電話一本、大ホテルをやめて、このダメダメ「崖っぷちホテル」に来てくれるんですって!うっひゃー!
なにやら少年時代、ここにきた思い出があるようです。
記憶の中の可愛らしい少女。それって総支配人佐那ちゃんなのかなあ(^^)
「向いてないのかも……」
と思わず漏らす佐那に、ふーん辞めるんだ、辞めないんなら何それ、と笑顔のまま正論で問い詰めて、絶対に辞めないけど自信がないだけー!という本音を引き出す宇海。その調子で他の奴らもぐいぐいしごいてくださいませ。
なんじゃこりゃーな麻雀ドラマw
みじっかいスカートのJKが学内で自動卓麻雀を囲んで、ハンチャンだイーソウだと専門用語バリバリ。それだけでも珍しい光景ですが、その面子が。どピンクのバカリボンちゃんは中学麻雀全国大会の優勝者ですと。方言丸出しのメガネちゃんは実家が雀荘。甲高いアニメ声で語尾が「だじょ」なヤバイ娘も自称『天才』だったりして、実力者揃い!
そこになんとなく誘われ卓を囲むことになったヒロイン咲は、家族麻雀程度というのでぼろ負けかと思いきや。なんと不思議に、勝たず負けずにプラマイゼロ。何度打っても、どんな窮地からでも奇跡の配牌でプラマイゼロw
本人曰く
『自然にそうなっちゃう』『麻雀はあんまり好きじゃない』
プラマイゼロはその家族麻雀で、家族を不機嫌にしたくない一心で身につけた技なんだそうですよ。ほんまかいな。
最後に全国大会メンバー(なぜか女子校ばかり)がずらずらと紹介され、まあどの高校もキャラが濃そうな人ばかりですよw 漫画が原作ときいて大納得。見分けがつくように派手にしたキャラ設定を忠実にコスプレしているんですね。
この先はきっと女だらけのJK麻雀大会。そうそう、書き忘れてたけど、ツモったり鳴いたりする度にエフェクトで花が散り光が舞いますからw 対局場面はジャニーズのコンサートビデオ見てる様ですよ。
今は乗り気じゃないヒロインも、そのうち本気になるのでしょう。因縁の対決や、敵キャラのびっくり技が繰り広げられるのでしょう。きっとみんな、性格も語尾もキョーレツねw 既に乳格差ネタもあり、あのギリギリなスカート丈でパンチラはあるのか? どうでもいいけどw
妙にスポーツ系の真面目さがあるので、バカドラマ扱いするのは失礼なのかも。映画化も決まっているそうです。さすがに映画には、もうちょっと知ってる俳優さんが出るんでしょうかね。だからって見ませんけどw
なぜアニメ化にしなかったのかしら。実写化の方が安価だったのかしら。